狂人日記

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 6月24日
休日、何をするかったら歯医者とリハビリ、たまに給油。そんな変化の乏しい
休日ライフなので別の事を書きたいのだけど、今日はちょっと久々に歯医者に
対して怒りを抱いたんでね……。

歯医者に通い始め、二ヶ月が過ぎた。俺と言えば歯医者がこの世のどんな職業
よりも嫌いだってのはちょっとでも俺と言う人間を知っていれば了承済みだ。
幼い頃からのトラウマ体験山盛りだし、過去日記にも書いている。

だが俺も大人だ。歯医者が痛いとか嫌だとか言っても、どうにもならない事は
重々承知。だから歯医者に行っても文句言わず、痛いとも言わなかったのだが
今日はもう我慢ならーん!!

左奥の歯を治療して、もう三週間目である。一週間に一度しか行けないしね。
左奥の歯は銀歯を取り外し、仮の詰めものをしてるため、なかなか左側じゃあ
物を噛めないんですよ。もし仮の詰めものが破損しても、次の休みまで治療に
行けないしね。んで、今日はやっと新しい銀歯をつけてもらえる日だった。

歯医者に行き、さっそくつけてもらう。しかし上手くはまらないので、微調整
繰り返す。これには別に問題無い。今後長く使う歯だもんで、しっかりやって
もらいたい。だが、何べんはめても猛烈に痛い!

神経にぶつかってるよ!!

いやもう、痛いのなんの。女医は虫歯は無いので痛くないはずとか言うけれど
そんなん関係ない。んじゃ、神経が過敏になってるから、また染み止めの薬を
塗って様子見ましょうかとか言うわけ。ここでさすがにイラッと。

あのな、俺は今日治るもんだとばかりに思ってたし、何週間も片側だけで食事
するという不便に耐えてきたんだ。そもそも、歯が黒かったから綺麗にしようと
思って言ったら、ちっちゃな虫歯があるからとあれこれ治療さて、その過程で
痛くなったのだ。それまで歯なんて痛くもなんともなかったのにさ。

それでも女医は関連性は無いという。神経抜けと言っても、んじゃ8回くらい
通ってもらいますよと。なんだと、更に二ヶ月も同じ歯を治療しろと言うのか?
バカじゃねーの、銀歯取らなきゃそもそも痛みは生じなかったんだよ!!

だが女医は神経取ったら歯がもろくなるとか言うが、こっちもこれ以上時間を
かけてられん。とりあえずもう一週間染み止めの薬を塗って仮の詰めものをして
様子見をし、それでもダメなら神経抜こうと。

あーもー、今日必ず銀歯入れてもらおうと思ったのに。銀歯さえ入れてくれたら
食事も普通にできるし、他のとこ治療したとしても痛くはならんだろう。あぁ
来週は飲みに行くから、そこだけは治してもらいたかったのに!

歯医者なんて嫌いだバーロー!!


 6月17日
泥酔してパソコンだの電灯だのつけっぱなしで寝て、二日酔いの中で家族と共に
外食しに出かけ、その後すぐに歯医者と整形外科でリハビリ。そんな休日の俺
だけど、月に一度は別の場所に行かねばならん。

そう、床屋である。

あーぁ、デートですとか書きたいけど、現実は悲しい。しかしいつ素敵な女と
出会い、そういう事になるかわからんだろ。そんな人と会った時に金田一耕介
ばりにモジャモジャ頭でフケだらけだと、逃げられてしまう。いや逃げられない
かもしれんが、まぁ距離が縮まる事はなくなるな。サヨナラ未来。

なーんてそこまでの理由など考えませんよ。俺だってあー伸びてきたなぁって
普通の理由で行くのだ。四六時中スケベな事を考えるだなんてイヤラシイわ!
おっぱいはみなよろしい。って、関係ないか。

さて床屋にて店長と色んな話をしてたのだけども、その中で特に興味深い話が
あったんですよ。

「塩って腐らないよね。何百年も前のウメボシとかも食べられるみたいだし。
塩漬けにした保存食も腐りにくい。それに塩自体腐るものじゃないんだ」

まぁ、これはわかる。確かに塩は腐らない。腐らないからこそ、多くの保存食に
使われているのだ。まぁ塩が腐るものだとしたら、海とか大変な事になるわ。

「でさ、知ってる?砂糖も腐らないんだぜ。砂糖まみれの食品も腐らない」

えええぇ、マジで?だったらアメリカのお菓子は腐らないな。過去アメリカの
砂糖菓子を食った事があるが、甘過ぎて食えなかったくらいだ。しかし、砂糖
まみれのものも腐らないとは……。

「そりゃあケーキとか物によってはダメだけど、砂糖自体は腐らないよ。よく
硬くなったり変色したりするけど、味変わらないでしょ」

そう言われたらそうだ。ガッチガチに硬くなってこりゃもうダメかなって思う
事はあるが、削れば味変わらないからなぁ。そういや賞味期限とかどうなって
いるんだろう?そんな疑問を抱えつつ帰宅し、砂糖袋を見てみた。

砂糖は賞味期限が長いため、記載はしません。

(゚д゚) ほんとだ。

てことは、クリスマスケーキなんかの上に乗ってる砂糖菓子は何百年経っても
食えるってことなのか。ほったらかしにしてたらアリなんかに食われるだろう
から、ガラスケースに入れて保存しておけば何百年後かに紹介されるかも!

ふっふっふ、これは面白い発見だ。さぁて、渚に言って驚かせてやろう。おう
渚よ、知ってるか?砂糖って腐らないんだぜ。

「あっ、知ってますよ。そういうのに詳しくないとお料理する時とかに困るじゃ
ないですか」

なんかすっごい敗北感。


 6月10日
うおぉ、なんも書く事がないぞぅ。だって今日は歯医者に行っただけだもん。
つか、毎回歯医者の話ばかりしててもつまらん。書いてる俺がつまらないから
書きたくない。うーん、と言っても誰にも会ってないし、平日休みだとどこも
一緒に行く相手もいないし、彼女もいなし、むしろ仕事しかしてないし……。

はぁん、なんだか切なくなってきた。

そもそも、だ。無職友の会会長だとか、キングオブニートだとか、若年隠居者
などと言われていた俺が何故に月三百時間以上働いてるんだ。環境激変し過ぎ
だろう。と言っても仕事をしようと決めたのは俺。自分で決めた事は何であれ
最後まで貫き通すのが俺の信条。しかし何故こんな事に……。

事の発端は去年9月頃。当時やってたバイトが半端じゃなくきつかったために
期間満了後はもう辞めようと思ってたのに加え、彼女がいたのだ。いい歳して
バイトってのも何だし、結婚ってのを考えたら正社員じゃないと二人の生活も
厳しいだろうし、何より世間や向こうの親が許さないだろうと考えたのだ。

しかし自分に何ができよう。何の資格も無ければ自信もない。あるのは自動車
免許くらいだ。うーん、こうなりゃ宅配ドライバーになろうと決めて面接へと
向かったのだ。土日休みってあったから、週末の連休使って彼女に会えるとか
考えたしね。

そして面接を受けたが、ドライバーとしては受からなかった。

だが、内勤として働いてくれと社長に言われる。月に五日の休みしかなくなって
しまったが、管理者として育成するという。うむむ、彼女に会えなくなるけど
こうして出世街道となればその先の未来が華やかになるはず。そう信じた。

ところがどうだ、引き継ぎなしにいきなり管理業務スタート。はっきり言って
一から何も知らないどころか、どんな作業をすればいいのかまったくわからん
状態で、さぁパートさんを動かして下さいと言われたもんだから困惑。おまけに
丁度その頃に新しい仕事が別部署で始まり、俺への教育なんてゼロ。何か訊こう
にも、何だかみんなピリピリしてて聞けない。誰にも相談できない。だけども
業務をこなせないと怒られ、パートさんからも散々に言われる。最悪の日々。

それでも支えがあったから何とかなったが、今年の春に彼女と別れる。

いやぁ、マジで絶望したね。休みもないしアフターもない職場でどうしろと?
出会えないわけですよ、女と。おまけに我が友人はほとんどが遠方に行ってるし
数少ない札幌近郊の友人も大抵が週末休み。紹介してもらうこともできん。

それでもその頃には徐々にパートさんと意思疎通できたり、軽口言ったりする
までになってたし、作業効率も前任者より向上できてたし、上司とも仲良くする
事ができるようになっていた。やはり仕事は人間関係だよなぁ。ギリギリだが
辞めずにいられるのが、そこである。

今じゃパートさんから桐生さん休まれるとすっごく大変で、作業回らないとまで
言われるし、上司からも同じような事を言われる。信頼されるようになった。

これはとっても嬉しい事である。だが、どうせなら可愛くて若い子に言われて
みたいものだ。しかし、職場のパートさんはほとんどが自分の母親と同年代。
あーもー、こんな環境で仕事したくないぜ〜。なんて職場の男のパートさんに
ちょいとこぼしたんですよ。俺より働きたくない人間はいないね、と。

「いやぁ、ボクも十八年前からずっと思ってますよ。誰にも負けません!」

……。

このパートさん、ものすっげぇよく働くんですよ。勤務時間も長いし、仕事も
サボらず俺の言う事を素直に聞き、自発的にも行動してくれる。それでもこんな
考えを十八年も抱いてるのか。むむむ、俺が甘かった……。

二十年後も変わらぬ気持ちを抱こう!


 6月3日
休日は歯医者の日。あ〜ぁ、休む気しねぇよ。別に虫歯が痛いわけじゃないが
なんか歯が汚くなったので白くしようと思ったら、結構虫歯が見つかって治療
しましょうって事になったのだ。うーん、まぁ虫歯があると口臭もひどくなる
なんて言うし、モテのためにはここからだ。

てなわけで歯医者に週一度くらい通い始め、一ヶ月半が過ぎた。

そりゃあ大の大人になっても歯医者は怖いし、痛い。おまけに顎関節症なもんで
大きく口を開けられないし、開けたらアゴがずれるから痛いしだるい。ガコン
などと顎をずらして戻さないとならんのだ。加えて口角炎なので口を広げると
裂けちゃう。あぁんそんなに広げられたら、裂けちゃう〜♪

まぁ、そんなバカな事を考えてないとやってられないんだが、バカな事を考える
要因ってのも当然あるわけですよ。いやぁ、歯科医が美人でねぇ。

そりゃあ診察だろうが何だろうが、美人のがいいじゃないか。嫌な歯医者すら
ちょっといい感じになるってもんよ。そんな歯医者なのだが、どうも俺にとって
嬉しいハプニングというか、なんというか……えぇい、言っちゃえ!

歯医者の女が俺に惚れてるんだよ!

いやいや、間違いないって。勘違いじゃないってば。そりゃあ俺は患者、彼女は
歯医者という関係だし、職場で他の患者も医師もいる中、食事でもどうですか
とか、今度お休みいつですかなんて直接的なアプローチはしてこない。間接的
アプローチしかする術がないじゃないですか。俺も彼女の立場ならそうする。
それを気付いてやれるかどうか、それが爽やかモテ系の条件じゃない。

「まぁ、些細な事に気づけるってのはいい事ですよね。ところで今回は?」

よく聞いてくれた、渚。いいか、これは誰もがあぁこれは気があるに違いない
って思うぜ。いいか、ビックリして濡らすなよ。

診察時、素手でやってくれるんですよ!

「……ふぇ?」

わからんか、愚鈍なメイドめ。いいか、普通はゴム手袋とかするだろう。幾ら
患者とはいえ直接触るのはイヤだろうし、衛生上の問題ってのもある。それを
素手で行ってるって事は俺に対して嫌な気がしないどころか、そういう事をする
事によって、直接俺を感じたいに違いない。そして気付いて欲しいに違いない
好きだという私の気持ちを!ってね。

いやぁ、来週も歯医者楽しみだ。