さて彼女達の歌を聞きながら、本題へと移りましょうか。それは昨日に遡るが
俺は久々に買い物に出かけたんですよ。えぇ、αリポ酸を買うためにね。それで
滞り無く目的物を入手した後で、ふと眼鏡屋に寄ったんです。俺は昔、夜中に
エロ本読みすぎたせいか、姿勢が悪くて本などに目を近付けすぎたせいなのか
目が悪くてねぇ、眼鏡かけているんですよ。視力は左右共に０．０４くらいで
乱視もあるのだ。まぁ、俺は眼鏡似合うと思ってるからいいけど、横になって
テレビを見れないのが、やはり眼鏡生活での困りものであります。なお、俺は
コンタクトはしない。壊しそうだし、怖いしねぇ。
結構視力が悪いものですから、眼鏡をかけないとハッキリ物が見えないんです。
そのため、サングラスってものに手を出せなくてね。ほら、普通の眼鏡を買う
事になると、結構お金かかるんですよ。普通のを買うのだって結構お金かかる
のに、サングラストなれば結構する。千円くらいのやつじゃダメなのよね〜。
度付きのやつじゃないと。
しかし、サングラスが欲しいんですよ。ファッションのためにってのはあまりなく
運転のために一本欲しい。下手にサングラスかけて街歩いたら心の渇いた人に
絡まれそうだからそんな事しないが、運転中だとそんな事は少ないだろうよ。
それに運転していて眩しかったりすると、見えなくなって危ない。夏は日光が
単純に強いし、冬は冬で日光が雪に反射して天気のいい日は眩しい。
いつか金を溜めたら買おうと思っていたのだが、その眼鏡屋で一万円でセール
しているのを見た途端、足が止まった。一万円なら、何とか買える。いつもは
三万とか四万とかかかるから、お買い得だ。しばらく見ていたら、店員さんが
色々勧める。うーん、確かに欲しいが、今は持ち合わせが無い。
日を改めて今日も外に出る用事が出来た。ならば、今日買ってしまおう。思い
立ったが吉日である。買いたい時が買いどきである。そんなわけで、速やかに
用事を済ませると眼鏡屋へと向かった。うむ、まだセール中である。その場に
しばしいると、店員さんがやってくる。買う旨を伝えると、椅子に座らされて
色々なフレームを持ってきてくれる。……なんかこのフレームって、別料金？
おいおい待ってくれ、予算オーバーだよ。一番安いのでいいよ。
「あの〜、ちょっと眼鏡見せてもらえます？」
何とかフレームは一番安いやつで済んだ。あとはレンズである。レンズ込みで
一万とは安い。度数見たいからと言ったので、かけていた眼鏡を渡して待つ事
少々。少し驚いた顔した店員さんが戻ってきた。
「これ、結構いいレンズ使ってますね〜」
我が眼鏡はフレーム込みで二年前に三万五千円くらいで購入してる。レンズで
二万円以上使ってるはず。いやね、そりゃ高いよ。でもずっとつけるものだから
少しでも快適でいたいので、いいレンズを使ったのだ。
「それで一万円のやつって、このレンズよりかなりグレード下がるんですよ」
そりゃあ、レンズ一枚分で眼鏡一式買えるくらいだしな。でも、予算の都合上
そんなにいいレンズは使えない。もっと詳しく説明すると、今使ってるレンズは
非球面タイプと言って、極力レンズが平らになっているのだ。だから端っこに
視線を向けても屈折率が少なくて、目が疲れにくい。
一万円セットのレンズは球面レンズと言って、レンズが丸っこくなっている。
中心はいいのだが、端っこになるにつれカーブが強くなり、そのため屈折率も
上がるので、グニャっと世界が曲がる。目が疲れやすいと言うか、結構気持ち
悪くなりやすい。この眼鏡の前のやつが、確かそうだった。
今と同じにすれば、二万である。明らかに予算オーバーだ。けれども、下手に
安いのを買ってしまうと、運転時に余計な疲れを増やしてしまう。困ったなぁ。
どうすべきか……しばし悩んだ挙句、非球面レンズだが、今の眼鏡に使ってる
紫外線カットだとか綺麗に見えるとか、そういう機能を取っ払ったやつを選択
した。お値段一万六千円。予算オーバーだが、致し方ない。
出来上がりは三月の十日であるらしい。ウフフ、これで俺もファッショナブル〜
とか言われるかもしれない要素を一つ手に入れた。タモリみたいなサングラスも
ちょっと考えたけど、余計にオッサン臭く見られてしまう。ここは若者っぽく
濃い青色のレンズにしてみた。ひゃー、これで運転なんかしてたら、女の子も
メロメロ、股はヌレヌレよ。ゲハハハハハハハ。
横に乗せる女がいない現実。
そんなわけで、購入を決めました！
そもそもあの情報を知って以来、近所の薬局に行く機会があれば、いや外出を
する機会があれば買おうと思っていたんですよ。だが、それを買うためだけに
外出するのはちと面倒である。うーん、他にも色々買うものがあるが、どうも
行く気にならないなぁ……おや母さんや、我が部屋に来てどうしたの？
「あのさぁ、おじいちゃんのお見舞いに行かない？」
うぐぅ、これまた面倒臭い上に辛気臭い。何で見舞いなんかに……行くかな。
うむ、見舞いがてら買い物を済ませてしまおう。たまには見舞いに行って我が
好感度を上げつつ、自分の目的を達成する。ひっじょーに打算的な考えだけど
こうでもしないと次に外出する機会が無さそうだ。
母親、妹と俺で見舞いに行く。やっぱり見舞いは何度行っても慣れないのぅ。
病室で話せば他の入院患者が気になるし、広場で話せば弱っていく家人を見て
やり切れなさばかりが募る。後者はまぁ諦めがつくとして、前者は本当にダメ
なのだ。だってねぇ、もし他の患者が滅多に家族や友人の来ない人だったりでも
したら、見舞いに行って楽しく話す我々の姿が羨ましく思えるかもしれない。
あぁん、俺はそういうのダメ、ダメ絶対。
見舞いを終えると、本日のメインである買い物である。買うものはαリポ酸に
加えて、ののたんがいるＷの新曲「恋のフーガ」である。しかし、俺だけ時間を
かけて買い物をするのはいけない。よし妹よ、お前が恋のフーガ買ってきて。
これがポイントカードと金だ。まかせたぞー。
渋々妹を納得させ、俺は薬局へ向かう。薬局って女性ばかりいるから、男性が
足を踏み入れると、何だか違和感を感じてしまうぜ。下着売り場に迷い込んだ
男性状態に近い。あわわ、おまけに流行でαリポ酸を買うなんて、はっきりと
デブ宣言してるに等しいじゃないか。
まずはぐるりと何気無いウィンドーショッピングと見せかけて、店内を歩く事に
する。そしてプロテインコーナーで一頻り商品を見て、周囲の客に体育会系の
人だと思わせた後で、αリポ酸のコーナーへ行く。看板を見て何気無さそうに
足を止め、商品を物珍しそうに見る。そして周囲の流れが途絶えた隙を見計らい
レジにそっと差し出す。フハハ、完璧だ。これで最初からこれが目的だなんて
気付かれないだろう。
_|￣|○ こんな小芝居うたなきゃ買い物できんのか、俺。
ともかく購入成功。三千円もしたのだから、効果がしっかり現れて欲しいな。
まぁ、一回飲みに行ったと思って効果が見られなくてもガッカリしないでおく
覚悟は必要かもしれぬ。買い物を終えた俺は待ち合わせ場所へと向かうが
そこには母親しかいない。あれ、妹はまだ買い物に手間取ってるのか？
やや待っていると、走って妹が現れた。その手には……無い！？恋のフーガが
無いじゃないか。おいこら、お前は買い物もできんのかいな？
「店員さんに訊いたけど、入荷枚数が少なくて無いんだって〜」
まぁ、世間的にもバカ売れしそうな曲じゃないし、アーティストでもないから
しょうがない。おまけに今はＣＤ売れない時代だから、作る数も売り出す数も
少ないのだろう。加えて、大型専門店じゃなく、スーパーの中にある小さな店
なので、なおの事だろう。うーん、折角買い物に来たからには、入手したい。
しかしわざわざＣＤ一枚買うのに家人を連れまわすのも……。
「あ〜、そしたらさ、今日これから出かけるから、そのついでに買うよ」
ビバ妹！さすが辻希美がテレビに出ていると、すかさず俺の部屋に駆け込んで
きて「ののたん出てるよ〜」と教えるだけある。教育の成果ここにあり。ただし
妹よ、お前の友人にまで兄がののたん好きだとか言わないでくれ。ののたんと
言う呼称がまずアレっぽいじゃないか。そんなにディープじゃないんだ。
帰宅してボケーッとして風呂に入って晩飯食い終わり、さぁ日記でも書こうと
思った時、ふと買ったばかりのαリポ酸の箱が目に入った。うむむ、明日から
飲もうと思ったのだが、まぁいいや。今日から飲もう。えーっと、これを飲んで
少し運動しないとならないんだったな。腹筋くいっくい、バーベル上げふぬぅ
ふぬぅ。あぁ、握力も最近減ってるから鍛えるか、ギシギシ。
現在８０ｋｇ、来月は一体？
「そんなに何キロもカレー食べれませんって」
バカ野郎！カレーは美味いから幾らでも食えるんだよ。
「でも、ごはん二膳くらいでしょう。バケツで食べてるわけじゃないんですし」
うっ、まぁそうだな……。いや〜、しかし何とかせにゃならんな。別にモデルじゃ
ないから不特定多数の人に裸を見られるなんて事は無いけど、二十代前半だと
引き締まってる体が多いはず。まだ二十四でビール腹は不味い。服を着ていて
ポッコリ出る腹はモテ度大幅ダウンじゃないか。それに、迂闊に海やプールに
行けない。温泉なら同性なのでそう気遣いしないが、海やプールとかだとねぇ。
うむむ、だが今更高校時代のように毎日十キロとかなんて走れない。
当たり前の話ですが、運動もせずに一日中パソコンの前に座ってグダグダして
夜には酒を飲んでいたら、太るに決まっている。そして十年かかって知り得た
事実なのだが、一人えっちしても痩せない。……そうだよな、右手くらいしか
動かさないし、アクロバティックな方法でもないしなぁ。
体重の割には顔はそう太っていないし、ブカブカの服でも着ていればいいか〜
なんて思っていたんだが、先日あるある大辞典を見ていたら何だかすごそうな
サプリメントを見た。αリポ酸とか言う物らしい。
少し説明をするならば、細胞に運ばれた糖分を脂肪にしないよう、エネルギー
へと変えてくれるものらしい。この物質は三十代くらいから少なくなり、故に
若い頃はそうでもなかったが、中年になって太ったとなるらしい。
俺はサプリメントなるものは嫌いである。何だかそういうので体調を管理して
いるのって近未来的だけど、味気なくてねぇ。なので、なるべく食事で摂取を
しようとしているのだが、このαリポ酸ってものは曲者でして、ほうれん草や
レバーに多く含まれているとのこと。どちらも好物である。毎日でもレバ刺や
ほうれん草もおひたしを食いたいと思う。
「一日に必要なのはほうれん草は数百キロ、レバーは焼き鳥串焼きで二万本」
( ﾟДﾟ) ……ハァ？
ちょっと待って、なにその量？！幾ら好きでもそんなに食えないよ。そもそも
ほうれん草を数百キロって、俺はゾウじゃねぇんだぞ！おまけにレバーを
串で二万本って、ライオンでもそんなに食えないって！
当然食えない量なのだが、もし食ったらどのくらいかかるのだろう？体にいい
ものを厳選して、ほうれん草を国産有機栽培のにしてみたら、百グラムあたり
二百六十円らしい。普通のは近所のスーパーで百グラム百八十円だったために
そこまでメチャクチャな差は無い。それを五百キロ食うとして百三十万円か。
レバー二万本の方は一本大体八十円くらいか？えーっと、百六十万円。
αリポ酸だけで一日二百九十万円の出費である！
さすがに無理だ、絶対無理だ。金銭も腹も持たない。さすがに俺だって信念を
捨ててサプリを買うよ。サプリだったら百グラムくらいでいいらしいからねぇ。
しかしサプリと言えども高いぞ。買ったらある程度の運動を必要とするために
せめて一瓶使い切るまで運動を継続せにゃならん。う〜ん、けれども履けない
ジーンズが増えてきたし、一週間でも男性は結構効果あったしなぁ……。
痩せれば今のズボンも履けなくなる？
ちょ、ちょっと待ってくれよ、そいつは早過ぎやしないかい？まだ俺は何にも
しちゃいないぞ。小説だって早く新作見たいですとか、貴方の作品好きですと
たまに言われてヤッホゥとなるけど、ごめん実は今月３０枚くらいしか書いて
いないんだ、完成はまだまだ先だし、完成しても応募するから公開できないの
だよ……あわわ、しっかりしますと言いながら、またラグナ復活気味だったり
友人から借りたスパロボオリジナルジェネレーションやってたり……。
そう、最近友人と夜中にネット麻雀やるから執筆が滞りがちと言うのもあるが
進まぬ原因の最たるものはスパロボかもしれん。だってネット麻雀に誘われる
事が多いのなら昼間に少しでも執筆すればいいのに、昼間はスパロボにハマり
続けているからねぇ。困ったものだ。
俺はアニメをほとんど見ませんし、知りません。昔もそう観ていたわけでなく
確か小学校卒業するかしないかで見なくなったはず。そのため、ガンダムとか
マジンガーＺなどはかろうじて知っているが、ダンクーガとかガンダムＷとか
そこらの人に訊いても知っていそうな率が低いのは、知らないのですよ。
けれど、シミュレーションゲームは基本的に好きなので、大学時代に先輩から
借りたスパロボＦとＦ完結の二本にすごくハマった。おぼろげながら知ってる
キャラとまったく知らないキャラが熱い物語を作っている。システムも取っ付き
やすかったからか、すんなりストーリーに入り込め、そのためごった煮状態の
世界であるけど、それぞれのアニメの話も断片的に理解できた。
なんてのは建前で、実際は女キャラが可愛かったからハマったのだ。
いやぁ、最初はわけわからないキャラばかりで、貸してあげるよと言われても
渋っていたのだが、ふと女主人公が可愛かったのと、シーラ様がやけに可愛く
見えたので、とりあえずやってみた。ダンバインなんて知らないのにね。
好きになったら、とことんまではまるのが俺のサガである。お気に入りの女を
ひたすら育てて、ステージクリアとキャラの表情に悶えまくった。ただ、その
後はしばらくスパロボに触れる機会が無く、遠ざかっていた。理由はやっぱり
知らないキャラが多過ぎて、買う気になれなかったのである。
先日、友人と会った時にスパロボのオリジナルジェネレーションを借りたので
やってみる事に。最初はどうでもよかったのだが、やっぱり女キャラが可愛く
見えたためである。うひょう、誰を育てようかな〜、クスハがいいな〜。
_|￣|○ﾉｼ ちくしょう、ブリットの野郎に取られた！
ゲームなのに結構マジでゲームキャラに腹を立てる昼下がり。そんな事ばかり
しているので、他の物事の進行状況がどうにもよくない。これはとっととクリア
してしまって、後腐れ無くしてしまおう。そう思って数日、ずっとやりまくった挙句
とうとうクリアした。ふぅ〜、長かったなぁ。友人にさっそく報告だ！
「それな、もう一人の主人公いるだろ？そいつもクリアしたらボーナスあるよ」
……もう一人のをクリアした後にボーナスがあるって事は、あと二週しろって
事なのか？うむむ、試されてるからにはやらねばならん。待ってろよ、クリア
してやるぜ。もうシステムなんかは理解できたしな！
「あぁ、それとな、終わったら続編の２を貸すよ」
春までスパロボ生活かな？
とりあえず渡す物があるから最寄の駅に向かうと言われ、指定した駅で会う。
彼から渡された物は日本酒一升と渚用のキーホルダー。もう酒を貰った時点で
帰ろうかなと思ったのは君と僕だけの秘密だよ。
当初は白犬龍さんも参戦予定だったのだが、何故か来れなくなったので二人で
行動を共にする事に。とりあえずボーリングをする事に。前回もボーリングを
したが、ハンデありで負けてしまった。だが、人は日々進歩するものである。
今回はカタさんを倒す。そしてカタさんも俺を倒して、意気揚々と凱旋記念に
するらしい。そうはいくかー！
全部で七ゲームやったけど、各所にドラマがあった。まずハンデ二十を与えて
ゲームは開始となる。投げ放題だから長丁場になりそうだけど、ペース配分を
考えられるほど二人共利巧じゃない。最初から全力投球。三ゲーム目まで俺が
１３０や１４０を連発して、撃退する。しかし、カタさんも徐々に調子が上がって
きているので油断は……ぎゃー、四ゲーム目で２０差つかずに負けたー！だが
隣のねーちゃんのイヤリングを落ちていたのを拾ってあげて感謝されたために
大した敗北感は無い。試合に負けて人生で何か得られた……気がする。
だが負けたのはやはり悔しい。次は勝ってやるぜと気合を入れた投球をする。
おぉ、スペア、スペア、ストライク、ストライク、ストライク……俺すげぇぞ！
ターキーかぁ、こりゃあすごいスコア出るぞ〜。って、ありゃ失敗したかぁ〜。
ダメかな〜、でももしかしたら大台に行くか？行くのか？！あと二本……。
( ﾟДﾟ)ｂ ２０１出たああああぁ！！
覚えている限り、これが俺のハイスコアである。隣のねーちゃん二人もすごい
とか驚いている。ふはは、すごく勝ち組み気分であるぞ。そこから何の発展も
無かったのが俺らしいけど。いやぁ、それにしても気分いいわぁ〜。
次のゲームは二人共疲れたのか、しょぼいスコアで終わった。いやもうこんな
運動しまくるのは滅多に無いので、もうフラフラ。背中や足が痛くて、軽快に
投げられない。ゆっくり投げようぜ〜。
「投げ放題残り十分です、十分です。時間になりましたら途中で終わらせます」
館内放送でそう流れて、慌てて投げ始める。やばい、まだ第一フレームだよ。
十分で終われるのかなぁ？いつもは狙いを定めてから投げるのだが、そんな事
していたら時間内に終われない。慌てて投げる、ストライク。投げる、スペア。
……おいおい、これってすごいスコア出そうだな。でも、時間内に終われないと
すごくよさそうなこのスコアも消えちゃう。は、早くしないとー！
Σ( Д) ﾟ ﾟ に、２０３出たああああああぁ！！
最後の最後で自己新記録更新。時間も無く、体もボロボロなのに。投げ終えて
本当に間も無く終了のアナウンスが流れた。あぁ、よかった、この素晴らしい
スコアを残せて、本当によかった……。以下は全ての結果である。
１ゲーム目：俺１３８、カタさん９６
２ゲーム目：俺１２８、カタさん１０３
３ゲーム目：俺１４３、カタさん１２２
４ゲーム目：俺１２９、カタさん１２０
５ゲーム目：俺２０１、カタさん９９
６ゲーム目：俺１１７、カタさん８２
７ゲーム目：俺２０３、カタさん１２８
ボーリングを終えてエアーホッケーで負けたけれど、ボーリングで大勝したので
前々から約束していた通り、罰ゲームを行う事に。キスとカラオケ、どっちが
いいかと聞けば、少し悩んだ挙句カラオケにすると。フフフ、苦手と言ってる
カラオケはどんなものかな〜？
( ´D｀) 凌辱した気分♪
その後はビール園に行って焼肉食ったり、居酒屋で酒を酌み交わしたりと結構
楽しい時間を過ごした。いやぁ〜、ボーリングではハイスコア出たし、焼肉に
酒と実に有意義な時間を過ごした。うきうき気分で帰宅、さぁ寝るぜ〜。
_|￣|○ 今日一日中、筋肉痛（涙
気になったのは、そんな便利機能の事じゃあない。俺が気になったのは、その
お財布機能付き携帯電話を題材にしたＣＭについてなんですよ。それと言うのも
とあるレンタルビデオ店である男と女がたまたま同じビデオを手に取ったけど
それは一本しか無かった。どこか気まずそうにしつつも、男がそれを女に渡し
女がそのレンタル料金の支払いに携帯電話を使うってやつ。男は女とその財布
機能を話し合ってるって場面で終わるのですけど……初めて知り合った男女が
こうも親しくなれるとは、ここにモテるポイントがあるのかもしれない。
ＣＭだから誇張されている部分は当然あるし、そんなのありえね〜と思うのも
たくさんありますが、そこにある一片の真実味が無ければ、成功しないものと
思います。例えば進研ゼミのおまけ漫画の様に進研ゼミ始めたら成績もグンと
アップして志望校に合格、おまけに可愛いあの子と付き合えるようになったと
言う、あの漫画です。進研ゼミと恋愛成就は一見何の関係も無さそうに思える
でしょう、俺だってあんなサクセスストーリーは信じなかった。
だが、実際頭が良ければモテるポイントの一つになりえるのです。
例えば一緒に勉強会を開いたり、教えたりすれば頼もしさアップ。また、幾ら
好きだからと言え、あの年頃で進学先が違えば気持ちだって離れたり、別方向
へと行きがちになってしまう。同じ進学先かつ、ダメ男ができる男に。これは
充分モテるポイントでしょう。
さて、話をＣＭに戻しましょうか。ここでモテるためのポイントと言えば、手に
した借りたかったビデオを相手に譲る事だと思ったあなた、きっとそれじゃあ
モテない。と言うのも、一度そういう店に行けばわかるけど、男性が譲歩する
事が当然と言う雰囲気すらあるために、別に譲るのは特別なポイントには加算
されないのです。むしろ、そのまま自分が借りたら印象悪い。
では何かと言われれば、自分が手放したビデオなのに相手の会計にまで付いて
行き、その人の携帯について話す事でしょう。そう、既にビデオ関係無く女に
付いて行くくらいの強引さが必要なのかもしれん。
実際俺もレンタルビデオ屋でそういう事があった。今はビデオを借りる事など
ほとんど無くなったが、高校生とか大学生は何度か借りたりしていた。そこで
相手と同じ物を選ぼうとする、正にＣＭみたいな出来事だって数回ありました。
しかし俺は一度も恋へと発展するどころか、その後知人になる事も無かった。
何故だろう……？
そう、俺は相手に謝った後、そそくさと逃げ出すからである。
逃げ出せば発展もクソも無いわけで、当然モテるポイントだって生じないぜ。
自分でそこまですごく格好良い顔だなんて言えないが、顔面崩壊レベルの顔と
言うわけでもない。黙っていれば、道行くそこらの人とそう変わらないはず。
つまり、一般レベルなら俺にも何かしらキッカケがあればモテる可能性だって
あるわけなのだ！……ツッコミは不可である。
さて、逃げてはいけない。しかし、黙って会計まで付いて行けばガードマンに
モテるだけである。その映画について小粋なトークを交えつつ、自然と相手を
褒めるテクニックが必要かもしれない。おぉ、何かモテそうなイメージだぞ。
今度は俺も人気のビデオをさりげなく手に取ろうとして、そういう出会いをして
みようかなぁ。そして、映画みたいな恋愛を……ムフフ。
アダルトコーナーで出会いあるかな？
起床したら、十一時より少し前。おぉ、俺は目覚し時計に勝ったぞー。朝から
そんな小市民ぶりを全開にして顔を洗いに行ったら、ふとそこの部屋の時計が
十一時二十分を示している。あれぇ、ここの部屋の時計壊れているのか、今度
直さないといけないなぁ……別の場所のも十一時二十分になってる。ゲゲーッ
もしかして俺の部屋の目覚し時計が壊れてた！？
もう慌てて支度したが、つくよんの家の到着予定時刻をオーバーしてしまう。
まぁ、その後に大幅遅刻したやつがいたから、その事は不問となった。我々は
メンバー全員揃ったのを確認した後、ラーメンを食いに行く。
( ´ー｀)＝３ はぁ〜、うめぇ〜。
やはりラーメンとチャーシュー飯は美味い。しかし、本日最初の食事としては
ややヘビーである。サクロンが欲しくなる。うーん、この腹に溜まったものを
少し消化させるため、カラオケでカロリー消費でもしようかと言う事になって
我々はカラオケボックスへと向かう。
カラオケボックスで注文をした時、歌ってる最中に注文したのを届けられると
ちょっと恥ずかしい。そのため、トップバッターはためらいがちになるけれど
注文届にきた時に誰も歌っていないと、それはそれで何だか恥ずかしい。誰が
歌うか譲り合った結果、つくよんがトップバッターに。番号を入力し、前奏が
流れ、さぁ始まるぞー！
「ご注文の品、お届けに参りましたー」
……よかった、俺じゃなくて本当によかった。その後はそんな事も無く楽しく
歌って笑う。非常に有意義な時間だと思うのだが、途中にドナドナ歌っていた
ヤツもいたので、テンションもちょいと下がる事はあったが、まぁＯＫ。
カラオケを終えると、みんなでメダルを買って、メダルゲームに興じる。俺は
普段メダルゲームなどやらんので、どれが面白いのかよくわからんので麻雀に
手を出す。あまり勝てぬ。うむむ、じゃあメダルをころころ転がして稼ぐのを
やってみるかな。ほぅ、これはなかなか楽しいが……あぁん、消えた。
まぁ大勝したところでリッチにならんので、一時楽しめればよい。全員メダル
無くなると、晩飯の時間となった。たまにみんなで会ったのだから晩飯も共に
食おうかと言う事になり、焼肉バイキングの店に向かう。げはは、食うぜ！
焼肉店ではそれはもう、すごかった。まず脂を網にひいてないのか、肉が網に
やたらとくっつく。そして肉が表面しか焼けず、中は生である確率が高過ぎ。
じっくり焼けば焦げるので、こんなに苦戦する焼肉は久々である。だってねぇ
ほとんどの肉がブロックなんで、火が通りにくいのよ。おまけに肉じゃなくて
甘味類ばっかり食うやつもいるし。おかげでケーキとか杏仁豆腐食わされた。
ちくしょうガッデム、そんなものいらねーよ！
ラーメンも焼肉も食った、カラオケもメダルゲームもした。あとは帰るだけだと
我が車で最初の集合場所まで送っていった。おぅ、結構道が滑るな。ガチガチ
凍ってるぜ。えーっとあそこを曲がればいいんだな、ブレーキかけるか。
ガガガガガガガリガリガリガリガリッ！
Σ(；ﾟДﾟ)と、止まらねぇ〜！！
車は少しオーバーしてようやく止まった。ひぃ、恐ろしい。何はともあれ集合
場所に到着できて、解散となった。後はつくよんを家まで送って帰れば本日の
イベントは終了である。さぁ発進、道は滑るぜ、車はブレる。隣のつくよんは
怖い怖いと言ってるが、ぶつかったら俺の方が色々あるから怖いわー！
家の車庫にぶつかりかけたのは秘密。
疲れを取るために風呂に入りますが、風呂に入ると疲れるのもまた事実。そう
疲れていない時に入ると、風呂上りに何だかだるくなるよねぇ。やはりお湯に
よって体の中に溜まっている疲れが溶けてくるのかね？昔なら風呂でムスコと
遊ぶ事があって疲れる原因も明確だったが、そうじゃなくとも疲れる事もあると
知った。でもまぁ、湯船でゆっくりするのは気持ちいい。
さて話を戻しまして、風呂での出来事をお話しましょうか。湯船でゆっくりと
考え事したり、ふとえっちな事を考えてしまってムスコが大きくなったら腰を
上げてネッシー出現とかやってみて、一人で反省する。一頻りそんな時間を
過ごしたら湯船から出て、頭を洗う。
短く髪を切ったため、洗いやすくてたまらない。しかしまだ髪を短くした事を
覚えていないのか、ついシャンプーを出しすぎてしまう。あぁん、長かった時
ならば丁度いいけど、今だったら多い。泡塗れになりつつゴシゴシ。
頭を洗い終えると、次は体である。体を洗うのに使うのはナイロンタオルだ。
水で濡らし、ボディソープを二度三度出して、それを泡立てる。風呂では眼鏡
かけていないから文字もよく見えないけど、容器の色などでわかる。タオルに
ボディソープの上部を押せば、タオルにドリュッと垂れてくる。いつもの様に
二度三度同じ力で押す。
ピュッ、ピューーーーーーーーーッ！！
( ﾟДﾟ) ……真横に飛んだ？
わけがわからない。ボディソープは重力に逆らうかのように真横に飛んだのだ。
例えるならスターウォーズなどのレーザー兵器。ヒュンと勢い良く湯船に飛び
着水。タオルを見てみるが、そこにはボディソープが無い。目の錯覚かなぁ？
うむむ、もう一度やってみるか。ぐいっとな。
ピュッ、ピューーーーーーーーーーーッ！！
やはり同じである。タオルに落ちず、湯船に飛んでいく。うむむ、腹立たしく
あるものの、ムスコからのホワイトキャノンもこんなには飛ばないよなぁなど
ちと感心してしまう。元気がそう無い時なんてホワイトキャノンも勢いが無く
見てると切なくなるからのぅ。うーむ、ボディソープに感心。
( ﾟДﾟ) 感心じゃねぇよ、体洗えないじゃないか！
よくボディソープを見てみれば、発射口にボディソープが固まっている。この
ために、水鉄砲の要領で真横に飛んだのだろう。その塊を取ったら、いつも
通りにボディソープはタオルの上に落ちた。ゴシゴシ。
ここでふと思った。射精の時もどこか抑えたら、結構飛ぶのではなかろうか？
射精もそのインパクトの時には押し出すような力をかければ、飛ぶものである
から、飛ぶ瞬間にどこか抑えたら水鉄砲みたいにすごく飛ぶのではなかろうか。
うむむ、ホースで水を飛ばす時は出口を狭めれば勢い良く飛ぶから、その原理
応用すればよさそうだな。試してみるか……。
いててててててて（涙
……眠い。しかし本日は退院する親父を迎えに行かねばならない日。別に病気
完治で退院とかではなく、病院のベッドが一杯だからと言う理由での退院だ。
う〜ん、家に連れて帰ってきても……何だかなぁ。まぁ、それでも行かなければ
ならんのが、家族と言うものである。はぅん、眠い。
母親と共に病院へと向かう。今日は朝から天気が良い、普通なら絶好のデート
日和とでも言いたいし、そうしたいところなのだが、どうも外出と言えば病院
通いである、それも俺の用事じゃない。うぬぅ〜、渋滞してるしイライラ。
こんなところで腹でも痛くなったら大変だよな〜と母親と車中話をしていたら
本当に腹が痛くなってきた。ヤバイ、ケツが決壊寸前だ。ううぅ〜、がんばれ
肛門括約筋。こんなとこで決壊したら、大惨事だ。ピクピクしてる〜ぅ！
病院に到着するや否や、便所に駆け込む。野外ならトイレットペーパー片手に
お花摘みに行くとか洒落た事も言えるのだが、病院の便所ではそうした小粋な
言い回しは何と言うのだろうか。何か良い言い回しがあったら教えて下さい。
さて、便所から出たスッキリジェントルメンは手を洗い、車のカギを取り出す
ためにジャンバーのポケットに手を突っ込む……あれ、あれれ、あれ？
財布が、無い……？！
バカな、どうして無いんだ！車のカギは大抵財布が入ってるポケットに入れて
いるんですが、その財布が無い。体中をパンパン叩いてみるが、どうにも無い
ので、もしかしたら便所に行った時に落したかと思い、再び便所に。俺が出て
からその便所に入った人はいない。慌てて便所を探すが、やっぱり無い。くっ
忘れたと言うのか、サザエさんじゃないのに外出時財布を忘れたなんて初めて
かもしれない……えっ、財布が無い？ああああぁっ！！
無免許運転じゃねぇか、俺！
今まで違反らしい違反なんて無かったのに、迂闊ッ。あわわ、検問とか無くて
よかった。いやマジで反省してますので、今度から気を付けます。まぁ、俺は
運転できないので退院したての親父に任せると言うか、運転は俺がすると言い
出してきかないので、渋々任せたが……免許持ってくればよかった。
帰宅してグッタリしていると渚が部屋にやってきた。おぉ、渚よ、疲れた俺に
えっちなマッサージでもしてくれるんだろう、そうだろう？そうだなぁ、俺が
指定するのもいいが、自由にさせるのもまた一興。ささ、カモーン！
「違いますよ、先生にお願いにきたんですよ」
あぁ、なんだ。俺がすればいいのか、じゃあまずボタンをゆっくり外して。
「違いますよ。エッチな事じゃなくて、雪かきですよ。私じゃ無理で……」
何だ、お前は雪かきもできんのか。どれどれ、じゃあやってやろうか。ところで
場所はどこ？えっ、プロパンガス小屋？！あそこは確か屋根の上から落ちて
くる雪や水滴により氷に覆われているわ、小屋がボロくて今にも崩壊寸前だ。
ボロい上に屋根の上に氷や雪が山盛りなので、デンジャーゾーンである。
しかし、やらねばプロパンの点検もできんし、何かのはずみで壊れたら大惨事
どころじゃすまぬ。うぅ、怖いけど……ガリガリ、ガンガン……かってぇ〜なぁ。
えぇい、つるはしだ、それくらいじゃないとダメだ。しかし、雪かきと言うよりも
炭鉱夫みたいだなぁ。とりあえず小屋までの道を開通される。
小屋の中は雪でぎっしり。隙間があるから雪が溜まってて、溶けたり凍ったり
しているから、雪というより氷に近い。氷ならばつるはしの出番なのだけども
プロパンにヒットしたらあの世へ一直線である。それに、小屋は非常に狭くて
つるはしなど使えぬ。しゃがんでスコップをようやく使える程度だが、あまり
長居していたら、小屋が崩壊しかねん。
だって、屋根からポタポタ水滴が……。
水滴が落ちてきてると言う事は、暖かいって事である。暖かいのならば屋根の
雪だって落ちてくるだろう。ボロ小屋に落下したらいつ潰れるかわからない。
ひいぃ、怖い〜。とりあえず出来る限り除雪してみた。ふぅ〜、これでいい。
さて帰るかと体を反転させた時に俺が小屋で見つけたのは……雪がかからない
ようにキチンと隔離されてあるプロパンメーター！お、俺はこのために除雪を
していたのに、除雪いらんとこにあったとは。
春になれば小屋建て直さなきゃ。
ふと思い出す言葉はそれなりにある。そういうのを繰り返していると、さして
意味は無いが、やけに強烈な記憶として残る。俺の中で代表的なのは意味も
無くサッカリンと言う単語がしばしば出る。甘味料の一種で、発ガン性物質を
含むために禁止されたものである。そんなもの、俺の生活で扱うものでないし
お菓子食う時にいちいち注意しない。どうせならもっと役立つ記憶がしばしば
出てくればいいのになぁ。
そんなわけのわからない突発記憶で最近俺の中で登録されたのが、デコポン。
先日スマスマを見ていて、中居が扮するダメ刑事のコントでデコポンが登場し
中居がそれを妙に気にかけるってシーンがあった。何だかツボにハマり一頻り
笑ってその場は終わったのだが、翌日も妙に気になって仕方無い。
そうなると、色々なところでデコポンが目に付くから、世の中不思議である。
スーパーに行ったらデコポン見つけるし、たまたま料理番組見てたらデコポン
登場。バラエティ番組でも何故かデコポンと言う単語が出る。その響きの良さ
から、しっかり俺の記憶にインプットされてしまった。また無駄知識がぁ！
そうなると寝ても覚めてもデコポン、デコポンである。まるで恋する乙女の様
でもあるが、決して俺はデコポンに恋などしていないどころか、食った事すら
無い。うーむ、こういう感覚を一人で抱いているのは癪だ。誰かに感染させて
やろう。とりあえず白羽の矢が立ったのは、妹と渚である。
とりあえず渚と顔を合わせる度に、デコポンと言う言葉を必ず一度言ってみる。
サブリミナル効果みたいなものを狙うのだ。すれ違う度に、デコポン。部屋に
来る度、デコポン。通り過ぎるのを呼び止め、デコポン。すると元々単純な奴
だからか、割とすぐにデコポンを認識した。夢で会うがよい！
次に妹である。渚の場合と同じく、会えばデコポンと言う。それどころか妹の
部屋に行き、デコポン。テレビを見ながら、デコポン。便所に行くついでにと
立ち寄っては、デコポン。メシの最中もデコポン。たまにはアクセントを変え
デーコポン。すると、俺の顔を見る度に、デコポンとかまた言うんでしょ〜と
言うようになった。調教順調である、フハハハハ。デコポン、デコポーン！
むしろ俺がもう忘れられなさそう。
「あ、先生。甘栗ですよ、食べますか？」
甘栗か、しばらく食っていないしもらおうかな。五年以上食っていないかも。
昔はよく食っていたのだが、ついつい甘栗って名前から敬遠しがちになってた
けど……なかなか美味いじゃないか。甘さもそんなにきつくない。
「ふわ〜とした自然な甘味が美味しいですよね」
うむ、その通り。だが栗は食べるだけじゃなく、剥くのも楽しい。てっぺんの
ところをグッと押してパカリと割る。綺麗に割れるとそのまま食べられるけど
ちょっと失敗したら、殻をチマチマ剥かなければならない。ちょっと失敗程度
ならば気にならないけど、大失敗となったらもうイライラする。
「大失敗って、どの程度です？」
どうも殻付き甘栗って殻が柔らかくてねぇ、グッと押してもグニッとへっこむ
だけで、なかなか割れてくれないのよ。そのため、押し過ぎて中の栗が割れて
しまっているのが失敗だ。その割れたのが中の薄皮としっかりくっついていて
取れないわボロボロ崩れるわ、取ろうとしたら指と爪の隙間に何か挟まったり
するのが大失敗。
「あー、わかりますそれ。美味しいって事を忘れるくらいムカッとしますね」
食べ物でイライラなんて本末転倒だ。他にもホルモンとか飲み込むタイミング
わからずイライラしちゃったり、カニとか向いてる時に指にトゲが刺さったり
して血が出たらイライラ。メシ屋でシーフードものとか頼んだらエビやカニに
加えて貝類なども殻付きなので、イライラしがちになるなぁ。
「食事の時はのんびりと美味しい料理を楽しみたいですからね〜」
しかし、柔らかいから剥きにくいけど、ちゃんと剥けた時に出てくるツルンと
出てくるクリがいいねぇ。いやぁもうね、コンニチハって挨拶したいくらいだ。
剥かれたクリは小さかったり大きかったりと千差万別だが、どれも自己主張を
してくれる。たまになかなか顔を出してくれない恥ずかしがり屋もいるけれど
そういうのも丁寧に俺が剥いてやらないとね。クリはいいなぁ〜。
「な、何だか先生、他意をもってコメントしてません？」
いんや、別に。いやぁ、僕はクリが好きだから、つい愛情こもったコメントを
しちゃうんだろうな。クリは繊細だから、優しく扱わないといけないものだ。
そっと剥いて、優しくかつ大胆に扱いつつ、口の中へと運ぶんだ。そうすると
ピクッと動くのが可愛くてねぇ。俺はあの反応を見るのが好き。やり過ぎると
怒られるんだが、でもやめられぬ。
「……絶対えっちな事だ。そもそも反応って何ですか？！」
後半はアクセントが違ったな。
「でも先生、夕方にミニビール二缶飲んでいたじゃないですか」
そ、そう言えば飲んでいた気がする。一升瓶買ったらもらったんだった。
「それに、昨日は小説書いてないじゃないですか〜、麻雀しててー」
そう、昨日は飲まなかったのではなく、飲み忘れていたのだ。小説書こうかと
思っていたらネット麻雀に誘われて、熱中していたらついつい酒を飲み忘れて
しまったんですよ。そう言えば飲んでないなぁと思ったのが、夜中の三時半。
飲もうか迷ったが、たまには禁酒するか〜とやめたんですよ。
そして本日、体調がすごくいいんだろうな〜と思ったら、そうでもなかった。
おかしいなぁ、酒飲んだ日とさして体調変わらないぞ。それどころか、今日は
イビキが物凄かったとか言われた。う〜ん、もうやはり酒を飲まないとダメな
体になってるかもしれん。アルコールエンジンでＧＯ！
本日はエロ後輩と会う予定である。エロ後輩と言うのは本日彼とエロゲーとか
エロ動画を交換するため、そういう名称にしたのである。まぁ、エロいけど。
そもそも、待ち合わせ場所として郵便局が指定されたが、行ってみたらエロゲ
買うために振込みをしていたくらいの猛者だ。なんだかなぁ。
ともかく一回体でも動かそうかとボーリングでもすることに。彼はサークルで
上手いらしいが、俺はそのサークルで絶対王者を誇っていた男。おかげで俺と
ボーリングする人がいなくなった、しょんぼり。ともかく、二人でやる。
どうにも出だしは調子悪い。しかしそれ以上に後輩のスコアが伸びない。ふむ
サークルで上位って、一体アベレージどのくらいかと訊けば１００未満とのこと。
ふはは、それじゃあ俺には勝てないぜ。徐々に後半調子を上げていき、なんと
二ゲーム目で俺が大爆発！結果は以下の通り。
一ゲーム目：俺１２０、後輩６０。
二ゲーム目：俺１９１、後輩８０。
うひょう、俺すげぇ。１６０とか１７０は調子良かったら割と出るけど、１９０
行くのはそうそう無い。そして１９０行ったら、同時に切なくなる。だってあと
一回スペアかストライクだったら２００ですよ、おっじょーさん。まぁ、デート
なんかでボーリング行って、そんな数字出したら引かれるよね。役に立たぬ
特技だなぁ、うむぅ……。
そうなのだ、どうにもよくない。バスケとかサッカーできたやつはモテモテ。
甲子園行ったらモテモテのはず。だがどうだ、ボーリングは１５０超える人が
周囲にそういないので、出したらすご〜いと言われてもどうにも薄い。そして
引かれる。うぬぅ〜、得意なスポーツでモテないとは切ないぜ。
ビリヤードはあまりできない。いや、できたとしてもきっと女性と行かない。
ビリヤードやってる女友達って今まで一人もいなかったしなぁ。うむむ、では
何が得意ならば気を引けるのか。根本的にお前はダメってのは無しだ！
ぬぅ、下ネタで気を引けるはずが無いと俺の中でかなり普通っぽい武器だが
裏目に出てしまっている。カラオケも流行りの歌など歌えず、サザンが多い。
酒を飲むのは大好きだが、さっぱり詳しくない。頻繁に女性と会うわけじゃあ
ないから、一撃必殺と決め込みたいのに。
一撃当てる人もいないけど。