別ルートから仮の水道管を通してどうにかするみたいですが、それでもずっと
そのままってわけにもいかないだろう。最近地震も多いし、老朽化した水道管に
負荷がかかりすぎたのかも。早く直るよう、遠い地から願う俺。
断水は俺だって経験した事がある。さすがに四日も続いたりするのは経験無い
けどね。断水になると、さして気にしていない水に強烈なありがたみを感じる。
やっぱり顔を洗うとか風呂とか調理とか、様々な場面で水を使うと再確認する
ものだが、やはり一番重要なのは便所だろう、間違い無いッ！
そりゃあ外出するなら洗顔や風呂は重要だけど、八割の人が外出したとしても
二割くらいは家にいればいいだろうよ。我慢できない事は無い。調理や飲料も
外食やコンビニなどからの購入でまかなえる。我慢できない事は無い。
でも、どんな人間も便所を我慢するなんてできないわけですよ。今は昔みたいな
汲み取り式は減っていて、水洗便所が主流である。でも、水が無ければ流れず
大変な事になってしまう。我が家が断水になった時など近所のスーパーとかに
行って、そこの便所を借りる。すごく広範囲の断水になった事が無いので俺は
こんな方法でＯＫ。
しかし今の小田原だと結構広範囲っぽいので、便所探すのも一苦労っぽいから
大変だろうなぁ。田舎だと草むらでやればいいだろう。でも住宅街ならそんな
事をしたら通行人も本人も大変な事になる。えっちする時にムスコを出しても
恥じる事は無いけど、さすがに衆人環視の前で出すのは無理だ。ナイーブだし
僕のピュアハートじゃできないぜ。
ただ、ひっじょーに不謹慎だが、尿意や便意を我慢してる美女がいたら、もう
たまらないなぁ。何とか表情は平静を装っているが、きゅっと手を握り、顔を
うつむかせ、股に力を込める。電車とかだとガタンと揺れたはずみに一瞬力が
抜けかかるが、慌てて力を込め直し事無きを得る。そっと冷や汗かいたりして
固く目を閉じ……イカン、ムスコが元気になりそうだ。
いや別にスカトロにそう興味があるわけじゃない、むしろ許せて小便くらいで
さすがにハードなのはダメだ。じゃあ何でこんな事言ってるかと言えば、羞恥
する女がいいのだ。排便などどうしようもない生理現象でも、やっぱ他人には
見られたくないじゃないですか。俺だってイヤだ。
そうした見られたくない姿を見られ、恥ずかしさに身悶えるなんてたまらんね。
さすがにこればっかりは画像では物足りず、動いてる絵、つまり動画や実際に
見てこそだ。しかし、現状そうした機会は少ない。ちっくしょーう。黙っていても
見られないなら、行動だ。どこに行けばいい？便所か？更衣室か？ぐへへ。
羞恥より鉄格子のが先かも？！
「ん〜、天気いいから洗車してよ」
('A`) ……また洗車っすか。
洗車も仕事と言えば仕事である、今時期は雪解けと相俟って道路はドロドロで
走行していても泥撥ねがすごい。あまり汚れたまま放置しておくと、見た目も
悪ければ、車に傷付きやすいのでよろしくない。だが、週に一度は洗車してる
気がするし、何より体を動かしたと言う実感無いのよねぇ。
まぁ、どう思おうが結局やらねばならんので、洗車準備をする。先日、洗車の
最中にモップがポッキリ折れてしまった。モップが折れたら洗いにくい。なら
しょうがないとばかり、新しいモップを買ったんです。モップと言うよりブラシと
言った方がいいのかな？まぁ、細かい事は置いておこう。
新しく買ったモップは伸び縮み自由かつ、軽い。子供っぽいのかもしれないが
こういう新品が手元にあると、さっそく使いたくなる俺。バケツに水を入れて
車に水をぶっかけ、さてバケツの水にモップを浸して……。
'`,､('∀`)'`,､ モップの幅広くて、入りきらないぜ。
以前のよりブラシ部分が幅広くなったので、バケツの幅ギリギリである。ぬぅ
ジャブジャブと水をつけにくいが、慣れるしかないな。ともかく三十分もせず
洗車完了。さーて、部屋でちょっくらぼけーっとするかな。
部屋に戻ってラグナでもしようかとパソコンに向かう。……部屋、暑いなぁ。
窓を開け、風通しをよくする。コップに冷たいお茶を注ぎ、準備万端、さーて
いざ行かん……へ、ヘーックション！
ボモッハァ〜……モウモウモウ……。
ぎょえ、すげぇホコリだ。いつの間にこんなにホコリが溜まっていたんだろ？
コラー渚、掃除くらいしてくれてもいいじゃねぇか！
「だって先生、パソコンとか机の掃除したら、怒るじゃないですか」
……うん。いやまぁ、確かに机やパソコンなどなるべく触られたくない場所は
掃除させない。逆に言えば、たまにエロ本しまってる場所が勝手に掃除されて
驚く事もあるんだけどね。うむむ、よく見ればホコリが溜まってる。細々して
掃除しにくいからサボってたんだよなぁ。
急いでダスキンモップ片手にホコリを除去する。ついでに本棚の上とか、普段
目に届きにくい場所も掃除。うっひょ〜、すげぇホコリだ。こういうホコリって
一体どこから生まれてくるのだろうか、非常に不思議である。テキパキ掃除を
し終えると、モップについたホコリを落さないと次に使う時に困る。窓を開け
モップを勢い良く振る。パタパタパタパタ……。
ぐぁ、ホコリ逆流！！
作品の方向性に関しても、色々な意見を貰ってます。俺としては純文学とまで
いかないにせよ、その要素を多く含んだ物語を書けたらいいなぁなんて思って
いるのだが、どうももっと柔らかく、ライトノベル風にした方がいいぞなんて
意見を多数寄せられる。ライトノベルねぇ……。
読んだ事無いのに、どう書けばいいのやら。
食わず嫌いな面もあるし、どうにも受け入れ難いと言うのがある。確かにその
方向性ならサクサク書けるけど、どうも今まで積み重ねたものを否定してしまい
そうでイヤなんだよねぇ。例えるならば、ピッチャーからキャッチャーになる
ように勧められてるようなものだ。どっちが偉いとかってのは無いが、どうも
転向したくない。しかし、周囲がそうした方がいいと言う声が大きいと……。
う〜ん、今書いてる長編終わったら、ちょっとやってみるかな。
まぁ、こうした自分が目指そうとしてる方向と、実際評価される評価の食い違い
なんてのは割とある事でして、別に今回が初めての事態ってわけじゃないけど
やっぱり迷うものだねぇ。今回のは結構大きな分岐だから、特に。
こうまで悩むと、意外に俺は優柔不断なのかもしれないな。いやね、割と俺は
決断が早い方だと思っているんですよ。買い物はパッとこれだと思ったものは
他店との比較をせずに購入するし、メシ屋など入る前から食うものをあらかた
決めている。進学の時も希望校は割とスンナリ決められた。
でもそれって、はっきり別れた選択肢じゃないんだよねぇ。ある程度定まった
選択の中での選択肢なわけで、根本を変えるようなものじゃない。今回の件も
似たようなものだろうと貴方は思うかもしれないが、こっちにとっちゃ一大事
である。変えるべきものが多い。あぁん、迷う迷う、けれど決めるのは自分。
選択肢の提示はされてるからねぇ。
変えるにしても課題は山ほどある。適度な軽さ、それを補う発想と発展。また
書いていればそれ以外にも色々な改善点が見えてくるだろう。ただ、一番大きな
問題は別にある。ネタのストックもある種パターン化されたキャラもそうだが
やはり俺の場合はこれに尽きる。
書くの遅すぎ、俺！
そこで確たる証拠としてお見せしよう。これが証拠だ、クリックでＧＯ！
見たかな、見ましたかな。ほらそのＢ評価のとこをよく見るのだ。あるでしょう
桐生涼で蜻蛉ってのが。いやはや、これが一応の証明さ。野生時代って本にも
載るらしいけど、こっちの方が手っ取り早いかもね。う〜ん、改めてちょっと
達成感。まぁ、この達成感も明日には忘れるだろうけど。
「本当によかったですね、先生。私も感慨深いです」
しかし、悪い事じゃなくて公に名前が出るのは、やっぱ嬉しいなぁ。こういう
ものを小説書き始めてから求めていたから、なお嬉しい。いや、できる人なら
ここで悔しがるのかもしれない。落選作で名前が載るなんて悔しい、ってね。
ただ、気持ちはどうあれ何かが変わるかもと思わせる一歩だと思うんですよ。
求めていた自信とはちょっと違ったけど、ホッとした。
そんな微妙な自慢はどーでもいいんですよ。ちょっと聞いて欲しい事があって
今日はこの場を使わせてもらおうかと思ってるんです。
本日、家族でラーメン食いに行ったんですよ。ラーメンといえば俺は醤油派で
通しているのだが、先日そこで醤油ラーメンを食って大失敗。うむむ、どこも
醤油ならそこそこ食えるはずだと思ったんだがなぁ。う〜ん、今度はその店の
オススメである塩ラーメンにしようかな。
そんな事を車中、家族と雑談してたんですよ。家人もみんな塩ラーメンにする
とか言ってね。程無くしてラーメン屋に到着。運がいいのか寂れてるのかよく
わからんけど、客は俺達だけである。席につこうとした時、母がカウンターに
向かって声を掛けた。
「すみませーん、塩ラーメン四つ」
え、ちょ、ちょっと待ってくれよ。まだ席に着いてないし、当然メニューも見て
いない。大盛りにしようか、チャーシューメンにしようかの選択すら無いの？
慌てて小ライスを追加する事に成功したが、ラーメンは……うぬぅ〜。
どうにもうちの家人はせっかちだ。いや、俺がのんびりしてるのかもしれんが
それにしても早い。席に着く前にメニューを言うのもそうだが、まだ食ってる
のにもかかわらず、立ち上がって会計をする事も稀にある。稀にと言うけれど
以前は頻繁にあった。これではこっちも居心地悪い。
別に家族だからとか関係無く、友人とか先輩後輩などの付き合いでもこうした
事があれば、やはり困る。女の人となら、なおの事だ。もっと落ち着いて物事
進めようではないか。そりゃあ急ぐ気持ちもわかるけどね。俺だってそうした
経験があるからわかるよ。コイツ早くしてくれよーって思う時もある。
人が多い時にエロ本買う時とかね。
一階で寝ている婆さんを起こさないようにしつつ、台所でスポーツニュースを
見ながらデュークウォーキングをして、お湯が沸くのを待つ。お湯が沸くまで
体を動かし、ちょっとでも痩せないかな〜なんて淡い期待を込める。まぁ数分
したらお湯が沸くので、大した運動量にならないんだけどね。
無事コーヒーを入れ終え、部屋に戻る。夜中なのに煌々と電気を点すのは気が
引けるので、僅かな明かりを頼りに部屋に戻る。コーヒーカップの九割程まで
入ってるので、こぼしてはならないとゆっくり歩く。
ぃひいいいいいぃぁあああああああぁー……。
Σ('A`) な、何だ今の？！
突如聞こえてきた謎の音、いや声かもしれない。マイクのハウリングの様でも
あり、女の叫び声みたいなもの。何だろうか、一体。婆さんは寝ていた、妹は
いない。渚はこんな叫び方しないし、母親も寝てる。風の音とも違う。まして
サイレンや車の音とも違う。う〜む、不気味だ。もしかしたら俺の幻聴かも。
なるべく気にせずにしておこうと部屋に行こうとしたら、母親が部屋から出て
きた。おや、便所かいな？
「今さぁ、誰か叫んだ？」
おぉ、母上も聞こえたのか！互いに意見を交換し合えば、二人が聞いたのは
どうやら同じ音らしい。うむむ、こりゃあやはり我が家名物の怪奇現象？！
何度か日記にも書いていますが、我が家は所謂心霊現象みたいな事が頻繁に
起こるんですよ。それも俺だけでなく、家人全員が何らかのそれを体験してて
認めざるを得ない現状。そう言えば一昨日も誰もいない婆さんの部屋で足音が
したので中に入ってみたら、誰もいなかった……。
いやもう、マジでドキドキするわぁ〜。見守ってくれてくれてる霊なら、もっと
大人しく見守っていて欲しい。何か使えたいなら、わかりやすく伝えてくれよ。
いたずら目的で出現してる霊なら、はよ成仏しやがれ。もし恨みがある霊なら
……何が恨みかわからんが、成仏してくれぇ〜。
美女の幽霊ならいいかなぁと毎回言ってるが、美女でも姿が見えないと意味が
ないし、もし見えたら見えたで、多分不整脈になるくらいビビる。御祓いでも
した方がいいのかなぁ。しかし霊能力者っていまいち信じられないし、仏壇や
神棚は定期的に掃除してるのに、どうしたものか。
酒飲んで、体を清めておくか。
そうでなくとも、運動しないといざと言う時に困るだろう。体力の低下は病気
などに対する免疫力の低下にも繋がる。ある程度体に刺激を与えておかないと
風邪ひきやすいし、ストレスも溜まって悪影響だ。事実、うちの爺さんが外泊
許可貰って病院から出てきたのに、熱出してしまい帰ってしまった。やっぱり
半分寝たきりだと、抵抗力も弱まるのだろう。
そして何より、人間最後に頼れるのは我が身である。例えば災害などでどこか
から脱出しなければならない場面もあるかもしれないし、何らかのサバイバル
生活を余儀なくされるかもしれない。絶対無いとは言い切れないのが人生だ。
実際、高校生の時に高波にさらわれて泳げない俺が沖に流されたが、あの時は
運動部に所属しててかなり体鍛えていたので、九死に一生を得た。今なら多分
そのまま沈んでるだろう。
そんな諸々の事から筋トレしているんですが、メニューはそう大したものでは
ない。腹筋三十回、背筋三十回、側筋各十回、そしてバーベルで胸筋を三十回
鍛えるのである。側筋とは横向きになってやる腹筋みたいなもので、バーベル
運動は寝ながら腕を真横に伸ばし、バーベルを持って自分の真上にゆっくりと
上げたり下ろしたりするのである。
大した痩せていないが、確かに以前より締まった感じになってきているために
ほぼ毎日やるようになっている。当然本日もやったんですよ。バーベル運動は
一人でできると言うか、一人じゃないと意味が無いのでそうする。腹筋や背筋
なんかも一人でやろうと思えばできるのだが、誰かが体を押さえていてくれた
方がやりやすい。
そんなわけで母や渚などによく頼むのだが、最近よく頼むのは妹である。何故
妹かと言えば、先日ファミコンのマザーを購入しましてね、俺以上にはまって
いるので、よく俺の部屋にいるんですよ。いるなら使わせてもらおうとばかりに
足を押さえてくれと頼んでるのです。本日も妹がゲームしていたので、ちょっと
協力してもらう事に。
腹筋を三十回やり終え、次は背筋である。ごろりとうつ伏せになり、さて気合
入れてやろうかと思ったら……いてててて、足つった！慌てて揉み解す。ぬぅ
体が固くなってるのかなぁ？気を取り直し、再度挑戦。今度はつらないように
足の位置を確認し、行くぜ一回目！ぐいっ。
Σ( Д) ﾟ ﾟ ぎょえええええええぇ！！
突然の激痛によりバランスを保てず、そのまま勢い良く落下。したたかに胸を
床に打ち付ける俺。しかし胸の痛みなど大した問題じゃない。慌てて足を引き
抜き、体を丸めて悶える俺。いやね、ぐいっと体を上に上げた瞬間……。
下の毛が全部引っ張られたのよ（涙
なんで阪神ファンになったのかよくわからないけど、親父が巨人ファンだった
影響があるかもしれない。テレビでの野球中継と言えば巨人、テレビ出演する
野球選手と言えば巨人選手、トレードも何だか巨人有利、そこで親父が巨人の
ファンだったので、どうも巨人はズルイってイメージができたのだ。
でもどこか応援しないとつまらん、そんなわけで巨人のライバルとされていた
阪神を応援する事になったのだ。巧妙な投手陣はのらりくらりと打者をかわし
新庄など当時から何をやらかすかわからない期待感があった。ただ、テレビで
観戦する機会が巨人戦くらいしかないので、さして応援できなかった。
おまけに当時はすさまじく弱かった。三点取れば大量得点と思えたくらい貧弱
打線、九回二アウトで大量リードしていても全く安心できず、新聞を広げれば
連敗の文字、七月入る前にドラフトを考え、オールスターに一人でも参加した
選手がいれば嬉しくなり、代打のみの起用でも喜んだ。オールスターが終われば
シーズン終了、来年に思いを馳せる。上位チームに勝ってマジックを進行させ
ないのと、最下位にならないこと、そして和田の打率が終盤の楽しみ。
そんな時代を経て、一昨年阪神が優勝した時は心底驚いた。あんなに勝ち続け
圧倒的な阪神は今考えても夢みたいである。今では戦力も充実し、強くなった。
う〜む、時代が変わったのかなぁ。
昨日の阪神横浜戦では四万七千人入った。一方、巨人中日戦は一万二千人との
ことであり、ここ数年巨人戦の視聴率の低下が止まらないらしい。この差は一体
何だろうか？地域密着の差？巨人が抱く負のイメージ？
近年は娯楽も多様化してきたからだろうから、人気が分散するのはやむなしと
思うが、人気選手を巨人に集めた事が原因じゃないかと思う。そのため他球団
選手に注目が行かず、全体的な低下を招いたし、他ファンの反発もあったため
だと素人判断。人気選手同士の熱い戦いをファンは見たいのだ。ストッパーの
横浜の佐々木を打ち崩すのは見てて燃えるし、上原が広島の嶋を抑える勝負を
繰り広げるのはドキドキする。
もういっそ巨人戦だけを中継するんじゃなく、阪神と中日とかそうした試合も
してもらえんかなぁ。他球団のいいとこを知ってもらえば、満遍なくファンが
増えるんじゃないかと言うのは、浅はかだろうか。何にせよ、俺も一人の野球
ファンであり、衰退は寂しい。日々一喜一憂したいのである。
でも阪神には勝ってもらいたいがね。
そのおやつも昔と今では大きく変わりました。幼少時はガムや綿あめみたいな
ものを好み、大学生になる前まではあんこ系お菓子などを。大学生の時はよく
部室でおやつラーメンと言った塩辛いものを好んだものです。
それで今はと言えば、せんべいを好んで食べているんですよ。
せんべいと言っても色々あるが、甘くないものなら大抵好きである。醤油味や
ゴマ風味のが好きである。ただその中でも群を抜いて好きなのが、サラダ味の
豆もちせんべいである。つまり、塩味ね。
昼過ぎに小腹が空いた時、つい食べてしまうのだが、これが止まらない。一口
食べれば二つ三つ……気付けば包装ゴミの山が。うむむ、食いすぎたな。毎日
食っているわけじゃないし、豆は健康にいいからと言い訳するが、間食は太る。
あまり腹がぽっこり出ていたら、夏場に薄着できぬ。ただでさえオッサン臭い
俺なのに、体型までそうなったら誰も二十四なんて信じないな。
ともかく夏までには痩せるか、体重が落ちなくとも筋肉質でありたい。そうよ
マッチョな引き篭もりを目指す。痩せれば成功、そうでなくともムキムキに！
何だか意味無く馬鹿馬鹿しい気もするけど、面白そうだ。実際、腹がぽっこり
出ているけど、腹筋がついてきた。次は胸筋や上腕筋をつけ、プロレスラーの
ような体型になってやる。それで風俗なんかに行った時……。
お客さんすごーい、ムキムキだね〜。ねぇねぇ、どんなお仕事してるの？えっ
当ててみろって？……う〜ん、自衛隊か消防員？あら、違うの？じゃあ大工か
何かかな。えぇ、家でゴロゴロしてるだけ？！へぇ〜、すごいね。それじゃあ
そろそろしようか、何だか今日はすごそうだなぁ……。
ムスコの体力に自信が無い（汗
「これさぁ、痩せる水らしいんだけど、飲む？」
妹が差し出してきたのは一本のペットボトル。ミネラルウォーターらしいけど
何だか見慣れない感じである。おまけに痩せる水ってのが怪しさ大爆発なので
訝しく思いつつ受け取る。なになに、クールマイヨール？どこのメーカーよ？
……い、イタリア？！
こう言う時に役立つのが世界のグーグル先生である。早速クールマイヨールで
検索すると、ミネラルたっぷりの硬水らしい。う〜む、硬水は苦手であるけど
善意でもらったからには、飲まねばならん。どれどれ……。
( ´Д｀) ……何だろう、飲みにくい気がするような。
ぬるいから飲みにくいのとはまた違ってて、ねっとりと絡み付くように重い。
先入観も多少あるだろう、子供の頃に外国のこういう水を飲んだら酷く不味い
思い出があるからねぇ。ただ、それとは別にやはり飲みにくい。試しに階下で
炭でろ過してる我が家の飲料水を飲んでみたが、スルスル飲める。
こうした外国の水を飲んで強く思うのが、外国に旅行に行けないなぁと。ほら
日本では水はタダみたいな認識が一応あり、外国では買わないと水が飲めない
なんて知った時に驚いたが、それ以上にこうも水が飲みにくいと更にきつい。
おまけに水を基調として料理作るだろうから、なお辛い。
以前沖縄に旅行に行った時、料理がほとんど合わずに苦戦した思い出がある。
例えば日本酒で味付けする料理を泡盛で味付けするので、口に合わなかったの
である。水は全ての基調だ、水に味はそう無いだろうけど、やはり口に合わない
かもしれないと思えてしまう。諸外国料理に興味があるが、ただの水でさえも
こんな飲みにくいなら、やはり考えてしまう。
中華料理は好きであるし、他にもイタリアンなども好きだけども、日本国内で
しか食べた事が無い。調理法は同じだろうが、やはり日本で食うならば日本人
向けの味付けにしてるはずである。おまけに水なんかもそうだ。
こういうのは人間にも当てはまるだろう。育ってきた環境が違えば、背格好や
思想、趣向なども異なってくる。色々な人間がいて然るべきだ。女性だっても
気の強いのもいれば弱い人もいる。ただ、ふと思う疑問が……。
女言葉ってサッパリ聞かないなぁ。
スラックスはすぐに入手完了し、そのまま焼肉食い放題店に行く。本日最初の
食事が焼肉食い放題なのは胃に凄まじい負担なのだが、食えるだけ食いたい。
そういうところは意地汚い俺。フフフ、いっくぜぇー！
「兄ちゃん、食べ過ぎじゃない……」
肉お代わりじゃー、スープも飲むぞ！温泉卵も二つ追加だ。山掛けゴハンまた
食うぞ！むむむ、お前ら食わなさ過ぎだ。もったいないじゃないか。えぇーい
俺が元を取ってやるー！寿司も食うぞ、グラタンもだー！
「私はもうお腹一杯ですよ〜。先生、そんなに食べて大丈夫なんですか？」
うぅ、苦しい……しかし、もっと味わっていたい。満腹と胸焼けが無かったら
まだまだ食うのに。えぇい、お前らときたら焼肉屋で焼肉をほとんど食わずに
デザートとか野菜ばっかり食いおって。まだまだ……食う、ぞ……。
「涼、さすがにもうやめたら……これで人生最後ってわけじゃないし」
限界を余裕で突破した俺の腹は破裂寸前であり、体の中で冷たくて嫌な血流を
感じ、目眩すらする。ヤバーイ、調子に乗って食いすぎた。うぐぁ〜、もしかして
これは孔明の罠？！
一時間ほど家で死にかけた後、働いてくれと家人に言われる。食いすぎたので
体を動かして少し痩せないといけないだろう。体重を量ったら１ｋｇ半も食って
いたらしいしね。さて、一体何の仕事をするんですかい？
本日の仕事内容は二十キロの積荷二十五個の移動とフェンスの撤去。
さすがに積荷を一つ一つ手で運ぶのは非効率なので、工事現場でも使う一輪車
通称ネコを使う。あの土とか運ぶやつね。あれに積荷を三つか四つ載せて運ぶ。
うむ、楽チン……とは言いがたい。どの道、六十から八十キロを一気に運ぶので
重いし、重さでタイヤが潰れてフラフラするし……きーつーいー。
汗まみれになって荷物を運び終えると、次はフェンスの撤去である。数年前に
親父が運転ミスって花壇に車を突っ込ませて壊したため、倒れる前の爺さんが
事故防止のために作ったのだが、今シーズンの大雪のためにフェンスが折れて
しまい、今度は車を車庫から出す度に傷付けそうになって危ない。
フェンス撤去には二段階ある。まず針金でしっかり鉄の棒と固定されたネットを
外し、その後に地面に埋め込まれた鉄の棒を引き抜く。もう外れないようにと
爺さんがネットを針金で固定したので、外すのに一苦労。いや、複数に渡って
縛られているので、外すのが厄介極まりない。ペンチで切ったり、捻ったりして
一つずつ外していく。手が、手が動かなくなってきた〜。
何とかネットを撤去したら、今度は鉄の棒を引き抜く作業である。これは多分
機械で埋め込んだので、やたら引き抜くのが辛い。揺らしたり、引っ張ったり
鉄の棒を折り曲げて、立ち上がる勢いを利用して引き抜く。重い〜、重いー！
うおおおおおおぉ、ぬーけーろぉー！！
_|￣|○ あぁ、腰痛いよぅ。
「えぇ、ちょっと中心部の方へお買い物に」
そうか、気をつけてな。あぁ、そうだ、だったらいつも買っているたこ焼き屋で
月代わりのメニューが美味そうだったら、買ってきてくれ。どっちつかずだと
買わずに何があったかの報告でいいから。
「わかりました、それでは行ってきますね」
俺はたこ焼きが好きである。外がカリッと、中はふんわりとろとろ、プリプリと
したタコと複雑に絡み合ったソースのハーモニーがたまらなく好きでなのだ。
そんなわけで近所のスーパーでもよく買って食いますし、家人が外出した時に
お土産として注文する事が最も多い食べ物がたこ焼きなのである。
その中でも札幌駅地下街にあるたこ焼き屋は特に気に入っていまして、数年前
から出かける度に、家人がその付近に行く度に買ってきてもらっている。俺は
その店で初めて明石焼きなるものを食って以来、ひいきにしてる。当然普通の
たこ焼きも美味いし、月代わりのも気に入れば一度は食べる。今月のはどんな
たこ焼きなのかな〜、ふんふ〜ん♪
〜数時間後〜
「ただいま帰りました〜」
おぉ、お帰り渚。たこ焼きはどんなのかな？いや〜、小腹が空いていて楽しみに
待っていたんだよ。それで、どんなやつ買ってきたの？……あれ、包みが無い
けれど、もしかして買ってこなかった？なんだぁ〜、そんなに今月のは好みで
なさそうなやつだったのかな？
「いえ、それが、あの……潰れていたみたいで。シャッター下りてましたし」
Σ( Д) ﾟ ﾟ な、なんだってー？！
思わず盛大にこける俺。なんてこった、もうあのたこ焼きを食えないのかー。
いや、探せば食えるだろうけど、利便性から札幌駅地下から撤退されると困る。
くそぅ、たまに中心部に一人で行った時にふらりとそこへ立ち寄り、のんびり
カウンターの隅で小説読んで、熱いたこ焼き食うのが至福の一時だったのに！
まったくもって残念である。
行きつけの店が無くなるのは、非常に辛いものである。自分の居場所が消えて
しまうのだから。行きつけと言っても店員と親しかったわけじゃないんだけど
それでも残念である。こういう店が片手で数えるくらいしか無いのでね。
新たに探せばいいだけなのだが、一人でふらりと気軽に入れる店って、そんな
多くない気がする。おまけにたこ焼きはおやつみたいなもんで、主食にならない
からこその、気軽さもある。喫茶店はどうも苦手だし、吉野家みたいのはこう
行きつけって気になれんのだよなぁ。
いっそ二人の行きつけが欲しい！
今回も二百一枚目から新しい原稿なのでちょっとウキウキしながら新しい原稿
用紙を取り出そうとしたら……あれ、もう原稿用紙が切れてる！
短編などでの使いかけた原稿用紙なら幾つかあるけど、長編の場合はよほど
じゃない限り、それらは使わない。まだ先があるからだ。う〜ん、文房具屋で
買ってこないとならないな。うっし、久々に買ってくるかな。
本日は昨日の雪模様とは打って変わり、非常に春らしい陽気の一日。けれど
外はやっはり肌寒い。フフフ、こう言う時のために俺はサングラスとコートを
買ったのだ。さっそく装着し、近所の文房具店に車を走らせる。気分は知的な
ＩＫＥＭＥＮである。でも当然安全運転なので、法定速度で運転。
原稿用紙六冊を無事に購入し、帰宅。車庫に車を入れようとしたのだが、本日
天気がとても良いので洗車でもしようと、とても建設的な考えに思い至る俺。
コートを汚すのはイヤなので、ユニクロで買ったベストを着て、服装も汚れて
いいものに着替える。さーって、綺麗にするぞー！
バケツに水を入れ、ホースで車に水をかけ、水を含んだモップでゴシゴシ擦り
綺麗にする。そこまで綺麗好きって程では無いが、やはり綺麗にしていくのは
気持ち良いものだ。ジャブジャブ、ゴシゴシ、ゴシゴシ……メキャ。
Σ( ﾟДﾟ) あー、モップの柄が折れたー！
このモップはまだ爺さんが元気な頃、自分で作ったものである。爺さんは物を
作るのが大好きで、廃材などで色々便利な物を作っていた。このモップもそう
である。ただ、やはり元が廃材なので、柄の部分が腐っていたらしく、さして
力を込めていないのにポッキリ折れてしまった。あぁん。
直そうと思ったけど、すぐ直せるものではないので、放置。折れて短くなった
モップ部分で洗う。う〜ん、洗いにくいな。今度新しく買うか作るかしないと
イカン。しかし俺、不器用なんだよねぇ。おまけに溶接した事無いし。
ともあれ割とすぐ綺麗になったので、車を車庫に入れる。さて家の中に入ろう
かとしたところで、母と妹が別の車で帰ってきた。いよぅ、妹よ。
「うわっ、どこの知らないおじさんかと思ったら、兄ちゃんか。工事現場の人
みたいな格好してるから、誰か迷い込んだのかと思ったよ」
た、確かにそう見られる格好だ……。
あの裾詰め作業ってどうもひどく短足扱いされてる気がして、どうも好きじゃ
ないのだが、好き嫌いだけでは世の中渡っていけないし、ズボンがはけない。
そう、ズボンの購入において、見ただけで即購入なんてできんのです。
おまけに昨日行った店は紳士服店であり、スーパーと違って店員さんがまるで
影のごとく付き回り、あれやこれやと商品を勧めてくる。一つ商品を選んだら
試着どうぞと素早く商品を差し出す。当然スラックスもそうであって、店員が
それを手にしようとした時、チラッと俺の方を見た。
「失礼ですが、ウェストサイズはお幾つでしょうか？」
はっはっは、きたよ、これだよ、俺のダイエット成果を試す時が。実際妹や渚
からも痩せたと言われるようになった俺。数字の上でも体重が少し落ち、体脂肪
だって減少した。現在はいているズボンのウェストサイズは９１だが、今から
買うのはそれ以下だろう。８８か？……いや、少し余裕を持たせて今と同じの
９１と言っておこう。そしてダボダボで、やっぱり大きかったかなと。
「かしこまりました。あっ、一応計らせてもらいますね」
まぁ、痩せたとは言え、あれからウェスト計っていないからどうなってるのか
わからないし、計ってもらった方が正確だろう。どれどれ、幾つだろう？
「８８くらいが適正かと思われますが、いかがしましょう」
(*´D｀) 痩せたよ、ほんのちょっぴり痩せたよ！
ちょっと嬉しくなってさっそく試着室に行こうとしたけれども、やっぱり店員が
言うのはギリギリのサイズかもしれない。礼服の時もそうだったしな〜と９１を
手にして試着室に入る。多少大きい方がベルトで調節つくしね。ズボンを脱ぎ
スラックスに足を通す……。
_|￣|○ ベルト無しで丁度いい。
あれれ、あれぇ〜、どうしてだ？痩せたんじゃなかったのか？何故にベルトの
無い状態でピッタリなの？おいおい、食事量減らして、カロリー控え目の食事
制限をして、かつ筋トレしたりαリポ酸飲んだりしていたのに、どうしてだ？！
ダイエットの効果が無いのか？渚や妹は嘘をついてたのか？
しかし、確かに腹はへっこんだ。まだ肉はあるけど、前よりもスッキリとした
感じになっている。けれども、確かにいつもはいているジーンズがダブダブに
なってきた感じはしない。昔はけて今はけなくなったズボンはやっぱりはけない
ままである。
やはり最終手段を行使すべきかもしれない。そう、ランニングである。その昔
高校を卒業してもマラソンを続けると固く決心し、自宅周辺を日々走っていた
のだが、すれ違うランナーのほとんどが老人で、若い女は必ず彼氏らしき人と
ペアで走っており、イヤになって止めて以来、二度と走るかと誓ったアレだ。
おまけにあれから体力は低下し続け、心臓も悪くなってしもうた。
けれど、ここで痩せればグッと俺のモテモテ度数も上がる。フフフ、その前の
布石として最近連絡取ってなかった数少ない女友達に連絡して、親しくなって
おこうかな。なぁに、最初の言葉は何でもいい。久々に話したくなっただとか
小説がちょっといい結果で雑誌に名前と作品名載るようになったよ〜とでも。
そこから会って、酒飲んで、そして……がはは、電話ＧＯじゃ！
つД｀） 誰も出ない。
ただ夏はアロハシャツ、冬は厚手のジャンバーがあるのだが春先や秋頃に着る
上着が無いんですよ。無くてもいいと言うが、やはり不便なので去年ユニクロで
千円の上着を買ったのだが、これが家人に不評。地味すぎる、安っぽい、これ
着ていてるとモテないだの、散々な言われよう。かと言って、ウィンドブレーカー
買ってあげようかと言われたが、俺から言わせればそれもどうかと思う。
どうせ買うなら、七分丈くらいのコートがいい。しかし、買う金が無いために
諦めざるを得ない。どんなものが欲しいのかと言われたので、そう答えたらば
母や婆さんが買ってやると。いや、いいよそんなの。無くてもそう困らんし。
別にちょっと我慢すりゃ暑くなるからねぇ。
「いいから買いなさい、出してあげるから。あんなジャンバー格好悪い！」
Σ('A`) な、何故怒るのでしょう？
何だか知らないけど怒られたので、買い物に行く事にした。スーパーや近所の
衣服店では目当てのものが無かったので、コートならばと紳士服の店に行く。
う〜ん、五千円か高くて一万円くらいのにしようと思っていたが、紳士服の店
ならば結構高くなりそうだなぁ。
「あっ、兄ちゃんこれいいんじゃないの。こういうの探してたんでしょ」
「これ格好良いですね〜。似合うんじゃありませんか」
うろうろ探していると、妹がある商品を見付けた。おぉう、これだよ、こんな
コートを探していたんだよ。七分丈で黒っぽい、ベルト付きの薄手のコート。
う〜ん、高級感溢れて格好良い。確かに欲しいが……高いな〜、これ。
値段を見ると二万八千円とある。そりゃあ高級ブランド品とか書いてるだけに
高いとは思っていたが、さすがに予想値段の三倍か。考えていたら店員さんが
やってきて、勧めてくる。待て、もう少し考えさせてくれ〜と逃げるように別の
コートを探すけど、デザインの質が落ちて値段がさほど変わらないときたので
結局そのコートを購入する事に決める。まぁ、これで十年くらいは持つはず。
いいもの買えば長持ちするしなぁ。
「お会計、三万七千円となります」
Σ( ﾟДﾟ) はぁ？二万八千円って書いてるじゃん！
どうやら二万八千円とは二着買った時の単体値段であって、一着だけだと三万
七千円になるらしい。もう少し具体的に説明するなら、他の商品を買って、その
商品が九千円未満ならば、単体で買った方が高くなる不思議なシステムである。
うむむ、さすがに四万円近いのは高いし、婆さんも納得いかないとの事だった
ので、一旦別の店に行ってみることにする。たけーよ、コート！
しかし、別の店に行ってもあんなに格好良いコートは無く、大した事なさそう
なのに二万とか三万とかする。う〜ん、やはりあれを買うしかないのかなぁ。
まぁ、安い何かを組み合わせれば、三万少々でコートと何かを入手できるな。
色々相談した結果、さっきの店に戻る。
九千円が四千円になってるスラックスを購入する。これで、先ほどのコートが
二万八千円となり、合計三万二千円。一着より二着の方が安いとは、不思議な
システムである。そう言えば去年礼服を買った時も、二着目は千円で買えると
言ったシステムであった。衣服店はよほどボッってるのだろうか？
十年着れそうなコートに満足。
「あっ、先生聞きました？ お父さん入院するんですってね」
わっはっは、渚がブラックジョークなんて珍しいなぁ。しかも、すっげぇリアル。
そりゃあ俺も騙されるかもしれんが、甘い甘い。もっと上手な嘘をつけば俺も
騙されたのにな。例えば……今日はスク水着て家事しますよとかな。
「何言ってるんですか、本当の話ですよ。だから先生、運転がんばって下さい」
Σ('A`) マージーでー？！
そんなわけで本日は朝早く……と言っても九時なのだけど、そんな俺にしては
早い時間に起床。早く起きると体内のペースも崩れるため、いつもより体調が
悪いまま、家人を乗せて病院に出発。四月なのに雪ががっつり降っているのは
異常気象であり、ラジオでも数十年ぶり、いや百年に一度あるかないかと言って
いたけど、俺には原因がわかる。だって俺が外出してるんだもん。
しかし、何事も無く病院に到着。病院の中に付き添いで入院グッズを持ち込む
ために入ったのだが、やはり病院の空気は淀んでいるな。特に入院患者のいる
階は一層空気が重く、いるだけでなんだか調子が悪くなる。いや、しょうがない
事なんですけど、もし未来に入院文化が残っているとしたら、こうした空気の
浄化も大事なんじゃないかと気付いた一日。
メシ食ってから帰宅すれば、何だかヘトヘトである。このまま仮眠しようかな
……いや、それでは一日何だかもったいない。けれど眠いなぁ。などグダグダ
していたら、携帯電話が鳴った。見知らぬ番号。ただ、俺の番号知ってる人は
そう多くないはずなので、これはもしかして……。
(*´∀｀) 女の子から番号変えましたとの電話かも！
もしかしたらこのまま久々に会ってお酒飲もうよって流れになるかも。高鳴る
鼓動にうきうきしながら電話を取る。もしもし、どちらさまでしょうか？
「あ〜、ケンドーだけど、今暇？そっちいっていいかなぁ」
_|￣|○ ケンドーかよ……。
断るのも何なので、家に呼び寄せると二時間くらい無駄話を繰り返す。やつは
俺に何か出会いないかな〜、合コンとか無いかな？などと訊いてきたけれども
そんなもんあったら、この日記だってもっと華やかになってるわい！
あぁ、疲れた一日だ。結局メッセで女の子と話してヒャッホウとしたくらいで
いい事も無かったなぁ。いや、話したと言ってもステディ〜でスウィ〜トなる
会話ではなく、雑談程度。今日は雪降ってるさ〜と、いつもの天候居士っぷり
全開である。もっと気の利いた会話できんのかいな、俺。
そういや今日からプロ野球セリーグの開幕戦じゃないか。我らが阪神は井川が
開幕投手である。井川の調子がまだいまいちのはずだが、打線が奮起するさ。
えーっと結果はどうなったのかなぁ……ま、負けただとぅ！？
つД｀） 嘘だと言ってよ。