狂人日記

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 12月15日
拝啓、読者様。

めっきり寒くなった今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。この寒気に風邪
などひかぬよう、重々用心なさってください。

僕は戦国の世を統べてきます。


 12月14日
夕方、外に出ればバリバリと氷が泣いていた。昨日暖かかったから大分雪が溶け
液状化したのが、今日また寒くなったのでガッチガチに固まってしまったのだ。
まぁ確かに凍っているのだから運転には気をつけないとならないのだが、何と
道路のほとんどが解けていて夏道っぽい。こりゃ運転しやすいぜとばかり俺は
ジムへと向かったのです。

ジムの駐車場につくと、すぐさま入口近くの空きスペースにバックで入れる。
昔は頭からじゃないと無理だったのに、俺も上達したなぁ。えぇと、隣の車と
余裕を持たせて……。

ガガッ、ゴリゴリゴリ!!

……へ?

え、嘘、マジで?

Σ(゚Д゚;≡;゚д゚) ぶつけた、俺?!

バックミラーやサイドミラーを見てももう少し余裕ありそうなのに、なにこの
衝撃と音。車にぶつけてないとしたら、消火栓にでもぶつけたか?ともかく俺は
怖くなり、すぐさまそこからちょっと離れたところに止めた。俺はこういう男
である。誰も見ていませんようにと祈りながら自分の車を確認すると……あれ
傷らしい傷は無いぞ。さっきの車を見れば、特にこれと言ってへこんでる様子は
無い。おっかしいなぁ〜、霊体験か?

よく見れば、氷の砕けた跡が駐車場に残ってました。

あぁ、よかった、本当によかった。運転が上達したとはいえ、まだまだ運転を
していたら不安になる事も多々ある。いやぁ、今日はよくない事があるんじゃ
ないかとドキドキしながらジムの受付に行き、カードリーダーにカードを……
カードを……あ、あれ、あれれ?

_| ̄|○ カードが無い?!

あれ、いつもサイフの定位置に入れているはずなのに無い。探しても無いぞ。
えぇ、ここまで来て帰るのか?!サイフだけでなくコートを探ったりシャツの
胸ポケットさぐったり……あ、あった。うむむ、前回着ていったシャツと同じ
シャツを偶然着てたから帰らずに済んだが、運がいいんだか悪いんだかあまり
わからないな。いやー、サイフにしまったと思ってたんだが。

カードリーダーにカードを通す。これでジムの中に入れるのだが、今日は何度
やっても通らない。ジムのインストラクターも気付いたのか、カードを見せて
くれと言われたので渡すと、どうやら磁気が足りずに読み込めないとか言われ
新しいカードをくれた。まぁ、説明されてる間にその人の胸しか見ていなかった
のは僕と君の秘密だよ。

とりあえずジムで一頻り運動する。ベンチプレスをやる時にMAXであるはずの
80kgを三回挙げれたら明日買い物に行くと決心してやったらできた。うむ
明日俺はエロゲ買ってこよう。

風呂にも入り、サッパリしたので帰る事にする。借りたカードを返し、磁気が
充電されただろう我がカードを返してもらおうとしたのだけど、俺のカードが
戻ってこない。あれ、どうしたんだ?

「すみません、カード折れていたみたいで新しいのに取り替えるのに千五十円
かかるんですよ。よろしいでしょうか?」

よろしいでしょうかも何も、取り替えなかったら次からジムに行けないじゃあ
ないか。しょうがないので金払い、新しいカードを入手。うぅ、明日買い物に
行こうと思ってる矢先にこれかよ。

やっぱり今日は厄日だ!


 12月13日
ジムに行こうと思ったのだけど、まだ腕が微妙に痛むので様子見としてやめて
おく。いやぁ、インフルエンザの予防接種してから痛いのだけど、ここにきて
二つの仮説が持ち上がったんですよ。

・筋肉のせいで針が血管まで届いておらず、液漏れした。

・むしろ、トレーニング中に痛めた。

前者はまぁそんな事あるわけないのだが、ふと鏡の前でじっと腕を見たら結構
太くなってるのよ。二の腕が女性のふくらはぎくらいあるかも。いやまぁ原因
不明の痛みだし、液漏れってこういう理由くらいでしか思いつかなくてさ。

後者はわからんけど、知らないうちにやったのかも。うーん、背中に人を乗せ
腕立てなんかしたから、痛めたのかも。やりなれない事をやるのはよくなかった
かもしれない。

ともかく、無理したら余計に長引いてしまうかもしれないので、別の事をして
過ごす。うむ、年賀状の宛名書きでもやろう。そう思って宛名を入力し始める。
パソコンで入力する方が速いし、フォントを変えられるので行書体なんてちと
かっこよい風に書ける。打ち込みも慣れたものでして、サクサク書ける。

パソコンを使い、ネットを媒介してこうして日記などを公開したりもできる。
傍から見ればいっぱしのハイテク使いであり、数年前から考えると信じられぬ
くらいの進歩である。あぁ、これが成長かなぁ。

しかし、性根ってのは変わらずアナログのままなんですよ。

幾らクリーニングしても意味不明な赤く細い線が印刷されたり、無茶苦茶印字
ずれたり、クリーニングする度に悪化したり、意味も無く印刷されないやつが
数枚排出されたり……何度も、何度も……。

てめぇ、何が気に食わないんだぁ!(ガンッ

プリンタ相手に結構マジで怒る二十六歳男性。

いやもうね、多いんですよこういう事。テレビやパソコンなんかの調子が悪く
なると怒るのよ。そりゃあ無論相手がそれによって何か変化起こすかと言えば
そんな事も無く、怒り損だし、叩き損である。

今日もそれで何度かプリンタに怒ったのだが、プリンタの調子が悪くて何枚も
年賀状がダメになってしまった。ちくしょう、そこまで古いってわけじゃない
はずなんだがなぁ。購入したのは確か六年くらい前、まだ平気なレベルだ。

しかし、これがあまりに続くようだと購入を検討したい。まぁ、さすがに今は
金が無いので買えないけど、いずれは。だけどプリンタなんて年賀状の製作か
原稿の印刷くらいしか使わず、一年に数回しか起動しない。そんなものに数万
かけるのもためらわれる。

エロゲなんかはポンと買うのに!


 12月12日
ポルナレフの真似をする気力すら無いくらいの大失態を犯した事に、昨夜俺は
気付いてしまった。それはもう、しばらく立ち直るのも困難で、日記にネタを
交えて書く気力すら……。

それは昨夜の話。いまいち最近書く気力も出ず、また文章に対して迷いがある
この頃。気分転換でもしよう、そう思って普段は見る事も無い2ちゃんねるの
文芸板に目を通していたんですよ。そういや俺、ヤフー文学賞に出してたんだ
よなぁ……あれ?

落選者一覧に我が作品がリンクされてる?!

うひょー、よく調べたなぁ。むしろ、ヤフー文学賞で検索してきた痕跡とかは
無かったはずなのに、一体どこから漏れたんだろう。ここの読者なのかなぁ?
何にせよ、ちょっとビックリした。けど、こんな事じゃないんだ大失態という
出来事は……。

その後、先日応募した松本清張賞のスレを見てたんですよ。あー、結構出した
人いるんだなぁ……ん、五百九十枚出した人がギリギリとか言ってるけれども
ま、まさか……まさか!?

俺は慌てて応募要綱を確認してみた。小さい文字をしっかり、はっきりと見て
みた。あぁ、するとどうだろう、真っ青になったね。

_| ̄|○ 規定枚数オーバーしてるじゃん。

正直、マジでやっちまった。二重の意味でやっちまった。確か俺は三十何枚か
オーバーして送ってしまっている。ただそれも空白を含めた枚数であり、単純に
文字だけで換算したら制限ギリギリかもしれないが、つい浅はかな計算をして
しまい、枚数オーバーに気付かず応募してしまった。

ははは、一年の努力がパァだ。


 12月11日
それは昨日の夜のお話。いつもチャットをする後輩達と話している最中、ふと
ラーメンの話題が出た。あそこは美味い、ここはイマイチ、そこは味が濃くて
あれは薄味だぞなどなど。ラーメンは好きなんですよ。ハンバーグ、ラーメン
カレーは日本人が三大好きなものであろう。全部嫌いだってやつはほとんどと
言っていいほどいないだろう。逆に、全部好きだってやつはごまんといるはず。
えぇ、俺はどれも好きですよ。

つい先日もラーメン食いに行ったのだが、だからと言って食い飽きているわけ
じゃない。夜中に話していると、食いに行こうかって話しになり、では今日に
でも行こうと言う事になった。いぇーい、ラーメン!

起床後、初めての食事がラーメン!

胃腸の弱い俺に俺にとって、最初の食事がラーメンとかだと結構きついのだが
腹を壊しても胃薬飲めばいい。それよりラーメンを食った時の嬉しさが欲しい。
そんなわけで、昼頃俺は車を出して、後輩どもを拾っていく。全部で四人だが
気心知れた後輩達である。

いつも行っているラーメン屋は本日定休日だったので、近所にあるラーメン屋に
向かった俺達。店内はピークも過ぎたからかそこそこ空いており、待つことも
無く着席。ラーメンはまぁ美味かった。特にネタになる事も無く、普通に食った
だけだしなぁ。

その後、後輩の一人が服を買いたいというので服屋に行ったんですよね。その
後輩とは何度か服を買いに行った事があるんだが、ともかくコーディネートと
いう概念が薄い。その店でそいつがいいと言ったものは総じてみんな渋い顔を
して、首を捻る。でも、そいつ着ているものは普通なのよ。不思議だ。

「あぁ、店に飾ってるマネキンの服を脱がしてレジに持っていったんですよ。
そうすると間違い無いでしょう。……店員さんに怒られましたが」

Σ(;゚Д゚) その発想は無いわ!

まぁ、俺もそこまでファッションやコーディネートに詳しくない方だが、ある
程度はこういう方がいい、この色ならこの方があってるとかって想像ができる
じゃないですか。こういう感覚が大外れしていないのは嬉しい。よく芸術家は
他人と違った感性を持っていないとならんみたいな事を言われているけれども
普通の格好で生きていきたいもんだ。

ところで、普通の格好はいいんだけど普通に流行を追おうとするとコケそうな
気がするのは何故だろう。一時期もダウンジャケットが流行った事があったが
あんなの余程かっこよくないと似合わないよなぁ。チラシとかでもカッコイイ
外人さんがステテコ着こなしているが、あぁいうもんだろうな。そんなわけで
俺は服で冒険なんぞしない。

そこの君、俺と冒険の恋をしないか?


 12月10日
この時期になると年賀状の印刷を頼まれる俺。まぁ、外注するより五百円程度
払い年賀状の絵がプリントされたCD買って、我がパソコン様のご助力を借りた
方がずっと安上がりである。数年前からの仕事なんですよ。

まぁ、絵をプリントするのはラクチンである。好きな絵の番号を選択し、住所
氏名を書いて枚数指定さえすれば、本を読んでいる間に完成する。面倒なのは
相手の住所氏名である。みんなバラバラだしね。

それもパソコンで保存しておけば、来年呼び出すだけで大丈夫なのだが、毎年
一度はパソコン様がぶっ壊れ、OS入れ替えする羽目になるんですが、その度
そのデータの保存を忘れ、毎年毎年打ち込み作業をする羽目に。

ちくしょう、やっぱり今年も打ち込みし直しだよ!

まぁ、そんな学習しない男の話は置いといて。まぁ、まずは裏面のプリントで
ある。家人が選んだ絵柄を選択し、裏面に希望通り住所氏名を記入。そうして
印刷ボタンをポチッ。簡単だね、えぇおい。

ウィ〜ン……ガシャコン、ガシャコン……。

ふむふむ、出来上がりはどうかな……って、何じゃこりゃあ!?

Σ(;゚Д゚) 赤い線がいたるところに走ってる!

プリンタが調子悪いのだろう、所々赤く細い線が走っている。ぬおぉ、こんな
状態じゃ出せぬ。う〜む、徹底的にクリーニングしないとならんな。数枚ダメに
なったが致し方ない。プリンタの設定のところからクリーニングをしつこい程
実行し、汚れを取り除く。

その後ようやく裏面の印刷は綺麗に完了、表の宛名書きは明日にでもやる事に
しようか。にしても、調子悪いなぁプリンタ。先日も原稿用紙を印刷した時に
最初は調子良かったんだけど、ところどころ黒や赤のインクによって細い線が
走ってしまった。汚れのせいなのか、それともプリンタ自体がダメなのか俺は
よくわからんが、わかるのはただ一つ、困るんだよこれじゃ!

年に数回しか稼動させないのが悪いのかもしれん。機械も人間も、そんなんじゃ
ダメなのだろう。もっと頻繁に動かさないとならんな。でもまぁ、実際あまり
印刷する機会って無いんだよねぇ。

恋する機会をももっとくれぇ!


 12月9日
昨日バッティングセンターに行った時の会話。

「俺、もう腕パンパンっすよ〜。桐生さんはどうっすか?」

いや、全然。お前、運動不足なんだよ。あっはっは〜。

「いやー、俺も体動かそうかなぁ」

あっはっは、あっはっは……。

_| ̄|○ 今日、体いてぇ〜。

もうね、翌日筋肉痛になるのがデフォですよ。ちくしょう、じわじわと加齢の
妙技を感じたりするのがイヤン。おまけにジムと違って、普段酷使しない部分
まで動かしたからか、久々にこれぞ筋肉痛って感じである。

それでも、予防接種してから数日行ってないので、今日こそジムへ行かないと
ならん。あまり行かなくなると、サボり癖がついてしまうからだ。半ば強制に
でも行かないとダメなのだ。でも、やっぱり面倒だなぁ……おや電話だ。

「桐生さん、ジム行かない?最近俺、太ってさぁ」

電話の相手はけこチャットメンバーの一人。ふむ、どうせ行くつもりだったが
誰かと一緒に行くのは楽しいし、心強い。快諾して、迎えに来てもらう。お前
太ったなぁ。まぁ、一緒に運動でもして、いい汗かくか〜。

俺は普段二時間か二時間半くらいジムにいて、小休憩を挟みながら鍛えるけど
友人は運動不足で体力も無いので、一時間くらいで上がろうという。まぁ俺も
筋肉痛だし、久々なので軽くやろう。

ある程度やったところで汗かいたので、シャツ取り替えたんですよ。ランニング
シャツに着替えた時、ふと右腕に違和感を覚えた。おやっと思い、鏡でそこを
よく見てみると……あれ、なんだこの青あざ?

激しくぶつけたかのような青あざなのだが、ぶつけた覚えなんて無い。酔って
ぶつけたとか、そういうわけでもない。んじゃ何なのだろうと考える間も無く
俺はその答えに行き当たった。

ここって、予防接種受けた箇所じゃないか!

うーん、予防接種受けたらこんなんになるのかな。いやね、痛いのよ、ここ。
あまり刺激を加えないように、再び汗を流す。いやぁ、やっぱり誰かと一緒に
何かをやるのは楽しいね。今まで黙々と一人でやる事が多かったんですけれど
久々に楽しさを思い出した。

今度は女の人と行きたーい!


 12月8日
昨日、四十数時間ぶりに酒を飲んだらガンガン酔いが回ってしまった。うむむ
習慣に外れた事はするもんじゃないな。知人からはアル中じゃないのかとまで
言われてしまったが、そんなことはない。日中は飲まなくても平気だしね♪

そんなに大酒飲んでいないのに、何故か二日酔い。うむむ、最近調子悪いな。
とりあえず今日はジムに行く日だ、それまでに頭痛を何とかしないとな。そう
思いながらパソコンの前でぼんやりしていると、チャットで後輩から話しかけ
られた。いよぅ、何の用だ?

「バッティングセンター行きません?」

ふむ、バッティングセンターか。まぁ、ジムで鍛える体力は無いが、それなら
できそうだ。おまけに体を動かすから、ちょっとジムの代わりになるだろう。
うん、行こうじゃないか。頭痛も治まってきたしな。

凍ってガタガタな冬道を車で走り、後輩を拾ってバッティングセンターへGO!
さすがに平日昼間だけあって、ガラガラである。でもまぁ、休日に行った時は
すげぇ混んでロクに打てないので、このくらいがいい。

さっそく俺は115kmに挑戦……ぬぁ、打てない!!

これでも一応小中学校で野球やってたのだが、しばらくやっていないとダメだ
ねぇ、全然打てない。かするけど、前に飛ばぬ。こういうのはコツなんだけど
すっかり忘れてしまっている。ただ力任せに振るだけな俺。

けれど、やっていれば次第に思い出すものでして、三回目くらいからパカパカ
当たりだす。そうなれば面白いものでして、130kmでもいい当たりが出る。
いやむしろ、80kmとか遅い方が打てぬ。待てないのよ、球。ある程度速いと
タイミング合いやすい。山本昌を打てぬ阪神打線みたいだなぁ。

五回くらいやって、終了。ただし、バッティングセンターだけやって帰るのは
不完全燃焼なんですよ、外出としては。けれど、まだバッティングするだけの
体力ないし、ゲーセンで共に遊ぶものもない。色々考えた挙句、ラーメンでも
食いに行こうって話になったんですよ。

午後四時、ラーメン屋というか食い物屋自体が空いている時間である。普段は
人気店であるその店も、さすがに客は俺達の他に一人しかいなかった。つーか
ビックリしたわ。静かな店内で、ムードあるジャズが流れてるのよ。

Σ(゚Д゚;≡;゚д゚) ここってラーメン屋だよね?

雰囲気だけなら、ちょっといいバーみたいなんですよ。何となく普通の声量で
話すのがはばかられ、小声で話す俺達。いや何をラーメン屋でそこまで遠慮を
しなきゃならんのかと思われるかもしれませんが、実際あの雰囲気はちょっと
ラーメン屋としては異質だったのよね。

ラーメンは美味かったよ、えぇ!

にしてもラーメンは美味い。太るとわかっていても、スープは全部飲み干す。
外食先で残すってのは極力したくないのでそうしてしまうが、スープって肝臓
とかに悪いらしいが、やめられない。ライスを注文した時にはスープと一緒に
食って、口の中でおじやみたいにするのが好きだ。

その後晩飯に飲酒……腹の肉が憎い!


 12月7日
ジムに行こうと思ったらものすごい荒れた天気に。むむっ、わかっちゃいたが
悪天候男さすがなり。まぁ、今日は家で筋トレでもしようと思って、軽くやる
事にした。母親を背中に乗せて、腕立て……できたよ、おい。細身の母親だが
人を乗せて腕立てできる日が我が人生にくるとは……。

だけども、その後すぐにクラッと眩暈。そう、具合が悪い。何だか頭痛するし
ふらふらするし、体も重い。これは俺だけかと思ったのだが、何と母親や渚も
そうらしい。これってやはり、インフルエンザの予防接種のせい?予防接種は
弱いウィルスを打って、体の免疫を育てる作業だけども、その弱いウィルスに
体が反応しすぎたのかも。

おまけに俺は昨日、禁酒をしている。快挙であるのだが、逆に飲まないからの
体調不良かもしれない。過去何度も書いたエピソードだが、心電図検査の前に
それまで口にしてなかったフルーツ牛乳を三日前から飲み出したら、常人より
カルシウムが三倍も検出された事があった。体は環境に適応する。俺の体には
もう必要栄養素にアルコールが含まれているのかもしれない。

「ん〜、でも先生がだるいのはそれだけじゃないと思います」

むっ、このまま涙なくしては読めない話で締めようと思ったのに……まぁいい
発言を許可する、渚。

「だって先生、最近七時間くらいゲームやってるじゃないですか。そりゃ疲れ
ますよ。頭痛もそのせいじゃないんですか?」

な、なんて事を言うんだ。俺ほど一生懸命小説書いている男もそういないぞ。
それを今、タイムスケジュールで公表しようじゃないか!

11:00 起床
11:30 ゲーム
12:30 食事
13:30〜16:30 ゲーム(マスターオブエピック)

17:00〜20:00 ジムでトレーニング

20:30 食事
21:00 仮眠

22:30〜0:00 日記更新(Mixi含む)

0:00〜1:30 サイト巡回

1:30 執筆開始

2:00 フリーセルの合間に執筆
2:30 
サイト巡回しつつ執筆
3:00 
フリーセルの合間に執筆
3:30 
酔いも回ってきたので執筆終了
4:00 就寝

「……なんで執筆とジム以外の声がちっちゃいんですか?」

気にしていては大きくなれんぞ。いやぁ、懸命に執筆してたりジム行ってたり
するから疲労が蓄積されているのかなぁ。まぁ、小説の方は最近スランプって
言うのか、本気で意欲がなかなか出ないので何か打開できるような出来事とか
ないかなぁと考えていたり。

社会の窓は時たま全開なのになぁ。


 12月6日
寒くなってくると、病原菌も活発になってくるものでございます。まぁ夏でも
活発なので年中元気な気もしますが、とにかく冬も病原菌はがんばっている。
風邪なんてその最たるもので、理由は明確。寒いと風邪をひく。体が冷えると
抵抗力も落ち、そこを狙われるんでしょうね。

それよりも凶悪なのが、インフルエンザである。

最近こそあまり香港何型とかソ連何型とかなんて言葉を聞かなくなったけれど
インフルエンザは恐ろしい病気である。抵抗力の無い子供や老人ならば死亡と
なってしまうくらいであって、大人でも重症となってしまう。有名なスペイン
インフルエンザは世界中で四千人もの命を奪った事がある。昔は薬不足などの
要因があったとはいえ、これは恐るべき事である。

実際、俺も数年前にインフルエンザにかかったんですよ。そのインフルエンザ
自体、もう何年もかなっていないものだったんですが、これがもうとんでもない
重症物でしてねぇ、四十度に熱が跳ね上がるわ、腹痛の痛みで何度も気を失い
メシなど到底食えず、当たり前だが酒も飲めずに悲惨な目に遭った。あの時に
考えたのはマジで死ぬかもしれないってのと、子種が全滅しちゃうんじゃない
だろうかって事だ。いや〜、恐ろしかった。

あれ以来、ちょくちょく体調が悪くなる事はあるが、寝込むほどの病気になった
事は無い。あれで体の免疫力が跳ね上がったのか、はたまた運がいいだけか
わからんけど、とにかくピンピンしている。しかし、この健康だっていつまた
崩壊するかわからない。あのインフルエンザも忘れた頃にやってきたのだ!

そんなわけで、予防接種に行ってきました。

いやぁ、実は覚えている限り予防接種って初めてかもしれん。高校とかでした
かもしれないが、それ以降はもったいないからとしていなかったのだ。けれど
インフルエンザをもう何年もやってないし、渚と母親に注射しに行こうと誘われ
まぁそういうのもいいかなぁと、決断。流されやすい男である。

昼前、車で病院に向かう。大病院ではなく、割と小さな病院なのだけど、この
病院は早くて腕が良く、親切である。診察券を出してから呼ばれるまで五分と
かからず、中に入ると問診表を書いている間に体温測定。終わるとすぐに注射
された。十分くらいだろうか、所要時間。

いやぁ、注射平気なんですよ。小学校中学年くらいまでは怖くて怖くてそりゃ
もうたまらなかったが、一度大した事が無いと知ると全然大丈夫になり、今は
注射されているところをじっと見るくらいだ。いやほら、面白くてね。

注射を終えて帰る道すがら、俺はちょっとだけ陰鬱であった。別に予防注射が
法外に高かったとか、注射が痛かったとか、そんな理由ではないぜ。問診表の
裏に書いてあった注意書き、大量の飲酒を控えて下さいの文言。

じゃあ、ちょっとだけにしておけばいいだろうと人は言うが、ちょっとだけが
できるのならば酒の失敗なんて起こらない。一口飲んだらあれよあれよと止め
られず、気付けば酔っ払うまで飲んでしまう。おまけに大量の飲酒って基準は
どの程度なのだろうか?俺は晩酌として日本酒三合くらい飲んでいるが、人に
よっては充分大量飲酒である。うむむ、難しい……。

よって、本日は禁酒日である(涙


 12月5日
札幌はすっかり冬模様になりまして、外を見れば雪だらけ。当然色々な影響が
出てくるものでしてね、やはり大きな問題といえば道が雪に覆われるだろう。
歩きづらいし、除雪しないと道そのものが失われるし、道の脇にはゴミだとか
犬の糞尿だとかが隠されていたりするしな。グリーンベレーのトラップよりも
恐ろしいぜ!

特に自動車免許を取得して、特にそれを強く意識するようになったんですよ。
冬道は普通に運転していても滑る。ちょっとスピード出していたらブレーキを
踏んでもギュルギュル滑って止まらない。カーブ曲がる時もそうだ、先日つい
いつもの感じでハンドル切ったら、自動車が滑ってケツ振ってねぇ……いやぁ
焦りましたよ。

やはり車の事故となると自分だけじゃなく、他人への被害も甚大になるために
注意が必要である。正直徒歩や自転車だけだと普通に走っていても大した事故
にはならないが、車だとそうはいかん。そのため、事故らないように運転中は
最大限に良い状態をキープしたいのだが、それが難しいのも冬ならでは。

まず、車内が寒い。暖まるまで場合によっては手がかじかみ、ハンドル操作を
間違ってしまう事だってある。エンジンが寒くてなかなかかからない時だって
あるし、なにより車内と外の温度差が大変な事になる!

曇るんですよ、窓。

なんだ、窓の曇りかと思った人、それはわかっていない。曇ると外が見えないん
ですよ。これはヤバイ。見えなかったら事故る率大幅アップ。そしてその曇りが
なかなか取れなかったりするんですよ。下手に拭いたら汚くなって余計に見え
にくくなるし、車内を暖かくして自動的に曇りを取るしかないのだが、急いで
いる時なんかはもどかしくてねぇ。

そして冬、俺は人の車に乗ると嫌がられる。

いやね、淡々と話すのも何なので本日のエピソードでも話しましょうか。本日
ジムに行ってきたんですよ、渚と。たまには一緒に汗でも流そうと。えっちな
事じゃないぜ。それでまぁ、各々鍛えて二時間後、風呂にも入ったので帰宅を
しようと駐車場に向かったんですよ。んでまぁ、たまには渚が運転しろと俺は
助手席に。はぁ〜、家までゆっくりできるな。

「ちょっと先生、曇ってきてますよ」

あぁ、暖房つけて車を暖めろ。

「違いますよ、先生の方の窓だけ曇って見えにくいんですよ〜」

そうなのだ、なまじ体温が高いというのか、よく熱を放出しているからなのか
冬に車に乗ると窓が曇るんですよ。なんかもう、サーモグラフィーとかで測定
したら常にオレンジ色ってくらい、ポカポカ。これは自分で運転していてもそう
なので、結構怖い。

そういうぼかしはいらないんだよ!


 12月4日
もうほぼ五年くらいになりますかね、ラグナロクオンラインってネットゲーム
してるんですよ。ちょくちょく休止したりもしましたが、まぁそれなりに資産
できたり、高レベルキャラがいたり、ギルドという集会のマスターにもなって
いるんですが……さすがにまた飽きてきた。

そんなわけで、最近はまたマスターオブエピックをやり始めた。

昔ちょっとだけやってたんですが、さすがにその時はゲーム自体が重くてちと
萎えてやめたんですが、料理作れたり釣りできたりなど戦闘以外での面白さが
あって、楽しかった。また基本料金無料になったのでやり始めたら、ゲームも
結構改善されていましてね、二週間くらい前からまたやり始めたんですよ。

ただ、マスターオブエピックは初期状態からカスタマイズしないと使いにくく
ちょこちょこ設定いじっていたら、ふと我がパソコン自体の環境も変えないと
厳しくなったんですよ。

それは、画面の解像度。

今までは800の600でやっていたんですよ。アイコンも文字も大きくてね
俺としては目に優しい仕様だったので気に入っていた。しかしそれじゃゲーム
するのにちと不便なので、1024の768に変えたんですよ。

Σ(゚Д゚;≡;゚д゚) 文字、ちっちぇー。

今まで慣れていた文字の大きさから、グッと小さくなったので目が疲れるぜ。
一応アイコンやフォントを少し大きくしたけど、やはりちと見にくい。慣れれば
何とも無いんですが、やはり親しんだものからはすぐに適応できないよねぇ。
ちなみに変えたのは今日、ついさっきなので、この日記を書いてる最中も何か
妙な感じである。

でも、人生ってそういうものかもしれない。慣れ親しんだものばかりでは何ら
成長しないし、外的要因であれ自己啓発であれ、変化を受け入れて新しい生活に
なっていくのだろう。草木のように静かな生活を好み、求める俺だけど、結構
色んな変化があってここまで生きてきた気がする。

運転免許取るの断固拒否していたけれど、今では家族の遠出を担当するように
なったし、大の甘党だったのに甘いもの全然食えなくなったり、恋愛ゲームを
やるなんてバッカじゃねーのと思っていたのだが、ちょっとだけ容認できたり
まぁ色々ですよ。誰でもあるものですが、ふと振り返ってみた時にそんな過去が
ちょっとだけ信じられなくなったりもしますよね。

ただ、相変わらず昔から王道作品大好きだし、邦画より洋画のアクション物を
好むし、酒好きだし、エロへの飽くなき探求にも変化が無く、好きな女を前に
すると軽いパニックになってはキザな言葉を吐こうとして、でも伝わらなくて
後で猛烈な自己嫌悪と反省に襲われたりもする。

何が言いたいかといえば、最初の変化には戸惑いがちなんですよ。だけどその
変化を受け入れたら、もしかしたらよりよい生活を得られるかもしれないじゃ
ないかってね。甘いもの食えなくなったのはちょっと寂しいが、言い換えたら
酒飲んで甘いもの食ってたら糖尿病に一直線だったのかも。体がそうした自己
調節機能持ってるのかもしれん。うむ、変化もたまにはいいな。

性生活の変化を一緒に求めないかい?


 12月3日
久々に昨日のK−1は良かった。

格闘技観戦が大好きな俺ですが、その中でもK−1は好きなんですよね。まぁ
プライドがテレビでやらなくなったし、ボクシングも昔ほどやらなくなちゃった
からなぁ。たま〜に深夜のノア中継見てるくらいだ。

そんなわけでK−1やってればよく見るんですが、正直ここ数年のヘビー級は
面白くなかった。ボブサップから始まり、曙やホンマン、シュルトなど規格外に
でかいやつらがさしたる技術も無く戦ってるのを見て、ゲンナリ。まぁ、曙は
論外としても、でかけりゃそれだけで強いからなぁ。だからボクシングなんて
あぁも階級分けしてるくらいだしね。

いや、でかいのも持って生まれたものだから才能みたいなもんだが、あまりに
その差があると埋められないからなぁ。人間、三十キロも体重差があればほぼ
打撃がきかなくなるらしい。これは漫画の受け売りだが、まぁそのくらい違えば
大きなハンデとなるだろう。身長差も大きければ、リーチも違うしね。

豪快なKOが売りのK−1だったが、その中でもわかりやすい技術が洗練された
姿ってのを楽しみにしていた。寝技での攻防は素人にはわかりにくいが、打撃
ならわかりやすいし、またハイキックなんかわかりやすくてすごいしな。

けれども、最近ではK−1も進化してきたからか、豪快なKOってのが少なく
なった。まぁ、ディフェンス技術が向上すればそういうのも減るのは当然だが
寂しさは否めない。そこにきて、でっかいやつらが技術を圧倒すると、ねぇ。
冷めるんですよ。

だけど、それでも昨日のは面白かった。そのでかいヤツ代表のセームシュルト。
そいつにバンナ、引退試合のホースト、そしてアーツ。バンナも出てきた時は
こりゃ最強だと思われたが、いかんせんトーナメントに勝ち上がるスタミナが
無いので、それが弱点に見えてから他の選手と同じ土俵に立てた。

しかし、シュルトは弱点が見当たらない。でかいヤツは大抵ローキック打てば
よかったのだが、空手畑のシュルトはしっかりその対策もできてるし、自分の
身長をしっかり生かした戦いが出来る。K−1の歴史を背負ってきたその三人が
シュルトにぶつかったが、残念ながらも負けてしまった。けれど、大きな山に
果敢に挑む三人の姿に胸を打たれるものがあった。

特に俺はピーターアーツのファンでね。二十世紀最強の暴君と言われるほどに
九十年代は無茶苦茶強かったが、腰を悪くしてハイキックを打てなくなってから
衰えていった。大学時代、もうアーツはダメだと散々からかわれたりもしたが
俺は彼の活躍を願っていた。そして昨日、強いアーツが戻ってきた!

武蔵をボコボコにし、グラウベに苦戦しながらもチャンスを掴んで勝利。んで
シュルトに負けはしたが果敢に挑み、届かなかった顔面を叩き、歪まない顔を
歪めさせ、もしかしたらダウンできるかと思わせたのは立派だった。

次もこういうK−1を頼むぞ!


 12月2日
院内感染によって風邪ひいたかなと思っていたのだが、体調もすっかり戻って
今日はジム行ってきたんですよ。いやもう、体動かすの面倒極まりない。でも
行かないと金もったいないし、何よりまたたるんだ体になるのは嫌だ。今でも
まだ腹回りに余分な肉があるので、一週間サボったりすると衰えてくるのがすぐ
わかる。恐ろしいもんだぜ、へっへっへ。

そんなわけでまぁ家を出ようとしたら、雪ですよ。猛烈に降ってて、車庫から
出していた車が雪まみれ。フロントガラスとか雪が積もって見えない状態だ。
道民ならば誰でも常備してる雪はらいを使い、窓を見える状態にする。あぁ〜
これを手にする季節がまたやってきたとは……。

ジムでは普通にトレーニング。若いおねーちゃんを見つける度にふと目で追う
のはご愛嬌。そういうのを見つけては、がんばってる俺をかっこいいとか考えて
いないかなぁ、帰ってからまた会えないかなと考えてないかなと妄想し、その
妄想をトレーニングの糧にしてがんばる俺。

トレーニングを終えて風呂に入り、腹も減ったから帰ろうかと思い外に出たら
……な、なんじゃこりゃ?!

Σ('A`) な、なにこの雪?俺の車ドコー?!

乗ってきた車が白かったので、雪と同化してしまい、パッと見た感じではどこに
あるのかわからなかった。そのくらい雪が深々と降っており……あぁ、もう〜
折角風呂入ったのに〜、入ったのに〜。

雪まみれになりながら、雪はらいで車の雪を落とす。そうしないと見えないので
事故ってしまう。うむむ、こりゃもう本格的な冬だな。

_| ̄|○ 明日から雪かき開始だな。


 12月1日
睡眠こそ、最大の体力回復の時間でしょう。えぇ、これはもう揺るぎ難い事実
でしょう。誰だって、眠くなってから寝ないで活動を続けると、効率は落ちるし
精神にもよろしくない影響が出てくる。睡眠は重要である。

俺は基本的に一日八時間くらい寝ている。最低六時間は寝ないと猛烈に体調が
悪くなる。八時間寝る時の一時間くらいは晩飯食った後の仮眠である。これが
とても重要でして、夜中に一応なりとも執筆しているのでちょっとでも睡眠を
取っておかないと、夜中に眠くなって集中できないのだ。

ただ、最近そんな睡眠もかげりを帯びてきていましてね。気持ちよく、体力を
回復させるはずの睡眠がちょいとおかしいんですよ。いやね、寝ている場所や
寝具は一切変えていないのだが、ちょいとおかしいのだ。

それはね、寝てると猛烈に疲れるんですよ。

目覚めた時、何ともいえぬ倦怠感。足や背中など痺れたようになり、頭痛とか
あったりもする。うむむ、風邪気味か?でも、そういうわけでもなさそうだ。
だとしたら、一体俺の睡眠に何が起こっているのだ?

疲れていると片付けるのは簡単である。けれども、それで片付けてしまっては
面白くない。そもそも、ロクに働いてないし動いてもいない俺が何でそんなに
疲れていないとならんのだ。最近は一人エッチも一日一回にしてるのに!

そうか……これはサキュバスの仕業だな!(ピコーン♪)

淫魔サキュバス、男の精気を吸い取るとされてるその悪魔は夢にてエッチな事を
するらしい。この設定はエロゲやエロ漫画などにも山ほど使われており、諸君
ならば今更説明するほどでもなかろう。そのサキュバスにやられたかも。

となると、色々な事が解決される。まず性欲の減退である。中高生の時だったら
日に欲情しない時間帯など無かったのに、今じゃ日に数回程度である。それに
恥ずかしい話だが、朝ムスコが目覚める回数も減ってきた。これはきっと寝て
いる間に精気を吸い取られているからだ。

だったら、エッチな夢をもう少し見させてくれ!

特別そんなエッチな夢を見てる事は無い。俺は結構夢を覚えているので、もし
そんな素晴らしい夢を見たら覚えているに決まっている。それに、別に起床後
快楽の余韻に浸っているって事も無い。ぬぅ、だったら吸い取るなよ〜。

やはり気持ちよく眠りたいよね。