狂人日記

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 11月30日
風が強くて寒い日であった。そりゃもう十一月も終わりなのだから寒いはずだ
けれど、だからと言って体は納得してくれない。そのため、ただでさえ外出を
したくないのがより増幅され、布団からも出たくなくなる。

けれど、本日は教習所に行く日、何としても外出する日である。

先日大特免許を取るために教習所へ行き、入学申込書をもらってきたんです。
今日はその申込書を出したり、様々な手続きをしようかとね。ただ、先日から
札幌は大荒れの天気でして、何だか天気が俺の免許取得を拒んでいる気がして
ならない……それにはわけがあるんですよ。

二年前に免許を取りに行った時、仮免試験の時は記録的な豪雪となった。あの
年は結構雪が降った年だったはずで、運転する度に天気が荒れていたのを記憶
している。外出したり、何か行事があるとしょっちゅう天気悪くなる。

今日も風が非常に強く、車で教習所まで行ったにもかかわらず駐車場から校内
入るまでに雪交じりの強風に晒されてね、たった十メートル少々の距離歩いた
だけで長旅をしてきた旅人のような感覚になってしまった。ともかく申込書を
提出して、手続きを進める。

手続きとは簡単なもので、過去に重大な病気になった事があるかどうかなどの
運転そのものに支障が出そうかどうかや、視力検査。あとはまぁ、個人情報に
関しての誓約書など。やっぱり世の中個人情報にうるさいから、こういう事を
よく言われるが、個人情報を守るなんて無理だよなぁ……。

話を聞いてみれば入学式みたいなのは無くて、次に行く時にはいきなり教習が
始まるらしい。まぁ、三日か四日で終わるからそんなものいらないだけ、俺と
してはありがたい。入学式とか朝早いのは勘弁だぜ

一頻り手続きも終わったなと思った頃、突然受付のねーちゃんが写真を撮ると
言い出してきた。個人的に欲しいんじゃないんだろうなぁ〜とわかっていても
ほんの少し期待してしまう。でもやっぱり教習原簿に使う写真だとわかってる
ためにしょんぼり。えぇと、コート脱いで、シャツのボタンをとめてパシャ。

目をつぶったかもしれないが、撮り直しを言われなかったために問題は無いと
判断。でまぁ、写真を撮ると誰でも気になるのが写り具合である。はっきりと
見せてくれとは何か言えなかったので、ちらっと覗き見してみた。

('A`) ……やべぇ、俺。これは外部に見せちゃならねぇな。

ちらっと見た感じ、ヤバイアキバ系か誘拐犯、いや誘拐犯と言わなくても住所
不定の不審者
である。こんな写真見られたら、絶対通報される!

元々そんなに写真写りがよくない俺。何が良くないって、髪型が写真に不向き
らしく、やたら地味に写るんですよ。普段軽く上げてるため、写真だとおでこ
丸出しとかになってしまう。あー、やだやだ。

しかし今日は強風日。ぐっしゃぐしゃになった髪を直すのも忘れたため、そりゃ
もうすごい髪形になってた。髪質が柔らかいのですぐ乱れる髪は、上へ下へと
メチャクチャな状態に。あぁしまった、コート脱ぐとかシャツのボタンとめるなど
些細な事を気にしたばかりに、一番大事な髪型がぁ。くそぅ、教習原簿は卒業
したらすぐ捨てるって言ってたよな……。

個人情報は早く削除してね。


 11月29日
昨日から約束していた事なんですが、ラーメンを昼に食べようと決めていたん
ですよ。たまにはラーメン食べたいねと言う婆さんの言葉を受けて、それじゃ
食べに行こうかとね。外食ラーメンでもささやかな幸せである。

メンバーは俺、妹、婆さん、そして渚である。俺が起床した昼に合わせ、昼食
として食いに行ったのであるが、これが単にのんびりとした微笑ましい食事で
無かったのである……。

そう、タイムリミットがあったのだ。

何故そんな事になったかと言えば妹の問題である。ちょっと電車に乗る用事が
あったのだけど、妹の支度が遅れたために食事をしてから駅に向かうのが結構
ギリギリとなってしまった。一本遅れても十分後のに乗ればまだ大丈夫らしい
けど、十分なんて案外早いものである。ラーメン作るのちょっと遅れたらもう
アウトだ。

だが妹も婆さんもゆっくり行ってもいいと言う。まぁ今日は雨降って路面状況
あまり良くないから安全運転で行って欲しいのだろうが……婆さんは心の中で
急いで欲しかったらしい。

「急がなくていいけど……まだつかないの?」

「ゆっくり行っていいから、事故起こさないように……今二十七分だよね?」

お婆様、ゆっくりゆっくりと言う割にはその言葉、すごく焦るんですけど……。
妹は一本遅れてもいいと言ってるのに、早い方がいいよねとか言わないでくれ
ないかなぁ。あぁんもう、赤信号が恨めしい〜。

それでも一時半ならラーメン屋も空いてるだろうと思ったのだが、予想に反し
結構な混雑。うわ〜、やべぇ。だが運良く席に座る事ができたけど、ラーメン
できるのは結構かかりそうだよなぁ……えっ、もうできたの?!

何と三分くらいで全員のラーメンが出てきた。幾ら早く作れるからと言っても
これは早い。俺が飲食店に行って食事を出された最速記録になるんじゃないか
なんて考えたりもしたが、ともかく早く食べないとならん。ただここでも問題が
ありましてねぇ……。

俺、猫舌なのよ。おまけに食べるの遅くてね。

なので女や老人と食べる速度はそう変わらない、特に熱いものならば。本当は
ゆっくり食いたいのだが、今日ばかりはそうも言ってられない。ズズズズっと
ラーメン頬張り、チャーシューおにぎり食ってはスープ飲み、また麺を。あぁ
せわしない。食事だけはゆっくり食いたいなぁ。

ところで俺は外で出されたものならなるべく残さず食べる、それがラーメンの
スープであってもだ。だってねぇ折角作ってくれたんだし、飽食社会と言われ
続ける国民としては残しちゃイカンわけですよ。

だが妹、婆さん、渚はスープを全部飲まない。なので食べ終えるのは自ずと俺が
最後になってしまう。スープを飲み干しても、電車には間に合う。一本電車を
遅らせれば余裕で間に合う。だが……婆さんは黙っていなかった。

俺がもうそろそろスープ飲み終わるなと思っていたら、おもむろに立ち上がり
なんと会計を済ませてしまった!えぇ?!ちょ、待ってくれよと思う間も無く
婆さんは外へ。会計終わってるなら早く出ろよと店側は思うだろう。なるべく
ならば残さないでとも思うだろう。いや、その辺はよ〜くわかってる。

急いで飲み干し後を追う。鼻水かむ暇も無く、車を出発させる俺。ゆっくりで
いいからねと言う婆さん、間に合う間に合うと言う婆さん、安全運転でいいと
言う婆さん……俺だってそうしたいよ。

じゃあ食い終わるまで待ってくれよ。


 11月28日
教習所に行ってきました、いやぁ久々だな教習所も。

あぁ、いや別に違反したわけじゃないですよ、こんな俺だけど安全運転だしね。
では何故普通免許持ってるのに教習所に行ったかと言えば、新しい免許を取得
するためである。それは何の免許かって?

大型特殊免許である!

いやね、これを取ったからと言ってどこかの施設で働くと言うわけじゃなくて
我が家の除雪のためなんですよ。まぁ色々あって、我が家にはでかい除雪機が
あるのだが、これを動かせないと冬に生活ができなくなってしまう。今までは
爺さんがやってたけど、爺さんがぶっ倒れてしまった。そのために今は近所の
おじさんがやってくれてるが、彼も高齢、いつまで元気かわからん。

じゃあ俺がやるしかないと決意し、教習所へ通うことにしたんですよ。実際は
私有地内での運転なので免許取らなくてもいいのかもしれんが、何かあった時
無免許だと面倒そうなので、一応取っておいた方がいいかもしれん。

だが、除雪機は本当に大型特殊免許でいいのだろうか?その辺も知らないので
教習所で聞いてみたんですよ。丁度講習時間が始まったばかりらしい上にこの
時期は受講者ほとんどいないのだ。なので、校内もガラガラ。

どうやら除雪機は大型特殊で大丈夫らしいが、普通の教習所では公道を走る
免許をくれるだけ
らしい。専門的な操作方法を習いたければそれ専門の場所で
教習を受ける方法もあるらしいのだが……普通のでいいや。

だって、俺が欲しいのは免許を持ってるという事実なだけで、実際の使用など
我が家の除雪機で覚えればいい。専門的なとこだと難しそうだし、イメージと
してすげぇ怖い教官が怒鳴り散らすんだろうなぁと。それよりは過去に免許を
取ったここで習う方がいい。

おまけに何と六時間の講習と卒業試験だけで免許取得できるらしい!

その上、二時間の連続講習だから実質三日間で卒業試験に!

がんばれば来週には免許取れるのだ。生活のため必要とは言え、あまり取る人
いなかろう免許を持ってると、ちょっぴり自慢できそうだ。それに公道を運転
できるのだから、ブルトーザーで駅まで誰かを迎えにも行けるぜ!除雪しつつ
送迎
できるなんて、うははははバカバカしいぜ。

「……先生、それだけは絶対止めてくださいよ」

マニュアル運転忘れ気味だぜ。


 11月27日
本日もジムでトレーニングである。もう体とか筋肉痛で痛いのだが、鍛えねば
ならない理由がある。来月中旬に目標である風俗に行くと決めたから、それに
合わせてできる限りいい体を作っておきたいのだ。我ながらバカだと思うけど
こうでもしないとトレーニングしないからなぁ。

まぁジムでは相変わらず黙々とトレーニングしてるのだが、一ヶ月も行ったら
顔見知りができるものである。顔見知りと言ってもよく見かける人はいるけど
話したりはしない人ではなく、たまに会話をする人がいるんですよ。

マッチョなスタッフのおっさんと。

気さくなおっさんらしく、色んな利用者に声をかけているが、俺とも話す事が
あるんですよ。まぁしょっちゅう来ているから顔も覚えられてるんだろうな。
てか、一人でジム行ってもこの人としか話さないのは問題なのだろうか?

話は変わるが、ジムではプログラムと称する様々なメニューがあるんですよ。
太極拳だったりジャズダンスだったり、エアロビだったり各部引き締めだったり
そりゃもう多種多様。色んなスタッフの人が教えてるんですよ。

なので、当然このスタッフからも声をかけられる。まぁ、一人で色々やるよりも
専門の人が組んだプログラムをやる方がいいのだが……まぁ、それぞれ色んな
やつがあって、運動強度も様々なんですよ。

_| ̄|○ このおっさんのプログラム、きっつー……。

声をかけられるくらいなので、当然プログラムの時間になったらやらないかと
誘われる。折角話しかけてくれてる人だし、プログラムに出れば今よりいい体に
なれるだろう。なので断らず参加するのだが、これがキツイ。

何がきついって、その運動自体もきついのだが、参加する時間がトレーニング
二週目を終えるあたりなので、体が既にヘトヘトなのだ。あぁもう腕が腹が〜
プルプルしてるよ、おっぱいよりぷるぷるしてるよ〜。

おっぱい、そうおっぱいだ。おっぱいのために俺はがんばっているんだ。今は
来月の風俗のため、そして来年の夏へ向けてトレーニングじゃ。海で腹をだぼ
つかせているより、ソフトマッチョでいた方が長らく忘れてる真夏の物語が俺を
主人公にさせてくれるはずだ。ビバ夏!ビバ海!ビバ水着!!

泳げなくてもモテるよね?


 11月26日
最近頻繁にジムに通っていたからか、チャットにて修行日記と称されてしまい
うむむと唸る俺。いやぁ、元々そんなにネタも無く、その上ジムから帰ってきて
メシ食って仮眠してから書き始めるとなると、考える暇無くてねぇ。ジムの話
ばかりじゃ悪いと思いつつ書いてる現状。

しかし本日はジムに行かず休養日としてたので、ジムの話は無しだ。だからと
言って本日、良くも悪くも平穏で何も無い日だったので、ふと思い出した昔の
話でもしようかと思う。

幾つになっても、自分の居場所に親兄弟が介入してこられるのは恥ずかしい。
それが恋愛であったり、居酒屋など行きつけの飲食店だったり、職場だったり
まぁ親兄弟には知らない顔の自分を知られてしまい、かつそこにそういう立場で
振舞われると、恥ずかしい事この上ないよね。

それは中学一年生の頃のお話です。

転勤はしていないが、家がある部分が丁度学校区域の分かれ目みたいなとこで
同じ小学校に通っていた同級生とは別の中学校に行く事になったんですよ、俺。
知り合いの同級生がいない中学校は心細いものだったけど、まぁ次第に友人も
できて、それなりに楽しい学校生活となっていった。

小学校生活と中学校生活では比べられないくらいの生活の変化があったけれど
やはり一番大きかったのは、学校の側にコンビニがあった事です。随分田舎と
思われるだろうが、通っていた小学校のあたりは当時まだそこまで開発されて
いなかったし、何より学校帰りにお店に立ち寄るのはヤバイと思っていた。

だが中学生となると、背伸びしたい気も出てくる。学校の帰りにちょっと店に
寄っておかし買ったり、ジャンプ買ったりしていたが、やはり一番多かったのが
立ち読みである。

今も昔もよく本がある場所に行けば立ち読みするが、昔は頻繁にやったもので
特にエロ本の立ち読みをよくやったものである。当時はヘアヌード解禁になって
間もない頃で、エロ本にも素人の女の子がヘアヌードを披露していた。そりゃ
もう興奮したものよ。いや全く知識が無かったわけではなく、女性の股間には
毛がある事くらい知ってたし、子供の頃は母親と風呂入ってたから見た事も当然
あったが、親族とは違う若い女性が美しい肢体を艶かしく晒しているエロ本に
興奮と感動を覚えて毎日見たものです。

当然立ち読みだけでなく買って帰る事もありました。エロ漫画だったり実写で
あったり、もうあの頃はエロに最も貪欲だった時期である。けれど単にそこを
エロ本購入の場所としては捕らえずに、待ち合わせ場所としても使っていた。
例えば大雨降って帰るのが面倒になった時などに、家人に車で迎えにきてもらう
ための場所とかね。

黙って待っているのは暇なので、そういう時は立ち読みをしていた。またそこの
店員のおばちゃんがいい人で、何一つ文句言わなかった。そういうのが続くと
家人も買い物したり、挨拶を交わしたりするわけで……その店を利用してから
一年少々が過ぎた時、事件は起こった。

ある日いつものように家人と待ち合わせをしていたら、家人が運転席から降りて
くるなり、トランクを開けた。えっ、俺を乗せて帰るだけじゃないのかと思って
いたら、何やら段ボール箱を取り出し、それを持って店内に。何だ?

「あのこれ、いつもお世話になってるので」

家人は我が家の家庭菜園で採れた野菜セットを店員に渡したのだ。いつもこの
店でエロ本読んだり買ったりしてる俺が世話になってるって、もうやめてー!
恥ずかしいったりゃありゃしない。思春期なのでより恥ずかしい。今の感覚で
言うならば、母親が俺の行った風俗店に言ってお世話になってます〜とか言う
ようなものだ。そんな事されたら、死にたくなるぜ。

人には見られたくない顔があるよね。


 11月25日
久々に今日は後輩と一緒にジムへ行ったんですよ。一週間くらい一緒に行って
なかったため、互いのトレーニング風景を見るのは久々である。まぁ、いつも
通りトレーニングしていたら、後輩がふと俺の腕を見て一言。

「なんすかその力こぶ?!この一週間、どれだけ鍛えたんですか?!」

ちょっと腕が前より太くなったかなぁと思ってたが、かなり驚かれたのでこの
一週間によって結構パワーアップしたのだろう。まぁ、あれだけがんばってりゃ
体もスッキリして、腕とかも太くなるさ。

全ては来月行く予定の風俗のために!

「……そのためにあれだけやるなんて、先生のおバカ」

うむ、我ながらバカだと思う。だが目的がどうあれ、いい体を手に入れられる
だろうから、まぁいいのだ。崇高な目的より、俗な目的の方ががんばれるぜ。
うおぉ〜、やるぞぉー!

二時間半くらいトレーニングしていたら、飲み物が入ったペットボトルが空に
なってしまった。前はトレーニング時間短かったから一本でもよかったのだが
最近はトレーニング時間が延びたため、一本では足りないのだ。けれど今日は
あらかじめ後輩に水を買ってきてもらったので、それを飲むためにロッカーへ
向かったんですよ。

……あれ、ロッカーの鍵無いぞ?

ロッカーの中には水はもちろん、サイフや着替えなど全て入ってる。ヤバイ。
ポケットをさぐるが、無い。うーむ、さっきトレーニングしてる最中に落とした
かなぁ、でも何だか違う気もする。どこだ、どこで無くしたんだ……。

とりあえずロッカーに向かい、自分が使ってる付近のロッカーを見てみる事に
してみた。正確な番号覚えてないけど、この辺だよなぁ……あれ?

全部に鍵がついてる?!

まさか、まさかと思いつつ自分が使ってただろう鍵付きロッカーを開けたなら
見慣れた服などの荷物が……あぁ、そうか、そういう事か。

(;´Д`) 鍵、取り忘れてたんだ、俺。

慌ててサイフなどをチェックしたが、何一つ変わってなかったのは不幸中の幸い
であるが、危ないなぁもう。こういううっかりが、ヘタすれば大惨事になってしまう
ので、もっと気を引き締めないとならないものである。

うっかりと言えばこの時期、どんどん増えるのではないだろうか。と言うのも
冬になると何かと厚着になり、身に着けるものが増えるので注意が散漫になり
がちになってしまう。……いやいや、何もブラやパンツを見に付け忘れる奴は
いないだろう。無意味な過程だ。

だが、例えばデートでもうエッチする気まんまんなのに急いで待ち合わせ場所に
行ったが、デートの最中に化粧直しで勝負下着ではなくて、家着同然のヨレた
下着をはいてきて
、きゃーピンチ
。相手もやる気まんまんなのに、断るなんて
選択肢を出してしまうと……けれど、こんな色気の欠片も無いものを見せるの
恥ずかしいとか、そういう事を考えている人がこれから往来に増えるかも!

コートの下の羞恥に心燃えるぜ!


 11月24日
ジムにてスタッフから滅多に声もかけられず嫌われてるのかなぁと思っていて
そんな事を後輩に話したところ、どうもそうではないらしい。何でもジムでは
俺の事をすごく熱心な人として見てくれてるらしい。

そりゃあ週に四回くらい行って、三時間も四時間もほぼ休まず運動していれば
熱心に見られるだろう。だが、あまりに熱心なので声をかけにくいとの事だ。
うぅ、別に幾らでも話してくれてもいいのに……何か打開策が必要だ

そんなわけで本日、体測定をやってみたんです。

体測定とは千円ちょっと払って最新の機械で体の色んな測定をするんですよ。
これは金を払うので、スタッフの人と話す事になる。ちょっとでも会話が発生
したら、人脈も生まれるかもしれない。おまけに体の事をよく知れば、効果的な
トレーニングだってできる。よしやるぞー!

応対してくれたスタッフは若いにーちゃん。本当は若いねーちゃんがよかった
けれど、贅沢言っちゃイカンよ君ぃ。ともかく色んな項目に答えて測定をする。
以下はその結果である。まぁ、色々多いから簡単に。

肉体年齢:21.7歳

おぉ〜、若い。やはりジム行ってれば肉体も若返るんだな。このくらいが一番
いいくらいじゃないか、はっはっは。

基礎代謝量:1704キロカロリー

俺は単に生きているだけでこれだけカロリーを消費してるらしい。これは結構
高い数値らしく、スタッフの人も驚いていた。高ければ高いほど、カロリーが
消費されるために痩せやすいしね。

内臓脂肪レベル:66.2(適正は100以下)

おぉ、意外にあると思ってた内臓脂肪がこんなに低いとは。何だすごいじゃん
俺、がんばればできるじゃないか。確かに見た目もスッキリしてきたし、割と
いい体っぽくなってきたからなぁ、うむうむ、継続は力なり。

体脂肪率:24.2%

……え?

あなたの体型:肥満進行タイプ、かくれ肥満気味です。

……はぁ?

そんな馬鹿なああああああああぁ!!

何故だ、何故ジムに行って真面目に運動して体脂肪が増える。声かけにくい
とまで言われるくらい必死に運動して、見た目もスッキリしてきたのに。あぁ
信じられない、わけがわからないわー。すげぇ苦しいくらい運動しているのに
運動すればする程、脂肪が増えるってどういう事だ!!

まるで賽の河原である。石を積んでも積んでも終わらない地獄のように、運動
してもしても減らないどころか、増えている。食事だって食べる量は増やさず
むしろ減らし、間食もせず、一日二食なのに、どうして……。

しかし、一体どこにそんな脂肪がついてると言うのだろうか。やっぱり腹か?
そうだよなぁ、まだちょっと余分な肉あるし。でもそれ以外はそんなに目立った
脂肪は無いような……えぇ?!

Σ( ゚Д゚) 足が一番脂肪あるだとー?!

どうやら足が一番脂肪が多くて、6.5kgもあるらしいが、嘘だろそれー!
だって足、どこもぷよぷよしてねーよ。半年で10kg以上痩せたが、それは
走って痩せたのである。走って足が一番鍛えられてるはずなのに、何故に
一番脂肪があるんだろう……うぅ、心が折れそうだ。

エアロビでもやろうかなぁ。


 11月23日
それは昨晩の出来事、酒飲んで執筆していたんですよ。遅々として進まないが
書かなければ進まない原稿、なので毎日少しでも書くようにしているんです。
酒飲んで徐々にペースの波が良くなってきた頃、事件は起こった。

Σ( ゚Д゚) げ、原稿用紙切れた!!

手書き派の俺は原稿用紙がないと書けない。いや、パソコンで直に執筆する事
だってそりゃできるけど、それまで原稿用紙で書いて、数枚分だけパソコンに
打ち込んで、そこからまた原稿用紙に書くとなると、どうも気持ち悪いよね。
例えるならば気心知れた女を抱いてる最中にパッと違う女に代わり、あれれと
思うが早いかまた元の女に……これはこれでいいな。いやいや、これじゃ俺の
言いたい事が伝わらない。まぁ、妙なつぎはぎは嫌いなのよ。

そんなわけで本日は原稿用紙を買いに文房具屋に。そういえば前回買った時に
割引券もらったんだよなぁと思って確認してみたら、期限が先週で切れてた。
くっ、もう少し書くスピードが速ければ得したのに。そうか、執筆をがんばる
という事は金に関わるんだなぁ……。

原稿用紙八冊を購入し、帰ろうかと思ったが妙な事実に気付く。店内も外でも
不思議な光景があった。何事も無い町並みの光景、老若男女が初冬の中を
笑顔で歩いて……えっ、若い人?!

そうなのだ、どう見ても女子中高生くらいの女の子がそこらを歩いてる。あれ
今日って水曜日だよな、学校はどうしたんだ?テストがある時期でもないし。
う〜む、サボりか。その割には結構いるな。まさか俺の知らない間に週休二日
制度から週休三日制度になったのか?ゆとり教育やめたんじゃなかったの?

と思ったら今日、勤労感謝の日で祝日なのね。

('∀`) はっはっは、働いてないから気付かなかったよ。

_| ̄|○

しかしあれだ、世の中の流行など微塵もわからない俺だけど、祝日や曜日すら
知らないのは国民としていかがなものだろうか。ともかく今日は勤労感謝の日
である。しかしロクに労働してない俺としては何を感謝されるのだろうかな?
そんな事を便所でボケーッと考えてたら……あっ。

毎晩ありがとう、我がムスコよ。


 11月22日
ジム行ってまたも体脂肪が微妙に上がってる事に気付く。ぐあぁ〜、三時間も
トレーニングしてて、休みはほとんどとらずにやってるのに、何故だ。くそぅ
昨日外食したからか、それとも今日大好物のマヨネーズパン食ったからか?!
一生懸命やってこれでは、納得いかねぇー!

そうそうジムの最中、スタッフから錠剤をもらったんですよ。何か色んな栄養
含まれてて、体にいいとかいうやつを四錠か五錠くらい。体にいいと言うなら
喜ばしいし、噛んで食べる錠剤タイプは我が家にも亜鉛の錠剤があって、結構
美味しい。これもそうだろうと一気に口に含んで、バリボリ。

(;'A`) に、苦い……苦いだけじゃない、不味い……。

こんなに不味い味を体験したのは久々で、本当にどうしようかと思ったけれど
折角善意でくれたものだ、そこそこ美味そうな顔で食う。いやぁ、世の中色々
研究されてるし、ほか弁だってコンビニ弁当だって格段に美味くなってるのに
何故これはこんなにも……がんばれ、もっとがんばれ栄養食品!

ところでジムに行って体脂肪が増えただの体重増えただのとマイナスばっかり
言ってるが、プラスの面を言いまくっても面白くないじゃない。なんだよお前
自慢しやがって〜と。ただ、あまりにもマイナスばかり言っててもよろしくない
ため、たまにはジム行ってプラスになったお話でも。

そりゃ当然、体力はつきましたよ。走るのをやめて数ヶ月経ってたが、ジムで
走る事によってまた体が引き締まってきたし、体力もついた。それに筋肉とか
ついて、前よりもガッシリした体つきになってきた。やはりデップリした体や
ガリガリの体より、ガッシリした体の方がちょっと自信もつくものだ

そしてこれが数ある我が目的の一つなのだが……ムスコの元気が良くなった♪

基礎体力もそうだが、やはり背筋や腹筋、そして内もも辺りの筋力を強化した
からなのか、年齢と共に元気を失いかけていた我がムスコが再びパワーアップ
して帰ってきた。いぇーい!

でまぁ、話はどんどん下ネタへ突っ走るんですけど、それは昨日の話。執筆を
終えてムスコと遊んでたんですよ。今まではあまりやってなかったけど、最近
フィニッシュ寸前になったらムスコをティッシュでくるんで、スコスコスコ。うむ
なかなかいいぞ、もう終わるか……いいやまだまだ、もう少しッ!

しかし終わりは訪れるもので、華麗にフィニッシュ。さぁてとっとと寝ようと
思ってふと我がムスコを見たら……ギャー、大惨事だ!!

ムスコの涙により張り付いたティッシュは、その摩擦運動により内部で破れた
らしいのだが、気付かずやってたため、ムスコにティッシュがくっつきまくって
いたのだ。きゃあこれは大変、しかしシャワー浴びる気力はもう無い。なので
丁寧に取り去ったのだが……うぅ、虚しい。一人えっちして虚しさを感じたり
する事なんて皆無なのだが、こればっかりはちょっぴり切なくなった。

げ、元気な事はいい事だぁ〜。


 11月21日
今日は軽くやろう、どうせ明日も行くのだからと思ってもいざジムに行ったら
そりゃもう結構ハードに体をいじめてくる俺。今日もジムに行って、走ったり
筋トレしたりしてきたんですよ。

週に三回か四回のペースで行ってるので、まぁ多少腕とか太くなってきたかも
しれないが、気になる問題がある。それは体脂肪。ジムに通い始めてそろそろ
一ヶ月くらいになるが、体重も体脂肪も微塵も変わらない。体重が変わらない
のは、筋肉が増えたからだと解釈してもいい。だが、体脂肪が0.1%も変化
しないのは悔しい。
あんなにも汗かきまくっているのに、まったく変わらない
なんて……まだ食いすぎなのか?それとも運動不足?

そしてもう一つ、ちょっとだけ気になる問題が。それは何故か女のスタッフが
俺を避けているような気がする
。いや、スタッフのみならず、トレーニングを
している人も。いやいや、そりゃ俺はネガティブな考えをする男だし、それが
メチャクチャな被害妄想だと思われてもしょうがない。実際、黙々とやってる
人が大半だから、俺だけじゃないのはわかってるのだが……。

でもね、実際トレーニングしてるとよくあるのだが、スタッフの人の通り道に
三人人がいたとしましょう。当然スタッフの方は挨拶をするわけですよ、笑顔
見せてこんにちは、こんにちは〜、……、こんにちは〜って。

Σ('A`) 俺のとこだけスルー?!

これが一度や二度だけではないし、スタッフの人とすれ違っても笑顔を向けて
こられない俺。一体何故だ、汗かきまくってるからか?しかしジムで汗かいて
嫌がられるってのも、何だかなぁ。別な要因でもあるのだろうか?

「だって先生、トレーニングしてる時ものすごい怖い顔してるから

……まぁ、確かにその通りだ。顔に傷があるデカイ男が怖い顔していたらそりゃ
近付かないよなぁ。でも、トレーニングしてる最中って怖い顔にならないか?
歯を食いしばり、眉間にしわ寄せて、鏡をふと見たらそりゃもう大変な顔よ。
けれどそれは真面目にやってる証拠。

「でも何もあんなにまで……もっと楽しんでやりましょうよ、ね」

渚はジム行ってトレーニングして、楽しいの?

「楽しいですよ。先生はどうなんです?」

全然楽しくないよ。

「な、なんでですか?!」

俺はトレーニング全般は辛くて苦しいものだと思ってる。走ったら足痛い上に
呼吸も苦しい。筋トレをしたら筋肉が悲鳴を上げる。フルパワーをもって訓練
せねば、意味が無い。軽いトレーニングでニコニコしたって意味が無い。なので
全力でやるのだけど、そこまでやれば当然ムチャクチャ辛いので楽しいなんて
思わない。ただひたすら、いい体になるため、女にモテるためがんばる。

ただ、その出会いの場の一つであるジムにて真剣にやりすぎて顔が怖くなって
周囲から引かれているようじゃ、逆効果なのかもしれん。もっと余裕をもって
笑いながらやればいいのか?しかし手を抜いてると思われるのはもっと嫌だ。
多少の孤独には平気だが、無闇に威圧感は与えたくないしなぁ……。

お面でもかぶるかな?


 11月20日
昨日更新が無かったのは飲んできたからです、申し訳ない。いやぁ大学のOB
連中と飲んだのですが、なかなかに楽しい飲み会でした。さして変わらぬ先輩や
友人、後輩と顔を合わせて飲めばやはり色々気苦労も絶えないみたいであの
時と同じってわけにはいかないが、まぁこうして会えば似たような雰囲気となる。
久々に飲んだビールは美味かった。

だが、この日記のメインを飲み会の話にするつもりはない。メインは飲み会に
行く前に起こった出来事である。

それは昨日の朝、九時頃だったろうかな。普段十二時くらいまで寝ている俺は
当然夢の中、布団の中。寒い日だからこそ布団が恋しい。気持ちよく寝てたら
窓の外から突然、轟音が鳴り響いた。

ズゴゴゴゴゴゴゴ、ドッゴオオオオオオオ!!

Σ('A`) な、なんだ?一体何が起こったんだ?!

慌てて布団から跳ね起き、窓の外へ目をやればそこは一面銀世界……いいや
そんな美しいものじゃない、正に冬の大嵐。みぞれか雹のようなものがそりゃ
もう凄まじい勢いで大地に打ち付けている。うひゃあ、こりゃすげぇ天気だ。
って、あ〜、まだ九時かよ。もう少し寝ていよう。

外の大荒れは凄まじいが、だからと言ってどうこうなる天気じゃない。そんな
判断を下すと、俺はまた布団の中へ。しかしすげぇ天気だ、こんな轟音と風は
なかなかないぜ。だがこれで家が壊れるって事は無いだろう。そりゃちょっと
傾いていたり、雨漏りしたりするが……。

ドガーン!!グラグラグラグラグラ、バガーン!

Σ(;゚Д゚) 家……壊れた、か?

轟音に加えて、まるでトラックが突っ込んできたかの衝撃と共に家が揺れた。
まさか大荒れの天気でそんな衝撃は無かろう。気になったのが、確か先日我が
家の側に鉄製のコンテナみたいなのが積まれてたんですよ。何に使うのかよく
わからんが、倒れたら危ないよなぁと思ってたものが幾つもね。もしかしたら
それがこの大嵐で傾き、家にぶつかったのかもしれん!

あぁどのくらい壊れたんだろう、廊下で家人の騒ぎ声がする。犬もギャンギャン
吠えてるし、最悪だ。賠償金下りるのかな、どのくらいもらえるのかな。もし
下りなければ、直す金あるのかなぁ。でも、直すまで我が家はガタガタするし
大変だなぁ、どうしたものかなぁ……。

だがもう寝起きの頭でそんな騒動に飛び込む気になれず、布団にくるまる俺。
ザ・現実逃避。そのまま数時間寝て、おそるおそる家人に一体何事があった
のか聞いてみる事にする。

「あぁ、近所に雷落ちたのよ」

あぁ雷か、そうか。家は壊れてないんだね、ならよかった。いやぁだがしかし
凄まじい天気だったなぁ。あんな天気は年に数回しかないぞ。何にせよ収まった
みたいでよかったよかった……雷が近所に落ちた?我が家にじゃなく?!

どんな雷よ、家が大揺れって!?


 11月18日
友人と外食で餃子食ったりカラオケしたりと、まぁ普通の一日である。う〜ん
しかしあまりに普通すぎると、別に日記にしなくてもいい気がしてならない。
しいて言えば、カラオケルームに入って友人が選曲し、さぁ歌おうとなったら
音が出ない!?ゲゲーッ、音量全部最低になってる!

音量を戻してさぁ歌おうと思ったら、マイクから音が出ない。あれ〜、マイク
音量は正常なはずなのに……って、抜けてるし!

とまぁ、散々な出だしだったものの結構楽しめ終わりました、まる……イカン
これではもう書くことが無い。いつも日記にはある程度の長さを書こうと自分
なりのノルマを課しているんだ、もうちょい何かないかなぁ……。

あぁ、そうだ、仕事頼まれたんですよ、お仕事。まぁ簡単なものでして、喪中
葉書に宛先を印刷するお仕事。婆さんが喪中でしてね、そこそこ量があるため
パソコンでパパッとやってくれないかと。あぁ、ちなみに俺は喪中じゃないから
送る方がいればOK……と言っても俺、年に数枚しか来ないけど

ともかく宛名をパソコンで書くのだが……うむ、飽きる。二十枚くらい書いた
ところで、ヘロヘロ。宛名と住所をちょこっと打ち込んだだけなのに、何だか
やる気がどこかへ飛んでいった。おかしいなぁ、やる前は意気揚々としてたが
すぐにこれだ。

「何百枚もの作品書くのに、数枚の宛名で飽きるってのも妙な人だねぇ」

休憩してたら知り合いの女の人から電話が来て、宛名書きの事を話したならば
こんな事を言われた。まぁ、確かにそうだ。自分の頭と資料で構築してる我が
オリジナル小説よりも、決められた宛名を打ち込むだけの百枚未満の作業の
方が楽なのに持続時間が……あまり変わらないかも

と言うのも、執筆の持続力はかなり低い。五分か十分も書いていたら、すぐに
飽きてフリーセルやったりネットサーフィンしたりしてる。これではイカンと
思っていても、気が乗らぬ。それでもこれまで何本か書き上げているのは割と
我慢強いからかもしれん。地道な作業をコツコツとね。

推理小説は最後から読む男です。


 11月17日
昨日は宣言通り禁酒をしてたわけなんですが……いやぁ、恐ろしいものを確認
させてもらいましたよ。それは日記を書き終えてからコーヒー飲んでいまして
その最中、小便したくなったので部屋を出て便所へ向かったんです。用を足し
スッキリしてから、あぁそうだと居間へ向かう。

居間にていつものようにコップを手にすると、廊下を歩いて自室へ戻る……。
えっ、ちょ、あれ?!何でコップ持ってるんだ、俺?

Σ(;'A`) これ、酒飲むためのコップじゃねぇか!!

いやぁ、習慣とは恐ろしい。本当に無意識のうちに取りに行ってたので慌てて
コップを戻す。その後、ずっと禁酒のきつさと言うか空腹に耐えていた。あぁ
だけどこれを耐えれば快適なエロライフ&痩せるぞー!

その後、空腹に耐えてエロライフを満喫して快眠。目覚めて本日、ジムの日。
身長と体重のバランスから言えば結構理想的らしいので、ダイエットメインの
トレーニングから筋力アップメインのトレーニングに移ろうと思う。それでも
無駄な脂肪を落としたいので、結構走ったりして汗流すんですよ。

今日も軽く触れば滴るくらい汗かいたぞ(Tシャツ2枚目)、一日の締めとして
体脂肪測定を含んだ体重測定するんですよ。このサイトでも何度か書いている
けど、肉体年齢とか測定できる優れもの。今日もピピッと。

肉体年齢:28歳

やったー、若返ったぞ俺の体。いや若返ったと言っても実年齢より三歳も高い
から、あまり喜ぶべきものじゃないのかもなぁ。

体脂肪率:16.8%
これは変わらない。うーん、トレーニングしてもなかなか減らないもんだな。
十五パーセント切ったら、もうちょいかっこいい体になれるかなぁ。

体重:71kg

……あれ、増えてる?

先日計った時は70.5kgだったんですよ。たかが500グラムくらい誤差だ
という方もいるかもしれませんが、これは自信を持って言える。禁酒したから
である
と。間違いないね、あぁこのせいだよ〜。

いやね、俺は禁酒したら調子悪くなるんですよ。心も体もだるいし、飲みすぎ
なければ禁酒しても飲んでも目覚めは同じ。なら禁酒しなくてもいいじゃん。
うん飲もう、遠慮せず飲もう、ガンガン飲もうじゃないか!

エロの体力は残して飲もう!


 11月16日
うむ、決めた。今日は禁酒しよう!

「ど、どうしたんですか先生?!具合悪いんですか?」

いやまぁ、昨日飲み過ぎて具合悪いのは事実だけどな。

「でもそれで禁酒だなんて……先生、病院行きましょうよ、ね」

えぇいうるさい、たまにはすごいとか言って褒めろ。病気でも何でもねぇよ!
おまけにダイエットのためでもない。酒が全く無いからとか、買う金が無いとか
そういうわけでもない。

「健康のためですか。偉いです!……でも何か、先生らしくない」

あぁもう、どいつもこいつも。渚はおろか、母親や妹まで同じ事言ってるし。
おまけに言っておくが、別に健康を気遣ってるわけでもないぞ。そんなに健康
第一と言うなら酒もタバコもやらん。

「じゃあ何でです?何かあるんですか?」

うむ、当然だ。何故禁酒をするか、それはエロのためだ。

「……はい?」

だから、エロのためだよ。いやな、最近酒量が増えただろ。ペンは進まないが
酒ばかり進む。それでまぁ、大体日本酒三合過ぎたあたりで眠くなるし、頭が
回らなくなって執筆中止となる。だったら飲まなければいいじゃんとなるけど
酒は心の栄養だ。マイライフ。

まぁ、そんなわけで執筆に喝を入れるためってのもあるが、それ以上にエロの
ために禁酒しようとね。いやね、さっき酒量が増えたと言ったじゃないですか。
酒量が一定ラインを超えると頭の回転が鈍る以上に、体の能力も落ちてくる。
そう、当然我がムスコも働きが鈍る、てか寝やがる。

朦朧とした頭でエロを求め、子種ジェノサイドを敢行しようとするのだけども
ムスコが寝ていてどうにもならん。じゃあ昼間にスッキリしようとするのだが
俺の部屋にファミコンがあり、母親と妹がトルネコの大冒険に今更ハマってる
ために、実行に移せぬ。悶々としながら夜に酒飲んで執筆して、一段落したら
もうムスコが寝てる……ガァー、この二日も解放してないパワーをどうすりゃ
いいんだ。このまんまだと、二十五年生きていて初めて夢暴発するやもしらん。
イヤじゃあ〜、そんなのイヤだ。

ならば最近のダイエットに合わせて、禁酒してみようかなぁと。健康になって
エロも解放。素晴らしいじゃないか。ただ問題がある。それは腹が減る事だ。
夜中ずっと起きていると、やっぱり腹が減る。それを酒で誤魔化してるのだが
それがなくなるとなぁ……夜食はアウトだ。エロで満たすしかないな。

「……やっぱり、いつもの先生だ」

ヤバイ、もう腹減ってきた。