狂人日記

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 8月31日
人は誰しもふと、エロい事を考えたりするものだ。反論は受け付けない。もし
そんな事ただの一度もないよと二十歳過ぎて断言できるのなら、それはそれで
何か足りないのだろう。生きている上でエロとは切り離せないのだ。

俺も中高生時よりは落ち着いたとはいえ、まだ並よりそういう事を考えやすい
らしく、先日友人のギターに会った時にお前はこの年になっても相変わらずだ
なぁと微妙に呆れられたくらいだ。まぁ、俺としてもエロは非常に心癒される
事の一つであり、活動力の一つである。

そんな俺でもそういう事を考えてはいけない場面と言うのを心得てる。それは
怒られている時でも、葬式の時でもない。悩み相談を受けている時でも、客を
もてないしている時でもない。公衆の面前で裸になってる時だ。

いやね、本日ジム行ってきたんですよ。やっと涼しくなったので、これはもう
だらけていた八月を取り戻すべくがんばろうと。でまぁ、がんばりすぎてしまい
汗はダラダラ、体はプルプル。でもちょっと充実感。さぁて風呂入って、汗を
流してから帰ろうと風呂入ったんですよ。

ジムの風呂は結構広く、シャワー六人分、座っての洗い場四人分、サウナ付きと
結構いいものである。そのため、リラックスもできるのだ。俺はすぐシャワー
室に入り、まず汗を流す。疲れた体に温かいお湯は至福!

それから頭を洗うんですが、その時に目を閉じるじゃない。目を開いている時
だって妄想膨らませて結構色々考えるのに、目を閉じたらなお鮮明にそうした
映像が浮かんでくる。シャワーを浴びていると、必然的にエロ妄想があぁもう
抑えきれないほど溢れて来る。一旦スイッチが入ったら、あのエロゲー、この
エロ漫画と浮かび上がり……。

(;゚д゚) やっべ、元気になりそうだ。

そこに意識を向けるとヤバくなる。とりあえず頭を洗う事に意識を集中させる。
そうだよ、ここで元気になったら男の裸を見て元気になったと思われるかも。
うおぉ、そうなったらメンズモッコリファッカーとして一生重い十字架を俺は
背負って生きていかなければならない。

そんなわけで公衆浴場なんかでは細心の注意を払っている俺。裸になってから
こそが、勝負なのだ。無防備だからこそ、一分の隙も見せてはいかん。こういう
とこが、隙の無い男として女のハートをガッチリキャッチしないもんかね。

好きの無い男はもう勘弁。


 8月30日
生命の神秘とは素晴しいとよく言うが、何が素晴らしいのだろうかと考えた事は
あるだろうか。神秘ってのはわかる。ほんの小さな細胞が、明確な意思なども
まだない細胞同士が結合し、大きくなって生命となる。人間ならば僅か数ミリ
程度の物体が、こうして日記を読み書きできるようになる。僅か一つでもずれて
しまえば、動かなくなってしまう。うむ、神秘だ。

しかし素晴らしいって何だろう。神秘はそのまま素晴らしいに繋がるのかな?
なーんてちょっと前までうがった考えをしていたのだけど、やっぱり神秘って
素晴らしいんだよね。我が妹が妊娠してましてねぇ、日に日に大きくなってく
おなかを見たり、腹部エコーで赤ん坊の姿がほんのり見えると、あぁ命という
ものはすごいんだなぁと思うんですよねぇ。

そんなわけで(?)、本日アカチャンホンポに行ってきました。

いやまぁ、妹の準備もそうだが、妹の知り合いも出産ラッシュらしく、どうも
お祝いとか選ぶために買い物に行くと言ったので、んじゃまぁ荷物持ちとして
行こうかなと。それに、赤ん坊商品など今はどんなのがあるのか知りたかった
からねぇ。

昼頃に行ったのだが、ま〜あるわあるわ、色んな商品が。基本的な商品などは
変わっていないのだろうが、クッションだの何だのはやはり改良が加えられて
おり、母子ともに負担のかからない作りになっている。それにベビーカーとか
なんかえらくかっこよかった。今の赤ん坊はラクチンなんだろうねぇ。

まぁ、正直な事を話せば俺は子供がそんなに好きではない。特に赤ん坊がね。
やっぱ泣くとうるさいし、何より赤ん坊って怖いじゃない。目とかぼわ〜って
腫れぼったくて、エイリアンみたいじゃない。昔から可愛いなんて思えない。
しかし、子供を持てば変わるって言うからねぇ。

親父も若い頃は子供が大嫌いだったらしいが、やはり自分の子供を持ってから
ちょっと変わったらしい。我が友人のギターも先日おじさんになったらしいが
そりゃもう、笑えるくらい呆れるくらいのオジバカであった。写メにすげぇ数
撮った画像を俺に見せて、まるで我が子のように可愛いよな〜とデレデレして
いたが、正直こいつは酔っ払ってるのかと思ったくらいだ。

俺も変わるのかねぇ?ちょいと考えにくいが。

ところでちょいと話は変わるが、人妻には興味がない俺。既に相手がいる人に
対しては途端に興味を失うのだ。これは別に処女信仰ってわけじゃなく、単に
草食動物的な恋愛観が根付いているからなのだろう。

それでもやはり、若妻ってのはいいかもしれないと、買い物の手伝いをしてて
ふと思った。スタイルよくて授乳時期だからかちょいと大きい胸の若妻たちが
闊歩しているのを見ていると、あーやっぱいいなぁと。結局何でもいいのかと
冷静な自分がつっこんでしまう。

いやいや、落ち着け俺。幾らモテないからって、モラルハザードを起こしては
イカン。良識あるスケベ、知識ある変態としてのポリシーを崩してはイカン。
そんなんだから毎晩子孫の欠片を大量虐殺するハメになるんだ。

モテない父さんを許しておくれ。


 8月29日
昨日は皆既月食もあり、月を見た人も多いんじゃなかろうか。あぁした宇宙の
神秘に触れると、自分が言い知れぬ大きな世界の中にいるんだなぁというのを
再確認できますよね。自分がちっぽけとは思わないが、夜空を見上げていると
宇宙に放り出されたような、吸い込まれるような、恐ろしささえある。

今日は月についてちょっと話そうかな。

昔から月を見るのが好きなんですよ。それは何も天体観測とかそういう大仰な
ものではなく、ふと見上げる程度。それでも白金だったり金色だったり、満月
だったり三日月だったりと、色んな顔を見せてくれる。太陽よりも明るくない
けど、あの夜空に煌々と輝く静かな光が何だか心を震わせる。

子供の頃、月にウサギがいると言われてもピンとこなかった。ほら、餅つきを
しているよと夜空に浮かぶ月を指されても、どこがウサギ?とわからなかった。
あれがウサギに見えたのは中学生に入ってからだった。

大学に入って本格的に小説というものを書き始めてから、よく月を見上げた。
執筆に詰まると窓から見上げ、何かパワーをもらっていたような気になった。
それは気のせいかもしれなかったが、でも確かに見詰めていると不思議な光に
心が導かれていくような感覚があった。

大学のからの帰り道、自転車に乗りながら見上げたりもした。嬉しい事があった
時、失恋した時、酒を飲んだ時、色んな場面で月があった。そう言えば、俺が
人生で初めて書いたオリジナル小説も月に関するものだったな。

月夜に犯罪をしたものがその場を去ろうとするが、ふと気配がする。見られた
かもしれないと夜の闇に紛れて逃げる。しかしそれは一向に離れない。やがて
男は怖くなり、誰かに助けを求める。ようやく見つけ、すがったのは警察官。
男が恐れていたのは、月が見せた己の影だった。ってなお話。

そういやこれ、学校の机に中学生の時だか高校生の時だかに書いたんだよな。
当時は今より輪をかけてというか、小説なんて一冊か二冊しか読んだ事がなく
お話の筋ってのもよくわからなかった。それでもたまに思い出すって事は多分
当時の初々しい感覚に、今どこか憧れているのかもなぁ。

本日、酒を買って帰る途中、車から金色の月が見えた。うっすら雲がかかって
おり、ハロウィンなどの西洋ホラーに出てきそうな月。コウモリ飛び、吸血鬼
だとか狼男だのが出そうな月。そんなのもたまにはいい。

そんな俺に世の女性は惚れるべきだ。


 8月28日
暑さが落ち着くと、どこからともなく現れる。ゆるやかに日が落ちかけてくると
どこからともなく聞こえてくる。あのエンジンの音〜、あのブルーのつなぎ。
そうさ〜、今日もどこかで草を刈る〜♪

草刈おじさん現れる〜♪

って、誰がおじさんだコラー!

そうよ、高校生や大学入りたてからすればすっかりオジサンと言われても仕方
無い年齢になってきたが、まだそう面と向かって呼ばれるのは抵抗がある俺。
来年には妹に子供もできるが、オジサンなど呼ばせない。かと言って、お兄さん
つーのも、何かこそばゆい。うん、若旦那と呼ばせよう!

まぁ、そんな鬼が腹抱えて笑う話はおいといて、暑さ一段落してきたので本日
草刈ですよ。ボーボーに伸びている雑草をバッサバッサと草刈り機でなぎ払う。
うなるエンジン、倒れる雑草。とどろくエンジン、からまる雑草。……あぁん
もう、絡まっちゃったよ。そういう時は刃の回転が収まるのを待ってから手で
刃に絡まった雑草を引きちぎる。本当はエンジン止めてやった方が安全だろう
けど、面倒なのでエンジンはかけっぱなし。よい子はマネしてはイカン。

あらかた草刈が終わると俺はすぐ着替えて、いそいそとパソコンの前に戻る。
別にエロ画像を見たいわけじゃない!……いやごめん、嘘をつきました。まぁ
エロはともかく、ちょいとゲームにはまってたんですよ。

れつとれ〜Let's Trade!〜ってフリーのゲームなんですよ。

これは簡単に言えばロマサガ3の会社トレードのみをゲームにしたものであり
自分の資本で相手の会社を次々と吸収していき、敵対会社を潰すってものだ。
ロマサガ3ではそれが最も楽しかっただけに、このゲームは面白い!

操作方法も画面もほぼロマサガ3のそれと同じなので、特別わかりにくいって
ものではない。ロマサガ3をやった事が無くても、すぐ理解できるだろうな。
と言っても、最初はどうやれば勝てるのかコツがわからなかったのでイージー
モードでもえらい苦戦した。

コツさえ掴めばノーマルなんてちょろいちょろい。ハードもそう変わらんだろう
……なんて思っていた俺がバカだった。なんだこれ、むっずー!中盤までは
それなりにサクサク進むが、赤い集団の行動力がありえねぇ……。リセットを
バカスカ使ってるチキンプレイな俺。ぬぁ〜、きつい。

更に上のモードもあるらしい(汗


 8月27日
今月は暑くて何もしなかった、運動すらもだ。だがそれじゃいけない、今日は
必ずジムに行こうと決意し、暑くてダレる体を無理矢理奮い立たせ、夕方頃に
我が家を出発。

ジムまでは車で行くんですよ。駐車スペースもそこそこあるし、歩いて行くに
しては遠い。まぁ、そんなに遠い場所ではないので行くのも楽だぜ。すっかり
慣れた道を運転していたんですよ。道は空いている。今日はがんばろうかなぁ
なんて思ってたら、ふと妙な車に気付いた。

おや、あの青い車、何かおかしいぞ?

軽っぽいような、そう大きくない青い車。単色ではなく、何か模様が描かれて
おり、普通の車ではなさそうだ。ラリーカーみたいなのはたまに見るが、どうも
それとは違うぞ。じゃあ何だろう?よくよく見てみると、衝撃が走った。

(;゚д゚)ギャルゲーの絵がプリントされている?!

どっかで見た事あるようなギャルゲー絵がドアなどにでかでかとプリントされて
いるんですよ。こんな感じで。いやもうね、先日ニュースで痛車とかってのを
見たけど、実際にこんなのを運転している人がいるとは……。

いやもう、ドン引きですよ、マジで。別にギャルゲーやエロゲーが悪いって訳
ではない。俺だってそれはやるからだ。でもね、そういうのって大っぴらにする
もんじゃないでしょ?アキバとか関東だけだと思っていたが、札幌にもいたの
かぁ……衝撃的な映像でした。ちなみにイベント用とかじゃなく、個人の自家
用車ぽかったぜ。

ともあれジムに到着した俺は二時間ほど運動して、その後風呂に入ったのだが
そこでいつも思う事があるんですよ。どんだけ俺は変わったものを見てるのか
もしくは疑問を抱いてるのかってこった。

あのね、水風呂ってあるじゃない、冷たい水だけの風呂。俺なんかは入れないん
ですよね、冷たすぎて。あれはサウナに入った後に入るものだと昔教わった時
入ってみたら、ビックリして心臓止まるかと思った。あれ以来、無理だ。

しかしあれ、結構入る人いるんですよね。多いのが老人。サウナに入った後に
は〜あちあちって感じで、ザブンと。老人は熱さ冷たさに強いからなぁと俺は
いつも思っていたのだが、実はあれヤバイらしいな。

老人は熱さ冷たさに強いんではなく、鈍いらしい。若者と比べて五度くらいは
違ったりもする。うちの婆さんも熱いものを平気で掴んだりするしね。ただし
感覚が違っても心臓にかかる負担は変わらない。水風呂でポックリ逝くんじゃ
ないかと、最近はハラハラしながら見てるんですよ。

俺は美女と泡風呂に入りたいね。


 8月26日
うちの家庭菜園で、自分の家で食べる野菜を作っていたりするんですよ。まぁ
作れるものは作った方が安い場合もあるし、何より品質保証されているために
どこそこ産だの偽装だのの心配がない。

それでまぁ、丁度自分達の分だけを作るってのはできない。やっぱり自分達で
食べる分より、ちょっとだけ多くなったりするものだ。それで近所の人だとか
親戚に配るんですよ。腐らせるより、あげて喜ばれた方がいいしね。

本日、ちょいと親父の姉の家にそんな野菜を届ける事になったんですよ。まぁ
そんなに遠い場所でもないし、毎年何度も行ってるのでスンナリ行ける。昼飯
食い終わって、さぁて準備しようと思ったら、何となく仏間に足が向いてた。
それは無意識の行動でもあったようだったし、何かに呼ばれたような気もした。
ともかく、まぁついでとばかりに線香あげて手を合わせたんですよ。

……おや、何かいつもと雰囲気違うな。

匂いと言うか、雰囲気と言うか、ともかくオッサンっぽい何かを感じたのだ。
でもその場にいるのは俺だけ。あんれぇ〜、俺もオッサンになってきたかな?
まぁいいや、気のせいだろう。

母親を乗せて、俺は親戚の家に向かう。通い慣れた道に、我が愛車もスイスイ
走る。車の調子は上々、しかしドライバーの俺は……なんか背中痛いな。

疲れたような、何だかのっかかってるような変な感じである。うーん、最近は
暑いから体調崩したのかな。それとも首の怪我がまだ治っていないのかなぁ?
暑くてサボッていたが、またリハビリでも行ってこようかな。

不思議な体験は立て続けに起こる。俺の車は冷房をかけていたのだが、不意に
左手のカーナビの辺りが妙に熱い事に気付いた。カーナビが熱いわけではなく
その前の何もない空間が妙に熱いんですよ。それは球形をしており、子供の頭
くらいの大きさだろうか、いやもう少し小さかったかな、赤ん坊の頭くらいの
大きさだったかもしれない。俺だけの錯覚かと思い、母親にもその辺を触って
もらったが、確かに何か違うと。

何とも奇怪な感じにちょっと怖くなったが、これはもしかしたら親父の霊でも
いるのかもしれないと思った。以前、夢の中で新車に乗せてくれと頼まれた事
あったし、本日も仏間にフラッと行ったのは呼ばれたからかも。

千の風になってと言う歌がある。自分が死んでも墓の中にはいない、この風に
乗ってみんなを見守っていますという歌だ。親父も風になったのかな、なんて
四十九日の時に話していたが、空は暑いので快適な我が車の中にいるのかも。
夢も何もねぇ幽霊だなぁ。

そんなこんなで、親戚の家に到着。野菜を渡すと喜ばれて、俺の背中の痛みも
何故か消えた。やっぱり気のせいだったのかな。その後は親戚の家でお茶を飲み
ながら談笑していました。

一時間くらいして、また背中が痛くなってきた。今日は疲れてるのかな、など
思って無視していたら、それからどんどん痛みが増して、三十分後にはそりゃ
もうキツイ痛みが。痛みというより、のしかかられている感覚である。これが
本当に親父の霊だとして、もう飽きたから帰るぞとのしかかっていたのならば
困った霊である。霊なんだったら、自由に好きな場所に楽々行けるのと違うの
だろうか?案外生きてる時と変わらないんだったら、あの世も楽なところじゃ
ないのかもしれんな。

そんな夏の終わりの不思議な一日。


 8月25日
やる気が出ないぞ、困ったな。どのくらいやる気がでないかと言えば、今俺の
傍に美少女が現れ、求愛されたとしても即エロには結びつかないくらいである。
いやまぁ、ごめん言い過ぎた。さすがに俺だって求愛されたからと言ってすぐ
押し倒したりはしない。でも、素っ裸で迫られたら押し倒すのは否めないな。
まぁ、そんなエロですら微妙なやる気なのだから、その他のやる気など推して
測るべし、である。

まぁ、最近は葬式もあって生死をリアルに考える事が多かったために、自分の
精子について考える暇がなかったのだろう。やはりあぁした場面ではどうにも
気分が落ち込んでしまうからね。

あとはやはり、この暑さである。残暑厳しく、札幌はまだ三十度ある。そりゃ
関東関西に比べたら三十度なんて大した事ないよ、何を弱音吐いているんだと
思われるかもしれない。しかし、暑いものは暑い。冬はマイナス十度まで行く
から、気温差は並の関東より厳しいのはずるいと思う。暑さに弱いのだ、許せ。

今この日記を書いている時も暑い。扇風機を朝から晩まで回してるが、ずっと
ぬるい風しか来ない。しかし腹が立って消したら、今度はぬるいどころか熱気
伴った熱い空気が肌にまとわりつく。こってりとしたエロい愛撫のようにもう
舐めまわされているような暑さである。あ〜、この空気がやる気を無くす。

これではイカンのだ。そうわかっちゃいるが、やる気だけが空回り。うぅ〜む
どうしたらこの低いモチベーションの中でやる気を起こせるか。

エロは駄目だ。さっきからエロ画像見て、何とか火を点けようとしているけど
いまいち心も股間も盛り上がらない。酒もいいけど、この暑さだ。飲んだらすぐ
酔っ払ってやる気も何もない。体を動かすなんて、まずそんなやる気が無い。
今日もジムさぼってしまったくらいだしね。申し訳なく思い、自室で腕立てや
腹筋をやったら、暑さで具合悪くなってしまった。

まぁ、いっか。色々悩んでも、動けない事もあるさ。涼しくなったら挽回して
がんばろう。約束できないが、あまり思い詰めてもいい結果など出ない。ただ
そうして後回しにしてる事がたくさんある。小説執筆、草刈り、運動、そして
デート。……いいじゃん、夢見させてくれよ!

そうだよ、本日自動車会社からアンケートが送られてきて、気まぐれで答えた
けれど、その設問の中に購入された車をどの様な用途で使っていますかってのに
主にデートとか答えちゃったよ。一度もそんなのしたことないのにな!

我が愛車の助手席は綺麗なままです。


 8月24日
お通夜の翌日は葬式があるもので、本日も昨日に引き続き親戚の葬式に行って
来たんですよ。前日ちょっと眠れずに飲み過ぎてしまい、起床時にほんのりと
二日酔い気味かと思ったのだが、味噌汁飲んでシャワー浴びているとすっかり
回復。喪服を着て、またも斎場へ。

何度来ても、慣れないものである。在りし日の姿を残した遺影、ふわりと漂う
線香の匂い、悲しげな遺族。肉親ではないが、やはりお世話になっていた人で
あるし、またそうじゃなくても葬式の場というのは厳粛な気持ちになる。

お坊さんが来て、お経が唱えられる。鳴り響く鈴の音、伸びやかに響き渡る声。
俺も厳粛な気持ちで数珠を合わせ、故人の冥福を祈る。安らかに眠ってくれと
考えたりするが、まぁ大抵は何も考えずに黙って読経を聴き入る。一体お経の
意味とはどんなものなのだろうかってね。静かにそうして姿勢を正す事が故人の
冥福を祈る手段であると思う。

けど、斎場はうるさかった!(怒

子供が多かったんですよ、小さな子供が。やはり大人達が神妙な顔をしてたり
いつもと違う雰囲気だったり、暗い斎場でお経が響き渡っていると不安になり
泣き出すのだろう。あまり泣かれると、しつけがなってないなぁと思うけれど
まぁ子供だからしょうがないと思ってしまう。じゃあ、何でまたそんなに俺が
怒ったかと言うと、子供じゃないんですよ。

読経の最中に喋るな、ジジイババア共!!

もうね、読経なんて一時間かそこらで終わるんだから、そのくらい黙っていろ
このバカ共。いい年した大人がそんな時間も待てず、お喋りなんぞしてるんじゃ
ねぇよ、何考えているんだ?何も考えていねぇんだろうな。

故人を偲ぶ思い出話かもしれんが、それだって読経の時はせめて止めておいて
後でロビーなり何なりで話せばいいじゃないか。厳粛な読経の時にボソボソと
話してるのはマナー違反以前に、人としてどうなんだろう。

もうね、いい年したやつらがそんな事してるってのに、俺は無性に腹が立った。
思えば親父の葬式の時も同じようなバカ共がいて、イライラしたものだ。あー
そんなジジイババア共に若者がどうたらこうたらなんぞ語ってもらいたくない。
幾ら故人がもしその場にいて、悲しまずに明るく送ってくれと言ったとしても
読経の時くらいは黙ってるのが普通だろう。

世の中、不払いだの言葉の乱れだの電車のマナー違反など色んな事が取り沙汰
されているが、それは世代など関係なく崩壊してる気がする。無論、そうした
無礼な人だけではなく、ちゃんとした人だって大勢いる。ほとんどがしっかり
した人達だが、少数の無礼者でも目立つのだ。それを根絶するのは不可能かも
しれんが、せめて冠婚葬祭くらいはしっかりした礼儀で挑んで欲しいね。もし
できないのなら、誰かを叱る権利なんぞなかろう。

葬送は厳かな気分でやらんとね。


 8月23日
親戚が亡くなったので、本日は通夜に参列してきました。

その人は昔から色々お世話になってきた人であり、親父の葬式の世話もかなり
手伝ってくれていた人だけに、ビックリしたものだ。ほんと、ここ数年は毎年
喪服着て通夜や葬式に出席している気がする。俺も年取ったんだなぁ〜と思う
瞬間の一つである。

半年前、親父の葬式をやったので流れは完璧にわかる。それでも出席して色々
読経だの説法、また故人の略歴などを聞いてると、あぁ次もし家人が死んだら
こうしよう、祭壇もこのくらいかな、なんて考えちゃうんですよ。

それで、いつも思うのが故人の略歴なんですよね。

あれは故人の出生日、両親の名前に兄弟、最終学歴、就職先、誰と結婚したか
それで何人子供を産んで、その子がどうしてるか、趣味に性格、またどうして
亡くなったのかなどを紹介されるのだ。当然これはテストの穴あき問題みたいに
テンプレがあるので、そこに遺族がどうだったかと書くのだ。

正直、親父の時も困った。出身地なんて知らなかったし、趣味ってそういえば
なんだったろうかと。まぁ親父は野球観戦とか好きだったからわかりやすかった
けど、母親などは全然わからん。むしろ他の家族もわからん。

何より、自分の略歴にすげぇ困る。

学歴以外何もないのだ。職と言っても紹介できるようなものはなく、趣味だって
特にこれだとハマってるものも少ない。本は漫画かエロ本だしなぁ。体を鍛えて
いるけど、それも趣味ってわけじゃない。人に紹介して恥ずかしくない趣味と
言ったら、野球観戦や格闘技観戦、美術鑑賞くらいか?

長いから立派だってわけじゃないのだが、あまりに短いと寂しい気もするぜ。
それにコイツは何もない人間だな〜と生きているうちに思われるならまだしも
死んでまでそう思われたら、たまったもんじゃない。

では何かを残せと申されましても、それができているのなら読経の最中に俺も
こんな事を考えたりしない。あー、でもこういうのを真面目に考えてる事自体
老けた考えなのかもしれないなぁ。

どうせ礼服を着るなら、結婚式の方が良い。やはり悲しみに涙する姿よりかは
喜びで涙する姿のがいい。もっと欲を言うならば、悦楽に涙する姿のがいい。
あー、昨日は発散しなかったからムラムラするなぁ。

生きてる限りは「せい」を楽しもう。


 8月22日
ぼんやりと高校野球を見ていて、とりとめの無い事を考えていたんですよね。
最近はイヤなニュース多いなぁとか、微妙に寝不足だなぁとか、新作プロット
完成したから今晩から書くかなぁとか、色々考えていたんですよ。そんな中で
強く考えていた事があったのだ。

育成ゲームやりてぇなぁ。

エロゲーであれば昔、マイフェアエンジェルを結構ハマった思い出があるけど
あのゲームもどっか行ってしまったので、もうできない。たまにやりたくなる
けど、中古屋であまり見ない。新作でいえばごっちるがあるけど、発売日まで
まだ日がある。うーむ、何かないかなぁ?

プリンセスメーカーがあるじゃん!!

これぞ育成ゲームの王道なのだが、まともにやった事って実は一度も無かった
俺。リメイク版も売られてるけど、どうしても古臭く見える。しかしやりたい
から、何か見つけたら買ってみようかな。

そんなわけでちょっと中古屋に行ってきたんですよ。何かいいの無いかなぁと
見ていると、プリンセスメーカー4が目にとまった。うむ、これにしようか。
5もあったが、絵柄が4のが好みだっただけである。

さっそくインスコしてプレイしてみる。どうやら魔族と人間のハーフである娘を
育ててくれと、昔の仲間に言われた主人公。彼は娘を立派に育てていくのだ。
最初の軍資金はそこそこあるように思うが、正直どうやって素晴らしい女へと
育てていくのかわからぬ俺。まずファンタジーの世界だし、剣術を育てるか。
他にも勉学に気品に、ぬぁバイトもしないと金が足りない!!

しばらくやってて気付いたが、あれこれと色んな方向に最初伸ばそうとしても
上手くいかない。剣術を育てると知力や体力が微妙に低下し、勉学を育てれば
体力が落ちていく。うーむ、とりあえず剣術を伸ばすか。武術大会に優勝とか
してみたいからなぁ……。

バイトに剣術にと励む我が娘。あぁ、汗と涙の青春……。

そんな甲斐もあって、武術大会でも優勝を果たす。よくやったぞ娘よ、お金も
たくさんもらえてお父さんは満足だぞ。それから俺は気品や礼儀作法など娘に
教え込む。やはり女は美しくなければいかん。……うん、何だこのイベント?
娘に男が寄ってきたぞ。娘も何かいい感じだし……。

お父さんは許しませんよ!!


 8月21日
涼しくなったと思ったら、また三十度とか勘弁して欲しい。暑さにうだる俺は
朝からグッタリ。おまけに昨日ジム行ったからか、微妙に筋肉痛気味である。
うーん、暑い。やる気出ない。渚〜、ちょっと脱いでくれ〜。そうしたら俺も
やる気出るかもしれないから〜。

「そういうやる気はお日様が高いうちはダメですよ」

へーんだ、ケチ。そのちっこい胸を俺が揉んで大きくしてやろうと優しさを見せ
ようとしてたのにさ。

「えぇ〜、そんな優しさはいいですよ。あっ、それより他の優しさが見たいん
ですけど〜……お願いしていいですか?」

あー、胸だけじゃなくて体の隅々までって事か。そりゃすまなかったな、俺の
配慮が足りなかったな。やはり一ヶ所集中よりもまんべんなくたっぷりって方が
お好みか。うーん、がんばっちゃうよ!

「エッチな事じゃないですよ。あの〜、虫退治をお願いしたいんですよ」

虫退治?

話を聞けば、車庫傍にある庭木にすごい数の青虫がいるらしい。そういや昨年
同じ木が同じ様にすさまじい数の青虫に侵食されていたな。植えて何年も経つ
というのに、こうした現象は去年からだ。一体何が原因なのやら。

放っておいたら木が食い荒らされるのみならず、すごい数の青虫を育ててしまい
半端じゃなくキモい状況になってしまう。去年は対応が遅れたため、その木の
周辺に千匹以上の青虫が発生した。あれはすごかった……。

今年はなるべく未然に防ぎたい。まぁ、やる事は殺虫剤をまくだけであるけど
みなそれを嫌がる。まぁ、何故嫌がるのかはよくわかる。それは風向きにより
殺虫剤が顔にかかるからって以上に、とある特徴があるのだ。

昼食後、俺はさっそく殺虫剤を持って件の木に行く。パッと見はどこにいるか
わからないが、よく目を凝らせばウヨウヨと動いている。風を計算に入れると
俺は噴霧を開始する。すると間も無く、木に変化が現れた。

ズオオオオオオオォ〜……。

殺虫剤を嫌った青虫が、それはもう一斉に垂れて来るんですよ。どこから糸を
出してるのかわからんが、すごい数がバラバラと降りてくる。それが風に揺られ
地面に落ちたりするのだ。これが家族みんな嫌がるのだ。

しばらく噴霧すると、それはもう悶えながら落ちる青虫どもが地面に溜まる。
うむ、とりあえず今日はこんなもんでよかろう。それからしばらくして、もう
一頻り落ちたのを確認すると、今度はチリトリに集めて、遠くへポイッ!

俺だって虫はイヤである、しかし俺がやらねばみんなが困る。これって、別に
家族間にかかわらず、他の場所でもそうだ。誰かが困っている時に進み出せる
勇気があるかどうかだ。そういう細かなポイントを集めると、きっと恋愛フラグ
なんかが与えられるんだ。そうに違いない!

与えられても活かせられるかは別問題。


 8月20日
ひでぇ酷暑も一段落し、涼しい日も顔を覗かせるようになってくれた北海道。
まだ暑い事は暑いが、活動する気を起してくれる暑さである。暑くてなんにも
考えられず、ダラダラしてしまっていたが、その間にも誕生日だの飲み会だの
イベントがあったので、つい飲み食いが多くなってしまっていた。

そして暑さが落ち着き、思考能力がちょっと戻ると現状認識を始める。うわぁ
最近運動してないぞ、このままじゃマズイってね。うん、今日こそジム行こう。
何があっても行こう。さすがに金ももったいない!

ジムに通いだしてよかったと思うのがコレなんですよね。金がかかってるから
運動しないと損だと思い、半強制的にジムに行く。行けばかなりがんばるので
運動は果たされる。そんで運動していれば、ジムに行きたくない日でも何となく
体を動かそうと、部屋で筋トレしてたりする。

そんなわけで、久々のジムである。半月ぶりくらいだが、いつものように俺は
カードを取り出し、カードリーダーに差し込む。するとパカッとゲートが……
あれれ、開かないぞ?よ、読み取りがおかしかったかな?もう一度……あれれ
やっぱり開かないぞ。な、なんでよー?!

カードを見てみると、スタッフに見せてくれとか書かれている。うーん、前に
こんな事があった時はカードが折れてて読み取れなかったか、金が入ってない
時だった。しかし、サイフに入れてたから折れてるわけじゃないし、金だって
前に金を下ろした時にジム代くらいは入ってるのを確認している。じゃあ一体
何のエラーなのだろう……?

スタッフの人を呼び、どんなエラーなのか調べてもらう。あぁ〜、また無駄な
出費とかするのかなぁ。ついてねぇなぁ。するとスタッフはようやくエラーの
正体がわかったのか、パッと顔を明るくして俺に近づいた。

「お誕生日、おめでとうございます。八月十二日ですよね」

(;゚д゚) えっ、な、何?何の事?た、誕生日??

どうやら詳しく聞けば、誕生日になるとちょっとしたプレゼントをくれるとの
事である。しかし、全員の誕生日をスタッフが把握してるわけなどない。その
ため、カードが自動的に通行できなくさせ、スタッフに伝えるらしい。うーむ
何とも人騒がせなシステムだなぁ。

ともかくささやかなプレゼントをもらい、今度は無事にゲートを通れた。うん
気を取り直してがんばろう。しばらくまともな運動をしてなかったので、本日
そんなに無理しない範囲でがんばった。と言っても、ついついがんばりすぎて
しまう俺。結局ヘトヘトになりながら運動を終え、ストレッチを始めた。

ストレッチをしてる時、じっと足元ばかり見てるわけではない。ストレッチを
する場所からエクササイズできる場所が見えるんですよね。へー、今日はどんな
事をしてるんだろう。おや、ダンスかな?ふーん……え、えぇ!?

ガチャピンがいる!?

無論、本物のガチャピンではない。しかし着ぐるみと言うか、パジャマの様な
感じの一体型スーツってあるじゃない。ドンキホーテとかで売ってるような。
あれを着て、やってる人がいるんですよ。大人だろうなぁ。

もうね、何の意図があるのかわからない。まさかサウナスーツ代わりじゃない
よなぁ……。みなTシャツにズボンの中でガチャピンが一緒に動いているのは
すさまじくシュールな光景であった。

ムックはやはり不人気なのか?


 8月19日
ふと本日早く起きてしまった。まばゆい朝日を見ていると、珍しく活動的な気に
なってきた。うーむ、何かしたい。しかし運動とかではない。買い物をしよう
にも、特に欲しい物はない。でも何かしたい。……映画でも見に行くか。

俺が映画を観に行くなんて、ものすごい珍しい事なのだ。おまけに自発的など
そう滅多にあるもんではない、ってか生涯初である。だけども一人で行くのは
ちと寂しい。そんなわけで渚を連れて行こう。おーい、行くか?

「あぅ〜、行きたいんですけど、今日は別の用事がどうしても……」

そういや昨日、そんな事を言ってたような気がする。うーむ、残念。やめるか
なぁ……なんていつもの俺なら思ったのだが、どうしても本日は行きたい気分。
気まぐれなのだ。うーん、ただ一人で行くのも何だから、久々にアレをやるか。

一人デートコース巡り!

説明しよう、一人デートコース巡りとはその名の通り、一人でデートコースと
なるべき場所を巡るのだ。そこかしこにカップルがいまくる中で、妄想彼女と
一緒に巡る。寂しさはその時ちょっと紛れるが、我に帰った時のダメージ量に
悶絶必至である。あまりオススメしない。

大学時代に何度かやったが、最近はしてなかった。本日久々にやろうかなぁ。
そんなわけで昼頃に我が家を出発。デートの基本は一緒の食事。昼飯だっても
自宅で食わずに中心部で食べるのだ。電車を降りて、すぐメシを食いにいくのは
素人である。醍醐味がわかっちゃいない。俺はあえて十分待つ。そうして女が
遅刻した事を妄想するのだ。

「ごめーん、待った?いやほんと、ごめんね。怒ってるよね?」

それを優しく微笑み、不問に付す俺。実際は駅の改札口で一人ニヤッとするので
かなりヤバイ男にしか見えない。脳内でそんなやり取りをしてから、ようやく
メシを食いに行く。

日曜日の札幌中心部はカップルや家族連れで溢れている。その中でもお洒落な
メシ屋に一人入る。さすがに二人前は食えないので、一人分注文。しかし俺が
食い終わっても、少し待つ。それは食後の満腹感を落ち着かせるためではなく
食べるのが遅い彼女を待ってるって設定である。混雑時にあまりやると怒られ
そうなので、そんなに時間をかけずに退散。

映画のチケットを買ったら、喫茶店で時間潰し。カップルだらけの中で、俺は
脳内彼女との会話を楽しむ。それに飽きてきた頃、いい時間になったのですぐ
映画館に入り、席に座る。

本日見たのはトランスフォーマーである。いやね、CMで随分と懐かしいもの
やってるなぁと思っていたのだが、結構友人で見てるやつが多くてね。感想を
聞いたら、思ったより悪くないどころか楽しいと。CGとかすごそうだったので
気になっていたのだ。うむ、観てみるか〜。

以下、ネタバレ含む感想。

宇宙から飛来した謎の金属生命体はどんな機械にも変身できる。その攻撃力は
すさまじく、米軍も当初はなす術もなく壊滅させられる。生き残った兵士達は
支援攻撃の甲斐あって、何とか一匹撃退させる。この戦闘シーンはすごいぜ!
トランスフォーマーの恐ろしさ、人間の諦めない姿勢がとてもよかった。

一転して、さえない男子学生のお話に。ボロ車を買ったら、何とそれが勝手に
動く。それもまたトランスフォーマーだった。でも、こっちはいいヤツ。当初
戸惑うが、自分の爺さんの謎の発見、そして自分を取り巻く運命に彼女も巻き
込みながら進んでいく。米軍や政府の介入もあり、最初はバラバラだった人類も
共通の敵が何かとわかれば、手を取り合う。

なーんて書けばかっこいいが、この二時間半の映画でカッコいいのは最序盤と
後半だけ。中盤まではひたすらアメリカンコメディを見せられる。しかもその
笑いどころがまたビミョーなんですよ。しょーもない三流コント見てる気分。
トランスフォーマー達もコント役者のようにコミカルに動く。それがダラダラ
続くので、物語の核心に迫るまでは面白くない。

戦闘シーンはやっぱりかっこいい。音楽も随所に散りばめられたロックがまた
いい味を出してるんですよ。ただ、すげぇカメラワークが激しいので見にくい
場面も多々ある。トランスフォーマー同士の戦いなど、早すぎて何してるのか
わかりにくかった。あと、最後のボスを倒す方法もあれでいいのだが、ちょい
あっけなかったなぁ。胸を開けてないはずなのに吸収自爆ってのもなぁ。

何だかんだ言いつつ、CGすっげーという当初の目標は達成できたので満足。
カップルどもに紛れつつ、疲れたので帰宅。まぁ、映画は楽しかった。しかし
部屋に帰ってちょっと暑い空気を感じた時、我に返ってガッカリ。さようなら
夢幻よ。次は本当の女と行ってやるぅ〜。

誰か一緒に行ってくれる女性募集!


 8月18日
昨日更新しなかったのは飲みに行ってたからです、申し訳ない。昨日は高校の
時からの親友の一人であるギターから連絡がありましてね、帰省してきたから
飲みにでも行かないかと誘われたんですよ。年にそう何度も頻繁に会えるわけ
ではないので、快諾。

とりあえず俺の車に乗ってみたいとか言ってたので、昼頃に我が車でギターの
家に行ってギターを乗せる。メシをまだ食っていなかったので、ギターの家の
近くにある美味いラーメン屋へと向かったら……ゲゲーッ、満員!?

駐車場は満車で止められず、人は店の外にまでズラッと並んでいる。待つのは
いいけど、車を止められないと困るので断念。じゃあどこがあるかと悩んだら
ギターが美味いラーメン屋を知ってると言ってきた。そこに行こうか、そんで
どこにあるの?

('A`) こっから車で一時間もかかるだとぅ?!

空腹は最高のスパイスだと言い聞かせて出発したが、段々と空腹がきつくなり
適当なメシ屋で妥協したくもなったが、ここまできて妥協してはイカンと二人
励まし合い、何とかそのラーメン屋へ。うむ、確かに美味かった。

それからちょっとしたドライブを堪能してから、我が家に戻る。飲みに行くのに
車は邪魔だしな。そこで帰宅後、一息ついていたのだが何となく風俗行こうか
なんて意見がどちらからともなく出てきた。うーむ、久々に会ったからそんな
思い出作りもいいかなぁ。

うん、行こう!いやむしろ、イこう!

そう決めると意気揚々と家を出て、ススキノへ向かう。行くのはいつもの店。
そこに入り、俺は写真指名で決めることにする。ギターはフリーでいいらしい。
男らしいなぁ。写真を見ると可愛いのが三名、ハズレそうなのが二名。うーん
当たり前だが可愛いのを選ぶぜ!

「すみませんお客様、こちらは五十分待ちですので……」

なんと、可愛いのはどれも待ち時間多かった。なんてこった……しょうがない
ので、ハズレそうな中からマシだと思うのを選択。少し待って、呼ばれたので
カーテンを開けると……写真よりまだまだ太ってるー!?('A`)

写真指名の意味があったんだろうか、いやむしろ何で俺はこんな太って萎える
ような女に金払って、しかも抱かないとならんのだろうか。脱いでもガッカリ
ボディにゲンナリするも、刺激されれば元気になる悲しい我がムスコ。そして
そんなのでもしっかり楽しんでしまう、抗えぬ男のサガ。

一応スッキリしてからギターとメシを食い、酒を飲み、歌って、また酒を飲んで
歌ってと非常に濃い時間を過ごした。ギターもかなりはっちゃけて、二人して
十年来の友情ってものを再度温めなおした。

次は冬かな、ギターも風俗も。


 8月16日
昨日までの酷暑とは打って変わって、本日の札幌は雨も降って非常に涼しい。
これぞ北海道の夏って感じですよ。何でも昨日より五度や十度も涼しいとの事。
いやー、快適。つーか、むしろ最近の酷暑に体が慣れていたせいで、ちょっと
肌寒さすら感じたくらいである。

さて、ようやく運動する気にもなるってもんですよ。今まで暑くてビリーとか
ジムで汗を流すのをおっくうがっていた。そんな怠け者の俺ともオサラバさ!
よーし、甲子園見終えたらやろーっと。

「せんせー、あのぅ、草刈りお願いしたいそうです」

KU・SA・KA・RI・!

そうだ、草刈りそれがあったな。この大雨に酷暑で作業できなかったから草も
伸びまくりである。明日はギターと久々に会う約束があるし、日曜日は映画を
見に行く予定がある。土曜日には予定が入っていないが、もし雨でも降ったら
ジムには行けるが草は刈れなくなる。そうなると来週まで持ち越し。

さすがにそれは気が引ける。なので本日は草刈りを優先しようか。やる場所が
結構あるからなぁ、がんばらねば。昼過ぎに支度をして、久々に愛用している
草刈り機にオイルを入れる。唸りを上げて回転する鉄の刃!

前は石などに当ててすごい音がしようもんならビビッていたが、最近は滅多に
そんな事はない。気にせずばりばり刈る。一振りで刈り上がるのは、見ていて
楽しい。こうか、こうか……あっ!

バリギギギャン!!

(;'A`) やっべー、車庫ちょっと切っちゃった……。

ちょびっと足を滑らせて刃を前に出しすぎたら、車庫の一部である薄い鉄板を
切ってしまった。うっお〜、まぁ大した被害ではないからいいか。それにしても
薄い鉄板なら切れるこの草刈り機、間違って人に当たったら大惨事。使い方に
注意しないとやっばいぜぇ〜。

それでもかなり綺麗になった。自分の手で綺麗になった我が家周辺を見てると
あ〜俺ってがんばったじゃないと自画自賛。甲子園の芝生ってわけじゃないので
一度刈ってしまえば一週間くらいは平気なので、しばらく安心。

あー、外で焼肉やりたいなぁ。