狂人日記

トップページに戻る 過去日記倉庫へ


 11月15日
本日の昼過ぎ、昨日ジョイフルエーケーで買った犬小屋が届いたんですよね。
犬小屋と言っても組み立てキットみたいなものなんですが、なにぶん大型犬用
なのでその組み立てキット自体がでかい。

本当は本日ジムに行って、犬小屋は明日にでも組み立てようと思ったんですが
何となく届いたものをデデーンと置いておくわけにはいかず、また妹と渚が早く
作ってくれみたいな目で俺を見ていたので、しぶしぶ作る事に。

Σ(゚Д゚;≡;゚д゚) うおぉ、外は寒いぞ!

外は雪こそ降っていないが、もう冬模様の風である。自分なりに厚着したつもり
だったのだが、寒い。おまけに犬嫌いなので、なおさら風が冷たく感じるぜ。
また、自分一人で作るのも何なので、渚に手伝ってもらう事にした。

犬小屋を作るのは初めてである。けれど、誰でも作れるようになっていないと
それは商品ではない。そう信じていたのだけど、それは正解だった。犬小屋は
大きなパーツに分かれており、入り口、横二つ、後ろ二つ、屋根二つ、底板が
二つと、これをボルトでくっつけるだけである。

これがまた、雑なんですよ、造りが!!

まずしっかりボルトで固定してるのに隙間ができるし、なんか微妙に歪んでる
ようでもある。おまけに屋根なんてひどいもんで、ネジ穴の通りにネジを回して
いったら、屋根から貫通しやがった。おいおい、これって下の木に固定しないと
ならないのに、これじゃダメじゃないか。ったく、新しく穴作らないと。

これはどこのヅラ建築士が設計したのよ?!

ずさんな造りもいいとこである。寒さに震える俺と渚、ワンワンほえまくって
うるさい犬、ずさんな設計で作られたパーツの犬小屋。それでも何とか完成。
いやぁ、今まで車庫に寝かしていたのだが、これからは外にいる時でも犬小屋
あれば風雨をしのげるかもしれん。

とりあえず入るところがみたいので、犬小屋の中にビスケットを投げ入れた。
我が家の犬はおそるおそるそこに近付き、そっと頭を入れた。おぉ、一応体は
入るみたいだ、よかったよかった。

と思っていたのだけど、頭を入れてから動かない。それどころか、すぐに出て
弱々しい鳴き声をあげている。そして小屋の後ろに回ったり、中に頭突っ込んで
ビクッとしながら、また出てきたり……。

これは怯えてるのか?!

あの暴れん坊が、こんなに怯えている。でもビスケット食いたいからか、体を
なんとか小屋の中に突っ込み、足をプルプルさせて必死になって食おうとして
いた。まぁ、慣れるまでは犬小屋って入らないらしいから、気長に待たないと
ならんなぁ。でも、うちの犬ってすげぇ寝相って言うか寝姿悪いからなぁ……
寝れないとわかって入るんだろうか?え、どんな寝姿かって?

仰向けになって大の字なんですよ。


 11月14日
生活に必要なものは近所にあるスーパーやホームセンターなどで買える、プチ
恵まれた環境であるが、さすがに何でもあるわけじゃない。大抵は札幌中心部
などに行って、デパートで購入するんですけれど、何でもかんでも中央に集中
しているわけじゃない。郊外にも大きくて何でもある店がある。

本日向かったのはジョイフルエーケーというホームセンターである。

何でも犬小屋を買いたいらしいのだが、近所のホームセンターではそこそこの
値段がするし、あまり種類も無かったらしい。でもそのジョイフルエーケーに
行けば何でもあるので、犬小屋くらい安くあるだろうと。

何でもってのは言い過ぎだろう。そもそも、ホームセンターで売られてる物は
大体どれも一緒だろう。それでも店自体は大きいらしいし、一度も行った事が
無いので興味もあった。昼頃、店に向かって出発。

(;゚Д゚) ……うわぁ、でけぇ……。

うん、ほんとにでかい。普通のホームセンター三つ分くらいあるもんな。まず
犬小屋のあるペット館に入る。犬小屋のメドをさっさとつけ、店内を見て回る。
犬とか猫とか売ってるけど、これが可愛いの。特に子猫。うおぉ、欲しいなぁ。
でも我が家は俺以外みんな猫嫌いなんだよなぁ……。

そんな叶わぬ思いを馳せていたら、ギャアギャアうるさいコーナーがあった。
一体何だと思って近付けば、鳥のコーナー。インコとかほんとうるさいのな。
ありゃあ飼ったら眠れないだろうな。他にもハムスターとかウサギとか売って
いたのだが、ここで問題が。渚がそっから離れない。大のウサギ好きなので
黒人少年がピカピカのトランペットを見るような目でウットリと。しょうがない
ので、こっちの買い物が終わるまで放置しておく。

俺はと言えば、植物を買ったんですよ。意外かも知れないが、割と好きなのよ
緑ある生活って。まぁ、緑ってくらいなので、購入したのは木である。いやぁ
花も好きなのだが、花は散っちゃうからねぇ。おまけにすぐダメになる。でも
木ならしばらくその姿を楽しめる。

購入したのはベンジャミンとパキラ。二つで三千円弱である。下の写真を説明
しますと、右からパキラ、ベンジャミン、サンセベリアである。サンセベリアは
前から我が部屋にあったのだが、鉢の植え替えを怠ったばかりにヒョロヒョロ
したのでこうなってしまった。来年まで平気だと何とかせねば。


いやぁ、ちょっと部屋が豪華になった気分ですよ。緑は目に優しいし、気分も
落ち着く。おまけに空気清浄化にも一助あるし、マイナスイオンも出るのだ。
緑を愛でるこの爽やかモテ系に世の女性はもっと惚れるべきだ。

緑の中で抱かれる女性かもぉ〜ん!


 11月13日
後輩が試験一段落したので、本日何かしようかって話となり、ドライブにでも
行かないかって事になったんですよ。男三人で。まぁ、他の案が三人でネット
ゲーム対戦やろうぜってあったので、それだったらどっか行こうと。

行き先は平和の滝、札幌市民としては有名な心霊スポットである。

いやぁ、一人がすごくそういうの苦手でしてね。おまけに運転もほとんど素人
同然。なので、ちょっと練習がてらそこに行ってみようかって話になったのだ。
昼過ぎに後輩がやってきて、車に乗り込む。天気は上々。

後輩はガッチガチに緊張しており、運転も危なっかしい。たまに注意してやり
ながら、目的地まで行く我々。その平和の滝は山の中にあり、近付くにつれて
道に雪が。そう、先日降った雪が山の寒さに溶けておらず、道が雪まみれ。

いやぁ、危ない危ない。それでも安全運転を心がけ、平和の滝を目指したけど
我々の眼の前には信じられないものが!

この先、通行禁止。

Ω ΩΩ<な、なんだってー?!

道はここ一本しかない、なのに通行禁止となっている。きっと冬になり、道も
悪くなって危ないから通行禁止となったのだろうな。まぁ、ただでさえ水場は
滑りやすく、おまけに死者も多いからなぁ……。

われわれの ぼうけんは ここで おわってしまった!

このまま帰るのも何なので、その近くの精肉店に寄り、鳥の半身の唐揚げ購入。
何でもこの店の唐揚げはすごい美味しいらしく、一つ購入。五百円って金額も
リーズナブル。しかし、このまま食うと色々汚れそうなので、我が家で食べる
事にした。

我が部屋にて切り分け、食す。うむ、確かに美味い。塩味だけのシンプルな味
付けなのだが、これがまた絶妙でねぇ……。黙々と原始人のように、獣のように
むしゃぶりつく。うん、これ食うだけにドライブした価値はあった。

後輩を見送り、部屋に残った食器を片付けるため自室に戻る。食ってる最中は
いいのだが、食い終わるとやはり片付けるのがだるい。まぁ、それでもそれを
やらないとならんからなぁ。ガチャリ。

鳥くせぇ!!


 11月12日
軍馬のいななきが聞こえる、彼方から怒号が聞こえる。荒れ狂う咆哮、暴れる
力。攻め立てる軍勢は留まる事を知らず、その猛威の前に人々は震えるのみ。
俺も家の中で彼の軍勢を怯えながら見守っていた。

冬将軍が今シーズンもやってきた!

昼頃、外は雨で猛烈に荒れていた。風雨は荒れ狂い、とても外で何かする天気
ではない。色々やる事はあるが、どうせなら晴れた日にやりたい。そう思って
いると、ふと外の窓枠に妙なものが見えた。それは雨粒にしては大きく、また
徐々に溜まっていく……。

_| ̄|○ うわぁ、雪だ。

大荒れの中、アラレみたいなものが吹き荒れている。徐々にその勢いは増して
外が薄っすら白く占領されていく。あぁ、例年より遅いとはいえども、雪が降ると
ゲンナリする。あぁ、これで来年の四月まで冬将軍に蹂躙されるのか。

まぁ、世の中悪い事ばかりではない。

昼飯の時、いつもと違うものを食ったんですよ。それはずっと前から求めてた
けど、なかなか手に入らなくてね。こっちじゃなかなか売ってないし、売って
いてもすぐに無くなる。ただ、ようやっとそれを入手できたんですよ。

富山名物、ますのすし

いやぁ、小説を書いている時にふと駅弁を調べる事があったんですよ。その時
ますのすしがすげぇ美味そうに思いましてね、食いたくて食いたくて。しかし
取り寄せてまで食う気にはなれず、スーパーとかデパートで駅弁特集みたいな
事があったら買おうと思っていたんですが、売られてもすぐ売り切れてしまい
なかなか食べる機会が無かったんですよ。

だが、近所のスーパーで駅弁特集みたいなのをやってるのを発見。チラシ見て
ますのすしを売ってるのを確認。こりゃあ買うしかないと思い、購入。やっと
食える日がやってきた。

上記のリンク先にあるように、笹の葉で包まれたますのすしは綺麗で、高級感
ある。葉っぱをどかし、包丁で切って、いただきます。押し寿司なのでちょい
固いけど、マスがコクがあって美味い。酢飯なのでアッサリした味わいだけど
マスの味がしっかりしてて……うんまァ〜〜〜〜〜い!!

これは美味い、千三百円したが充分にその価値はある。まぁ、当たり前だけど
しょっちゅう食っていたら飽きるだろうし、そうそう売ってるものじゃないので
たまに食う分には最高である。あ〜、各地の駅弁検証したいなぁ。

各地の女も検証したいなぁ。


 11月11日
目覚めるとカーテンをサッと開けて、日光を浴びるのが日課です。太陽の光を
浴びないと脳が目覚めないらしいし、何より気分的にもあぁ目覚めたなぁなんて
思えるからね。別に晴れていなくても、カーテン締め切った部屋よりは明るい
ので、脳のスイッチを切り替えるためにこれは重要なのです。

当然本日もそうしたのですが、気になったのは外の明るさではなく、窓の結露
だった。じわっと窓縁が濡れている。雨漏りではない、内外の温度差によって
生じる現象である。わかってる、外は寒いのだと。雨が降ってるからではない
既に我が部屋も寒いのだ。

いやもう、ほんと寒い!

天気予報では明日にでも雪が降るらしい。今年は例年に無く遅いけど、やはり
降って欲しくないぜ。来年の四月まで雪に包まれるんですよ、本当に暗澹たる
思いに囚われる。運転しにくいし、転びやすいし、寒いし、濡れるしと子供は
大喜びかもしれんが、大人はゲンナリである。ウィンタースポーツをやらない
俺なので、なおさら冬は嫌だ。

体を鍛えているおかげで多少の寒さには平気で、家にいる時には上半身半袖で
過ごしている。家人や渚はモコモコ着込んでいるので、たまに来客があった時
俺は奇異の目で見られる。時期はずれ甚だしい格好だからねぇ。それでも家人と
体感温度は同じである。

着込むのイヤなんですよ。何でかわからないけど、生理的に長袖とか嫌いだし
マフラーとか首に何かを巻くのもイヤだ。まぁ、体のほとんどは多少寒くても
平気だが、手足の先などはさすがに冷える。暖房を入れるのはそんな時だ!

我が家には各部屋に備え付けの暖房があるのだが、何故か我が部屋の暖房だけ
毎度毎度調子が悪い。他の部屋の暖房が調子良いと我が部屋のがダメになるし
我が部屋がやっと調子よくなると他の部屋全てがダメになる。何の呪いだ?

そんなわけで、去年の冬に電気暖房を購入したんですよ。

水を入れれば空気の乾燥も怒らないって優れものだが、いかんせん暖房なので
結構な電力を消費する。おまけにパソコンも使ってるので、電気暖房を使うと
危ないのだ。まぁ、こういうのは冬の家庭ではどこもあるだろう。エアコンを使い
ながらドライヤー使ったら、すぐブレーカー落ちるしね。

それは本日朝方の事であった。

前日筋トレのしすぎで体がだるく、執筆も飲酒もいまいち進まなかったんです
よね。それで、何となく遅くまで起きてる友人とチャットなんかしてたらもう
午前四時。うん、そろそろ一発スッキリしてから寝ようかと思い、チャットを
終了。さて、どのエロゲーをしようかな〜♪

バシュン……。

パソコンがそう叫び、突然真っ暗に。いや、部屋ごと真っ暗になった。明かりも
何もかも、一切の電気が消えた。一体何事かと思い、廊下に出ると慌てた母が
いた。どうやらアイロンを使おうとしたら、ブレーカーが落ちたらしい。ぬぅ
さすがにこの時間にアイロン使うと思ってなかったので、こっちも暖房つけて
ぬくぬくしてたら、この突然の出来事。さすがにこれから何かする気にはなれず
布団にもぐりこむ。いやぁ、ビックリしたなぁ。

夕方、またも同じ事件発生。


 11月10日
北海道では竜巻の被害がすごい。奥尻島や佐呂間町なんかでは大変な被害も
生じて、これから冬になるってのに住居を失った人はどうするんだろうかなと
同じ道民として思ったりもする。天災だから保険金下りないし、補助金出ても
家一軒立て直せるくらいは出ないだろう。

幸い、俺の住んでる札幌ではそんな被害は無かった。天気荒れたくらいだけど
何かが壊れた事も無かった。まぁ、札幌で竜巻の被害と言ったら数年前だかに
発生してニュースになったくらいだ。あの時はそこまで大きな被害にならなく
大丈夫だった……と記憶してる。

俺自身、竜巻とかハリケーンってのは実際に見た事が無い。まぁ、見た事ある
人の方が珍しいかもしれない。けど、ニュースなんかでその猛威を見るたびに
あのパワーの前で人は無力だなぁと実感。

まぁ、竜巻は無いけど、つむじ風くらいなら何度も見てる。

結構、学生時代なんかに校庭で発生する事がありましてね。初めて見た時には
やっぱり感動しましたよ。目に見えるんだもん、あの渦巻きが。初めて見たのは
中学生の時だったかなぁ、体育の時間の終わり間際だかに発生したんですよ。
俺のみならず、友人も興奮。

そこで思った、あのつむじ風の中はどんな感じなんだろうか?

さすがに飛ばされたりはしないだろうが、猛烈な突風を感じるのではないか?
もしかしたら、ちょっと浮くかもしれない。何にせよ貴重な体験だ、こりゃあ
行くしかないと突入。

……つむじ風の中はすごく痛かった。

風が見えるってのは、周囲の砂とか小石を巻き上げているからだと身をもって
知ったんですよ。もう、中に入った途端、体を砂や小石が切り刻むような感覚が
ありまして、ただただ通り過ぎるのを我慢。通り過ぎた後はもう、髪や耳の中
など、様々な場所が砂だらけ。散々な目にあった。

ただ、身をもって体験する事により知識だけでは知りえない情報を得られたのは
重要である。俺は口頭で何度も説明されても、わからないタイプである。自分で
答えを導かないと、理解できないのだ。

わからない事はたくさんある。本を読んでも人から聞いても、実際自分でその
答えへの回路を作り出さないと、理解できない。実体験が重要なのであるから
もっとそれを体験したい。ところで、俺は女性の官能の味をいまいちまだ理解
できていない。そこの貴女、俺に理解をさせてくれませんかねぇ?

そのために今日もジムで筋トレ。


 11月9日
寝起きってのは大事である。夢の世界へ身を投じ、全身ゆったりしている睡眠
世界から意識を覚醒させて現実世界に戻るのは、ストレスを感じるものです。
朝の一分はダイヤモンド一カラットと同じくらい貴重である。俺は幸いそんな
朝早く起きる事は無いのだが、それでも目覚めるのは気持ちよく目覚めたい。
気持ちよく……エッチなことじゃないよ。

そもそも、朝起きてギンギン状態ので発散したら、非常に疲れる。あれは一体
どうしてだろうか。やはり体が上手く起きていない状態で射精なんてパワーの
いる作業をしてはイカンのだろうか。普通に起きている状態でやった時よりも
三倍くらい疲れる気がする。そのため、高校生くらいから目覚めてすぐ発散を
したりしなくなった。これが学習である。

どうせ目覚めるなら、美女に揺り起こされて起きたいものである。甘い言葉を
囁きながら起こされたい。あぁ、起きたのに夢心地。下のは起きてるけど使用
したくないが、あぁんこうまで高ぶったら疲労など気にするか!

……話を戻しましょう。ともかく目覚めってのは大事である。本日、俺は携帯
電話のメール音で目覚めた。自然に目覚めるのならともかく、こうしてちょい
強制的に起こされると、ストレスが生まれる。一体誰よ、コノヤロー。女なら
幸せ気分になれるが、あいにく俺にメールする女はいないので夢物語。

「今からお前の家に行くから」Byケンドー

やっぱり男かよ。

まぁ、ちょっと色んな契約の事で話があるらしいので、慌てて支度を済ませて
ケンドーを出迎える。契約自体は向こうの勘違いだったので、ちょっとあった
ゴタゴタが解消されてスッキリ。ケンドーはそのまま俺の家で雑談モード。

まぁ、仕事をしてる人にとってこうして知り合いの家でゆっくりできるってのは
嬉しいのだろう。忙しい時間から少しばかり開放されるオアシス。俺もそんな
忙しいだろうケンドーを少しでも楽しませようと、色んな話をふっては二人で
盛り上がったのですよ。

主にするのは近況や近所のメシ屋の情報交換である。本当に当たり障りのない
話をしてると、昼飯の時間になったので、ケンドーは我が家を立ち去った。うむ
仕事がんばれよ。

俺もメシを食い、食後まったりしているとまたケンドーから電話かかってきた。
あれ、一体何だろう。契約のゴタゴタは解消されたし、新しい契約を結ぶ気は
無いし……ともかく、来たいと言うので招く。

何でも仕事が今ちょっとだけ暇なので、雑談でもしようと。まぁ、そういう事
だってあろう。三十分か一時間くらいのやすらぎは必要だ。また俺はケンドーと
他愛も無い雑談をする俺。結局四時半くらいまで話したろうか。

どんだけ暇よ、ケンドー?!


 11月8日
十一月に入り、今年ももう間も無く終わってしまうだろう時、俺の中でまたも
ジムへ行く意欲が湧き上がってまいりました。まぁ、年末年始になればギター
帰ってくるから泡風呂で裸の付き合いをするため、体を鍛えておいてすごーい
なんて言われたいってのもあるが、それだけじゃない。

ジムが改装されたので、新しい用具が増えたんですよ。

先日リニューアルしましてね、新しいトレーニング道具とか入ったんですよ。
最初は使い方わからなかったのだが、何となく使い方がわかると新鮮な刺激が
あって面白い。ちょっとジムでも同じ事ばかりで飽きてきたのでやる気も低下
していたのだが、新しい事ができるとなると面白いねぇ。

筋肉も同じ事ばかりやっては成長しないらしい。新しい刺激を加えないとより
よく成長しないのである。同じ事ばかりやるとその刺激に慣れてしまい、適度な
ところで力を抜いたりしてしまうので、効率化が良くなる。トレーニングには
これがイカンらしいのだ。新たな刺激を加え、色々なとこを刺激した方が成長
していくのだ。

これって、頭でもそうだよね。

同じ本や映画、また日常を送っていたら発想も固まってしまう。たまには何か
違った事をやった方がいい。ドライブしたり、旅したり、ふらっと違った刺激
求めて行動する方が、日々の刺激にもなるし、頭の発想もよくなる。

俺はどうしても、同じ行動をしがちなんですよね。保守的と言うより、違った
事をして失敗するのが嫌なんですよ。外食するったら同じ店ばかり行ったりして
同じようなものばかり食う。違う店でも同じようなものを食う。服装も割りと
同じようなものばかり。新製品には心惹かれないしねぇ。

しかし、たまにはそれじゃイカンと思う。あれだけ料理屋に行ってたくさんの
メニューがあるのに、五目ヤキソバとか親子丼とか注文した事無い。ラーメン
だって、ほとんど醤油でたまに塩。ハンバーグにはチーズ乗ってないとヤダ。
うぅ〜ん、こういうのが発想が貧困な原因なのかもしれない。

そうだよ、いい年していつまでもメイドだの巫女だのスク水だの言っていちゃ
ダメなんだよ。ふたなりだのレズだのSMだの、縁が無いからって求め過ぎても
何もならん。もっと別の何かがあるじゃないか!!

そんなエロ画像探しに行ってきます。


 11月7日
人情味が薄いと言われるかもしれませんが、俺はしきたりの中で人に何か贈る
ってのが、ものすごく苦手なんですよ。もっと言えば、意味がわからない事が
多いんですよね。

先日、妹が結婚したのですが何でもお祝いにともらったものの、お返しに頭を
悩ませているらしい。例えばあの人には何万円あたりもらったからこのくらい
返そうとか、あの人は電報もつけてくれたからこれだけ返そうとかね。家人も
一緒になって悩んでいる中、好意でもらったんだから返さなくてもいいんじゃ
ねぇのと言ったら、そういう問題じゃないんだと。

俺からしてみたら、不思議である。お返しを期待して彼らは贈ったのだろうか?
贈ったから何か返してもらわないと不服なのだろうか?贈ってもらった人達の
中には妹夫妻より収入がある家だってある。若い二人が何十人にもお返しすると
なると、それだけでもきつかろう。それって何か不条理だと感じるのだ。

結婚祝いとかお見舞いとか色んな贈り物って、返さないのが基本だと思ってる。
その代わり、その人やまた別の人がそういう事態になったら、見返りを求めず
贈るものだと思っている。しかし、世間体がそうはさせないんだろうなぁ……。
非常に無駄だと感じてしまう。

だが、世間では俺みたいな考えは非常に少ないみたいだ。

色んな話を聞いていると、どうやら妹夫妻にあげていないのは近親者の中では
俺だけらしい。うむむ、妹にあげないのは別にかまわんが、旦那にあげないと
ちと印象悪いかもしれん。しかし、あらたまって渡すのは気恥ずかしいし、また
俺もそんなに大金渡せる余裕などない。う〜ん……。

本日、妹が来たんですよ。そしてふと思い出した、あぁそういやこいつら暖房
無いとか言ってたな。うん、じゃあ安い暖房くらい買わせてやろう。そう思い
俺は風俗行くためのヘソクリを崩し、妹に諭吉一人をプレゼント。美談だ。

「ありがと〜。でも暖房買ったから、違うのに使うね」

……な、なんだとぉ?!

俺が女体で温まる金を我慢して、妹夫妻にこの冬に暖をあげようと思ったのに
既にあるだと?!くっ、普通に生活費に使うんだろうが、それはそれで面白く
ないな。まぁ、現金なら何にでも応用きくからいいんだが、今にして思ったら
もう少し気の利いた物を贈ればよかったかなとも思う。

そうだな、例えば一万円分のジョジョ単行本とかね。

ジョジョに対して全く関心がないどころか、嫌悪すらしてる妹。過去何度も俺が
説得したのだが、一向に興味を示さない。そこで、俺が結婚祝いにと贈ったら
否が応にでも受け取らねばならんはず。くぅ、惜しかったなぁ。

波紋を感じる夫婦にならんかなぁ。


 11月6日
匂いってのは記憶と深く結びついているものです。そして匂いの無い生活とは
ありえないものです。いやね、昨日から我が部屋に銀イオンを放出すると言う
芳香剤を置いてみたんですけど、結構いい匂いするんですよ。部屋に入る度に
ふわっといい匂いがしましてね、今後の生活に何かあった時にこの匂いを思い
出すかもしれない。

秋風の匂いを感じた時、中学校時代の下校を思い出す。成長途中でうまく体が
動かず、毎日きつい練習をしてはげんなり。そんな日々の中、ふと感じたあの
秋風の匂い。切ない記憶です。

初夏にかかるエアコンの匂い。元々エアコンはいまいち体に合わず苦手だけど
初夏にその匂いを嗅げば思い出す。大学時代にある女と初デートをした日、気合
入れて歯磨きなんかしてた時、エアコンがかかっていた。結局、その日に俺は
振られてしまい、自棄酒かっくらったあの日。悲しい記憶です。

初夏に舞うホコリの匂いを嗅いだ時、大人の階段覗いた小学生時代を思い出す。
無垢だったあの頃、下校途中に女の子の友人に誘われて向かった工事現場の
片隅に、見てしまったハード系エロ本。あれが人格形成に大きな影響を与えた
事は明白である。衝撃的な記憶です。

そうした記憶の中、やはり忘れられないのはトイレの芳香剤の匂い

いやね、我が家はプライバシー意識が希薄でしてね。特に俺に対しての家人の
プライバシーの無さは飛びぬけている。俺が寝てても部屋に入ってきて、何か
勝手に探したりする。ノックすらしねぇぜ。電気ついてようが消えていようが
おかまいなしに入ってくる家人。

そのため、一人エッチをするタイミングに非常に困ってた。

今は家人もノックしたりするのでそこまで不躾ではないが、以前はどんな時に
でも入ってくるので、迂闊にできなかった。夜中の一時だろうが二時だろうが
入ってくるし、朝も昼も入ってきたりする。

そのため便所でする事が多かったんですよ。便所なら鍵かければ入って来れず
またちょっと長くいても、腹痛かったとか便秘気味だとか言い訳すればいいと
思っていた。まぁ、家人にバレていただろうが、その場を見られるよりは遥かに
マシなので、しょっちゅう便所で発散してた。

そのため、一人エッチをしてる時によく便所で芳香剤の匂いを嗅いでいたので
今でも芳香剤の匂いを嗅ぐと、ちょっと悶々とする。匂いの記憶とは生涯残る
ものなので、俺は今後もトイレの芳香剤を嗅ぐと悶々とするのかなぁ。

そうでなくとも悶々としてるがね。


 11月5日
起きたら眩しいほどの秋晴れでした。沈みがちな我が心とは違って、もうすぐ
到来する冬将軍にどんと来いと主張しているかのような青空。あぁ、こんな日は
家にいて沈むより、どっか出かけた方がいいのかもしれないな。そう思い立ち
俺は家人と共に、紅葉を見にドライブに出かけたんですよ。

まず向かった先は、百合が原公園

まぁ大きな公園だから紅葉もきっと綺麗だろう。さすがにユリは枯れていると
思うけど、落ち葉を踏みながらの散策もいいものかもしれない。おまけに俺は
そこに行った事無かったしね。そんなわけで車でGO!

ほどなくして、到着。駐車場にはそこそこ車があり、にぎわっているのかなと
思ったら、あら人がすんごくまばら。まぁ、結構広い公園だから人が分散して
いるんだろう。とりあえず紅葉、紅葉っと……。

ほとんど散っていて、綺麗じゃない……。

まばらに黄色とか赤があるのだが、ほとんど散ってしまっており、何とも寂しい
風景である。このまま帰るのも何なので、中央付近にある温室の植物館に我々
入る。百三十円支払い、中に入るのだが、うむこれは綺麗だ。ほとんどの花の
名前はわからないが、名前なんてわからなくてもいい。見た事も無い花に触れ
新しい発見をするのは、結構よい感覚であった。

しかし、いまいち紅葉を堪能できなかった我々はこのまま帰るのもなんなので
別の場所に行ってみようと。しかし、どこへ行けば紅葉が堪能できるだろう?
いやむしろ、紅葉はもういいか……。

そうだ、モエレ沼公園に行ってみよう。

そこにはイサムノグチの彫刻があったりするらしく、楽しめるだろう。美術品
だとか彫刻だとかを見るのは、すごく好きなのだ。そんなわけで道に迷いつつ
モエレ沼公園に向かっていたのだが……。

(;゚Д゚) な、なんで雨降ってるの?!

運転して右側は眩しい程の秋晴れ、けれど左側は雨雲。そのため雨がすごくて
これじゃあ公園に行って散歩なんてできないなぁと思ったが、もうすぐなので
車を走らせる俺。すると渚が外を見て、驚いた。

「うわぁ、綺麗な虹。久しぶりに綺麗な虹を見ました〜」

運転中、チラッとそっちを見てみるとおぉ確かに綺麗な虹だ。思えば最近虹や
星などしっかり見た事があっただろうか。昔はそれなりに注目していたけれど
大人になるにつれて、そうしたものを見なくなってしまっていた。虹の根元は
霧雨。そんな知識がロマンを奪っていたのかもしれない。

「あっ、すごい!虹が二重にできてる!!」

二重?何を言ってるんだ?またふと見れば、うおぉ本当に虹が二重になってる
じゃないか。虹の横にまた虹が出来ており、それが大きな虹と小さな虹になって
おり、すごく幻想的な風景。うほー、珍しい事もあるもんだなぁ。

結局モエレ沼公園は雨のため散策中止。そこからさとらんどに向かったのだが
冬季営業に移行したからなのか、ガラガラ。散策もせず、随分寂しい場所なの
だなぁと思い知る。うーん、にぎわってたらどんな感じなんだろう。

結局もう冬将軍の到来が近いからなのか、大きな公園を巡ってみたものの寂しい
感じの場所ばかりであったが、気分転換のドライブとしては充分だった。今度
初夏にでも来れば、もっと違った印象を受けるかもしれない。

たまにはドライブもいいもんだな。


 11月4日
昨日更新が無かったのは飲みに行ってたからです、申し訳ない。いや、最近は
さしたる金も無いのに飲みすぎだと自分でも自覚しているんですけど、昨日の
飲み会はちょっと気になった事があったんですよ。

というのも、昨日の夕方。ぼんやりとチャットしていたら、後輩がふとこんな
事を言い出してきたんですよ。

「桐生さん、いつも行ってる飲み屋、カニ食い放題があるんですよ」

近所にチェーン店の安居酒屋があるんですよね。そこで、飲み放題をつけたら
カニがタダで食い放題らしい。バカな、飲み放題って二時間で一人千二百円で
済むんだぜ、それでカニ食い放題だと?!……大丈夫か、そのカニ?

ともかく、そう高い店ではないので行ってみたんですよ、男三人で。カニだけ
じゃ物足りないので、料理数品も注文。そして酒飲んで雑談してると……えぇ
きましたよ、カニが。皿に盛られたカニ、一応手足や胴体は切られてて、雑で
あるが手足にも切り込みが入っているので、すぐ食える状態である。

細いながらも、思っていたよりは普通であった。味はちょっと薄かったけれど
まぁほぼタダみたいなカニだし、こんなもんだろう。ただ、人はカニに弱いのか
少し時間が経てば店は満席、当然カニが来るのも遅くなる。結局、二時間いて
カニは三匹食えた我々でした。

ただね、食っておいて何だが、カニってそんなに好きじゃないのよ。

いや、カニの味は好きですよ。ただね、基本的に食うのが面倒だとか、手とか
汚れる食い物が嫌いなんですよ。前者は何でメシ食うのに殻剥いたりして手間
かけないとならんのだ、食事は気楽に食いたいんですよ。それなのに手を痛め
細かい殻を取って薄皮剥いて……うがー!!苛々するぜ。同様に、魚もあまり
好きじゃなかったりする。小骨多い魚とか、本当に苛々する。

後者はやはり、みっともないからだ。手や口をベタベタにして食べるってのは
非常に汚く見える。シーフードスパゲティとかに入ってる、殻つきの海老って
どうやって食うんだ?あれって手で剥くのか?スパゲティ食ってて、素手って
のは違うだろう。また、でかいハンバーガーもそうで、潰さないと口の周りが
ベタベタして汚いし、潰したら後ろからボタボタ落ちてきて汚い。みっともない
よねぇ、あぁいうの。何をかっこつけてるんだって言われそうだが、いい年を
した大人が汚しながら食べてるのを見るのは、よくない。

好きなものは、食いやすいものである。

中でも冷奴とか大好きなんですよ。豆腐はさして噛まなくても食えるし、また
味付けのバリエーションも豊富じゃない。当たり前だが箸で食うし、一口大に
箸で切れるので汚れずに食える。おまけに美味い。

でもピザは大好きなんだよねぇ。


 11月2日
先日、我がサイトも四年半かかって八万ヒットを記録いたしました。そうして
三万だか四万ヒットくらいから一万刻みでやっているエロゲーレビュー。この
レビューは独断と偏見で書いているのですが、結構我ながら書いたなぁと思って
いたんですよ。一体どれくらい書いただろうか。

その数、実に65!!(未攻略が6つ)

うおぉ、多いなぁ、ちょっとしたレビューサイトみたいじゃないか。まぁ、けれど
数が多いだけでそこまで詳細な攻略情報なんかを書いていないし、どのキャラが
どうだとかもあまり書いていないので、参考具合としては物足りないかもしれ
ないけど、結構書いたものだ。

ちなみに小説の数が22です。

まぁ、レビューに比べれば少ないけど、これは長編も含んでいるので、実際の
分量とすれば小説の方がずっと多い。とまぁ、数だけみれば我がサイトも結構
成長したもんである。当初はここまでコンテンツが増えると思っていなかった
けど、積み重ねだなぁ。

ちなみに管理人はと言えば、この四年半の中で変わったのは体型くらいかな。
相変わらず彼女なんてものは遠いお星様の物語ですし、人に自慢できるような
事もしていない。でも、そう思っているだけで結構色々してるんですよねぇ。
免許取ったり、角川の野生時代に名前載ったりなんだりと。

……うん、今日ですか?

今日はジムですよ、ジム。やはりね、モテない今だからこそ少しでもいい体型に
なっておかないとね。二十歳前くらいまではみんなそれなりの体型だが、それ
以降は意識的に何かしてないとたるんでくる。そこで体型維持できていたなら
それだけですごく見えるじゃないか!

また泡姫にすごいと言われるためにッ!


 11月1日
十二世紀から十六世紀にかけて、メキシコ中央高原に強大で勇猛な王国が存在
していました。その名を太陽の民アステカ。彼らは石仮面の力によって繁栄を
手にしたが、忽然と姿を消してしまった。時は流れて、十九世紀のイギリス。
とある田舎町にて二人の若者が争ったが、その中心にも石仮面が存在してた。
そして現代、その石仮面の伝説は一つのゲームとなった。

ジョジョの奇妙な冒険〜ファントムブラッド〜

先日購入して以来、かなりはまってやっているんですよ。もうね、本当に熱い
ゲームですよ、これ。原作の台詞をほぼ一字一句再現しており、本当に微妙な
シーンですら再現されている。うおぉ、すげぇこだわりだぜ!

ただ、ゲーム性はひどいもんですよ……。

はっきり言えば、初期プレステみたいな感じのゲームの出来である。お世辞にも
良い出来とは言えないポリゴンキャラがもっさり動いているのは、ジョジョの
ゲームでなければ買わなかった確信がある。また戦闘も難易度変更モードって
ものが無く、自力で何とかするしかない。

全体的に不親切なんですよね、このゲーム。

例えば波紋を使わないスピードワゴンがゾンビ警官を倒す時に、幾ら殴っても
死なない。あれは頭部にダメージを与える殴り方をするか、浮かせてダメージを
連続で与えないと死んでくれないのだが、その説明が無い。こういった場面が
幾つかあるんだよなぁ。

あと、納得いかなかったのがこのゲーム、迂闊に敵の中に飛び込んで殴れない
ようになっているんですよ。と言うのも、殴っている最中に横から簡単に敵に
殴られるので、基本戦術は逃げ回ってチャージ攻撃をためて、振り向きざまに
ドカーン。また逃げてパワーためて……。

うおぁ〜、ジョナサンらしくねぇ!ジョセフかよ!!

戦闘時間の大半が逃げ回る姿なんですよ。正面切って戦うと、すぐボコボコに
されるわ、最悪ハメられて逃げられなくなる。またはガードをがっちり固めて
相手の攻撃の隙に反撃なんですよ。なんかいまいちダイナミックじゃないよ!
そんなわけで、戦闘はジョジョっぽくない。

でも、ジョジョへのこだわりはかなり見える。隠しキャラでスピードワゴンや
ダイアーを使えるのはおろか、警官ゾンビや原作で数コマしか出てこないような
ゾンビすら操る事ができる。すげぇ無駄なとこに力が入ってる!!

そんなわけでファンじゃないと、買うのはオススメしない。ただ、ものすごく
良い意味でバカバカしい。そこのジョジョラーはすぐ買うべきだ!!

波紋の鼓動を感じるんだッ!