しかし、幾ら健康に気をつけてもどうにもならない事だってある。先天的とか
言うわけじゃないのだが、まぁ俺もちょっと不安を抱えてる部位がありまして
たま〜に悪くなるんですわ……それは心臓。
その昔、運動しすぎて不整脈になってしまった俺。まぁ遺伝的にもあまり心臓
強くないし、度々痛くなったりするのだが、特に日常生活支障が出るなんて事
ない。日々元気でエロ画像眺め、げへげへへ。
ただ、ここ一ヶ月どうも調子がよくない。胸の痛みは当然として、左肩だけが
やたら痛んだり、左側だけ頭痛がしたり、息苦しかったり。左側が痛いと心臓
悪いと言われており、ちと気になって自分の症状をネットで調べてみる。素人
判断だと、どんな病気になるんだろう？
狭心症。
狭心症とは心臓に酸素を送る冠動脈の異常による痛みであり、放っておいたら
心筋梗塞になるらしい。左肩などの痛みは放散痛と言って、心臓の痛みが脳へ
伝わる前に肩や首、歯などの痛みとなって伝わる事が多いらしい。
Σ(ﾟДﾟ) 危険じゃないか！
俺が倒れたからと言って世の中に影響は無いが、原因不明で苦しいのは嫌だ。
そんなわけで本日、心臓を見てもらおうと病院へ行ってきたんですよ。近所の
役に立たない総合病院ではなく、家人からの信用厚い専門の病院へ。
初診なので時間かかるかなぁと思ったが、そうでもなかった。まず心臓エコー
取るために検査室へ。やってくれるのは美人で若い女医さん。服を脱いで暗幕に
覆われた診察台に寝た俺は、器具で体をぐりぐり。うひょ、猥褻！
エコーを堪能した後は心電図。また上半身裸になり、手足に機械をつけられて
体にジェルをぬりたくられる。吸盤をペタペタつけられ、またも若い女医さんに
視姦される俺。うひょー、俺だけ裸なのはあれなので、脱いで脱いでー！
そしてレントゲン、しかしこれは男の技師さんなので省略。以上諸々の検査を
終えた俺はしばらくして、診察室に通される。実は検査の間ずっと痛みがあり
割としんどかったのだが、俺はやや嬉しかった。
痛い時に検査したら、原因がわかりやすいはずだ！
心臓の検査は痛い時でないとわかりにくいらしい。だがずっと痛かったのなら
わかるはずだ。さぁ女医よ、一体俺の何が悪いんだ？何が原因でこんなに
痛みがあったり、息苦しかったりするんだ？
「健康な心臓ですね、特に問題はありませんよ。まだ検査します？」
Σ(ﾟДﾟ；≡；ﾟдﾟ) え、マジで？
どこにも何も問題ないらしい。何も問題無いのなら薬は出せないと、そのまま
診察終了。サヨナラ五千円。当たり前だが、この日記書いている今も痛いぜ。
そりゃそうだ、何もしてないのだから……納得いかねぇー！！
医者なんて信用ならんぜ！
しかし、もらったら返さなきゃならないと言うのは人の世では当然とも言える
礼儀である。それは大なり小なり、あげた相手は覚えているだろうよ。いやね
実は俺、もらってるんですよ……ははは、すまんねぇ。
ジムのおねーちゃんから、来客者全員にくばってたチョコを。
えぇ、よくそういう時期にお店に行くともらえるアレですよ。ジムでなくとも
キャバクラとか行けば、きっともらえるよね。正直、こういうのはもらっても
嬉しくない。だって俺、甘いの食えないし……。
でもね、こういうのは気持ちですよ。例え俺が甘いの食えないと知らなくても
何かしらプレゼントしたいって気持ちが嬉しいのだ。例えジムのおねーちゃんが
仕事の一環でチョコくばっていたとしても、何かしらお返しを期待してるはず
なのです。やはり人間だしね。
「桐生さん、今日はホワイトデーですが何かお返し考えてます？」
そう言ってきたのは一緒にジムへ行った後輩である。当然お返しなんて考えて
おらず、それは後輩も一緒だった。うぅ〜ん、自分が食べないものって、正直
どれを買えばいいのかわからないから、何を買えばいいのやら。
( ´ー｀) よぅし、なら俺は子種プレゼント、ホワイトデー！
うん、ドン引き。無論俺だって受付でムスコ晒してホワイトキャノン発射とか
しないぜ。だってジムにはムキムキな人が多いしね……って、少なくてもそんな
事しないわー！
それどころか、トレーニングを終えてジムから出ようとしたらホワイトデーと
言う事で、逆にチョコクッキーもらった。うぅん、負けた気分。
とまぁ、ホワイトデーのお話はここまで。次からちょっとだけ、昨日お話した
出会いのお話を。進展があったものでね。
どうやら相手に俺の事が多少伝わったらしいんですよ、こういう人物だって。
すると相手は好感触、うっほーいい感じじゃないか俺。んで、どうなんだい？
会わせてくれるのかい、親友（とも）よ。
「えーっと、何でも付き合うイコール結婚らしいですよ」
Σ(ﾟДﾟ) 重すぎだッ！
自力でどうにもできないのなら、人のツテである。こういう人脈を使ってこそ
出会いが生まれるのだろう。それは合コンであったり、紹介であったりとまぁ
色々である。独力だけってのはなかなか難しい。
だが、我が友人知人は俺を紹介する時にド変態といきなり言う傾向にあるため
いきなりハンデを負ってしまう。いや、確かに変態だが初対面でそれはかなり
きついよなぁ。そのため、紹介が紹介にならず終わるケースが非常に多い。
それでも縁は異なもの味なもの！
積極的に外出してた時も家でゴロゴロしていても、出会いは関係無く訪れる。
飲み会で知り合う女もいれば、家でダラダラとメッセで某氏と話してる最中に
訪れる話だってあるのですよ。そう、それは昨日のお話……。
「桐生さん、女紹介しましょうか？」
わっほい、出会いのチャンス到来なり。そりゃ拒む理由など無いので、紹介を
してくれと言う。いや、言うと言うよりはねだると表現した方が適切かもね。
うおおおおぉ、持つべきものは人の縁！
「本当にいいんですか？」
……いや、いいよ。紹介してくれよ、してくれるんだろ？
「いいんですね、本当にいいんですね？」
あまりに念を押すので、徐々に不安になってくる俺。出会いが欲しいと言うが
さすがに何でもいいわけではない。バツイチだのバツニだのなんて気にしない
けど、すっさまじく性格が悪かったり、全く愛想が無かったり、まるで妖怪の
ような容姿だったらさすがに……。ねぇ、何故そんな念を押すの？とりあえず
写真か何かあるなら見せろ！！
写メールの画像を見たら、えらく美人じゃないか！
まぁ、女性は胸と写メールにかける魔法を持ってるので鵜呑みにしてはならん
だろうが、それでも期待してしまう。一体何がそんなに念を押す必要があるの
だろうか。そんなに言うのなら紹介しなきゃいいのに。
話によると、結婚前提の付き合いを望んでるとの事である。
「先生、ご結婚するんですか？」
(＃ﾟДﾟ) バカ、そんなのまだわかるか！
なるほど、確かに念を押すのもわかる。何でも出会い無き生活をしているけど
結婚願望強いみたいで、結婚を考えた付き合いをしたいとの事。だが、そんな
事を言われてすぐ結婚を考えられる人って少ないと思う。直接会った事だって
名前だってまだ知らんのにねぇ、いきなり背負うものが大きいな……。
と言うか、付き合うと言うよりも半ばお見合いに近いのかもしれん。うぅ〜ん
動くべきかどうするべきか。覚悟があるかないかと言われたら、まだ無いって
言うだろう。しかし、メシ食ってて結婚マダーと家人に言われる生活もねぇ。
困ったものである。
神のみぞ知る、ってか？
話は変わり、本日はカーテンの功罪について話そうかと思います。
先日カーテンを買い、上手に設置できて満足な俺。おかげでボロいブラインド
から解放されてお洒落な感じになり、とてもいい。しっかり遮光され、外から
部屋の様子が見えなくなりプライバシーも保証される。前までなんて、外から
ののたんのポスターとか丸見えだったしね。
「帰ってきたら兄ちゃんの部屋真っ暗だったから、寝てるかと思った」
こう言ったのは妹である。夜帰ってきたら、俺の部屋がカーテン引いてたため
真っ暗だったみたい。前ならブラインド下ろして閉めていても、光が漏れてて
俺が起きてるのがわかったんですよ。
それにより、我が家の安全保障が脅かされる事になるとは！
それと言うのも、最近物騒なんですよ。そんな言葉はとうに崩壊したと思って
いる読者も多いでしょうが、まだまだ日本は安全な部類。それでも身近に犯罪
なんかがあると不安になるものです。
去年から近所で泥棒が増えてるんですよ。数件侵入された家もあり、盗まれた
人もいるらしい。それは留守にしている家はおろか、家人が風呂に入っている
間に盗まれたケースもあると言う。家にいても恐ろしい。
相手が小心者の強盗ならいいが、強気な強盗だと危険度マックス。だがそれに
しても、家人が普通いれば入ってきにくいのが盗人ってものだろう。殺人鬼に
遭遇したらどうしようもないが、まぁ気構えが必要である。
家にある物、身近な物を使っての護衛や撃退する覚悟は必要だ。無抵抗のまま
やられたり、パニックになってやられるなんてまっぴらである。だが、みんな
なるべくならそんな事はしたくない。そうなる前に追っ払いたい。
それまでは俺が我が家の防犯に一役買ってたんですよ。
つまり、夜中まで電気が灯っていると誰か起きてる確率が高いじゃないですか。
誰かが起きていたら盗人も来難いだろう、最近物騒なので妙な物音でもあれば
通報されるかもしれないしね。だから電灯効果はあったかもしれん。
けれども、今度のカーテンは遮光性が高い。閉めちゃえば外から真っ暗にしか
見えない。つまり、電灯効果がないので、狙われるかもしれない。あわわもし
盗人がきたらどうしよう、一人エッチしてる時にこられたりでもして、そのまま
殺されたりでもしたら。ひぃ、恥ずかしい。ムスコ握ったまま死ぬのは嫌だし
それに何と言っても、だ。
警察にオカズばれるのが恥ずかしい！
それに窓を開けた時、ブラインドだとガシャガシャうるさいし。巻き上げれば
壊れてるため下りてこないので、戻すのが大変。それに比べてカーテンならば
窓を開ければヒラヒラたなびいて格好良いし、そうしたくなければ端でサッと
まとめればいいだけ。あぁ、憧れのカーテン！
そんなカーテンを本日設置する事になりました！
先日注文したカーテンが届いたので、家具屋に赴き取ってくる。薄緑色のレース
カーテンと、落ち着いたエメラルドグリーンのカーテン。緑は目に優しいので
日々の生活にも良い。健康を考えた配置をする細やかさに、世の女性はもっと
俺に惚れるべきだろう。
さて、カーテンを買ってきただけで終了と言う訳ではない。完成までには一つ
一つ手順を踏まないとならない。
１：ブラインドを外す。
２：カーテンレールを取り付ける。
３：カーテンを取り付ける。
まぁ、手順だけ書けばひどく簡単である。しかし居間のカーテンなどは親戚の
叔父さんが大工をやってるので、綺麗にできている。今回は俺一人で全てやる
ために、失敗するかもしれん。失敗したからと言って命を失うわけじゃないが
それでもねぇ……やるからには成功させたい。
ミッション１：ブラインドを外す。
これは簡単である。マイナスドライバーがあれば簡単に外せる事が先日ロール
カーテンを設置するときにわかったので、サクサクと外す……あれ？おいおい
端っこの金具、潰れていてマイナスドライバー入っていかないじゃない。幾ら
やってもダメなので、周囲の金具を強引に壊して外す。ホコリがすごい。
ミッション２：カーテンレールを取り付ける。
作業の中で、これが困難だとあらかじめわかっていた。まずカーテンレールを
適度な長さに伸ばし、カーテンの長さと合わせる。それを二本分。次はレールの
間隔を取るため、エンピツ天井にで目印をつける。ここまでは楽だ。まぁこの
目印をつける作業をやらないでおこうと言ったら、渚にどうせだからちゃんと
やれと言われ、軽い口喧嘩となったのは秘密にしておこう。
いよいよレールの設置である。端っこに渚を立たせて、必死にレールを天井に
押し付けてもらう。その間に素早くもう片側の端に立ち、ネジを回る。これが
また大変なんですよ。上向いて固い木の柱にネジを回すって、かなり苦行だ。
大工なら電動ドライバーでやるんだろうが、素人がやったらまず失敗するので
手動でやる。ぐおぉ〜、腕と肩がいてぇ〜……あっ！
ミッション２−２：ネジの補充。
明らかにネジが足りないんですよ。レール一本分足りない。慌てて渚に近所の
ホームセンターに買いに行かせる。その間も俺は残ったネジでレールを固定し
一本目完成。渚が帰ってきたら途中休憩しつつも、何とか二本目完成。
既に腕と肩の筋肉疲労はすさまじく、シャツも汗まみれで三着目である。だが
これでようやく下準備が整った。あとはパパッとやっちまえ！
ミッション３：カーテンを取り付ける。
カーテン設置はさほど難しくなく、カーテンについてるフックをレールに入れる
だけである。しかし既に筋肉痛気味の体ではそれもきつい。あぁ、でもこれで
最後だ、最後だと自分を励まし、何とか全て完成。やったー！
……とは、いかなかったんですよ。
カーテンを引いてもシャーッと気持ちよい音がせず、むしろ天井にカーテンが
ひっかかっている。何故だ、天井より高いカーテンなんて設計されるわけない
はずだ。となると、俺が何かミスしたのか……？
調べてみると、カーテンのフックがアジャスターとなっており、そこを下げて
おかないとスムーズに移動できないらしい。なんだよ、こんな機能いらんわ！
最初から天井と丁度良くなるよう設計しておけよな、ブツブツ。
完成したらまるで別部屋気分♪
以前は週に三回か四回、一日三時間以上はトレーニングしていたんですけれど
今は週に二回か三回、一日二時間程度のトレーニングに変わってるんですよ。
数字だけ見れば明らかにサボってるみたいだが、まぁそうかも。いや、だって
しんどいしなぁ……ダイエットはもうほぼ完了と言ってもいいし。
あとはソフトマッチョと言うか、ソフトブルースリー状態になればいいかなと
思ってるのだが、なかなかあぁはならない。最近はダラダラやるより高い負荷
かけて、密度の濃い練習を心がけている。夏までにプチ逆三角形体型になれば
モテモテになるかもしれんぞ、うぉー！
そんなジムに本日、新しい設備が導入されました。
このジムはどんどん会員が入会してるらしく、かなり儲かっているみたいだ。
なので新設備も導入したらしく、本日スタッフがそれらを設置してた。何だか
新しいものを見ると、興味が湧く俺。設置してる最中マジマジ見てたんですよ。
いやだってさぁ、新車とかなんて自分買わないからどうでもいいけど、行って
いるジムに新しい機械が設置されたらすぐ使えるじゃない。
「使ってみませんか？」
爽やかな笑顔のマッチョスタッフに誘われ、使い方の指導を受ける俺。隣には
年配のオッサンが。とりあえず説明を受けた俺がその機械を使ってみる。うむ
きっついなぁ、これ。でも結構効いてるから、モテバディに近付いてるはず。
うへへ、がんばるぞぉ〜……あいたた、もうダメだ。
疲れたので別のトレーニングをしていたら、急にさっき一緒に話を聞いていた
オッサンが俺の顔を覗き込んできた。何だろう、汗かきすぎですからシャツを
取り替えて来いとか言われるのだろうか、ドキドキ。
「あの〜、これってどうやるんでしたっけ」
(*´∀｀） ふ・れ・あ・い♪
オッサンに話しかけられて喜ぶ俺もおれだが、でもね、ジム通って四ヵ月半で
初めてスタッフじゃない人と喋ったんですよ。どんだけ社交性無いのよ。だが
それも仕方なかろう、全く知らない人が一生懸命トレーニングしてるのに話す
事なんてなかなかできないよ。
明るくて雰囲気のいいジムだが、人との繋がりがなかなかねぇ。そんな中にて
生まれた会話、それも共に鍛えてる戦友である。そりゃもう、こっちも笑顔で
明るく対応、その後も話しかけられたりして、とてもいい一日であった。
やはりね、出会いなり会話って必要だと思うんですよ。黙々とやるのに慣れて
いるけれど、そうしたふれあいがあった方が心が豊かになる。今回はオッサン
だったけど、別にオバサンや爺さん婆さんでもいいわけだ。
でも、おねーちゃんと触れ合いたーい！
それと言うのも少し前から肉食いたいなぁ、酒飲みたいなぁと後輩と話してて
じゃあ飲みますかとの答えが返ってきた。後輩も後輩でバーボンを買ったけど
とても一人じゃ飲めないんで、飲んで下さいと。
もう一人後輩を加えて三人で飲む事に。しかし、いきなり焼肉をするのも何か
味気ないので、まずカラオケに行く事に。下手の横好きなのだ、音痴だけども
歌うのが好き。最近行ってなかったし、カラオケはストレス発散にいい！
でもね、ちょっとだけ心配な事があったの。
後輩の一人がインフルエンザ治りかけ。
大体治ったから参加すると言ってたのだが、まだゴホゴホ咳してる。ぎゃあー
密室だから感染しちゃうかもしれん。日々大した事せず、またさしたる事柄が
起こらないので動く事など無いけれど、インフルエンザは怖い。今から四年前
だかに感染して、本気で死にかけたからなぁ。熱も四十度を突破して、子種が
無くなるんじゃないかとマジで心配になったくらいだ。
ちょっとビクビクしながら歌ってると、後輩の一人が便所に行ったまま戻って
こない。ただの長グソかなと思ってたら一通のメールが届く。
「腹ヤバス」
ゲゲーッ、もしかしてインフルエンザ発症かよ。かと思ったが、どうやらそう
ではないらしく、一安心。二時間ほど歌ってから買い物に行く。スーパーにて
肉と酒を買い、我が家へＧＯ。
チャーハンを作ってやり、肉を焼き始める。外は寒いし、部屋のドア開けると
会話まる聞こえなので、密室での肉祭。最初はさして気にならなかったけれど
便所などで部屋を出ると気付くんですよね……肉臭いって。
部屋中煙だらけ、多少窓開けて換気したが効果は薄い。しかし酔ってるために
気にせず肉食って酒を飲む。そうして時間が過ぎ、後輩達は帰っていったけど
部屋は肉臭いわ、酒は残ってるわ、ティッシュ箱とビデオテープは置き忘れて
いるわと、お前ら忘れ物多すぎじゃー！
翌朝、シュッシュッシュッシュッシュッシュッと言う妙な物音で目が覚めた。
あまりにも奇妙な物音に二日酔い気味の体を起こしてみると、渚がすごい
勢いでファブリーズまいていた。
「あっ、起こしてすみません。でも、部屋がすごい匂いで……」
そんなにするかなぁ、でも昨日締め切ってやってたから多少匂いが染み付いて
いるかもしれん。とりあえず便所に行き、用を足し終えて部屋へ戻る最中俺は
気付いてしまった。
部屋に入る前から焼肉屋の匂いがする……。
当然と言えば当然である、あれだけ肉焼いていたんだから。ファブリーズ噴霧
したのだが、なかなか匂い取れない。窓開ければ突然の猛吹雪が。せめてもと
ドアを開けていたら家人から焼肉臭い、焼肉臭いと。
部屋にしばらくいれば慣れてきてさほど感じないが、一旦出ればそりゃすごい
匂いが。これはまずいとお香を焚いて、再度ファブリーズ噴霧するが効果薄い。
いや薄いどころか、効いていない。うわー、これじゃコートや上着など焼肉の
匂いが染み付いてるに違いない。出かければすれ違う人に焼肉屋行ってきたと
思われてしまう。実際食ったのは昨日なのにー！
いやしかし、焼肉の匂いならまだいいかもしれん。ドブ臭いとかじゃないし。
それに焼肉は魅惑の食べ物であり、女性も大好き。第一印象が汗臭い人なんて
思われるより、美味しそうな人と思われたらこれ幸い。匂いでモテるか！？
少しでも汗かいたらアウトだぜ。
人間関係はかくも難しいものであると痛感した一日である。最初は探り合いを
して、自分と合う所を見つけたら接近し、関係を築く。しかし壊れる時なんて
あっけないものかもしれんなぁ。心寄せ合うは長い時、心離れるは一時の思い。
まぁ、去るものは追わずである。諦め早いんでね、俺。
良い経験だったかもしれん。こうした出会い別れはいつでもあるもの、今後の
糧になるかも。人付き合いなり、小説なりなんなりと生かせる場はあるはず。
一緒にいた時間が無駄とありゃ、やってられん。
正にブルーマンデー。
最初はアジアラウンドとして中国と台湾にコールドゲーム勝ちし、このままの
勢いで韓国に勝って、アジアラウンドは全勝突破だと思ってた。だが、現実は
どうだろうか！
_|￣|○ 韓国に逆転負け。
確かに韓国選手のファインプレーが非常に光った試合であった。石井の被弾が
ものすっごく悔やまれる試合でもあった。負けは負け、今度の米国ラウンドで
今度こそ勝ち進んで、優勝してもらいたい。……だが、今回の試合を見ていた
多くの野球ファンはこの問題に気付いたはずである。
大塚、二段モーションだったけどボーク取られてないよね。
去年からあれだけ全チームを混乱と苦境に追いやった二段モーション禁止令。
理由は国際試合ではボークを取られる恐れがあるから、今から国際ルールへと
慣れるために禁止となったが、投手としては長年積み重ねてきた大事な技術で
ある。それをすぐに変えるのは並々ならぬ苦悩と努力が必要だったろう。
楽天岩隈、横浜三浦、阪神藤川、西武松坂など名前を挙げればきりがない程の
投手がフォーム改造を強いられた。そして挑んだ国際試合、メジャーで活躍を
している大塚が二段モーションで堂々としたピッチングを披露してた。
ボーク取られてないから、別にフォーム変える必要なかったのでは？
考えてみれば日米野球でも二段モーションでボーク取られた事って、ほとんど
無いよね。実は国際ルールで二段モーションなんて大した問題じゃないのでは
ないのか。一体何のために変えたんだ？それよりもっと大きな問題を変えるべき
だと思うんだ。
ボールとストライクゾーンを国際標準にしろよ！
国際球は感覚が違うとか、外角が広いストライクゾーンだとか、まずそっちを
変えるべきだろ。そもそも、見逃し三振多すぎる。普段ボールとなるコースが
ストライク取られるんだ、そりゃ仕方ないかもしれん。ボールが飛ばなかったり
滑ったりするみたいだが、それも普段からそれにして慣れれば感覚も掴み易いと
思うのだが、何故フォームからなんだ……？
ボールはきっと企業との金の問題なんだろうな。大手メーカーからの繋がりが
深いから、簡単に国際球に出来ないのかと疑ってる。ストライクゾーンは単に
審判の怠慢だろ。とっとと勉強しろ、あれが直らない限り今後ずっと苦戦して
いくことだろうさ。そんで二段モーションは解禁だ、ボーク取られてないし。
これでいいんじゃない？
来年からそうしてしまえ！
と言うのも、スパムメールなんですよ。
一時期は大人しく、ほとんど来なかったんですよ。けれどまたここ一週間だか
二週間でドカドカ来るようになりましてね、まぁ毎日十五通くらい届くのだ。
それも、ヤフーメールの方ばかりに。
今はプロバイダであるぷららの方を正規メアドにしてるのだが、まだ一部では
ヤフーメールで通してるんですよ。変えなくてもいいのなら変えたくないのが
俺の本音、別にスパムメールくらいサクッと消せるしね。
_|￣|○ たまにそうじゃないメールも消しそうになるけど。
いやいや、メールボックス開いてドカドカ出会い系メールだの変な英文メール
だとか来る中にポツンとアマゾンのオススメ商品メールとか……これも気分は
スパムなのでサクッと削除……まぁともかく迂闊に全部一気に消せない。
そしてスパムメールが引き起こした問題がまた一つ。これこそ日記で取り上げる
要因となったんですよ。この解決方法がいまいちよくわからんので、聡明なる
読者様に意見を聞きたいなぁと。
メールが詰まって送られてこないんですよ。
前にもこういう症状は何度かあったけど、もう一度メールボックス開けば大体
滞りなく送られてきたのだが、最近はそうもいかない。取得できませんでした
なんて職務怠慢なエラーメッセージが出る。それも二日前まで一通だったのが
今日になって三通に増えてる。
どうせロクなメッセージでないのだろうが、このまま受信できないメッセージが
増えていくとどうにもスッキリしない。おまけに毎回エラーが出るのは何だか
腹が立つ。解決方法プリーズ！
……いや、もしかしたらロクなメッセージどころが大事なメッセージなのかも
しれない。万に一つの可能性として、女性読者からの応援メッセージとかね。
その女性読者（十七歳女子高生童顔コスプレ好きエッチな事にも興味あり）が
俺にメール送ってるのに気付かれてないと、一大事だ！
「桐生先生に思い切ってメール送ったけど、返事返ってこないなぁ。携帯での
メールは打つのが苦手らしいけど、パソコンのはまめに送り返してくれるって
はずなのに……もしかして、嫌われてるのかなぁ。そうだよね、私なんかより
いい人たくさんいるもんね。恥ずかしいけど思い切って撮った巫女姿の写真も
何の返事も返してくれないんじゃ、ガッカリ……」
うわあああああぁ、見たい巫女姿、見たいよ〜。これはイカン、大事なメールが
見れないのは一大事だ。ちくしょー、アウトルックめ、もっと仕事しろ！
メイド姿でも写真かもーん！
それに年々そうした行事から縁遠くなってきてるので、、ひなまつりと言っての
取り立てて何もなかったのでネタにしにくい。桃の節句と言い換えて、げへへ
あの子の桃尻に成長の証を刻んでやるぜ、おっと胸も興奮してほんのりピンク
なんてシモネタを考えてる人は多いだろうから、俺はやめておこう。
今日もドラクエ２のネタだー！
ゲームとしては紋章も幾つか取って、ロト装備も結構入手。金の鍵も牢屋の鍵も
手に入れたので、どこでもいける状態である。記憶を頼りにあの町へ行ったり
この町へ行ったりと、世界は広いぜ！
ドラクエ２をやってると友人に言ってると、日記で書いてきたような検証など
雑談でする事も多くなりましてね、そこでまた新たな事実を発見したんです。
幼い頃から謎が多かったドラクエ２、この年で徐々にあばいてやる。
ロト装備がローレシア王子しか装備できないのは何故？
それは単純に重たいかららしい。確か公式見解か何かってことで昔見た覚えが
ある。まぁムーンブルグ王女は盾や兜を装備できないし、サマルトリア王子も
重いもの装備できないしなぁ。まぁ、これは仕方ない。
では誰が真の勇者なのか。
幼い頃は自分で名前をつけられるローレシアこそ勇者の正当な子孫だと信じて
疑わなかった。破壊神を切り殺せるなんて、すごいじゃないかと。だが魔法が
使えないのは何故だ、それじゃ勇者ではないのか……？
剣も魔法も使えるサマルトリアこそ真の勇者の血統ではないのか。そう思って
何気なく本日、ゲームボーイ版のパラメータを見たらビックリした。
ローレシア：ゆうしゃのしそん
サマルトリア：まほうせんし
ムーンブルグ：まほうつかい
ここで勇者の子孫と明記されてるのはローレシアのみ、なのでやはり真の勇者
とはローレシアなのか。いや待て、サマルトリア王国が確か一番歴史が古くて
そこからムーンブルグ、ローレシアとできてったはずだ。うむむ、これじゃあ
どれがどれだかわからん。別角度から検証しよう。
１の話から２の話まで百年経ってるらしい。百年と言えばそれほど大昔と言う
わけでもないのに、何故か人々は遥か遠い昔のようにロト伝説を語っている。
百年ってそんな昔だろうか、遥か昔と言うには近いような……。
日本で今から百年前と言えば……大正時代か？明治後期か？
明治後期の話など歴史の教科書でしか知らない。最も大きな衝撃を与えた日露
戦争だって、バルチック艦隊を撃破したとか東郷艦長の天気晴朗なれど浪高し
なんて言う文句しか知らぬ。あ〜、そう考えたら百年経てば遥か遠い昔だな。
それに百年あれば血も薄まるか。
百年てことは大体四代か五代くらいであろう。まぁ二十歳で子供生んでいたと
仮定して１の時代から五代目が２の主人公としたら血の濃さは十分の一くらい
だろうか。うむむ、そんなになったら魔法使えなくなっても当然かも。
いいや違う、ロト一族はしっかりそれを考えていた！
ここで思い出して欲しい、各国王子王女の家庭を。ローレシアは王子一人だけ
であり、サマルトリアは王子と妹、ムーンブルグは少なくとも王女だけである。
サマルトリア以外は兄弟姉妹の話が一切出てこないので、一人っ子だろうな。
一見何の関係も無さそうなこの話、しかしこれこそロトの系譜で重要な要素と
思うんですよ。
サマルトリアは男女両方残し、血を薄めなかった。
昔の皇族と同じで、近親婚を繰り返して血を薄めないようしてたのだと考えれば
サマルトリアだけがそれを守ってきている。なるほどねぇ、だから剣も魔法も
サマルトリアだけが使えるのか。そうだよな、他の国は王子王女死ねば血脈が
途切れてしまう。そんな危ない橋渡らせていいのか？
だがサマルトリアは違う、仮にハーゴン軍に破れても妹姫がいるためにロトの
血が守られる。おぉ、やはりサマルトリアこそ正当な勇者なんだ。ごめんよ〜
今まで棺桶だとか、使えないヤツだとか、ザオリク持ってるとメガンテなんて
使えないんだよアホがとか暴言吐いて。
だから早くザオリク覚えてくれ！
さて本日、ジムに行く前にサクッとロールカーテンをつけてしまおうと決意。
説明書を見る限りさして難しくないので、ものの三十分もあれば設置完了だと
踏んで、作業を開始する。
まず設置する前にそれまでつけていたブラインドを外さないとならん。これは
マイナスドライバー一本あればサクッと外れるので問題なし。……まぁ最初に
爪で取れるかなと思ったら結構痛かったのは伏せておこうかな。
ともかく長らく掃除をしてなかったので、ブラインドのホコリがすさまじい。
掃除したかったんだけど、タンスなどがあってなかなか出来なかったんだよ。
なので外せばモワモワとホコリが舞い散り、ゲーッホゲホ。くそぅ、設置する
前に掃除せにゃならんな。
一通り掃除をし終えてから、設置に取り掛かる。自室の窓の上には何の意味が
あるのか、天井より一段へこんでるんですよ。これはあれか、カーテンを取り
付ける時のための場所なんだな。なるほど、ここにロールカーテンの金具とか
取り付ければいいんだな。ロールカーテンは長いけれども、大体ここに収まる
だろう。さっそく金具つけるぞー。
(；´Д｀) かったいなぁ、ネジ入っていかねぇよ！
我が家は割と欠陥住宅くさいので壁なんか脆いのだが、何故かカーテンレール
つけるような所の木が固くて、なかなかネジが入っていかない。まぁ上向きに
なってやや無茶な体勢でやってるから、力が入らないのかもしれん。
それに我が部屋の壁紙はザラザラしてるし、その部分は木に妙な意匠を凝らして
いるせいか段々になっている。そのため、ネジ回してると手が擦れる。
(；´Д｀) 渚ー、渚ー、手擦りむいたからサビオ持ってきて！
数箇所怪我し、その後軍手をはけばいい事に気付いて作業を進め、ようやっと
金具を設置する事を完了。あぁ、最後の一本つけるのにやたら苦戦したなぁ。
十分以上全力勝負してたぜ、そこだけで。でもこれで終わりだ、さぁて、渚よ
そっち持ってて。せぇの！
……ガッ！
_|￣|○ 幅足りないのかよッ！
何という事だ、へこんでる部分にロールカーテンが微妙に入らない。あと僅か
なのに、たった数センチなのにクッソー。しょうがない、取り外すしかないが
つけるのが非常に固かったので、外すのもえらく苦戦。既に汗だく、シャツも
二枚目である。
金具を並行に取り付けるのは難しい、なのでへこんでる枠と接触するようにその
金具を取り付ける。こうすれば絶対並行になるはずなので、間違いない。あぁ
がんばって取り付けるか。
汗だくになり、もうジム行く元気無いなぁと思いながらもようやく設置完了。
さぁ、今度こそ幅に問題は無い。ようやくロールカーテンがつけられるんだ。
……あれ、あれれ、何でつけられないんだ？おーい渚、説明書に何て書いてる？
向きはこれで間違いないよな？
「あの〜、その金具の上に二センチくらい隙間空けないといけないみたいです」
( ﾟДﾟ) マジで……？
またやり直しかよ、もういい加減手が痛いのに。そんな俺に母親が何年も前に
もらったと言う電動ドライバーを渡してくれた。最初からこれ使えばよかった
じゃないか。えぇと、ロックを外してスイッチ押すだけ？簡単だなぁ。
本製品は四時間の充電が必要です。
('A`) なんだよ〜、使えないな！！
やはり自分の力で何とかするしかない。三度目の正直とばかりに作業を再開。
しかし、一本つけるだけなのに三倍の労力を使ってるなんて、赤い人も真っ青
だろう。あぁ、腕だるい……。
しかし、ようやく取り付けられたロールカーテンを見ると、気分爽快である。
いやぁ、家具が新しくなるっていいもんだね。ひとまずよかった、よかった。
さぁ、晩飯食べよう。
晩飯を食い終わって自室に戻ると、ふと思い出した。そうだ、充電してた電動
ドライバーはちゃんと動くようになったのかな？とりあえず試そうとロックを
外してスイッチ入れるが、ピクリとも動かない。何度やっても動かない。裏を
見てみれば、中国製とか書いてある。何だ、やっぱり中国製はダメだな。
「先生、このコードってコンセントから外してますよね。だったらアダプタを
差していても、充電されないんじゃ……」
_|￣|○ 一番悪いのは俺の頭か。
カーテンなど滅多に買うものでないだろうが、何故そんなものを購入するかと
言えば、まぁ端的に言えば今使ってるものがもうダメになってきたからである。
いやね、我が部屋の遮光にはプラスチック製のブラインドを使ってるんです。
これは我が家ができた時につけたもので、もう二十年も使ってる。物持ちは良い
俺でも二十年使えば上手く閉まらなくなったり、色々壊れたりと悲惨な状態に
なりつつある。またブラインドの難点は掃除がしにくい！
カーテンだと手洗いしたり、洗濯機にぶち込めばいい。だがブラインドはダメ
である。一枚一枚の羽を丁寧に拭かないとならんのだけど、面倒すぎる。その
ためにホコリもついて、汚い。風が吹けば飛ばしてくれるが、それで部屋中に
ホコリが舞うのも腹立たしい。
そんなわけで近所の家具屋に行ってみたら、今のカーテンってすごいんだね。
遮光度合いが品によって分かれており、完全遮断するものから表情がわかる品
まで色々。それにレースのカーテンも一見すれば他のと同じなのに、外からは
ほとんど見えないようになってるとかね。
あまり買い物に来ないんで、結構興奮してしまう。何か身近なものに先端技術
満載な気がしてねぇ。実際すごいと思うよ、ただの光を遮る布に色んな技術が
組み込まれ、それにより快適に暮らせるとは。素晴らしいね。
結局二箇所のカーテンを買ったんですが、一箇所は取り寄せないとならず後日
取りに行く事に。もう一箇所はロールカーテンにしたんですよね。その箇所は
さして見られない上に、窓のサイズも中途半端な箇所なのでロールカーテンが
好ましいと判断したんです。
さて、つけようかなと思ったが面倒になったので明日に。
まぁ、とりたてて急ぐものでもないしね。ともかくこれで気分も変わるだろう。
部屋自体は変わらないし、配置も本棚がクソ重たかったりコンセントの関係も
あってそうそう変えられないが、何か一つでも変われば新鮮である。
色は目に優しい薄緑ですよ。