会社勤めの方々もどれだけ休めるのかは人それぞれだろうし、連休中に何する
のかも人それぞれ。人によっては旅行したり、温泉はいったり、趣味に大きく
時間を割いたり、帰省したりね。あぁ、デートするヤツは腹下せ！
我が友人も東京などへ行ってる人が多いが、この連休で帰ってくる人も多い。
今日はそんな一人に暇なので何かしようと誘われた。何かって、何するんだ？
何か案はあるのか？
「近所にバッティングセンターできたんだ、そこ行かねぇか？」
ヘボながらも小学校中学校と野球をしてた俺、バッティングセンターでも結構
楽しめる。むしろ好きだ。たまにはそうして体を動かすのもいいなと思い、俺は
仕事をサクッと終えると支度して、車に乗り込んだ。
安全運転を心がけてる俺は猛スピードを出したり、無茶はしない。だがたまに
それが崩れたりもする。友人がもう待ってると言うので、やや俺に焦りがあった
のは事実。やや手前に黄色となった信号を見て、まぁちょっとスピード出せば
行けると思った俺はぐいっとアクセルを踏んだ。……あっ、歩道直前で赤信号に
変わってしまった。まぁいいか、そのまま行っちゃえ。
事故る事もクラクション鳴らされる事も無く渡った俺。こういうのはたま〜に
ある。……あれ、でも待てよ。さっきの場所って確か……。
Σ('A`) 警察署すぐ側の交差点じゃないか！
ヤバイ、見られてたら信号無視とか言われてもおかしくない。後ろを確認して
ちょっとドキドキしたが、追跡はない。うん、焦ってるからといってあぁいう
運転はよくないな、反省。
バッティングセンターは人で溢れていた。親子連れやらカップルやらと幅広い
人々がいる中に友人を発見。とりあえずバッティングの方は混んでいるために
ストラックアウトでもやろうぜ、と。キャッチボールすら最近やってないけど
的があれだけでかいんだ、余裕であたるだろう。
_|￣|○ 予想を超えて、俺はノーコンでした。
なんだ俺、全然当たらないの。いやぁ、ひどいもんだ。おっと、打撃ゲージが
あいたな、まずは軽く１０５ｋｍからやってみよう。
これまた久々なので、タイミングが取れない。ただ、それにしても妙である。
いつもはこの感覚で振ればジャストミートだったのに、何でかファールになる。
もしかして……やや遅めのタイミングで振ったらカキーン！
筋力アップしたから、バット振るのすげぇ速くなってる？！
いやぁバットが軽いのなんの。これはいけるかと思って１３０ｋｍに挑戦して
みたが、余裕で当たる。うはは、殺人スイングじゃあ！こんな姿に世の女性は
惚れるといい。女殺しスゥイ〜ング！
ただね、大きな落とし穴があったんです……それは変化球。
速球には滅法強いのだが、変化球にはこれでもかとの空振り。８０ｋｍくらいの
遅いボールなので充分引きつけても、手元でストンと落ちるので当たらない。
うむむ、変化球打ちの練習なんてした事ないから、どうやればいいのか……。
結局二十球くらい変化球に挑んだが、最後の一球をかすっただけで俺の完敗。
きしゃー、悔しい！中日の山本昌に翻弄される打者の気分。
いつかリベンジしてやる、変化球！
ともかくやるべき事はやらねばならん。昨日買ったつなぎに袖を通してみると
……おや、なんかきついぞ。Ｌサイズってあったのに、やけにきつい。くそぅ
小さいじゃねぇか、これ。ともかく何とか着てみると、無意味に「銭金！」と
叫びたくなるから不思議だ。鏡に映った俺はいかにも仕事できない配管工。
まずは洗車である。ようやく雪も解けて、外も暖かくなってきたので外の水も
出せるようになった。こっちは平気だろうとたかをくくっていたのだが、何と
札幌でも黄砂の被害が。おかげで車が汚い！
ジャブジャブとブラシで黄砂を洗い落とす。こうして洗車をするのも半年ぶり
だなぁ。そこまで洗うのが好きってわけじゃないけど、綺麗になっていくのは
気持ちよい。洗車をさっくり終えると、次はメイン作業である。
セメント使っての壁補修！
雨漏りがひどいんですよ、うち。んで、壁を見てみるとひび割れていたりして
いるどころか、窓の側のセメントが落ちて隙間が空いている。ひどいもんだ。
大工に頼んだら高いので、セメント補修くらいならば俺でもできるかもなぁと
思って昨日、工具店で缶に入ったセメントとそれを押し出す機械を買ってきた。
果たして上手くいくのかなぁ……。
えっと、この缶をセットして……セット……どうやるんだろ？押し出す機械に
はめるのだが、どうやればいいのかわからん。簡単な構造故に、悩むのはちと
格好悪い。こうか？こうか？……あ、ここ引っ張ればいいのか。缶をセットし
先端を切るとセメントが出てきた。準備ＯＫ！
脚立に登り、缶を押し出して補修箇所をセメントで埋めていく。おぉ、初体験
なのに上手くいってるぞ。エッチの時は上手く腰動かずに焦ったのになぁ……
散々ビデオやら漫画で予習してたくせに……そんな事はどうでもいいか。
なかなか上手にできてるので、こういうの割と向いてるのかもしれない。意外
なる発見だ。自分ではあまり向いてないと思う事でも、やってみたら案外平気
だと言う事も世の中多い。ふぅむ、自分で壁を作ってはいけない。とりあえず
やってみるのが大事である。そこから新たな発見に繋がるだろうから！
たまにはＭの方も知ろうかな？
ともかく、俺はそうした運の無い男である。
前置きはもういいだろう。今日は新しく出来たイオンに行ってきたんですよ。
できたばかりの所は人も多いし、物も安い。家人も行きたいと行ってたために
昼過ぎ、車を走らせたんですよ。
ほんの数日前にできたばかりで、館内は新しい建物の匂いに満ち溢れていた。
久々に嗅いだなぁ、こういうの。人もうじゃうじゃいるぞー。まぁ、一ヶ月もしたら
半分以下になるんだろうけどね。
ぶらぶら見て回るだけでも楽しいが、そうするために来たわけじゃない。俺は
運転と荷物持ちのために来たので、家人の買い物に付き合う。いやぁ、すごい
もんだねぇ、あぁたくさんの食品なんかを見ているとどれも美味そうに見える
から不思議だ。しかし、買うわけにはいかんので見て味を想像。
家人の買い物が終わると、今度は俺の買い物だ。工具コーナーに行き、まずは
つなぎを買う。作業着として一着欲しくてね、そいつが八百円とは安い。他に
セメントを発射できる缶と、発射装置を購入。
いやね、家の壁がひび割れて、大雨が降ったら盛大に雨漏りするんですよね。
これは前にも書いたけど、二階だけではない。一階部分もだ。二階部分は修復
無理だが、一階部分は何とかなりそうだ。外壁の裂け目を埋めればいいから。
そのためのセメントである。
買い物を終えて帰ろうかと思ったのだけども、家人が福引ができるからやって
行こうと言う。福引なんてあたらねぇよと言ったのだが、何でも昨日妹がこの
福引所で松坂牛を当てたとの事。さすが強運の女。
しかし、最初にも言ったように俺はこういうのものすごく弱い。母や婆さんも
弱いからイヤだと言う。じゃあ渚やれよ、お前なら俺より強いんじゃね？
「こういうのは先生がやるべきですよ。例え外れても、先生ならいいんです」
……なら、やるか。チャンスは二回、やるのは福引のガラガラ。どぉれ、一回
回して、ガラガラっと……緑玉？まぁいいや、次はガラガラっと……白玉？
ガランガラン、ガランガラン！
Σ(*ﾟДﾟ) 何か当たった？！
逆転満塁ホームランきたぞおおおおおおぉ、運の悪い俺が何か当たったぞぉ。
鐘を鳴らされるって事はいいものに違いない。何が当たったのかな？
「六等のキャラクターグッズです。どちらがよろしいですか？」
……こっち。
恥ずかしい、こんな布一枚で鐘鳴らさないでくれよ。みんな見てるじゃない！
期待してた視線を感じたのに、この布を手渡された時点で何かガッカリとした
ものを背後にひしひし感じた。ちなみにもう一つは箱ティッシュ。ちくしょう
折角何か当たったと思ったら羞恥プレイつきかよ！
やっぱりクジ運無いな。
そんなわけで本日、昼頃起床。電話がきたのか母親に聞いてみると、午前に
電話が来て、午前中に直しに来ますと言ったらしい。ほほぅ、午前中ねぇ。
もう十二時回ったぞ！
守れない約束なんかするんじゃねーよ、まったく。二度も約束守らないなんて
最悪だな、おい。なんてイライラしてたら、十二時十分に職員の人がようやく
来たけど、俺の中で印象は悪い。だがこの人に怒りをぶつけたところで解決に
ならんから、とりあえず早く作業に取り掛かってもらう。
ファックスと電話を何やらいじる職員。何だか悪戦苦闘してるみたいだ。こう
職員の人が苦戦するなんて、そりゃ独力でやるのはやっぱり無理だったんだ。
意地張らず呼んでよかった……これで約束守ってくれれば問題無いだな。
職員ががんばる事、小一時間。ようやく職員が何かわかったのか、こっちを向き
説明を始めた。その説明はとんでもなく衝撃的なものでした。
「このファックスとこの光電話は相性問題のため、動きません」
Σ( ﾟДﾟ) な、何だってー？！
そんなバカな、昨日電気屋で買う時に店員さんに光電話対応のはどれかと訊き
ちゃんと、どれも大丈夫って言ってたのに。おまけにシャープなら大丈夫だと
思ってたのに何故だ、何故ダメだ？あの電気屋が嘘ついたのか？！
「あのですね、外国製のやつだとＮＴＴの信号をしっかり受信できないんです。
それでですね、国産のも内部の機械を外注してる場合があるので外国製の場合
だってあるんですよ。こればかりは中見ないとなりませんが、そうしたら返品
できなくなりますけど……」
えっ、て事は買っても接続するまでわからんって事？中身がわからんから店員も
わからないって事？
ちゃんと統一しろや、メーカー！！
何という事だ、これでは買って接続してダメなら返品ってのを繰り返す方法を
しなければならんのか。電気屋もこっちも迷惑だ。うむむ、でもそれしか方法
ないのか……面倒極まりないな。そんな我々を見かねたのか、職員は実験の
ため使っていた会社のファックスを指差した。
「これ使ってください、と言うか差し上げますよ。まぁ僕の一存じゃ決められ
ないので会社に訊いてみますが、もう使わないと思うのでどうぞ。あぁ、多少
汚いんですけど……」
ＮＴＴが再び信頼を勝ち取った！
いやいや、いいよ汚れてても使えれば！買ってしまったファックスは結婚する
妹の新居で使ってもらおうか。職員に頭を下げて見送る我々。これがそのまま
使えればいいのだが、もし使えなくて買わないとならないとしたら……。
電気屋との戦いが始まる、か？
以前日記で先生が病院で考えた出会いを求めて公園で読書にふけるがそのまま
年老いたという話をもう一度読んでみたいので機会があれば短編として出して
いただけないでしょうか？（原文ママ
病院で考えた話とは去年の九月二十七日の日記の事だ。何にせよ小説書いてと
依頼されるのは嬉しい。そんなわけで昨日今日はエロゲもゲームもほどほどに
久々に真剣に執筆に取り掛かりました。
そして完成、短編小説『読書家の男』！（元ネタは２００５年９月２７日日記）
まぁみなさん、お暇があればどうぞ読んで下さいな。ともかく、今日からまた
長編の執筆である。こっちもがんばらないとなぁ。
さてさて、本日はこれだけじゃないですよー。何と今日はファックスを買いに
行ったんですよ。いやね、ここ最近ファックスの調子が悪いんですよ。受信が
できなくて、家人大困り。そのファックスはもう十五年も前のものだし、接続
してる電話が光電話と最新のものなので、もしかしたら接続がちゃんとされて
ないのかなぁと。古すぎると認識しないのは世の常、ただそれでもちょっと前
まではできてたのに……まぁ、買い替え時だろう。
はっきり言おうか、俺はファックスの使い方なんてわからない。けれど、俺が
我が家で一番機械に詳しいとされてるので、母親と共に電気屋へ。店員さんに
どのファックスがどういう機能ついてるのか聞きながら選別。まぁ、送受信が
できればどうでもいいので、安いやつを購入。店内に入って十分もかからずに
買い物終了。こういう決断はすごく早いのだ！
帰宅し、サクサクとファックスの設定をし終える。これでＯＫだぜ。さぁって
知り合いにファックス送ってもらおう。電話して、送信してもらう。
……。
…………。
………………受信できねぇ。
何故だ、どういう事だと調べてみた結果、どうも電話と繋がってないみたい。
いやコードはちゃんと繋がってるのに、何故か認識しない。これはきっと電話と
ファックスの間に繋いでるルーター（？）がちゃんと働いてないからだ。これは
もうＮＴＴに頼むしかないと電話すると、折り返し電話しますとの返事。
……まだかな〜。（三十分経過
…………おっそいな〜、早くしろよ！（二時間経過
……幾ら待ってもこねぇ！（怒
あまりにもダラダラしてるのは不味いと、何となく通ってるジム。面倒だなと
思いながらも、体でも鍛えていないとまた太るし、心も腐りそうだなと思って
半ばイヤイヤ通っている。自分で金払っておいてイヤイヤも無いと思うのだが
まぁ世の中ウキウキして参加するものの方が少ない。
そんなわけで本日もジム行ってきたんですよ。
二十分軽く走ってから汗まみれのシャツを着替え、筋肉トレーニングをする。
まずは二の腕を鍛えるべくフンフンと鍛えていたら、ふと左肘に違和感を覚え
触ってみる。触っても痛くないから打撲とかじゃないが、何だか痛い。うーん
ここはポキッと鳴らしたら、痛みが消えるのでは？えいっ！
パキャ！
ぐぁ、痛ぇ！うーん、でも動かないって事は無いからまだトレーニングできる
だろう。そのままトレーニングを続行するが、俺は大きな過ちを犯していた。
それはポキッと鳴らしてから、腕ではなく足のトレーニングに移行してたため
腕のダメージを正確にわからなかった事だ！
足のトレーニングを終えると、次に俺はベンチプレスをする事にした。ジムと
言えばベンチプレスですよ、諸君。長椅子に寝転がり、鉄の棒の両端におもり
つけてカシャーンカシャーンと上げ下げするアレですよ。大胸筋の特訓に良く
厚い胸板が手に入れられるんです。これから薄着になる時期になっていくので
ちょっとでも男らしさをアピールしたい。
まだまだ鍛えたり無いので、六十キロでやるのがギリギリ限界。深呼吸をして
よし行くぜ！……ぐっ、重い。い、いぃ〜っち、にぃ〜い、さぁ〜ん、しぃ〜
ご、ごぉ〜お……あぁん、限界だとばかり一旦置く。何だ、いつもよりずっと
重く感じるな。軽くストレッチして、もう一度挑戦する。
しかし、やっぱり今日は何だか重い。さっきの続きでろぉ〜く、しぃ〜っちぃ
は、はぁ〜っち……ヤバイ、もうヤバイかも。でもあと二回はがんばりたい。
きりよく十回までいきたい。きゅ、きゅ〜ぅ……。
既に腕はプルプルして、限界である。しかしあと一回くらいは根性で上げたい。
ぐっと腕を曲げ、あとは上げれば……上げれば……上げ……。
Σ(ﾟДﾟ) あ、あがらねぇ！？
どうにもこうにも、力を入れても上がらない。いや力が入らない。徐々に下がる
バーベル。このままだといずれ重さ六十キロの鉄棒が胸に落ちるぞ。ドスンと
落ちたらケガするかもしれん。助けを求めようか、いやしかし自分でおもさの
設定しておいてそれは格好悪い事はなはだしい。そんなせめぎ合いの中、俺の
脳内では以前から考えていた昔話が流れてた……。
とある村に怪力の男がいた。その男は人の何倍もの力を持っており、大木でも
男は自分の体の何倍も大きな巨石を持ち上げました。村人達はその姿に驚きと
大石でも持つ事ができた。ある日、その男は村人を集め、自分がどれくらいまで
持ち上げられるのか見て欲しいと言った。村人達も底知れぬその男の力を知り
たかったので、その男を応援しました。
賞賛を浴びせましたが、当の本人は無理をしたのか、ほどなくしてその巨石を
抱えたまま倒れてしまいました。男は胸に食い込む巨石をどかしてくれるよう
助けを求めましたが、それは村の男が何人がかりでも動かせない巨石。やがて
男は巨石に押し潰されてしまいました。哀れ、一番の怪力である男はそのせいで
死んでしまったのです。
そんな怪力じゃないが、いつかこうなるかもと思ってた。うぐぐ、どうするも
何ももう持ち上げられないし、助けを求めたくない。もうこれしかないと意を
決してゆっくりと胸に下ろし、そのまま下半身へと動かしながら体を起こす。
そしてやっと床にドスーン。た、助かったが……恥ずかしい〜。
ムリシチャイケマセンヨ（Ｂｙ曙
「兄ちゃん今日、ジム行くんでしょ？だから天気荒れるんだよ」
いんや、今日はジム行かないよ。服を後輩と買いに行くんだ！
「ちょっと、やめてよ。だからこんなに大荒れになるんだよ！」
行動一つで天候が荒れる男、桐生。買い物とかイベントとかあればいーっつも
天気が荒れる、すごい雨男。先日もジム行こうとして車乗った途端、いきなり
雨降ってきたもんね。世が世なら、天才雨乞い師になれたのになぁ。
ともかく本日は後輩と共に春物の服を買いに行ったんですよね。何でも後輩が
あまり服持ってないので、買い物に付き合って欲しいと。俺もジーンズが主な
ズボンなので、スラックスみたいなの一着欲しいと思ってたところ。だったら
一緒に行くか、とね。
昼過ぎに車に後輩を乗せ、近所の店を回る。まずは紳士服売り場に。紳士服の
店は確かに高いけど、いい品物を置いてあるし、スラックス買うなら割と良い
場所だ。シャツも落ち着いていてよいよいよい。
店内を見て間も無く、自分好みのズボンを発見。買い物は早い。特に服なんて
大抵五分か十分で決まる。真っ赤とかピンクとか着ない俺は割とシックな色で
まとめる事が多いから色でそう迷わないし、ストリート系やライダースタイル
なんか似合わないので、必然的に選択肢が少なくて済む。服で冒険しない。
後輩もシャツを購入し、別の店を数件回る。ズボンの他に春らしいシャツでも
一着欲しかったのだが、どうにもこれってのが見付からなかったために断念。
いやね、服って一着買ったらずっと着るものだからあまり余計なの買いたくは
ないんですよ。だから一回着たけどコレもうずっと着ないんだよね〜ってのは
信じられぬ。もったいないじゃん。
いや〜、しかし服一着買うと生まれ変わった気分になれるね。
オサレから縁遠い俺、香水なんてつけた事ないし、アクセサリも無い。服だって
二十歳になるまで、母親が買ってきたの着てたくらい無頓着。そんな俺だから
服なんて年に一回か二回くらいしか買わない。だからこそ、たま〜に買う服が
自分を生まれ変わらせるアイテムに見える。
中身もしっかりせんとなぁ。
ただ、コース料理で何万もするような店じゃなく、単なる蕎麦屋なら確かめる
事も容易だろう。いやね、以前から気になってる蕎麦屋があったんですよね。
でもそこは家から微妙に遠いし、メシ時に使うには我が家からちと面倒な場所に
あるので、いつも気になっていたがどうもその店のためだけに行く気には中々
なれない蕎麦屋だったんですよ。
それも昨日までの話、本日は違う。日曜日だからとか、記念日だからとかって
わけじゃないが、親父が外食にその蕎麦屋に行こうって言い出したんですよ。
何でも以前一人で行って美味かったから、みんなで行こうと。気になっていた
場所なだけに反対するわけがない、行ってみようか！
昼の一時頃、家を出発。車を走らせほどなくしたところで店を見つける。おぉ
結構車停まってるな。えぇと、ここら辺に駐車しようかな……って、しまった！
ここはアパートの駐車場じゃねぇか！慌てて離脱し、今度はちゃんと店専用の
駐車場に停車。久々に間違えたなぁ、こういうの。
店は一時半なのにまだまだ盛況。とりあえず注文を済ませ、ぼんやりと待つ。
蕎麦屋って普段外食ではあまり行かないんですよ。いつもいつも思うんだけど
蕎麦屋って高いよね！？
いやだって、同じ麺類のラーメンと比べて何であんなに高いんだ？ざるそばも
麺をゆでて海苔のせて、めんつゆあるだけなのに五百円も六百円もするなんて
高いと思う。素ラーメンだってそんなに高くない。ちょっとキノコとかとろろ
トッピングしたらすぐ八百円とかするしね……無意味に割高なイメージ。そも
そも蕎麦屋って江戸時代はファーストフード店みたいな位置づけのはずなのに
何でこんな高級イメージがあるんだ？
なんて事を考えてたら蕎麦が来た。ほほぅ、美味そうじゃないか。腹減ってる
から余計に美味そうに見えるぜ。よーっし、いっただきまーっす！
……硬い。
いやいや、硬いと言えば悪いイメージがあるけど、良く言えばコシがしっかり
してるんですよ。でもね、その違いって何だ？正直俺は硬い蕎麦より、ある程度
柔らかい蕎麦が好き。いや、麺類全てそうだ。コシがあるのが素晴らしいとか
グルメリポーターがよく言うけど、本当にみんなそう思ってる？
美味いけど硬い、カマボコより硬い、間違いなくアゴが強くなる蕎麦だ。ぬぅ
確かに本物の蕎麦っぽいけど、何となく違和感が。個人的に麺類食べる時って
爽快感を求めるんですよ。ツルツルツルって口に入れ、スープとかタレと絡んだ
麺の味が無くならないうちに嚥下したい。でも硬いとそれだけ噛むじゃない。
そうしたらどんどん、どんどんスープの味が失われ、何だか味気ない。あれが
とてもイヤなのだ。
うどんは喉越しを味わうものだとか、蕎麦はチョコンとそばつゆにつけて一気に
食べるってのは昔の人がやってたらしいが、美味いのか？俺は下品と言われて
かまわないので、蕎麦をめんつゆにじゃぶじゃぶつけて食いたい。
女のアソコもじゃぶじゃぶしたい！
昔はしょっちゅうなってたのに、最近腹具合が悪いとは変じゃないかとお思い
かもしれんが、二週間くらい前まですごく調子よかったんですよ。近年稀に見る
くらいの快便。メガトンボムとか名付けたくなるくらいに立派なのを産んでは
便所詰まりそうになったりね……家人にはそんなに出すなと言われたが、出る
ものはしょーがねーじゃないか。
しかし再びまた腹下し、メガトンボムが拡散波動波になっちまった。
一時期だが腹具合が良くなった理由はなんとなくわかる。運動して、野菜多い
食生活にしたから、胃腸の具合が良くなったのだろうと。実際、酒量も生活の
リズムも変えていないのだから、そうとしか思えない。
だから、再び腹具合が悪くなったのは何だか納得いかない。一体何故だろう？
以前より運動量落としてちょっぴり手を抜いてるとはいえ、定期的に運動して
いるし、野菜も食ってる。……まさか、野菜の食いすぎか？
「先生、さすがにそれは無いでしょう。聞いた事ありませんよ〜」
そうは言うがな渚、こういう話がある。世の中には食事をしなくても生きてる
人がいるんですよ。それは体内に特殊な菌を持っており、光合成みたいな感じで
体内の栄養素を作ったり、また窒素を栄養に代える菌を持ってたりとするのだ。
人体の神秘である。
以前俺は全く牛乳を飲まなかったのだが、ある日からフルーツ牛乳を一日一本
飲むようにしたら、人の三倍ものカルシウムがあると言われた事がある。俺は
もしかしたら、ほとんど牛乳飲まなかったから、人よりカルシウムを吸収する
体になってしまってたのかもしれない。
「つまり、どういう事ですか？」
それまで俺は野菜をほとんど食わなかった。サラダとか嫌いだったから。だが
ダイエットを始めて、野菜も多く食べるようにした。大体毎食大盛りのサラダ
食べてるし、それに加えほうれん草のおひたしなども食ったりしてる。前より
考えられない量の食物繊維を摂取してるんですよ。
そのため、過剰な食物繊維が逆に腹を緩くし、下す原因となってるのではない
だろうかと考えてる。最近は滅多に食わなくなったヨーグルト、先日気まぐれで
食ったらひでー下痢になった。家人も同じもの食って、何でもなかったために
腐ってるとは考えにくい。つまり、ヨーグルトが持ってる胃腸をスムーズにする
力が働きすぎて、体に害をもたらしてるのかも！？
よかれと思ってやってた事が実は悪い事だというのはよくある話。小さな親切
ビッグなお世話である。我が体内も細々と少量の食物繊維で維持してたけれど
急にたくさん食物繊維を摂るようになったから、処理しきれないのかも。
サラダ食って胃腸薬飲む生活。
しかし今は深夜番組も結構規制が入ってるらしく、表立ったエロ番組を見なく
なってしまった。その代わり、お笑い番組が占拠する事となった。深夜でウケた
番組がゴールンデンタイムに進出というのは珍しくない。まぁ、深夜のノリで
やってもらった方が面白い番組も多数あるんだけどね。
話が長くなったが、ここから本題へ。
そんなわけで昨日も深夜番組を見てたんですよね。次長課長とＷＡＴの二組が
素人の質問に答えてたんですよ。その質問と言うのが幼い頃からブスだブスだ
なんて呼ばれ、かつ太ってる。どうしたら痩せられるのかと。
何でも三食ちゃんと食べ、七時間くらい寝てる他はずーっと働きっぱなし。他
ダイエット方法は色々手を出したり、半身浴したり、一時間ウォーキングして
いるのに痩せないと。……みんな思ったね、それで何故太る？！
とりあえず次長課長やＷＡＴは一日十分でも筋トレしたらどうかと提案したが
それはきついと言う。うん、ワガママなり。十分も時間が作れない忙しさとは
どういうものだろうか。時間は作るものである。便所でケツ拭く時間を僅かに
早めるだけで、小走りで移動するだけで違うものである。
太るってのは自分への甘えだ、痩せられないのは自分に甘いからだ！
一年前まで結構太ってたからこそ、わかるのだ。運動したくない、そんな今更
走ったりなんてできるわけがない、メシ減らしたら腹が減る、楽して痩せたい
ちょっと続けてみたが効果が無いじゃないか……。
そんな気持ちでは無理なのだ。痩せるには運動、これ間違いない。ダイエット
してるけど痩せないってのは単に筋肉が足りないので、基礎代謝がガタ落ちの
状態なんですよ。基礎代謝ってのは生きるのに必要なエネルギーの事ね。
例えば基礎代謝１５００キロカロリーの人と１３００カロリーの人がいたなら
前者の方が同じ生活してるだけで２００カロリー消費されるのだ。２００など
大した事ないだろうって考えるが、実際二十分くらい割とがんばって走らねば
ならない運動量である。お茶碗一杯分のゴハン量である。
痩せるためには走ればいい、走りまくればイヤでも痩せる。効果的に痩せるの
ならばジム通えばいい、金払ってたらイヤでも元取ろうとがんばるから。だが
そんな暇も金も無いと言うなら、一日十分でも筋トレして地道に筋力増やして
いけば基礎代謝があがる。芸能人が一ヶ月で１０キロ痩せたとか言うけれども
ありゃ滅茶苦茶やらなければ無理で、常人がやるにはきつすぎる。継続こそ力
なり、だ。痩せないな〜って人はゼーゼー言うくらい動いたらいかが？
ちなみに俺は醜態さらしながら一ヶ月三十分以上走り、最初の一週間は食事量
七割から六割に落とし、豆腐やもやしで腹を満たした。胃を小さくして、走る
時間を増やしていったら、一ヶ月で三キロくらい痩せた。当然最初はサクサク
落ちるが、あとでなかなか落ちなくなる。それでも理想の体重を設定し、もう
泣きたくなってもやるしかない。これで半年で十五キロくらい痩せた。今では
また結構食べるようになったが、体重は維持できてる。基礎代謝向上万歳！
それでも新庄ボディは遠い……。
さて日本を軍国主義だと非難しながら調査船相手に軍艦ずらりと揃えて拿捕と
息巻いている竹島周辺海域は我が生活に今、さして影響を与えない。それより
この大雨自体が我が生活に影響を与えてるんですよ。
それは本日の夕方、まだ激しく雨が窓を叩いてる頃である……。
部屋でニュース見てたり、執筆でもしようかなと思いつつもついエロ画像とか
集めていると、廊下から母親がギャアーと叫びながらドタドタドタとすっごい
勢いで走るのが聞こえた。一体何事？！
１：ものすごくでかいクモとか虫がたくさんいた？
２：病弱な親父がすごい事になった？
３：強盗が侵入しかかってる？
咄嗟に思いついたのはこの三つだ。しかし親父が倒れたと言うよりは、世にも
奇妙な物を見た、ありえないものを見たと言う感じである。ともかく我が部屋
近くまできてたので俺は部屋から飛び出し、何事かと訊いてみた。
「雨漏りで布団がべっちゃべちゃなのよ！」
我が家は欠陥住宅である。外見はそうでもないが、実際は家が傾いてて廊下が
壁と乖離しかかってたり、壁紙の貼り方が雑なので所々破れてたり、雨漏りが
すごくて天井がカビてたりなど、枚挙に暇が無い。
その中でも両親の寝室部分の雨漏りがすごく、大雨になればポタポタと雨水が
たれてくる。ただ、いつもならベッドに当たらない場所に雨漏りがして、そこに
洗面器でも置いておけば良かったのだが、今回範囲が広がって、ベッド付近も
ポタポタ落ちてる。当然布団はぐっしょぐしょ。
とりあえず雨粒が落ちてこない場所までベッドを動かしたのだが、今後それで
大丈夫とは言いがたい。更に広範囲となればそこで寝られなくなってしまう。
では、どうにかすべきだろう！
しかし、雨漏りの部分にビニールテープとか貼るだけじゃ解決にならぬ。仮に
そうしたとしても、別のところから漏れてくるだろう。そこの壁紙を一度張り
替えたのだが、雨漏りによってはがれかけてきてる。つまり、屋根からせねば
解決できないのだが、屋根からなんて直せるかー！！
いずれ建て直さねば崩壊するかもしれん。しょっちゅう雨漏りしてるなら木も
腐ってるかもしれないしね。しかしそんな金など無い。もし建て直す時は俺が
結婚する時だと家人の間では囁かれてる。言い換えれば、家を建て替えないと
俺は結婚できぬらしい。
_|￣|○ いつになるんだ？
あまりにも何もしないのも何だからと始めたジム生活。そのおかげで飲み会で
ちょっとネタになるくらいの筋肉はついてきたし、久々に会った人には痩せた
なんて言われるようにもなった。ついさっき何気なくアルバム見てみたら四年
前の俺より若返っていたくらいだ。いやむしろ、前はよく老けてると言われてた
から、ようやく年相応になったのかも。
さてさてそのジムですが、まだ続いてます。と言っても前よりハードに何時間も
やらず、半分くらいの練習メニューで一時間半くらいね。まぁ、最近は人気が
あるのかジムに入会する人も多くてね、最初は老人や中年しかいなかったけど
今では同年代を割と見かけるようになった。
びっくりする程チキンハートな俺は同年代の男がいたらドキドキよ。いや何か
されるはずないけど、揉め事あるといやなもんだねぇと。こっちとしてはほぅ
結構やってるなぁと思って見てたら、インネンつけてると思われるとたまった
ものではないしね。
……男の事などどうでもいい、やはり女である。
やっぱり目の保養になりますよ、若い女性は。お前は運動して当然だって体型の
人もいれば、もう充分綺麗だからいいんじゃないのと言う人まで様々。そんな
人々はやはり美しい。汗流して運動したり、ストレッチしてたりね。
ストレッチ、これがまたいいんですよ、おにーさん。若く綺麗な女体がぐいっ
ぐいっと大股開いたり、体をねじったりしてる様は何だかエロい。実際もはや
パンツ見えたくらいで喜べなくなった薄汚れた大人だが、なぁに今もパンツの
ラインを見てる俺がいる。まだまだ俺も純粋だなぁ……。
こらムスコ、自己主張するな！
……って、何で先輩のましまさんがいるの？！
他にもとうに卒業した後輩の顔があったり、一体みんな何故？しかしそれらは
全て偶然だったらしいのだが、妙な事もあるものだ。とりあえず飲みに行く人
誰かいないかと誘ったら、新入生も含んでの十三人！多いな！
通い慣れた居酒屋で、先輩後輩含んでの壮絶な飲み会。みんなもう酔っ払って
楽しそうであった。酔い潰れてヤバイやつもいたが、それでも楽しかったな。
まぁ楽しかったのはセクハラまがいの事してたからかもしれんが……。
こっちもこっちでかなり飲みすぎてしまい、帰宅直後は吐くんじゃないかって
くらいヘロヘロに酔っ払って、すぐにダウン。起床して、やや顔青くしながら
部屋の中を見回す俺。飲みすぎた日の翌日はいつも莫大な不安が俺を襲う。
何か忘れたり、無くしたりしてないよな……？
飲み会の席での暴言、行動なども冷や汗物なのだが何か無くなってる方が結構
きつい。タバコはある、本もある、シャツはかけられてるし服も洗濯籠に入れて
ある。メガネもあるし、サイフも……。
俺、どんだけ使ったっけ？
基本的に酔っ払ったら気が大きくなって、おごりたがる俺。そして翌日になり
後悔するのが、黄金パターン。ドキドキしながらサイフを手に取り、中身を確認
する俺。えぇと昨日は八千円ちょっと持っていったけどどんくらい残っている
かなぁ……。
_|￣|○ 野口さんが八人とも家出してるし……。
てか、サイフに五百円しか残ってないってどういうこった。よく帰ってこれた
ものである。うむむ、基本的にサイフに入ってる金は全部使ってもかまわない
なんて思ってるが、やっぱり全部ないとへこむ。後輩が喜んでくれたのは俺も
嬉しいのだが、楽しいからと言って勢いで全部使うのは考え物である。
はー、酒飲んで忘れよう。
けれど、着実に春が近付いてるんですよ。それは虫の存在である。
先日作業してる時も思ったのだが、虫が目立つようになってきたんですよね。
小さな羽虫だとかクモだとか、一体雪の中どこに隠れていたんだろうと。まぁ
そんな疑問はともかく、虫って苦手なんですよ。
だってほら、何か気持ち悪いし、どこ這いずり回ったかわかったもんじゃない
上に、病気持ってるヤツだっている。子供の頃は無知の勇気で何でも掴めたが
今じゃ無理だ、色々知ってしまったからね。
前置きはもういい、本題だ。それは先日の深夜の出来事です。
便所に行ったらワラジムシがいたんですよ。やつらはどこからともなく侵入し
家の中を這いずり回るが、その中でも便所によく出没する。見つけたら捕まえ
ポイッと捨てて、小便と一緒に水で流す。サラバ、ワラジムシ！
とまぁ、小便の時はいいのだ。問題は俺のケツからメガトンボムを投下してる
時である。その時は動けないので、こっちに来ないように願うばかりだ。あぁ
なんと無力なのだろう、何十倍も大きさが違うのに来ないように祈るだけとは
情けない限りだ。とっとと終わらせて、こいつを始末……あっ！
ドアの隙間から逃げやがったッ！
慌ててし終えてトイレから出ても、そいつは見当たらない。うむむ、狡猾な！
一時間後、酒飲んでいたら小便がしたくなった。既に時刻は夜中の一時くらい
ぐにっ！
(＃ﾟДﾟ) 〜〜〜〜〜〜ッ！？（声にならぬ叫び
足の裏に伝わる柔らかな感覚、これは……間違いない。ヤツが廊下に出てると
しかし、虫を絶滅させるのはよくないが、家の中に出られるのは困る。うむむ
濡らすくらい、もっと！
まぁ、きっとやつは便所に再び戻るだろうさ。その時を狙って放流しちまえば
いいだけの話だ、クックック、ファーハッハッハッハッハ！
なので、無闇に明かりをつけるわけにはいかん。まぁつけなくても月明かりで
うっすら見えるし、慣れ親しんだ家だ、平気なものよ。
知らなかったら全力で踏んでたかもしれないけど、注意してたので踏み潰しは
しなかった。慌てて便所に行き、紙を取ってやつを捨てる。
共存は難しいぞ。いかに注意して生活するかが必要だ。家の中でも注意を怠る
事無く、気を配る姿勢に世の女性はもっと惚れるべきだ！