狂人日記

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 2月28日
はがねのけんを買って、ようやく一人前の冒険者!

ほら、ドラクエって鉄製の武具買ってようやく一人前の冒険者みたいになるじゃ
ないですか。その中でもはがねのけんなんて、いかにも強そうな、いや実際に
強いんだけど、そんな頼りがいある武器を手に入れたら心強い。はがねのけん
入手したら、船乗れるくらいまで進めるもんね。

まぁ現状はこれからラーの鏡を取って、肛門丸出し羞恥プレイ中の王女を人に
戻すところなので、さして進んでいない。まぁその中でも気付いた事が幾つか
あるので、今日も日記で検証してみようかなと。

ローレシア王子はいらない子だった?!

ドラクエシリーズでよく言われるのが、初期装備の貧乏さ。一国の王子や勇者
なんかが旅立つと言うのに、銅の剣一本だけとか百ゴールドだけだとかコイツ
本当に国を守りたいと思ってるのかとツッコミが入るが、それは違う。1や3は
たくさん勇者がいるんですよ。世界中に自称勇者が!

そんな人にいちいち鉄製の武具与えていたら、国が傾いてしまうだろう。まぁ
王様としても自国の軍隊でかなわない敵を数人で挑むと言う酔狂なヤツラには
そうそう投資できないだろう。1や3の勇者は囮や特殊部隊見込みで装備など
くれてるだけなのだ、だったら貧乏装備でも納得。

しかしローレシアの王子は明らかに身分が保証されている。なのに銅の剣一本
だけとは……。世界を震わせる大軍勢を三人で相手にしなきゃならんのです。
ムーンブルグは王国が滅ぼされて装備無し、サマルトリアはメガンテあるため
武具などいらん。けどローレシアは……ドス一本持たされて相手のタマ取ると
いうのは、ヤーさんの鉄砲玉じゃないか!

何故ハーゴンはムーンブルグ王女を犬にしたのか?

ムーンブルグ城もろとも滅ぼし、王様も兵士も滅ぼしたハーゴン。当然ロトの
血を引いてる王族を滅ぼすのは攻略の道理にかかってる。だが、何故王女だけ
殺さずに犬にしたのだろう。メス犬がぁと言う嗜虐趣味か?

それとラーの鏡をハーゴンが失念してたとは考えにくく、また何故あんな毒沼
なんかに落ちてたのか。殺さず、またラーの鏡も毒沼と言えムーンブルグ近辺に
放置してたのは何故なんだろう。……考えられるのは一つ、王女を大した脅威
とは考えていなかったのだろう。復活しても余裕だぜと。

そう言えばリメイク版でサマルトリアの王子がハーゴンの呪いで倒れてしまう
けれど、何故全員にかけなかったのか。それはきっと、サマルトリアの血筋が
唯一無二のロトの系譜だと言う証明じゃないか。何事も無いローレシア王子は
脅威で無いと思われていたに違いない。

サマルトリア、恐ろしい子ッ!


 2月27日
ドラクエ2をやり始めたんですよ、ゲームボーイ版のをね。まぁ未来の義弟の
ものなのだが、妹経由で借りたんですよ。難易度は違うだろうけど、まぁ多分
難しいままに違いない。けれど俺も成長したし、様々な情報がある。今度こそ
シドーを余裕で倒してやるー!

いやね、以前やってたのは小学校も低学年の頃でして、苦戦したのなんのって
言い表せない。まず当時激烈に難しいと評判で、トラウマとなったロンダルキア
大ダンジョン。雑魚のくせに四匹出てきたらすぐ燃やされるドラゴンフライ。
最強のキラーマシンに会心の一撃が通用しないはぐれメタル、そしてサマル君の
HP隠すくらいでかいシドー。そして何より苦戦した復活の呪文!

そう、当時はテレビ画面も粗かったのでばとぱ、ぺとべの区別がなかなかつき
にくく、よく復活の呪文を間違えて涙を呑んだことか。だがゲームボーイ版は
復活の呪文を書き留める必要は無い。安心してゲームに専念できるぜ!

んで、ようやくサマルトリアの王子を仲間にしたところなのだが、相変わらず
弱いなぁ、サマルトリアの王子は。レベル四のくせにおおなめくじすら一発で
倒せないとは……まぁ、彼こそが三人の中で唯一正当なロトの血筋だろうし
大目に見てやるしかないな。

だって、ローレシアは魔法使えないし、ムーンブルグは非力すぎ。剣も魔法も
使えるのはサマルトリアだけではないか。まぁ、あの頃には気付かなかった事
だって改めて知る事もあり、楽しい。

まず気付いたのが、ムーンブルグ城の位置である。

世界の配置と言うのもあるけど、ムーンブルグ城だけあんなにロンダルキアと
近いだなんて、一体何故だろう。当然、前線基地なのだ。でなければ同一大陸
ではなく、一国だけあんな離れて、あぁも大きく領土を保有してないだろう。
しかし、前線基地のくせにハーゴンの軍勢襲撃であっけなく陥落しすぎだろ。
となると……建国当初から他二国と仲が悪かったのかなぁ?

他にも気になったのが、ムーンブルグ陥落時の台詞である。

兵士や王は頻りにローレシアに伝えなければならん、ローレシアに伝えなければ
などと言ってるのだが……サマルトリアは?やはり武力ではローレシアが一番
なのだろうか。だったら尚の事、ムーンブルグが前線なのが不思議だ。やはり
サマルトリアは王子だけじゃなく、国家で役立たずなのか?

いいや、サマルトリアは王子自らのんびりしてるようだが、あれこそが三国で
一番恐ろしい国だと思う。ローレシアの王子が天下無双の怪力の持ち主だとか
ムーンブルグが前線基地だとか、そんなのは些細な事である。サマルトリアが
一番恐ろしい国だろう。

王子にメガンテ覚えさせる国だぜ!

サマルトリア王子は鉄砲玉と言われてるが、ちょっと待って欲しい。弱い弱い
言われているけど、一応王子である。その王子がメガンテなんて覚えて、使う
よう教育している国だ。戦争になれば国民全員爆弾岩となれる覚悟を有してる
国だろう。のんびり弱小は仮の姿、実は王族も等しく玉砕戦法を使う狂気の国
である。ムーンブルグはガーゴイルあたりの戦力で滅ぼされた。人間の限界は
そんなものかもしれん。

しかしサマルトリア国民ならば大人も子供もドラゴンだってメガンテ。う〜む
だからムーンブルグやローレシアの後方に守られるように領土があるんだな。
それにサマルトリアは唯一場内にロト装備を保管してる。

まだまだ検証していく必要があるな。


 2月26日
たまには真面目な小説のお話でもしましょうか。今回新作短編を発表しました。
まぁ弟子にどんな作品見たいのかと聞いたら、高校生の幼馴染ラブラブな話が
いいなと言われたんですよ。王道過ぎて書きにくい……発想力無いからなぁ。

今朝方酔っ払ってアップしたのだが、まぁ友人からはボチボチ意見が着まして
役に立ってます。もう少し捻りは無かったのか、心の機微の描写が足りないし
高校生らしい口調にもっとしたらどうかな、などなど。確かに言われてみれば
その通りと思えるのだが、一つだけ昔から納得できない意見がある。

一人称と三人称が混同して読みにくい。

これ、小説を書き始めて大学のサークルに所属し始めた頃から言われてるけど
未だに言われる。何故かといえば、治そうとしてないからだ

そもそも、一人称だけで書かれた小説って読みにくいと思うんですよ。これは
考え方の違いかもしれないが、少なくとも俺はね。だって一人称って言い換える
自分が見てる視点でしょう。自分目線で見ると臨場感は溢れるけど、広い視点が
生まれない。だってねぇ、例えば告白でも逃亡でもいいよ、ともかく慌ててる
場面で冷静に状況を把握できないじゃない。逃げてる最中に後ろから迫る足音
との距離は約五十メートル、俺の動悸は益々激しくなりってのは、やけに余裕
溢れてるみたいだし、少なくとも俺はこんな事考えられない。

なので一人称だけの視点って嫌いなんですよ。どこかでありえないくらい状況
把握する必要があるけど、それを自分の視点だけでやっちゃうとお前はゴルゴ
かよ!とツッコミたくなってしまうからね。

逆に三人称視点だけの小説も苦手である。三人称視点てのは傍観者であり神の
視点だと思ってる。そのため情景描写なんかはしっかりできるので、どの様な
様子なのかハッキリわかる。けど、逆にそれは臨場感を生み出しにくい。幾ら
詳細に描写しても、リアルな息遣いを感じる表現が必要で、それは一人称じゃ
ないと難しい事がある。

そのため三人称だけの視点って嫌いなんですよ。誰か一人、主人公の心の声が
聞こえないと物語自体が生き生きしない気がするのでね。どちらもいいとこが
あるけど、どっちも欠点がある。どうしようかなぁ?

そこで、どっちも入れてしまえと。さすがに同一段落の文章で混同はしないが
場面場面の段落ごとに三人称であったり一人称である文章にしてるんですよ。
こっちとしてはもう一台カメラを入れて、説明も肉薄もこなす感じで。

しかし視点が急に変わると読みにくいと言われてしまう。う〜む、何故だろ?
こうなりゃあれだ、誰か俺に納得いく説明してくれ。プロ作家は完全一人称か
三人称だからって意見は却下させてもらう。だってプロも一人称みたいな部分と
三人称みたいな部分あるじゃない。うーん、納得できないのならば読者に納得
されるようこっちも上手く同化させていくしかないな。

独自の手法とされるように。


 2月25日
実際は三日くらい前に届いたものなんですけど、ここ三日くらいはそれよりも
大きなネタがあったので後回しにしてたんですよ。でまぁ、今日は特になにも
無かったので、それに触れてみようじゃないか。

届いたと言っちゃいましたが、そう、事の始まりは郵送物だったのです。一体
それは何かと申せばユーキャンの楽しいボールペン字講座から。

去年の一月から受講した楽しいボールペン字講座。いやね、字が汚くて人様に
胸張れないんですよ。字が綺麗だと多少できる男に見られそうだ、それに女に
モテる要素になるかもしれんと思って受講したのだけど、もう二十何年も染み
ついた字のクセは一年程度の修練じゃ修正されず、結局汚いままだ。

そんなユーキャンのボールペン字講座から一体何だろう。もう受講は全て終え
金も払い終えてる。卒業証書はいらないと断ったのに……ともかく封を開けて
中を見てみる。

体験談を書いてみませんか!

何やら受講者に送られるものらしく、受講の動機や上達のスピード、指導内容
なんかはどうだったかと、いわゆる雑誌の裏にある私はこうして上達したって
あのメッセージですよ。このネックレス買ったら彼女ができましたーのあんな
感じ。あぁいう文章を書き、掲載承諾書を自分の写真と一緒に送ってくれたら
商品券三千円あげると。わーい、三千円ももらえるんだー。

だが、ちょっと待ってくれ……体験談だと?

こう言っちゃなんだが、文章はそこそこ書きなれてるので作文は問題無いぜ。
でも、先程言ったように正直俺はロクに上達しなかった。そして俺は嘘ついて
文章書くのが苦手である。つまり書くとなればロクに上達せず、会員カードを
作る時に名前を書いても受講前と全然変わらないと書いてしまう。

一応出せば三千円もらえるらしいが、そんな文章書いていいのだろうか。いや
企業としたら批判も改善点だろうし、むしろ既に金払ってるから相手とすれば
痛くも何ともないだろうが……さすがに住所に加えて顔写真はイヤだ。

おまけに百貨店で使える商品券らしいけど、俺は百貨店なんて行かないしね。
百貨店はおしゃれでセレブでリッチなイメージがある。そもそも一階部分など
化粧品やジュエリーショップばかりじゃない、ふと足を踏み入れるとすっごく
場違いな気分になっちゃうから、百貨店に近寄れないのよ。三千円の商品券を
もらっても、宝の持ち腐れである。

日本酒一升瓶なら喜んで書くのに。


 2月24日
昨日の日記にもちょっと書いたけど、本日は美味い飯を食いに行ったんです。
いやね、妹が結婚するらしいのだが何でもかんでも二人きりで進ませることが
できない。やはり結婚となれば相手の家と親戚になるって事だし、俺にとって
妹の旦那は俺の義弟、旦那の家族は義父さん義母さんになる。

そうそう相手の家族と頻繁に会わないだろうが、結婚式とか葬式とかになれば
顔を合わせる事となる。その時に互いに知らなければ不便だろうし、やっぱり
遠縁の親戚ってわけじゃなく、新しく生まれる親戚だし顔合わせようと。その
ための会食が本日行われたんですよ。

でも、俺は正直行きたくなかった。

だってさぁ、メシ食うのにスーツ着てかなきゃならないんですよ。加えて何が
悲しくてそこまで話が弾まない席でメシ食わなきゃならんのか。知らない人と
メシ食うのって、ものすっごいストレス感じるんですよ俺。ただでさえ人より
ストレス感じやすい体質と診断された事あるのに、とほほ……。

('A`) そんなわけで、朝から猛烈な腹痛と下痢。

昔から何かしらイベントがあると緊張して体調を崩してしまう俺。だが昔より
ある程度耐性ができてきたのか、動悸する事は無くなった。気分は割と平然。
しかし深層心理ではすごく嫌がってるのか、体調不良。

だからと言ってサボるわけにゃイカンので、家族で会場まで向かう。けどその
間ずっと腹痛に苛まれる。便所に行けばいいかもしれんが、電車一本遅れたら
遅刻するかもしれん。そこまで朝早いどころか、昼からの会食である。遅刻を
したらどんだけルーズなのかと思われる、ひぃ〜。

電車での移動は十五分。だが腹痛と下痢に苛まれてる俺にとっては果てしなく
長い距離である。うぐぐ、いてぇ、マジで痛い〜。ジムで鍛えた筋肉を肛門に
集中させ、堤防決壊を阻止する。耐えろ俺の肛門括約筋!

うぐぐ……あぁ〜、ヤバイ、ヤバイ!

電車降りようか、もう降りようか、もーれーるー!

……っと、収まったぞ。あと四駅か、いける……ぐぶぁ!!

あぁ〜、降ろして。降ろして。おろして。おーろーしてー……くぁ!

電車は目的地に到着。ケツがつりそうになりながら電車を下り、慌てて便所へ
駆け込む。コート脱ぐとか上着脱ぐのがもどかしく、もどかしく、慌てて脱ぎ
ズボンとパンツを下ろして……間に合ったー!!

しかし正直、腹下してたらヘロヘロである。顔合わせて、着席。美味い料理が
出てくるが……美味さが八割くらいしか伝わってこない。やはりアレか、いや
今日はダメだ。

「兄ちゃん、ウーロン茶でいいの?お酒あるよ。ほらほら、無理しないで」

妹と未来の義弟から執拗に勧められる俺。最初は断っていたのだが、やっぱり
酒には弱い俺、結局飲んでしまう。意志薄弱。一口飲んだら止まらない、次の
一杯、更に一杯、もう一杯と結局六杯くらいビール飲んでたかも。

帰宅後、まだ飲み足りないのでコンビニで買った発泡酒とサワーを飲む。あぁ
昼から酒飲めるって幸せだなぁ〜。二月は顔合わせで酒が飲めるぞ〜、飲める
飲める飲めるぞ〜、酒が飲めるぞー!

日記書いてる今、二日酔い状態。


 2月23日
今日もまずまず暖かい日であった。プチ小春日和なのだが、やる事が多い一日
でもあった。まず暖かいと屋根の雪が溶けて落ちてくる。我が家の屋根も結構
溶けたのだが、氷が残ってましてね。ちょっとずつせり出して来てるんです。
落ちてぶつかれば死ぬだろうし、その下に我が家のわんこも生活してるために
いつ何が起きてもおかしくない。

でもね、暖かいなら勝手に落ちるじゃないですか。正直登って作業なんて俺は
したくないのよ、高いとこ怖いし。でもね、本日屋根に登って作業したら俺に
金一封とプレゼントくれると母親が言ってきたんです。金一封はまだしも俺に
プレゼント?……一体なんだろう、ともかくやるか。

「はい、新しいツルハシ。軽いでしょ」

_| ̄|○ 軽いけど、そりゃ必要だけど……くぅ。

ともかく、どうしても幾らかの金が欲しいし家庭の安全のために屋根に登って
氷をドカバキ割り始める。フルパワーでやったら屋根をぶち壊してしまうかも
しれないので、幾らか力を抑えて氷を叩く。それでも何発かは屋根にツルハシ
あててしまったのは、君と僕だけの秘密にしておいてね。

あらかた氷を割り終え、除去し、作業終了。報酬をもらうと少し休憩し、俺は
車に乗り込みとある店を目指した。道路は溶けているが夕方ともなればやはり
寒いため、微妙に凍ってる。事故らないよう気をつけ、向かった先は!

紳士服店である。

いやね、実は妹が結婚するらしくて明日は両家の顔合わせなんですよ。そんな
堅苦しい事は大嫌いなのでサボリたいのだけれど、美味いもの食えるらしいし
サボるにサボれないので、準備しなくてはならん。

しかし、服には無頓着な俺。スーツなんて黒しかなく、シャツも半袖じゃない
やつなんて白いのしかない。黒いスーツに白ワイシャツなんて姿、会社面接か
葬式みたいじゃないか。堅苦しい行事とは言え、どこか和気藹々としたいので
カジュアルなシャツを着て行きたい。でもそんなシャツ無い。

春先に着るシャツとしても使えるだろうからとの思いで、紳士服店に入った俺。
紳士服店など滅多に入った事無いため、あの豪華な内装にドキドキ。内心緊張
しながらカジュアルシャツコーナーを物色。どういうのが黒スーツに似合うか
迷う事十分、二着購入。

これで準備は整った。あとは面倒だが明日、行くだけである。まぁ美味いもの
食えるから多少我慢してもいいか。そう思ってたのだが、思わぬ伏兵がッ!

_| ̄|○ 風邪ぶり返したかも。


 2月22日
ジムに通い始めてもう四ヶ月くらいである。当初は二ヶ月くらいでやめようと
思っていたんだけど、どんどんいい体になっていくのは自信にも繋がる。また
ここで止めたら、再びぷよぷよの体になるとわかってるので、なかなか止める
事ができない。まぁ、運動してれば健康にもなるしね。

しかしこの日記を読んでる読者様ならお気付きだろうが、ジムで鍛えてる俺は
明らかに健康維持のレベルではない。結構きついトレーニングして、筋力増強
している。まぁ、長州小力みたいだった体からがんばって標準くらいになった
からねぇ、もう少し鍛えてガッシリした体になりたくある。

しかし、家人や友人はもういいだろうと言う。あまり鍛えすぎてもきもいと。
特に腕、力こぶをグッと出せばきもいきもい言われるんですよね。と言っても
よくわからんだろうから、ケータイで撮影してみた。


……うん、我ながらきもいかもしれん。でもまぁ、ぷよぷよだったのをここまで
鍛えたのだから、多少の自信が生まれる。そんなわけで本日、ジムで体組織計
と言うもので、体の内部を機械で調べて調べてみたんですよ。

肉体年齢:20歳
おぉ、実年齢が二十五歳なのでかなり若返ったと言えよう。ピチピチじゃない!
やっぱり運動してりゃ若返るんだねぇ。

体脂肪率:21.4%
これはちと不満。いやね、タニタの手と足で測るやつだと15%くらいなのだ。
6%も違うってのは一体何が原因なのやら?

あなたの体型:標準健康タイプ
すっかり脂肪も取れてきたしね、妥当かと思う。内臓脂肪も落ちたので健康に
いい体と言えよう。太ってると膝にも悪いしね。

あなたの筋力量:オール標準以下
……へ?

Σ(゚Д゚) マジで標準以下なの?!

しかし実際そうなのだ、グラフを見れば脂肪量は標準ジャストくらいなのだが
筋力量はどれも標準以下、むしろ少ないの方に近い。無論、腕もだ。

あれだけ鍛えて標準以下なのだ、世の中の人は更にマッチョなのか。居酒屋で
酔ってるオッサンも、家でネットサーフィンが趣味って人も、ちゃんとゴハン
食ってるのかって人も俺よりずっと上なのか……とほほ。

井の中の蛙になってたのかもしれん。ちょっとジム行ってたからってそれまで
ゴロゴロしててなまった体が普通の人になってるわけなかったのだ、まだまだ
鍛えないと平均男性レベルになれんのだ。腕きもいとか言われても、標準以下
なのだから更にやらんとならんだろう。

「あの、先生……その標準ってジム通ってる人達の標準なのでは?」

そ、そうなんだろうか?


 2月21日
最近は札幌も暖かく、気温も六度とか七度とかあったりするんです。正直な話
沖縄だとか九州の人から見れば寒いなぁと思われるかもしれませんが、こっちは
一年の半分が雪と氷で覆われている北国である。今はまだまだ雪と氷が全てを
覆っている。あぁ、さみぃ。

だが、雪も氷も根本的には水が凍ったものである。なので気温がプラスならば
溶けて水になる。おかげでうずたかい雪山も凍った道路も屋根の雪もすっごい
勢いで溶け、グチャグチャである。まぁ、屋根の雪が落ちるのは危ないけれど
屋根崩壊の危機を免れるのはよい。道路も溶けてくれた方が運転しやすい。

しかし、妙な天気だと思ってるんですよ。

いやね、例年二月って暖かい日もそりゃあるけれど、寒さでは一年で一番厳しい
月だと思ってたんですよ。事実、十二月は朝から晩までマイナスってのがそう
多くないし、三月になれば暖かいのは普通である。ただ二月って例年すっごく
寒いイメージあるのだが、今年はそうでもないような……。

記録的な大雪、また二月下旬になったばかりなのに暖かい日が続いてどんどん
溶ける雪。やっぱり異常気象なのかねぇ。もう十年も前から今年は異常気象だ
などと言われてるが、頻繁に色々起きすぎて感覚が麻痺してるかもしれない。
ありえないから異常気象なのだ!

何でもあと百年もすれば温暖化で一年の半分が夏になるらしいじゃないですか。
百年後の俺は百二十五歳、ギネス級の長寿にならん限り死んでる。でも百年後
いきなり夏になるわけじゃなく、どんどん暖かくなっていくじゃない。百歳にならず
死ぬかもしれんけど、あと二十年くらいは生きてるかもしれない。

二十年後だってかなり暑いはず、その頃俺は四十五歳。やや加齢臭漂う汗流し
電車に乗った女子高生にチラチラ見られて笑われる年頃だ。でも、二十年後は
耐えられるかもしれん。五十年後がヤバイ。

五十年後……俺は七十五歳。平均寿命延びてるとは言え、健康に莫大な不安を
抱えてるので、きっとこの頃の俺はボケてるか病院で寝たきりだ。どんな体に
なってもエロくはありたいが、きっと夏が四ヶ月もあるくらい暑いだろうから
暑くて半分くらい腐ってるかもしれない。あわわ、温暖化マズイ。

うちは環境問題啓発サイトとかじゃないので、あぁしろこうしろなんて言わず
各人の思い思いやればいいと思う。でもね、温暖化は世の男女の大半にとって
大敵だと思うんですよ。

夏になれば世の女性は薄着になる。それは俺も大好きだが、やっぱり薄着と
言うのは普段見れない異性の肌を見るから、ありがたみがあるんですよ。この
状態が長く続けばありがたみがなくなるぜ。ほら、テレビとかで未開の密林に
住む部族とかってオッパイ丸出しのご婦人や若いおねーちゃんがいるけれども
なんのエロスも感じない。ヌーディストビーチもそうだな、あぁも普通っぽく
裸でいられたらエロくない。着衣あるからエロがある。

ただ、もう雪と氷の世界に覆われた北国の住民は着衣に飽きた。コートもこもこ
着てる姿もその下を想像できていいが、やはり素肌を見たい。最近暖かくなり
夏への期待を膨らませてるのも事実。みたいー、女の柔肌みたーいー。

……そういやジムで半袖のおねーちゃん見てるんだった。あまりにも普通過ぎて
忘れてた。うむ、やはり日常ありふれすぎてると欲情を抱きにくいのかもな。
となると、ひらめいた。グラビアアイドルが水着で売り出してるけど、あれと
同じようにモコモコ着たアイドルの写真集があってもうけるのでは?子供が着る
ような野暮ったいスキーウェアと手袋つけて表紙を飾れば、ウケるかも。

重ね着グラビアとかどうかな?


 2月20日
昨日更新が無かったのは飲んできたからです、申し訳ない。いや昨日はジムへ
後輩と一緒に行きましてね、鍛えてる最中に最近共に酒飲んでないよなぁなど
話していたら飲みに行くかーって事になりまして。酒自体は毎晩飲んでるけど
誰かと一緒に飲むのは楽しいし、それが自分の小説を褒めてくれる相手ならば
なおの事である。

いやいや、その後輩には現在執筆中の長編小説を見せてましてね、その意見を
聞きたかったのよ。ほら、他の人に比べて書くのが遅いので、書いてて不安に
なってくるんですよ。これは面白いのか、わかりやすいか、ハラハラするのか
などとやたら気になる。面白くないものを書き続けてもしょーがないしね。

なので、たまにこうして途中までできたのを読ませてはどうよと感想聞くため
酒を飲む。褒められてウハウハ、でも結局途中なので早く続き書いてと言われ
しょんぼり。書きたいのはやまやまだが、筆進まないのよねぇ。

結局店で結構飲んだ後、帰宅してからもガッツリ飲んだために本日軽い二日酔い
モードであった。わかっちゃいるけどやめられない、翌日後悔するとわかって
いるのに楽しいからと飲んじゃうんだよなぁ。

さてその後輩なのだが、さっきも言ったように一緒にジム行く事があるのよ。
実際彼が俺にジムを勧めたし、体を鍛えようと一生懸命な仲間がいると何だか
やりがいがある。ただ、彼は結構忙しくてジムに来れない日が割りとあるけど
俺は普段いつも暇なので頻繁に行っては鍛えている。

そのため、俺の方がずっと筋力ついたんですよ。いや昨日酔っ払ってゲーセン
にて背筋力測定をやったら何と250kgと出た。二十代平均より100kgも
上回っている俺。意味も無くやや鍛えすぎかもしれん。

そんなわけで多少体もがっしりしてきたのよ。やっぱり鍛えていると風呂でも
互いに気になるのよね、あのオッサンたるんでるなぁ、あのにーちゃんすげぇ
体してるなぁと。んで、俺も風呂入ろうとしたら後輩が突然!

「桐生さんの大胸筋、結構つきましたね」

Σ(゚Д゚;≡;゚д゚) 触るなよ、キモイな!

いきなり人の胸を掴む後輩。いや別にそこまで嫌悪してるわけじゃないけれど
何だかホモっぽいじゃないか。俺にそっちの気は無い。いやぁ、よく女の子に
女同士の風呂の話を聞くのよ。

「あれ〜、ちょっと胸大きくなったんじゃない?」

「やだ、やめてよ〜。突然触るの禁止ー」

こういうステキ会話がちゃんとあるみたいじゃないですか、ビバ女風呂。最高
羨ましいぜ。でも男同士ってそういうの無いよね。

「あれ〜、ちょっと大胸筋厚くなったんじゃない?」

「ウホッ、やめろよ〜。突然触るの禁止ー」

……うん、最高にキモい。しかし冗談で話してた事が現実となってしまった。
触るなら女のがいいだろ、俺だって触られるなら女のがいいよ。そもそも俺が
モテるために鍛えてるのだ、男に触られるためじゃねぇ!

女性のみなさん、触ったら触らせてね。


 2月18日
別に祝い事でも何でもないのですが、何となくって事で本日家人と渚で焼肉を
食いに行ったんですよ。お昼に買い物に行った時に、備え付けのレストランで
飯を食おうと思ったのだが、そこは今日が土曜日だからか混んで混んで……。
さすがに一時間以上も待ってられないって事で別の店へ。んでまぁ、何となく
肉が食いたかったので、焼肉食べ放題の店へ。

到着したのが既に昼の二時だったので店内は割と空いていた。腹減ってたので
さっそくとばかり肉を取り、メシを取り、スパゲティやピザまでも。ただ最初
取り過ぎると後でまた取りに行く楽しみが減ってしまうので、控えめに。さて
食べるぞ〜、いっただきまーっす!

……。

…………ぬぅ。

(;´Д`) い、イカン、もう入らない?

焼肉食い放題は結構久々である。なのでペースを忘れて最初に食いすぎたとも
考えたけど、更に盛った量はさほどではない。いやぁ確かにダイエット始めて
食べる量は減ったけど、こんなに食えなくなるとは……もったいねぇ!!まだ
俺は諦めないぞ!

根が貧乏性なもんで、食べれる時にたくさん食っておきたい。けれど胃はもう
消化が追いつかず食うなと脳に指令を与える。うぐぐ、まだカルビにサガリに
ロース、ホルモンなど肉を堪能したいんだ。その他惣菜やスープも堪能したい
……けど、入らない。うぐぁ〜、悔しい!

食べ溜めができればどんなにいい事か。でもそんな事ができたら食べ放題の店
なんてすぐ潰れるよなぁ。まぁ満腹があるから満足し、料理の美味しさを実感
できるのだろう。終わりあるから楽しむ事ができる。

結局、胃袋が限界突破するくらいまで食った。そのため晩飯の時間になっても
腹が減らず、困ってしまった。腹が減ってないなら食わなくてもいいだろうが
一応食べておかないと生活リズム崩れそうだし、夜中に腹減るかもしれない。
少量でも食っておかないと……ぐぇ、やっぱり腹きつい〜。

_| ̄|○ そして腹壊した〜。


 2月17日
ここ数日、と言うか大体十日くらいまともに小説を書いていない。いや風邪を
ひいてたのもあったし、ゲームにもはまってましてねぇ。こんなんじゃイカン
なんてわかっていながらも、ついついやってしまう意志薄弱な俺。

しかし、こんな怠惰な俺を無視して世界は常に動いている。一日一秒たりとも
同じ世界は無く、だからこそ一瞬の積み重ねを無駄にしてはならない。努力と
根性が嫌いな俺も、この世界の法則からは逃れられない。

「せんせー、お届け物ですよ」

何が言いたいかと申しますと、本日俺宛に一通の封筒が着たんですよ。それは
あの碧天舎から。碧天舎と言えば以前小説を応募し、二次選考突破との連絡が
あって浮かれたものの、結局三次選考突破はいたらなかったとこである。その後
共同出版しませんかと持ち掛けられたりしたのだが、無視してた。その碧天舎が
俺に一体何の用だろうか……?ドキドキしながら開封し、立派な冊子の中身に
目を通す。

(前略)本年度秋の読書シーズンに碧天舎から良書を発行したいので、再度
出版化を奨励する作品を検討したとこ、貴方の作品がまだ出版権の設定が
されてないのなら、是非検討いただきたいと思います。

共同出版と言うのは変わらないのですが、出版化に際してこちらの考えを
まとめた共同出版企画提案書を送らせていただきました。強制しませんが
貴方の作品が世に出るよう私達は力を惜しみません。

今度も共同出版の案内かよ……もういいよ、最終選考にも残らなかった作品を
本にするとかって言われても、売れるわけねぇって。けど、どんな方法で出版
させようとしてるのかなぁと目を通してみれば驚いた!

いやいや、細かく書かれているのよ、どこにどのくらいの資金がかかるだとか
流通方法、印税の分配、刊行スケジュール、また世の中日々たくさんの小説が
世に送られていて余程の大作家じゃない限りは横一線みたいなもので、誰でも
チャンスはあるなどなど。確かに共同出版と言ってもよくわからない事だらけ
だから細かく書いてあるのは嬉しいし、また作家と言って本屋に並べられても
五年やってる作家も十年やってる作家もよくわからんしねぇ。

「じゃあ先生、その共同出版ってやってみるんですか?」

バカ言うな、税込み百二十五万かかるんだぞ!

先行投資って扱いかもしれんが、俺はギャンブル大嫌いな人間である。賭け事
するなら、捨てていい金の範囲しかやらん。情けない話だがそんなに貯金ある
わけもなく、気軽に出せる金じゃねぇ。共同出版なんかするか、アホー!

ちゃんと受賞して出版したいぜ。


 2月16日
「せんせー、せんせー、お届け物ですよ〜。お酒が届いてますよ〜」

俺宛に届け物なんて珍しい、おまけに酒だとぅ?!……あっ、そう言えば以前
弟子がいつもお世話になってるからバレンタインに何か贈るとか言ってたな。
チョコ嫌い、酒大好きと言ってて良かった〜。ありがたく飲ませてもらおう。

ちなみに弟子と言ってもそこまではっきりした師弟関係ではない。もう何年も
文章書いてると多かれ少なかれそれ関係の知り合いができるもので、何人かが
俺を師匠と言ってくる。お世辞でも社交辞令でも褒められると嬉しいので多少
いい気になってたりするのだ、えっへん。

そんな師匠は三ヶ月近く髪を切ってないので、やや仙人然となりかかってる。
いやいや、言うほど伸びてないよ、ただちょっと前髪が目に入りかけてて運動
してるとやたら気になるのだ。生涯爽やかモテ系を目指してる俺としては髪を
切って爽やかさアップといきたいとこである。

床屋に行くとすぐに散髪開始となる。本日はどうしますか、なんて訊かれても
困ってしまう俺。だってさ、芸能人の誰々みたいな髪型ってのは言いにくいし
細かく言えるほど髪形の名前って知らないしね。せいぜい短くして下さいって
言うくらいだ。みんなは何と言って髪を整えてるのだろう?

一時間もすればあらスッキリ、スポーツマンみたいな感じである。最近運動を
して顔も引き締まり、やたら若返ったねと言われてるけど、更に若返った感じ
である。へへへ、もしかして高校生って言われるかなぁ?

いやいや、それは言い過ぎた。鏡を見て想像したらやっぱ学生服はキツイかも
しれん。しかし大学生……二年生くらいと言っても平気かも。そうだよ、また
大学に遊びに行こうかな。無意味に図書館とか行ってみよう。卒論書いてる時
だって利用してなかった図書館、けれど図書館は出会いの場かもしれん!

そうだよ、ドラマとか漫画とかでも図書館で勉強してたら女の子と仲良くなる
なんて、よくあるじゃない。魔法だとかビデオから女が出てくるなんて空想の
話じゃないよ。王道パターンかもしれんが、王道ってありそうな事だから王道
なんだよ。故に俺だって何か起こるかもしれん。

「あぁ、私も来年卒業か。今から卒論の準備した方がいいって言ってたけれど
面倒だなぁ。私も合コンとか行けばよかったかな、今日くらい。彼氏いた方が
張り合いあるかもしれないのに……あれ、あそこにいる人、結構いいかも〜。
何だか知的な雰囲気あるし、爽やかだし……声かけちゃおうかなぁ?ここから
いい関係になったりでもしたら、私……やだ、濡れてきた」

おぉ、あんだけ静か過ぎて嫌いだとか勉強しなきゃならないと思って避けてた
図書館が急にステキな場所に思えてきたぞ。よぅし、図書館行って勉強しよう
かな。わからない事あれば本読めばきっと……あっ!

本読むとすぐ眠くなる俺です。