狂人日記

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 2月15日
ここ数日、やたらと寒い日が続いております。起きれば、顔がひんやり冷たく
なる事も多く、布団から出れば部屋が寒い。暖房をしばらくつけ続けていても
なかなか部屋が暖かくならん。うぬぅ〜、寒すぎてどうにもならんと言う訳で
ないのだが、やっぱりイヤン。

冬が寒いと夏が暑くなる、夏が暑いと冬が寒くなるのは経験上からの予測だ。
今から半年後の予想をしてもどうにもならんが、つい考えてしまう。半年先の
夏が恋しいねぇ、こうも寒いと。薄着のおねーちゃんに胸を高鳴らせ、眩しい
太陽に心照らし、何らかの期待を出会いの無さそうな俺にも抱かせる

冬にだって出会いは……きっとあるだろう。今日テレビをつけたらバレンタイン
特集なるものをやっており、チョコを渡した彼女が彼氏に一言二言言ってた。
付き合って三年とかもいれば、二ヶ月前に成立したとかのまで。うむむ、冬に
成立してるカップルもやはりいるものだ。まぁ、出会いはその前かもしれない
けどね。二ヶ月前……クリスマスか、くっそ〜ぅ。

バレンタインは甘い物が食えないので、今更チョコをもらっても困るけれども
五年くらい前までは甘い物が大好きだった。当然中高生の頃はギブミーチョコ
レートの世界の住人であった。バレンタインが近付けば女生徒にへーこら頭を
下げたり、さりげなく、しかしねっとりとチョコくれないかーとねだったものだ。
いや〜、やはり中高生くらいだともらった奴ともらってない奴とでハッキリと
世界が別れたから、義理チョコ一つでも勝ち組みへの切符だった。

バレンタインは三つの階層に分かれる。もらうのが当然の余裕クラス、絶対に
もらえないとわかってるからどうでもいいクラス、そしてその中間に存在する
もらえるかもらえないか微妙なクラス。当然俺はこのクラスだった。

大多数がこの中層に位置し、勝ち組みの切符を手に出来るかどうか殺伐として
いたものだ。今年ももらえないよな〜なんて言いながら、虎視眈々とチョコを
もらおうとしていたり、非モテ同盟などを作ったはいいが、メンバーに切符を
手にした奴が現れたり、そいつを罵倒するが罵倒した奴らの心に風が吹いたり
罵倒されたやつは多少怒るが妙に余裕そうだったり……。

そうした青春の闘争の中で俺もチョコを貰う機会が度々あった。まぁ、貰った
ほとんどが部活での女子部員から配給された義理チョコだったんだけど、でも
そうじゃないのもあったんですよ。個別にもらったチョコ。人生で片手で数え
られるくらいのものだが、確かにあったんですよ。

あれは中学生の頃、仲の良かったグループ内の本命狙いの娘から貰えそうに
なく、結構ガッカリしていたら、それとは別の女の子から包みを貰ったのだ。
その子は勉強面のライバルであり、何かにつけて勝負したりしていたり、時に
ケンカなどし、けれど険悪ってわけではなく、今にして思えば漫画などで割と
ありがちな活発な男っぽい女友達だった。好意も多少あった。

その子からバレンタインの時、こっそりチョコの入った包みを貰ったんですよ。
今よりも素直になれなかった俺は喜びを表に出す事もできず、いつものように
ガキっぽい軽口を言いながら受け取ったんですよ。

帰宅して、こっそりその包みを開けると……チロルチョコ十個

本命チョコとはとてもじゃないが言い難い。けれど、俺の好きなチロルチョコ
ばかりが入っていた。十円のに混じって、二十円のやや大きなチョコも入って
いたんですよ。迷ったさ、そりゃあ迷うよ。義理なのか本命なのか判別し難い
チロルチョコ十個。不器用な気持ちの伝え方なのだろうか、いやしかし彼女は
好きな人を好きと言うタイプだった。……う〜ん。

結局俺は少し多めにチロルチョコの詰め合わせをホワイトデーに贈ったのだ。
本命のあの子は振り向いてくれなさそうだ、この子に気持ちをぶつけていれば
付き合えるかもしれない。そうした青春の葛藤の中で俺が出した答えは、やはり
本命の女を好きであろうとした。結局、本命には後日フラれるわ、その子とは
何の関係にもならないわ、結果からすれば散々なものになった。

もしかしたらあの時が俺のモテモテ時期だったのかもしれない。あれ以来俺は
そうしたチョコをもらう事も、アプローチをかけられる事も無く、過ごしている。
人生において戻りたいと思った事は俺には無い。きっと、戻っても俺のことだ
同じ道を進んでしまうのだろう。ただ、もし一度叶うならば、あの日に素直な
気持ちをその子にぶつけていたら、どんな答えが返ってきたのだろうかと今も
ふと考える事がある。未練とはまた違う。例えるとクイズの答えがわからない
ような気分である。

あの頃、傷付く事を今よりも恐れず、周囲の迷惑もかえりみずに走っていた。
今は色々知ったため、そうした事をためらうようになった。今からでもできる
だなんて人は言うけど、取り巻く物があの頃とはもう違う。あの頃にはできた
事が今はできない。でも逆に、今だからこそできる事もある。

俺はあの頃と違って小説を書くようになったし、サイトを開くようにもなった。
細々とだが不特定多数の人に自分の考えを知ってもらう場所ができた。そんな
ところから、きっと出会いが生まれるかもしれない。そう、今だってどこかで
誰かが俺に恋心を抱いているかもしれん。メールボックスを開いてみる。

ウィルスメールばっかりだ……。


 2月14日
∩゚Д) あーあー、聞こえない、聞こえない、バレンタインとか知らないね。
     チョコの交換とか知らない、わからない。最近は男にあげるやつ
     よりも女同士で交換する方が多いとか、世情に詳しくない。何を
     世間が騒がせてるとか知らない、もらえない僻みとか聞こえない。
     甘い物食えないからなんて言い訳だという指摘も知らぬ存ぜぬ。
     チョコ以前の問題とか言う正論も、聞こえない。あーあー。

「……全部もう自分で言ってるじゃないですか」

そんなわけで今年もチョコゼロ運動達成の桐生です。外に出ないんじゃもらう
以前のお話である。妹と渚は一応チョコを持ってきたけど、当然俺は食えない
ので、目の前で食ってもらった。もらっても食えないので体はどうでもいいと
思えるのだが、心はやっぱり欲しがっている。コーラでいいから、下さい。

さて、そんなバレンタインなんて文字を打つのも忌々しい日に悲しい事件が
起こったのです。それは以前から考えていた、バレンタイン記念で短編小説を
書き上げよう
と何をトチ狂ったのか自爆企画をぶち上げて、らぶすとぉりぃを
書き上げるまでメシ食わなかったんですよね。さして腹も減っていなかったし
誰もいなかったからカレー温めるのも面倒だったんで。

書き上がり、見直しの途中で家人が帰ってきた。時計を見れば二時だ。ふむ
そろそろメシでも食おうかなと階下へ向かおうとしたら、我が携帯が鳴った。
フフフ、どんな仔猫ちゃんが俺にチョコを渡そうと……ケンドーだ。しっかり
おちんちんランドの住人だよ。はぁん。

「用事があるから、今から向かうわ」

奴の仕事場から我が家まではそう遠くないので、カレーを食うどころか温める
時間も無い。うぅむ、しょうがない、ケンドーが帰ってから食うか。幸いにも
まだ腹は減っていないしね。

結果から言えば、この決断は大誤算だった。

仕事の関係で来たのはケンドー一人。女の子も来るかと思った俺が甘かった
けど、まぁこれは当たり前の事である。仕事の話はすぐ終わり、後はケンドーと
色々な話をする。近況報告、習慣、将来の話、よくやってしまいがちな事など
実に様々に話しすぎて、結局ケンドーが帰ったのが四時半。空腹なり。

チョコどころか、飯も満足に食えないなんてあんまりだ。結局大好きなカレー
ライスはおあずけとなり、味噌汁だけガブガブ飲む。

しかし冒頭でもチラッと話したが、最近では女同士でチョコ交換が流行ってる
らしいですなぁ。確かにそういうのは俺が中高生の時からでもあった。女同士
手作りのチョコを交換して、食べていた。それを見てモテないと言う、悲しくも
切ない事実で結ばれたソウルブラザーズは甲子園での敗戦投手みたいに消沈。
どうやったらモテるのか会議を開いたものだ。

チョコ一個で一喜一憂するが、さすがに猿回しの猿のように何とかしてチョコ
もらおうとするのは、チンケなプライドが許さない。しかし黙っていても何も
ならないのが、一般男性である。おまけに今では、甘い物を食えないのに欲し
がっても、どうしようもない。困った、益々バレンタインが遠くなる。

今日はバレンタインかぁ、昨日から一生懸命チョコ作ったんだよね。……でも
桐生先生甘い物食べられないって言うから、どうしよう。きっと渡したら先生
食べてくれるだろうけど、辛いんだろうなぁ。でも、今日は甘い何かを先生に
渡したい。……そうだ、巫女の格好でお酒を注いであげよう。甘い誘惑だと
先生も喜んでくれるよ。恥ずかしいけど、がんばろう。

甘口日本酒でワカメ酒じゃ!


 2月13日
物事を何か行う時、大抵俺は計画を練る方です。思い付きで行動する事の方が
少なくて、いっつもその行動をどうやって行うか、その行動が俺にどんな影響を
及ぼすのか、などと簡単なシミュレーションをした後に行動するのだ。このために
予想外のハプニングなどあまり考えずにシミュレーションをするので、突然の
出会いなんてものを考慮せず、家でゴロゴロしがちになる
。だってねぇ、俺が
外に出て、一体どこで出会うんだ?行く先々に若いおねーちゃんなんていそうに
無い場所ばかりじゃい。

まぁ、出会い云々は置いておくとして、本日には前々から予定が入っていたの
ですよ。そのため、家族と色々意見を交換して、ある計画が固められた。その
計画とはズバリ、見舞いドライブである。

1:昼頃に我が家を出発、病院へ向かう前にラーメン屋にGO!

2:ラーメン食って満足、一時間くらいかけて病院へGO!

3:病院で親父を見舞う、それなりに喋ってから出発だGO!

4:帰る間際に蕎麦屋へ、一日二件の外食もたまにはOK!

たまに外へ出る用事が病院関係ばかりなのがどうにも辛気臭いけど、折角外に
出るならば、何か美味い物でも食いたい。どうせ食うならみんなで出かけよう
なんて思い立ち、家族全員車に乗せる事にする。こんな時じゃなきゃ、みなで
ドライブなんて事もできん。どうせなら楽しく行きたいものだ。

まずは計画その一に書かれてあるラーメン屋へ向かう。俺は昼頃に起きたため
本日最初の食事がネギニンニクラーメンとチャーシュー丼である。大丈夫だと
たかを括っていたのだが、予想外にネギニンニクラーメンが脂っこく、思わぬ
ダメージを受ける。けれど、美味かった。家族皆で大満足。すでに帰ろうかと
思ったのは親父に内緒である。あぁ、本当に満腹だ。

ラーメンを食い終えたのは一時である。蕎麦屋へは四時に到着予定であるから
病院へは二時半に到着予定である。これはかなり余裕を持った時間配分であり
ラーメンを食い終えた我々からは、どこかで時間潰さなければとても蕎麦など
食えないと言う事になった。中止は我々の考えに無い!

道が混んでいたから遅れるかな〜と思ったが、病院に到着したのは二時。うん
予想以上にスムーズな計画だ。計画がスムーズなのはいいのだが、あまり早く
物事が進んでも、腹は減らない。車に乗ってるだけだしねぇ。ともかく親父と
喋って時間を潰していたが、本日の食事スポンサーである婆さんは先日退院を
したばかりなので、あまり長居させると不味い。病院は三十分もいなかった。
二時半……やばいぞ、まだ満腹だ。でもまぁ、蕎麦屋の方へ向かうか……。

途中、家具屋へ寄ろうと言う事になり、家具屋へ向かう。あぁ、こういう店に
入るとあれもいいな、これもいいなと夢膨らむ。各自が思い思いに家具を眺め
夢の間取りに心馳せる。絨毯買い換えたいな〜、カーテン欲しいな〜。

あまり物を買わずにブラブラするのはせいぜい三十分もいればいいところだ。
一時間くらいいるはずだったのだが、無理無理無理。結局、蕎麦屋に到着した
頃は予定よりかなり早い、三時半。既に満腹と言う程ではないし、何か食えそう
ではあるが、腹は減っていない。でも、食いたい。味わいたい。

各々注文したものが、さして時間を置かずに運ばれてきた。ここの蕎麦は実に
美味い。蕎麦大好きな俺は舌鼓を打つ。くぅ〜、美味いなぁ〜。ズルズルズル
……ふぅ、美味い。ズルズルズル……あぁ〜。ズルズルズル……。

_| ̄|○ やっぱり多いな。←家族一同


 2月12日
昨日は久々に外で酒をたくさん飲んできましたよ、えぇ一ヶ月ぶりくらいじゃ
ないかな。最盛期は二日に一度のペースで飲み歩いていただけに、落ち着いた
感じになってきた今日この頃、ちょっと寂しくもある。しかしその分、一回の
密度が濃ければいいのだー!

集まったのは大学時代の先輩後輩である。いつも遅れてくるだろうから、多少
ゆっくり行ってもいいだろうなと時間ギリギリに向かえば、結果俺が一番遅い
到着となった。あぁん、しまったー。おまけに到着第一声が嘘吐きであった。
嘘吐きって、何だよ!そもそも第一声を発していないじゃないか!

「アンタ、日記で香田晋みたいになったと書いたけど、似てないじゃない」

うむむ、水瀬さん孫休さんは相変わらず厳しいツッコミをしてくる。いやね
確かに俺と香田晋は似ていないよ。でもね、俺の中で短髪と言えば香田晋だと
言うイメージがある。そんな程度の発言なのでした、てへへ。

さて一次会はアジア料理屋である。店員さんも可愛くて衣装もよいが、やはり
メシが美味い。酒を飲んで、久々の集まりに話題が弾む。話題の合間に何故か
おっぱいと意味も無く言っていたのは、俺の心に蠢く女性に対してシモネタを
言いたくてたまらぬ虫のせい
なのだろう。えぇ、理性ある俺はちゃんと反論も
しましたよ。俺はおっぱいより股間のが好きだと!

二次会は馴染みの店に行く。そこでも酒を飲み、適度なお喋りをし、頻繁なる
おっぱーいコール。いやね、冷静に考えればあまり言ってはよろしくないもの
だとわかってるが、数少ない女性の知り合いであり、シモネタを言えるような
人はごく一握りであるため、爆発。ストレス発散。うぇーい!

ジャックハンマーのように明日をも考えぬ飲みっぷりで帰宅。まぁ、帰宅途中で
吐いていないし、駅の廊下で転がっている事も無いので、そこまでヘベレケに
なっていない。最近はそう言う事も少なくなったな。いや、さすがにそこまで
泥酔しないように、今後は気を付けたい……あれはみっともない。

_| ̄|○ そして本日、二日酔い。

ううぅ、頭が痛い、吐きそうだ。重度か軽度かと言えば、割と軽度だがやはり
久々の二日酔いのために、辛いのよ。喉が渇いているけどゴクゴクと飲んだら
吐きそうだし、飲まないと辛い。寝ていたら収まるのだろうけど、すっかり寝た
ために、これ以上横になっていても具合悪いだけだ。くぅ、味噌汁やジュース
なんかを少しずつ飲もう。

昼になる頃にはすっかり回復。雪かきなんかも頼まれ、しっかり作業を終える。
けれど体にはやっぱり疲れが残っているからなのか、どうもグッタリ。はぁ〜
気晴らしに勉強するかと宅建の過去問題やったら、ボロボロな結果に。はぁん
落ち込むなぁ……っと、客だ。

しばらくして客が帰った後、一体誰なのか訊いてみたらどうやら税理士の人が
来ていた模様。そういや何だか難しそうな資料を今朝、見せられたなぁなんて
ぼんやり考えていたら、税理士の人も大変そうなのよと話を聞かされた。まぁ
大変なんだろうと思ってよく訊いてみたら、どうやら人手が少ないから休む暇
なんて年に数日しか無いらしい。人材募集しても、忙しくて長続きしないとの
事である。ふぅ〜ん、そりゃ数日しか休めないとそうだよなぁ。

「あんたも宅建取ったら、税理士免許取ったら?役に立つんじゃない?」

……待ってくれ、確かに役に立つよ。一生ものだしね。ただ、税理士って免許
取るの、物凄く難しいんじゃなかった?そんな気軽になれるもんじゃないって
婆さんや。いや、取れるに超した事は無いけどさぁ、漢字検定三級取るのとは
違うんだよ。……取れれば便利だろうな、取っても起業や就業しそうにもない
俺がいるけど。

売り込み下手なので、役立たず。


 2月11日
桐生先生の小説が読めるのは今のところ狂人の檻だけ!

桐生先生の日記が読めるのは狂人の檻だけ!

でも今日は飲んでくるので休載!


 2月10日
髪が伸びた。いや、そりゃあ生きている以上、永久脱毛していたりハゲている
場合は伸びないかもしれないが、そんな事の無い俺は髪が伸びたと思った頃は
邪魔臭く思えてきて仕方無い。伸びたと言っても肩まで伸びていたり、雪男と
見間違うくらいなんて事は無く、パッと見れば普通の長さくらいです。伸びすぎと
思われない長さかもしれないけど、俺としては気になって仕方無いのー!

妹に切ってもらおうかと思ったが、二ヶ月に一度の事なので馴染みの床屋へと
向かう。俺が外出する日は大抵天気が悪いものだが、本日はいい天気。あぁ〜
やっぱり外出するなら天気の方がいいねぇ。これから散髪してスッキリするのが
確定しているだけに、心軽やか。フンフ〜ン♪

当初はいつも通りの長さにしてもらおうかと思ったのだが、ふと直前で考えが
変わる。俺はつむじが人より後ろにあるので、ある一定ラインより短く切れば
髪の毛がぴょんぴょん飛び跳ねてしまうから、いつもはそのラインまで切って
もらうんです。だが、同じ髪型がここしばらく続いた。よく考えてみれば俺は
外に出る事も少ないので、別に髪の毛が飛び跳ねたってかまわないじゃない。
そうだな、バッサリ切ってもらおうかな。

出来上がってみれば、何だかスポーツマンみたいな髪型になってしまった。
こんなの高校生以来かもしれん。う〜ん、この時期にこんな髪型にしたならば
サッカーファンに見られるかもしれない。俺はサッカー興味無いのに。しかし
久々に短くすると、スッキリするなぁ。店長、ありがとう。またね。

ピュ〜ゥ……。

(;´D`) さ、寒い!頭が寒い!

まだまだ寒さの厳しい札幌、俺の頭は夏模様。うひょう、バカみたいじゃない。
風邪引きそうだ、このままじゃ。うむむ、とっとと帰った方がいいかもしれない
けど、折角外出したんだと自分に言い聞かせ、中古ゲーム屋に入店。暖を取る
いとまも無く、スタスタと店の奥にあるエロゲーコーナーへと進む。鑑定士の
ような目で物色する俺。俺の周囲にはそれらしい人が数人。

(;´D`) うぅ、便意が〜、便意の津波じゃあ〜。

物色途中、猛烈に便所に行きたくなった。めぼしい物も見付からなかったので
そそくさと退店する。どっか便所のありそうな店は無いかと周囲をきょろきょろ
見ていたら、便意がスーッと消えていった。これで安心。しかし、また入店を
するのは怪しまれる可能性がある。香田晋みたいな髪型になったと言え、ちと
抵抗があった俺は次に本屋へと向かう。エロゲーがダメならエロ本じゃあ!

(;´D`) おおおおおおぉ、ケツが決壊寸前じゃ!

再び便意急襲。しまったー、別に便意が無い時でも俺は本屋に行ったら便意を
催してしまうタイプの人間だった。表情はいたって冷静にエロ本を見ながらも
ケツは脂汗出るくらいピクピクしてる。やばい、マジヤバイ、店から出なきゃ!
エロ本見ながらスカトロって、どんな羞恥プレイよ!

帰宅するため、家人に連絡を取って、車で迎えに来てもらう事にする。先程の
便意は嘘の様に消えてしまっている。何だか悔しい。は〜、しかし髪を切った
だけでもスースーするのに、冬に短くしたから寒いな〜。早く来ないかな〜。
おいおい、雪が降ってきたよ。おっそいなぁ、今日に限って。あぁん、何だよ
吹雪いてきたじゃないか。ええぇ〜、なにこの大荒れ天気。頭が寒くて寒くて
たまらん。凍るー、凍っちゃうー!

実際、ちょっと凍ってました。


 2月9日
本日でここ狂人の檻も三周年と相成りました。いやぁ、三年もネットの世界に
いればちょくちょく皆さんの目に留まるのか、五万五千ちょっとのヒット数を
記録しております。いや〜、しかしネットを始めた時から知り合いは増えたが
入れ替わりも激しいねぇ。特にサイト管理人は相互の人もブックマークに俺が
一方的に入れている人も、ある日ふと閉鎖して消えてしまう事がある。やはり
そうなるのは寂しい。俺もそう思わせないよう、できる限り続けたいものだ。
今年も、来年も、再来年も……。

こうした記念日を迎える度、絵師なら記念絵贈られたり、管理人同士の繋がり
深い時は互いにいじったりするんだろうなぁと思う俺がいる。毎年こうやって
何かねだってるな、俺。まぁ、言うだけタダである。結局人付き合いの努力を
怠っている俺が悪いんだけどね。ただ、こういう事ばかり言っていてもあまり
よろしくないので、俺から読者へ三周年プレゼントだ。

バレンタインの時に短編小説を発表しようじゃあないか。

まぁ長編もちと滞っているし、短編もたまには発表しないと不味いかなぁとも
思っていたし、何よりパッと思いついたラブラブものでも書いてストレス発散
しようかなーって思ったんですよ。たまにこういう衝動が起こる。そんなわけで
来週には発表しようかと。

さて、本日の話題に移りましょうか。何度かここでも書いていますが、我が家
には犬がいるんですよ、サモエドって言うでかい犬が。調教師からもお手上げ
宣言を受けて、去勢手術をしたのに吠えまくる。吠える声もでかいし、朝でも
晩でも吠えるので、家人もピリピリしている。黙らせられるのは、何故か俺。
よく世話をしている母や婆さん、何もしない妹には吠えまくる。親父が散歩に
連れている時は割と大人しいが、一旦吠えると止まらない。

俺は犬嫌いで世話なんてしないのだが、俺が犬の前に立つと静かになる。俺の
姿が見えると、すっとお座りする。家人もその威力を知っているために、犬が
うるさい時には静かにさせてくれと頼むんですよ。

本日、ぐーぐーと昼まで寝ていたら、ふと階下から声が聞こえてきた。うーん
母親のでかい声だ、また犬でもうるさいんだな。は〜、そろそろ起きるか。

「コロちゃん、うるさいとお兄ちゃん来るよ!お兄ちゃん怖いよ、来るよ!」

おーい、俺をダシに使うなよな〜。あれじゃないか、電車とかで礼儀知らずの
母親が泣く子供に向かって、ワガママばっかり言ったらあのおじちゃん怒るよ!
おじちゃん怖いよ、叩かれちゃうよ!
とか言うのに似ている。家族だからそう
腹は立たないけど、何だか釈然としないなぁ。

しつけるのは大事だが、自分以外の人をダシに使わないで欲しい。以前電車で
そういう光景を見て、苦虫噛み潰したようなオッサンがいたのを思い出すけど
同情する。見知らぬ人を使って教育するのは、さすがに親の考えが足りない気が
するのは俺だけだろうか。今回のはまぁ、俺が犬に対してそういう立場がある
からいいんだけど……うぬぅ〜、元凶は犬だよな、くそぅ。

直後、犬に怒鳴りました。ゴルァ!


 2月8日
昨日親父が入院したと思ったら、本日入院していた婆さんが帰ってきた。こう
家族の交代が激しいと何だか気付かないところで疲れちゃっているのか、俺の
自慢のお肌もちょっとガサガサ。う〜ん、エステにでも行こうかしらん?だが
エステ行く金も度胸も無い。肌水でもつけておこう、ペチペチ。

本日は何の用事も無い予定の日である。ゆっくり起きて、のんびりメシを食い
ちょっとゲームをしたりする。あぁ〜、こんなんじゃいけないんだけどなぁと
わかっているが、なかなか変えられない。本来なら寝る間も惜しんで遊ぶ暇も
作らず、一心不乱に勉強したり小説書いたりできればいいんだろうがね。

勉強して過去問の不正解の連続にしょんぼりして、マインスイーパーにはまり
かけていると、何やら我が部屋に近付く足音が聞こえてきた。この足音は渚?
何だろう、今日の晩飯のことかな?それともエッチな気分になったとかかな?
ムフフ、期待と股間が膨らむぜ。さぁ、かもぉーん!

「あの〜、先生、お願いがあるんですけど」

わかってるわかってる、疼いてどうしようもないからえっちしたいんだろう?
よしよし、まぁ脱げ。いや、俺が脱がせる方が面白いかな?う〜ん……よぅし
自分で脱ぐんだ。ただし、ゆっくりと恥じらいを残しつつな。

「な、何を言ってるんですか?私がお願いしたいのは雪かきですよ」

('A`) えぇ〜、またぁ〜。

どうやら車庫の上に乗っかっていた雪が落ちて、車庫前を塞いでしまった模様。
落ちた雪は大きな塊となっていて重いので、俺に頼んだとの事。あれ、えっちな
事はと訊けば、全日本代表も刮目するくらいのスルーっぷりで手袋を渡されて
笑顔で見送られる。釈然としないまま、車庫の前にGO!

ぬおぉ〜、パワフルスロオオオオォウッ!!

全力で素早くやり遂げる。おかげで一気にパワー切れ。ふらふらになりながら
家に入り、水を飲んで一休みするものの、やっぱり体は疲れている。こりゃあ
ちょっと仮眠でもしようと二階に上がり、自室へ向かおうとしたら、つい足が
もつれてしまった。おっとっと。

ミシィ、メキメキメキメキ……バキィ。

Σ('A`) い、家が崩壊する?!

おっとっとっとと片足ケンケンしている状態で階段付近を歩いたら、何か割れる
音が足元から聞こえてきた。ぎゃー、家が壊れた?!俺が重いから?それとも
欠陥住宅だったから?もしくは単に古くなってきてるからか?焦ってよく見て
みたが、別段異常は無さそうだ。しかし、こりゃあ大きな地震とか雪害だとか
去年の台風みたいなのがきたら、家が崩壊しかねないな。もしも崩壊したなら
我が部屋付近からエロ本やエロDVD、エロゲーなどがわんさか出てきて復興
支援のボランティアの人達をぽかーんとさせかねん。は〜ずかし〜。

ここで、ふと考えた。今は仮定の話で我が家がもし崩壊したらエログッズなど
散乱するかもしれないと書いたが、実際にでかい地震の起こった新潟なんかは
実際に散乱してるかもしれん。阪神大震災の時もそうだったかも。サンリオの
ぬいぐるみなんかが汚れて落ちていたら悲哀を誘うが、萌アニメのフィギュア
なんかが落ちていたら、別の意味で涙を誘う。秋葉原とか崩壊したら、それは
もう大変な事になるかもしれないぞ。

復興支援がエログッズだったりして。


 2月7日
「先生、先生、起きて下さい。もう八時ですよ」

普段の俺の起床時間は十一時過ぎである。おまけに起こされる事も無いのだ。
起こされる時は緊急事態があった時か、用事がある日。本日は後者であるため
俺にしてはとんでもなく早起きをしたのだ。うぅ〜ん、朝日が痛いぜ。

本日は親父が入院する日、故に俺が病院まで送り届けなければならない。また
その後に入院している爺さんの見舞いに行く事になった。くそぅ、たまに外出を
すれば病院巡り。辛気臭いにも程がある。本来ならば見舞いに行くのは嫌だし
親父が入院すると言っても面倒極まりないのだけど、バイト代と昼食が出ると
言われたので出動を決める。……明日には酒を買わないといけないしね。

昨日に引き続き本日も暖かいからか、道路の雪が溶けて運転がしやすい反面
グッチャグチャに溶けている。走ればザババーと泥水が跳ね上がる。歩行者に
対して気をつけようとしても、ついかけてしまったかもしれん。排水溝が雪で
詰まっているため、排水が上手くいっていないからなのだが、あぁん車も泥で
汚いなぁ。後日洗車だな、はぁ。

親父を病院に送り届け、爺さんの見舞いを済ませ、同行していた母親と一緒に
ソバ屋でメシを食った後で、一旦帰宅。朝早く起きたのと、ソバ屋で満足した
からか猛烈な眠気に襲われる。ベッドで横になると、すぐさま就寝。

「ちょっと、起きて。あのさぁ、駅まで送っててくれない?」

うぅ、三十分しか寝ていないからあまり疲れが取れていない。だがバイト代は
この送迎も含まれているので、きちんと母を送り届けなければならん。くそぅ
渚に頼めよなぁと思ったが、出かけているのでいない。……うん、もしかして
母を送り届けたら、一時的に我が家に俺一人?

(*゚Д゚)=3 このムラムラを解消してやる!

急いで母を送り届けて、帰宅する。シーンとしている我が家。先程から突如と
して湧き上がっている欲望を発散させるためには、今誰もいないこの時間しか
無いんだ!こんなの滅多に無いぜ!

いそいそとパソコンの中を見たり、エロ本を物色したり、エロDVDを選別して
考える。やっぱり人間ならば道具を使わないとね、そして己の獣性は右手にて
解放させる。うおぉー、シェイキングバーニンハンドォー!!

( ´D`)=3 スッキリ♪

あぁ、いつもならこういう時に限って訪問者が来たり、普段鳴らない携帯電話が
鳴ったりして邪魔されるのに、それがなかったと言うだけで心地良い。フハハ
昼に抜いておけば、夜執筆をしている時にムラムラしなくてもいいぜ。これで
安心とばかりに、再度仮眠する。抜いたのでグッスリだぜ。

_ト ̄|○ 目覚めてまたムラムラ。


 2月6日
今年は去年よりも九割増で雪が降ってるみたいです、札幌は。まぁ、これだけ
毎日ドカドカ降っていれば頷ける話だ。おかげで雪かきする機会も増えてるし
外を見ればうずたかい雪山がある。いい加減、真冬日の切れ目が欲しい。毎日
氷点下の世界だと、雪が溶けないから酷い事になってしまう。

天気に文句を言ったところでどうしようもないとわかっているけど、やっぱり
言いたくなってしまう。くそ〜、今日も雪だ、降り過ぎだ。それに昨日久々に
ボーリングやったから筋肉痛だ、あいたたた。

ふと外を見れば、意外や意外、窓に水滴がついている。よく見てみればどうも
湿った雪のようだ。はは〜ん、今日は暖かいんだな。まぁ、暖かいと言っても
雪降ってるし、気温も一度か二度なので所謂雪が当たり前の寒い地域じゃない
人にとっては変化無さそうに思えるだろうが、これが重要なのだ。

だって、気温が一度か二度だったら、雪が溶けるじゃない。

玄関や車庫の前、屋根の上など様々な場所の雪かきを冬にするが、絶対に
できないような場所ってあるんですよ。普通にボロくてそこに行く事態が危険
たっぷりの場所とか、上れない場所だとかに雪が積もると、ハラハラドキドキ
してしまう。他の場所は除雪できるが、そこだけ積もっていく。

おかげで一部、とんでもない状態になってるんですよ。

とても手の出せないところに雪がせり出し、積もっていくので、もし落下した
時に下にいたならば、まず間違い無く死んでしまいそうな危険がすぐ側にある。
雪国の軒下は恐ろしい、上から凄まじい重さの雪が落ちてくるからだ。理屈で
わかったつもりになっても、そんなもん実際は大した事無いだろうとお思いの
貴方に、俺が体験した出来事を教えましょう。

あれは小学生の時、冬に金属バットで雪球を打ったり、ツララを割ったりして
遊んでいたんですよ。しばらく遊んで疲れたので、軒下に金属バットを置いて
家に戻り、休憩。再び外に出たら、金属バットが雪に埋もれていたのよ。あぁ
屋根の雪が落ちたんだと瞬時に理解し、バットを取り出そうとしたら、これが
なかなか抜けない。雪の中に氷が隠されていたから、重いのなんのって、ねぇ。
ようやく発掘したら、金属バットがグッシャグシャに潰れていた……

そんな雪が落ちてきて、まともにぶつかったら死にかねない。しかしどうにも
できず、ただ暖かい日を待つばかり。暖かくなったら、屋根と雪の接地部分が
溶けて、雪が屋根から滑り落ちる。その暖かい日が本日、ようやく到来ッ!

おかげで昼から凄まじい雪が屋根から滑り落ちている。いつ落ちても不思議で
ないようなバランスギリギリの雪が、ちょっと暖かくなったために轟音を響かせ
家を揺らして落ちていく。見た目は非常にスッキリとしたのだが、この日記を
書いている今も、雪の落ちる音が時折聞こえる。どんだけあったんだ?

ちなみに、風呂に入ってる時に大規模な崩落があったらしく、風呂場が揺れて
ビックリ。うっひょ〜、もしも風呂場が壊れたりでもしたら、裸で生き埋めか
確実に凍死するね。また、全壊しなくともどっか壊れるような事があればもう
必死になって逃げなければいけない。服着ている暇も無いだろうから全裸で?
あぁん、それも嫌じゃ。風呂場と便所では死にたくないものだ。だが昔、俺は
学校で地震時は便所に逃げろと教わった。他の部屋に比べて便所は狭いから
支える力が強く、容易に崩れないらしい。本当かいな?

便所に逃げるなら、外に逃げる。


 2月5日
昨日の夜、先輩から電話があってお前の小説はもっと世の中に知られるべきだ
なんて激励の言葉を頂いたし、本日もメールにて小説の読者はいますとあった。
あぁ、俺は幸せ者なのだろう。もしも俺が小説を書かずに生きていたとしても
こんな事は言われないだろうなぁ。かなりの励ましになったのは確かである。
けれど、全ての迷いをまだ捨てられない。捨てられないが、期待を背負ってる
以上、動き出さなければならん。

そんなわけで(?)本日はのりたまと一日遊んだんですよ。

のりたまも北海道に戻ってきて以来、就職難に悩まされている上に俺と同じく
周囲の友人は忙しくて連絡もなかなか取れない模様。一人暮らしをしていると
人と話し事も減る。そうなりゃ、やっぱり人間不安定になっちゃう。そうした
二人が出会ったならば、パァーっと遊んで気晴らしじゃあ!

とりあえず待ち合わせの場所に車で向かい、しばし待つ。ぼーっと待つ事数分
ドアがノックされる。おや、その背格好はのりたま君じゃないか。そう思って
彼の顔を見てみると、ありゃ髪の毛がペッタリしてる。わはは、ハーゲハゲ。
しかしどうした?いつもなら髪の毛ツンツンしてるのに。

「いや〜、立ち上がったら角に頭ぶつけて怪我しちゃってよぉ」

マヌケな奴だ。ともかく当初の予定通り、ボーリング場に向かう。体を動かし
気分をリフレッシュするためである。人間、適度に運動しなきゃダメだと理解
していても、実際一人でやっていたら飽きるからなぁ。久々のボーリングだ。
数ヶ月くらいやってないなぁ、俺の中で得意なスポーツなのに。

二人で二ゲームやる事にする。とりあえずゴロゴロ……ストライク!おぉ幸先
いいなぁ。のりたまは……あ〜ぁもっと真っ直ぐに腕を振らなきゃダメだって。
次は俺ね……うぉ、まただ。なんだよ、調子いいなぁ。

一ゲーム目終了時:俺が167、のりたまが74

う〜む、のりたまよ、俺が彼女さんと一緒にボーリング行けるようになるまで
レベルアップさせてやろう。まず、投げた後の腕の起動が真っ直ぐ耳に当たる
ように振り上げろ。後は優しくボールを置くように投げるんだ。ドガンと音を
立てるように投げたら、コントロール乱れるぞ。よぅし、GO!

二ゲーム目終了時:俺が122、のりたまが156

……お前、本当にさっきと同一人物か?なんだよ、そのレベルアップの仕方?
そういや昔、ギターも60そこそこだったけれど、コーチした後で160くらいに
レベルアップしたな。俺のコーチの力かな、ガッハッハ。

体を動かしてスッキリしたら我が家に向かう。二人で政治の話からおっぱいの
話まで幅広く。就職や将来の話から青春のAV女優の話題まで様々と。やっぱり
こうして一ヶ月に一回くらいは誰かに会わなきゃといけないと互いに再確認。
来月もエロトークしないとイカンな。

帰り際、今度もボーリングしようかなんて話をしていたら、室内プールとかも
いいぞと言われた。プールかぁ……。そう言えば水着無いんだよねぇ。自分の
水着は無いくせに、スク水やらビキニやらはあるって問題だよなぁ。

まぁ俺、泳げないしいいかぁ。


 2月4日
恵方巻って食ってる最中は喋ったらダメなんですね、昨日調べて初めて知った
事実です。あれ〜、食ってる最中笑うってのはどこからきた知識なのだろう?
まぁ、確かに食ってる最中にバカ笑いするのは行儀悪いんだけど。笑う角には
福来るってとこからきてるのかも。来年は覚えてるかなぁ?

さて本日、後輩から最近小説の話題無いですねと言われた。そう言えばここ
しばらくそんな話はしていなかったな。日記を読んでいる人はいても、小説を
読んでいる人は皆無だろうと思っていたんで、書かなかっただけなんですよ。
でもまぁ、読んでくれている人もきっといるだろうから、ちょっと書こう。

いやね、ちゃんと書いていますよ……大スランプですけど。

去年の九月に大作を応募して以来、どうしてか筆が進まなくなったんですよ。
最初はよくある虚脱感だと思った。いつも長編を書いた後はこうなる。けれど
それは克服せねばならないので、俺は医療物に取り組もうかとプロットと言う
企画書みたいなのを作っていたんですよ。

_| ̄|○ 医者の日常がいまいちわからず、断念。

とても今現在書けるものじゃない、いずれ書こうと封印。あぁ、じゃあどんな
小説を書こうかと悩んだ挙句、家庭をテーマにしたミステリっぽいのを書こう
かなぁと思い立ち、去年の十一月くらいから新作に取り組んできた。応募した
やつの結果をいちいち待っていては、生涯何作書けるかわからないしね。

_| ̄|○ノシ だが、だが……筆が進まぬ。動いてくれぬ。

なんと言うか、意欲がわかない。意欲が湧かないから、筋道を作っても書けず
ひたすら停滞する。おかけで一日の執筆原稿用紙数は激減。うぅ〜、これじゃ
イカンとわかってるのに、どうしても心が動かない。

_/ ̄|○ うごけーうごけー、俺の心ー!

しばらく小説から離れたらリフレッシュできるかと、正月から三週間くらいは
執筆しなかったんですけど、何も変わらない。学生時代は授業中に逃避からか
執筆意欲が湧いたので、勉強に精を出してみたがこれまた変わらず。うぅ〜ん
どうしたらいいのやら。

きっと自分自身を縛りすぎているのではないかと思う。前作より何かしら凄い
ものを書かねばならないとか、早く書かないといけないのにと言う焦りだとか
果たして読まれているのかどうかなんて言う不安などがごちゃ混ぜになってて
意欲がわかんのかもしれん。おかげでここ最近はどうにも精神状態がよくない。
あぁん、イカンイカン、これじゃあイカンぞ。

エロ動画でも見て気分転換だ。


 2月3日
こんなとこで話したって誰も救えない、自己満足だ。そう昨日某所で言われて
ふと考え込む。まぁ、話していたのは政治に関する話だったんだけどね。ふむ
確かにチャット上で話したからって誰も救えないし、居酒屋でクダ巻いている
酔っ払いと一緒である。しかし、かと言って見向きもしなければゼロのまま
あろう。俺が影響力あるとは思っていないけれども、もしかしたら何か変わる
手掛かりになるかもしれない。そうでなければ、対話も議論もいらんよね。

とまぁ、上記の事は受け止められる人だけ見ておけばいいや。こんな事ばかり
書いていてもどうにもならん。書きたいこともまだあるけれど、そういう話はまた
いずれかの機会に。本日は別の事を書こう。

本日は節分なんですよね。こういう行事ってつい忘れがちになってしまうけど
やっぱり他の日と違う意識が働くものです。節分といえば豆まきと恵方巻なる
太巻きを食べる日。そう言えばスーパーなんかでも節分セットみたいなの売って
いたなぁ……あぁ、そうだ、それで言いたい事があったんだった。

鬼のお面ってあるじゃないですか、この時期に豆買ったらついてくる鬼の面。
デフォルメされていて、可愛らしいよねぇ。あれを怖いって思う子供はいない
だろう。でも、鬼って愛玩の対象じゃないから、それではイカンのではないか?
色んな解釈があるが、節分の鬼って絶対悪の対象だろう。悪い物は悪いのだと
こういうとこで学ぶべきなのかも。……あまりリアルなのは俺も嫌だけど。

「せんせ〜、恵方巻を食べましょうよ。こっち向いて笑って食べるんですよ」

わーっはっは、あひゃひゃひゃ、うぇーっへっへっへ!

笑いながら縁起の良いとされる方向を向いて食うのが、作法である。さすがに
外に出てやると、変人みたいなので食卓でそれをやる。壁しか見えないけれど
狂ったように笑いながらモシャモシャ食う。こういうのは深く考えないでやる事が
大事である。笑うのはいいことだ、クックック。

昼飯を食い終えてから、本日も病院でリハビリを受ける。やっぱり老人ばかり
であり、まったく出会いに期待できぬ。むしろ老人ホームに迷い込んだ気分。
リハビリの職員も男ばかりである。ぼーっとしつつ、終わるのを待つ。

時は経ち、晩飯の時は煎り豆を食べる。年の数以上ぽりぽり食べる。行事関係
無く、美味いものは美味い。その後、各部屋に豆をまく。各地各家庭によって
違うだろうが、うちは落花生をまくんです。

投げても殻があるんで、汚くないじゃないですか。

しかし、やっぱりこういう行事をやるのはいいねぇ。豆を投げて鬼は外、福は
うち。俺のムスコが鬼の角〜、お前のクリ豆ぶつけてみやがれぇ!攻守交替で
お前と言う福の中に入ってやる!福はうちだろ、がはは。よし、また攻守交替!
乳首も豆っぽいぞ、ほれ俺の鬼にぶつけろ、ツンツンと!がっはっはー!

毎年こんな事言ってるな。


 2月2日
昨日も書きましたが、背中が痛くてたまりません。寝違えた覚えが無く、多分
椅子に座りっぱなしでいるとか、下をずっと向いたまま勉強したりしてるから
起こったのだろうと推測したが、そんなものわかってもどうしようもない!

そりゃそうだよねぇ、例えば虫歯になって歯が痛くなって、あぁこれって虫歯が
原因だってわかっても、痛いものは痛いよね。湿布を貼ると多少楽になったが
もしかして勘違いしているかもしれない。別の病気だと後々気付いた時にもう
取り返しがつかなかったりでもしたら大変だ。素人判断は危険である。

そんなわけで病院に行ってきました。病院なんていつ以来だろうか。覚えてる
限りでは去年の二月末にインフルエンザで行った時以来かもしれんな。う〜む
整形に関しては二年くらい行ってない気がするぞ。久々だなぁ。……ところで
本当に整形外科でいいのだろうか?内臓とかじゃないのかなぁ?

近所の整形外科の受付で症状を紙に書いてくれと言われ、書いてみる。背中が
痛い、特に右肩甲骨周辺が痛い、痛みが酷いと腕が痺れる、時に胸に圧迫感を
感じる。症状を書いた紙を看護婦に渡して、小説を読む。家の中で小説読まぬ
ために、前回読んだのは三週間前かもしれない。勉強不足なり。

少しして、看護婦が慌てた感じで俺の側に来て、もう一度症状を教えてくれと
言ってきた。訝しみつつも、口頭で説明。するとすぐレントゲンを撮るからと
職員に素早く指示を出し始めた。

Σ('A`) えっ、もしかしてすごく悪いの、俺?

ともかくレントゲンを撮ってから、しばし待つ。そうして診察室へ案内されて
説明を受ける事に。あ〜、俺の骨って綺麗だな〜とちょっとのんきに考えるが
この綺麗な骨は専門家からみれば異常があるんだろうなぁ。ともかく診察開始
である。ゴムの三角ハンマーみたいなので腕をポコポコ叩かれて、首を左右に
グル〜リと回される。いたたたた。先生、一体何なんですか?

「首の骨と骨の間の軟骨が圧迫されてるね。軽いヘルニアからくる、神経痛

('A`) ただの肩こりじゃなかったのね……。

原因はやっぱり下を向いてじっとしている事が多いかららしい。そのため骨と
骨の間にある軟骨がちょっと飛び出て、それが神経を圧迫するため痛みや痺れ
などを引き起こすらしい。う〜む、意外な事が重大な事態を起こすんだなぁ。
だが、薬とリハビリで改善されるらしい。

診察が終わるとすぐリハビリルームへ。まず首を赤外線で温める。気持ち良い
なぁ。ウトウトしかかる頃に、別のとこへ移動。次はスイカを包むビニール紐
みたいなの
で首をぐい〜んと牽引。ビニール紐ほど細くないな、ベルトを太く
したやつくらいか。でもまぁ、あんな状態である。その後、首に電気を流す。
あぁ〜、ピリピリして気持ちいいなぁ。

病院とは言え、一応外出である。全く外に出ないよりも、病院でも行った方が
素敵な出会いの可能性があるだろう。そう、同じく怪我か何かでリハビリする
美女がいるかもしれん
。ちょっと格好悪いところを互いに見せ合うが、そんな
あけすけなところが親近感を抱き、やがて年も近い事からよく話すようになり
院外でも一緒に出かけるような事になるかも!キィアーッハ!どれどれ、その
美女とやらはどこにいるかな〜?ンッン〜?

ジジイとババアばっかりだ……。


 2月1日
桐生です、部屋に戻った時に着信確認をしますが、無意味です!桐生です。

そんな切なくも無意味な挨拶は今日の日記と何の関係もありません。ちょっと
切ないけどねぇ、まぁ外出しないんじゃ意味が無い。そう、外出をあまりせず
俺はいつもパソコンの前に座りっぱなし。外に出る動機も無いしねぇ。世間で
言うひきこもりかもしれん。

しかし、いいじゃないか。外に出てブラブラしたからっても偉いわけじゃないし
買い物、外食、ウィンドーショッピングなどする義務も無い。外に出なければ
金も使わない。だがそれが、どうしてか世間から冷たい風を受ける。理不尽と
思うんだがなぁ……。まぁ、特に最近は家の中にいてもやる事があるので外に
無理矢理出る必要も無いんだけどね。

だが、その事が異変を生んだのです!

それは三日くらい前から起こったのですが、まぁ気のせいだと思っていたんで
放置していたんですよ。すぐ治るかなと思って。ほら、ちょっとした異変なら
みなさんもあるでしょう。足が痛いとか、目がピクピクするとか、何かだるい
だとか色々と。そんなのでいちいち慌てたりしない。そういった初期症状から
大事に至ると言われても、ねぇ……。俺もそうしていたんですよ。

_| ̄|○ ぐぅおおおおぅ、背中が痛い〜。

ちょっと疲れによって痛くなる事はあるんですが、こんなに痛いのはすっごく
久々である。う〜ん、筋違いを起こしたわけではない。痛い時と痛くない時が
あるからね。それに、二日までは決まって夕方六時頃に痛みが始まった。

だが昨日から常時痛く、かつ痛みも激しくなった。ゲゲッ、もしかして知らぬ
間にでかい病気にでもなったか?!そういや心臓が悪いと背中が痛くなるって
よく聞くけど、俺は心臓よくないしなぁ。あだだだだ、右腕も痺れてきたぞ!
前にテレビで見たけど、脳梗塞の疑い?!きゃー、俺ピンチ!?

とりあえず背中の痛み、右腕の痺れ、そして右胸の圧迫感が主な症状である。
昔はともかく、今はネットがある。これらの症状を検索してみた。ほぅ、それ
らしき症状が載ってるぞ。どれどれ、これは何て言う病気なんだ?

斜角筋症候群……首にある筋肉(前・中斜角筋)が緊張したり萎縮したり肥大
          して神経や血管を圧迫する。なで肩の女性や筋肉質の男性に
          多い。腕や背中にだるさやシビレが出る。

過外転症候群(小胸筋症候群)……胸から肩甲骨についている筋肉が緊張したり
          萎縮したり硬くなって神経・血管を圧迫する。電車のつり革を
          持つような姿勢で腕や背中に鈍痛やシビレが出ます。

とりあえずこの二つがそれっぽい。しかしよくわからん。すごいのかどうかも
素人にはわからん。そこで、もっと詳しく調べてみた。

これらの症状は絞扼性神経障害と言い、わかりやすく言うと神経痛です。

_| ̄|○ ジジイか、俺は……。

まぁ、若い人もなるらしいし、それはいいだろう。しかしまた、どうしてなったの
だろうか。運動不足や一日中椅子に座りっぱなしが考えられるけど、今までは
そんな症状なかった。ここ数日前からだ。う〜ん、どうしてだろう?

「先生、勉強している時、下をずっと向いているからじゃないですか?」

おぉ、そうかもしれん、ここ数日の勉強からかもしれん。いやね、俺は集中を
すると猫背になり、首をぐっと丸めるんですよ。そのため、勉強でテキストを
ずっと見ていると負担がかかるのかもしれない。あ〜、ならば発生時期と合致
する。そうか、勉強のせいか。慣れない事やってるからなぁ。

右腕痺れてもエロは欠かさぬ!