狂人日記

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 10月15日
雨の中、俺はカッパ頭の男が運転するタクシーに乗って、とある村に向かって
いた。カッパ頭が話し好きなのか、それともこの雨の音に耐えられなくなった
のか、俺の事を根掘り葉掘り聞いてきた。俺もこの沈黙と車体を打つ雨の音に
嫌気がさし、ポツリポツリと話し始めた。

俺の名前は桐生涼、平凡な男である。何て事の無い人生を歩んできたつもりで
あったのだが、二週間前に届いた一通の手紙によって、俺の運命は大きく変化
したのだ。手紙にはこう書かれてあった。

「貴方の生い立ちについて、重大な情報が私の村にあります。使いの者を後日
手配しますので、二週間後、T駅南口にてお待ち下さい。貴方はそこで暮らして
もらいますので、身辺整理などはお早めに」

俺がこれから向かうのは「やつはかむら」。漢字では八つ墓村と書くらしいが
そんな事はどうでもいい。どうせ何かいわくあるんだ、知って得するものでは
ないだろう。俺はそれきり話すのが面倒になり、眠りに落ちた。

カッパ頭に起こされると、そこは八つ墓村の役場前だった。運転手は運賃として
法外な値段を請求してきたが、今後はこの村の仲間だということで割引をして
もらった。それでも、俺の有り金はゼロだ。この先、どうなるんだろう。

役場にて受付を済ませると、口のとがった女が村の地図をくれた。そして俺に
早く自分の家に行きなさいと急かす。そんなに俺の顔を見たくないのだろうか。
何だかイヤな気分のまま、印のある場所に向かった。

おぉ、結構いい家じゃないか。

これがこれからの我が家を見た第一印象であった。青い屋根、白い壁、さくも
あるしポストもある。少し小さいが、なぁに前に済んでいたアパートより上等
だろう。……それも、玄関のドアをくぐるまでだった。

家の中は絶望的だった。採光の悪い窓、段ボール箱の上に置かれたロウソクが
夜の明かり。そして前時代的なラジカセ。二階には電話と簡素なベッド。うぅ
ここに来る前はパソコンがあってネットができたり、テレビを見てくだらない
番組に笑ったりできたのに……。

暗澹たる気持ちで家から出ると、でっぷりした腹で目にクマのある中年男が俺に
近付いてきた。こいつが俺をこの八つ墓村に呼んだたぬきちとの事。たぬきちは
俺にこの家の住み心地を聞いてきたが、快適なわけがない。そう言うと不適な
笑いを浮かべ、たぬきちは俺に顔を近付けてきた。

「家の代金、払ってもらいましょうか」

……な、なんだと?!

提示された金額はとても払えるものではない、いや無一文だから当然だ。俺の
動揺を察したのか、たぬきちはまたもニヤリと下卑た笑いを浮かべた。

「じゃあ、うちの店で働きなよ。がんばったら、お給金出すよ」

そこで俺は気付いたのだ。俺は誰かに売られたんだと。俺に恨みを持つ誰かが
たぬきちに俺を売り、たぬきちは俺にあんなボロ屋を売りつけた。脱出しようと
考えたが、村には門番がおり、村の人間はみな、たぬきちの息がかかっている。
それに徒歩で戻るだなんて絶望的だ。……生きるしかない。

〜〜〜〜〜〜以下、要約〜〜〜〜〜〜

いやぁ、今日どうぶつの森を買ってきたんですよ。さっそくプレイしたのだが
カッパがピコピコ喋りながら、俺の名前や村の名前を登録させる。村に着けば
我が家が紹介され、家から出ればたぬきちと遭遇。愛らしいキャラだ。今後は
彼が仕事を紹介しながら、村のルールを教えてくれるらしい。まったりライフ
である。おまけにリアルタイムで日が昇ったり沈んだり。たーのしー。

八つ墓村での殺伐ライフ。


 10月14日
今年最大の失敗をやらかしました。えぇ、昨日の飲み会でのお話です。

昨日、夕方頃に飲み会のお誘いが入ったんですよ。なんでもけこさんがちょい
疲れたから、近所で酒が飲みたいとね。酒好きだから別に飲み会はいいのだが
開始時間がその日の午後十時からってのにひっかかった。遅いなぁ。

とりあえず、参加する事にしたのだが、問題は足である。近所とはいえ、徒歩で
行き来するのは辛い。酒飲んでそんなに歩きたくないし、何よりもう北海道は
寒い。家人に送ってはもらえるだろうが、帰りが厳しい。なんたって、十時に
始まるのだから終わるのは日をまたぐ可能性が高い。

そんなわけでタクシーで帰る事に決めたんですよ。

夜の九時半頃、集合場所に向かった。十時前に開催できる事になったのでちと
嬉しい。全部で四人、男だらけのムサい飲み会。しかし盛り上がる。バカバカ
しい事を話すのなら、男同士の方がいい。女と飲むと心が潤うのだが、どうも
気疲れしてしまうのも事実。

一時間くらい飲んでいたら、けこさんがそろそろ帰らなければいけないと言い
出したので、解散という流れになった。残ったメンバーでカラオケでもやろう
かと案が出たのだが、まぁ今日はいいやとなって、帰る事になった。

帰って飲み直そうと思い、タクシーを拾ったんですよ。自宅への道程を教えて
深々と座席に座った時、ふとある事実に気付いた。

あれ、今十一時じゃないか。

十一時なら家人だって起きているだろう、いや現にいつも起きている。ならば
タクシーに乗って帰ったら金の無駄になってしまう。自宅へ向かうために走り
始めたタクシー。これはいかん、早く降りないと!咄嗟に忘れ物をしたような
演技を始める俺。コートをパタパタ叩いて、不安そうな顔をする。

僕は人の優しさに触れたかったのです。
おじさんの優しさに触れたかったのです。
期待していたのです。

「え、降りるんですか?590円かかりますよ」

……。

…………。

………………30mしか進んでないのに?

交差点渡ったところで、タクシーを止めたのだ。金かからないだろうと、いや
優しさに甘えようとしてたのだ。でも現実は非情。このまま乗っても金かかる
590円で済むならいいじゃないか。咄嗟に計算して、慌ててタクシーを降りた
俺。物陰に隠れ、タクシーが去るのを見届けると、家人に電話をした。

幾らかして、家人が来てくれた。車に乗り込んで、事の事情を説明する俺。いや
金かかったのはもちろんもったいないよ、だがそれ以上に己の不注意と言うか
判断力の無さに悔しい思いがドッカーン。

「いやね、私も熟睡してたよ。タクシーで帰るって言うから、いつもより早く
寝てたのよ。そしたらアンタからの電話でしょ、ビックリしたわよ」

……え?

_| ̄|○ 間の悪い男だ、俺も。


 10月13日
魔法数というのをご存知でしょうか。まぁ、簡単に説明しますと、原子核とは
陽子と中性子から構成されており、陽子数と中性子数がある一定数になった時
原子核が特に安定するのです。この数を魔法数といい、2・8・20・28・50
82・126が知られております。この数字は陽子中性子ともに同じです。

しかし、この魔法数が変化するらしいというのが最近になってわかったのです。
中性子の数が極端に多い原子核の場合、魔法数が変化する仕組みがある事を
東京大大学院の教授がつきとめたらしいのです。以下その考察を俺なりに。

プルルルル、プルルルル……おっと、電話だ。

「なー、これから飲みに行くぞ」

うん、考察中止。飲んでくらぁ(笑


 10月12日
ブゥ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン

ブゥ〜〜〜〜〜ン

ブゥン……。

今だぁ!!

うーむ、今年はこの時期になって虫の家宅侵入が多い。特にカメムシ。ヤツら
何故だか知らないが今年は異様に目にする機会が多くて、家の中でもブンブン
飛び回っていやがる。そのため、ティッシュでキャッチして潰してポイ。

どんな虫でもそうだが、家の中に侵入されると途端に嫌悪感爆発してしまう。
今の時期ならトンボとか風流なもんですが、家の中にこられたらお邪魔虫だ。
そうでなくともセックスしながら俺に見せ付けるようにフワフワ飛び回る虫に
苛立ちも起こるってもんよ。水かけるぞコラー!

廊下で見かけても嫌なのに、寝室にまで入られるとマジで嫌である。寝ていて
顔を歩き回られるだろうし、下手すりゃ口の中に入るかもしれない。どこかの
ニュースで見たけど、人は平均クモ二匹くらいは生涯、知らない間に食べると
あった。寝てる時に口に進入するらしい。まぁ、家にいても虫は来る事だって
あるし、キャンプなどに行けば確率も上がるだろう。

そんな事が無いよう、侵入した虫は極力排除したい。

いやね、こうして日記書いている時に発見できればいいわけですよ。こっちも
気付いて排除できるからね。また、グッスリ熟睡してる時に顔周辺にいたって
かまわない。気付かなければいないも同然。まぁ、口の中侵入は論外だが。

困るのは二つ。眠りが浅い時と一人エッチをしてる時だ!

前者は言わずもがな、寝ようとしてる時にブンブン飛んでいたり、妙な感触が
あるともー嫌なんてもんじゃない。眠気も吹っ飛び、不快感爆発。おまけに枕に
侵入された事実が一層腹立たしい。だってねぇ、顔をつけるとこにどこにいた
のか不明な虫がいたんですよ。許せない。きったねぇなぁ、もう!

後者は本当に無防備極まりない状態で快楽に集中したい時に邪魔されたら、もう
ピンチ。逃げようにも無様な格好だし、戦おうにも中途半端に悶々した状態に
なってるので困る。威嚇しておっぱらいつつ、俺のムスコに来るんじゃないぞと
祈るのは、なんたる屈辱。こんなに体格差があるのに、こうもちっちゃい戦略
しか取れないだなんて悔しい……ビクビク……。

どうせなら美女に夜這いされたい。


 10月11日
バトンってものがあります。まぁブログやミクシーなんかじゃおなじみな物と
思いますが、こうしたサイトでやるのはなかなか無いんじゃないんだろうか。
しかしまぁ、回ってきた元がお世話になってる
ましま先輩からなので、ちょい
やってみましょうかね。……ネタが無いわけじゃないよ!

■■■[指定型バトン]のルール■■■
◆廻してくれた人から貰った『指定』を【】の中に入れて答える事。
◆また、廻す時、その人に指定する事。

桐生のお題は【女性】である。簡単なようで高度な回答が求められている気が
するぜ。

◆直感的【女性】

都市伝説。え、だって触れられないし、触れるにしたら金払わないとならんし
話しかけられたらすげぇ気の利いた事言わないと見捨てられるし、話しかけたら
あぁうんとか言ってそっぽ向きやがるし、エロい事に興味あるくせにちょっと
エロ話振ったら汚物を見るような目で見やがるし……あれだ、ガラス越しな存在
なんだよ。とりあえずカップルは腹壊せ!

◆好きな【女性】

俺のことを好きな女は無条件で好きだ。あと、清楚なんだけどエロくて、俺が
求めるがままのプレイにしっかり応えて、炊事洗濯掃除など家事ができていて
俺の書いた小説を読んでくれ、あまつさえ意見感想くれて、プロポーションも
バッチリ、甘えてきたり、甘えさせたり、付かず離れず気持ちのわかる女って
なんてエロゲーの女だろう。そういうの探してます、一報下さい。

◆こんな【女性】は嫌だ!!

いっつまでもフラグが立たない女性。攻略ルート外の女性。ロリ属性無いのに
フラグミスってやたらギャーギャー迫る女、やたらおねーさんぶって説教とか
リードとかしまくる女、あまりにも運動能力低い女、あまりにも言語能力の低い
女、バグってる女、否定する女、俺のこと嫌いな女、もうありすぎて答えるの
多いんで、最後にまとめ。愛想の無い、俺に気の無い女はきらーい!

◆この世に【女性】がなかったら

そりゃもちろんこういうものや、こういうものに走るだろう。キモイだって?
いねーんだもん、しかたなかろう。ホモれと言うのか?!

◆次に回す、10人(『指定』付きで)
そんなに回すの面倒だし、やる人もいないだろうけど、一応お題だけは置いて
置こうかな。

【水田恐竜】
【五島勉】

さて、これでバトン終わり。次いで、今日はちょっとだけ宣言を。いや宣言と
いうほど大したものじゃないんですけど、本日はちょっと酒を控えようかなぁ
なんてね。と言うのも、ここ連日飲みすぎて体が疲れている。そのため運動を
してもフラフラしがちなんですよ。

おまけに酒を飲んだら筋肉にも悪い。それは前々から承知していたのだけれど
最近ジムもサボり気味だったから筋力もやや落ちてきてね。腹もややプヨプヨ
してきたから、今日くらいは控えようかなと。

……なんてのは建前。

いやね、ジム行く前にエロDVDショップに行って、二本仕入れてきたんです。
えぇ、あまり飲んだらムスコもおねむになっちゃう。そのため、今日はちょい
酒を控えてそれを楽しもうとね。イィヤッホォ〜〜〜ウ!!

しょ、小説はちゃんと書いてますよ。


 10月10日
二日間も日記を休んでいて申し訳ない、えぇ飲んできたからです。と言うのも
母校、大学の学校祭がありまして、連日OBとして遊びに行ってたんですよ。
行っては酒飲んで、在部員とOBOGとの友好を深め、いい二日間でした。

その二日間とも学校で酒飲んで、その後に飲み会行っては帰宅後にまた泥酔を
するまで飲んで、もうベロベロさ。その飲み会も日曜日がOBが大半を占める
「滅び行く恐竜の会」での飲み会。

そして昨日月曜日は現役生の打ち上げに、滅び行く恐竜の会メンバーも加えて
もらい、大人数での飲み会。やはり大人数だとテンションも上がるのか、みな
バカ騒ぎ。いやぁ、久々に面白かった。

そして本日、奇跡的に二日酔いしてなかった。

いやぁ、ビールばっかり飲んでいたからか二日酔いあまりしてなかったんです
よね。帰宅して日本酒ガブ飲みして、半分記憶無いままに寝ても大丈夫。おぉ
がんばったな我が肝臓。

今日は快晴、抜けるような秋晴れである。なんとなくこんな日は以前からあった
仕事をこなしたい気分であった。それは伐採。

いやぁ、何だか墓地にある木が幾つか邪魔らしいので、切ってくれないかって
頼まれていたんですよ。ただ先日結婚式あったり何だりして、なかなかそんな
時間が無かった。墓地は家からそう遠くないのでいつでもできるが、そろそろ
やっておかないと、いつ雪が降るかわからん。なので本日やろうと。

昼過ぎに墓地に到着。さすがにお盆などとっくに過ぎているので誰もいない。
ノコギリやナタなどを持って、指定された木を全力で切る。それはもう本気の
全力で、無呼吸運動。すぐに切れるが、こっちもフラフラ。一本だけじゃなく
何本もあったため、後半は目の前フラフラ、動悸もすごい事に。

_| ̄|○ あぁ、やっぱり体内にアルコール残ってたのね。

いやぁ、伐採作業無かったらジム行こうと思っていたのだが、行かなくて正解
だった。走ったらベロベロ、ダンベル持ったら落としていたかもしれん。あぁ
もう無理はできないんだなぁ。

でももう少しムスコは無理させたい。


 10月7日
大雨である。昨日、首都圏の友人が雨すごくて傘壊れて大変だったとあったが
北海道に来る頃には弱まっているか消滅してるだろうと思っていたんですけど
大雨なんですよ。くそぅ、ずっと停滞しやがって。

ちょっと前の雨と違って、既に秋雨である。冷たい雨。濡れれば風邪をひいて
しまうくらいである。そのため、うっかりびしょ濡れになんてなれない時期な
ため、防水に気を使ってる人も多いんじゃないでしょうか。

俺なんか普段、外に出ないのでそんなに気を使う事も無いですし、出たとしても
車がもっぱら。傘をさして出歩くなんて、マジで年に数回あるかないか程度で
ある。なので、たまに傘をさして歩くと横からの雨に濡れてしんみり。

さすがに雨ガッパを着て歩く人は少なくなったんじゃないかな。子供でもあまり
見ないし、大人ならばなおさらである。絶滅していく雨ガッパ。だがこのまま
消すには忍びない。

そこで俺がもう一度、雨ガッパに焦点を当ててみようと思う。

雨ガッパの利点と言えば、やはり完全防水であろう。頭からすっぽりと覆うため
そうそう濡れる事は無い。それに雨ガッパをかぶる時は大抵長靴をはいている
だろうから、上も下も死角無し。

それに黄色とかカラフルなやつは目立ちやすい。どうしても雨が降っていると
車からの視界が悪くなり、普段より見えにくい。幾ら注意をしていても、人が
背景と同化したりしていると、危ない。だが雨ガッパが目立てばそういう事も
無く、事故防止にもつながる。

でもね、やっぱりダサいとか子供っぽいイメージがあるために、小学生高学年
にもなってくれば、恥ずかしくなって着なくなるだろう。そこで大人用のやつ
作って、流行らせたらどうだろうか。

一流のモデルや人気芸能人あたりが雨ガッパを着たり、宣伝したりすればすぐ
若い女の人にも流行るだろう。そうなればすぐである。雨ガッパメーカーが全力
出せば、来年には雨ガッパ着てる人達が溢れるであろう。

カッパも色んなデザインがあればいいのだ。シースルーや単色はもちろんの事
様々なファッション性溢れるデザインにだってできるはず。カジュアルだとか
フォーマルだとかで分けられる事も可能だろう。

そこから、浸透してからが本題である!

世の中には痴女と呼ばれる人々がいる。そりゃそうだ、女にだって性欲はある
だろうから。そういう人達が雨ガッパの下、全裸で歩く可能性だって出るわけ
ですよ。夏にコート着ていたらいかにも怪しいし、冬にコートの下が全裸だと
寒くてかなわない。そこで雨ガッパですよ!

実際そんな人に遭遇する確率なんて宝くじの高額当選するようなものだろうが
もしかしているかもしれないと夢を抱ける。夏や少し涼しい時期に雨ガッパを
きて歩いてる人がいれば、その下が全裸じゃないかとドキドキできる。うおぉ
雨ガッパ流行らそうよ!

濡れてるのは雨粒のせいかなぁ?


 10月6日
出かけて、帰り間際にとある物を買わないといけなくなったのに、店のそばに
来たところで急激に腹痛に襲われ、悩む俺。店についたら五分か十分はかかる。
しかしその五分かそこらで車だから帰宅できる。うおぉ、明らかに下痢気味な
腹具合。そんなにすごい選択ってわけじゃないけれど、切羽詰っている事には
変わりない。店で派手な音立てるなんてイヤじゃあ〜。

えぇ、ギリギリまで悩んだ挙句に帰りましたよ。しかし、こういう腹痛絡みの
悩みってほんと焦るよね。いい年してもらせないし、またちょっとでも出たら
匂いとかごまかせない。って、何を俺は熱く語ってるんだ?!

さて、今日も魔王と踊れ!のプレイ日記です。

〜第九章〜

ビナーが気付いたのは教団の地下室っぽい場所。我らの魔王様は下着姿で幽閉
されています。力も吸われてしまい、貧弱ボーヤ。しかし魔王の記憶が戻った
ビナーは傲岸不遜、余裕たっぷりで構えております。そこに現れたのは黒幕の
聖母ソフィア。彼女はビナーの奥に眠る記憶を宝珠で呼び覚ます。

ソフィアやビナーは神が産んだ強力な存在、彼らは二十二人いて、互いを殺せば
その力を吸収して、より大きな存在となる。寿命の無い彼らは長い年月を放浪
しては同属殺しをしてパワーアップしていく。そんなソフィアの前に現れたのは
アツィルト。圧倒的な力でソフィアをねじ伏せ、説得。二人は結婚。

迷宮の森の奥に住居を構え、人間を二人さらってきて手なずける。そんな中で
ソフィアはアツィルトの子供を欲しくなるけど、彼らは子を産めない。考えた
挙句、アツィルトは人間二人がエッチした時に自分達のパワーを宿し、それで
子供を誕生させる。ともかく誕生する事に成功したのだが、人間がそれに気付き
息子ホルスを殺す。怒り狂ったソフィアが人間を絶頂まで繁栄させてから滅ぼす
大救済計画……今回の人間総白痴化を決めるのです。

……それって別に、人間は滅びるけど、それまでに死んだ人には幸せな日々を
送ったんだし……怒ってる割には優しいな。まぁ、ともかくそんな事があって
袂を分かち合った二人だが、千年前にまた出会う。アツィルトはその時にもう
ソフィアに力を渡そうと無抵抗だったのだが、ウィッカが勘違いして助けようと
アツィルトをバラバラにする。そして千年後の今へ。

などと、色々話したがどうにもならない我らが魔王。しかし牢の外では記憶を
取り戻したフィリア、魔王の力を取り戻す方法を知ったウィッカがヌルと対峙
する。ヌルはビナーが持ってた宝珠はもういらんからと返してくれる。そして
ヌルの正体はフィリアの母親だったと判明。もう怒涛の展開。俺はポカーン。
なんかもう、なぁ……。

ヌルが襲い掛かってくるのをフィリアが食い止める中、ウィッカと救出された
ビナーが逃げ出す。そしてビナーやソフィア達が誕生した地、氷の大地に行く。
魔王ビナーは力を吸い取られてるため、戦闘では役立たず。しかし主力である
ウィッカが魔法連発、相手のダメージゼロなのでかまわず進む。ボスを倒して
力を取り戻したとこに、ヌルとフィリア登場。操られてるフィリアをサクッと
治して、ヌルをたこ殴り。そして死ぬヌル、泣くフィリア。さしたる感動無く
一行は最終決戦へと向かうのであった。

〜第十章〜

最終決戦は教団の総本山。敵はウィッカの範囲魔法一発で死なないくらいHP
あるけれど、攻撃が相変わらず弱い。ダメージゼロでサクサク進む。途中にて
それまでのボスが出てくるけど、サクッと倒す。そしてラスボス戦へ。

ソフィアの側にはずらりと敵が並んでいるのだけど、ビナーとフィリアの協力
魔法で殲滅。むしろ、ソフィアが近付く前に倒してしまった。えー、ソフィア
って魔を司る存在なのに、魔法で攻撃しないのかよ。

〜フィリアエンド〜

ソフィアを倒した一行、そしてウィッカは魔王の力を完全に覚醒させるために
最後の鍵を開ける。しかしそれはウィッカの存在を消し去ってしまう究極魔法。
さよならウィッカ。ビナーはフィリアに一緒についてこいと誘うが、フィリアは
この世の中を救済するためにと袂を分かつ。そして数年後、一応治安も安定し
今日はフィリアの結婚式。お相手はバカ王子。さぁ、結婚だってとこで……。

そう、我らが魔王様登場。もう人のためじゃなく身勝手に生きろとフィリアに
言い、フィリアも了承。ビナーはフィリアを連れて、フィリアの父を捜し出す
旅へと出るのだった……。

〜ソフィアエンド〜

ソフィアを倒して、その力を吸収したビナー。しかし合わさった力があまりに
大きく、このままでは全世界崩壊してしまう。フィリアとウィッカを逃がして
ビナーは全ての真実を話す。

殺された二人の息子、ホルス。しかし直前にアツィルトがホルスの力を各地に
分散させていた。そのため、ソフィアが抱いていたのは抜け殻で、魂はその時
妊娠してた人間の人々に散りばめられた。だからアツィルトは人間を憎む事が
できなかった。真実を伝えたビナーはその膨大な力を受け止めて消えていく。

とまぁ、こんなわけでクリアしたんですが、さすがに二週目をやる気が起きず
もういいや。まず話が中途半端に寒いし、下手なラノベっぽい。システム周り
なんかはがんばっているのだが、いかんせん戦闘バランス悪い。

三日間読んでくれてありがとうね。


 10月5日
ちょっと体調が良くなったので、久々にジムへ行ってきたんですよ。一週間は
行ってなかったかも、色々用事もあったしね。まぁ、無茶はしないでおこうと
とりあえず走るのメインで四十分くらい走ったのだが……体力が低下している
からか、やたらと時が経つのが遅い気がした。それでも何とか走り終わった後
シャツを取り替えようと歩き出したとこで体に異変が。

足元がおぼつかない、床が波打ってるかのようだ!

貧血なのかわからないが床がグネグネと波打ってるみたいで、地に足がついて
いないかのようだった。幸いすぐに収まったのだが、これはまだ完全に治って
いないんだと気付き、ちょこっとだけ筋トレして帰る。あぁ、また太ってきた
から運動したいのだが……なんとかならんかなぁ。

さて、今日も魔王と踊れ!のプレイ日記です。

〜第七章〜

宿でぼけっとしてると、神殿騎士のヴァユが登場。儀式の塔に行けば手がかり
あるかもしれないぞと言われ、一行は塔に向かう。木賃宿にそんな偉い人が来る
なんてねぇ。何だか曰くありげなキャラとバレバレモードとなる。

遥か昔に建てられた塔にはゴーレムがおり、ヴァユの協力もあって撃破。んで
この塔はパーティーを二手に分けなければならないらしく、フィリアかウィッカ
どちらかと組んで進む事になる。当然ウィッカである。理由は簡単、範囲魔法
強すぎだからである。フィリアのが可愛さで言えば好みだが、戦闘ではあまり
役に立たないのよねぇ……。

ここで気付いた事実。アクセサリのシールドVを装備すると、敵からのダメージ
ゼロである。たまにクリティカルで30くらい食らうのだが、食らっても回復
アイテムはどんどん取れるし、範囲魔法で近付く前に殺せるので問題無いぜ。
ずんずんと昇っていくと、別ルートとなってたフィリアと合流。ヴァユは途中
はぐれちゃったらしい。役に立たんやつだ。ボスはサクッと撃破。協力魔法が
結構強くてね、それでかなり有利にボス戦を運べるのよ。

協力魔法ってのはフィリアかウィッカとフラグを立てた後、スキルポイントを
振れば覚えられる。結構MP使うのだけど、その場にいる敵全部にダメージを
与えるため、敵が近付く前に連発すればあっと言う間に勝てる。

〜第八章〜

宝珠が光り、迷宮に行って眷族を倒し、ビナーが苦しんで、フィリアとエッチ
して、翌朝ラブラブ。こんな展開がずーっと続いており、飽きてくる。八章に
なっても同じで、起きたらフィリアといちゃいちゃ。そんな甘い時間を過ごして
いると、ウィッカさんが入ってくる。町の様子がおかしいらしい。

外に出ると、みんなボケた感じになっていた。でも幸せそう。それは人間族に
限った事で、他の種族は平気である。ビナーは半分魔王みたいなもんだけれど
フィリアは……?まぁ、ご都合主義って事で。ともかく教団総本山に行ったら
また迷宮の森に行けと言われる。宝珠様々である。

迷宮の森にはまだ謎があった。裏世界樹の中に異世界へ通じる道があったので
中に入る一行とヴァユ。ヴァユはさっさと奥へ行ってしまう。とりあえず奥へ
向かうけど、敵が弱い。こっちがどんどん強くなってるのに、敵の強さってば
六章くらいから変わっていないんじゃないかと思う。森の奥でドラゴンとかが
出てくるが、範囲魔法とビナーの攻撃、フィリアの魔法で簡単撃破。

ボスもサックリ倒すと、とうとう全ての力を取り戻したビナーことアツィルト。
ようやく自分との融合を果たして目覚めると、そこにはボロボロのフィリアと
ウィッカ。仮面の騎士ヌルと戦闘中だった。そして今まで気弱で流されるまま
だったビナーが流れるような推理を始める。そう、仮面の騎士ヌルはヴァユで
あったのだ。……まぁ、何となく気付くよな。

魔王の力を取り戻したはいいが、ヴァユが持ってる宝珠にパワーを吸い取られる
ビナー。弱っている最中にフィリアが飛び出して、ヴァユから宝珠を奪おうと
するが弾き飛ばされ、そのショックで幼児退行。えぇ〜。そして子守唄を歌う
フィリア、それを聞いて何故か苦しむヴァユ。

混乱に乗じてビナーはウィッカを逃がし、ビナーはフィリアと一緒に捕まるの
であった。ウィッカはビナーを助ける事ができるのかってとこで、八章終わり
である。まぁ、あれだ。単調なんだ、ダンジョンも話も。序盤は戦闘に苦戦も
したけど、四章くらいから魔法の強さに気付き、六章くらいから余裕になって
しまった。話も中途半端なコメディだったり、シリアスだったりでいまいち話に
集中できないんだよなぁ。

残りもう少しだぜ!


 10月4日
ジムに行こうと思ったのだが、すげぇ体がダルいので休養しておく。多分先日
親父を病院に連れて行った時、病院で風邪でもうつされたのかもしれないな。
健康な人は病院に行っちゃダメだ。結婚式だの何だので疲れていたから、菌の
進入を許したかもなぁ。

さて、そんなわけで今日も魔王と踊れ!のプレイ日記です。

〜第四章〜

行き先に困った一行が町をブラついてるとフィリアの婚約者だと名乗る変な男が
登場する。いかにもバカ王子な風体のアレックス。作画が適当くさいのは彼が
完全にネタキャラだからだろう。適当にあしらってから、一行はミスティック
ガーデンへと向かう。まぁ、そこはバカ王子の土地なのだが、やっぱりネタを
一頻りやった後でご退場。随分コメディ色濃くなってきたな……。

ようやくこの辺で戦闘の極意を知る。魔法が強い。ウィッカのテジャスという
範囲魔法が強いのよ。大抵の敵はこれで死ぬ。いやぁ、直接攻撃はかわされる
けど、魔法は必中だからねぇ。ただ、MPがきつい。てかこのゲーム、回復剤の
効果が少ない。町で買えるのは10しか回復しないし、ダンジョンで拾うのも
30とかしか回復しない。そのくせHPMPが百とか二百あるので、回復する
のがダルすぎる。敵の攻撃一発で結構削られるしねぇ。

それでも前よりはサクサク進み、ボスと戦う。魔法による能力アップや我々の
攻撃能力の向上により、複数の敵もボスも怖くない。

〜第五章〜

またもピカピカ宝石が光ったので、行動を決める一行。主体性無いな。今回は
迷いの森。こういうRPGではお約束なダンジョンである。中に入るとミーニャ
とか言うネコミミ娘がお母さんを探してとか言って、勝手に道案内してくれる。
楽だ。しかし、結局は色んなとこを回らないと武器防具をパワーアップさせる
アイテムを見付けられないので、無視してフラフラあちこちへ。

この辺から敵が弱く感じてくる。言い忘れたけど、第四章から敵が弓を使って
くるのだが、この弓が痛いのよ。そんなわけで前回は多少苦戦したが、我々も
パワーアップしてる。範囲魔法は強いし、こっちの行動力も上がってるために
オークが弓使ってもサクッと倒せる。てか、第四章と敵の強さがあまり変わって
いないんじゃないか?

ダンジョンは長い、ダレる。おまけに回復剤に困るのよ。既に我々のHPMPは
二百を超えてるのに、10とか30しか回復できない。おまけに使うとイチイチ
行動モーションをするので、連打できない。なので、回復したくない。何とか
ならんのかと思ってたら、ボスに到着。ものすごいアッサリ倒す。範囲魔法は
偉大だ。むしろ、範囲魔法無かったらやってられん。ボスを倒すと母の憑依が
とけて、二匹は獣の姿に戻って森へ帰るのである。優しい魔王様ですな。

〜おまけルート〜

なんかフラグ立っていたらしく、オーラ姫ルートに。夜な夜な顔を隠して淫乱
娼婦となっていた女はこの国の王女だった。何故か毎夜噴水付近に足を向けて
淫らな行為をしてしまう。それを解明するため、一行は噴水の地下にある迷宮
へと入るのだった。

ここではどうやらスキルポイント獲得できないわ、宝箱はショボイわで面倒な
ダンジョンである。ただまぁ、経験値はそこそこいい上に敵が弱いので、楽に
進める。範囲魔法は偉大である。

ボスをサックリと倒すと、王女が淫乱になってた理由を知る。なんでも過去に
大賢者アツィルトが女は地上を、男は地下を治めろと言ったのに地上の国では
男が王に即位したので、それをどうにかするためだったらしい。アツィルトは
魔王であり大賢者だった。まぁ、こういうのは視点によって良いも悪いも変わる
からなぁ。ともかく、地上ではオーラ姫が無事即位して一件落着。

〜第六章〜

今度は海である。バカ王子がフィリアとウィッカを水着にさせて、目の保養を
してからダンジョンへ。もう最初のシリアスな雰囲気はどこへやら、コメディ
みたいになってる。ただ、それも中途半端なコメディで寒い。

ダンジョンを見渡すアイテムが幾つかあるので、今回は楽に進めた。おまけに
ようやくアクセサリに目を向け始める俺。いやね、ここにきてようやく気付いた
真実が、HPあまりいらないのね。歩いたらMP回復するアクセサリとあとは
攻撃力アップだったり防御力アップのをつければ、あらラクチン。範囲魔法の
使い放題行軍ができるので、敵がゴミである。

アクセサリなどのパワーアップには金かかるのだが、このゲームはこれくらい
しか金を使わない上に、一回ダンジョンに入るとクリアするまで出られない。
おまけにダンジョン長いし、敵もたくさんいるから、脱出する頃には結構金が
溜まっている。序盤は色々きつかったけど、中盤過ぎてから楽だ。

師匠の敵であるヌルと戦うけど、ロクにダメージも受けず、多大なダメージを
与えてアッサリ撃破。そのくせ余裕たっぷりで逃げるヌル。敵も強くはなって
いるのだが、いかんせんこっちのパワーアップが激しいぜ。いや、範囲魔法が
強いから敵が弱く感じるのかも。てか、魔法が全般的に強い。直接攻撃が結構
ミスるから、魔法頼りになっちゃうのよね。バランス悪いかも。

ともかく第六章をクリアしたところで、既に物語の流れに飽きてきた。主体性
無く、宝石が光ってから動き出す一行。バカ王子の寒いテンション、フィリアと
ウィッカのでこぼこ漫才、影の薄いビドー。ところどころ意味深なイベントや
会話があるんだけど、中途半端なコメディのが長いから、印象に残りにくい。
あぁ、だからゲームのシナリオって嫌いなんだ。当人やスタッフには面白いの
かもしれないが、傍から見てると寒すぎる。たまにあるんじゃなくて、王子が
登場してから会話パートがほぼコメディ調なので、余計にそう感じる。

ともかく折り返しは過ぎたぜ。


 10月3日
火曜日はラグナのメンテの日なので暇潰しの一つがダメになってしまう。また
ジムにでも行こうかと思ったが、ちょいと最近慌しかったからか、やたら体が
ダルイ。新作に向けて始動し始めたが、まだ曖昧な段階なのでゆっくりやろう
かなぁ〜なんて考えてる。ん〜、なにをしよう。

あぁ、そういや魔王と踊れ!ってゲームを借りてたな。

以前、何か面白いエロゲーないかと後輩から借りたものである。なんでも本格
ファンタジーRPGと銘打ってるので、そこそこらしい。ほぉ、そういうのは
好きだ。まぁどうせラグナのメンテ終わっても、正直飽き気味だし、日記書く
ネタもないから、プレイ日記にしちまえ。

そんなわけで、『魔王と踊れ!』のプレイ日記である。

物語は主人公の夢から始まった。気弱と言うか、怒りの感情が欠落した主人公
ビナーの枕元に、いきなり立ってる暗殺者風のねーちゃん、ウィッカはいきなり
ビナーをアツィルト様とか言い始める。なんでもビナーは千年前の魔王の生まれ
変わりらしく、ビナーの中に魔王がいるらしい。

まぁ、出だしは強引ながらもカチカチクリックして物語を追う。俺がエロゲー
文章を見るのは極めて珍しい。よほど暇なのだ。ともかく、どうせ夢でしょう
なんて現実を見ずにウダウダ言うビナーをウィッカが強引に連れ出し、分割した
魔王の能力を探しに行くぞと廃墟に連れて行かれるのだった。

〜第一章〜

廃墟はダンジョンである。中に入ってすぐ、女の子がモンスターに襲われてて
ビナーは助ける。その女は聖教団所属のフィリア。またこの女が暴走天然系と
いったキャラで、ウィッカがビナーは魔王の転生体と何度言っても、この人は
救世主で、私は一生ついてくと強引にくっつく。ウザイ。なんだこのストーカー
女は。人の話を聞け!!序盤でいきなり頭が痛くなってくる。

ゴチャゴチャうるさいフィリアとウィッカ、弱気でうだうだしてるビナー一行は
ダンジョンの中を探索。戦闘はまぁ最初のダンジョンだからか、それなりに楽
である。敵も弱い。ただ、一旦ダンジョンに入ると出れないので、セーブとか
できないのが面倒だ。

それでもボスをサクッと倒して、エッチ。手に入れた能力に体と心が暴走して
それを収めるためにも宿でフィリアかウィッカとエッチ。エロゲーらしい展開
である。新しいスキルなどを覚えて、次の章へ。

〜第二章〜

ビナーの師匠が殺された。死に際に宝石を渡され、それが今後行き先を決めて
くれるらしい。ピカピカ光った宝石が示したのは洞窟。いきなり敵が強く感じ
ビックリ。いやね、装備はまだ変えられなかったのに敵だけ強くなってるので
きつい。けれど進めないって程じゃない。なんとか奥に行くとボスがいた。

_| ̄|○ これが強いのよ!

一応クイックセーブってのがダンジョン内部でもできるの。これが無いとマジ
へこんで俺の冒険はここで終わっていた。いやね、敵の数が多いのにこっちは
範囲攻撃無いのよ。おまけに敵のボスは結構な範囲魔法でこっちの体力を削り
続ける。FFで言うグラビガ連発した後、範囲魔法でどかーん。回復を上回る
攻撃の連発、こっちはみみっちい回復……10回は全滅したかな。

偶然相手の攻撃がスカりまくり、運で撃破。その後はやっぱりエッチ。そして
物語は次の章へ。あぁ、この辺でマジでヒロイン二人の掛け合いがウザくなって
きて、つい文章をスキップする。ノリが寒いのよ……。

〜第三章〜

今度は以前魔王が住んでた宮殿に向かう一行。既にダンジョンに飽きてきた。
なんか新鮮味が無くなってきた。やっと範囲攻撃覚えたので敵を倒すのが楽に
なったのだが、一旦ダンジョン入ると街に戻れないので飽きてきた。サックリ
ボスを倒して、その後にエッチする。今回は主に魔王時代の回想をウイッカが
話してるのが中心。フィリアともなんか仲良くなってる。相変わらずシナリオ
寒いのがなんとかならんか。メッセージスキップの回数も増えている。

続きは明日以降!


 10月2日
最近ってか、今日からちょっとウーロン茶を飲み続けてみようかと思ってます。
と言うのも、先日の結婚式のために遠方から従兄弟が来たんですよ。実に十数年
ぶりの再会。それでも面影はあるもので、以前のようにとまではいかないけど
まぁよそよそしくならず話す事ができた。

それでですね、その従兄弟なんですが、まぁ痩せてるんですよ。昔から痩せて
いたんだから何の問題も無さそうだが、これが食うのよ。定食二つくらいなら
ペロッと食べる。いやぁ、結構な大食い。しかし全然太っていない。一体何故
痩せてる?何か特別な事してるの?

「腕立てとかしてるけど……あぁ、ウーロン茶毎日飲んでるかな」

Σ(゚Д゚) ウーロン茶か!

ウーロン茶と言えば油を流す効果があるのは周知の事実。脂っこい物を食べた
後に飲むとスッキリするし、また体の中にある中性脂肪とか脂肪を除去する。
そう言えば大学時代、後輩が減量しなきゃならん時にウーロン茶飲みまくって
いたなぁ。そうか、ウーロン茶か……。

いやね、どうも俺は内臓脂肪多いんですよ。パッと見た感じ痩せてるのだけど
腹の横とかに肉がちょっとタプついてる。あばらが見えてるのにね。ジムにて
内臓脂肪の割合量ったら、36%……多いよなぁ。

そんなわけで、ウーロン茶を一ヶ月くらい飲み続けてみようかと考えたんです。
まぁ効果が無くてもウーロン茶は体にいいだろうし、何か効果があるだろう。
効けばめっけもんじゃ。

そんなわけで市販されてるペットボトルのウーロン茶飲み始めたんですけれど
意外な事に気付いたんですよ。

( ´D`) あれ、あまり苦くない?

ウーロン茶は割と苦手な飲み物の一つだった。理由は単純明快、苦いからだ。
気分を変えるにはいいんだけど、いつも飲むには苦くて苦手だったんですけど
今日飲んでみてビックリ、案外苦くないぞ。

まぁ、コーラだって年々味や炭酸の量が変わっているらしいし、消費者の口に
合わせてウーロン茶も飲みやすくなっていても不思議じゃない。なんだ、結構
常飲できるかもな。

一ヵ月後にはスッキリボディだぜ!


 10月1日
今日も明日も日は昇り、落ちていく。そうして世界は同じように動いていくが
人の世にとって一日違えば、生活が変わるものである。今日もそうした一日で
新しい生活の第一歩を見守る日であった。

結婚式である。

いやぁ、物心ついてから初めての結婚式である。おまけにそれが実の妹の結婚と
きたもんだ。そんなわけで親族としての参加である。いつもより朝早く起きて
スーツにネクタイときちっとした格好でタクシーに乗り込む俺と親父。母親と
婆さんは着物のために先に出発していたし、渚もそれについていったのだ。

そのため、少し遅れて俺と親父が式場にタクシーを走らせる。運転手に場所を
教えて走らせる事しばし、会場に到着……したのか?何だか案内状とは違った
名前なのだが、住所はここで合ってる。とりあえずその教会に入る。

Σ(;゚Д゚) 両家の名前が無い……?!

やはりここは違う。慌ててそこらを走ってるタクシーを停めて、場所を聞くと
どうやらもう少し向こうの建物らしい。なるほど、教会らしい建物をしてない
から、見た感じわからない。てくてく歩いて会場到着。

徐々に親戚も集まってきて、親族紹介である。順次紹介も滞りなく終え、また
待つ。式が始まるまで結構待つ事が多くてね、特に感慨も無いのだが、こんな
場に慣れていないので体が緊張して、疲れてくる。あぁ、便所行ってこよ。

「はい、ご親族のみなさま、そろそろ移動しますよ」

ドアノブに手をかけた途端、係員がそう言い出した。まぁ、遅れたらまずいし
便所は我慢しよう。さて出発はまだかなぁと待つ事しばし。何だよ、出発しない
じゃないか。十分経っても移動しない。なんだ、んじゃ便所行ってこよう。

「はい、移動します。ついてきて下さいね」

ドアノブに手をかけた正にその時、係員が移動をし始めた。なんて間の悪い俺!
まぁ、漏らす程ギリギリじゃないから式が終わってから便所に行こう。俺達は
教会堂の中に入り、席に付く。ちょこっと待った後、式が始まった。

新郎新婦の入場、賛美歌、牧師の長い説教など色々とやるが、とりたてて感動
しない。と言うか、式って案外短いのね。三十分くらいで全て終わった。後は
親族や友人達での写真撮影。その後は披露宴会場に移動。

席についたら、料理が徐々に運ばれてくる。スパークリングワインも注がれて
乾杯の音頭が取られた。色々なテーブルに酒が運ばれる……のだが、何故だか
俺達のテーブルには酒がこねぇ。担当のヤツがサボってるのかわからないけど
周囲のテーブルに飲み物があって、どうして俺のいるとこには無い?

側を通り過ぎるウェイターどもも俺達のテーブルに飲み物がないと気付いてる
のか気付いていないのかわからんが、素通り。おいちょっと待て、普通飲み物
無かったら「何かお飲みになりますか?」とか聞くだろ?!

このボケウェイターども、仕事しろぉ!!

しょうがないので、ウェイターを呼んで酒を持ってきてもらうのだが、それが
遅い。なんとなくイライラ。料理は高いだけあってお上品な味である。つまり
美味いのだが、インパクトがやや薄い。へー、金持ちってこういうのが好きで
食ってるんだなぁと感心しながら食っていたが、やはり肉は美味い。すっごく
柔らかくて、あぁ確かに高い肉だと一口でわかる。

メシも終わっていい感じに酔っ払ったところで、披露宴も終了。その後は軽く
最後の挨拶などをして、帰宅。いやぁ、結婚式ったらもっとこう感動するもの
だと思っていたのだが、いまいちそうでもないのね。さすがに新郎新婦は少し
涙ぐんでいた場面もあったが、両親や俺はそうでもなかった。演出弱かったの
かもしれない。何にせよ、滞りなく終わって一安心である。

帰った後はホカ弁、祭の後さ。