狂人日記

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 9月30日
芸術鑑賞が好きな俺。我が友人でもそこそこ好きな人はいるのだが、やっぱり
自分の好みや、知ってるか否か、あと一番大きいのが暇かどうかですよねぇ。
いや俺ね、ちょっと行きたい所があったんですよ。それは芸術の森でやってる
澁澤龍彦展である。おう、暇なら行こうぜ!

「誰だ、それ?知らない人だと、ちょっとなぁ」

うむむ、まぁ世間の反応ってこんなもんだろうな。かくいう俺だって、どんな
人なのか全然知らないから無理強いできない。だが、パンフレットで見た彼が
愛した芸術作品群ってのは気になる。結構綺麗な物が多かったし、先輩もその
素晴らしさを日記で書いていたからなぁ……。

うむ、誰も行かないなら家族と渚でも連れて行くか。

本日昼過ぎ、我が家を出発して芸術の森へ。なんかライブもやっているらしく
結構混んでいた。それでも車を停め、美術館内部へ。本日が最終日だからなのか
それなりに人がいて、みな一様に真剣な眼差しで彼の愛した芸術をしげしげと
見詰めていた。

俺は芸術は好きだが、芸術が何であるのかという説明はできない。それを説明
する知識も、表現力も無いのだ。無論、シュルレアリズムがどんなものかなど
はっきりとわからない。ただ、つたない素人意見でどんなものであったのかを
説明させてもらおうかな。

はっきり言うと、彼の愛した芸術は頭が痛くなる。綺麗な風景画というよりも
もっと抽象的で、でもただキャンパスに絵の具をぶちまけて芸術だー!という
抽象さではなくて、人間の奥底にあるエロティシズムや欲求みたいな、ある種
見たいけど見たくないような部分を表現した芸術が多い。

その中でもエロティシズムってのは重要な意味を占めている。繊細かつ大胆で
吸い込まれそうな黒を基調とした作家、空想物語のような絵の中に恐ろしい姿を
残している作家、無機質な表情の裸婦画を残す作家など様々な作品があったが
どこか共通していたのはエロティシズム。エロビデオ見てうひょーってものと
違うんですよ。あれはコンビニで売ってる明るいエロ。対して彼が見ていた物
ってのは、古ぼけた骨董品屋の奥にありそうなエロ。暗いSMみたいなもの。
だからか、一見するとすごいが深入りしたくないかもって恐怖もある。だけど
それはひどく俺の興味を惹いたのも事実。

たっぷり一時間半も鑑賞し、終わった頃には頭が疲れていた。でもいいものを
見たなぁって充実感はあったね。あと、カップル多すぎ。みんなダリの世界に
閉じ込められてしまえ!

さて澁澤龍彦展を見に行った俺ですが、その前後はエロゲーやってたんです。
いやね、やっとごっちるが届いて、プレイしてたんですよ。これは期間の短い
プリンセスメーカーって感じである。こういう育成ものは大好きだ。

ゲーム時間も短く、三時間もしないくらいでとりあえず王子様と結婚エンドに
辿り着いた。娘の幸せを願うのならありなんだろうが、パパじゃなくて恋人と
して見たいって言われていただけに……ぬあああぁ、やりきれん。プリンセス
メーカーでも同じ気分にさせられた。王子様なんて嫌いじゃあ!

今日は全てエロ繋がりってことで。


 9月29日
うむむ、さすがに車が汚いぞ。かと言ってガソリンスタンドで洗車をするって
程の汚れでもない。今日は天気もいいし、気分転換に洗車するかー!

実は最近、割と真面目に創作活動してるんですよ。マリーのアトリエも全ての
エンディングを見たので、ちょっとした企画のプロットを作ってる段階である。
まぁ自分の得意な分野ではないが、これも勉強と思うしかない。

ただ、頭脳労働はかなり疲れる。アイデアを出し続けるのはきつい作業であり
そんなにポンポンと湧き出るものではない。いやゼロって事はないが、出した
アイデアが使えるものか検証し、矛盾は無いか違和感は無いかなど考えてると
俺の頭はオーバーヒート寸前。

だったら気分転換にとエロ画像鑑賞なりゲームなりしていたのだが、最近渚が
そんな俺に疑問を持ち始めやがった。曰く、本当はもっとサクサク書けるのに
手を抜いてるんじゃないかと。失礼なやつである。そりゃずっと机の前にいて
全てを賭してまでやってるわけじゃないが、かと言ってそんなにサボっている
わけではない。毎日同じペースで書いてるし、何より原稿用紙の前にいる時間
だけ書けるかったら、そんな事も無い。

昨日それを必死に説明して一応納得してもらったが、だからと言ってゲームに
エロ画像鑑賞ばかりじゃイカンだろう。そんなわけもあっての洗車なのです。
……なんか遺恨がありそうな感じだが、別にそんな事は無いぜ。

すっかり涼しくなった札幌。涼しいってより、微妙に寒いくらいである。俺は
上着をはおり、スポンジブラシ片手に洗車開始。ワックスかけたり何だりって
洗車は突き詰めると面倒臭いが、そういうのが苦手なのであらかじめ我が愛車
にはコーティングしてある。水洗いだけでピカピカになるのだ。

そのため、洗車はラクチン。十五分程度で終わった。洗車を終えた俺は部屋に
戻り、すぐにエロ画像……ぬっ、視線を感じる。しかしいいのだ、昔はそんな
画像を見てただムラムラするだけだったが、最近だとそこから心を落ち着かせ
アイデアを出す要因ともなる。け、決して言い訳ではないぞ!

書いてるのはエロじゃないよ!


 9月28日
うーん、車が汚くなってきたぞ、そろそろ洗車しようかなぁ。だが今日の空は
今にも雨が降りそう。洗ってる最中に降られたらヤダなぁ。だったらジムとか
行ってこようかな。あー、でも原稿用紙無くなりそうだったんだ……。おんや
誰かと思ったら渚じゃないか、どうした?

「あのぅ、先生……ランを観に行きませんか?」

ラン?お前はエロいやつだなぁ。

「ふぇ、何でそうなるんですか?綺麗じゃないですか」

いいか、ランって女のアソコによく似てるだろう。特に胡蝶蘭なんてそうだ。
それを観に行きたいだなんて、お前はエロいやつだなぁ。

「ち、違いますよ!そんなんじゃないです!百合が原公園で特集しているので
観に行きませんかって誘っただけですよ〜」

知ってるよ。そう見えるだけであって、それ目的でランを観に行くなんてバカ
中学生でもやらんわい。まぁいいよ、俺もちょっと外出したかったし。

そんなわけで、蘭を観に行く事になったんですよ。ちょっとむくれた渚をなだめ
家人も一緒に乗せてドライブ。真っ直ぐ向かってもよかったのだが、その前に
ちょっと俺の用事を済ませたかったので、書店に向かったんですよ。

とりあえず原稿用紙が無くなりかけてたので原稿用紙を四冊手に取り、その後
漫画コーナーへ。そういやスティールボールランの十三巻が売ってたはずだ。
おっとあったあった……あぁ、そういやぱにぽに十巻が売ってたはず。これも
買わないと。って、らき☆すたが売ってる。うーん、やっぱ一巻から揃えたい
からまず一巻。金に余裕があるから二巻も……って、ねぇー!?

まぁとりあえずそれだけを購入したのだが、妙な取り合わせだと自分でも思う。
それでも満足し、百合が原公園へ。だが、スーパー雨男の異名を取る俺が外出
しているのだ、ポツリポツリと降り出し、みなの溜息をさそう。

それでも大雨にはならなかったし、秋のラン展は温室内だったので問題無し。
いやぁ、当たり前だけど綺麗だったねぇ。色んな出品者が心血注いで育てた蘭が
並べられている。正直基準価値がよくわからんが、閲覧者としてはすげーって
思えればいいのだ。

ともかく蘭を堪能した我々は帰宅。俺はさっそく話題のらきすたを見てみた。
うん、これは結構好きだ。元々四コマは好きだし、この何とも言えないぬるい
やり取りは好きである。とりあえず、ゆきちゃんはえぇのぅ。

ただ、俺の目が悪いのか印刷が悪いのか作者の字が小さいのか、セリフの横に
書いてある小さな字がえらい見にくい。あぁいうのが楽しみってか、漫画での
重要な部分なのに……うぬぬ、そういう意味じゃ疲れる漫画だ。

あー、二巻以降も欲しい〜。


 9月27日
そういや最近、日記上で下ネタ話を扱っていない気がするぞ。いや別に性欲が
無くなったとか、ムスコが寝たきりになったわけでもない。相変わらず一日に
一度は欲情する。ただ、特別書くネタがないわけである。

だってねぇ〜、毎日同じようなものですよ。そんなに新鮮で驚きな下ネタライフ
送ってるわけじゃないんですよ。これが首相だったら新聞で新鮮味が無いとか
叩かれちゃうんだろうけど、しょうがないじゃん。そうそう性癖とかブームは
変わらないものですよ。未だに小倉ありすっていいなとか思ってるし。

さて、女繋がりで話をさせてもらうが、最近飲み会に行くと割とこんな質問を
される。曰く、どんな女が好みなのかと。これは結構迷う問題である。一言で
表すには簡単だが、やはり細かい好みはたくさんある。細かい事を言うならば
常識があり、優しく、誠実で、料理が上手で、人を立てる性格で、お酒が少し
飲めて、ちょっとエロくて……などなど、数え上げればきりがない。そのため
最近はまず、一番基本的な事をズバッと言ってしまう傾向にある。

俺の好きなタイプ、それはドMな人である。

何か色んな女性と接してきて思ったのが、Sっぽい人とは合わないんですよ。
それは何もエッチのときだけではない、普段でもだ。俺はワガママな男である。
自分の発言などを肯定せず、それよりすごいとかぶせて発言したり、共感せず
自分のペースで話したりする女が苦手である。そうした些細な事から判断して
M属性の女の方が合うと思うんですよね。

別に自分はどちらでもいけるが、どちらかと言えばSっぽい方が楽であるのだ。
ただ、自分が思うのと他人が感じるのとでは開きがあるじゃないですか。俺も
もしかしたらそうなんじゃないかと思ってたが、先日こんな事があった。

風俗に行った時の話である。普通に話して、普通にプレイをしていたんです。
別に特別な事をせず、当たり前のようにやっていたんですよ。するとその最中
泡姫が俺に言った一言。

「ドSだよね」

な、なんだとー!?俺は普通にやってただけだぞ。なんか一つ一つがそうだと
言われたし、目つきが変わるらしい。う〜む、そんなの意識してなかったけど
そうなのかぁ。普段は小動物のような男だというのに。

そこの貴女、試してみません?


 9月26日
最近はと言えば語弊があるけれど、真面目に毎日同じペースで執筆できている
今日この頃。まだ自分がこんなに書けるんだと日々驚いているが、読みたいと
言ってくれる人がいるからねぇ。

その小説なのだが、俺自身は誰でもそれなりのものを書けると信じて疑わない。
日本語が使えればいいわけだから、みんな喋れる限りは使えるわけです。だが
みんな無理という。そうかなぁ、音楽や絵画の方が無理だろう。

きっとみんなやり方がわからないから、無理って言うんだ。ギターだって教本
無ければやりようがないが、結構みんな弾いている。小説だって書き方を知れば
みんなサクサク書けるようになるはずだ。そこで俺が今回、桐生流の書き方を
公開してしまおう。実録、小説はこうやって作られる!

その1:プロットを作る

プロットとは設計図みたいなものである。頭のいい人はこの工程をすっ飛ばして
いきなり執筆しちゃうが、記憶力に自信の無い人はちゃんと作ろう。具体的に
どうすればいいかと言うと、その物語のテーマを決めてしまう。今回は恋愛に
しようとか、サスペンスにしようとか大まかに決めてしまう。

それから登場人物の設定。どんな名前でどんな性格、作中はどんな事をするか
など決める。細かく決めるほどいいが、あまりどうでもいい事を書いても作中
使わないなら無駄なので、ほどほどにしておく。人物を決めたらどんな物語に
するか、思いつくままイベントを箇条書きにしてしまう。下手な鉄砲数撃ちゃ
当たる。その中から後でいいものだけをピックアップすればいい。

人物、イベントがある程度揃ったら、今度はそれを整理して一本の物語になる
ように、ざっと並べてみる。すっごい大雑把に物語を最初から最後まで作る。
そしてその流れに沿うように、更に細かいイベントや伏線、トリックなんかを
書いていき、物語の八割くらいまで固めてしまう。俺は大体、プロットを完成
させた時点で、一本の話として読めるくらいまで細かく書くのだ。

その2:原稿を書こう

プロットができたら、いざ執筆だ。迷う事はない、プロットとは設計図であり
カンニングペーパーであり、教本である。細かく作った成果がここに出てくる。
さぁ原稿を書くったら原稿用紙かパソコンかに分かれるが、俺は原稿用紙に書く
タイプである。雰囲気が格好良いし、ペンを持ってる方が想像力が湧く。まぁ
どのみち二回以上は書かないとダメなので、どっちでもいいけどね。

執筆時の最大のポイントは、自分の小説をプロみたいに書くって事だ。何冊か
小説を読むと、大体の作家に共通した書き方ってのがある。どうしても自分は
プロみたいじゃないぞと誰もが思う。そこで、書いてる時はプロならどういう
風に書いているかって意識を常に持つのだ。あと、正しい日本語。あまりにも
間違った日本語を使うと、読んでいて違和感だらけになるしね。

あと必要なのは、人に見せる意識を持たないとならない。自分一人しか見ない
ならどうでもいいが、書いたら人に見せたくなるのが人情。そのため、もしも
今自分の書いてるのが本屋に並ぶとしたら、なんて考えていると自ずと説明と
描写のバランスが取れてくるものです。

その3:推敲しよう

推敲とは見直しの事です。当然幾ら完璧に作ったはずのプロット、完璧に執筆
したという原稿も、読み返せば粗があるもの。第一稿なぞ穴だらけ。そのため
もう一回書くハメになる。俺はこの時に原稿用紙からパソコンの打ち込みって
作業となる。段々面倒くさくなるが、気合いである。地味なのだ、執筆は。

第二稿を仕上げる頃になると、大分良くなるはず。この辺で自分じゃ欠点とか
わからなくなってくるので、一旦人に見せて感想をもらうと良い。その結果が
細かい手直しとなるか、大幅改訂となるかは内容次第。ちなみに俺は大幅改訂
なんてハメになったら、諦めてしまうか、小手先で誤魔化すかで済ます。

見直しが終わったら第三稿完成である。これ以上見直すか、どうするかはもう
個人の自由。そりゃ何度も見直し、書き直した方がよくなるが、延々ループして
完成しないのも問題である。ある程度で見切りをつけてしまえ。

以上で完成である、工程としては特別な物はないはずだ。

まぁ、何度も書き直したり見直したりするのが面倒である。そもそも小説執筆
なんて、非常に地味なものである。地味で根気がいるくせ、パッと見ですごさが
伝わらない。それでも誰かに見せて褒められたら気持ちいいんだよねぇ。

ちなみに俺のは自己流です。


 9月25日
連日飲み会が続いたせいでひどく不摂生な日々を送っていたため、気付いたら
ちょいと腹がたるんできた。なんかもうね、もうすぐ割れそうだった段階から
軽く肉のカーテンがかかってしまった。うむむ、これはイカンな。

そんなわけでジムに行こう。やや体にまだダメージが残っているが、それでも
少しずつやって意識を変えないといけない。そう意気込んで目覚めて、不穏な
音にまさかと思いつつカーテンを開けると……。

(;'A`) な、なにこの豪雨?!

えっとね、台風なのかこれは。ビカビカゴロゴロドッカーンと鳴り響く雷光が
空を瞬かせ、大風で荒れ狂う豪雨が地面に水の膜を張っている。テレビなどで
見る、本州の台風の風景が正に我が家の前で行われている。

こりゃ無理だ、諦めよう。

大雨の日に無理して外出しても、ロクな事はない。車だって下手すりゃ事故る
だろう。諦めの早いのが俺のいいところ、単に根性無いだけかもしれないが。
ともかくジムは中止。あとでビリーでもやろう。

寝起きなので頭が働かず、執筆もままならん。ROをやろうとしたらメンテ。
あぁどうしようかと思ったら、先日友人から借りたマリーのアトリエが俺の目に
入った。うん、やってみるか。

この手のゲームは好きなのだが、アトリエシリーズはやっていなかった。その
ため、先日友人の家で見かけた時にやりたくなり、借りたのだ。やらずに返す
なんて無礼だし、折角なのでやらせてもらおうか。

落ちこぼれ錬金術師のマリーが、五年後の卒業試験を目指して奮闘する物語。
プレイヤーはマリーになりきり町の外で材料を集めたり、ボスを倒したりして
話を進めていく。これがしかし、レベルあがらないから弱いぜ!

それでも二週くらいすれば段々慣れてくるもので、やっと面白さがわかってきた
けれど、やってて思うのはこの手のゲームって軌道に乗るまでが面白いよね。
中盤までの四苦八苦して、やりくりする様子が楽しい。軌道に乗ってしまえば
サクサク金がたまるからねぇ。

あっ、ビリーやるの忘れてた!


 9月24日
先日もう使わないからとプレステやサターンの本体などを捨てようとしたとこ
我が大学の先輩からちょっと待ったコールがかかったんですよ。プレステ捨てる
くらいなら欲しいと。俺だって捨ててスクラップになるより、使ってくれる人が
いるならば渡したい。そんなわけでOKと言っておいたのです。

本日昼過ぎ、先輩から電話があり、引き取りに来ると。本日はどうせ先日までの
酒ダメージを抜くためにのんびりする予定だった。事実、昨日は禁酒したのだ。
ダメージを抜くと言っても重病人のように、寝込んでるわけではない。

電話して二時間後くらいに先輩がやってきた。とりあえず迷ったがサターンの
本体はいらないらしいが、ソフトはもっていないのばかりってことであげた。
TheTowerにヴァーチャファイター、ハイドライドに学校の怪談ともう
今ではやらなくなったが当時ははまった思い出のソフトを贈呈。いやごめん。
学校の怪談はクソゲーだった、一回しかやってねぇ(苦笑

とりあえずサターンのソフトとプレステ本体を渡してからしばらく雑談した後
別れる。やはり人と会って楽しく話すと楽しいもんだね。ネット上でも会話は
できるけど、顔を見て表情を感じて話したいものである。

ところで全然関係無い話になるんですけど……

今更ながら、らき☆すたにはまりそうです。

いやね、もう結構前からネットでも話題になってたし、我が友人知人も結構な
人がはまっていたんですよね。ただ俺はこういうのまず最初は受け入れられない
性質なんですよね。うわー、お前ら何こんなのにはまってるのよ、と。

ただ周囲にそういうの好きな人が多いので、段々拒絶から許容に移り、やがて
興味へと変わっていく。といっても、何となくストーリーを知ってて、何度か
ようつべで見た程度で、散々主題歌をカラオケで聴かされた程度である。

昔から萌え商品というか、オタ文化に対してはそういう事を繰り返している。
元々ものすげぇ嫌いだったのが、大学時代にまぁありだよなと許容した時から
従来のオタ文化の大半を許容できるようになった。それでも新しいものに対し
未だに最初は拒絶を感じるので、普通のオタよか波に乗るのが遅い。

そんでもって、城黒猫さんのとこでらきすた関連の日記があったので、興味を
ぐんと引かれ、あー今度書店でコミック揃えようかなぁと。ただ、今月末には
期待のエロゲーごっちるが発売されるし、年末はWiiでバイオハザードとか
風来のシレンなども出るみたいだし、金の飛びようが半端じゃないのも事実。
うおぉどうしよう、困ったぜ。

年末は飲み代も増えるし……Oh!


 9月23日
連日日記の更新ができずに申し訳ありませんでした、えぇ、飲み会に参加して
いたからなんですよ。いやね、一昨日は後輩との飲み会、昨日はけこメンバー
での飲み会だったんですよね。いやこうも連日続くと体もガタガタですよ。

一昨日は大学の後輩達と近所の居酒屋で飲んでました。焼き鳥食って、飲んで
バカな話をしてと有意義な時間。帰ってからもちょっと飲んでしまい、完全に
酔い潰れる。う〜ん、いい年なんだから飲み方考えないとな。

飲み会が続いたので少し体を休めないといかん、たるんできた気がするなぁと
昨日は休んでいたのだが、昼過ぎにけこメンバーの人達から呼び出される俺。
飲み会があるかどうかわからなかったが、一応飲む可能性があるってので車で
向かわなかった。いやー、先日飲んだメンバーもいるし、懐かしい人もいる。
やっぱこうして会うのはいいなぁ。

何をしようかって話になった時、バッティングセンターで遊ぼうという事になり
向かった。そこで俺ももちろんやったのだが……連日の飲み会によるダメージが
残っていたのだろう、ものすげぇ変な痛みと汗が止まらず、三回くらいやって
リタイア。うおぉ、年だ……_| ̄|○

それから店で飲んで、友人の家で飲んでいたのだが、友人の家から出る頃には
完全に泥酔しており、友人の家を出た瞬間から記憶が断片的になる。なんとか
それでも帰れたのだが、タクシーで結構な金を払ってしまったり、家人に迷惑
かけたり、すっ転んだりと酷い有様での帰宅。

んで起きたら、記憶が全然無いわけで顔面蒼白。飲み過ぎるとよく記憶を飛ばす
俺だが、毎度毎度その度に血の気が引くわけですよ。今回はそれがドカンと来て
もう例えようもない不安と絶望感に支配される。胃が痛いのは何をやらかした
のか、わからない不安と恐怖。

そんなに飲まなきゃいいだろとわかっているのだが、ついつい飲んでしまうし
注がれるとどんどん飲んでしまう。それで途中で寝潰れず、すごい量を飲める
ために、酔っ払っての失敗も増えてしまう。

記憶が無いってのは非常に恐ろしい。またそれが断片的であるが故、なおさら
怖い。最初に記憶を無くした時、昨日すごかったよと言われてもそんな事する
わけないだろうと言えたが、それが段々積み重なり、ついには自分を信用する
事ができなくなってしまうのだ。するともう今日なんて起きてからは、色んな
妄想が渦巻き、もしかしたら俺はやったのか?なんてね。

とりあえず友人に電話したら、別に何もしてなかったよと言われて一安心した
けど、それすら優しさで言ってるのかわからない。うーん、まるで夢遊病患者や
二重人格状態。彼らの恐怖がわかった気がするが、俺のはどうだ?

なんて調べてみたら、こんなサイトがあった。

なるほど、人の短期記憶は一分しか保持できないから、酔っ払っているとすぐ
忘れていくので、翌朝覚えていないのか。どんなに泥酔しててもメガネ外して
時計も財布も所定の位置に置き、着替えて寝るのは習慣として体が覚えている
おかげなのか……。そういや道端で寝てたって事は一度も無いな。

何にせよ、いい年してきたんだから飲み過ぎるなって事ですよ。年取るほどに
弱くなっていってるんだからなぁ。いやもうマジで一週間は大酒飲むの控える。
体も財布も大ダメージ。それでも楽しいんだよなぁ、友人と飲むのは。

ありがたい事に誘ってくれるしね。


 9月20日
昨日更新が無かったのは飲み会を行っていたからです、申し訳ない。いや昨日
床屋に行ってサッパリした後、ふと友人を呼び出してうちのパソコン様を修理
してもらおうと考えたんですよ。修理というのがサブマシンなのです。いやね
先日パソコン様が壊れてニューマシンを買ったのだけど、サブマシンも完全に
修復不能ってわけじゃなかったので、一応使えるようにしてたんですよ。

しかし、壊れただけあって何度直しても壊れる。電源を入れて機動確認した後
一時間くらいメシ食うから離れていたら、その一時間の間に何故かOSが壊れて
いたというポンコツっぷり。なので最近はすっかりそれで作業をするってより
パソコンを一から復旧させるための練習台となっている。

でまぁ、俺も結構その辺は覚えてきたのだが、細かいとこがまだわからないので
友人を呼んで立ち会ってもらおうと。それで俺は友人を車に乗せ、我が家に。
パソコンはほとんど俺のやり方でセットアップ完了直前までいってたが、細かい
設定を教えてもらい、完璧にする。これでもう大丈夫!

それで本当は友人を送って終わりの予定だったのだが、共通の友人が帰省して
いる事を思い出し、そいつを連れて飲みに行こうって話になったんですよね。
でまぁ、朝まで飲んでいたわけだが……俺も年取ったなぁ_| ̄|○

何かね、回復が遅いんですよ。二十代前半だったら大酒飲んで二日酔いになった
ところで、半日もあればすっかり回復していた。それが最近だと一日経っても
回復がままならなくなったり、胃がむかむかしたりする。無茶できんなぁ。

さて、そんなわけで本日は運動をやらずに部屋の片づけをしてました。何でも
十一月からゴミが有料化になるらしく、それ以降に物を出すと結構かかるとの
事である。うーん、だったら思い切って大掃除といくか。

まず思い切ってプレステとサターンをゴミ袋に入れる。サターンは壊れてるし
もう何年も動かしていない。プレステは2があるので、初号機はさようなら。
そりゃ思い出はあるし、高価なものだが、だからといって捨てないと後で困る
だろう。ついでにサターンのソフトも全て廃棄。

続いてエロビデオも全て処分。今はDVDの時代だぜ、お世話になったものも
たくさんあるが、それだって別れを告げないと新たなステージに行けないのだ。
お世話になったオネーサマに別れを告げ、ゴミ袋へポイポイ。それがまぁ一桁
じゃきかない数だったので、妹も渚も半ば呆れ顔。

「随分ありますね、先生……」

「なんかこういう光景見てると、年末の気がしてくるよ」

全くうるさいやつらだ。まぁ、あれこれ捨てるとかなり部屋が片付いた。あぁ
やっぱり掃除はいいなぁ。これで一安心。あっ、そうだメールチェックをまだ
してなかったな。何か着てないかな〜……おぉ!!

桑田のライブチケット当選した!


 9月18日
先日家人とメシ食いながらテレビ観ていたんですよね。そこで羊ヶ丘展望台
CMやってて、ジンギスカンがすごく美味しそうに紹介されていたんですよ。
すると家人がいつか食べに行きたいねぇと言ってたのだ。

そのいつかを本日果たしてきました!

いやね、単に食いに行くんじゃなくてお彼岸なのでお墓参り兼ねて行こうと。
そんなわけで本日昼前に出発したんですが……最近体調少し崩してましてねぇ
腹具合が悪いんですよ。元々胃腸はそんなに強くないのだが、ここ一年はまぁ
健康だったんですよ。それがまたちょっと壊してしまってねぇ。

出発前からヤバイかなぁと思っていたが、今更止められず出発。すると出発して
十分もしないうちに、腹に違和感を覚える。第一目的地まで一時間くらいだ。
うむむ……まぁ、この調子なら大丈夫だろう。

運転して、ふとラーメン屋が目に入った。あー、こういう所にあるラーメン屋
って、なかなか食いに来れないんだよな。なんて同乗者と話してたら、不意に
また便意を感じた。うげぇ、おまけにこれは強烈だ……近くのコンビニに車を
停めて用を足そうか。いや、あと三十分くらいだから、きっと俺の肛門括約筋が
耐えてくれるはず。しかし、これはきつい……。

迷った挙句、目的地まで我慢するってのを選択。

人生は賭けですよ、みなさん。いい年してもらすわけにはいかない、おまけに
自分の新車に。なので普通は適当な場所で済ませるのが賢いのだろうが、俺は
その賢さを捨てた。スリルですよ、スリル。勝っても何にもならず、負けたら
リスク莫大なゲーム。脂汗を人知れず流し、ハンドル握る手に力を込めながら
遅すぎる車に心中毒づく。

なんとか目的地に着くと、疾風の如く便所へ。あのベルトを外すのってひどく
焦るし、便座に座るまでが勝負なんですよね。そこまで必死に我慢してそこで
失敗したら、元も子も無いじゃない。何とかセーフ。まだ若いからこんな事が
できるが、これが年取ったら出来ないな。若さゆえのギャンブル。

さてスッキリしてお墓参りも済ませると、今度はジンギスカンを食いに出発。
幾らかして羊ヶ丘展望台に着いたのだが、そう言えば生まれてからずっと札幌
暮らしのくせに、初めて来たかもしれない。でも、そんなもんだよね。意外と
地元の観光地って行かないものだよねぇ。

ジンギスカンは美味かった。観光客もそこそこ多く、そのためか札幌育ちなのに
店員さんが丁寧に焼き方を教えてくれる。まぁ、楽だからいいけどね。しかし
カップル多かったなぁ。デートスポットだっけ、あそこ?

大志もいいが、恋を俺と抱かないか?


 9月17日
激しい喜びはいらない、そのかわり深い絶望もない、植物の心のような人生を
そんな平穏な生活こそわたしの目標
……そう語るのはジョジョ四部のラスボス
である吉良吉影である。彼の人生目標を明確に表したこの言葉は俺の目標とする
人生の指針の一つである。

激しい喜びは手に入らない、最近ふとそんな事を考えるようになった。それも
まぁ、しょうがない。諦めだのネガティブ思考だの人は言うが、体を震わせる
ほどの喜びなど泡沫のごとしで、長く手元に残らない。そうして喪失感を味わう
くらいならば、最初からいらない。

だからこそ、深い絶望の無い生活を求める。悲しみから人が逃れる事は不可能
だけど、その悲しみだって高い所に登らなければ落差を味わわずに済むだろう。
抑える術はある。それでも俺の生活をかき乱す出来事は多々あり、その度に心
乱れてしまうが、それは弱さだ。いずれ克服できるはずだ。絶望を超えた先に
平穏な生活が見えてくる。

ただし、それを求めている俺だが人との関係を完全に断ち切る事はできない。
そうして人との関係において俺が最も嫌うのが、波風立てる事である。自分が
直接打撃を受けるより、俺のせいで誰かが打撃を受けるのを俺は最も憎むのだ。
綺麗事と思うかもしれないが、実際そうなのだからしょうがない。そしてその
度合いは人から言わせると全然大した事の無い出来事ですら、俺にしてみたら
天地を揺るがす大事件に感じてしまうのだ。

いやね、そういう事があったんですよ。

先日、我が家で飲み会をやったんですよ。その時にたくさん飲んでね、友人は
寝潰れたんですよ。でもまぁ、俺も翌日ちょっと用事があったので、もう帰宅
するように起こして帰らせたんですよ。俺も俺でその時は泥酔してて、正しい
判断を持ち合わせていなかった。

起床後、やっべー大丈夫だったかなと思ったが、彼もその日はメッセに入らず
いたので連絡とれなかった。いやもう、胃の痛くなるような時間ですよ。俺が
あの時ちゃんと寝かせておけばよかった、もし何かあったら俺のせいだよなと
ずーっと考えていた。

何とか無事帰れたみたいだったからよかったものの、それでも責任を感じる。
あぁ、なにやってるんだか。こういう事をいつまでも引きずる性格だから俺は
いつまで経っても激しい喜びが無く深い絶望を見つめやすい生活なんだろう。
こればっかりは性格だからなぁ……。

そういう俺を癒してくれるのは時間ではない、エロだ。時間ばかりに頼るとつい
傷口をえぐる視線しか送れない。それよりは忘れるようにエロに没頭して元気
回復する方がよい。そんなわけで本日もずーっとエロ画像見てた一日。

性欲こそ我が支柱!


 9月16日
昨日は禁酒ですよ、禁酒。どうしたの、もう死ぬのかと思われるかもしれんが
俺だって飲まない時はある。いや、正確には飲めなかった。一昨日友人達との
酒盛りで不味い日本酒をガブ飲みしたら、ひでぇ体にダメージが残ったのだ。
ただの飲み過ぎによる二日酔いとは何か違う。これは正月、飲み過ぎて吐血を
した時の身体状況に近い。吐いてはいないが、そんな状況だった。

優秀なる俺は体調を考え、禁酒したのだ。それでも本日まだ具合悪い。うーむ
病院行こうか考えたが、いつもの胃薬出されて終わりだろうからな。だったら
家で大人しくしてようと、ニコニコ動画みてたんですよ。

そうしたらコレを発見したのです。

いや発見というのは語弊があるな。これは先日友人達が来た時に面白い動画を
探していたら、紹介してくれたのだ。これがもう酔っ払ったテンションで見た
時にはゲラゲラ笑って、頭から離れなかったのだ。

でまぁ、このダンスを覚えようと小一時間がんばったのだが、こいつぁ無理だ
覚えられねぇー。うーむ、しかしこれを年末までに覚えて忘年会とかで披露を
してみたい。なぁ、誰か一緒にやらないか?

まぁ、ずっと踊り続けられないので別の事をやろうとサブマシンを点けたけど
反応が無い。あれ、おかしいな?普段はリモートコントロールで操作している
のでモニタ切り替えで事足りるのだが、そのコントロールが接続できない。

しょうがないのでモニタを繋ぎ直して見てみたら、ウィンドウズ起動前の画面で
固まってる。うほっ、エラーだ。これは……システムエラーくさいぞ。あぁん
またOS入れ直しかぁ……。

またってのは、今月三度目なのだ。このサブマシンで三度。いやもう、これは
HDDがいかれてる可能性が高いな。買い替えようにもCPU抜かないとならず
既に一度CPU折れてるだけに、抜くのはヤバイ。

しょうがないのでOS入れ替えして、最低限のセットアップだけ済ませておく。
あとはまぁ、また友人でも召喚してやってもらおう。しかし、何で壊れたのか
さっぱりわからん。だってマシン点けて、アプリ動かさずにメシ食いに行って
たら、壊れていたんですぜ。こりゃ物理的に逝ってるとしか……。

晩飯が八宝菜だったからか?