そう、先の戦争で亡くなった人がいるから今の我々がいるのです。そりゃ誰も
戦争なんてしたくないし、今の世の中で人を殺せば悪い事だとわかる。しかし
やらなきゃやられる、黙っていて滅びるのを待つのかという状況ならばそりゃ
戦うだろう。当時には当時の生き方があり、後の世の価値観で否定したりなど
できん。ただ、そんな人達がいたからこそ、今こうして暮らせるのだ。
うちの爺さんの兄が沖縄戦で亡くなったらしいのだ。らしいと言うのは詳細が
よくわからんからだ。一体どんな戦い振りで、どんな成果を上げたのか、また
どんな死に方をしたのかは不明で、それでこの世がどう変化したのかなんてのは
わからないが、そうした先人が国を守ろう、家族を守ろうとしたから、この世で
俺はこうした文章を書けたりできる。もしそうした人々が皆無で、あの激動の
歴史に飲まれていたら、どうなっていたやら。
そんな事を思いながら、高校野球の正午のサイレン聞いて黙祷。
いやぁ、高校野球は面白いね。目覚めたら駒大苫小牧が青森山田にボロ負けを
していて、あぁこりゃダメだ、何でエースの田中温存してるのよ、そんな余裕を
見せてるからこんな事に……あれ、おぉ点数入ってきた、おやまた！
こりゃ、もしかしたらいけるんじゃね？！
しかし青森山田も簡単には引き下がらず、後半に入ってものすごい熱戦。おぉ
これは面白い試合だ、両者気持ちのぶつかり合いがすさまじい。しかし最後は
駒大苫小牧が素晴らしい追い上げで逆転。
いやぁ、面白い。何か駒大苫小牧って毎年漫画みたいな試合をするなぁ。見て
いるこっちも手に汗を握り、本当に野球というものの面白さに触れた気がする。
一球にかける思い、気持ちと気持ちのぶつかり合い、絶対に負けられない思い
そして全力でのプレイ。
これよ、この姿勢に感動するのよ！
これに対して、プロ野球の視聴率は下がっている。いや、球場に足を運んだり
ネット中継などで各球団の結果を知ったりするので巨人戦を見て、他球団の
結果を知る必要がなくなったからかもしれん。でも、それだけじゃない。
後の無い必死さが薄いのだ。甲子園ではどの高校も後が無い。一回負けたら即
脱落なのだ。だからこそ必死にがんばり、負ければ涙して、勝てば歓喜の中で
抱き合う。こうしたひたむきさに我々は心打たれるのだが、プロ野球は半年の
期間で戦うので、今日負けても明日勝てばいいや、今は三位だけどまだ二ヶ月
あるから何とかなるだろう、とかね。
それじゃあ、感動しないわけですよ。ただ、今からペナントレース廃止しろと
言ったら、野球見る楽しみが無くなってしまう。しかし、今日負ければ明日が
無いというひたむきさも見たい。
プロ野球もトーナメントで年一回やってくれんかなぁ。
ペナントレース終わった後でもいいし、オープン戦のしめでやってもいいな。
ともかく、一度きりの戦いで日本一を決めるのも悪くない。そうした必死さを
垣間見れると面白いと思うんだが、どうだろう？
野球に思い馳せられる平和はいいなぁ。
さて、話は十三日の出来事を話しましょう。その日は昼から墓参りをした後で
ギターとのりたまと会う約束をしていた。高校時代から今も親しい友人である。
そんな間柄であるギターが帰省してきたので、じゃあ会おうと。集合するため
のりたまが我が家まで迎えにきてくれるらしい、いいヤツだ。
まだかな〜と待っていると、急に我が携帯が鳴り出した。おっと、のりたまから
かなと思って出たら、何だか聞いたことも無いオバチャンの声。ありゃ、何だ
間違い電話かと思ったら……。
「すみません、アマゾンからのお届け物を今から配達しますね」
Σ(ﾟДﾟ；≡；ﾟдﾟ) い、今からかよ！？
あれれ、配達予想日は十四日か十五日だと記載されていたのに随分早くに届く
もんだなぁ。えっ、何を買ったかって？ＤＶＤですよ、ＤＶＤ。たまたまその時
チャットしてた人がどんな内容なのか聞いてきた。うん、まぁ、予想通りの物で
ややマニアックだよと。
「マニアックってどんなの？盗撮とか？」
レズＳＭ調教〜畑野まゆみ・竹内まり〜
スクール水着９８０
電マ＆バイブでイッちゃう女子校生２
軽く友人を絶句させたところでのりたま登場。届いた品物を見て何かと聞いて
きたので説明すると、苦笑いされる。まぁいい、出発しようじゃないか。そう
思って車を走らせようとしたところで、ギターも何故か我が家に来てしまう。
ギターの車には職場仲間が二人もいた。どうやら休暇を利用してこっちへ遊びに
きているらしい。なるほど、今日は五人か。
とりあえずギターの家に行き、しばらくうだうだした後で、すすきのへと出発
する。えっちな店に行ってもよかったのだが、のりたまがそういうのは勘弁を
してくれといったのと、俺もあいにくそこまで持ち合わせていなかったので断念
して、普通にメシを食いに行く。
いやね、霜降りジンギスカンと地鶏と塩ホルモン食い放題に加えて飲み放題が
ついて三千百円の店を見つけたんですよ。何だ霜降りジンギスカンって？一体
どんな味かと気になり向かった……のだが、あれれ、見付からぬ？？
住所はこの辺で間違いないのに、見当たらない。ウロウロしてると、案内員の
人が声をかけてくれ、親切に教えてくれた。うぅ、すすきのを利用して何年も
経ってるってのに、ちと恥ずかしい……って、こんな路地の地下かよ！
こりゃ見付からないわと思いながら、入店。店内はさほど大きくなく、どこか
隠れ家みたいな雰囲気である。ビールを注文し、それと共に肉が届けられる。
霜降りジンギスカンってどんなものかな〜（ドキドキ
あれ、意外に普通のラム肉みたいだ。
いや、見た目は鮮やかで美味そうなのだが、想像していた霜降りとは違ってて
普通のラム肉みたいである。これがそうなのかな？でもメニューに霜降りの肉
なんて他に無いから、きっとこれなのかな。考えても肉は変わらないし、腹も
減ったのでと焼き始める。おぉ、いい感じではないか。じゃあ、いただきます。
( ´ー｀) ……。
(＊ﾟДﾟ) う、うめええええええぇ！！
すごくアッサリしてくどくないんだが、とても濃厚な味わいにビックリ。いや
こんなに美味いとは……見くびっていました、ごめんなさい。ギター以下四名も
これは美味いと大絶賛。地鶏もホルモンも美味くて、申し分無し。値段以上に
満足できた店であった。
その後は酒の飲まなかったのりたまに送ってもらい、帰宅。もう少し飲もうと
思ったりもしたが、あまり深酒するのもよくない。いや、何も無ければそのまま
飲んでいたかもしれないが、今や手元には三つのお宝がある。あまり飲み過ぎて
しまうと、気力も体力も奪われる。……うん、今日はこれでしよう。
エロは深酒から身を守ってくれた。
おきのどくですが きりゅう の としは あがりました
……はぁ〜あ、やっちまった、年取っちまったよ。これで二十六歳ですよ俺。
なんて言うの、ドラクエの呪いの音で表現したけど、気分はウィザードリィで
馬小屋に泊まっていたのにもかかわらず、レベルアップした感じ。ウィズでは
還暦を迎えたらパラメータがぐんぐん下がるけど、現実ではもう体力が下がって
いる気がするぜ。
「ちょっとちょっと、先生。何でそんなに暗くなるんです？おめでとうですよ」
ふっ、渚よ。お前はまだいいかもしれないけど、二十五を過ぎると色々悲しく
なってくるんだぞ。まず四捨五入すると三十になるし、お肌の曲がり角に差し
掛かるし、体力も衰え始める頃だし、中高生から見ればオッサンオバサンだと
見られるようになってくる年齢だ。それでもまだ二十五はいい、まだ二十代も
半ばなので、成熟した青春だと見えなくも無い。だがな、二十六になればもう
青春なんて恥ずかしくて使えないし、己のことをボーイなどと間違っても言う
事が出来ない。恥ずかしがり屋のシャイボーイなんて言えないんだぞ。しかし
シャイマンだと、半熟英雄に出てくる低級エッグモンスターみたいで格好悪い。
大体なぁ、今でも二十七や二十八ってオッサンだと思ってるのに、もうそこへ
リーチかけちゃったんだぞ。俺ヤバス。
「落ち着いて下さいよ〜。誕生日と言うのは成長と共に、この時まで生きる事が
できましたって区切りのお祝いでもあるじゃないですか」
うむ、確かに美味い酒が飲めるのも生きているからだ。お前にもらった日本酒
越乃景虎はすげぇ美味い。だがいいか、二十歳過ぎると誕生日なんて何も嬉しく
ない理由があるんだよ。
それはな、国家公認イベントが無いんだ。
十八でポルノやグロが解禁され、二十歳で酒やタバコが解禁となる。社会的に
成人との称号を受け、レベルアップする。まぁその称号に見合わないやつなど
ゴマンといるが、それはおいておこう。でもね、そっから何も無い。一応今は
六十五になれば年金もらえるが、俺がもらう時には八十とか行ってるんじゃ？
だからね、何かこう、イベントがあれば楽しめると思うんだよね。
「イベント、ですか。でも、それだと誕生日が待ち遠しいですね」
そうだろう。だからそうだな……こういうのはどうだろう？
三十歳：国公認の出会い系サークルが使用可能（少子化対策その１
四十歳：シングルマザーを望む女に種付け可能（対策その２
五十歳：風俗が３割引となる。
六十歳：女子高の体育の教師を一時間だけできる。
とりあえずこんなものでどうだ。うむ、これならば三十になりたいと思えるし
早く四十や五十になりたいとも思える。へっ、このジジイがという声も妬みと
しか聞こえなくなる。素晴らしきかな人生！
「なんか全部問題あるような気がしますけど、最後のはなんですか？！」
あぁ、女の場合は男子校な。もう六十にもなれば若い人と触れ合うなんて電車で
痴漢と間違われる覚悟でもなけりゃ無いんだぞ、でもきっと触れ合いたい、いや
それが叶わなくとも、近くにいたい。それを叶えるためのご褒美だよ。
「……二十六歳になっても、全然変わってませんね」
頭の中はまだバカ中学生レベルです。
結婚……俺が物心ついてから初めてと言ってもいいかもしれん。まぁ、友人の
結婚式は我が妹の結婚式の一ヵ月後なので、厳密には初めてじゃないんだけど
まぁめでたいものはめでたい。ところでワンタンよ、相手ってどんな人？
「あぁ、学生だよ。年は俺より上で、ほら、この子」
お前より上って事は、社会人入学とかかな。どれどれ写真は……おや、普通に
可愛いではないか。どこに住んでるの？
「えぇと、中国の〜省ってとこだよ」
Σ(；ﾟДﾟ) 中国人かよ！
友人の結婚、俺としても初めての参加となるものが、いきなり国際結婚とだは
驚きである。そもそも、以前も韓国人と付き合ってたらしいので、国際的だと
思っていたのだが……どんな結婚式になるやら。
さて友人の結婚を祝いつつ酒をほどほど飲んで帰宅。今回は記憶も無くさずに
寝過ごしもせず、余裕の足取りで帰ってから、また酒を飲む。そう言えば確か
親戚が東北旅行したからって秋田の地酒をもらったな、それ飲むか。
ほほぉ、美味そうだ。今までビールやカクテルだったから日本酒飲んだら酔い
そうだけど、美味い酒なら悪酔いしなかろう。ぐびりっ。
( ´D｀)◇ ……。
(；ﾟДﾟ)◇ ぐぶぁ！！
な、なんだこれは、すごくキツイぞ。度数は……２１度？！普通の日本酒が
１６度くらいだから、日本酒として飲めばきつい。焼酎に近い。しかし、他に
酒は無い。しょうがないので飲んでると、これがきくのなんの……。
気付いたら寝ていた。
おまけに二日酔い、間違いなくあの日本酒のせいだ。ややフラフラしながらも
階下に行くと、俺に仕事を紹介してくれたオジサンがきていた。あぁ、どうも
こんにちは。えっ、働く気？ありますよ。履歴書……はい、書いておきます。
えっ、採用試験あるんですか？！……うむむ、まぁ、しょうがない。
「あとな、クレーン車の作業免許あった方がいいぞー」
Σ(ﾟДﾟ；≡；ﾟдﾟ) さ、作業免許だって？！
過去何度も話しているが、俺はすごく運転が嫌いである。全く興味無いために
教習所に行くのが苦痛でしょうがないくせに、普通免許のみならず大型特殊免許
まで持っている。人生に必要だからだ。しかし、もう二度と教習所なんかには
通わないと決めたのに、何故にこんな……。
しかし、取らないと働けないかもしれない。あった方が採用率上がるのだから
取るに越したことは無いのだが、ものすっげぇ嫌だ。内気な人間が街頭演説を
するくらいキツイ。活動的な人間が一週間自宅でじっとしてるくらいキツイ。
公園管理って聞いてたけど、なんだよ、何でクレーン使うんだよ？！
涼しくなったら行くかぁ（涙
あなたの”サドマゾ指数”はズバリ
サド度：120％です
マゾ度：80％です
あなたはSともMともどちらとも言えない中間タイプです。どちらの要素も平均的に
入っているようです。それぞれの気質は、子供の頃から先天的にもっています。
ちなみに、サド的男の子は、非常に活発で冒険好きな、いわゆるガキ大将型です。
マゾ的男の子は、いつも小さくなって、誰かの保護を求める傾向があります。
恋愛面では、一般に、サド的女性は積極的で、マゾ的女性は受動的です。サド的
男性は、一時的な愛欲の享楽者で、目的を達するためにせっかちになります。
サド的男性にとっては、プラトニック・ラブなどという叙情的な感情は無縁ですが
マゾ的男性は、恋愛を神秘化し、彼女に対する慕情を長い間、大きな秘密として
胸にいだき、思いを打ち明ける時も、ストレートに愛情を表現できず、贈り物や
第３者に託したりして、遠回しにしか言えません。そして、途中で、サド的男性の
ライバルが現れたりすると、自ら退却してしまいます。
つまりはどっちも持ってる、普通な人である。
ほら、散々日記や日常でエロい話をしたり、また周囲からもそうした目で見られ
ドスケベ、ド変態と言われている俺だが、案外普通じゃないか。誰だってＳＭ
要素はあるもので、それが強いか弱いかでこの人はサドあの人はマゾと言った
カテゴリーに分けられる。
そういう意味では俺は案外普通なわけで、いわゆる偽悪者である。自分でエロ
エロと言ってるわりに理性の男。変態と言いつつも、言うだけ。いわゆる安全
極まりない誠実なる男である。それがこの結果に如実に表れている！
「あの〜、先生、ちょっといいですか？」
おぅ、なんだ渚。この誠実ジェントルマンに何か用か？
「それって、割合としては平均的ですが、一般の平均より上の平均なのでは？」
なっ、何が言いたい？
「ですから、段違いにエッチなんじゃないかなぁって」
何だとコラー、お前あとで胸と股間を切り抜いたスク水着せて、縛って身動き
とれなくしてから、散々いじくりまわすぞ。動いたら食い込むように縛ってやる
から、覚悟しろよー！
「ほ、ほら、それですよ。普通の人はそんな事言いませんよ〜」
…… (ﾟДﾟ )
( ﾟДﾟ) ……
(ﾟДﾟ) キノセイダヨ。
そんなことするわけないじゃん、願望は願望のまましまっておけるから、理性
溢れる男なのだ。あぁそうさ、やれるもんならやってみたいよ。しかし、余程
そういう趣味に合致した人じゃないとできんので、そういうのはエロ動画なり
エロ漫画やエロゲなどで満足させる。誰しも変態性はあるけど、それを言うか
言わないかの差である。
あらかじめ言ってた方が、覚悟しやすいじゃないか！
そんなわけで、日記以上に安全な男である。言い換えれば、攻める若さが少し
足りないのかもしれん。うむむ、サドマゾ以前に活力が無いとなぁ。ダメだよ
今からカラオケでサザンの夏をあきらめてを歌っているようじゃ。もっとこう
アグレッシブにいかねば！
プレイはＳのがやりたいんじゃあ！
おまけに今日は、どうしても外出せねばならん。何故かって、明日がサザンの
新曲である『ＤＩＲＴＹ ＯＬＤ ＭＡＮ』の発売日なのだ！
ＣＤなんかは公表発売日の前日から発売される。そのため、明日発売日ならば
今日から売っている。どうせ外出するなら、ジムも済ませてしまえとばかりに
気持ちを奮い立たせ、家を出る。まずはＣＤ屋でＧＯ！
店頭にサザンコーナーがあったので、すぐに手にする。レジの前には二人いて
どちらもサザンの新曲を手にしてる。おや、今回のは売れるのか？ＣＭとかは
あまり見ないし、俺がファンじゃなければ新曲出ただなんて今日まで気付かず
過ごすだろうに……まぁ、いいか。あぁ、クジひくのね。クジ運なんて俺には
無いから、またハズレのステッカーのみなんだろうな。
と思っていたら、うちわゲーット！！
わーい、何か当たるなんて珍しい。うちわでもすげぇ嬉しい。気分良いままに
ジムへと向かう。ジムはこの暑い日なのに相変わらず盛況である。今日こそは
軽くやろうと、心持ちトレーニング量を減らしてみる。終わった後は余ってる
チケットを消化しようと、日焼けマシーンを使う。ちなみにあと二回もやって
チケットが無くなれば、もう焼く気は無い。
しかし、日焼けマシーン使ったよと人に言えば、早死にするからやめておけと
よく言われる。曰く、余計に紫外線浴びるとガンになるとか、活性酸素が暴れ
体を壊すとかなんやらかんたら……。
うるせー、体焼こうが勝手だろうが！
だったら、夏の海やバカンスを楽しんでいる人々に外は危ないと啓蒙して回り
やがれ。公園で昼寝してる人や、半袖で外を歩いてる人にも文句言いやがれ！
そもそも、そんなに神経質に日焼けガードしたって、焼肉食っていたり、酒を
飲んでいりゃ健康にも悪いし、喫煙してりゃもっての他。甘いもの食って虫歯に
なってそこから死ぬやつもいるかもしれん。全て防いでもガンや脳卒中になる
人はいるし、交通事故すらある。
何をこんなに怒ってるかというと、別に誰の迷惑もかけていないのに行動制限
されるのに腹が立つ。早死にするぞって、カルト教団みたいな脅しするんじゃ
ねぇよ。仮に早死にするとしても、俺は酒飲んでタバコ吸って、自分が納得の
いくまで体を焼いて、好きなものを食うぜ。長生きしたい人はそれら全て止め
満足する生き方をしてくれ。
そもそも体を焼き始めたのだって、あまりに白いんじゃないかと言うある種の
コンプレックスを解消するためにやり始めた事だ。別に白くてもいいじゃんと
思うかもしれんが、コンプレックスなんてそんなもの。それを解消して、心が
楽になった方が健康にもよかろう。
俺は心が狭いのか？普通か？
ところで三十度で暑いと言うと、必ず本州に住んでいる友人が怒る。これがさ
一人や二人じゃないのよ。いいじゃん、三十度でも暑いのは暑いんだからよ。
なるほど、確かに三十五度などになれば暑い。五度も高ければ暑い。だけども
冬はマイナス三度くらいだろう？こっちはマイナス十度以上は下がる。単純に
考えたら俺は三十七度くらいは暑いのだ。いや実際に比較しても意味無いじゃ
ないかと考えるかもしれんが、中東あたりの人に東京は涼しくていいねぇ〜と
言われても、わけわからねぇ？となるでしょう。つまりはそういう事だ。
などと、夏になれば思う愚痴はおいといて。
暑いんだよ、マジで。こんなに暑いとジム行く気力も無ければ、昼間から原稿
書く気にもならん。ぼけーっとニュース見ていたり、読書したりするのが俺の
限界。これじゃあいけないのはわかってるのだが……。
「ちょっと、夕方からでいいんだけど、草刈してよ」
夕方なら涼しくなるから、草刈してもそう暑くないだろう。場所は裏玄関の側
らしく、草ボーボーらしい。そんなところ人の出入りも無いので別にいいかと
刈らずにいたのだけど、どうやら我が家の犬が昼寝するのにそこを使っている
らしい。そのため、刈ってくれないかと。
夕方六時、やや涼しくなったので作業着に着替え、草刈機にガソリン注入する。
そこはもう伸び放題、虫放題のプチ魔境。うわー、ヤダなぁ。でもここを俺が
草刈しないと改善されないんだよなぁ。草が絡まりやすいので、馬力をいつも
より上げて、草を刈る。うっひょー、バサバサ切れるぜ！
草を刈ったらハイ終了ではない、その草を片付けないとならぬ。竹製の大きな
熊手を倉庫から引っ張り出し、草をかき集める。うわー、結構綺麗になったな
……うん、なんだあれ？
壁と刈った草の境界に何か黒いのがうごめいている。それも一匹や二匹じゃあ
ない、十匹二十匹とどんどんその数は増えて、浮遊している。
(；ﾟДﾟ) あ、アブだー！！
きもい、マジきもい。こんなに数がいるのはそこまで珍しいものではないけど
こんなに一箇所に固まられていると怖い。こんなのに襲われたらたまらない！
俺は刺激しないよう、慌てて家に逃げ帰る。うむむ、あれを放置するのは危険
だけど、どうしたらいいかなぁ？
「先生、倉庫にフマキラーがあるみたいですよ」
そうか渚、お前も手伝え。ダブルフマキラーで撃退だ！
渚を連れ、裏玄関に再び立つ。アブの群れはまだ一箇所に留まっていた。あまり
近付きすぎると危ないので、ちょっと離れたところから一斉噴射。あっと言う
間に周囲が殺虫剤で白くなる。多少体に入っていそうだけど、しょうがない。
……もういいかな？
って、まだまだいるじゃん。ふ、噴射ーッ！
やつらは強い、その上、解放された空間に噴射しているので効き目も弱くなる
だろう。だからこそ、たくさん噴射する。しばらくやっていると、目に見えて
数が少なくなった。よし渚、今のうちに草を集めるから、アブが見えたらまた
噴射してくれ。
そんなこんなで除草成功。はぁ、汗かいた、風呂に入ろう。一番風呂でいいと
言われたので風呂場に入る。……うげぇ、臭い。すごく臭い、何だこれ？
犬のフンの匂いだッ！
そうだ、暑いからと日中に風呂場の窓を開けていたな。んで夕方に犬がフンを
していたのだが、暑さで発酵したのか臭いのなんの。それが風に乗って風呂場
まで充満したのかもしれん。なんて冷静な考察はいいんだ、くっせー！
リラックスできん風呂だった。
先日の日記にも書いたように、定山渓温泉に行ってきたんですよ。一泊二日の
小旅行ですよ。年に一度くらい、友人とこうして旅行に行くのはいいね。身の
丈に合った贅沢である。
昼頃、友人達と札幌駅で集合した。無料送迎バスに乗り込む前にメシを食おう
なんて事になり、目に付いたパスタ屋に飛び込む。俺は入った事が無いんだが
友人の一人が以前にも来た事あるらしく、色々アドバイスしてくれる。
「パスタはＭサイズじゃちょっと少ないよ、Ｌにしたら？」
本当か？Ｍサイズでも三百グラムって書いているぞ。パスタで三百ってかなり
多い気もする。Ｌサイズは四百グラム……うーん、でも俺は割と食べる方だし
来た事あるやつの意見を聞いておくか。
「おまたせしましたー、カルボナーラのＬサイズです」
でかいじゃないか、おい！
いやもう、結構な迫力がありましたわぁ。かなり満腹になりながらも、何とか
食い終えて、俺達は温泉行きのバスに乗り込む。一時間ほど揺られ、宿に到着。
ホテルは結構混んでおり、中でも親子連れが目立つぜ。そして中国人従業員も
何故か目立つ。いや、多いのよ。何かあるのかなぁと考えながら、部屋に案内
してもらう。ふむ、まぁまぁの部屋だ。
友人の一人がテレビカードを購入し、ちょっとマリオカートとペイチャンネルを
堪能してから、プールに行こうと言う事になった。この宿の売りの一つとして
プールが充実してるんですよ。どうせ時間があるし、またプールなんて何年か
ぶりなので、たまには遊んでみたくなった。おっし、行こうか！
風呂やプールなんかでは基本的にメガネを外して入るのだが、プールへ行く道
には段差が多そうだったので、メガネをつけたまま行く事にした。いやぁ裸眼
だと全然見えないし、見えないから思わず目つきが怖くなる。無用なトラブルを
避けないとならん。
水に浮く感覚がすごく懐かしく、何とも言えない楽しさがみんなを包む。だが
俺は泳げない。いや正確に言えば、多少泳げるには泳げるのだが、泳ぎ方など
わからないので、傍目からには溺れているように見えるらしい。背泳ぎとかを
やろうとしたら、アッサリ沈む。おまけに水の中で目を開けられん。それでも
ちゃぷちゃぷ遊んでいたら楽しいし、何より水着姿の女がいい！
若奥様やら妙齢の女性やらが水着姿でアハハウフフ。いい、すごくいい。だが
気を抜くと、体型的に油断しすぎと言うか諦めたオバサマ方の姿が目に入って
ゲンナリ。いやでも、水着はいいなぁ。
プールの中に死海プールと言って、中に入ったらプカプカ浮きまくるプールが
あったんですよ。まぁ塩分入れまくって浮く仕組みになってるから、ピリピリ
するんだろうなと思いつつ、これも経験だとばかりに入ったのだが、ピリピリ
なんて可愛いものじゃない。ちょっとでもケガした部分や、ヒゲ剃り跡などが
痛い、すごく痛い。いやぁ、浮くには浮いたけど、あまり入るものじゃない。
一頻り堪能して、満足。
メシ食ってから、風呂に入る。浴場は結構広いのだけど、透明なお湯ばかりで
いまいち温泉って感じはしなかったが、それでもポカポカ。特に露天風呂など
結構暑い。友人達に先んじて露天風呂に入ってみた。そこには十五名くらいの
先客がいた。おぉ、露天風呂は盛況だな。
俺以外、全員中国人か韓国人！
いやぁ、パッと見た感じアジア系の顔立ちなのだが、全員日本語じゃない言葉を
話して盛り上がっている。言葉の感じから韓国ではなく中国系だと思うのだが
いやぁ、ビックリ。ドアの先は異国でした。台湾とかが北海道ブームってのを
以前ニュースで見たのだが、それを実感した出来事であった。
風呂から上がると、お待ちかねの飲酒タイム。一人パカパカ酒を飲んでゲーム
したり、雑談したり、ペイチャンネル見たりとまったりタイム。あぁ、こんな時間
こそが贅沢な時間なんだなぁ……。
起床し、食う気があまり起きないが無理矢理メシを食うと、軽く風呂をあびる。
朝風呂はいいなぁ、本当は二泊三日でゆったり入っていたいものであるのだが
それは時間も金も許さない。やや名残惜しい気分にて、宿から去る。
さて、温泉旅行は終わったのだが、我々にはもう一つやらなければならない事が
あるのです。それは毎年恒例、氷祭り！
毎年、夏になると近所のお好み焼き屋でカキ氷を食うのだが、そこのカキ氷が
尋常じゃない量なんですよ。食い終える頃には真夏なのにガタガタ震えて唇も
青くなり、呂律もあやしくなる。そんな氷を食って、一年の勝者になろうって
お祭りなのだ。昼飯がてら、お好み焼きと共に食おうぜ！
お好み焼きを食い終え、カキ氷を注文する。厨房でガリガリ氷を削る音が耳に
入ると、俺達は今後の戦いを想像して、ニヤリと笑ったり、ドキドキした目に
なったりと様々な様子を見せる。そうしてややあって、カキ氷が運ばれてきた。
……おや？
例年より小さいぞ！
ちなみに去年のが以下の画像である。
画像じゃわかりにくいかもしれないけど、今年のは例年のよりかなり少なくて
おおよそ半分くらいのサイズである。これには一同ガッカリ。普通に食い終え
なんともスッキリしない氷祭りを終了させる。うむむ、来年もこのサイズなら
やる意味無いなぁ。何か新しいものを考える時期かねぇ？
来年は大盛りでと注文しようかな？
さて、明日出発となれば色々支度もあるもんでしょうが、一泊なのでさしたる
用意も必要ない。せいぜい着替えを持っていくだけであり、極端な話をすれば
サイフだけ持っていけばどうにかなるからねぇ。
そして温泉で一泊となれば、やりたい事も色々出てくる。温泉に入ったあとで
酒を飲むのはもちろんの事、足つぼマッサージを受けて見たくもあるし、また
何気無く土産屋を見て回りたい。そして、近隣を散歩じゃあ！
近場の温泉だけど、あまり行った事が無い。そのため、ちょろっと散歩しても
新鮮な感動を味わえるだろう。あぁこんな土産物屋があるのか、この缶ジュース
まだ売ってるのか〜とかね。
それより気になるのは、風俗店である。
温泉街に必ずある、大人のおもちゃ屋や風俗店。それも看板の色が落ちていて
古臭い女の絵が描かれているんですよ。残念ながら温泉街のそれには足をまだ
運んでいないのだが、これからも運ぼうとは思わない。
だってなんか、年いったのばかりな気がしてさぁ。
どうせ金をかけるならいつも行ってるとこに行き、お気に入りのあの子と共に
お喋りしながらアンアンやった方がいい。クオリティを求めるならば、当り前
だがそういうのがいい。冒険はしないタイプなのだ。
けれど、そうして踏み出さないのは残念かとも思う。
きっとガッカリするんだろうけど、一度どんなものか体験してみたくもある。
しかし、ガッカリするとわかっていて踏み出したくも無い。金を出して大した
事が無いどころか、トラウマになりかねない女を抱く気はしない。そのために
冒険したくないのだが……いつか、いつか冒険してみてぇ。
あぁ、でも温泉街の風俗に若い子なんていないよなぁ。別に二十歳じゃないと
絶対ヤダってわけじゃないが、やはり三十前のがいい。いや、三十ならばまだ
いいかもしれぬ、四十とか出てきたらどうしよう。熟女は好みじゃない！
だったら風俗行くなと言う、貴方の意見はごもっとも。俺だってモテて彼女が
いたら行かなくなるかもしれん。今やらなければ、爺になってからできないと
思う。うおぉ、老いるのは早いぞー！
話がとんでもない方向に行ってしまったが、ともかく明日は温泉だ。風俗には
行かないぜ。その分、温泉につかってゆっくり疲れを取ろう。
湯上り美女はいるかな〜？
夢に向かってがんばる彼だが、現実の問題は大きい。あいつには美人の彼女が
いるのだが、その生活だってあるしねぇ。早く落ち着き、とっとと可愛い女を
産み、わしにくれんかなぁ……なんて書いたら、あいつに蹴られそうだ。
雑談が一頻り済むと、俺達は年甲斐も無くゲームを始める。主に俺がプレイを
していたのだが、見ているのりたまはドキドキしっぱなしだった。
「うわぁ……すげぇ、何だよこれ、すごすぎる。何かもう、激しいな」
お前このシリーズ好きだもんな。回を重ねるごとに激しくなっていくだろ。
「あぁ、いやもう刺激的だわ。うおぉ、興奮するなぁ、これ」
うむ。まぁ一人だけならいいんだけど、二人とか三人にやられると大変な事に
なるもんな。って、見ろ見ろ、すごいシーンだ。うっわー、リアルだな。最近の
ゲームはすごいねぇ……うっは、あえぎまくり。
うむ、怖がりのやつにバイオハザード４見せるのは面白い。
昔からのりたまはバイオシリーズに弱い、こういうのが苦手なのだ。そのため
新作を手に入れると見たがるのだが、怖がりまくり。突然ゾンビが出たら叫び
前から後ろから攻められると、主人公が悶えながら死んでいく。これが彼には
非常にスリリングらしい。
まぁ、ヒロインのパンツ見えるくらいしかエロシーン無いけどね。
サクッと最強装備でクリアすると、すっかり外は暗いし、腹も減っていたので
のりたまオススメのスープカレー屋に連れて行ってもらう。札幌では結構前から
流行っているのだが、実は食った事無いんですよ。
いやね、カレーは普通にドロッとしていた方が好きだし、スープカレーは野菜
だとか肉だとかが、かなり大きめに入っている。摩り下ろせとかみじん切りに
しろとは言わないが、割と細かい方が食いやすくて好き。そのために、スープ
カレーは食っていなかったのだ。
しかし結構美味いじゃないか、スープカレー。
行った店が美味かったのだろう、いや店員さんが可愛かったからかも。ともかく
満足したのだが、一つだけ文句と言うか、残念と言うか……。いやね、キーマ
カレー頼んだんですよ。するとニンジンとナスがゴロリと。俺はニンジンとナス
嫌いなんですよ。けれど、外で出されたのを残すのは……うぅ。これって偶然
なんだろうか。偶然キーマカレーの野菜がニンジンとナスなのか？
そんな偶然嫌じゃあ！
そして枕元を見てみる。ティッシュが一箱。普段何気無く使っているものだが
これだって立派な資源である。そしてそれはみんなも知ってるだろうが、木から
作られる。地球温暖化だの砂漠化だのと言った問題の根幹にある、木である。
ティッシュ一枚すら、環境にかかわるのである。
「先生、今日は地球環境に思うとこがあるんですか？」
うむ、ある。いいか、俺は基本的に自分が死んだ後の世界など知ったこっちゃ
ないと思ってるタイプの人間だ。けれどな、それが自分の生きている時代から
じわじわ行われていると、地獄のような世の中である。だからこそ、やっぱり
少しでも考えていかないとならないんだ。
「リサイクルや省エネとか、細かいところから必要ですよね」
ポリ袋、紙タオルなどの消費を抑えたり、アイドリングストップなどと身近に
できる事はたくさんある。それもふと、窓の外から見える木を見て思ったんだ。
いやぁ、身近なとこから大きな環境を考えるのが、実感としてあるよね。
人は一生のうち、オナニーティッシュ何本分の木を使うのか？
「……ふぇ？な、何を言ってるんですか？」
いやな、俺は一回の一人えっちで四枚くらい使うんだよ。いや、五枚かなぁ。
きりよく五枚として、ティッシュ一箱には百五十枚入っている。つまり純粋に
一人えっちにだけ使えば、三十回分である。それを毎日したとして、十五歳から
四十歳までの二十五年間やるとしよう。
約三百五箱も消費されるのだ。
もちろん個人差はあるだろう。まぁ普通は毎日しない人もいるだろうから大体
二百箱くらいかもしれない。ただまぁ、この三百五という数字を考えるならば
結構な数だ。三メートルの木からトイレットペーパー約百八十個作れるらしい。
てことは、六メートルの木一本くらいは一人えっちだけで消費される？！
今日も一人えっちをして、砂漠化が進んでいく。
えらい複雑な気分である。うむむ、かと言って枚数を半分に減らしたら漏れて
しまいそうだし、一人えっちしないなんて不可能だ。これはあれだ、プロ野球
選手じゃないけど、将来のために植樹をすべきだ。子供が生まれたらどこかの
山に生き、植樹をしていく。将来の子孫の性欲解消のためにと。
環境を考えるスケベも悪くないな。
だが毎年そんな事は無く、八月末の涼しい夜にサザンの夏をあきらめてを流し
しょんぼりするのであるが例年の俺。でもね、それも当然なんですよ。だって
俺は夏に何か求めていたけど、それはただ寝転がって欲しい欲しいと言ってた
だけなんですよ。それじゃあ夏の女神を口説き落とせない！
夏の女神は魅力的であり、また恐ろしい。彼女の甘い罠を乗り越えたり、また
耐えられる魅力や体力が無ければ振り向かせられないのだ。正直に言うけれど
それまでの俺はそうしたものを手に入れようとしていなかった。ぼんやり憧れて
いただけだったんですよ。そりゃあ、いかん。
俺は生まれ変わる！そして女を手に入れる！
そう決意してダイエットに向かった去年の五月、筋力をつけようとした去年の
十一月、そして格好良い体を本格的に目指し始めた今年の三月。生活リズムを
変えたり環境が変わったりはしないけど、それでも自分をちょっとでも変える
事はできる。痩せて引き締まるぞー！
しかし、鍛えていても悩みはあった。それは体が白い事！
いやね、長年そう日に当たる事の無い生活をしていたからか、腹とか白くなり
ちょっと情けない感じだったんですよ。別に白いからと言って何か悪いってな
わけじゃないが、どうも健康的ではない。これでは夏の女神のお眼鏡にかかる
事なんて到底無理だ。そんな理由からでの日焼けマシーン使用。
その効果は絶大で、五回焼いたくらいで日焼けしたなぁ〜って気分になれた。
けれど、周囲は日焼けマシーン使ったらもっと黒くなったと思っていたらしく
あまり黒くないと言われる始末。現在は八回焼いたのだが、結構黒くなったと
思うんだよなぁ。ちょっと画像で説明しましょうか。
これが今年の二月に撮った画像である。当たり前だが、焼く前である。うーん
白いな。冬に撮ったからとか、腕の裏側だからってのは関係無くて、体全体が
こんな感じであった。美白を狙っていないのにこれとは、鈴木その子も驚きの
白さであろう。そして次が今日撮った画像である！
うん、黒い！比較するとすげぇ黒い！
おまけに腕太いわ、写真で見るとビックリした。インドア派で日中家にじっと
いる小説書きの腕にはちょっと見えぬ。いやぁでも、これだけやれば夏の女神
だって振り向いてくれるかもしれないぞ。ガリガリヒョロヒョロより、逞しい
ボディのが女神も濡れるはず。さぁカモ〜ン、夏の女神！
「先生、夏の女神もいいですけど、今日から無くしたとこの原稿書かないと。
たくさんあるんですから、がんばりましょうね♪」
むむっ、じゃあ十日くらいで終わらせたら……。
「その後は打ち込みあるじゃないですか〜」
今年の夏も日に当たらないのか？！