そのため、鉢の植え替えが必要となってくる。たかが木なのだけど、それでも
長らく部屋にいると単なる物には思えず、生き物に感じるんですよね。なので
成長していくのに小さな鉢のままだと、窮屈で可哀想である。
鉢の植え替えとしては、今日がラストチャンスかもしれないと思った。寒さも
今日はゆるやかで、天気も良かった。これからもっと寒くなるし、雪降ったら
そんな事はできなくなる。そう考えた俺はホームセンターで大きな鉢を購入。
これにパキラを移し、コーヒーの木はまだそこまで大きくないので、パキラの
入っている中くらいの鉢に移す事にした。
さて、鉢の植え替えは一人でもできるのだが、やはり詳しい人がいた方が良い。
そのため婆さんに手伝ってもらう事にする。昼過ぎに俺達は鉢の底に網を敷き
その上に軽石、栄養度の高い黒土を入れる。そうして中央をへこませ、植物の
入れ替えである。
何て事の無い作業である。まぁ、問題はここからなんですよ。俺はパキラ用に
かなり大きな鉢を買ってきた。深さもかなりある。それにぎっしりと土を詰め
そこにパキラ自身が伸びている。
えぇ、重さも結構なものなんですよ。
こう言う時、体を鍛えていてよかったなぁと思うんですよ。下の受け皿がしなる
くらいの重さの鉢を部屋に運び込む俺、きっと体を鍛えていなかったらそりゃ
もう青息吐息だったろうな。何のために体を鍛えているんだろうとたまに自分で
わからなくなる時があるけど、こういう何気ない日常で発揮されると嬉しい。
無論、コーヒーの木も無事に運びました。
さて今、自室には鉢の変わってのんびりゆったりした二つの観葉植物がある。
こいつらがどこまで伸びるのかわからん。部屋の空気をどこまで綺麗にするか
なんてのもわからん。しかし、ちょくちょく水をやったり枯れた葉っぱを除去
したりと世話していると、愛着もわく。そもそも花じゃなくて木を選んだのも
長持ちするからだしね。
緑のある生活はいいぞぅ。
人形は愛を求める、です。
九月の頭から構想をまとめ始め、プロットを作って原稿用紙に執筆し、昨晩に
打ち込みを含めた加筆修正が終わったんですよ。四百字詰め原稿用紙でおよそ
二百三十一枚。三ヶ月で完成とは我ながらなかなか早い仕上がりだ。
でもまぁ、これは応募を考えている作品なのでまだ公開できぬ。見たいと思って
くれた人、申し訳ない。どうしても見たいって人はメールをくれたら送ります。
あぁ、一応ジャンルはホラーです。
さて、今年はもう長いのは書かない。やるとしても、短編を一本書く程度だ。
これは応募するつもりがなく、なかなか新作を公開しない我がサイトの読者の
ためにちょっと書こうかなぁと。いつもいつも新作書き終えたと言いながらも
公開しないばっかりじゃ、ちょっとねぇ。
その後はぼんやり次の構想を練る程度かなぁ。まぁ、年末年始は飲み会とかが
非常に多いだろうと予想されるので、なかなか集中して書けないだろうしね。
それに充電期間というのも必要だ。そんなにポンポンとネタなんか浮かばぬ。
浮かんだネタを温め、色々考える期間も必要なんですよ、ほんと。
さて、そんな今年の肩の荷が下りた俺はささやかなお祝いとして、晩飯前にちと
ピザを食ったんですよ。ピザと言っても宅配のやつではなく、スーパーなどで
四百円くらいで売ってる薄くてでかいやつである。ピザ好きなのよ、だけども
宅配のはでかいし高い。なのでそのくらいので満足しようと。
四分割にして、オーブントースターで加熱。トッピングに道東旅行で購入した
生でも食えるベーコンを乗せる。数分加熱したら、わぁ美味しそう。うふふふ
いっただきまーっす♪
( д) ゜゜ うぎゃあああああぁ！！
ああああああぁ、熱い、熱い、あつひｌさｄじｌふぇｆ！！
迂闊、なんたる迂闊。猫舌なのを忘れて腹減っていたからパクリと頬張ったら
熱々のチーズが上あごにベットリとくっついて、取れない。悶絶しながら舌で
取ったのだが、時すでに遅し。上あごの皮がベロリとめくれる。
うぐぐ、久々の大ダメージ。おかげで晩飯食う時に痛いのなんの。ちくしょう
これ書いている今は大分落ち着いたが、それでも痛い。
酒で消毒しないと！
よく聞かれるのだが、冬になったらみんな厚着して残念でしょうと。いやいや
そいつぁ甘い考えですよ。確かに素肌が見えなくなるので、胸元や鎖骨、また
足回りなんかも隠されて、パッと見はつまらない。
でもね、隠されているからこそ燃えるんじゃないか！
着衣のエロスというものがある。それは着ているからこそエロいというもので
ただ脱がして裸にするより、中途半端に服を着ていたり、また着ているままで
行為に及んだりするものだ。確かに脱がして全裸にしちゃえば、それ以上はもう
無いが、着たままやるとバリエーションがある。
男は脱がせるため、女にドレスを送る。なんてのは誰の言葉だったかな。俺は
正にその通りだと思うね。やはり冬になれば厚着をするため、色んなものを着る
わけじゃない。そこには色んなファッションがあるため、目が飽きない。
それに俺、下着フェチかもしれないのだ。
これは今年あたりに気付いたんですよ。いやね、新聞に挟まっているチラシや
テレビＣＭ、果ては売り場などでふと目に入ると、あぁこれ着させたいなぁと
思ったりするようになった。素材が同じでも、それを包むものによって評価は
変わる。シンプルなのもいいし、ガーターベルト付きもいい。レースがあるのも
いいし、刺繍が綺麗なものもいいぞ。
ズボンやスカート、シャツなんかはいまいち興味が無い。あまりにひどいので
なければ、まぁいいと考えている。でもね、やっぱ下着には気を使って欲しい
ものなのだ。服装の中で女性らしさを一番感じるのは、何であろう普段あまり
見られない下着に他ならないのではないか。
となるといずれ、自分好みの下着を着せたいから一緒に選びたいものなのだが
ぶっちゃけ下着コーナーって男性を近付けさせない力があるじゃない。買い物
していて、ふっと下着コーナーに迷い込んだあの気まずさ。例え女性と一緒に
行ったとしても、きついものがあるよなぁ。
女性諸君、どんな下着が好みかね？
しかし今年に入って顔絡みの事件が多い。飲み会で軽く睨んだら場が凍ったとか
サングラス姿を友人に見せたら普通に怖がられ、どこの暴○団の人ですかなど
訊かれたり……そういえば道を歩いているとすっとどけてくれる人が最近結構
増え、優しい人が多いなぁと思っていたが、あれは違っていたのか？
まぁ今のサングラスは運転用に作った物で、色がかなり濃いんですよ。これを
運転以外に使う気は全然無かったからこう作ったのだが、そりゃあ色の濃いの
つけていたら怖いよね。だから無用なトラブルを招かないよう、下手にケンカ
売られないようにサングラスを付けたまま車から降りたりしなかった。
しかし俺も色々試したい年頃である。そんなにドギツクなく、色の薄めなやつ
ならば威圧感を与えないで、普通にそこらを歩いても大丈夫だろう。いやぁ〜
実は憧れていたんですよ。んで、運転用のは相当怖いと思われるとわかった。
心の乾いた中高生に狩られるんじゃないかとドキドキしてたが、友人にその事
言ったら、向こうの方がそう思って手を出せないと言われたくらいだ。
そんなわけで、本日メガネ屋に行ってきました。
まずどんなフレームにしようかと物色していたら、店員さんがやってきてその
コーナーのフレームでは度が入れられないと言われ、入れられるところのを紹介
してもらった。どれもこれもいいが、下のラインにフレームが無いタイプのが
いいなぁと思いつつ、一応どれも試着してみた。
('A`) ……うっわぁ、鏡の中の男、こえぇ〜（汗
友人の言ってた事がわかったような気がした。鏡の中の男が前から歩いてきたら
間違いなく俺も道をあけるね、うん。最初はデザイン重視で選ぼうとしてたが
いつの間にか威圧感をあまり与えないやつを選んでいる俺がいた。
それでもデザインと威圧感のあまり無いやつの両立するフレームを見つけたので
それで作ることにした。どうもキャンペーン中だったらしく、結構安くなった。
いや、それでも度入りなのでかなり高い買い物になったが……。
しかしまぁ、後悔していない。いつか買うものを今買っただけだ。これで俺も
普段からオシャレにサングラスをつけて歩けるぞ。また薄暗い日でも運転にも
使えるお得な一品。完成は来週らしいのでワクワクだ。
それでも怖いと言われたら……。
バイオハザードアンブレラクロニクルズ、オールハードＳランク達成！
やり始めの頃、ノーマルでもヒーヒー言っててＢランクらＣランクばかりだった
俺はＡならともかく、Ｓランククリアなんて無理だと思っていた。とりあえず
一通りクリアしたらいいや、なんて思っていたんですよ。
そしたらどうだ、オールハードＳランククリアしたら弾が無限になるらしいと
話を聞いた。なんと、バイオシリーズでの名物無限ロケランがそんなハードル
高いのか……。諦めかけた俺だったが、ともかく本当にＳランクとれるのかと
イージーモードで練習してみた。
すると最初は無理だと思っていたゾンビの眉間を狙い撃ちにするクリティカルが
そこそこ成功する事に気付いた。これと敵の出るパターンを覚えればもしくは
Ｓランク出せるのでは？そう思ってがんばってみる事にした。
がんばって序盤、中盤はＳランクを取れるようになった。しかし、それからが
もう難しくて、難しくて……子供だったら泣きそうなくらいやり直して何とか
達成したが、今日は苦戦したステージを紹介しよう。
ラクーン市壊滅事件チャプター１
とにかくここはゾンビが多く、クリティカルを五十以上狙うのがきつかった。
敵が多いのでサクサク倒して進みたいが、そうすると評価が落ちる。ランクが
一つでもＢ以下ならＳランクにはならないので、何度も体で覚えた。けれども
あまり狙い過ぎるとクリアタイムが遅くなる。この兼ね合いが難しい。
瀕死チャプター１
エイダの体力が四分の一から始まるので、序盤は一度のミスも許されないので
最初をどう切り抜けるかに苦戦。そのくせ犬は多いわ、ハンターもどんどんと
現れるわ、その中でクリティカル狙わないとならないわで、相当苦戦したのだ。
ボスは弱かったが、実はすぐクリアすると撃破数が足りなくなる。ボスを撃破
した後、しばらく無限に湧くゾンビやハンターを倒さないとならない。
アンブレラ終焉チャプター１
多分ここが最も苦戦したかもしれん。終盤なので敵も強ければ数も多い。その
中でゾンビが多いから的確にクリティカルを狙わないとならないのはラクーン市
壊滅チャプター１と同じなのだが、ゾンビも遠距離攻撃をしてきたりしてもう
余裕がない。おまけに画面切り替わるとすぐ敵がいたりして、ダメージが……。
ここまで来るのに相当慣れたはずなのに、相当やりなおした。
さてめでたく無限弾薬を入手できたので、バカスカ打ちまくって遊んでみたが
あれだな、緊張感が無いと面白くないな。爽快感はあるが、これはハードＳを
クリアした後にやってよかった。その前だと、つまらんかったな。
これでバイオは制覇したぞー！！
梅こぶ茶なのだ。
いやぁ、これを好きになったのは十数年前、眼鏡屋で出されたのを飲んだ時で
ある。全国各地どこでもってわけじゃなかろうが、何故か俺が行くメガネ屋は
待ってる時に梅こぶ茶を出してくれたんですよ。最初は何だこのスッパイのは
なんて驚いたが、慣れたら美味しいのね。
梅自体はそんなに好きじゃないんですよ。すっぱ過ぎて、どうもね。けれども
梅こぶ茶はほのかなすっぱさが心地よい。昇り立つ香り、渋みの無い喉越しが
えらく気に入りましてね、いつしか好きになっていた。
でまぁ、普段お茶なんて買いに行かず、家の人が客に出すものだとばかりって
思っていたんですよ、俺の中のお茶って。高校生くらいまでは緑茶と番茶しか
マジで知らなかったから、梅こぶ茶なんて名称も知らなかった。そのため俺の
中では、メガネ屋でメガネ買う時じゃないと飲めない貴重な飲み物として記憶
されていたんですよ。
家で飲むようになったのは数年前からである。ようやく梅こぶ茶がどこのお茶屋
でも買えると知って、粉を溶かして飲むタイプのを買ってきたんですよ。もう
みるみるハマりましてね、日に二杯くらいは飲むようになった。
まぁそれも冬の間だけである。さすがに夏のクソ暑い時には飲まない。だから
また寒くなってきたこの時期には、梅こぶ茶が美味い。コーヒーも紅茶も砂糖
入れるので、何もそういう糖分が入っていないから太りもしない。
まぁ、相当渋いよなぁ……。
さすがに外で飲む事は滅多にない、先日タイヤ交換と車の点検でディーラーに
行った時、待ち時間で飲んだくらいだ。普段はコーヒーである。でもやっぱり
みんな格好つけてコーヒーや紅茶飲んでる人だっているんじゃないの？
スタバとかドトールとかで優雅にコーヒー飲んでる人の十人に一人くらい実は
梅こぶ茶だの番茶だのが飲みたいが、ちょっと見当たらなかったからコーヒー
飲んでるのではないか。いや、俺は結構そうなのだ。別にコーヒーとかあまり
飲みたくないが、喉が渇いたから喫茶店に入ってアイスコーヒー注文とか。
無論、何を飲んでいてもいいものはいい。けれど、可愛い女がコーヒー飲んで
いたら普通だが、梅こぶ茶とか飲んでいたらぐっと親しみが湧くじゃないか。
飾らなさに等身大の彼女を見た気がしてさぁ……俺だけ？
誰かほの寒い俺の部屋で一緒にどう？
それでまぁ、出かけた時の事でもちょいと話しますかね。昨日、後輩の用事に
付き合うため、大型スーパーへと行ったんですよ。そこでブラブラと雑貨屋に
入った時、サングラスを見かけたんですよ。
運転用に一つあるが、前々からもっと色の薄い、普段でもかけられるようなの
作ろうかなって思っているんですよね。作るってのは、俺のサングラスは度が
入ってるのです。コンタクト派でもないし、また裸眼で平気なほど目もよくない
ため、どうしても一万とか二万出さないとサングラスが作れない。
そのため、作る前にどんなのがいいかなぁって色々試したい年頃なのですよ。
昨日そんなわけで、こういうのがいいなぁと思ったのをつけて、後輩にどうか
感想を聞いてみたんですよ。やはり第三者の視点は大切だ。
「なんか、ターミネーターみたいで怖いっすね」
(；ﾟдﾟ) なんだと？！
俺としては大人しめのを選んだのに、そんなに威圧感あるのかとビックリだ。
うむむ、ここ最近言われるようになってきたのだが、俺は結構怖い外見らしい。
服装に黒の配色が多いからか？髪を切ってソフトモヒカン気味になったから？
うーむ、本人はちょいとだらしない格好した中学生を見ただけで、内心うわぁ
おっかないなぁと思ったり、スウェット姿のねーちゃんなんか見たらやっべぇ
インネンつけられるよと遠ざかる俺なのにねぇ。
内心はそんないじめられっ子小学生なくせ、外見はターミネーター。そういや
この前、こんな事があったな。いつも運転中にしかしないサングラスは車から
降りる直前に外し、普通のメガネに変えるんですよ。ほら、無駄にそんな恰好
していて、怖い人にイチャモンつけられたら嫌じゃない。
ただ、その時は本当に大した事の無い用事だったため、つい面倒になって俺は
サングラスかけたまま車を降りたんですよ。そこで用事を済ませた時、ほんの
少し離れた所に親子連れの母子がいたんですよ。俺は何気なくその子を見たら
母親はさりげなく、本当にさりげなく手で子供が俺の方にこないよう、すっと
遮ったんですよ。
('A`) えぇ、不審者に思われた？！
いやいや、内心そんなにかよと思いましたよ。確かに運転用のは色の濃いやつ
だから怖いかもとは思っていたが……うむむ、もしかしたら外見がちょっと怖い
から、女もそう思って寄ってこないのか？ならば問題だぞ！じゃあどうしよう
……例えばテディベアのぬいぐるみをいつも抱いてたらどうだ？可愛いぞ。
それはそれで危ない人だな。
そりゃいつでも恋しいに決まっているが、やはり夏よりは冬の方が抱き合って
いても気持ち良いじゃないですか。夏だとベタベタくっついたら互いに汗まみれ
だろうし、ただでさえ暑いのにイラッとしかねない。
しかし冬は互いに寒い。だから抱き合えば抱き合うほど、温かくなってお得で
ある。暖かさは安心でもある。その過程を二人で楽しめるっていいよな。まぁ
そんな事を始終やってるカップルは腹下してしまえ！
さて、そんな寒い日に風呂に入っていた俺はぼんやりと暖かい湯につかりつつ
ふとこんな事を考えた。
女と一緒に風呂に入った時、どの向きにさせるか。
主に二通り、相手がこちらを向くか背を向けるかのどちらかだろう。さすがに
ブリッジしたり、逆立ちなんてアクロバティックなのは想定していない。まぁ
この二つに絞って考えてみた。
向かい合う利点としては、やはり相手の全てが見えるという事だろう。表情は
もちろんの事、おっぱいやアソコまで全てが丸見え。まぁ、入浴剤入れてたら
見えないかもしれんが、それでも正面から全てを味わえる。またより密着して
心地よい感触を前面に受ける事だってできる。
そうすると相手が背を向けるメリットが何も無いように思えるが、そんな事は
ない。やはりより簡単に密着できるし、相手のうなじが濡れていたりするともう
それだけで密やかなエロスがある。また、愛撫は後ろからした方が個人的には
エロいと思っている。それはやりやすいってのと、相手の表情がよく見えない
ために想像力がかきたてられる。相手がこちらを振り返ってきたら、そりゃあ
もうその姿だけでググッときちゃうよね。
何て事を三十分ぐらい真面目に妄想しながら考えていたら、ちょいとのぼせた。
普段そんな事が無いのに、俺もまだまだだなぁ。体を洗って風呂場から出ると
渚と出くわした。
「先生、顔赤いですよ。エッチな事でも考えてたんですか〜？」
言い返せないこの腹立たしさ。
帰宅してメシを食うと満腹感もあって眠気が襲ってきた。そうなのです、俺は
毎日夜九時から十時半くらいまで仮眠するのだ。そしてそれから日記を書いて
小説執筆といくのだ。今日は特にジムでがんばったので、疲れた。寒い部屋の
温かい布団にもぐりこむ。
部屋の明かりは豆電球。うつらうつらしてると、ピロリンと音がした。これは
携帯電話が充電完了になった時、鳴る音なのだ。しかし、帰ってきてすぐ俺は
携帯を充電器に刺したわけだから、一時間は充電されてるはずなのに……随分
遅い充電だなぁ。まぁ、いいか。
それから五分としないうちに、またもピロリン。
……何だ？充電完了したんじゃなかったのか？これはでもまぁ、充電器に何かが
ぶつかって接触がずれると、一瞬満タン状態が解除となり、またすぐ充電完了と
なるから音がするのだが……ここに大問題がある。
充電器がある机と俺の寝てるベッド、距離が離れてるんですよ。
きっと機械の誤作動だ。そう思ってうつらうつらしてると、またもピロリン。
それから幾らもしないうちに、ピロリン。立て続けにピロリン。半秒の間も無く
ピロリン。ピロリン。ピロリン……。
ピロリンピロリンピロリピロリピッピピピロピロリ……。
うおおおおおおぉ、何だこれ。こんなの一度も無かったぞ。まるで笑うように
音楽を奏でるように、充電完了の音が部屋に鳴り響く。あまりにうるさいので
ベッドから起きると、このおもしろ体験を渚に伝えに行く。
「ま、また先生の部屋でそんな事が起こったんですか？！」
この手の話が苦手な渚を一頻り怖がらせて満足すると、部屋に戻った。そして
布団に入るとまたピロリン。これが最後であった。
しっかし本当に我が部屋では妙な事がよく起こる。背後に誰もいないのに気配
感じたり、足音も無くドアに人影が夜中に見えたりなんてのはザラで、仮眠を
してると妙な息使いが聞こえたり、バインダーが急に飛んだり……。
除霊師カモーン！
本日は歯医者の日なんですよ。
痛いから嫌いってわけじゃなく、もうとにかく嫌いなのだ。あいつら本当にもう
話を聞き入れないし。今日だってもうすっかり治ったはずなのに、点検だとか
言って、来させられるのだ。あー、めんどくせー。
渋々病院に行くと、前回の詰めた歯の具合はどうかと訊かれたので、ここの歯が
ちょいと具合が悪いと伝えた。すると歯の裏側は前回いじってないのになどと
言われる。うーむ、そうは言われても前回いじってもらってから何だか具合が
悪いのだから仕方ない。
双方何だか納得しないまま、治療開始。
その歯の裏側の詰め物を取って、詰め直す。どうもザラザラしてたのがそうじゃ
ないのかと歯医者は言ってたが、ザラザラとは感じていなかったんだよねぇ。
でもまぁ、治ればいいやと黙って治療を受けて、直してもらう。
結論：いまいち治った気がしない。
ザラザラした感触はまぁ無くなったが、気になるポイントは治ってないけれど
まぁもう面倒だからいいや、いずれ慣れるだろう。さて本日のメインであった
歯の保護器具、スプリントを作るための調整をする予定だったんですが、俺は
そんなものする気が一切無い。余計な金を取られる前に断っておくべきだ。
作っても絶対しないので、いらないです。
「しないんですか？ 本当に？」
間違いなくしません。
口開けたままなのであまり言えないが、これだけ言うと向こうも引きさがって
じゃあ歯の掃除をすると言いだした。うーむ、まぁこれで終わるのならいいや。
とりあえずギコギコと糸楊枝で歯茎まで削られる。当然血も出る。うがいして
下さいと言われたのでそうすると、当たり前だが血もドバー。
「たくさん血が出てびっくりしたでしょ？驚いたでしょ？」
小学生か、お前は！
段々イライラしてきながらも、今日で我慢だと思っていたら、下の歯の左側を
磨き終わった段階で今日はおしまいとか言われた。おいおい、こんな中途半端な
とこで何故やめる？あれか、何度もこさせようって作戦か？
「保険の適用の関係で、四分の一ずつしかできないんですよ」
やはり歯医者は一度で終わらぬ。
バイオハザードは全てのシナリオを出してクリアしたので、とりあえずバイオ
シリーズお決まりの無限弾薬を出すため、全てのシナリオのＳランククリアを
達成しようとしてる。とりあえず序盤はやった。でも、そっからが問題なんだ
よなぁ……。ロシア編なんてどうやってＳ出せばいいのやら。
まぁ、バイオの話はいい加減やめておこう。三日もやったら読者も飽きるな。
うーん、しかし何を書こうかなぁ。とりあえずタバコでも吸って、気分転換を
しようか……あぁ、タバコ切らしてるんだった！
別にヘビースモーカーでもチェーンスモーカーでもないが、俺は日に三本程度
タバコを吸う。三本程度だったらやめた方がいいのかもしれないが、それでも
日課となっているものはなかなかやめられぬ。
たった三本、だが割と重要なんですよ。大抵日記を書き終え、小説へと思考を
転換させる時のスイッチとなっている。俺は日課というものを結構大事にする。
毎日同じようにしないと、なんかイヤなのだ。イライラすらする。
だったら買ってくればいいのかもしれんが、この寒い中を外出するのは面倒。
いやもう、昨日からずっと雪降ってるしさぁ。どうせ買い物に行くのは車なので
どうとでもなるっちゃなるのだが、ほら、たった三本じゃない。そこまでする
のも、なんだかなぁ〜ってね。
いやワガママだとわかってますよ。
「せんせー、お届ものですよ。なんですか、これ？」
寝たくせにどこか疲れた体を引きずるようにして便所に行こうとしたら、渚に
呼び止められる。用を済ませてから呼び止めてくれればいいのに、気の利かない
やつだ。ともかく俺に届物とは何だろう？最近は別になにかを注文した覚えは
無いんだけどな。……あぁー！！こ、これは？！
桑田佳祐のライブチケットじゃないか！
ペラペラのローソンチケットって書かれている封筒はそれに間違いない。俺は
部屋に戻って開封すると……イヤッハー、思った通りだ。えーっと席はどうだ？
遠かったら嫌だぜ。席はアリーナＡブロック。おぉ、これっていいんじゃない？
さて、きたえーるのサイトで確認っと。
_|￣|○ わからねぇ。
どうもきたえーるはそうしたコンサートを普段するような会場じゃないらしく
どういう感じになるのか全然わからん。演出の仕方によっても、ステージの位置
変わるだろうしなぁ。うーむ、当日までのお楽しみかぁ。
ともかく、まだチケット来ないのかなぁと最近ちょっとやきもきしていたけど
それが解消されて満足。チケット確認後に用を足してスッキリ。そんな俺が次に
やる事と言えば……バイオハザードアンブレラクロニクルズである。
実は昨日、ノーマルモードでランクＢやＣながらも大半をクリアしてたのだ。
四時間かそこらで。確かに難しいが、それでもまぁ割と平気。ただ本日プレイ
するのはバイオシリーズの中で唯一やっていないロシア編。初プレイだ。
でまぁ、その初プレイってのもあるし、このゲーム一応の最終編でもあるため
ノーマルでも難しいのなんの。おいおい、ハンターにリッカーにキメラだとか
出過ぎだろう。何でお前ら、一気に十体とか出てくるんじゃあ！
硬い敵、猛烈にわき出す敵、素早い敵。雑魚でもボロボロにされる俺。うーん
こりゃ難しい。隠しアイテム探している余裕など無いぞ。ともかくクリアだけ
目指して撃て、撃て、撃ちまくれー！……あっ、またやられた。
それでも何とかボスに辿り着いたのだが、それがまた強いの何の。子供ならば
半べそかくくらいやり直して、何とか勝利。うん、もうプレイしたくないって
思うくらい、トラウマだ。
一応全て終わったと思ったのだが、どうやらステージにとって高ランクを取得
しないと現れないステージがあるとしって、ビックリ。うわぁ、こりゃまたも
やり直さないとならんぞ。まずは隠しアイテムを全部集めないと……。
ところで話は変わるのだが、我が部屋に今日ずっと一匹のハエが迷い込んでる。
そいつがこの時期のくせにやたらビュンビュン飛び回って、一ヶ所に落ち着く
様子が無い。バイオやってる時も気になるから早く倒したいのだが、やっぱり
止まっていないと倒せないわけで……くそぅ、こいつもしやバイオ兵器？
ゾンビの前にハエかなぁ。
そこからパッタリと記憶が消え、気付いたら我が家のベッド。
いやほんと、毎度の事だけどビックリですよ。それまで確かに酔っ払ってたが
泥酔ってほどではなかった。なのに本当に何も覚えていない。友人に本日確認
取ったところ、普通にその後会計を済ませ、帰ったらしい。そして家人に連絡
して、ちゃんと帰宅してから着替えて寝たらしい。う〜む、昔は酔っ払っても
そうそう記憶を失わなかったのだが、ここ数年は多い。外で大酒飲んできたら
最近はものすごい高確率で記憶を飛ばす。脳が溶けてきてるのか？
ともかく本日は二日酔い。ジムに行こうにもそんな体でやってはぶっ倒れる。
うーむ、だったらあれをやろうかな。
昨日買ったのだが、昨日は飲みに行くという事もありやらなかったんですよ。
バイオシリーズは大好きな俺、さて今回はどんな感じなのかな？
システムとしては通常のバイオシリーズとは違い、ガンシューティング。強制
移動のため、じっくり探す事が出来ない。その中でアイテムを取っていくのだが
結構これが難しい。なんせゾンビとかたくさんいると、その暇が無いしね。
ハンドガンの弾は無限。まぁ、弱いからなんだろうけどね。他の武器の弾薬も
結構あるので、弾に困る事はそうそう無い。気分としてはハウスオブザデッド
とか、映画版バイオハザードみたいな感じである。
バカスカ打てるのは爽快であるけど、まぁ大味になっちゃったかなって思う。
当初の少数のモンスターによる恐怖は身をひそめ、U以降の敵をバンバン倒す
ゲームに拍車がかかった。うーん、俺としては大群をバカスカ倒すのはバイオ
シリーズとはちょっと違うなぁと思ってるんだがね。
話としては０・１・２の総集編みたいな感じである。クリアによってその他の
視点でも話が見れる。ワンプレイはそう長いものではない。早ければ十分程度
なのだが、三十分くらいかかる場所もある。いやもう、ボスより雑魚が強くて
すぐやられちゃうのよ。自分で避けられないしさぁ……。
とりあえずハイスコアを出すためには早く倒すのもそうだが、ゾンビの眉間を
狙って一撃死させるテクニックが必要となる。俺はこれ、かなり苦手なのだ。
あぁんもう、ゾンビよフラフラするな。的が定められぬ！
明日もゾンビ退治かなぁ。