酒飲んで寝たら治るかと思ったのだけど、今日目覚めてからも腹具合が悪くて
焦る。困った、困ったぞ……。昼の一時までには治まって欲しいが、こりゃあ
無理っぽいな。
だって、今日は家人を病院に連れて行かないとならんのよ(涙
病院行くと、具合が悪くなる。だってほら、大きな病院のロビーとかって悪い
空気が充満してるじゃない。みんな風邪ひいてたり、今だったらノロウィルス
流行っているし、他にも悪い病原菌とかウヨウヨしてるだろう。そんなとこに
行くと、健康な人はダウンするだろう。病院の職員はすげーなぁ。
ともかく用意してると、不意に携帯が鳴った。おや、何だろう、知らない番号
だぞ。……なんてね、ある程度誰からなのか予想がついている。
「もしもし、これからアマゾンからの商品を配達しますね」
よーし、よしよし、やっと来るか♪
十分後、無事に代金と引き換えにブツが届いた。うん、どうせエロゲーだろう
だって?失礼な!幾らレビュー書いてるからと言っても、そんなにそんなには
エロゲーなんてしてないわい!
エロDVDですよ。
うん、まぁいいじゃないか。何を買ったのかは控えるが、まぁ大塚ひな作品で
ある。あぁ、ちなみにレズ物だよ……って、そこまで言えばもうわかるよな。
いやまぁ、いいじゃないか。何で野郎の裸見ないとならんのじゃ。
ともかく、そんなわけで元気になったので家人を連れて病院へ。今日も天気は
吹雪である。あぁ、悪天候。運転するの面倒だし、吹雪とか工事のために道が
混んでいるのがもうね……。
それでもやっと病院に着き、美人なねーちゃんのいる喫茶店で俺は昼飯。あぁ
この病院の喫茶店、どんだけ使ったことやら。でもここはメシ美味いし、美人
いるしで、安らげる。むしろ、ここで何か食ったりしないと不機嫌。
全てが終わり、帰宅したのは夕方五時頃だった。外を見ればまだ深々と降って
いる。あぁ、これから積もるのかな。除雪面倒臭い。雪がロマンチックねとか
言ってる本州の人達にこれでもかってプレゼントしてぇ。
ところで、世間ではそろそろクリスマスムードである。外に出ればツリーとか
飾ってあるし、店に入ればクリスマスソング。ラジオつけたら、クリスマスへ
向けての駆け出し合コンってのがあるらしい。一人身は嫌だからだと。
ふっ……哀れな。
寂しさを感じるなんて、まだまだだぜ。かれこれ、二十六年半も一人身修行を
積み重ねてきた俺は全然感じない。異性の相手が欲しい?ハハン、それは一人で
面白さを見つけられない弱さよ。そもそも、モテないんですよとか言いながら
彼女いない暦五年とかなんて甘い甘い。
だから二人での楽しみ教えてくれ!
メシを食っていて、ふと窓の外に目をやると……ぐぁ、大荒れ!!
そりゃもう、物凄い大荒れ。うげぇ、今日は降るって予報だったけど、なにも
わからなかったので、大荒れの中を出発。
一人で行くのは寂しかったので、渚を連れてドライブ。ラジオ聞いてるだけで
まぁ寂しさが紛れたりするのだが、やはり話し相手がいた方がいい。にしても
すげぇ天気だ。見通し悪いし、滑るし……。
病院についた頃には天気が良くなっていた。雪は止み、陽が差し始めている。
うーん、釈然としない。ともかく病院での用件はすぐ終わるし、コーヒーでも
飲んでから帰ろう。そんなわけでコーヒー飲んで外を見ていたら、うわぁすげぇ
いい天気だ。うん、気分よく帰るぞー!
病院のドアを一歩出ると、そこは冬の嵐だった。
な、なんだこれ?さっきまですげぇいい天気だったじゃないか。コーヒー飲み
終えてから五分くらいだよ。会計する時はいい天気だったのに、何故どうして?
神様も何故こんな無意味にイヤな偶然を与えるんだ?!
「予想してましたけど、こうまで予想通りだと、笑っちゃいますね」
そう、俺は雨男。外出すれば高確率で天気が荒れる男である。特に雨や雪など
天気が荒れますと予報された日に外出すれば、その日一日で一番悪い時に丁度
雨などに打たれたりする。ただでさえ外出するのが面倒と考えてるのに、毎度
こうだとやる気も削がれる。
ともかく、帰らないわけにもいかないので嵐の中を運転する。あぁ、視界悪いし
路面状況も悪い。こういう日は事故起こしやすいので、いつもより気をつけて
運転せねばならん。にしても、これが温泉の帰りとかならいいんだが、病院の
帰りだからなぁ。おまけに俺とは無関係の。
ぶーぶー文句たれながらも、無事帰宅。車から降りれば、空は曇っているけど
雪は止んでる。周囲を見回せば、あら天気が回復しかけている。
なんでじゃあああああああぁ!!
俺は原稿を窓口に出さねばならん!
昨日印刷し、提出できるようになった我が原稿。でかい茶封筒に入れ、綺麗に
宛名を書いて、ちゃんと封をした。出すばかりである。三時頃に家を出た俺は
近所の郵便局に行き、窓口で並んだ。この時期はゆうパックとか色々あるので
郵便コーナーもなかなか盛況だ。ぼんやりと年の瀬を感じていると、俺の番に
なった。すみません、これお願いします。
「は、はい、少々お待ち下さい!」
受付にて応対してくれたオッサンと側にいたオバサンがビックリしながら何か
慌てだした。えっ、梱包の方法間違ってたのかな?
「あのこれ、大事な物ですよね?紛失したら大変ですよね?」
えぇ、まぁ。(そりゃあ今月末まで出さないと受け付けられないからなぁ)
「こちらとしてももし手違いで紛失する恐れも、万が一そういう場合も無いと
言い切れませんので、保険というか、そういうものをかけますか?」
え、な、なんと?(保険?そんなの今まで言われた事無かったぞ)
「五百万とか、そのくらいで」
Σ(゚Д゚;≡;゚д゚) ま、待って!!
ちょっと待ってくれ、五百万をこの応募原稿にかけるのか?五百万って言えば
今回応募する賞の大賞受賞賞金である。一体、この職員さんは俺が何者に見えて
いるんだろう。まさか、五百万くらいサクッと稼げるプロ作家に見えた?
とにかく、そんな大賞受賞できるほど自信満々じゃないし、おまけに印刷した
ものなので、元データはパソコンの中に保存されている。慌てて断ると、今度は
書留とかそういうのにしますかと、ものすごく安全な方法を親切に示してくれる
のだが、さすがに出版社に面倒はさせられないし、俺もあまり金が無い。
ともかく、一番安い四百円のやつで応募する事にした。そうなるまで、職員と
俺とで色んな協議がなされたのは言うまでも無い。うぅ〜ん、すげぇ親切だ。
やはり、宛先に書いてある賞の名前がすごいんだろうな。
さすがだぜ、松本清張賞!
……なんでまたこんな無茶苦茶ハードル高いとこに出したかと言えば、気合を
入れて長く書いたら他に出すとこが無くなっちゃったのよ。碧天舎は潰れたし。
そのため、出さないのもなんなのでここに決めたのだ。他に理由など無いぜ!
いやぁ、だからまぁ一次でも突破できたらすごいよなぁってね。
ともかく、一番安いのでもまた宛名を書かないとならんらしい。ラベル渡され
中央にある台で宛名書き。いやぁ、小説書いていると職員にはバレたが、何も
知らぬそこらの人達にバレるのは恥ずかしい。宛先など隠しながら、盗み見し
新しいラベルに書く俺。コソコソしまくる大男。不審者に思われたかなぁ。
再び窓口に行き、ラベルを封筒に貼ってもらう。受付のオバサンがハカリにその
原稿を乗せたら、あっと言いながら目を丸くした。
「すみません、重さの事忘れてました。一キロ以上あるので、別のプランじゃ
ないと送れません。申し訳ありませんが、こちらにまた書いて下さい」
(゚Д゚) い、一キロ以上もあるのか、この原稿!
バットより重いのか、この原稿。いやぁ、重いとは思ったがまさかそんなに。
ともかく、また書き直しである。今度は袋みたいなのに入れるので、最初に家で
書いた綺麗な宛名は見えなくなり、ややインクをにじませた宛名に……。
ともかく一応出せてよかった。にしても、過去にジャンプだの角川NEXTだの
出しても何も言われなかったのに、やはり偉大な作家であるなぁ、松本清張。
うーん、今度はもう少し短い作品にして、応募の幅増やさないとなぁ。
結果は来年の春か夏だろうな。
十一月三十日当日消印有効。
Σ(゚Д゚;≡;゚д゚) ゲゲッ、あと数日じゃないか!!
そんなわけで、慌てて印刷開始……したかったのだが、まずドライバのインスコ
から始めないとならなかった。OS入れ替えた時に後でいいやとやってなかった
ツケが回ってきた。まぁドライバはサクッと入れたのだが、問題はその後。
ドライバを入れて無かった事からわかるように、しばらく印刷してなかったん
ですよ。そのためホコリが積もってるらしく、エアダスターでブアーっと掃除
したのだが、目詰まりが酷い。ヘッドクリーニングを十回くらいやったかな。
いやもう、この時点で心が折れそうになった。
そしてようやく印刷開始。しかし、終了予定が二時間後かぁ……長い。んまぁ
気合入れて書いたからなぁ。四百字詰め原稿用紙換算にして、六百四十八枚。
長い。そのため、ハードルが無茶苦茶高いとこに出すので受賞は無理だろうが
もし一次でも突破できたら、自信になるなぁ。いや本音を言えば最終選考まで
残らないとプロなんてなれないと思うから、そこまでいきたいけどねぇ。
印刷途中、何度も紙を補給して、インクも補充して、本読みながら待つ。あぁ
横溝正史の八つ墓村は面白いなぁ。俺もこのくらい書けるようになりたいけど
一体どこをどう書けばあぁなるのだろう。う〜ん。
しかし、活字を読んでると眠くなるので、気分転換にと先日買った秘宝を見る。
いや別にエロ本じゃないよ。何と言うか、奇跡の書である。
ののたん最新写真集「のんの19」である!
いやもう、ビックリしたわ。なんたって、体つきが大人になっているのよね。
ついこの前までペチャパイとか自分で言って、自虐ネタ使っていたのにおいおい
普通に胸あるじゃないか。でかいじゃないか。いやぁ、魔法の寄せる技術使用
してるんだろうけど、それにしても……エロい体つきだ。
大人な表情やポーズの中にも、ところどころ無邪気な姿があって、あぁやはり
ののたんだと思ってしまう。にしても、いやぁいい買い物したな。先日飲み会
行く前に札幌駅の旭屋書店で買ってきたのだが、広すぎて迷って遅刻しちまった
けど、後悔してない。ただ、時間が無くて焦ってたので黒いコート着た大男が
血眼になってウロウロしてたのだが、よく通報されなかったもんだ。
おっと、印刷終わってた。
おまけにベラボウに安い。鍋に串揚げに枝豆、ショーロンポーに鶏の焼き肉に
ポテト、鳥刺し、デザート、そして飲み放題つけて二千五百円ってなぁ……。
いやもう腹一杯。そんな安価で豪華な食事をしながら、非常にバカバカしい話を
してバカ笑い。うん、幾つになっても変わらないなぁ。
二次会はオシャレなバー。ものすごく雰囲気が良くて、大人の雰囲気プンプン
した静かなバーだったのだが、やっぱりバカ話。空気ってどう読むの?いやぁ
オシャレなバーで話すのがジョジョ話だったり、何か無駄な事をして思い出を
作りたいよね〜なんてね。
そう、いい年して無駄な事をしてみたい。
例えばピザでトッピング全部とか、回転すしで全部注文だとかってのを考えた
けど、きっともうやってるだろう。セブンアンドワイでこち亀全巻注文だとか
ジョジョ表紙全巻の決めポーズをやってみるとか、北欧でパンを買いまくって
「貴様は今まで食ったパンの枚数を覚えているか?」とディオ様ごっこをして
みようだとか、色んな案が出たけど未だ決まらず。う〜ん、なんかしたい。
そして本日、けこやなチャットメンバー数人に我が家を襲撃された。男四人で
集まってした事。それは忍者龍剣伝2のクリアとボンバーキング攻略、そして
桃鉄である。うん、ファミコン。いい大人が子供のようにファミコン。
でもねぇ、結構ハマるね。みんな子供の頃に触れていたファミコンという玩具に
もう一度触れると、童心に返ってしまうのかもしれない。特にボンバーキング
なんて、ファミコンのくせにカラオケついていて、これがゲーム音楽に合わせ
歌えるようになってるんですよ。これには一同爆笑。
今も頭から離れねぇ〜!
当時は今ほど自由に使う金も無く、ファミコン購入と言えば誕生日や記念日に
ねだって買ってもらう事が多かった。幸いにも、我が両親が当時ファミコンに
熱中してたので、そこまでの大反対をされなかったんですよ。また、そうした
ものとは別に、五百円とかそこらで買えたのが祭りの露店。子供のお小遣いで
買える金額だったのでつい買うんだけど、それがまた難しいのよ。出店の人に
買うのやめておけと諌められながらも、五百円で買ったウィザードリィなんて
やっぱりクリアできなかったもんなぁ。
そう、そこそこゲームをやったし、買ったからには意地でもクリアしてやると
意気込んでも、クリアできないゲームが結構あったんですよ。RPGなんかは
レベル上げればクリアできるものがほとんどだったが、アクションなんかだと
幾らやっても難しくてねぇ……。我慢してやって、かんしゃく起こして悔しくて
半泣きして、んでまたやるんだけど結局できなくてなぁ……。
大人になってから、昔のゲームにリベンジしてみた。
いやね、先日ケンドーと会った時にファミコンカセットを購入したんですよ。
千円で十本入りのやつと、忍者龍剣伝2を。でまぁ、やってみた。ほとんどが
初めてやるもので、操作方法もテクニックも手探り状態だったのだけど、一応
ゲームとして遊べるくらいにはなったんだが……。
_| ̄|○ む、むずい、難しすぎる。
一面はとりあえずクリアできても、二面から難易度が跳ね上がるものが多々。
その難しさたるや、最近のゲームでは比較にならないくらいだ。忍者龍剣伝2
など、二面から強烈に難しく、ボスをあと一歩まで追い詰めたのがやっとだ。
がんばれば三面に行けるかもしれんけど、二面でこんなに難しいと三面以降は
無理だろう。そりゃあ、幼少時代の俺もかんしゃく起こすわなぁ……。
あと当たり前だが、ものすごくチープ。すっかりプレステだのサターンだのと
いった次世代機はおろか、現在主流のDSを体験しているためゲーム性や演出
なんかがすごくヘボいんだけど、でもゲームなのよ。余計な説明されず、突然
ゲームが始まり、いきなり敵が襲ってくる。テンポいいなぁ。
昔持っていたゲームは友人に格安で過去、売ってしまった。その時はもうやる
事は無いだろうと思っていたのだが、まさかこの年になってやるたくなるとは
なぁ……懐かしさと過去へのリベンジなのかもしれない。
アテナやりたいんだよなぁ。
人によってその基準は違うでしょう。百万円のバッグやスーツを買うのが贅沢
なのか、何万円もするステーキを食べるのが贅沢なのか、はたまた海外旅行に
行く事が贅沢なのだろうか。もしくはいつも五百円の定食を食べているのに
七百円の定食を食べるのが贅沢でしょうか。
人によって基準は様々です。俺だって欲しいものはたくさんある。パソコンに
テレビ、コンポに新しいゲームや漫画、酒に音楽CDに服、靴に車に女と数え
上げればきりが無い。当然、それらを買うことは物欲の解消に繋がるが、それ
だけでは贅沢ってわけじゃない。
俺の中で贅沢とは、心配をしない事である。
例えばソーセージを買う時、ふと手に取ったソーセージがいつものより五十円
でも高かったりすると、ふと躊躇するじゃないですか。あれ、美味しそうだけど
いつものより高いぞって。またパソコンにしても、こっちの方が性能いいけど
予算オーバーしそうだな、どうしようかなと迷うじゃないですか。結局そんな
高いのを買ったとしても、俺の中でそれは贅沢ではない。
先の事を考えず、買った後の諸々の心配をせずに買い物をするのが贅沢だ。
さっきの例で出たソーセージなんか、あぁ美味しそうだからと値段を気にせず
買ったり、食べたいからと値段を全く気にせずチャーシューメン食ったりね。
また車やパソコンでもそうだ、いいと思ったら金の心配を一切せず買う。これ
こそが、俺の中での贅沢なのです。
値段の高いとか安いとか関係無い、自分の求めるがまま実行するのが贅沢だ。
しかし、現実はなかなか実行できない。やってみたいけど、できないってのが
あまりにも多く、また多少の金があったとしてもついついもったいないからと
躊躇してしまう。そういう事ってありますよね。
例えばテレビで何千円のステーキとか何万円のコース料理とか芸能人が食べて
いるのを見て、あーやっぱ芸能人は美味いもの食えるなぁと思う事があるけど
実際、何千円とか何万円とかなんて絶対に届かない金額じゃないわけですよ。
やろうと思えば出せるわけですよ。だけど、たかが食事にそんな……と思って
大抵の人が躊躇してしまう。それをポンと出せるのが贅沢である。
いや実はさぁ、俺もそういうのがあるんですよ。
大した高くないものなんだが、ついついそんな事に金出すのはちょっとなぁと
思ってしまい、未だにできていない。でも、でもいつか、来年の正月にきっと
やってみたい……。
それは刺身をブロックごと丸かじりして食いたい!
いやね、カツオの刺身でも何でもいいんですよ、別に大トロなんて高い刺身で
なくてもいいのだ。スーパーとかで一サク数百円で売ってるじゃない。あれを
醤油つけて、切らずに丸齧りして食いたいのだ。
あまり美味くないに決まっている。あれは薄く切ってこそ美味いのだ。子供の
時に同じような発想で裂けるチーズをそのままガブリと食ったが、想像以上に
美味くなかった。刺身もそうやって食ったら、生臭いだろう。
でも、やってみたい。明日にでもすぐ実行できるけど、何だかそんな事に金を
使うのがもったいないかもなんて思ってしまう。こういうのに躊躇無く金払い
できるのが贅沢なんだろうなぁ。
贅沢な女の抱き方って何だろうな?
「札幌は今から大荒れになる模様です!」
……さすがはスーパー雨男の俺。いやまぁ、外出するタイミングが丁度悪天候と
ぶつかる可能性が高いだけかもしれんが、それにしても間の悪い男だ。今日は
それでも支度してしまったので、雪の中を車でGO!
二時間後、車が真っ白になってたぜ♪
いやもう、これから雪ですよ、雪。昔ならば雪だーなんてはしゃいで、雪遊び
できるのをウキウキしてたのだが、次第にイヤになっていき、大学卒業した頃
からは本気で邪魔物である。おまけに除雪が大変なのでねぇ……。
こういう変化を見ていると、年月や人生ってのを感じてしまう。昔はとっとと
説教の似合うオッサンになりたいと思っていたのだけど、いざこうして自分が
オッサンに近付いてくると非常に年を取るってのが怖くなってきたんですよ。
秦の始皇帝の気持ちがよくわかるぜ!
もうね、最近は色んな人からもう若くないんだから、なんて言われるんですよ。
失礼じゃないか!と思いつつも、社会的には確かに結婚適齢期に入るし、色々
世間体もある。ただ、まぁそれは俺の中で優先順位がそんなに高くない。
老いる事によって、エッチできなくなるのがイヤなのだ!
俺の中では六十歳くらいになればもうできなくなるだろうと思い、六十過ぎた
くらいから食道楽に走りたいと晩飯の時に発言したんですよ。するとその場に
いた母親と渚が飽きれたような哀れんだような眼差しで一言。
「六十くらいなら全然平気じゃないの?」
「先生だったら八十過ぎても平気だと思いますよ」
……女の方がおおらかなのかなぁ。いやぁ、俺はあまり心臓強くないから年を
取った時にバイアグラとか使えないだろうから、自力でムスコを臨戦態勢にして
戦闘終結させねばならぬ。でも、今だって体調悪いと戦闘態勢が悪くなるのに
年取ったら……六十くらいになったら無理じゃないのかなぁ。
しかし、以前泡姫から八十五でもしにくるって話を聞いた事がある。その年に
なってバイアグラなどの薬を使わずにセックスできるとしたら、いや薬使って
でもやろうとするのは男として敬意を表するッ!
まぁ、そんな事を強く思うのは今あんまりやってないからかもしれん。あまりと
言うのは我が欲求に比べ、やってる回数が少ないかもしれん。できるなら日に
二度三度したいが、それでは他に使う時間潰れるので、日に一度毎日したいが
叶わぬ欲求。欲望はパワーだ、それが無くなったら死んだも同然!
さぁそこな貴女、俺に連絡カモーン!
おれは今やつのスタンドをほんのちょっぴりだが体験した。
い……いや……体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが……。
あ……ありのまま昨晩起こった事を話すぜ!
『おれは大塚ひなの作品一覧を見ていたと思ったら、いつのまにかアマゾンから
注文確認メールが届いていた』
な……何を言っているのかわからねーと思うが、おれも金銭感覚をどうされた
のか、わからなかった……。
頭がどうにかなりそうだった……酔いでの勢いだとか性欲への喝だとかそんな
チャチなもんじゃあ、断じてねえ。
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ……。
はい、どうも。何故か数日後に一万円吹っ飛ぶ事となった桐生です。いやもう
寝る前になんかアマゾンのページを開いていたような気はしたんですよ。でも
もしかしたらそれは夢かもしれない。だって今日見た夢が、飲みすぎて記憶を
無くしてから目覚めて焦った夢だったんですよ。無茶苦茶リアリティありまして
もう何が現実かわからない。そんなわけでメール見てみたら……あった。
まぁ、ここ数日ちょいと体調悪かったり、まだ精神的にもヘコんでいたりして
バイオリズム絶不調。精神のダメージがモロに体調に響いてしまうので、ジム
行こうにもそんな元気も無い。そんなわけで、ここは一発自分に栄養をドカンと
与えてみようと。
ほ、ほら、ちょっと早いクリスマスプレゼントですよ。一ヶ月くらい早い上に
サンタさんの格好が佐川急便かペリカン便の制服着てるけど、いいんだよー!
いやぁ、前から欲しかったし、これを機会に数本買ってしまえと。まぁ、違う
人のも買ったが、それはそれでOK。
色々ある時は逃避するのがよいし、元気が無い時はエロに触れる。それが俺の
気分転換である。いやほら、植物に興味ある人は花壇を散策し、体を動かすのが
好きな人はスポーツし、ゲームが好きな人はゲームをして心の平穏を求める。
俺は女体が淫靡にくねるのが好きで、そこに平穏を見出すのだ。
ヤバイ、年末飲みにいけるのか俺?!
その友人と言うのが……まぁ、さすがに秘密にしておくかな。まぁ、割と古く
からの知り合いでして、色々ディープな世界を知ってる男でもある。何を隠そう
彼から俺はエロゲーという存在を知り、今に至ってるのだ。
まぁ、教えてくれただけで当人そんなに詳しくないし、普段は真面目な社会人
としてがんばっている。非常に情熱的な男である。そんな彼が先日神になって
しまった。えぇ、神に。そして本日、彼はなにをあろう彼女を連れてきた。
我が家にはあまり人が来ない。おまけに女が来た回数だなんて、両手で数える
程しかない。おまけに俺は先日、合コン失敗してるし、ロクにモテない人生を
爆走中である。普通なら彼女連れだなんてムカつくのだが、彼の彼女に至っては
俺が会いたかったのである。
神となった男の彼女はこちらである。
夜の九時半、仕事が終わった彼は彼女と一緒に我が家にやってきた。今回彼が
彼女をお披露目に来たのは理由があり、コスプレさせて欲しいとの事。実家で
やるには恥ずかしいので、我が部屋を使わせて欲しいと。おまけに我が部屋に
スク水やメイド服もあるしね。
そんなわけで、我が部屋でコスプレ大会。
まずは着てきた赤いウェイトレス風メイド服を脱がし、スク水を着させる俺達。
彼女はちょいと恥ずかしそうにしてたが、まぁ友人に色々説得されたのだろう
素直に着てくれた。ただ、最初に着せた安いスク水のレプリカみたいなものは
伸縮性も悪く、また彼女も体が固いので、着るのに四苦八苦。んで、着せたら
着せたでちょいとブカブカ。
これじゃイカンと、以前エロゲ買った時についてきた本物のスク水を着せたら
あらピッタリ。んじゃこれをあげようとプレゼント。まぁ、実際使ってくれる
人が持っている方がいいし、またそのスク水ってサイズ小さくてね、着れる人
いないだろうなぁと思っていたので丁度良い。
次は定番のワイシャツ、当然男物である。その次にマラソンランナーだった時
着てたユニフォームを着せようとしたのだけど、これは構造上きつかったので
断念。やあ、次はやっぱり俺が持ってるメイド服を!
おぉ、すごく似合うじゃないか!
過去、幾多の人間が袖を通し、また彼も着たことがあるメイド服。それがもう
すごく似合いましてね、彼は何度も撮影。すごく満足そう。そんなに満足して
いるのならよしわかった、メイド服もプレゼントしよう!
さすがにもらいっぱなしはアレなのでと、買取という形になった。まぁ友人価格
での取引だったが、これで俺はジョジョ四部の文庫本を購入できる。いやぁ〜
みんなが幸せになれた一日であった。
新しいメイド服はいずれ買うぜ!!
いやぁ、もう昨日は飲み過ぎてねぇ……一日中二日酔いで体調不良。今もまだ
フラフラする。あぁ、回復力が遅くなっている、年かもしれん。まぁ、披露宴
二次会、三次会と散々飲んだ挙句、帰宅後にもらった中国の強い酒を一人で全部
飲み干したからなぁ……。
結婚式自体はよかった。友人の晴れ舞台であり、また久々に会う人もいて結構
楽しい感じでした。まぁ、前回は親族としての参列だったので色々緊張したが
今回は友人としての参加だったので、気楽どころか結構はじけていたなぁ。
それも酔っ払ってるから、できたのよねぇ。
いつもいつもそうだが、翌日目覚めると本当に猛烈な後悔に襲われ、世界など
消えてしまえ、うわんもう顔向けできねぇーと思うんですよ。だったら酔って
いても落ち着いた感じでいろって俺自身も思うのだが、なんかこう、何かしろ
って期待を背負い込んでしまい、ついつい悪ふざけが過ぎてしまう。
それで笑ってる人がいればそりゃこっちも楽しいが、中には不快感を抱く人も
いるだろう。それにこっちも酔っ払って感情むき出しになってるので、些細な
言い争いでもムキになってしまったりする。
事実、三次会において小説の事を色々言われて、マジギレ。
読んだ事ある人にあれが良かった、あそこがダメだったと言われるのはいいし
それは読者の感想として受け止めるが、読んでもいないのにダメだと言われたら
こっちだって許せない。人には譲れない部分ってあると思うんですよ。誰でも
これをけなされたら許せないってものが。俺の中では小説なのだ。
そのため、酔いも手伝い三次会ではかなり険悪な雰囲気にもなったりしたけど
全体を通してみればまぁ、楽しい一日だった。そう思うのは俺だけかもしれず
中にはまだ怒ってたり恨んでいたりする人もいるんだろうな。あぁ、そうした
事を考えると本気で落ち込む。
黙っていればつまらないと思われ、はしゃげばつい悪乗りしてしまう。いつも
そうした繰り返しで、翌日は煩悶。反省しまくるが、また誰かと酒飲んでふと
何か刺激されれば、はしゃいだり、感情むき出しにして怒ったりもする。
いつもはそんな罪悪感を忘れるため、一人酒を飲むのだが……二日酔いが〜。
吐いたりしてないが、こんなにフラフラになりっぱなしなのは珍しい。うーん
今日は飲まずに寝るか。
みなさま、本当に申し訳ない。
明日、結婚式に出席するんですよ。
いやぁ、明日は友人の結婚式でしてね、ちょいと呼ばれたので参列してくるん
ですよ。大学時代に仲良くなって、今もたまに飲みに行く友人の一人である。
たまに会っては酒飲みながらバカ話してたのに、いやぁ結婚とはね。
つい一ヶ月前まで、物心ついてから結婚式に参加した事が無かったので結婚式
とはどんなものなのかわからず、ちと不安だった。だが先月妹の結婚式があり
ちょいと慣れた。おまけに前回は親族って事で色々不安もあったけど、今回は
友人としての参加なので別にさしたる緊張もしない。
そのため、気軽に結婚式に参加し、美味いメシ食って酒飲んで、冷やかせばOK
なのだ。何が出るかわからんが、結婚式のメシは美味い。複雑に味付けされた
やつもそうだが、ステーキみたいにシンプルな料理はすぐ美味さがわかる。
そんなわけで床屋に行って、サッパリしてきたんですよ。まぁ、いつも通りに
こざっぱりとした髪型。帰りに本屋に立ち寄り、エロ本を物色し、特にこれと
いったものが無かったので、ジョジョ四部の文庫本を数冊購入。
ジョジョも読んだ、明日着て行くスーツもワイシャツも用意した。これで明日
しっかり起きて会場に行くだけである。そして、明日を期待するだけだ。
結婚式には出会いがあるッ!
普段出会いが無い俺。外に出たとしても根が小心者なので、ナンパしたり何か
出会いに繋がる行動をしたりしない、いやできないのだ。だが、結婚式という
ちょいと浮かれた場でなら、何かあるかもしれない。可能性への期待だ!
あぁ、わかってる、みなまで言わずとも俺が一番よくわかってる。きっと無駄
だってさ。しかし、夢を見て、可能性を信じるからこそ人生は楽しい。ほんの
バカげた妄想にだって、もしかしたら何かあるかもしれないってチョッピリでも
思うからこそ、何かそのためにしようって思えるのだ。
何も無くても酒飲めるからいいやぁ!
基本感度の高さは人によって違うもので、我が友人なんか幾ら足の裏をくすぐり
まくっても何も感じないやつがいるかと思えば、渚なんて頭撫でられてもすぐ
くすぐったそうに身をよじる。人それぞれだ。
アイツも最初はそうでもなかったのだが……俺がやりすぎたのかなぁ。
アイツと最初に出会った時は去年の春先だったかなぁ。俺の人生の中であまり
接した事の無いタイプだったので、最初は丁寧に扱っていたんですが、ずっと
そのままだと堅苦しく思い、そういう状況を打開したがる俺。やがて打ち解け
気さくに付き合うようになり、またそれに対して何も言わないアイツ。
人間、自分のしている事に何も言われないと肯定してると思ってしまうもので
徐々に俺もアイツに対する扱いが雑というか、まぁ乱暴になっていったんです。
けれどアイツは何も言わなかった、いやむしろちょっとずつアイツもこうした
扱いに敏感になっていったんです。意識して調教したわけじゃない、けれども
今じゃすっかり感度が高すぎ、普通の生活も送れないかもしれない。
「あぁ、触って……あぁん、もっと、アナタのためなら……してよぉ」
とか思ってるよ、うちのマウス!
いやね、割と前から光学式マウスにしたんですけど、精密にできているからか
最近は感度良すぎましてね、ちょっとクリックしただけですぐダブルクリックと
なってしまい、これが結構困る。ページの大きさを最大にして、二つのサイト
見ている時、一つだけ消したいのに右上でクリックしたらダブルクリックとなり
どっちも消えたりね。フリーセルも余計な動きするし、ネトゲーなんかしてて
余計な買い物しちゃったり……だあぁ、イラつくぜー!!
マウスくらい買えば解決する問題なのだが、マウス買いに行くのもちょっぴり
おっくうである。また、別に光学式じゃなくてもコロコロ転がる五百円マウス
でもかまわないのだが、何だかあまりにグレード下がるのも嫌だ。しかし俺は
今あまり金が無い。マウスってそれなりの物買えば三千円とかするじゃない。
三千円あればジョジョ四部の文庫本の続き買いたいんだよ!
三千円あれば飲みにも行きたいしね。