その代わり増えたのが、メールでの広告です。本当にもう、一日に十通以上は
届く。知り合いからのメールなんて一ヶ月に一回あるかないかなのに。去年の
九月頭に応募した小説なんて、まだ結果来ないのに！
ともかくそのほとんどが出会い系だったり、未承諾広告だったり、または登録
した覚えの無いメールマガジンが大半である。まとめてポイッ。まぁ、それが
最初にパソコンを立ち上げた時にやる日課みたいなもんなんですけど、今日は
そんなゴミメールの中にふと気になるメールがあった。
狂人の檻様へ
はじめまして、ＸＸＸＸＸＸＸのＸＸと申します。
只今弊社では、弊社サイトの広告を
ご掲載頂けるサイト様を探しておりまして、
是非貴サイト様に弊社サイトの広告の
掲載をご検討頂きたく失礼ながら
連絡差し上げました。
ご検討の程よろしくお願い致します。
( ﾟДﾟ) こ、広告ッ？！我がサイトに広告ッ！？
これってあれですが、有名サイトなんかが広告を載せて、それで運営費などを
まかなったり、ちょっとしたお小遣いにしたりなんかするやつですか？みんな
よかったらここをクリックしてね〜と好感度一位のアイドルみたいな笑顔して
勧めたりするあれですか？このサイトを開設してそろそろ三年目、三年やって
いる割にはヒット数も大した事無いが、ようやくそんな立場にッ？！
ともかく初めての事、つまり初体験なのでドキドキとウキウキを織り交ぜつつ
そこの案内を見てみる。どれどれ、聞いた事無い会社だけど、どんなとこだ？
こういうのってどれだけ収入入るもんなんだろう？
('A`) あぁ、出会い系の会社かぁ……。
いや、別に金が入ればどうでもいいのかもしれないが、感覚的にどうもねぇ。
それに冷静に考えてみれば、一日五十ヒットそこら、人数で言えば三十人程の
来場者数である我がサイト、果たしてクリックする人がいるのだろうか疑問に
思った。これが一日千ヒットくらいして、五百人くらいくれば数人がクリック
するかもしれん。だが現状我がサイトで効果あるのか？
三ヶ月に、いや半年に一人クリックするくらいかもしれないけど、なんだかなぁ。
今回はやめることにした。うーん、サイトで金儲けなんて考えていないけれど
やはり運営をしている間に何かしらお金が入ればいいな〜と思うのは人のサガ
ではなかろうか。でもまた、こういうの来ないかなぁ。
例えばほら、アマゾンとかさぁ。
いやいや、別にバルブに性的欲求を感じているわけじゃない。ただほら、日常
生活の中において、ふとエロいかもしれない言葉や状態ってあるじゃないか。
例えば典型的なもので言えばゴミ箱。何がエロく感じるかと言えば、よーっく
コンビニなどのゴミ箱を見て下さい。ビン・カンって書いてあるじゃない。
「このゴミ箱って、入れられる度に感じるんだろうなぁ」
そう友人に真顔で言ったら、呆れられる事多いんですよ。何で呆れるんだよ！
ビンカンな場所に筒状のものを入れたら、そりゃあ大変な事になるじゃない。
う〜む、メシ時のＣＭで女性下着とか生理用品関連がやたら多いから、こんな
事を言っても大丈夫かと思ったのだが、まだまだなのね。
どうもいけないなぁ、すぐそういう事に結び付けてしまう。ガツガツし過ぎている
から、きっと女も寄り付かないんだ。日記でも女性読者なんていないんじゃあ
ないかと思ってる俺がいる。うむむ、いかん。これではサイトを立ち上げた時
コンセプトとして掲げていた「モテるために高級エロゲ機からの脱却」が意味
なさなくなってしまう。モテるための日記……う〜んう〜ん。
ふと最近気付いたのだが、我が美学はモテる方向と逆ベクトルなのではないか
なんて思ったんです。数ある我が美学の中で割と古くからあるのが、努力して
いる様に見せない事、である。そんなもんみんなして当然であって、いちいち
言うような事じゃない。言わずにやるのがカッコイイじゃないか！
だが、世間は努力してる姿をアピールしなければいけない気がする。面接では
お決まりの本に書かれてある文句を暗誦し、成功のため一日何時間これをした
あれをしたと遠い目をして自慢げに語り、できない事でもその場のために嘘を
つかないと、どうやらやった事にはならないみたいだ。
確かにわかりやすいし、仮に思うような結果が出なくとも、ねぎらいや激励の
言葉をかけられる。俺からしたらどうも抵抗があるのだが、世の中成功してる
人間、または社会で生きるためにはこのくらいのポーズが必要かもしれん。
昔、とある女性に桐生君は最初から全部見せるからダメなんだよと言われた。
俺からすれば後で騙されただの裏切られただの言われるのが非常に嫌なので
最初から割とドカーンとさらけだすのだが、どうもいけないみたいだ。誰もが
女体を好きなのに、言ってはいけない。う〜ん、難しい。
そんなわけで、俺もこれからは社会の仮面をかぶろうかと思う。努力を今まで
よりも全面に押し出し、エロを隠す。うむ、これならモテるはずだ。それでは
そんな今日の出来事を仮面をかぶって書いてみようか。
先日から始めたユーキャンの宅建講座なのだが、どうもアンケートを送らないと
いけないらしい。専用封筒に十五円分の切手を貼る。十五円なんて随分格安
料金だと思っていたら、厚生労働省指定の郵便物は安いらしい。一つ勉強に
なった。ともかくマークシートを記入し、封筒の中へ。切手をペタリ。
封筒を閉じるため、のりが必要になった。子供の頃はよく使っていたが、今は
セロハンテープの方が利用頻度高い。なので、どこにあったかつい忘れがちに
なってしまう。やや探した後に発見。リップ状ではなくて、おなじみのヤマトのり
みたいなスティックの先からとろりと出るあれである。
スティックの先からネバネバしたのがトロリ溢れる……エロいなぁ。
やはり仮面はかぶれない。
時間の経過は大小さまざまな変化をもらたします。特に肉体の変化なんか一日
二日で気付くものじゃない。半年、一年、いや数年経って初めて気付く場合も
あります。若い時はさして気にせず、これが永遠に続くんだと思っていた事が
いつしか違った事に気付き、今までの変化をこれからの事へと想像し、背筋が
凍るような不安と恐怖を感じる。
そう、生物である以上、老化は避けられないのです。
まぁ二十四にして老化がどうのこうの言うなんて俺も心配性と言うか気が早いと
言うか、なんだかなぁって思うかもしれませんが、やっぱり不安なものは不安
なのですよ。身近なところで言えば体力の低下。運動していないから当然かも
しれませんが、やはり十代後半と比べてガックリ落ちている。性欲も落ちた。
一日五発でも平気で出せたのに、今じゃあ三発もやれば疲れてたまらん。
_|￣|○ 何より、ムスコが腹につかなくなった。
十代の時はムスコが元気になったら腹につくくらいギンギンになっていたけど
最近はそこまで届かない。何故だ！これは医学的には割と当然の事なんですが
年々勃起力は下へ落ちていくんですよね。手をパーの形にして、眼一杯開いて
下さい。親指が十代、人差し指が二十代、中指が三十代……。よくわからない
人は右手をパーにして、掌を左に向ければわかりやすいかな？
老化をムスコから知るとは俺らしいけど、やはりここが一番大事なので色んな
意味で敏感なのでしょうがないじゃないか。うむむ、今はまだいいけれどもっと
年を取った時にどうなってしまうのか。あわわ、できなくなったらどうするんだ？
入らなくなるくらい柔らかいままになったらどうするんだ？！
病気に関しては医療の進歩に期待できる。メイドロボに関しては科学の進歩に
期待できる。痴呆に関しては脳の解析、温暖化については環境科学など未来の
期待ができるぞ。あぁ、素晴らしきかな。きっとヴァーチャルセックスだって
できるに違いない。
だが、ムスコの元気に関してはどうだろうか？
今ならバイアグラなどがある。飲めばギンギンらしい。ただ、それによる心臓
発作などもあるから、まだまだ安全とは言えない。いや、そもそも老いた体に
若い時同様の勃起力を与えたなら、軽自動車にＦ１エンジンを搭載するような
ものかもしれん。うむむ、難しい。でも死ぬまで臨戦体勢でありたい。
女性としても、若い時の体を維持しておきたいものでしょう。しわしわになり
垂れる乳なんて、やはりイヤでしょうし。こうした欲求はいつの時代にもある
ものでして、その度に失敗してきた。しかし今は老化のメカニズムも結構解明
されてきているみたいなんで、もしかしたら若返る事ができるかもしれん！
いずれ五十歳でも七十歳でも、二十歳の姿になるかもしれない。体が若ければ
人間の差は知識と精神の熟成となる。と言う事は七十年培った知識で二十代の
体を使ったエッチができるかもしれん。何やらすごそうだ。
もちろん人口問題や倫理問題などがあり、できないかもしれない。あるがまま
老化を受け入れなければならないのかもしれない。しかしそれでも、若い体で
人生を謳歌したいじゃないか。一生えっちができるって、素晴らしい！
そんな事考えつつエロＤＶＤを見る。
「最近は字の練習をしたり、勉強する時間も増えたからじゃないですか？」
おいおい、そういう事言ったらいかにも努力してますってみたいで、嫌らしい
じゃないか。まぁ、それは置いといて、確かにここしばらくは勉強する事から
遠ざかっていたから、そのペースに頭も体もついていかないのかも。
「しばらくって、去年から宅建勉強してましたし、一昨年まで研究生でしょう」
去年からやってる宅建勉強は一日三十分程度のものだし、一昨年は研究生とか
やっていたから論文も書いたけど、一年のうち一週間程度しか論文に取り組んで
いなかったから、マジで何もしていないに等しい。なのに、ユーキャンの教材
届いてから、一日三時間くらい勉強してる。三時間。人からすればそう大した
時間じゃないけど、俺からすれば大学受験勉強時間より遥かに長いんだ！
「ちなみに、一体どのくらい受験の時はしていたんです？」
俺は四教科受験をセンターでやったけど、あの時は四教科で三十分かな。
「私は大学受験したことないですけど、明らかに少ないですよね」
そりゃあ、ギターの母親にもかなり心配されたくらいだしね。話を戻そうか。
ともかくやりなれない事をやっているからか、最近どうも疲れ気味っぽくて。
さっきも晩メシ食う前にテキスト読んでいたら、妙な事が起こったんだ。何が
起こったかって言うと、ヒュンと小さな虫が飛ぶのが見えたんだ。
「……この時期にそんなのいないですよ。本当にお疲れなんじゃないですか」
だよなぁ、いるはずないもんなぁ。昨日のＤＶＤは素晴らしかったけど、一発
しか抜いてないから、それによる疲れでは無いだろう。うむ、ごちそうさん。
満腹になったから日記書くまで少し寝るよ。九時くらいに起こしてね。
ガラガラガラ……ガラガラガラ、ぐにぃ。（開き戸の開閉時）
( Д) ﾟ ﾟ ぎゃあああ、指挟んだぁ！！
「ほ、本当にお疲れなんですね」
何で漫画みたいなオチが日常で……。
その掲示板はゲームの情報のみならず、雑談も多くて暇潰しにはもってこいの
場所である。ぼけーっと見ていたら、ふと糞尿家族ロビンソンなるフレーズを
目撃。なんじゃそりゃ？何のエロゲーだろうか？スカトロはあまり興味無いけど
妙にインパクトあるフレーズが気になって、グーグル検索してみた。
( ´D｀) あ〜、エロＤＶＤかぁ。
納得したものの、どうせ暇だからと他のエロＤＶＤを見てみる。制服物も結構
いいなぁ。メイド物はどうだ。スク水物は前回失敗したから、手を出さないで
おこうか。あ〜、でも同じく失敗したレズなんかもいいぞぅ。などと、仄かに
幸せな時間を過ごしていたら、ふとオナニー物を見付けた。むぅ……。
エロゲでもエロ動画でも、野郎の裸なんて見たくない。そんなわけで俺は割と
レズ物だったり、女のオナニー物だったりが好きなのだ。う〜ん、送料込みで
四千円か。まぁ、こういうのは買って切なくなる事が多い。こうして買ったら
どうなるかと想像する時が一番楽しいんだろうなぁ。
……あ〜、この子は可愛いなぁ。（カチカチ
…………でもやっぱり、この子がエロい顔してるなぁ。（カチカチ
………………ふ〜む。（カチ
カタカタカタカタ、カタカタカタカタ、カタタタタ、カチッ。
Σ(；´Д｀) はっ、今記憶が無かった！
もしやと思いつつ、慌ててメールボックスを開いてみたら、ご購入ありがとう
ございましたと購入確認メールが。うひょー、何やってるんだ俺。でも購入の
取り消しなんてしない。むしろ、早く来ないかとドキドキ。
二日前、品物を送ったとのメールが届いた。昨日、早く来ないかと心騒いだ。
そして本日、一時頃に携帯電話が鳴った。見覚えの無い番号。もしやワンギリ
業者？それともオレオレ詐欺？ドキドキしながら出てみたら、ヤマトの業者。
「今から届けますね」……イイイイィヤッホオオオオオォウ！！
こうしたドキドキを感じるのはいつ以来なんだろうか。たまにこうした買い物を
すると、刺激がある。何て言うのかな、初めて彼女が家に遊びに来る様な感覚
なのかなぁ……そんな経験、一度も無いけどね。つД｀）
ともかく、電話から三十分後にヤマトのトラックが到着。財布を持って足取り
軽やかに玄関へ向かう。金を払って、にこやかに別れを告げる。素早く部屋に
戻って品物を再確認。パソコン部品と書いてある。まぁ、間違っていない。
開封してみたら、おぉ確かに注文したエロＤＶＤじゃあ！！もう今すぐにでも
堪能したいのだが、じっくり見たらまず間違い無くムスコが暴れ出す。絶対に
止められない。とりあえずセットして、軽く触りだけ見てみることに。うひょ
これはすごい。あぁん、ムスコが目覚め始めた。もうやめやめ！
とりあえず夜中に見るため、ディスクはセットしたままにしておく事に。そうして
遅いメシを食いに階下へ。メシを食い終え、部屋に戻ると渚がちょっとネット
使わせてもらえませんかと言ってきた。別にかまわん。快く場所を譲り、俺は
ベッドにごろり。渚がカタカタとネットサーフィンをし、終わって立ち上がった
時に本体とぶつかる。謝ろうとするより早く、ＤＶＤドライブがガー。
_|￣|○ 納得した顔するなよ……。
ともかく着替えて迎えに行く。車に乗って、車庫からバックで出そうとしたら
雪山に車体を少し擦る。幸いそんなに硬い雪じゃなかったので車体に傷が付く
事は無かった。ちくしょう、雪がたくさん降るから道が狭くなるんだ。あぁん
家を出る前に何もしてないのに突然コップが割れたのは、このせい？
とりあえず道を曲がって駅へ……え？えぇ？！なんじゃこりゃ！？
Σ( ﾟДﾟ) 道が無いッ！！
ビックリなんてもんじゃない、道が無いのだ。代わりに周囲の雪山が大規模に
崩されている。そう、周囲の雪山が崩れ、道路が雪の塊で埋め尽くされている。
パッと見た感じは大震災か戦争の爪あとを白く塗り潰した様相だ。
右を見ても左を見ても、同じ感じである。だが、それでも俺が行かないと妹が
帰ってこれないだろうから、行く事にする。車は右に左に、上下にと揺れる。
マジで車壊れるんじゃないかと心配していると、間も無くその原因がわかった。
大規模な除雪作業をしていたのだ。夜中だから交通量も少ないだろうと、道を
封鎖してやっていたのだ。当然、交通整理のおっちゃんに通れないと言われる
けれど、通らないと迎えに行けないのだ！
「んじゃあ、今は何とかするけど、帰る時はあっちから帰ってね」
礼を言って、おっちゃんの案内によって除雪作業していない道路に導いて貰い
駅に向かう。あぁ、除雪がしっかりされている道は快適だ。路面は凍っている
けどね。それでも先程の震災後みたいな道よりは遥かに走りやすい。少し遅れた
けれど、事情を説明すると妹は納得した。
おっちゃんがさっき指示してくれた方向から帰る。我が家に通じる道はさっき
おっちゃんがいたとこと、その逆方向の道の二つしかない。あぁ、よかった。
除雪作業員が指示してくれた道があるからなぁ。もし言われてなかったら帰る
事ができなかったよ。おっと、この道を曲がらないと。
「はーい、ストップ、ストップ。ここね今、通行止めなんですよ」
Σ( ﾟДﾟ) か、帰れないじゃん！
ここで引き下がったら帰れない。除雪が終わってから帰ればいいと読者は思う
かもしれないけど、いつ終わるのかわからないし、あとちょっとで帰れるのに
引き下がるわけにはいかないんだぁ！
家がすぐそこな事、別ルートでこっちから帰るように言われた事を必死に説明
すると、除雪作業員の兄ちゃんは除雪車の後ろをゆっくりと先導してくれた。
よかった、やっと帰れた。出発前に突然コップが割れたのは、この事だった。
しかしまぁ、事故らなくてよかったなぁ。
夜中と言えど安心できんなぁ。
その廃屋なんですが、さすがにここずっと降り続く雪に限界を迎えかけている
のか、屋根がたわんできているんですよ。雪の重みでやや半円状になっており
見るからにヤバそう。溶けるまで待つのもいいんだけども、そう思っていたら
どんどん積もってきたから、そろそろ除雪しないと不味い気がする。
もしも屋根が潰れたら、連鎖的に崩壊しかねない。いくらボロいとは言っても
車庫や資材置き場として使っている以上、壊れたら目も当てられない。それに
解体費用もかかる。そうならんように、やっぱり除雪しないとならない。
(；´D｀) でも、高いとこ、怖いんだよなぁ……。
そう、俺は高いところが苦手なのである。と言うか基本的に臆病なので危険と
思われる場所は総じて苦手。特にこの廃屋は先述した通りボロいし、重い俺が
乗ったら壊れるかもしれん。それにはしごをかけて上るのだが、雪がせり出して
いるために、屋根まではしごを設置できないのだ。そのため、こう言う危険が
あるんです。（画像表示重いかも……）
上図を見てもらえばわかるでしょうが、着地した場所が雪の上ならば、崩壊の
危険度が大幅上昇。じゃあそこを踏まなければいいじゃないって話だけどさぁ
どこまでかって上ったらわからないし、おまけにはしごの上で大股歩きなんて
できぬ。先日も挑戦したのだが、やっぱり怖くなって降りたんですよ。ハハン
屋根に登れない俺を笑うがいいさ、アハハン、ベイベー！
でも、今日こそはと奮起した俺は、勇ましくはしごに登る。でも、上に行くと
やっぱり怖い。引き返そうかと思ったが、俺がやらねば誰がやると強く決心し
ジャンプ。何とか屋根の上に着地。よーっし、除雪するぜ！
一旦上ってしまえばこっちのものとばかり、サクサク除雪を進める。それでも
落ちたら怪我するので、あまりギリギリまで除雪はやらない。ギリギリまで除雪
してしまうと、滑りやすくなるからだ。無理せずできる限りの事をする。
ある程度終わったので、もういいだろうとスコップを地面の雪に投げて降りる
事にする。降りれば終わり。たったそれだけの事なんだけど……。
(；ﾟＡﾟ) た、高い……つーか、さっきよりずっと怖い……。
そうなのだ、上る時はジャンプして飛び移ればよかったのだが、降りる時には
そんな事できない。大股ではしごに移ればいいんだろうが、怖いの何のって。
どうしようか、降りられるか、いや怖いなと屋根の上でオロオロ。情景を置き
換えるなら、木に登って降りられなくなった仔猫状態。
えぇいもうあれだ、雪の上に飛び降りようと思ったら、たまたま親戚の叔父さん
現れて、飛び降りるのは危険だからやめろと言われた。危険も何も、俺にして
みればはしごを降りる方が危険なのである。子供の頃みたいに、屋根の上から
雪だまりにダイブした方が楽なのだ。しかし、俺もいい年をしている。そんな
事はできないし、言う事を聞く方が無難である。……怖いけど。
へっぴり腰ではしごの上端に手を掛け、体を半回転させつつ、左足をはしごに
かける。続いて右足をその下の段にかけ……かけ……あぁん、一体どこ？！
この宙ぶらりん状態が怖いのなんの。でもなるべ〜く平静を装いつつ、指示に
従って何とか右足をもはしごに着地できれば、後はもう簡単。あぁよかった。
本当にもう勘弁して欲しい。
「お疲れ様です。でも、毎日運動する事は体にいいんですよ♪」
一向に痩せないけどね。
なんて女子高生風ポエマーな出だしから始めてみましたが、うんもうやめだ。
キザだ、気取ってるだけだ、ロクなことじゃない。しかし、漠然とした不安に
かられているのは事実。だって最近、えっちな夢を見ないんだもん……。
本日も大した事の無い夢を見終わって目覚めたら、部屋の片隅に小さな小包が
二つあるのに気付いた。あれ〜、なんだろう？先日頼んだエロＤＶＤは一本しか
注文していないし、他に何か頼んだっけなぁ？寝惚けた頭で箱に近付く。
あぁ、先日受講したユーキャンの宅建講座じゃないか！
そうなのである、先日楽しいボールペン字講座と一緒に受講したんです。一応
去年から宅建の資格を取ろうかと考え、ケンドーから参考書を借りたけれども
やっぱりちょっと不安があったんですよ。かと言ってそういう学校に行くのも
面倒。まぁ、簡単に言えば小西真奈美がよかったからなんですけどね。
ともかく箱を開けてみる。四冊のテキスト、分厚い過去問題集、添削課題……
多いなぁ、おい。何からやればいいのかわからないので、ガイドブックを見て
みる。ふむふむ、まずアンケートに答えてから、ビデオを見るのね。
こういう教材のビデオっていまいち見る気になれないんだけど、これも試験に
合格するためだとデッキにセット。自動車教習所で見たような作りのビデオに
講師がどうやって勉強したらいいのか、宅建とは一体どういうものかと二十分
少々説明するだけのビデオ。当然お色気シーンは無し。
( ´D｀) ふぅむ、何だかやる気が出てきたぞ。
昔からそうなのである。高校時代なんかも受験勉強の事を集会や朝礼なんかで
言われると、ツマンネーなぁと思う反面、妙にやる気が湧いたものだ。うおぉ
今なら八時間くらい勉強できるぜ！と本気で思った。きっと俺はカルト教団や
怪しい自己啓発セミナーなんかに騙されやすいのかもしれない。
ともあれ、ちょっとやる気が出たのでテキストを開く。ほうほう、四冊のテキストを
大体四ヶ月から五ヶ月でやって、その後は復習と過去問題を重点的にやりつつ
弱点と思われる個所を補強する、か。確かに素晴らしい。しかし一体、一日に
どんだけやればいいんだ？
まず一ヵ月半で最初のテキストの範囲を終わらせ、その過去問題、添削問題を
完了させる。テキストはまずざっと読んで、二回目三回目からしっかり覚える
らしい。ざっと読むと言っても、パラパラ読み流すんじゃ意味が無い。それに
俺は本を読むのが非常に遅い。単純に三回読み返し、最後の十日を過去問題
重視にするとして……テキストが１９０ページか……。
大体一日辺り１５ページくらいか。（かなり余裕を持って）
結構多いなぁ。この上に一応ケンドーからもらったテキストをじっくり３ページ
やって、楽しいボールペン字のテキストを２ページ。そしてこの日記に小説。
おぉ、やる事が多いな。もししっかり学べたら年末には字が綺麗になって宅建
試験にも合格、おまけに肌もツルツル。うはは、モテモテの予感！
全部通信教育で出会い無いけどね。
皮膚が硬くなる仕組みは傷付けられた個所が次の傷に負けないようにと新しい
皮膚が生まれてくるものです。体はそうやって学習し、成長する。あとは老化に
よって体が水分を保てなくなり、硬くなったりもします。瑞々しい木は弾力ある
けれど、枯れ果てた老木は弾力も無くてカチカチである。
いやね、俺も足の角質化が酷いんですよ。
子供の頃はそうでもなかったんですけど、高校の頃に陸上部に入部し、サボる
事もよくあったが、まぁ毎日走っていたんですよ。それまで野球部にいたので
運動自体に抵抗は無かったんですが、毎日走る事を専門にやるってのは初めて
でして、よく血豆とか水ぶくれとかで足の指先などがボロボロになりました。
できては潰れ、潰れては硬くなり、硬くなってもまた潰れ……。
足先だけでなく、土踏まずが無い偏平足なので足の中心の皮もボロボロに。
カカトだって擦れるわけですから、ベロベロに剥けた。当然硬くなる。そんな
積み重ねの上、今も足は全体的に角質化しており、とても硬いんです。
どのくらい硬いかと言えば、カカトの皮膚はささくれ立って柔らかいおろし金
みたいくなっており、指先は赤ん坊の爪みたいである。自分で言うのも何だが
髪の毛と他の皮膚はちょっと自慢。サラサラした髪の毛、つるつるした皮膚が
割と褒められたりもする。
しかし、足に関しては風俗嬢にもガサガサしてるねと言われる始末。他の部分
なら褒められるのに、足だけは顔を顰められる。まぁ、タオルで拭いたら何か
ザリザリって音がするからねぇ。
さすがにこれは酷い、例え見せる機会が極端に少ないとは言え、いつ女の人と
裸でウフンアハンな事態になるかもしれん。あるかないかで言えば、可能性の
話である。現実かそうでないかと言われれば、夢くらい見させろと！
そんなわけで、薬局にてメンソレータムの角質軟化治療薬を買ってきました。
薬局に行くのは慣れていないので、商品もどれがいいのかわからなかったけど
メンソレータムなら安心かと思って購入。ちなみに薬局が慣れていない理由と
しては、薬局って化粧品と言うか美用品がたくさん置いてあるので、俺の様な
むさい男が行くような場所じゃないかなぁなんて思ったり……あぁん、こんな
考えだから余計に家に閉じこもりがちになるんだ。
ともかく使ってみる事にする。べっとり指につけると、掌で患部に塗り込む。
塗り具合はサラサラする感じだが、このまま歩いたら廊下とかベタベタになる
からと、母親に靴下装着を命じられる。どうにも靴下とかって苦手なんだけど
廊下がベタベタになれば家人が怒る。大人しくそうしよう。
二時間ほど靴下をはいて、薬を浸透させる。と言うか、二時間くらいでイヤに
なったので脱いだ。足を見てみると、確かにガサガサ感は無くなった気がする。
すごいなぁ、これ。やっぱり塗り続けていたら治りそうだ。
……そして時間は経ち、日記を書いている今、足を見てみた。触ってみた。
('A`) ガサガサし始めてきた。
そんなわけで雪かきをする事が多い。仕事もしていないで一日中家にいるので
日記でも雪かきに関する出来事を書く比率も増えてます。えぇ、今日もそうさ。
雪かきのお話です。は〜、しんどい。
昼飯を食い終え、玄関や車庫の周辺の雪かきをしてくれと頼まれた。面倒だが
やらないと困るのは自分である。特に車を車庫から出せなくなるのは、生活に
大きく関わる。しょうがない、外は雪模様だがやるかー。
しばし食休みをした後、急いで着替えて外に出る。気温自体はそう寒くないが
雪が降っているために冷たい。でも、軽い雪質なので重くない。さくさく進む
雪かき。早く終わらせてゴロゴロしたい。
本日の雪はそれは見事に真っ白。白より白いと言っても過言じゃない。それ故
周辺の境界も何もかもが区別付かず、足元を見ればどこが段差なのか、どこが
積もっているのかそうでないのか、見分けにくい。あぁん、気持ち悪い〜。人の
脳は変化に対応できるようになっている。逆に言えば変化の無いものには弱い
のである。境界の無い世界は脳が混乱しやすいのである。
たまに周囲の風景を見ながら作業を続ける。雪が軽いと言っても結構積もって
いるので捨てようとする動きも必然的に増える。簡単に言えば疲れる。いつも
部屋でゴロゴロ、たまに動くと言えばコーヒー淹れるためのお湯を沸かしてる
時にやるデュークウォーキングか、一人えっちくらいのものだ。
(；´D｀)＝３ ぜぇ〜、ぜぇ〜。まだ終わりそうにないな……。
雪を見たことの無い地域に半分くらいあげたい、雪が素敵と思ってるカップルの
頭にドバーッと降らせてやりたい。そんな人としてイヤな事を考えながら雪国
住民特有の労働に息切れ。
ようやく終わった頃は多少汗もかき、息もゼーゼー。ふらふらしながら自室に
戻ってジャンバーを脱ぐ。上着も脱ぐ。ズボンもジーパンからジャージに……
あ、あれれ、もしかして！？
('A`) ズボンのチャック、全開だった。
あぁん、恥ずかしい！恥ずかしいってより、ヤバイ！だってこれって犯罪だ！
ズボンのチャック全開にしてゼーゼー言いながら、汗をかく無精ヒゲの男。
怪しすぎる！俺がそんな男見付けたら通報しちゃうかも！いや、むしろ貞操の
危機だ、ピンチだ。助けてベラボーマン！
けど、運良く誰も通りがかっていなかった。よかった、本当によかった。でも
俺って結構ズボンのチャックを閉め忘れる事が多いんですよ。締まりの悪い男
だなぁ。しかし、女性でチャックの開いてるのを目撃した事が無い。おかしい。
オッサンならしょっちゅう目撃するのに、若い男でもたま〜に見かけるのに！
どうして若い女はチャック開いてるの目撃できないんだ！？
あぁ、若いと締まりがいいのか。
ただ今年に入ってそれに変化が訪れた。何だか腹が張って苦しいの。
いやぁ、便秘になるようになってきたんです。人生で便秘なんて滅多に無い。
ただそれで便が固いかったらそうでもなく、何だか腹の中で無意味に詰まってる
感じがする。うひぃ、変な病気じゃないよね、よね。
病気かどうかわからんが、今大事なのは腹が張った苦しさだ。しかし、どうせ
またすぐ腹を下すだろうし、今まで下痢に悩まされてきたために下剤なんて物
飲みたくない。う〜ん、どうしようと考えていた昨日の夕食時。ふと妹と渚が
食後にヨーグルト食い始めた。懐かしいなぁ、昔はよく食っていたけど、今は
甘いのが苦手になったから食ってないんだよなぁ。甘くないヨーグルトは更に
嫌いなので……うん、久々に食ってみるか。
「兄ちゃんがヨーグルト食べるのって、何年ぶりだろう？！」
「先生、ヨーグルト食べられるんですか？あっ、砂糖入れてる！！」
いいじゃねぇか、俺が何を食おうが。失礼なやつらだ。ともかく小鉢に山盛り
入れて、備え付けの砂糖をどかっとかけて食べる。驚く家人、黙々と食べる俺。
うむ、そこそこ美味かった。ごちそーさん。
ちなみにヨーグルトを食おうと思った直接の原因は昨日ピザが半額だったので
買ってきて食ったんですよ、晩飯前に。ちょっと食いすぎてね。胸焼け状態に
なっていたので胃薬飲んだのだが、それでも不安でヨーグルトを食ったの。
さて、そんな状態で自室に戻るなり、日記をうんうん言いながら書き始める。
そろそろ書き終わるかなって頃、便意を催しトイレに行く。すっきり。またも
パソコンの前に戻り、日記を書き終える。書き終わって、タバコを吸い出したら
またも便意が。慌てて火を消して便所に駆け込む。あぁ、よく出た。
と言うよりヨーグルト効果てきめん過ぎて、腹が痛いくらいだ。
うーん、もういいだろう。そう思ってボールペン字を練習し終わり、独学での
宅建勉強を終わり、執筆までの一休みとボーっとしていたら、再び便意がー！
三度目の便所タイム。もうあまり出なくなってきたが、腸が出そうと頑張る。
もういいよ、そんなにがんばらなくても！
便所から出ると、コーヒーを淹れに行く。デュークウォーキングをやりながら
お湯が沸くのを待ち、時間になったら淹れて、部屋に戻る。優雅な一時。熱い
コーヒーを十分以上放置してから飲み始める、猫舌だしね。ズズズ〜。
(；´D｀)……また便所行きたい。
もういいよ、マジで！ケツ痛いんだ、もう。拭き過ぎてもう限界だよ、またも
痔になっちゃうよ。あぁん、出るのも痛い。拭くのはもっと痛い。ヨーグルト
一回食っただけで何じゃこの効果は。すげぇよ乳酸菌。
日記書いている今もまだ痛い。
リンク切れて見れなくなった場合を想定し、簡単に説明するならば、五十七歳
歯科衛生士が車椅子生活になったから解雇された。もっと環境を整えてくれたら
働けるのに解雇は不当だと訴えたが、東京高裁が障害者に対する就労環境
状況の配慮を超えた負担を使用者に強いる事になると、訴えを退けた事件。
障害者「働けるのに解雇なんて酷い。もっと環境整えれば働けるの！」
雇用者「これ以上整えるのは負担だから無理ー」
障害者はこの判決に納得がいかなくて、「結局、健常者と全く同じ形で仕事が
できなければ解雇できるという判決。障害者は働いてはいけないと言っている
みたいですね」と言っているとのこと。
( ﾟДﾟ) アホか、こいつは。
ロクに労働経験が無い俺だけども、さすがにおかしいだろうこの障害者。ほら
確かに最近はバリアフリー意識が一般レベルに浸透して、障害者だって働ける
環境が整いつつあるでしょう。でも、働けるレベルに達していないと健常者も
障害者も労働者になりえない。
障害者は働いてはいけないんじゃなく、働けるレベルの動きができなくなった
だけの事だ。一人働くのに数人のサポートが必要ならば無駄だし、患者だって
介護されてる職員に治療されたくない。俺なら二度と行かないね。
障害者が駄目と言ってるわけじゃない。よくこのサイトで女がどーのこーのと
言う事もあるが、女自体が駄目ってわけじゃない。弱者だと言う事をここぞと
ばかりにアピールし、自分の主張を強引にでも通そうとする姿勢が嫌いなのだ。
自分は被害者、自分は女性だから、自分は障害者だから、自分は病人だからと
必要以上にアピールして、ワガママを通すのはもう人として駄目だね。
確かにこの障害者は働こうと努力しようとしているから、評価するところでは
ある。けれど、周囲が見えていない。いつの時代も働けなくなれば労働者とは
言い難いから、解雇されてきたことでしょう。一部知識職以外はそのはずだ。
うーん、こういうのって実体験があるんだよね。
高校時代、ある学科の教師が末期癌になったんです。最初は癌にも負けずに
教鞭を振るうのはすごいなぁと思ったのだが、次第にやせ細り、車椅子に乗り
学校に来るようになった。正直、見ているのがあまりにも辛く、集中できずに
授業を受けていた覚えがある。本人だけの問題じゃないのだ。
本日アンビリーバボーを見ていたら、盲人登山家の話があった。その人は盲人
であることで腫れ物に触られるような扱いがイヤで一人で何でもやろうとして
いたのだが、妻に「キスは一人じゃできない」と言われ他人を頼るようにした。
うむ、俺はこれに感銘を受けたね。
頼らないでい続ける事も、周囲を不安にさせる。弱者権利を振り回す事もまた
周囲を困らせる。こういう話を聞くと健常者であってもそうじゃなくても結局は
その人の資質って事に落ち着くのが、つまらなくもある真理。
ところで、最近女性と話すことがめっきり減った私です。そりゃあ外に出ない
から出会いもクソも無いわけですから、当たり前。しかし、外に出ようとする
程に魅力を見出せないから、出たがらないのもまた事実。これはあれだ、より
世の中を魅力的にするために、世の若い女性はメイド服着たりして歩くべき！
巫女服でもいい！ほらー、引き篭もりを助けるようにしろよー！
俺も同じ穴のムジナさ。
行動で何もなかったならば、大抵思想方面に走る。それは真面目な事だったり
猥談だったり、割と色んな事を考える。今回もこの方面で行こうとしたんです。
センター試験の事にしようかなぁ、男女問題にしようかなぁ、政治や宗教とか
話したら危ないぞ。やっぱり猥談かなぁ……。
考え事をしていると何か答えを求めたくて、視線を色々な所へ向けるんです。
当然見慣れた自室を毎度見ているから大した発見なんて無いんですけれども
色々見回してしまう。本棚、パソコン、観葉植物、ベッド、抱き枕、酒……。
う〜ん、何も無いなぁ……あれ？
ふとテーブルを見てみると、柿ピーの袋が置かれてある。半分程食った袋。
はて、これいつ食ったやつだろう？俺は酒を飲む時はつまみなんて食わないし
普段もお菓子を食べる事など滅多に無い。渚は辛いもの食わないから、違う。
う〜ん、いつからあったんだろう、これ？渚、お前これいつのか知ってる？
「この柿ピー、一月二日に先生がお酒のつまみとして食べていたやつですよ」
そう言えばその頃に食っていたかもしれない。正月三が日は朝から酒を飲んで
ロクにメシを食わずにいるので、のんびりつまみを食って過ごすんですよね。
すると、この柿ピーは開封してから三週間近く経っているのか。一応開け口を
折り曲げているものの、しっかり封をしているわけじゃない。
(；´D｀) 食うべきか、捨てるべきか……。
捨てるのはもったいない。しかし、食うにはしけっていて美味くなどないだろう。
でも食えるものを捨てるのは忍びない。忍びないのだが、何だか食う気がそう
起こらない。多分、今日に至るまで何度か気にかけていたけれど、同じような
気持ちになって食わなかったのかもしれん。
( ﾟДﾟ) 日記書いている今、食ってやる！えぇい！（パクッ
……。
…………。
………………あれ、普通に買った時のまんまの味がする。
不味く無いんでネタにもならん。
_|￣|○ うっ、またビデオテープがいかれたか（涙
そう、これは我がビデオでは決して珍しくない出来事なのです。前からビデオ
見ていたら突然映像が乱れて、酷い時にはテープがグシャグシャに絡まったり
するんですよ。割と古いビデオテープだと起こりやすかったんですけど、最近
ならば新しいやつでも突然画面が乱れ、妙な音と共にテープがいかれる。
これは思っているより大問題ですよ。と言うのも、俺は一応小説を書いている
けれども、何か音楽が無ければ集中できないんですよ。特にサザン。いつもは
ＣＤを流しているが、ＣＤだって何時間もかけていたら壊れそうだ。そのため
三時間くらいはライブビデオ流しているんですよ、ＯｈＹｅａｈ！
そう、そのライブビデオが問題なのである。ライブビデオと言ってもＤＶＤに
なって入手しやすいやつもあれば、会員限定だったり、数年前の年越しライブ
だったり、今や店ではなかなか手に入らないものなど、たくさんあるんです。
特に録画でしかもう見られないだろうライブは貴重で、永久保存したい。でも
見ないのは意味が無い。そして見ていたらギジャジャジャジャ……うぅ。
「先生、ビデオデッキのヘッドクリーニングってやったらどうです？」
渚の言う通りだ、これ以上ビデオテープをダメにしていたらへこたれそうだ。
そんなわけで本日は、妹の運転練習を兼ねてヘッドクリーニングテープを購入
する事にした。いやね、妹は免許を取ったもののロクに運転していない。折角
取ったのに乗れなくなるのはいけないので、たまに俺が同乗して、運転させて
いるのである。よし行け、妹よ！
運転練習は簡単なコースで行う事に。冬道だし、久々の運転で事故なんて事に
なったらたまらない。もうちょい右に寄れだの、スピード上げて交通の流れに
乗れだの、自分だってロクにできないのに指導する俺。
ともあれ練習コースも大半が終わり、あとは買い物をして帰るだけとなった。
妹に頼んで電気屋に寄ってもらう。おう、そこ空いてるから停めろよ。へっ？
バックで駐車する？わかった、やってみるがよかろう。……おいおい、このまま
だったらぶつかるぞ。一旦停めろ、そして俺が外に出て誘導してやる。
この判断が、後に大きな分かれ目となるのであった。
普段なら面倒なので出ないけど、隣によその車もあるし、ぶつけたらマズイと
思って外に出る。一旦前に出させて、ハンドルを切り直して方向を定めてから
再びバックさせる事に。おいおい妹よ、ハンドルの切り方が甘いからこれじゃ
まだぶつかりそうだ。一旦止まれ。そう後ろで指示をする。
しかし妹、気付かないのかバックを続ける。バカー！！
車を叩くけど、止まらない。ぶつけたらヤバイ。一瞬の思考の後に俺が出した
答えは、己の力で自動車を止めようと手を突き出し、氷の上で踏ん張り、少し
でも食い止めようとした。まるで映画にあるワンシーンみたいだ。
二三歩下がったくらいで車は止まった。ちょっと怒る。その後無事に買い物を
済ませて帰宅できた事は言うまでも無い。しかし、危なかった。もし間違って
アクセルでも踏まれていたら、踏み潰されていたかもしれん。ひいぃ〜。
少し遠くのオッサンに笑われたけどね。
そう、本日俺は外食をしてきた。多少俺を知る人なら、とっても珍しい事だと
わかるでしょう。知らない人のために簡潔に説明するならば、俺は出不精な故
外食は好きだけど面倒だからしないってタイプの人間である。
さて、そんな俺が何故オムライスを食ったのかと言えば、つられたからである。
と言うのも、昨年末から婆さんが入院したんですけど、見舞いに行けと母親に
言われていたんです。見舞いなんて大嫌い、弱った人を見てると居た堪れない
じゃないですか。知り合いなのに探り探りな会話、気まずそうな空気。あれが
イヤなので頑なに拒んできたのだが、先日こんな条件を提示された。
「一緒に行ったら、何かご馳走してあげるよ」
そこまでして俺を見舞いに連れて行きたいのだろうか？まぁ、メシをおごって
もらえるなら行こうと、家族なのにそうした感情で動く男、桐生涼。そうだなぁ〜
何がいいかなぁと考えたところ、妹が外食でオムライス食った話をして、それが
やたら美味そうだったために決定。よし、行くか。
見舞いの話はカット。軽くさわりだけ書くなら、病院に着いたら婆さんが何か
具合悪そうに寝ていたんで、起きるまでコーヒーでも飲んで待っていようかと
言う事になり、コーヒー飲んで待合室で待っていたらいつの間にか隣の椅子で
婆さんが来客と話していてビックリ。十分で帰るはずが一時間待たされた。
予定時間が大幅に狂い、食べる頃には早い晩飯、かなり遅い昼食と言う微妙な
時間となった。う〜ん、腹が空き過ぎて食わなくてもいいような気がするな……。
金も勿体無いし、少々我慢して家で食うか。そうしたいつもの妙な罪悪感にも
似た感情からとっとと帰ろうと母に伝えると、半ば強引に食いに行こうと。
もう少し自信とか強引さが無いと人としてダメだなぁと思いつつ、以前近くを
通りがかった時に目を付けていた洋食屋に入店。頼んだ物は特製のデミグラス
オムライス。チーズカレーオムライスと迷ったのだが、やはりシンプルな方が
その店の味がわかるだろう。喫茶店でのブレンド、ラーメン屋での塩ラーメン
みたいなものである。
ほどなくしてオムライスがテーブルに運ばれた。うぉ、すげぇ美味そうだな。
いい匂いもする。卵は半熟ってわけじゃないけど、別に半熟じゃないから減点
なんてわけじゃない。いっただきまーっす！
？( ´ー｀) 美味い……けど、でも何だか……あれ？
確かに美味い。デミグラスソースは美味だし、卵の柔らかさ、ご飯のベタつき
なんかも適度であるし、飽きない味である。しかし、どうも違う。俺が求めて
いたのはこんなものじゃない。過度な期待を寄せていたのかもしれない。だが
期待だけじゃない。美味いけど、素直に美味いと言いにくい。
例えるなら、ジャガイモを煮て、表面だけ柔らかい状態である。
表面だけが柔らかく染み込んでいて美味いのだが、中はイモのまんま。なので
美味いけど、あれれ？って感じである。くそぅ、釈然としない……。なんだろうか
このモヤモヤした気分は。あぁん、不快だ。
帰る前に別の店覗きました。
でもまぁ、やらないよりはやった方がいいのは間違い無いね。知識を学ぶ事は
当然として、苦痛である時間を耐えて身に付ける訓練にもなる。しかしやはり
こんないつ実を結ぶかわからないもののために一生懸命になれないのは、人の
サガかもしれない。
一昔前ならば一生懸命勉強して大学入れば良い会社に入社でき、一生安泰に
なるからがんばれと言われたものだ。しかし今じゃ大学出ても職は無いし入社
してもリストラや倒産の危機がある。その一方で凶悪犯罪者が更生支援と言う
名目の元で職を与えられている。俺が子供なら、真面目に勉強しないだろう。
なんだ、悪い事した方がいいんじゃないか、なんて思う。
今だから勉強をしないんじゃない、元々子供なんて机に座って勉強したいなど
思わないのだ。それでも昔はやってたなんて言われるのは、勉強したら一生が
約束されると言う将来の展望がしっかりあったからだ。まぁ、昔の人が勉強を
しっかりやってたなんて、生きていないから話を一方的に聞くだけなんで眉唾
ものかもしれないけどね。
思うに、今の不況で何だか勉強してもロクな未来が無いぞと言うのが社会通念
としてあるから、勉強したくない事に輪をかけているんだろうね。苦労しても
見返りがなければ、次第に挫けていく。大卒だろうが中卒だろうがフリーター
として肩を並べるのであれば、勉強するだけ大卒の方が無意味かもしれんな。
金はかかるし、知識の使いどころが無いんじゃあね。
しかし、ふと振り返ってみれば小中学生の頃は勉強できる方だったため、割と
女性と接する機会があったような気がする。そう、その頃は勉強ができるとか
スポーツができれば、モテた。好きな女の子に勉強面などで頼られる事も割と
あったんで、話をする機会もできた。高校生の時は満遍なく勉強ができるって
わけじゃなかったが、特定の教科なら教えられた。
もう勉強して将来安泰なんて台詞は止めだ、これからは勉強すればモテるから
がんばれと言った方が効果的かもしれんぞ。男性が熱心に取り組む姿に女性は
メロメロ、女性も可愛さや美しさの中に知性を秘めているのがモテる。なんて
事をマスコミが煽ったり、週刊誌で多少嘘ついても流行らせればいい気がする。
俺は近年世間を取り巻いている、真面目はダサいなんて風潮が嫌いだ。
ところで俺は女性の前で真面目な話をするのが嫌いである。ほとんどしないと
言っても、過言じゃない。まぁここは多少の蔑視が含まれているからかもしれ
ないけど、女性とそういう話をしても大体が「言ってる事はわかるけど、でも
何だかイヤ」なんて暴論で終わるからだ。あと、論理的に話す女性のほとんど
全てが高圧的なのは何でだろう？
真面目な話はネタが無い日。