狂人日記

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 1月15日
面倒臭い日もそりゃあります、酔って帰ってきて投げ出した日もありました。
ネタが無くてうんうん唸る日もあり、逆に一日に二つも三つもネタが重なって
どうしたらいいのか悩んだ日もありました……それでも更新してきました。

祝、狂人の檻七万ヒット達成!

「おめでとうございます、先生」

ありがとう渚、そして読者のみなさまありがとう。いやぁ、そろそろ四周年に
なるが、それだけやって七万とは遅い気もする。だがこうして地道にカウンタ
回るのは嬉しいし、ゆっくりとでも成長している気がする。

ところでネット上でそこまで付き合いがないため、七万ヒット達成だから記念
絵やバナーをもらう事の無い俺。いや、もらう事が無いどころか何をして欲しい
だの、どんな企画がいいのか聞いても答えられない。だが、何もやらないのは
味気無い。う〜ん、何をしようかなぁ。

考えたのが、久しく更新していないエロゲーレビューでもやろうかと。あれも
前回更新したのが六万ヒットの時だから、半年以上やっていないしな。または
以前後輩に冗談で言ったバカ萌え短編小説でも書こうかな。……マジカルメイド
探偵とか、何も考えずに気分のまま書き散らそうかな。

ともかく近日中には何かしますので、お楽しみに!

しかし、七万ヒットかぁ。あと二年くらいやっていれば十万もいくかもねぇ。
始めた当初は百万でも一千万でも行くかと思っていたが、そんな事はないなと
百ヒットくらいで気付いた。それからダラダラやって、七万。

ともかく次の目標は八万ヒット。それまでには今書いてる長編も完成させたり
短編をアップしたり、色んな事をしてみたい。これからも見捨てずに、読んで
もらえるようがんばります。

本当はおねぇちゃんと色々したーい!


 1月14日
今から思えば数日前から兆候はあった。しかし最近は体力もついたし、何より
カレー食って栄養も充分だったから大丈夫だと思っていた。だが昨日、ついに
異変がはっきりとわかった。イカン、このままではやられる!酒を飲もう、酒
飲んで体内からアルコール消毒だ!……うぬぅ、効果が無い?!

('A`) ……風邪ひいたかな、俺?

三年前のこの時期インフルエンザにかかって以来、ずっと風邪をひく事は無く
それなりに健康でいられた。まぁ、風邪気味かなぁって事は何度かあったけど
それでも幼少からずっと病弱だった俺からしてみれば、随分健康になった。

それだけに体調に変化があると、ドキッとしてしまう。昨日の夜、何だか妙に
腹痛と吐き気があるのでこれはもしかしたらと思ったら、本日とうとう……。
いやね、昼頃起床してさぁカレーでも食おうかと思ったら階段でフラり。おぅ
危ない、まだ寝惚けているのかなと思い食卓へ。カレーを温め、さぁ食べようと
スプーン持ったら……フラり。

_| ̄|○ 何だこの眩暈と寒気は?

もしかして風邪ひいたかなと思い、ジムに行こうとしていたのを止めて一日中
寝ていた。昼から夜までずっと寝ていたかな。毎日暇人生活だが久々にずっと
寝ていたかもしれない。おかげで日記書いてる今はかなり元気に!

それにしても、大事には至らなかったが健康には気をつけたい。原因はきっと
連日の除雪作業による疲労だろう。吹雪にさらされながら汗かいていたら風邪
だってひくだろう。

そう考えるとこの冬、各地で大雪が降っており除雪も例年より大変であるため
俺と同じように除雪の疲労で体調を崩す人も多いだろうよ。さすがに家が倒壊
する程の降雪ではないここ札幌だが、新潟とかひどいしね。そうした雪の中で
きっとこんな人もいるだろう。

ゴホゴホ……はぁ、具合悪い。雪かきしないとドア開かなくなるからしないと
ならないんだけど、疲れが溜まってたのかなぁ、風邪ひいちゃった。今日くらい
ゆっくりしなきゃ。あっ、桐生先生も風邪気味だったんだ。おまけに私と同じ
雪かきしてそうなったんだ……何か繋がってるってカンジ。本当なら直接肌を
重ねて繋がりたいんだけど……って、何考えてるの私?顔が赤いのは熱が出て
きたからだよね。

いる、絶対いるはず、全国探せば一人か二人はいるはずだ。あぁ、何も言うな
夢を見させてくれ。ふふふ、そういう彼女達のために俺は健康でいないとな。
元気があればエッチもできる!元気がなければムスコも寝たきり!

エロは健康のボルテージだ。


 1月13日
正月気分もすっかり抜けたと思っていたけれども、体の方はそうでもなかった
みたいで、腹を下したり便秘になったりしてちょっとボロボロだったんです。
まぁあれだけ酒飲んでロクにメシを食わずに年末年始過ごせばそうなるよな。
だもんで、体の回復には少々時間がかかった。

しかし、もうすっかり回復した。適度な運動にしっかりした食生活。外に出て
吹雪に晒されても風邪なんてひかないぜ。いや〜、回復のバロメータは胃腸の
調子なんですよ。胃腸の調子がよければ、しっかりメシ食えるので健康でいる
事ができる。じゃあ胃腸の調子なんてどうやってわかるかと言えば、やっぱり
アレしかないでしょう。

排便の調子である!

やっぱりね、出すものしっかり出さないとイカンわな。食った分だけおなかの
中を軽くして、不要なもの処理しておかないと体に悪いし。昔から俺は胃腸が
悪くてね、しょっちゅう胃腸炎になったり腹下していたりしていたものだけど
ここ二年は調子が良くて、去年から絶好調!

おかげで出るモノも外人のそれか象のそれかってくらいよ。

いやまぁ、それは誇張しすぎだが、ともかく快便もいいところ。一キロくらい
変わるしね、便所に入る前と後では。いやぁ、出るものだけはアメリカンサイズ
である。グローバル化もここまできたか。だが、そうした健康の裏に落とし穴も
ある事を忘れてはならない。それは何か?

トイレが詰まったら大変じゃないか!

詰まるわけねぇと思うかもしれないが、実際危ない事が何度かあった。いやぁ
出すぎも困る。しかしもし詰まったりでもしたら大変だ、クラシ○ンでも呼んで
助けてもらわないとならんが、あれって詰まったら八千円かぁ。

風邪を引いて病院に行く(保険証あり)……初診料二千円。

キャバクラ入店時(ススキノ値段)……最初の三十分三千円。

エロゲー新作……七千五百円。

ヘルス五十分(ススキノ値段)……八千円。

トイレの詰まり解消……八千円。

うひょー、こう見ると高いな便所。俺の体を治すより、便所直した方がずっと
高いのかよ。いやむしろ、ススキノのヘルスとほぼ同じくらいか。食い過ぎて
パワー充填し、一気に放出してしまったら大変な事になってしまう。そのため
家人からは詰まらせないようにと言われているが、そんなもんコントロールは
できない。できたら世の中の人々は悩まないわ!

今日カレー食いすぎたから……ドキドキ。


 1月12日
一昨日は除雪、昨日はジム、じゃあ今日はと言えば除雪である。その前に俺は
銀行に行かねばならない。昨日も話したけれど、ジムで料金を引き落とす事が
できない理由が銀行印と契約書類に押した印鑑が違うかららしいのだが、俺は
数年前に銀行印を無くしてしまっていて、そのまま放置している。

ともかく今更ながら前の銀行印から今使ってる判子に銀行印をチェンジせねば
ならんので、変更手続きをしに銀行へ向かう。二時頃に指定銀行に到着すると
小沢真珠にちょっと似た受付嬢のとこに行き、銀行印を変更したい旨を伝える。
必要な物は持ってきたつもりである。今の印鑑、通帳、身分証明書。

「では、前の銀行印を出してもらえますか」

('A`) そう来たか!!

考えてみたらそうだよなぁ。しかし俺は持っていないので、無くしてしまった
旨を伝えると、紛失届けを書かされた。あ〜ぁ、これで数日かかったりするん
だろうなぁ。ともかくそこから手続きを進めよう。次は何かな?

「あそこのATMで現金を下ろしてきて下さい」

……え?銀行印を更新するのに何でATMで金下ろす必要あるんだ?

戸惑ったけれど、キャッシュカードの暗証番号を知っているかどうかで銀行印
変換してもいい人かどうか判別するらしい。このキャッシュカードは紛れも無く
俺のものなので、千円引き出し、受付嬢に見せる。

「はい、銀行印の変更は終わりました。ご利用ありがとうございました」

Σ( ゚Д゚) え、もう終わったの?これでもういいの?

実際これで変更完了らしく、ビックリして二度も訊いてしまった。我が母親が
昔銀行員をやっていた時は変更に二週間くらいかかったと言ってたのでもっと
時間かかると思ってた。二週間とは言わず、一週間とか三日とか。だが実際は
全ての手続きが十分で終わった。時代の進化は素晴らしいなぁ。

帰宅すると、また屋根の雪下ろしである。今シーズン一体何度目かわからない
くらいやっていてもうウンザリなのだが、除雪せねば倒壊しちゃうかもしれん。
そんなわけでハシゴを使って屋根に上り、ザックザク雪を捨てていく。

(;゚Д゚) 今日は風が強いなぁ〜……おっと!

屋根の上で風に翻弄され、俺の体も左右に揺さぶられる。特にスコップを持ち
上げると余計に風を受けるため、すごい力で飛ばされそうになる。もしも風に
負けたら屋根から転落である。バランスを崩して落ちたら大怪我だ。幾ら暇な
俺でも怪我はイヤだ。落ちないようにっと。

Σ(;゚Д゚) やべっ、ハシゴが外れたー!!

雪に突っ込み立てていたのだが、ハシゴ付近の除雪をした際に風にあおられて
しまい、ハシゴが倒れてしまった。やばいぞ、これでハシゴから下りることが
できなくなってしまった。うーむ、母や渚は家の中で仕事をしているのかこの
事態に気付いてない模様。このまま待っていてもいいのだが、寒風吹きすさぶ
屋根の上にずっといたら風邪ひくかもしれん。……覚悟を決めるか。

とりゃあ!!(ジャーンプ

俺は屋根から地上へ飛び降りた!

と言っても雪がうずたかく積もっていたから、一メートルほど下に飛び降りた
だけで、大した衝撃も無かった。大雪に初めて感謝。だがこれは低い場所に高く
積もった雪があったからできただけであり、もっと高い場所だったり、あまり
雪が無い場所でそうなったら、どうしようか。助けを求めようか。……そうだ
先日涙目で登った六メートルの倉庫の上でハシゴがなくなったらどうしよう。
あれはハシゴかけても届かないし、飛び降りるのは怖い。

下にエロい美女がいれば飛べるかも!


 1月11日
暖冬と宣言されて蓋を開ければ、大寒波なこの冬。各地ではたくさんの雪害に
悩まされ、場所によっては建物が押し潰されて崩壊したり、陸の孤島となって
しまったりして生活ラインを寸断されたり、また死傷者も出るありさま。俺が
生きてきた中でこんなにすさまじい被害の年はそうないかも。

けれど、一日たりとも休まず雪が降るわけじゃない。本日はそうした日でして
チラチラと雪が降ったりもしたけど、割と天気。天気ならば除雪もそうせずに
済むので、久々にジムへ行ける。

ジム……昨年末は二日に一遍行っていたのだが、今年に入ってから除雪作業に
追われてまだ一度しか行ってないんですよ。これじゃあ折角金を払っているのに
もったいない。いや、そもそも引き落とし出来てないらしいから払ってない!
何とかその問題を解決し、スッキリさせたいなぁ。

引き落とし問題は解決してるといいなぁと思ったのだけど、やっぱりカードを
入れたらピピーっとエラー音。先程「お久しぶりですね」とか声かけてくれた
スタッフの人にカードを見せながら、先日引き落としができなかった旨を伝え
事の成り行きを見守っていると、意外な事を言われた。

「銀行印と書類の印鑑が違うので、落とせないみたいですね」

違うって……契約書類書いてる時はそう言われなかったので……。

「そうなんですか、では次回持ってきて下さいね」

……次回、ですか?

('A`) しばらくジムに来れません!

なぁに、言われている事は簡単な事だ。銀行印を持ってきて、書類にペタペタ
判子押し直せばいいだけである。じゃあどうして俺はしばらくジムに来れない
なんて言うかと申せば、ある重大な問題があるんですよ。

俺、銀行印を無くしちゃってるんだよね……。

いやぁ、実は数年前に紛失しちゃっていてね、その時すぐに作り直せばよかった
だろうけど、貯金も無いし、別に困る事も無かったんですよ。だって免許とか
三文判でよかったし、光回線にするのは俺の銀行印じゃなかったので、困る事
なかったんですよ。

そこにきてこれだ、意外な落とし穴。いずれ作り直さねばと思っていたのだが
まさかジム関連でそうする事になるとは。じゃあすぐに作り直さないとならん
けど、手順知らぬ。ここは元銀行員だった事もある母に聞こう。

「本人照明とか色々あるから、私の時は一週間か二週間かかったけどね」

一体どうなるジム生活?!


 1月10日
考えてみれば、先月あれだけ行っていたジムも今月はまだ一回しか行ってない
じゃないか。そりゃ除雪に追われて行く暇がないのだが、幸い本日は晴れてる
ために、行っても良いだろう。そういえば金の引き落としもされてないと宣告
されたけど、それもまだ処理してないしな。早く何とかしないと逃げてる様に
思われるかもしれん。そんな事は決してないぞー!

「あ、先生。あのー、お仕事があるみたいなんですけど」

おう、何だ渚、仕事って。もしかしてお前の胸を揉む事か?それともその服を
脱がせてじっくり鑑賞する事か?だったら考えてるポーズがあるんだけど。

「違いますよ!……お仕事と言うのは、倉庫の屋根の雪落としです」

Σ( ゚Д゚) な、なんだってー?!

散々除雪の事を書いているので屋根の雪下ろしなんて慣れたものだろうと君が
思うのも無理は無いが、今回の指令はかなりきついんだ。まぁもう知ってると
思うけど、もう一度言おう。俺は高所恐怖症だ。

そんな俺が今回やる場所は高さ六メートルもの倉庫の屋根である。これだけで
落ちたら良くて骨折、悪くて死亡であるとわかるだろう。おまけにその屋根へ
登るはしごは昔から備え付けられている鉄はしごで、既に塗装がはげているし
錆びている。手入れしてないから当たり前だ。

じゃあ何故そんなとこをやるかと言えば、倉庫の屋根から大きく雪がせり出して
おりまして、今にも落ちそうなんですよ。もしも誰か下にいる時に雪が落ちて
きたりしたら、大怪我は免れない。いや、むしろほぼ死ぬかもしれん。ならば
事故が起こる前に落としておいたら安全だ、じゃあ誰がやるか?それは我が家
唯一の男手である俺がやるしかないと、白羽の矢が立ったのだ。

まず屋根に上る前にはしごの場所に行かねばならんのだけど、これが一苦労。
と言うのも、一切除雪していない場所を歩かねばならず、ズボズボ埋まる中を
進むのにゼーゼー。スキーウェアのズボンをはいたのは正解だった。だってさ
腰まで余裕で埋まってたからね。

そうしてはしごを登り始める俺。右手はスコップを持っているためにとっても
不安定。指二本でスコップを持ち、残り三本ではしごを掴んで登るのだが……
揺れるよ〜、これ。落ちたら大惨事間違い無し!それでも一歩一歩ゆっくりと
登って……えっ?

屋根まで足場ないの?!

足場が無いのだ、屋根までは。なので一歩分大きく足を伸ばさないと登れない
仕組みになってる。何だってこんな設計にしやがったんだ、くそー!スコップを
屋根に投げて、勇気振り絞り登る。……見晴らしすげー、すげー怖い〜(涙

ともかく屋根の先端一メートル前まで行く。こっからは下界にいる渚にどこまで
進めばいいのか指示してもらう事に。だってあまり前に進んだら、屋根でなく
雪の上を踏んでしまうかもしれない。そうなったら雪が崩れ、転落。これじゃ
スペランカーじゃなくても死んでしまうわ。

日も落ちる頃、ようやく作業完了。途中疲れて足元ふらついてしまったけれど
落ちずに済んだ。あとは帰るだけなのだが……ここからが最大の難関である。
まず手袋が雪にまみれているので、滑る。体力低下してる。足がすっかり冷たく
なっていて感覚が鈍くなってる。はしごがヤバイ!

何がヤバイって最上段まで足場がないために、屋根から見たら二本の鉄の棒が
にょっきり出てるだけしか見えない。その周辺に柵なんて当然無い。おまけに
はしごを降りる時は後ろ向きにはしごに接しなければならないけど、登る時に
必死に登ったため、微妙に坂になってる。マジ怖い、本気で勘弁して!!

命からがら降りてきた時、心身ともに疲労しきっていた。フラフラになってる
俺は帰宅し、冷えた体を温めるためにストーブの前に座っていると、母が俺の
前にやってきて、労をねぎらってくれた。

「でも今年はよく降るから、もう一度お願いするかもね」

もう二度とイヤじゃあー!!


 1月9日
前略読者様。

私、桐生涼は連日の豪雪のため日々雪かきに追われております。除雪をしても
幾ら綺麗に雪をどけても、ちょっと目を離せばまた元通り。でも除雪しないと
生活ができませぬ。そんなわけで連日雪かきをしておりましたら、背中とかが
ひどい筋肉痛になってましてね……鍛えていてもこれです。きっと雪国の人は
みなそうなのでしょう。

そんなわけで、疲れております。精のつく料理を食べればいいのでしょうけど
食べ過ぎてはまたダイエットに力を入れなければなりませぬ。湿布を貼ったら
臭くなるし、ペロペロはがれてきたら気を取られてしまいます。そんなわけで
マッサージを頼みたいです、そこの十七歳美少女ちょっぴりエッチな事に興味
あってスク水も先生のためなら着ちゃうわ〜
って女の子、カモーン!!

「……あの〜、マッサージなら私がしますよ」

えぇい、今はお前に頼んでるんじゃない。十七歳美少女メイド見習いちょっぴり
エッチな事にも興味があって先生のためならスク水でも巫女姿にでもなっちゃう
私は今一人えっちしちゃってます!
って女の子に頼んでるんだ。

「……そんな人いませんよ〜。ほらほら、湿布貼りますから」

とまぁ、こんなわけで除雪してるだけで結構体はボロボロ。はっきり言うなら
ジムに行く元気なんて欠片も無いんですよ。金払ってるからには行きたいけど
そんな事をさせじと毎日雪降るので除雪の連続。

けれど本日は割と天気でね、太陽が照り輝いていたんですよ。いやぁ、こんな
晴れたのはいつ以来だろう。一週間は無かった気がする。そのため、ちょっと
雪も溶けて、屋根などからせり出した雪の塊がドスンドスンと落ちていた。

それはいいのだが、やはり落ちたところをどかさないと、夜になって凍ったら
どけられなくなってしまう。できても面倒だ。なので除雪せねばならん。本日
メインの場所は二階のベランダである。

そこは夏場洗濯物を干したりするのに使い、冬は屋根に出るための場所である。
なのでこまめに除雪しておかないと崩壊したり、屋根に出れなくなってしまう
恐れがある。ちゃんとやらんとね。

そのベランダの上にまた屋根があり、そこから雪の塊がせり出していたんです。
落ちたら怖いなぁと思ったらドドーンとすさまじい音がしてベランダに落下。
おぉ怖い、でもこれで除雪できるぞー……あれ?

Σ( ゚Д゚) まだ半分上に残ってるー!?

雪をバカにしてはいけない、特に落雪ならなおさらだ。前にも話した気がする
けど、子供の頃に金属バットが落雪によってぐちゃぐちゃに潰された事があり
恐怖したのだ。スコップひとかき分でもかなり重い、屋根からの落雪が直撃でも
したら死んでしまう。ひぃえ〜、こえぇ〜。

とりあえず半分だけやっちゃう。あとは落ちてからやろうかなぁ。そう思って
一旦部屋に戻ろうとベランダから出て、その出入り口のドアを閉めた。

ズドドドドドーン!!

……。

…………か、間一髪?

(;´Д`) 危なかったぁ〜。


 1月8日
雪降りすぎじゃね、これ。いやね、昨日屋根の雪下ろしをしたにもかかわらず
今朝起きたらまた同じくらい積もっていたんですよ。あれ、俺確かに昨日屋根の
雪下ろししたよな?って思わず渚に訊いたくらいだ。そもそも寝る前に除雪を
しようかと思って朝方外に出たら、思わず笑っちゃったくらいだ。

何だこの雪、積もりすぎじゃねぇの?何もかも埋まってるよ!

もう今年は幾ら除雪してもしても、またすぐドッサリ積もる。まるで賽の河原
じゃなかろうかと思うくらい、何度も除雪。勘弁して欲しいわ、まったくよ。
こんなにここに一気に降らず、どうせ夏には関東や四国で水不足になるんだし
溜めておいて、その時に使いたいもんだぜ、まったく。

除雪作業ですっかり体力を無くしたら、後輩との約束の時間に遅刻してしまい
平謝り。何でまた後輩と会うのかと言えば、本日は鍋パーティーでもしようと
言われたのだ。場所は我が家だが、この豪雪の中歩いてこさせるのは可哀想と
思ったので迎えに行くと約束したんだが……すまーん、寝坊した!

雪のため渋滞してる中、後輩を迎えに行く。あぁ、これじゃ事故起きても何ら
不思議じゃないな。ともかくスーパーに行き、食材を調達。そうこうしてると
もう一人の後輩とも合流し、我が家へ向かう。

やった鍋は地鶏で出汁をとったらしい醤油ベースの寄せ鍋。豚肉や鴨肉団子や
ブリの切り身……タラの切り身無かったのよね。そしてウィンナーにキノコに
野菜など。あとは評判の良い我がチャーハン。いやぁ、美味いねぇ。仲間達と
鍋囲んで食事ってのは、一つの幸せかもしれん。

ところで食材買ってる時に気付いた事があるんですよ。鍋のベースとなる出汁
なんかは出来上がりのを買う事が多いんですよ、さすがに鰹節や昆布なんかを
買ってやるのは面倒だし、失敗するだろうしね。だからちゃんこ鍋の元だとか
寄せ鍋の元だとかを買うんですけど……。

どこもかしこもキムチ鍋の元ばっかりって、どういう事だぁ!

確かに昔は俺も友人とよくキムチ鍋なんかやってたよ、部屋は臭くなるけれど
簡単にできてまぁ美味いと。しかし最近は中国産や韓国産のキムチが不衛生と
ニュースでもやってるし、実際そうだろうしね。なので自然と食わなくなった
けれど、テレビをつければ韓国ドラマ、スーパー行けばキムチ鍋の元ばかり。
流行か何かしらんが、多すぎじゃあ!

宣伝しすぎると逆にしつこいわぁ。


 1月7日
昨日更新が無かったのは飲んできたからだし、決戦してきたからである。いや
申し訳ない。飲んできたのはいつもの事だが、決戦とは一体何事かと思うはず。
まぁちょっとそれをお話しましょう。

昨日は前々から約束していたギターとのりたまとの飲み会であった。だが俺に
とってはただの飲み会ではない、飲む前にソープ行って泡姫とえっちしようと
決めていたのだ。この日のため、俺は鍛えてきた!

とりあえずのりたまはそう言うとこに絶対行かない男なので、まずはギターと
待ち合わせてススキノへ向かう。金は持った、割引券も持った、着せる予定の
スク水も持った、あとはやるだけじゃあ!いざ入店!

_| ̄|○ 目当ての娘がいなかった……。

('A`) おまけに三十分も待たされた……。

とりあえずその時がきて、部屋に案内される。そこそこ美人であり、おっぱい
綺麗な姫であった。それでまぁ、黙々と体洗われたり愛撫されたりするわけで
なく、お喋りとかもするんですよ。それで、普段何をしてるかと聞かれたので
小説書いてるって答えたんですよ、どうせ一度きりの関係だしね。

「本当!?私も書いてるんだよね。ねぇ、どんなの書いてるの?」

こんなとこで、こんなに食いつきがよくなるとは思わなかった。なので角川の
本に名前が載ったとか、こういうのに応募したとか言ったら本気で目を輝かせ
……おーい、手が止まりかけてるぞー。

その後も話していたらえらく尊敬され、満足する事ができた。当然ムスコの方
だって満足したさ。でも、一つだけ心残りがある。

_| ̄|○ノシ スク水着せられなかったー!!

いやぁ、前に約束した泡姫でなかったので言い出しにくかったんだ。チキンな
俺が憎い、憎いぞー!でもまぁ、満足できたのでその後、のりたまと合流して
焼肉を食う。あぁ気心知れた仲間とメシ食うっていいなぁー!

明けて本日、外は吹雪。しかし今日は屋根の雪を下ろすと決めていた。なので
しっかりと防寒装備して、外に行く。まずはハシゴを探し……重いな、これ。
かなり重いハシゴを引っ張り出し、屋根にかける。倉庫の屋根はかなりボロい
ため、登るのがかなり怖い。高所恐怖症な俺がハシゴに登る姿はまるで生まれ
たての小鹿、もう恐る恐るしながら登る。こえーよぅ。

ザックザクと倉庫の屋根の雪を落としていくのだが、吹雪がひどい。終わる頃
には、すっかりズボンが凍っていた。降りる時も小鹿のように震えながら慎重に
下りるのだが、これがもう……だってなんか微妙に傾いてる気がするし、風で
揺れてるし、もう……。

屋根が終われば、それをどけるために除雪機を動かさねばならん。今回はいつも
教えてくれるおじさんがいないため、一人で運転する事に。除雪機と言ったが
業務用の除雪車である。結構大きいので、慎重にやらないとそこらの物を破壊
してしまうのだが……。

窓が曇ってみえねぇー!!

いやもうドキドキですよ、ちょっとでもどこかにぶつかれば大惨事になるので
かなり気をつけたいのだが、見難いのなんの。えぇと、ハンドルをこうきって
バックして……ぎゃー、エンストしたー!!あぁん、落ち着け俺。ともかくまた
エンジンをかけて、バックして……って、おい!

婆さん、後ろに立つなー!!

俺の運転が心配だからと側に寄ってきてるんだろうが、危ないの何の。もしも
足が滑ってアクセル踏んだら、そのまま轢いてしまう。どけろー、邪魔だー!
ふぅ、まったく。俺だって慣れてないから安全保障できんぞ。さて、まだやる
事があるからやらんとな……って。

母さん、側に立つなー!!


 1月5日
ちょっと雪降りすぎじゃないか、マジで!

きっと全国民思ってる事だが、それは札幌市民の俺も例外ではない。そりゃ
もう除雪してもしても積もりやがってね、毎日やってるんじゃないだろうか。
今日も起床してメシ食ったら、すぐに除雪せよとのミッションを受ける。あぁ
まったくもう……。

けれど今年の除雪は楽である。何が楽かって、体力が付いたからだ。去年まで
ならば、ちょっとやったらすぐにゼーゼーと青息吐息、水くれぇ〜と倒れかけて
いたのだが、今年はもう数箇所やってもまだ元気よ。おまけに作業スピードも
早くて、短時間で終わらせられる。

あぁ、ようやくジムで鍛えた体が役に立った。もうね、散々家人に無駄な筋肉
だとか言われまくったが、ほらこうして何かの役に立つんだ。

除雪を終えたら、ジムへ向かう。年明けて初めてのジムである。本当は除雪を
したのでゴロゴロしようかとも考えたのだけど、明日はギターと一緒に風俗に
行くと決めているのだ、明日泡姫にちょっとでも褒められたいがため、こんな
がんばってきたのだ。正月太りした体を少しでも引き締めないと!

いつものように会員カードを取り出し、入り口のカードリーダーに差し込んだ。
……ピピー、ガシャコン。何だこのいかにもな警告音?今までこんな事無かった
のになぁとカード見てみたら、エラーとか書かれてるし。一体エラーが何なのか
わからないが、このままでは中に入れない。これは何事かと受付のねーちゃんに
見せてみると、さっそく調べてくれた。そして一言。

「最近、通帳って記帳しましたか?」

( ´D`) ……いえ、してませんけど。(何の関係があるんだ?)

「あのですね、先月の会費が引き落とされていないんですよ」

( ゚Д゚) ……えっ、本当ですか?!

一体何故だろう、確か金はあったはず。一応口座番号を再確認してみたけれど
間違ってはいなかった。じゃあ金が入っていなかったとなるのだが、そんなに
使った覚えはないんだがなぁ……。

ともかく今日は好意と言うか、次回払うって事で入場させてくれ、しっかりと
鍛える事ができたのだが……スッキリしないな。とりあえず帰宅して、通帳を
見てみる。うん、あるじゃないか携帯払えるくらいとジム料金くらいは。

……あっ!

(´・ω・`) これ、十一月半ばの記帳記録だ。

となると、ここから十一月分のジム料金と携帯代引いて、更に十二月分の携帯
料金も引いて、なおかつジム料金……あっ、微妙に足りない!うっはー、金を
入れ忘れてたみたいだ、タンス預金は風俗代プラス飲み代などあったににな。
うむむ、これぞうっかり!飲み過ぎでボケたか、俺?

それでも明日は泡姫祭じゃ!


 1月4日
大晦日から正月三が日の四日間は一年間で最も肝臓を働かせる期間だったが
ようやくそれも終わって、本日から通常モードに。けれどこの四日間で内臓に
ものすっげぇ負担かかったみたいでね、特に腹。まともにメシ食わず酒ばかり
飲んでいたからか、かなり久々に腹壊して……胃腸薬どこだー!?

でもまぁ、ダイエットの事を気にせず好きなものを好きなだけ食ったのは結構
良かった。油物にチーズ、刺身におかし……食って酔っ払って寝る。いやもう
正に獣の様な生活。だからこそ怖いのだ、何キロ太ったのか。おーい渚、お前
この正月期間でどのくらい太った?

「うっ、ここで言うんですか……?」

うむ、言うのだ。なぁに、元の体重は言わないから安心しろ。

「えっと、先生と一緒に結構お酒飲んだので……一キロくらい」

わっはっは、結構飲んでたもんなぁ。ついた一キロはおなかかな?

「むぅ〜……じゃあ先生は?あれだけ飲んでたんですもん、太りましたよね?」

_| ̄|○ あまりメシ食ってないはずなのに……二キロも。

ちくしょう、気を抜いたらすぐに増えるなぁ。って、明後日が決戦の日なのに
太ってどうするんだよ、俺!その日のために鍛えてきたのに、たるんだらダメ
じゃないか。うーん、アルコール抜くためにもちょっと働くか。

そんなわけで本日、倉庫整理をしてみる事に。ちょっとした事情で掃除をする
事になったのだが、これが汚いの何の。車庫みたいなものなのだが、なかなか
掃除する機会がなかったため、砂埃まみれ。そこを俺、渚、母、婆さんで掃除
したんですよ。クソ重い鉄板運んだり、汚さマックスのじゅうたん運んだり。
ゲーッホゲホ、ちょっと触ったら砂埃がモウモウと……。

何が悲しくて外は真っ白の季節に、体真っ黒にしないとならないんだろうか。
あれもこれも動かして、あぁ久々に動くと疲れる。しかしこれもたるんだ体を
引き締めるため、家のため。

一頻り片付いたので部屋に戻る。あぁ眠たい、仮眠しようかなぁと思ったけど
なんだか鼻がムズムズするので今度は鼻掃除。……うげっ、真っ黒だ!じゃあ
口の中はどうなんだと思ってタンを吐いてみると、げげっ、真っ黒だ!

口や鼻の中だけでこうなのだ、きっと体中真っ黒だろう。なのに布団に入ろう
ものなら、そりゃあ汚れるに違いない。そんな事になれば夜寝る布団が無い。
うぅ、仮眠はおあずけか……眠たいなぁ。

結局日記書いてる今もまだ寝れず。


 1月3日
今日も当然ながら酔っ払っています、いいんだ今日まで。年に四日くらいだぜ
朝からずっと酒飲むのは。なのでこれを書いている今も酔っていて、長い日記
書けないかもしれんが、まぁ今日まで許してくれ。

本日は親戚一同を集めての宴会である。一同と言ってもまぁ親しい親戚だけを
集めてやるんだが、この日は一年で特別な日でもある。何故ならメインで飲む
酒がビールなのである。

ビール……それは俺の中で場つなぎの酒。普段は日本酒ばかり飲んで、家では
ビールあまり飲む事無いんですよ。だって日本酒よりも酔っ払うのに必要な量
多くなるから不経済だし。なので飲み会でも様子見でビール飲む事が多いけど
それは本気で酔うためじゃないのだ。

不経済なのでそう家で飲む事はないが、酒の中ではまぁ好きな方なんですよ。
結構飲める方でね、ビールも。なので一年で一番家の中でビールを飲む日なの
ですよ、本日は。ヘヘヘ、もう肝臓は悲鳴をあげているし、労働組合があった
ならば確実に訴えられるくらい働かせてるが、がんばれー!

ぐびぐび。

ぐびぐびぐびぐび……。

ぐびぐびぐびぐびぐびぐび……。

肝臓爆破寸前!

いや、なんか三途の川が見えたかもしれん。俺は不整脈持ちなのだが、心臓が
ありえないくらいドキドキしてたし、眩暈はしたしね。ビール瓶七本くらいは
飲んだが、普段それだけじゃそこまでにはならん。ここ数日のダメージが蓄積
されてるんだろうなぁ。

いやまじで飲みすぎだと思う、廊下に並んでる空瓶の数がたいへんな事になって
いるしね。メシもロクに食ってないしなぁ。おまけにずっと飲んでるから一人
えっちもしてねぇ。この俺が三日も抜いてないなんて!

仮眠して起きたらムスコが大変な事になってるのよ、でもすまん、パパは酒が
飲みたいんだ。今だけはバカになるくらい飲みたいんだ。明日から枯れ果てる
くらいがんばるから、今日は許せ!

あぁ、体痛いけど……まだ飲むぜ!


 1月2日
年が明けて、様々な人がいると思うんですよ。年始から働いている人がいれば
俺のようにずっと酒飲んだくれてる人とか。いいじゃないか、正月くらいは。
もうね、起きた時から飲んでるよ、泥酔状態がずっと続いてるよ!

だから君も、正月早々ここ見るより酒飲めよな。飲めないならテレビでも見て
笑うんだ。いや正直な話、俺ももう酔っ払っていて書く気力無いのよ。いいよ
今日はここ見なくて、俺も酒のみてーんだよ!

いやもう、ずっと酒抜けなくてね。酒飲みっぱなしだ。きっと明日もこうして
酔いどれだ。許せ諸君、今日明日はこれでいいんだ。笑え笑え、今くらい笑え。
飲め飲め、今くらいバカになるまで飲め!

今年の日記は無理しない。書けなければ、無理してひねり出し、長々書かない
ようにしよう。たまには短いのもいいよね。もう少しリラックスしてみんなに
見せようと思います。だから今日はこれで終わりー!

溶けるまで飲むぜ、俺は!


 1月1日
年が明けたぞー!何がめでたいのかよくわからんが、とにかくめでたい。美味い
酒飲んで、奮発した肴食って、俺は幸せじゃあー!渚も飲んでるか?!

「えへへ〜、飲んでますよ〜。楽しいですね。でも先生は飲みすぎ」

よいではないか、今日くらい。いやもう、昨日から飲みっぱなしでキータッチ
ミスしまくり。何度も修正しながら書いてるけど、いいんだ。サイフの出費は
痛いけど、この日のために美味いもの買って来たしな。

「結構買いましたもんね。でもお正月ですし、いいですよね」

正月だからいいのだ。一年の初めくらい幸せな気分でいたいじゃないか。さて
もう俺もいいだけ酔っ払っているから、本題に入ろうか。渚よ、今年の目標を
教えろ!今日はこれだけでいい。

「えっと、私は今年、先生をもっと応援できたらいいと思います。生活は当然と
して、先生の小説をもっと応援したいですね。去年は小説応募してそこそこに
いい結果残せたので、今年はもっといけるように。先生は?」

俺はそういう期待に応えられるような小説を書きたいね。幸いな事に我が小説
読者もいるし、弟子もできたからね。今年の目標は執筆速度を上げたいかな。
どんどん書くのが遅くなってね、読者を意識しちゃうと。そういうのに負けぬ
よう、たくさん書いていきたいね。無論、質は向上させて。

「私も応援しますね、全力で。さて今年も狂人の檻はみなさまに笑いや感動を
伝えられるよう先生も私もがんばっていきますので、読者のみなさまもどうぞ
よろしくお願いしますね」

なるべく日記は毎日更新するようがんばりますし、エロゲーレビューや小説も
ちょくちょく更新するよう、がんばります。さぁて、もういいかな。どんどん
酒飲むぜー、今年も生きような!パーッと楽しくいこうぜ!

君も俺も、幸多かれ!