狂人日記

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 1月15日
数年前は今日が成人式だったので、何か成人式にまつわる話でも書こうかな
なんて思ってある程度書いてみたのだが、どうも愚痴っぽくなってイカンな。
一言言うなら、暴れる奴はもちろん開催者の処置もおかしい。成人したと扱う
ならば、暴れる奴は刑事処分でいいんじゃなかろうかと毎年ニュース見ていて
思う。そんな俺は成人式サボったんだけどね、面倒で。

さて、全然話は変わりますけど、本日の私は乳に飢えている

見たい、揉みたい、吸い付きたいと言った男性三大乳欲求の前に理性はやられ
気味である。ああぁ〜、この欲求どうすべきか!あのふかふかふにふにしてる
乳を心置きなく揉みたーい。穴が開くまでじーっくり見たい。そしてそんな乳を
溶かすまで舐めたい。たまにこういう発作みたいな欲求、男性諸君もあるよね?
う〜ん、ムラムラ。

しかし、金も無ければ女もいない。知人の女性をからかおうにも、知人の女性
自体がいないに等しいと気付き、ちと切ない気分に。だがそんなものではこの
燃え滾る情熱は収まらぬ。渚のはつまらぬ。うーむ、どうしたものか……。

悶々としたまま夕方になり、妹を駅まで送るついでに無くなりかけた酒を補充
しようとスーパーへ赴いた俺は、まっすぐ酒コーナーへ。夕食の支度だからか
今日が土曜日だからか、家族連れやカップルが多い。一人で買い物に来ている
若い女性はあまり見ない。いても何だか覇気の無い顔付きで商品をカゴの中に
入れている。一人身で寂しいと思っているのかなぁ?

だったら俺に声かけてくれれば、買い物でもえっちでも付き合うのに!

ちなみに俺が声をかけたら逃げられそうなので、やらない。無精ヒゲで身長が
百八十、黒いジャンバーに青いジーンズと言った、ニュースでありがちな犯人
みたいな格好
をしているからだ。買い物に来て捕まったりでもしたら大変だ。
恋心の万引きすら行えぬ。

さて、買い物カゴに二リットルの紙パック日本酒だけを入れて、ウロウロして
いたところ、前方から良い匂いがしてきた。あぁ、試食か。肉とか焼いていて
実に美味そうだが、子供ならいざ知らずいい年した男が食うだけ食って帰ると
非常に印象が悪い。相手がオバサンでもだ。匂いから逃げるように立ち去る。
今日の晩飯はなにかな〜。

そこから少し離れたところで、若いおねーちゃんが試食としてヨーグルトを客に
いかがですかと勧めていた。ヨーグルトって、しばらく食っていないな。よーし
あのねーちゃんのヨーグルト食って、美味かったら買おう。そう決心して俺は
近付く。おばちゃんに勧めるおねーちゃん、子供に勧めるおねーちゃん。

射程距離に入った!

あと数歩で声を掛けられ、立ち止まり、試食する。俺は心の中で気さくで小粋な
話し方などを整理し、準備万端。フフフ、きっかけがヨーグルトってものそうそう
あるもんじゃないだろう。ヨーグルトみたいに白い俺の子種砲を君にも与えて
やるぜー!Yeah!!

見事にスルーされました。


 1月14日
この世に生を受けて二十四年、小説を書き始めて六年になります。特に小説は
今でも手書きなので、かなりの文字数を六年で書いたかもしれない。けれども
俺は字が汚い。一向に上手くならん。未だに小学生の頃から進歩が無い!

他の家人は割と字が上手い。何か特別な学習をしたのかと訊けば、そんな事は
何もしていないと言う。う〜ん、謎だ。考えてみれば家族の中で一番字を書く事が
多い俺なのに、一番汚いとは。渚だって綺麗な字を書く。ずるいぞ。

そんなわけで、ユーキャンの楽しいボールペン字講座を受講しました。

いやほらね、二十四にもなって字が汚いって結構マイナスだと思うんですよね。
今やパソコンなどで文章作成もお手軽身近になった時代ですが、履歴書などは
まだまだ手書きの余地がある。履歴書に限らずとも、手紙とか書類とか契約書
など、必要な場合が多いでしょう。そういう時に字が綺麗だと、ちょっと格好良く
見えたり、契約書なども字が綺麗だと出来る奴みたいでしょう。

何の取り得もないけれど、せめて字だけは綺麗に書いておきたい。それに今の
俺は家にいる事がほとんどなので、その時間を利用して少しでも自分を磨けたら
いいなぁ、なんてね。フフフ、来年の年賀状は素敵な字だぜ。

「がんばって下さいね、先生。しっかりやれば、上達しますから」

そりゃあ、しっかりやらないと上達しないのは当然だ。肝心なのは飽きない事
だろうなぁ。昔、進研ゼミとかチャレンジとか通信教育をやっていたが、大体
飽きてやらなくなっていったんだよなぁ。なんか、学校の授業と送られてくる
教材の進行度に差が生じて、混乱。でも字はそうじゃない、ある程度の日本語
知識はあるから、混乱せずにできるはずだ。

「ところで、何で急に思い立ったんです?前々からやろうと話はしていました
けど、結局やらなかったじゃないですか。……あっ、新年だからですね!」

いや、違う。小西真奈美が恋する瞳で俺に語りかけてきたからだ。

「ふぇ、どうしてそうなるんです?」

いやな、先日テレビを見ていたんだよ。メシ食いながらボーっと。そうしたら
小西真奈美がユーキャンしよ、始めなきゃ♪とか言って、俺に熱視線を送って
きたんだよ。それでさぁ、俺がやるかなぁってボソッと言ったら、がんばろう♪
みたいな事を言ってきたんだよ。電波を超えた会話の成立、熱い視線、そして
常々思っていた字を上達させたいって気持ちが合わさったんだ。

「なんと言うか、幸せな人ですねぇ、先生」

はっはっは、羨ましいか、だけどやらないぞ。ともかく、本日その受講セットが
届いたんですよ。とっても重い教材、テキストぎっしり。パラパラと中を見て
みたら、一日にやる分量は少なくて安心。最初は平仮名の書き方とかから始め
最後は手紙とかの書き方などをやるらしい。ふふふ、これでラブレターだって
綺麗な字だから、相手もメロメロよ。中学生の時に一度だけ出した事があった
けど、あの時は散々な結果に終わったからねぇ。今度は大丈夫よ!

出す相手がいないけどね。


 1月13日
本日の出来事と言えば、車をバックで車庫入れしようとしたらガラスが曇って
見えにくかったので頭から突っ込んだ後、もう一度出る事になった時にバック
して車庫から出ようとしたら雪山に突っ込んだ。(´・ω・`)

なんて事を長々書こうかなぁなんて思ったんですが、いまいちつまらない気が
して、やーめた。何だか雪とか車とかばかりで、つまらん。最近はそう言った
話題の日記ばかりだ、これではいけない。そんなわけで同じく今日あった事で
別の事件をお話しようじゃないか。

冒頭で話した通り、本日は車を使って出かけたんですよ。ははは、妹を駅まで
送り届けたり迎えに行ったりする程度の、近所周りですけどね。ただ、今日は
妹の用事関係無く外に出ようと思っていた。えぇ、酒が無くなったんです

俺にとって何よりも大事な酒、その優先順位は女の誘惑より上位に位置する。
それがもう無くなりそうならば、買って置かねばならん。いつでもある安心が
心穏やかにさせる。そんなわけで送り届けた後に近所のスーパーへ向かう。

買い物篭を手に取り、酒コーナーへ行く前に店内をぐるりと一周。ふと香辛料
コーナーの前で立ち止まり、何か欲しい香辛料はあったけど何だったかなぁと
しばし考える。あー、ほら、その、あれだ、先日食った夕食で美味かったけど
俺にしては物足りなく、あぁあれがあったならなぁってやつ。えーっと、そう
カレーだ。カレーの香辛料……ターメリックじゃなく……ガラムマサラだ!

我が家は辛いものがダメな人が多い。いや、俺以外はダメだと言っても決して
過言じゃない。カレーも麻婆豆腐も甘口がほとんど。しかし俺の要望で何とか
食卓のそれらは中辛へと辛さを引き上げているが、いまいち辛くない。うーん
辛口なんかにしたら他の人が食えないし、甘口はイヤだ。俺だけちょっと辛い
カレーが食いたい。そんなわけで一味唐辛子をかけていたんです。

しかし、一味だとどうもボソボソする気がして、美味さ半減。やはりカレーの
専用スパイスが必要だと実感し、本日ガラムマサラを購入。次は一体いつ
カレー食えるのかわからないが、備えあれば憂いなしである。

さてさて、めでたくガラムマサラと酒を購入し、帰ろうかとしたところでキャッチ
セールスと言うか、クレジットカードの入会しませんかと勧誘を受けた。いつも
なら無言でスタスタ通り過ぎるのだが、久々に若いおねーちゃんに笑顔で話し
かけられたため、迂闊にも足を止めてしまった。

だって俺の目を見て微笑むなんて、惚れてるに違いないだろぅ?

とりあえず軽くさわり程度の話を聞く。カードがあるといざという時に便利で
サイフもかさばらない。なるほど、そりゃあ確かに便利だ。今までクレジット
カードを持った事が無いと話せば、一段と笑顔を増すおねーちゃん。こりゃあ
母性本能くすぐっちゃったかな、げへへ。

クレジットカードって犯罪も多いし、何より借金ってのが大嫌いなので今後も
持ちたくないと思ってる。あったらあったで、つい色々買ってしまいそうだ。
俺はそうした誘惑にきっと負ける。万能性を得たと過信して身を滅ぼすタイプ
だと、自覚しているからである。

だけど、そんな俺に対しておねーちゃんは優しく大丈夫だと言ってくれている。
なぁにこれは、もしかして俺の魅力にメロメロなの?!おいおい、今日初めて
会ったばかりの僕なのに、大丈夫だよと笑顔眩しく言うなんて。ふふふ、今は
キラキラ笑顔
、後ではヌラヌラ愛液かなぁ、ぐえっへっへっへ。

無職なんでカード作れないけどね。


 1月12日
世の中何でも薄型傾向に向かっていると思うんですよ。何気無くテレビCMを
見ていても生理用品、サラ金、携帯電話、車などに混じって薄型テレビなどの
電化製品関連をよく見ます。それだけ需要があるってことだよねぇ、いっつも
CMやってるってことは。

確かに薄いのは場所も取らないし、皮膚感覚にも近いので精密な作業ができる。
前者は家電製品ですね。パソコンやテレビなどが薄くなれば、別の事に使える
スペースができます。そりゃあ便利だ、ビバ薄型

後者はゴム手袋とかコンドームなどですね。分厚いゴム手袋で手術などの精密
作業に支障をきたすかもしれない。スキー手袋みたいなのでチャックを開ける
場合、非常に苦労しますからねぇ。またコンドームも薄くなっていっているのは
やはり分厚いゴムでは気持ち良くもなんともない。互いに愛し合い、体を寄せ
さぁもっと二人で気持ち良くなろうかってのに、イマイチ相手を感じないと言う
事があれば、寂しい。えっちも大事な人生の一部。

さて、世の中薄型ブームってのがご理解できたかと思われますが、この流れに
俺も乗ってみようかなぁ、なんて思ったんですよ。えぇ、夕食食っている時に
薄型テレビのCMやってましてね、そこで一緒にメシ食ってた妹、食器洗って
いた渚に言ったんです。

なぁ、俺も今はやりの薄型を今度おまえらに買ってやろう。今まで色々な事を
してくれたけど、俺からは何もしてやってないからなぁ。

「えっ、いいよ。だって兄ちゃん、そんなお金無いでしょ」

「それに私は先生に色々助けられてますから、今更そんな」

いや、いいんだ。だが妹が言うように、俺は金が無い。職もバイトも無いから
とてもじゃないが、薄型テレビとかパソコンとかは買ってやれない。けれども
買えるレベルでの薄型を買ってやろう。誕生日プレゼントはそれでいいな。

「それって何なの?」

「高いも安いも、その気持ちが嬉しいんですよ、プレゼントって」

そうだな、二千円くらいで買える薄型……薄型座布団とか、どう?

「いらないよー、そんなの。痛いじゃない」

「あ、あまり嬉しくない薄型ですね……」

薄型布団も嫌がられました。


 1月11日
高校時代からの付き合いであり、今尚親しくしている数少ない友人ののりたま
から昨日メールが入り、本日会う事になった。まぁ、去年から家もそう離れて
いないから近いうちに会おうな〜とか言っていて、結局会っていなかったため
本日の運びとなったんですよ。最近ネット上でも現実でも人付き合いがとても
減っている俺としては、やや新鮮な気分でもある。

どこで何をしようかと言う質問に、のりたまが我が家に行きたいと言ってきた。
よしわかった、じゃあ近くまで車で迎えに行ってやろう。昼飯食い終えてから
俺はのりたまの指定したコンビニへと向かう。うぅ、今日は滑るし、数日降り
続けた雪によって道幅が狭まっているし、運転にはイヤな日だなぁ。

信号を曲がったところにあるコンビニでのりたまは待っているとメールが入り
俺は指定された方向へ曲がる。……おや、車が止まってる。渋滞かな。う〜む
やはり道幅が狭まっているし、ツルツル路面だから先頭も慎重に進んでいるん
だなぁ。まぁ、ちと待つか。

しばし待ったが、一向に進む気配が無い。おかしいな、なんだろうな?えぇい
何とかもう一台分通れるから、そっから通ってしまえ……って、路上駐車!?
なんてこった、俺はしばらく路上駐車の後ろに並んでいたのか。そりゃあ進む
わけねぇよな。くそぅ、近隣住民にはめられた!

何とかのりたまを乗せ、我が家へと向かう。うーむ狭いな。ギリギリ二車線に
なるかならないかの道路を気持ち左に寄って走る俺。運転しながらのりたまの
彼女が何故涙のメリークリスマス事件で怒ったのかを聞かされた。話によると
男同士だろうがチューしようがされようが、ダメらしい。ほほぅ、俺には理解
できん話である。安心してくれ、俺にそっちの気は無い!

独占欲が強いと言うか微笑ましいと言うか、何だかんだでしっかりやっている
なぁと感心。俺だったらエロゲーやエロビ禁止とか言われたら、もうアウト。
そんな話を交わしていたら、後ろから追い抜きと言うか、車の横を通り過ぎて
いった。きっと五センチ切ってたよ、距離。うぉ〜、こええええぇー!

ともあれ何事も無く我が家に到着。よかった、無事で。部屋に入るとのりたまと
色々な話をする。近況やら、教育、国際、政治、就職関係、そしてちょっぴり
エロ話。何でも彼女がよくここを見ていて、そこで本日の行動をチェックして
いるとの事である。ヘタな事を書いて破局にでもなれば、とんだとばっちりで
ある。うーむ、一応日記なのに人目を気にするとは、難儀なものだ世の中。

時間も遅くなったので二人で飯を食いに行き、駅まで送ることにする。本当は
自宅まで送り届けるのがいいんだが、夜間の氷路面である。あまり運転したく
ないからバスで帰ってもらおう。駅までの近道としてちょっと細い道を通る。
こういう道では人が飛び出しやすいのでスピード控え目に。おっと、目の前の
道路を左折すればOKだ。ブレーキかけないと……。

ガリガリガリガリガリガガガガガ!!

(;゚Д゚);゚Д゚) と、止まらないッ?!

時速三十キロくらいだったのに予想外に滑り、危うく右から来た車とぶつかり
かける。おぉう、怖かった。冬道は危険である。のりたまを無事駅まで送って
から、慎重に帰る。さて、車を車庫に入れて部屋を片付けたら仮眠しよう。

最近はバックでも車庫に入れれるようになった運転ヘタな俺。慎重にバックを
するが、暗くて目測を見誤りそうだ。おまけに雪が擦れてギギギ、ギギギ〜
非常にイヤな音をたててくれるぜ。妙な抵抗。あぁん、これじゃあぶつけたか
どうかわからない。寄り過ぎた時、もしかしたらぶつかった?いやいや、そんな
感触はしなかったが、うぅ〜む、車庫入れした後で確認しようにも暗くて傷が
ついてるのかどうかわからぬ。もうやだ、雪。

部屋に入ったら男臭いし……。


 1月10日
文化や文明の発展には欲望が強く関わっているものです。そして我々を未来へ
突き動かす欲求の中でも、最も強いとされる睡眠欲、食欲、性欲があるからこそ
今の文明があるのです。快適な睡眠を得るための住居や、いつでも飢えを解消
するためのコンビニ、そして今やインターネットの普及にも一役買った性欲……。
えぇ、インターネットの発展はエロが強く絡んでいると思いますね。その場に
いながらにして、様々なエロサイトを見ようとがんばる。そのためウィルスや
スパイボットなどの知識が得られ、収集したものをフォルダ分けしたり……。
無論それだけではないが、一般人がとっつきやすいキッカケはエロである。

我が家のパソコンは高級エロゲー機みたいなものであり、使用目的の九割五分
以上がエロ目的である。エロゲーしたいから買った、エロゲーをもっとやりたい
ためにパワーアップを重ねてきた、エロDVD見たいからDVD買った……。
我がパソコンの歴史はエロ歴史である。ちなみにこのサイトだってもしかしたら
女性読者の一人でもできないかな〜なんて思って作り始めたものです。

さて、少々前振りが長くなってしまいましたが、日常へ目を向けましょうかね。
最近俺はランス6をやっている。小説も書かずに朝から晩までずーっとプレイ
しっぱなしである。そこで、いつも抱える問題があるんですよ。

「ビデオカードの空きメモリがありません」(ガリガリ音を立てながら)

そう、要求スペックに満たないからか、もうやってる最中パソコンが不安定で
危うい状態。最近のエロゲはどんどん素晴らしくなる反面、要求されるものも
高くなっている。うぅーむ、前々からメモリとグラフィックボードを買おうかと
思っていたが、ここらが買い時かなぁ。

ちなみに我がマシンはセレロン2ギガ、Gefoce2の32メガ、メモリが
DDRの256メガ、ハードディスクが53ギガと言うロースペック。う〜ん
今は我慢できるレベルだが、さすがに今後はやばすぎる。

そんなわけで友人二人と電気屋へ買い物へ向かった。予算は一万五千円である
けれど、がんばれば二万円まで出せる。がんばればと言うのは、今後の酒代に
ダイレクトに響く
のである。うぅ、予算内で済ませたいよ〜。

買い物くらい一人でしろって話だが、パソコンのパーツに詳しくない俺が一人
買い物をしたところで失敗する確率が高い。そんなわけで見るのは詳しい友人
任せにして、俺が最終判断をする事に。う〜ん、どれも高いなぁ。

色々見て回り、予算との兼ね合いで今回買ったのはGeforceFX5200に
メモリがDDR512Mである。しめて一万五千円。おぉ、予算ピッタリじゃあ
ないか。本当ならもっといいやつ買えよなんて嘲笑を受けそうだが、そんなに
ハイスペックを求めなくてもエロゲはできる。カクカクするのは腰だけで充分
なのであって、画面全体カクカクする必要はどこにも無いのだ。

帰宅し、さっそく取り付けることに。うちのケースは小さいため、中に色々と
配線などが密集しており、取り付けにくいの。それでもある程度できるように
なったのは、こうしてエロのためにパーツをパワーアップさせたりしたため。
今回もやるぞー、やるぞー!

グラボの取り付けは簡単にできた。問題はメモリだ。配線のこんがらがった奥
深くに刺す場所がある。一旦グラボや配線の一部を取り外し、メモリを刺して
固定する……固定す……固定……ムキキャー、うまくはまらねぇー!!

力技ではめたら壊れそうだし、優しくしたらはまらないし、そうこうしてると
汗かいてきて、もしパソコン様の中に俺汁を垂らしたら大変な事になっちゃう
から速やかに終わらせたいんだけど、あぁんもう、刺さって〜。

どうにかこうにか付け終わり、起動。最初はグラボがしっかり刺さっておらず
画面が暗いままだった事にちょっと絶望しかけたが、すぐ解決。起動。そして
すぐにランス6をやってみる。おぉ〜、快適だぁ。あの重かったゲーム、この
重かったゲーム、動画など見てみるが、今までとは桁外れに滑らかに動くぜ。
おまけにガリガリ言わない。ひゃっほー、いい買い物したなぁ。

エロ イズ パワー!


 1月9日
本日もドカドカ雪が降っていて、またしても雪かきにヘロヘロになったんですけど
そんな事ばっかり書いていても、つまらん。かと言って反響の大きかった涙の
メリークリスマス事件
を細かく書いたりしたなら、生々し過ぎるかもしれない
ために嫌がられるかもしれん。そもそもあれを書いた後に友人であるのりたまの
彼女さんにとっても怒られたとの事。何が原因で怒られたのか未だ不明だけど
まぁ、やめておこう。それに俺も思い出したくないくらいだし……。

しかし、色気が無ければつまらないのも事実。俺だって書いていても面白くも
なんともない。渚に頼んでエロ妄想書かせようとしたら怒られたし、俺だって
そんなに経験があるわけじゃないしなぁ。う〜ん、しかしやはり冬ならではの
エロスを書きたい、かきたーい!

冬のエロで代表的なのは、きっとスキーで遭難して体を温めるためにえっちを
する
ってなやつでしょう。一泊二日のスキー旅行に同僚か同級生なんかと来て
一緒にゲレンデでシュプールを描いていたけど、ちょっと道を外れたら元来た
道を忘れてしまい、不安になってきたら今までの晴天が嘘の様に猛吹雪になり
どんどん体力が低下。お前のせいだ、あんたのせいよとケンカするが、やはり
心細いから協力し、ちょっとした岩陰かボロ小屋を発見。吹雪は防げたが寒さ
厳しく、また安堵と疲れも相俟って、次第に眠くなる。寝るなー、起きろー!
だが頭でわかっていても瞼は重く、事態は悪化。

「よ、よし、このままだといけない。肌を寄せ合い、温まろう」(ぬぎぬぎ)

女の方も多少の疑問はあるものの、朦朧とした思考と彼ならいいかな〜なんて
思いで体を預けるわけですよ。寒い一角でのエッチ、サーモグラフィーとかで
見たら二人の部分だけ真っ赤、あそこも真っ赤、がっはっは。

しかし、これに疑問があるんですよ。そりゃあ実際にこんな状況でやったとか
聞いた事無いし妄想だと思うが、信憑性があるのは危機的状況だと恋愛感情が
高まるつり橋効果により、えっちをしてるんだなぁって点である。まぁそんな
効果を持ち出さなくても二人で旅行する仲ならば、やっても不思議じゃない。
万事解決?

いやぁ、それより根本的な問題があるぞ。それは寒過ぎると勃たないのでは
なかろうか
と言う問題だ。男性諸君なら誰しも経験があると思われるが、寒い
時ってムスコや袋が縮まるよね、可哀想なくらい。そしてとっても寒い時って
エロへ結び付きにくいと思うんです。例えば雪山猛吹雪より寒くない冬平日の
札幌野外でえっちしようとしても、寒くてそれどこじゃなさそうだ。うぅ〜む
きっと気温がマイナスになったら、そうした思考に結び付きにくいと俺は推測
するのだが、どうだろうか。

更に相手の体も冷たいわけだ。特に女性は手足が冷たい人が多い。寒い日
妹や渚なんかにぴとっと足をつけられたら、びっくりすりくらい冷たい。男が
熱くても、これじゃあ厳しい。そして、上手く二人が互いの体温で温まる事に
成功して、えっちもできたとしよう。結局寝そうな気がする。

そりゃそうよ、酷く疲れてる時に体力を大幅に使うようなことやったら眠くも
なるさ。俺だって疲れて眠い時に、抜かずに寝たら翌朝ムラムラしっぱなしに
なるから抜いて寝るかと言う感じでやってたら、途中でうつらうつらする事も
あるからな。あぁ、でもやり終えてから凍死になっても、それはそれで幸せな
人生の幕引きかもしれぬ。逆にやろうとしたらすぐ出ちゃって、二人共満足が
できぬまま終わったら、最悪だ。もしくは途中で萎えたとかね。

そんなわけで俺と旅行する女性募集。


 1月8日
昨日更新が無かったのは飲みに行っていたからです、申し訳無い。いや昨日は
大学時代の先輩である秋山さんが何でも就職が決まったとの事で送別会を皆で
しようと言う話になったんですよ。お世話になってる人だけあって、やっぱり
参加しなきゃイカン。そんなわけで待ち合わせ場所にGO!

待ち合わせ場所には既に真矢野さんがいた。この人も同じく大学時代の先輩で
ある。少々早く来たために二人してお喋りしていたら、今回の企画立案者でも
ある先輩がやって来て、我々にこう言った。

「実はさぁ、秋山さん就職内定蹴ったから……新年会になるのかな、今日?」

( ゚Д゚) どう言う事っすか?

後で本人から聞いたのだが、どうも決まったけど自分の希望する業種と違った
ためにお断りしたらしい。人生色々あるもんだなぁ。ともかく集まった五人で
居酒屋に行って、様々な話をして楽しい一時を過ごしたのだった。

目覚めて本日、外を見れば凄まじく雪が降ってる。うわー、最近こういう天気
ばっかりだなぁ。豪雪だと面倒なんだよねぇ、生活していく上で。二十四だが
既に半ば隠居生活の俺だが、天気だけは人並みに影響を受けたりする。

「ちょっとー、屋根の雪下ろししてよ」

母さん、外を見て下さい。外は視界数メートルの世界ですよ。ちょっと止んで
からやりますから、そういきり立たないで下さいな。えぇ、今やれと言うの?
風邪ひいちゃうって、こんなの。だーかーらー、ちょっと止んだらやるよ!

飯を食い終え、部屋に戻って外を見ると雪が凄まじく降っている。うーむ、早く
止まないと、雪下ろししない俺が怒られる。まぁ、焦っても天気は変わらない
から、ここはのんびりランスでもやってるか。……何だこの、ドーン、ドーン
ドーン
と言う、何かを砕くような音は?工事でもしてるのかなぁ。

少しして、外の雪が止みかかってきたために俺は急いで支度をすると、屋根の
上へと向かった。さーて、やるかぁ……あれ、ベランダの雪が無くなってる?
まさかと思いつつ屋根を見渡せば、既に母親が屋根の雪下ろしをやっていた。
おいおい、もしかしてさっきのドーンドーンってのは屋根の氷を割ってた音?
うーむ、何も一分一秒を争う事態でも無いんだから、雪塗れの時にやらなくても
いいんじゃないかなぁと思う俺は、怠け者なんだろうか?

ともかく途中から参戦し、ぱぱっと雪下ろしを終わらせた。あぁ、疲れた〜。
汗はさしてかいてないけど、息が上がってたまらねぇ。致命的な体力不足だ。
うーん、やっぱり日がな一日ゴロゴロしているからダメなんだ。これではいざ
何かあった時に避難する体力も無くなってしまう。ここ数年天災が多いために
いつ自分の生活が崩壊するかわからぬ。現代のサバイバーとして、常に自分の
生存率を上げるために努力をしなくてはならん。いや、生存云々なんて物騒な
言葉を持ち出さなくても、いつ何があるかわからないからね。余裕のある体力
確保くらいはしておきたいものだ。

例えば、突発的なエッチとかさぁ。


 1月6日
気持ち良い夢を見ているときに限って、起こされます。えぇ、本日はぐっすり
寝ていていい気持ちだったところを、妹に起こされたとこから一日スタート。
外出するから送ってくれ?そう言うのは寝ている俺じゃなく、起きている渚に
でも頼めよなぁ。まぁいい、ともかく支度する。んで、どのくらいで出発する
つもりなの?ふむふむ、十一時ちょっとの汽車か。……って、もうすぐかよ!
うひー、すぐ支度しなきゃー!

眠い目を擦り、とりあえず着替えを済ませる。顔や歯を洗うのは帰ってからで
いいや、時間無いし、車から降りないし。そんなわけで二分で支度完了する。
おーい、行けるぞ妹よ。

「ちょっと待ってー、まだ支度の途中なのー」

(#`Д) 俺を起こす前にやっておけよ!

何はともあれ、時間通りに駅まで送り届ける事に成功。帰宅してすぐランスを
プレイ。最近は夜も小説書かずに没頭。いいんだ、今やる気無い状態だしさ。
それにどうせクリアする前に書いていても、気になって集中できないだろう。
そんな言い訳を自分にしつつ遊んでると、親父が現れた。

「あのさぁ、今から俺の代わりに病院行って、薬もらってきてくれない?」

面・倒・臭・い

ちょっと遠い病院なので、面倒極まりない。ランスは楽しい、おつかいは何の
得にもならん。家族だからとか、親だからなんて考えは俺の中で薄い。しかし
断ったら断ったで面倒事が起こるに決まってる。考え得る限りで、三つある。
本当はもっとあるのかもしれないけどね。

1:朦朧状態で行かせ、事故られる→俺が行かせたも同然で責任は俺。

2:家で倒れてそのまんま→俺の監督不届きとなり、警察のご厄介に。

3:事ある毎にそれを話題にケンカとなる→勝っても得無しの俺。

うーむ、どれもこれも俺に悪い事ばかりだ。行くしか無いんだよなぁ〜、はぁん。
飯も食わず再び家を出る俺。路面状態は酷いのなんの、氷で道はガッタガタに
なっているわ、中途半端に溶けているために前の車が泥水飛沫を跳ね上げるわ
隣の車線から泥水ぶっかけられるわ……あぎゃー、前が見えないー!

もう道は細いから渋滞してるわ、左右の車と何度もぶつかりかけるわ、くそぅ
何で俺がこんな事してるのやら。腹も減っていたのでどんどん怒りゲージ上昇。
もう病院の喫茶店でいい、そこでメシ食おう!

一時間近くかかり病院に到着。薬もらった後に病院の食堂でちょっと奮発でも
しようとハンバーグカレーを注文。ここはスパゲティがすげぇ美味いから結構
期待しちゃうぜ。カレー食いたかったんだよね、俺。いただきます。

_| ̄|○ 失敗、か……。

一体俺が何をしたと言うのだ、むしろ何もしなさすぎだからこんな目に遭うの
だろうか。ちっくしょう、帰りも道混んでるし、悪路だし、走るたびにガタガタと
車が揺れる。あああああぁ、俺も揺れる〜、目の前ブレる〜。

腹の肉もちょっと揺れてた。


 1月5日
何だか寝ていた時に我が家の犬が鎖から抜け出し、脱走していたらしい。ふむ
なんて迷惑な犬だ。その後、警察により捕獲されて、昼前には戻ってきたとの
らしいが、でかい犬だけに脱走したら危険極まりない。うーん、調教師にすら
お手上げと言わせた犬
だけに、管理はちゃんとやらねばなぁ。

さて、起きてみればまた雪景色。いや、札幌の冬は雪景色に決まっているけど
今日も雪が結構な勢いで降っていた。あぁ、吹雪の景色はそんなに嫌いじゃあ
ないけれども、吹雪けば色々な弊害が出るからなぁ。美しいものには常に頭を
悩まされるものである。

「先生、あの〜」

ほら来た、やっぱり来た。あ〜ぁ、来るとわかっていても、やっぱりなぁ。

「な、なんですか、人の顔見るなり溜め息ついて。んもー、疫病神じゃないん
ですよ、私は。あぁ、そうそう、ちょっと先生にお願い事があるんですけど」

わかってる、みなまで言うな、どうせ除雪してくれって事だろ。

「さっすが先生、その通りです。お願いできますか?」

お願いも何も、やらねばならん事なら、やるしかないのだ。それがモットー。
ともかくメシを食って、ランス6にて一段落ついたら午後三時半。外を見れば
荒れ模様の天気が落ち着いている。やるなら今だ。いそいそと支度をして外に
出れば……また降り始めたー!

細かい雪が舞い散るように縦横無尽を駆け巡り、冷たいやら見えないやらもう
てんやわんやで、早くも気持ちが折れかかるけど、とても耐えられないってな
わけじゃないので、除雪開始。今日は車庫周りをしっかりやる事に。あぁ寒い
寒い、とっとと終わらせてまたランスやろーっと。

テキパキと終わらせると、冷えた体を温めるために即席コンソメスープを作り
再びランスをプレイする。楽しいなぁ、あはははは。おや、渚、どしたの?

「お洗濯物しまいに着たんですよ。それより先生、外すごいですね〜」

( ´ー`) 外?外がどうかしたの?(チラッ

( ゚Д゚) はぁ?

( Д) ゚ ゚ めっちゃ降ってるー!!

なんてことだ、天気は操作できないし、どうなるかわからないから文句を幾ら
言ってもしょうがないのだが、雪かきをした直後に豪雪って納得いかねぇわ!
ちくしょう、折角やったのにパーかよ。あぁん、くそぅ、こうなりゃ渚になんか
エッチなことでもしてやれ。おい渚、なぎさー、どこにいるー?……くっそぅ
買い物に行ったのか。あぁん、ちょっとムラムラしてきたから抜くかな。ふむ
じゃあ何をおかずにしようかなー?

「お兄ちゃん、年賀状印刷してくれない?」

妹に見られちゃヤバイよな、セーフッ!


 1月4日
昨日更新が無かったのは飲みに行ってたからなんです、申し訳無いです。昨日
飲みに行ったのはけこやなチャットメンバー。まぁ、けこさんはいなかったん
だけどね。ともかく前日もガブガブ飲んでいて、体調不良のまんま寝たんです。
起きてあらビックリ、ケツが冷たい。えぇ、ちょっと出てるー!?

記憶のある限り、人生初寝ゲリ。朝からブルーな気分でパンツ処理して、すぐ
シャワーを浴びる。鏡で顔を見たら何だか青白い。うーん、体調不良なんだな
俺。最近飲みまくっているから、しょうがねぇなぁ。

しかし、飲み会までの間に薬飲んだり休んだりして参加。行き先は初めて入る
居酒屋である。未知の場所ってのはドキドキするもんだが、入ってみて安心。
おぉ、結構いい雰囲気の店じゃないか。メンバーは五名。ちと新年会にしては
寂しい数だが、しょうがない。かんぱーい。

体調かまわず飲んで騒ぐ。一人で飲むのもいいんだが、やっぱりたまには気心
知れた友人達とワイワイやるのもいいものだ。後で遅れてもう一人来たけれど
変わらずワイワイ。がっはっは、酒持ってこーい、じゃんじゃん持ってこーい!
外は悪天候だが、心は晴れやかだなぁ。

そして本日起床し、友人から安く譲ってもらったランス6をプレイしながら外を
見ると……うぉ、すげー雪降ってる!?あぁ、後で除雪しなきゃならないんだ
よなぁ、なんてちょっぴり暗澹たる気持ちになりつつ、ランスにはまる。

「せんせー、あの〜、雪かきお願いできますか?」

昼過ぎ、ちょっと雪が止んだ頃に渚が頼みに来た。あぁ、わかってる、やるよ。
いそいそと着替えて、外へ出ると……きゃー、また降ってきたー!やはり俺が
何かしようとすると、天気崩れる事多いなぁ。ここで止めてもしょうがないわ。
あまり気にせずやる事に。

結構雪って重くてねぇ、ちょっとやっただけで息は上がるし、腰は痛い。あぁ
かなり積もってるから終わらないなぁ。おまけに玄関前の雪をどかせば周囲に
積もっていくのはわかりますよね。最初はいいのだが、どんどんと高くなって
いくし、疲れてくるしで、気合を込めて雪を投げ捨てないといけない。行くぜ
気合のパワフルスロオオオオオオオォウ!

えーっと、ここでちょっと状況を箇条書きにして整理しましょうか。

・天候は結構悪い。吹雪で風強い。 ・体力はヘロヘロ。
・除雪した場所はいいが、周囲に雪山ができつつある。
・その雪山に捨てるため、高く雪を投げ捨てる必要あり。

えぇそうです、風に跳ね返されて雪が顔や体にぶわー。うわーっ、視界が更に
白い、冷たい、天気のバカー!余裕があるなら風上じゃなく風下に捨てるのが
いいんだろうが、体力が無くなってくると近くに捨てたいのが人情よ。それでも
何とか除雪を終えて、ゼーハーゼーハー。

しかし腹はプルンプルン。


 1月2日
初夢は皆さん何を見ましたか?私はと言えば、あまり覚えて無いんですよね。
何だか自分の部屋で権利書みたいなものを守ってたような、探していたような
気がするが、詳細は覚えていない。あ〜、どうせならエッチな夢とか見たかった
なぁ。安めぐみか乙葉みたいな女とやる夢見たかったなぁ。

さてそんなパッとしない出だしの今日なのですけど、急遽親戚の家に行く事に
なったんですよ。半ば恒例なので予想していたけど、今日になるまで言われて
いなかったため、慌てて準備をする。ほら行くぞー!

「歯が痛くて、具合悪いんだよなぁ」(親父)

「お腹痛いんだよね……」(妹)

「すごく具合悪くて、動くのもやっとなの……」(母親)

「お家でのお仕事ありますから。それに、水入らずで楽しんできて下さい」(渚)

お前ら誰が行くんだよー!

とりあえず説得して、親父と妹が行く事に。雪で狭くなった道を運転していき
ややあって親戚の家に到着。到着するなり料理や酒を用意されていたので酒を
まずいただく。うめぇ〜。やっぱり行くまで面倒だと思っていたけど、美味い
酒と料理にノックアウト。最高だね。

しこたま堪能してから帰宅。それからずーっと酒を飲んでるわけなのですよ。
あぁ、日記としたらこれで終わりだ。もう何も無いぜ、へっへっへ。だけども
これじゃあ面白く無いだろうから、最後に一つ悲しい事実を教えよう。

私、桐生涼は二十四歳、世間で言えばバリバリ働ける年齢です。ある程度なら
どんな業種でも働けたりする、所謂未来溢れる青年でございます。愛や仕事や
趣味など、生き生きとパワフルに打ち込める年齢で御座います。

また、このくらいの年齢ならば、友人知人に子供がいてもおかしくありません。
もしかしたら俺にも妻や子供などがいて、家庭を背負っていても不思議じゃあ
ないんですよね。えぇ、世間様じゃ立派な大人の年齢なんです。

_| ̄|○ この年でお年玉もらいました。

もうね、完膚なきまでに負けですよ。言い訳できません。社会人で毎日スーツ
着ていたら別なのかもしれないが、もらっちゃった。いや、俺だって断ったよ。
当たり前じゃない、もういい年なんだし。しかし爺さん婆さんの世代はいつに
なっても俺は幼い孫世代なのか、毎年くれる。強く断ったらチワワの様に何か
悲しそうな視線をぶつけてくる。あぁん。ありがたくいただきます、トホホ。
来年もこうなのかなぁ、甲斐性無いぜ。

もらう度に悲しくなる年齢です。


 1月1日
いぇーい、去年は何だかんだあったけど2005年になりましたね、みなさん。
去年は良い年だったでしょうか、悪い年だったでしょうか?そんな事はどうでも
いいかぁ。過ぎ去った事をいつまでも考えても仕方ないですしね。大切なのは
これからである。今年もどうぞよろしくお願いします。ほれ、渚も。

「えっと、佐倉渚です。本年もどうぞよろしくおねがいしますね♪」

さてさっそくだが、正月気分ってのはいいねぇ。ついつい飲み過ぎちゃうよ。
お前も昨日はかなり呑んでいて、ベロベロになっていたね。まぁ、その倍以上
俺も飲んでベロベロになってたわけだが。

「えへへ、そうですね。でも今日はまだ先生みたいにお昼から飲んでませんよ。
それにしても先生、飲み過ぎですよ〜。昨日も今日も飲みっぱなし」

まぁまぁ、いいじゃないか。ところでちょっと訊くけど、渚は今年一番最初に
何をやった?

「今年最初ですか?えーっと、年を越した瞬間は先生とサザンの年越しライブ
見ながらお酒飲んでいましたね」

まぁ、年越しの瞬間はそうだな。俺と親父とお前の三人でサザンのライブ見て
酒飲んでいたからなぁ。でもほら、やっぱり寝て起きてからが新年と言うには
相応しいじゃない。質問をちょっと変えて、お前が今日起きて一番最初に何を
したのか訊こうじゃないか。

「えっと、起きてから着替えて、顔洗って、お雑煮作っていました」

なるほど、いたって普通のお前だな。そういう生真面目なとこがまた可愛いん
だよな〜、もぅ。なでなでなでなで。

「も、もぉ〜。ところで先生は何をしたんですか?」

よく訊いてくれた。俺は壮絶だったよ。まず夜中まで酒飲んでつまみを食って
色々やってたら寝ちゃったんだよね。んで、起きたのが四時半だったかなぁ。
六時くらいだったかなぁ、正確な時間は覚えて無いんだけど、ともかくいつも
よりかなり早い時間で起きたのよ。みんなまだ寝てたし、お前も寝てたしね。
それで飲み過ぎたのをすぐ理解し、あ〜具合悪いと思っていたら、突然ヤバイ
感覚がしたのよ。瞬時にメガネもかけずトイレに駆け込んだね。

「そりゃあ、あんなに飲んでたらそうなりますよ……」

便所に入る前に口の中にせり上がってきたものを堪えて、便器の中にまさしく
マーライオンのごとくドバドバドバ。もったいねぇなぁなんて考える余裕など
無く、ただもう全部吐き出したよ。途中、喉が傷付いたのか胃が傷付いたのか
段々赤くなったけど、まぁいい。一頻り吐いた後、部屋に戻って水分でも補給
しようと、冷たいお茶飲んだのよ。ゴクゴクゴクと三口くらい。

「確かに一気に水分出しちゃうと、脱水症状になりますからね」

それでお茶飲んだ後横になったら、またも何かがせり上がってくる感覚がした
ために、枕元に転がってたメガネをつけて便所にダッシュ。するとついさっき
飲んだお茶が赤い色をつけて出てきてね。全部出たのにまだ出そうと胃痙攣は
起こるは喉や胃が痛いは、もう水飲んだらダメだわ、幸先悪い一年の初めだ。
気を付けないとならんなぁ。

「んも〜、そんなになるまで飲んじゃダメですよ〜」

いやぁ、悪い悪い、気を付けるよ。そうだな、もう今日は今年の抱負を言って
終わりにしようか。俺の今年の目標は二本は小説を応募することと、去年より
もっとサイトに小説を発表することかなぁ。まぁ、それと言うのも執筆速度の
向上
が大前提なんだけどね。とにかく書くのは遅いから。渚は?

「私はセクシーな大人の女性を目指します♪」

ともかく今年もよろしくお願いします。