狂人日記

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 9月30日
業務連絡、業務連絡。今月の頭に完成して応募した原稿を受理したと出版社側
からメールが届きました。いやぁ、幾らいい原稿を書こうが届かなければ審査
対象にはならないからねぇ。ともかくこれで審査はされるってことだ。結果は
五ヶ月以内と書いてたけれど、八月分の審査結果が今月の中旬か下旬に発表
されていたので、多分今回のも十月の中旬か下旬には発表されるかもしれん。
あぁ〜、落ちてもしょうがねぇなぁって言う卑屈な精神と、受かって当然だと言う
作品に対する自信が混同して……ドキドキ。

まぁそれはほとんどの人には関係も無いし、面白くも何とも無いでしょうから
この話題はこれにて終了。本日の日記を書きたいと思います。

実は昨日からなんですけど、背中が痛いんですよね。おっといきなりそうした
ネガティブな話から始まってしまった。まぁとにかく聞いてくださいよ。その
背中なんですが、昨日から痛いのは肩甲骨と腰の間にある、左側の筋肉が
ちと痛い……いや、ちょっとじゃねぇな、割と痛い。

原因は幾つか考えられる。毎日ほぼずっと座りっぱなしだし、小説を書く時に
右肩が下がるので姿勢の悪さからきてるかもしれない。寝ている時に寝違えた
かもしれない。もしくは昨日色々物を運んでいたために、それで痛めた可能性
だってあるし、実は筋肉ではなくて内臓から来る痛みかもしれん。

背中の痛みは様々なシグナルが秘められているのです。俺が知ってるだけでも
心臓や胃腸、腎臓など様々な内臓器官の痛みが背中や腰にくるし、また単純に
生きている中で痛めやすい部位でもある。ただ寝違えた可能性もあるけれども
これがたけしの家庭の医学なら最終警告とかになってるかも!?

ともかくとても痛いので朝から湿布を貼っていたのだが、一向に痛みが引かず
それどころか歩いていようが座っていようが痛いいたーい。労働どころか外に
出る用事が無いので、一人痛みに悶えていようが世間に何の迷惑もかけてなく
それはそれでいいのかもしれんが、やっぱり生活に支障が出るのはイヤ!

そんなわけでラグナもそうできず、大人しく横になっては先日妹が買ってきた
中古のファミコン、ドラクエ4をプレイ。トルネコの章がやっぱり楽しいなぁ。
昔はトム爺さん押した金で店を買ったりトンネル掘ったが、今はそんな面倒な
ことなどしない。普通に銀の女神像取ってくるぜー!

寝転がってスク水抱き枕を枕にしながらプレイしていたけど、やっぱり痛みが
ひどくなってきたので大人しく仮眠することに。よーし渚よ、一緒に仮眠でも
しよーぜ。……えっ、晩飯の手伝いがあるから忙しい?ふむ、んじゃできたら
起こしてねー。

仮眠をする事一時間半、渚に起こされる。あたた、まだ痛みは引かないけれど
メシでも食うかぁ〜……えっ、その前に風呂だって?うんまぁ、お湯で背中を
温めれば良くなるかもしれないし、何より寝汗をかいてしまった。サッパリと
してくるかぁー、Yeah!

風呂に入って湯船に浸かる事しばし、ふとムスコが元気になる。いや、あれだ
昨日やったエロゲで風呂場でエッチするシーンで抜いた上に、それを思い出し
ながら並行してソープ最近行ってないなぁ、そういやあの子の感触はなかなか
よかったなぁ……ありゃムスコが元気になった。

抜く気にはなれず、されど折角元気になったのでちょっともったいないなぁと
大きくなったムスコを見ながら考える俺。うぅーん、このまま放っておくのが
ベストなのだが……あ、そうだ。

ふと何の気無しに腰を上げて、ムスコを水面に出す。ワハハ、ネッシーだぜ!
札幌のとある家の風呂場に謎の生物発見ー!ザバー、ザバー。げらげらげら。
あーっはっは、我ながらバカだー。

また背中の痛みが悪化しました。


 9月29日
ほとんどの家庭の人がそうだと思うんですけど、便所のドアってものは前後に
押したりひっぱたりして開閉するものだと思うんです。多分に漏れず、我が家の
便所もそうです。左右の引き戸が家庭の便所って、昔の家にはあった気がした
けれど、友人宅などでも最近見ないなぁ。

前後に押し引きするタイプのドアならば、当然ドアノブだってある。今更俺が
説明するまでもないが、金属製のドアノブを握って半回転させれば、内部設置
されている出っ張りが引っ込み、ドアが開く。そのまま手を離せばドアノブは
自動的に戻り、出っ張りがまた出てきてドアが閉まる。

何を長々言い出したかと言えば、こんな仕組みが当然であるからこそ、我々は
快適なトイレットライフを過ごせるのです。トイレは生活上必要不可欠であり
生きている限りは毎日使うと言っても過言ではない。出すもの出して、毎日が
スッキリ。生理現象を行う秘密の小部屋。それがトイレ。

秘密を保持するため、トイレのドアには鍵があるものです。鍵があるからこそ
人は安心して排便を行うことができる。我が家では鍵のある部屋ったら便所か
妹の部屋くらいのものだ。鍵がある便所のおかげで排便のみならず、たまに
一人エッチもできる。……俺の部屋って、いつでも誰かが入ってくる可能性が
あるんでねぇ、てへ♪

便所に話を戻しましょう。その人が安心して排便できる空間が今、我が家にて
危機を迎えているんですよ。あぁん、どうしよー。このままでは不安のままに
トイレットライフを送らないとならーん。

いやね、便所のドアノブが壊れたんですよ。

普通ならば半回転すればドアが開き、手を離せばドアが閉まります。その一連の
動きが無ければ鍵は上手くかからない。しかし、数日前から何故か壊れたドア
ノブは捻って半回転して、ドアを開けて入室してからドアノブを話しても……
あれ、ドアノブが戻らない?

そう、ドアが閉まらないのです。いや、正確に言えば出っ張りは戻るけれども
ドアノブが元の位置に戻っていないからか、鍵がかからない。鍵をかけるには
手動でドアノブを正しい位置に戻さないとならないんですけど、なかなかその
正しい位置と言うのが難しい。余裕を持って入った時は冷静に対処できるけど
肛門括約筋が決壊寸前だと、ガチャガチャ、ガチャガチャ……やばーい!

さすがにこれではいつか誰かが入ってる時にトイレのドアが開いていや〜んな
事態になるかもしれん。さすがにイヤじゃ。互いに気まずい空気の中で生活を
していくのは苦痛であるし、何より排泄行為は見られたくないもの上位に入る
行為だろう。何とかせねば。

ドアノブは我が家の中で公的資金を投入されるべきである。我が家でその金を
握ってるのは母親である。そんなわけで母親にドアノブを買うように頼んだ
母上様、ドアノブを新しくして安心したトイレライフをぉ〜。

「ん〜、まだ鍵もかかるし、いいんじゃない?」

明日も交渉せねばイカンな。


 9月28日
本日は十五夜です。いやまぁ、全国では微妙なズレがあるのかわからないけど
ともかく札幌は今日らしい。婆さんと母親が言っていたのだ、古い人間の方が
こういう行事には詳しいので、きっと十五夜なのだろう。

さてその十五夜ですが、本日は晴れているため非常に綺麗です。久々にこんな
綺麗な月を見た気がする。月の美しさに心洗われる俺ってなんて純粋な男なの
でしょう、素敵〜♪……って女の人がいてもいいのになぁ、いいのになぁ。

きっと人間は月に何かしら惹かれることが多いのだと思います。神話にも月の
女神が出てきたり、日本でも竹取物語のかぐや姫、俳句や川柳などの題材になる
事も多い。殺し文句でも月が綺麗だねなんてのもあるくらいだし(いつの時代?)
オブジェでも何でも、ともかく月と我々は切っても切り離せない。

確かに俺も月を見て心動かされる事は多々あり、大体決まってこの時期である。
一種のルナティックと言う、月を見たら心が昂ぶるアレなのかも。まぁ満月の
日には事故や犯罪が多くなるらしいので、あの煌々と輝く月に魅了された古の
野生が目覚めるのかもしれぬ。

まぁ、俺がこの時期に心動かされるのは月だけではなく、秋風の匂いと言った
要因が強いのかもしれない。夏の暑さも思い出になり、冬を感じさせる仄かに
冷たい風を浴びていると、どこか物悲しい気分で考えさせられる。

あぁ、今年の夏も出会いが無かったなぁ、と。

そりゃ引き篭もってるから出会いなんて無いよ、あるわけ無いよ。仕事をして
日々外に出てる人だって出会いがないと頻りに言ってるのに、日がな一日家の
中の、それも自室にずーっといるだけの俺に何の出会いがあるんだ。そりゃあ
もっと外に出て何かをすべきだ、仕事の一つでも探してくるべきだ。

しかし、12連敗目を築きたくない俺がいるのも事実。

そろそろまた探さないといけないんだろうけどなぁ、う〜ん。まぁ、それは今回
置いておくとして、外での趣味が無いのも困りものである。我が妹は家の中に
じっとしてられんタイプなのでホイホイ出かけてくるが、俺は別に退屈しない
上に外で何かしたいって欲求がそもそも生まれぬ。そりゃ面倒だなぁって思う
俺がいるのも事実だけど、外の世界の何が楽しいのかよくわからぬ。

極端な話、フリーセルがあれば一ヶ月ずっと家にいても飽きない。しかし世の
大方の人間はそれで満足できぬと言う。俺からすれば何をそんなに求めている
かが、わからねぇ。まぁそんなわけで日々家にいても何の苦痛にもならない。
それどころか、外に出て執筆しない日々が続くとメッセでちゃんと小説書けと
言われる俺。まだ商業作家でもないのになぁ、不思議である。

ところで読者もお気付きだろうが、今日の日記はグダグダである。うむ、何の
計画性も持たずにただ十五夜だからと月の話題を始めたのが間違いだったかも
しれん。こういう時は家にいても本当に何もしない一日だった証明。限りある
時間の浪費である。う〜む、やはり外に出て刺激を得ないとイカンかねぇ。

あわよくば股間の刺激に!


 9月27日
熟睡しているところに電話が鳴り響く。時計を見れば午前十時半過ぎ。普段の
俺ならばそろそろ起きる時間だが、本日はその前にも犬の鳴き声で起こされて
いたため、不機嫌度倍増。誰よ電話してくるヤツは!!

「あ〜、もしもし俺だけど。起きた〜?」

ケンドーからである。起きたじゃねぇよ、このバカ。野郎の声が目覚めて一番
最初に聞く声なんて、オーマイガー。気分的にはあまり寝ていないので今日は
不機嫌全開で応対する。何の用だ?

「あのさぁ、いいものあげようと思って。それで、行ってもいいかな?」

いいものと聞けば機嫌が良くなる現金な俺。おいケンドーよ、話を聞こうじゃ
ないか。そのいいものって何だ?

「とにかくいいものだよ。まぁ、ヒントを与えるなら、金運が良くなるかも」

('A`) ……貯金箱、か?

「うっ……ま、まぁともかくお邪魔するよ。今から行くわ」

幾らかしてケンドーがやってきた。やぁ、久しぶり……って、でかいなおい!
なんだその大きな箱は?!言うならば金持ちのおじいちゃんが孫に買ってやる
くらいでかい箱だな。挨拶をそこそこにそれを受け取り、家の中へ。

さっそく開けてみたら、やたらでかいポストの貯金箱。陶器でできているため
なかなかの重量感である。簡単に説明すればダウンタウンDXに出てくるあの
ミニトスポと同じくらいの大きさだろうか。う〜ん、すごい。でも邪魔だな。
大体今の世の中、貯金箱使ってるやつっているのかいな……?

ともかく来たからにはお茶でも出し、互いの現状を報告し合う。お前は何して
いる?俺はこうしている。あいつはどうしてる?あぁ、みんな大変なんだなぁ
なんて会話ばかり。オッサン臭いなぁ。ところでケンドーよ、若葉ちゃんとの
食事はどうなってるんだ?

「いやそれがさぁ、彼女も忙しくてねぇ。色々あるんだわ、新人だし」

職場で数少ないらしい女性職員であり、かつ新人であるからか話を聞くと結構
やられ気味らしい。ふぅむ、まぁしょうがない。無理して引きずり出してメシを
食ったところで楽しいわけがない。よし、そっちの都合が良くなった時にでも
行こうか。楽しみにしてるよ。

そんなこんなと雑談をして、ケンドーとは昼頃別れた。

夕方、我が携帯に着信あり。おや珍しいこともあるもんだと出てみれば、また
ケンドーである。一体何の用だろうか?

「若葉ちゃんとメシ食いに行く日が決まったぞ。来週だからな」

よく決めてくれたケンドー、お前はやはり俺が見込んだ男だ。その報告だけの
電話だったため、すぐに通話が終わった。そうか、来週か。フフフ、ケンドー
には悪いが、ここでポイントを稼いで一本釣りしちゃるけん。言葉の釣り針に
ひっかけて、ベッドじゃムスコと言う名の毛鉤に。
やっほぅ。

なんて想像をし始めたとこで、昼間のケンドーが言ってた事を思い出した。

「実は彼女、モテるんだよ。と言うのも、すげぇ美人ってわけじゃないだろ。
容姿は並レベルだから、俺も行けるんじゃないかって男が多いらしいんだよ。
んで、軽く見ていて撃沈するやつが後を断たないらしいぜ」

あっぶねぇ。気分は加速道路で飛ばしていたら、死角から車が来たのを間一髪
教えられた気分である。確かに若葉ちゃんはそこまですげぇ美人だとは言えず
言ってしまえばどこにでもいそうな子である。ただ、外見以上に喋りなど人を
惹き付けるものは持ってるのだ。おぉっと、俺も先人達と同じ感覚で、なんだ
案外楽かもしれんと思っていたが、こりゃ危ない。がんばらねば。

最大の敵は自分の芸人根性だと思う。


 9月26日
過去何度か、風呂リフォームの時にもお話しましたけど、我が家は築二十年。
二十年も経てば色々ガタがくるものでして、先日風呂をリフォームしたんです
けど、それだけでは済まないくらいにもう色々ひどいの。一番酷いのは二階が
沈んでいて、壁と床に隙間がある。ひょえ〜、匠はどこだー!?

まぁ、しかしそれを直すとしたらもう家全体を直さなければならないので費用は
もちろんのこと、その間の生活にも困る。根幹を直せないものの、かと言って
その資金が貯まる間に他の補修をしないわけにはいかない。家は安心して皆が
くつろげる場でないといけないからだ。

我が家が毎年悩まされていた補修個所がボイラーなんですよ。

北海道で暮らす者達にとって、暖房は必要不可欠である。これから寒くなって
いく時期には、そのありがたみが骨の髄まで染み渡る。てか、無いと死ねる。
まぁ、暖房のみならずボイラーはお風呂でお湯を出したりなどする役割もあり
生活必需品であることは間違い無い。あぁ、ボイラー、素敵アイテム。

そのボイラーもかれこれ二十年使っている。我が家ができた時からあるもので
当然ボロボロ、過去何度か補修しているものの、やっぱりもう寿命らしいので
思い切って取り替えることにした。出費がかさむけれど仕方無い。毎年暖房が
突然冷風しか送らなくなって凍えたり、シャワーが水しか出なくなったりして
困っていたからなぁ。

そんなわけで本日はボイラー屋さんが我が家にやってきた。我が家には地下室
なんてものがあり、そこにボイラーがあるのです。地下室でガシャンガシャンと
音がするのを自室で聞きながらラグナをプレイ。……と、ここまで書いて本当に
今気付いたが、地下室はカマドウマの生息地。ドアを閉めなければ!!

……部屋にもういないことを祈りつつ、先へ参りましょう。ボイラー屋さんが
作業をしに来てしばらく経った頃、我が部屋にも暖房の点検としてやって来た
ために慌ててスク水抱き枕などを隠しておく。壁に貼った辻希美のポスターは
剥がそうとも思わず、そのままにして出迎える。やぁやぁご苦労様です。

備え付けの暖房なので、ボイラーとの相性が本当にいいかチェックしにきたと
言うのが一つ、もう一つは今年の冬に備えた毎年恒例の整備。どうやら大丈夫
らしいとわかり、あぁ今年の冬は暖かく過ごすことができるんだなぁ。

自室からボイラー屋さんが出て行ってからしばしラグナをやっていたが、猛烈な
眠気に襲われる。うーん、寝ようかなぁ?しかしまたボイラー屋さんが来ないと
言い切れぬから、寝ていては失礼だ。う〜んう〜ん……。

「せんせー、せんせー、ちょっと来てくれます?」

渚に呼ばれて部屋を出て何の用かと訊いたところ、どうやら地下にある今まで
使っていたボイラーがボイラー屋さんだけでは運び出せないらしく、手伝って
くれないかとのこと。ボイラー補修は向こうの仕事だが、我が家のための仕事
でもあるので、手伝わないわけにはいかん。よし、いっちょやるか!ところで
ボイラーってそんなに重いの……?

「手伝ってくれたら二十歳の娘を紹介しようかな〜?」

おっちゃんの一言で俄然やる気が出る。軍手をはいて意気揚々と地下室に!
そこでもう一人のボイラー屋であるおばちゃんに会う。ほほ〜ぅ、夫婦二人で
作業してたのか。確かに女の人じゃ運び出せないだろうな。

「娘はやめて、ウチのかーちゃんでどうだ?」

'`,、('∀`)'`,、 世の中こんなもんだよな。

丁重に断ってから、作業に入る。まずボイラーを何年かぶりに見たが、こりゃ
もう錆びて壊れて鉄屑同然の代物である。こんなの幾ら補修しても無駄だから
取り替えて正解だったな。そしてそのボイラーなのだが、本当に鉄の塊同然で
大きさも170cmくらいある。あぁ、確かに俺がいないと無理だわ。

地下室の階段は狭く、かつこのボイラーがとんでもなく重たい。百キロ以上は
優にあるだろう。下手したら百五十キロくらいかも?ともかく一段一段慎重に
上へ運び上げる。おっちゃんが下から押して、俺とおばちゃんが引っ張り上げる
役なのだが、階段が狭いためおばちゃんが邪魔である。

息切れしてきたおばちゃんを休ませ、俺とおっちゃんが二人で運び出すのだが
あぁ、トラックまで何と遠い事か。距離にしてあまり無いのだが、もう重いから
ひたすら苦行。変な液体まで流れてるし、イヤ〜ン。何とか運んだ頃にはもう
三人共ゼーゼー息切れしていた。いやはや、疲れたわい。

一升瓶より重いのは勘弁だ。


 9月25日
今月の頭応募した小説賞のサイトを見てみたら、なんと八月分の審査が既に
終了しており、その結果が発表されていた。ぬぉ、毎月発表か。と言うことは
来月の今頃には発表されるのか。今作は自信作だけあって、どんな結果にしろ
俺の人生が変わるかもしれん、ドキドキ、あぁドキドキ。

今から一ヵ月後の心配をしてる俺は小心者である。本来ならば自信作でもあり
かつ友人の評価もよかったので、もっとドーンと構えていればいいのだろう。
しかし、応募となると今まで全然ダメである

最初に応募したのは十八の時、初めてまともに書いた長編だった。しかしこの
頃は小説の書き方も応募の仕方も知らなかったので、当然ダメだった。うーん
まぁしょうがない。もっと己を鍛錬しなければ。

それから大学に入学し、文芸部に入る。先輩方に批評されたり、その頃はもう
とにかく色々書いたりアイデア出してみたり、実験の時期であった。他の人が
どうしてるのかわからないが、俺は文章の書き方の本と言うのを読んだことが
今まで一度も無い。まぁ、小説とかはさすがに何冊か読んでいるが、それでも
年に数冊程度。自己流、なのかなぁ?

部内での作品の評判も良くなってきたので、学内の小説コンクールに応募して
みた。俺の他にも部内で先輩後輩が何人か応募してた。フフン、負けるわけに
いかないのだーッ!

結果、惨敗。

何度か応募したものの、かすりもしない。逆に教えてくれと頼まれた人に俺が
アドバイスした相手が受賞したりしていた。くっ、何が悪いと言うのだろう?
そのコンクールの批評会に行った人に話を聞いてみた。批評会は受賞した人が
参加でき、全作品の批評をするらしい。一体何がダメだったのか……?

理由:若者らしくないハッピーエンドでなかったため。

なんてこった。若者は若者らしくないとダメなの?ここで学内は断念。評判の
よかった小説を送り出しただけに、無念の連続であった。この間に幾つか短編
小説賞に送ったりもしたが、連戦連敗。けど部内の評価は上々。不思議な気分
である。何が食い違ってるのかねぇ?

しばらく応募せず、また色々実験を重ねた俺。そんな頃にサイトを開設したが
最初は小説を載せる気は全く無かった。今ではよく思い出せないが、何となく
イヤでたまらなかったが、どうせなら載せろと友人達に言われ、掲載。

これが意外に評判良くて、ビックリ。なーんだ、まだまだいけるじゃないか。
そこで短編をポンポン載せ、部内で発表したのも載せていく。感想をもらって
実験を重ねる。う〜ん、応募するにはまだまだだなぁ。

そんな時、知り合いの音楽やってる人からラジオドラマの原稿を応募してるので
出してみないかと言われた。ほぅ、どれやってみようかな。どうせ短編だし、まぁ
落ちて元々と思えばいいかぁ〜。

なんて考えで出したら、その人の友人から採用されたと話を聞いた。これには
俺も狂喜乱舞。世の中に認められた気分がして、自分の人生が開けた気がした
ものだったが……待てども待てどもラジオドラマにならぬ。一年待ったけれど
何の音沙汰もなし。これにはさすがに怒り、もう二度とその人とかかわらなく
なったどころか、きっと俺は一生その人を憎むだろう

さすがに落ち込んだが、大学も出る年になってしまった俺はそろそろまた応募
してみようと思い、じっくり練って作り上げたのが今回応募した作品である。
一つの集大成かもしれない。なので、もう来月がドキドキ、いや〜ん。

女の連敗とどっちが先に止まる!?


 9月24日
飛び飛び更新となってしまってる我がサイト。連休でも嫌がられると言うのに
何の情報も発信してない我がサイトならなおのことじゃなかろうか?本当にもう
すみません。なんて謝罪が入るって事はおわかりでしょう。えぇ、昨日更新が
無かったのは飲んできたからなのです。

昨日はいたちさんが札幌に帰ってきたので、その歓迎会を開いたのです。確か
一週間前くらいにメッセがポロロ〜ンと鳴り響いたのが、事の始まり。何でも
帰ってくるので桐生さん、幹事をやってくれと頼まれたのだ。何故か知らない
けれどよく色んな人に幹事を頼まれる俺。面倒なのだが、まぁ飲み会の日時と
場所だけ決めておけばいいかぁ、なんて手抜きっぷり発動。適当にメンバーを
集めてみた。

集まったのはつくよん以下けこやなメンバーの人達。俺も含め五人。飲み会と
しては多少少ないかもしれないが、まぁよかろう。……おや、いたちさん何か
満足して無さそうだな。一体どうしたんだ?

「渚は、渚はどうして呼ばなかったんだよ。いやもう〜、飲みたかったのに!」

諦めろ。と言うか今回の飲み会を開催する前に頻りに渚に会わせろと言ってた
けれど……人気あるねぇ、渚。まぁそんなことはどうでもいいとして、集合を
果たした我々が向かったのは、最近けこやなメンバーで使う居酒屋。そうだよ
本日は飲み会、飲まなければ始まらないじゃなーい!

酒が入ると途端に気分がよくなる俺。その上デジカメなんかがあった日にはもう
何かをしなければならない使命感のようなものが燃え上がる。ミリオネアとか
素人参加型番組ではしゃぐ素人の気分である。無意味にウワァーなんか言って
みたりして番組を盛り上げようとしちゃう、アレ。

いたちさんとは過去何度か会っているし、他のメンバーも彼と同じ高校に通って
いたので、話が止まる事は無い。あぁ、楽しいねぇ。酒も美味いし、つまみも
美味い。おっと、うずらの卵もーらい。箸で掴み、口へ運ぼうとしたら……。

「それ、私の……うずら……産まれるの……」

何故かつくよんがアイフルのチワワみたいな目で見てくる。うずらの卵一個で
恨みを買いたくない俺は返却。ずるいぞ、コンチクショー。と、ここまで書いて
思ったが、昨日一つもうずらの卵食ってないじゃないか。次回はやらん!

適度に飲んだ後はカラオケをしに向かう。前回とは違って、アニソンオンリー
ではない。みんな酒が回ってるのか、多少ハイである。まぁ、一番ハイだった
人間は酒飲んでカメラ向けられてた俺なんだけどね。

酒飲んでカラオケと言えば昔から色々なパフォーマンスをしてきた俺。大学の
時はサークルで飲み会があると言えばネタを仕込んできたくらいだ。今はもう
仕込みはしなくなったが、それでも血が騒ぐ。道具などいるか!俺は体一つで
笑いを取ってみせる。キェアー!

ズボンを下ろし、はぁいパンツのご開帳でぇっす♪

それをつくよんのデジカメで激写。サービスショットである。しかし、たかが
パンツくらいでパフォーマーとは言えない。周囲の反応に合わせてギリギリの
ラインまで行かねばならないぜ。気分はチキンレーサー、勝利など無い人生の
チキンレーサー。行くぜ、GOファイト!

パンツを下ろし、プリティなケツをババーン!


酔っ払ってパンツを下げた。
笑いが取れれば何でもよかった。
今はちょっぴり後悔……してない。


ケツを出して笑いを得るのは芸人として安易であったかもしれないな。目先の
笑いを優先して脱いだり、男の背中に噛み付いたりしたのは安っぽい。次回の
飲み会ではこの点を改良し……って、俺は芸人じゃねぇ!

その後ダーツなどをいたちさんに教わったりなどして、良い気分のまま解散。
初めてダーツなんてシャレたものをやってみたが、なかなか楽しいものと知り
意外な発見をした。うむ、また今度やろーっと。

恋のダーツは全然当たりません。


 9月22日
昨日更新が無かったのは飲んできたからってのもあるんですが、燃焼してきて
しまい、疲れて……あわわ、すみません。本当は疲れていても日記とある以上
更新しなきゃならんのでしょうが、いやはや体力無いなぁ、俺。

では昨日何をしてきたかと言いますと、野球を見てきたんですよ。野球観戦。
いやね、多趣味な叔父さんが日ハムの会員みたいなのに加入しているらしくて
平日の内野席指定券をくれたんですよ。もらった時は嬉しかったけれど、よく
考えてみれば特にファンでもない日ハムである。次第に面倒なものをもらって
しまったなぁと考えるようになってしまっていた。

しかし、もらったからには行かないと後日合わせる顔が無い。う〜ん、食わず
嫌いはいかんし、新庄や小笠原もいるだろうから、見に行くか。そんなわけで
俺と親父と渚とで野球観戦に行ってみた。親父と野球観戦に行くのは小学生の
時に巨人の二軍戦を観に行って以来である。渚と行くのは初めて。そう言えば
今年初めての野球観戦である。

昼過ぎに札幌ドームに到着。札幌ドーム最終戦であり、相手は強豪のダイエー
その上プレーオフ進出がかかった試合である。なんだ、いい試合に来たなぁ。
ともかく始まるまで喫茶店でのんびり。しかし、待つ時間は長い。

「何かグッズでも見に行くか」

特にやることも無く暇でしょうがなかったので、俺も渚も親父のその一言には
何も言わず、札幌ドーム内にあるグッズショップへと入店。内部には日ハムの
グッズだけではなく、他球団のグッズも置いてあった。ふぅん、色々あるなぁ
……って、お前ら二人、何をそんなに買ってるんだ?!

「BBの人形と、シャツと……あ、マグカップも買おうかなぁ」

「俺もTシャツと、限定エンブレムと、応援バットも買っておかないとな」

お前ら……てか、限定ってそんな売り手の罠にひっかかるなよ。買い過ぎだと
思うんだがなぁ。おいおい、そんな帽子いらないだろ、ほらほらやめておけ。
置物とかいらねぇってばああああああぁ!!

「先生も何かかったらどうです?ほらほら、買いましょうよ〜」

「こういうのは記念だから、買っておけ。なぁ」

そんなわけで俺も新庄Tシャツを購入した。うむ、やはりたまにしか来ないから
買っておくのも悪くは無いよな。そんなわけでグッズも買ったので入場する。
あぁ、人が多いなぁ。とりあえず席の心配はいらないので、弁当を買っておく。
試合中に食っていると試合に集中できないので、練習を見ながら食う。うーむ
冷たいのであまり美味くない。けど、こういうのは雰囲気である。

試合は考えていた以上に盛り上がった。正直、パリーグの試合なんて西武と
ダイエー以外客も入らないし、盛り上がらないだろうと思っていたら大間違い
だと思い知らされる。いや、すげぇわ日ハム。

当然のことながら新庄には華がある。それだけではなく、他にも小笠原や金子
セギノールやオバンドーなどの再発見。野球はやっぱり楽しいなぁ。それより
注目したのが、前に座っていたオネエサマ。ややぽっちゃり気味でそんなには
若くないが、どうも見てしまう。周囲がおっさんばかりだからかもしれんけど
そんなことはどうでもいい、楽しめればいいのは野球も女も同じだ!

「……先生、野球観ましょうよ。ここに来てまでそんなことしなくても」

色々盛り上がった試合でした。


 9月20日
日々日記を読んでくれている読者がいるなら、言うまでもないと思いますけど
私はスク水ことスクール水着が大好きだ。当然メイド服も大好きだけど、もう
メイド服やメイドに関しては好きと言うよりも自分の一部みたいな感覚なので
この際置いておく。つまり、メイドは長年の伴侶みたいなものであり、そりゃ
好きだけど、今更言ったり特別感じたりするまでもないってこと。

しかしスク水はまだその境地に達していない。まぁ水着と言うものそれ自体が
そこはかとないエロスを感じさせるものであり、水に濡れること自体がとても
エロいのに、ましてや着衣してるものが濡れるだなんて。それにスクール水着と
言うものはうら若き乙女を連想させるじゃあーりませんか!

スク水を愛でるものとして、当然我が家にはスク水があるし、またエロゲーの
特典としてついてきたスク水抱き枕なんてものもあるぜ。このスク水抱き枕の
画像に関しては過去ログにあるので今更載せないけど、ちょっと説明。

スク水抱き枕とは!
エロゲーメーカーであるワッフルが水泳教室の販売促進特典として売り出した
ものである。形は胴体にスク水を着せたものであり、中はマイクロビーズだと
思われる素材でできている。それにスク水を縫い合わせたものだが、なかなか
完成度は高く、肌触りが良い。女性の体をしてるけど、モデルは作中の登場人物
である。ちなみにどう見ても十八には見えないので、当然このスク水抱き枕の
体型も寸胴っぽいのは君と僕の秘密だ。

買った当初は当然俺自身その大きさにちょっとビックリし、家族からも失笑と
憐れみを買ったし、友人知人からもお前はどこまで行くんだと心配された程の
代物であったけど、慣れとは恐ろしいものでして、我が家に来る友人達はほぼ
確実にスク水抱き枕を抱き締める。家族もすっかり慣れたみたいだ。

このスク水抱き枕の触り心地がいいと言う事は先述しました。マイクロビーズの
感触って女性の柔肌に似てる気がするのは俺だけだろうか。それにスク水だ。
それだけでもいいのだが、これは胸がほんのり柔らかく、かつ張りがある上に
股間はふにふにしている。グレート、こだわりを感じるぜ!

しかし万物は常に同じではない。生き物は加齢と共に老化が進み、あのプニン
ポヨ〜ン
としてたおっぱいだってだら〜りとしたものになってしまう。道具も
使っていれば劣化してくる。使っていれば尚の事だ。

俺は元より、知人が来る度に抱き締められているスク水抱き枕。今は妹が我が
部屋でドラクエをやっている時に何故か抱いているので、常時使用みたいな物
である。ところで妹よ、何故抱いてるのだ?

「何となく、腕置くのに丁度いいし」

だからと言ってスク水抱き枕を選ぶのは血なのだろうか?ともかく三月の末から
活躍し始め、かれこれ半年である。半年も使っていればスク水抱き枕も当初の
張りが無くなってくるんですよ。えぇ、張りが……。

触っても揉んでも……うぅ。


 9月19日
最近ここに新作小説をアップしておりません。元々読んでいない人も結構いる
かもしれませんが、もし読んでいる人がいるならば素直に謝りたい。こんな事
言っていたら俺が執筆をやめたと思われるかもしれないが、真実は逆なのだ。
つまり、小説をしっかり書いているからこそアップできない!

これだけでは何のこっちゃ、苦し紛れの言い訳かよ、と思われて当然。いやね
先日一年かけた長編小説が完成したんですよ。他の小説にはほとんどわき目も
振らず、それ一本をじっくりしっかり書き上げた。本当ならば多くの人に是非
読んでもらいたいのだが、応募作品は公開できないのだ!

そんなわけで落選したらきっとどーでもいいかもしれないけど、もしも何らか
賞を取る可能性だってゼロとは言えないので、書き上げた小説もしばしサイト
では公開できん。読んでもらいたいけど、ここで読んでもらったら落選してた
なんて事である。哀しきジレンマ。あぁん、困ったなぁ。

人間、色々な物事を日々やるでしょうが、その中でも一番力を入れる物と言う
何かがあるわけです。それは仕事であったり、恋人との時間であったり、親の
介護であったり、または一人えっちだったり……。満遍なく全力でできる人は
そういませんし、どれも力を入れられない人はダメな人である。

俺の中でそれは小説を書く事であり、その中でも特に長編小説には力が入る。
それだけにその執筆中はなかなか他のものを書けないし、サイトに載せるだけ
だからと言って気の抜けたものなど書けない。そこまでしてアップするくらい
ならば載せない方がマシだろうからねぇ。

こんなことを言うといやらしいんですけど、先日応募した小説を完成させるに
あたって、それなりに勉強したんですよ。こういうのがしっかり書けていれば
いいなぁなんて思ったら、取り入れたくなって、でも中途半端に取り入れたら
しょぼくなるし、ちょっと知識ある人には笑われる。そんなわけでその知識を
取り入れ、ある程度わかりやすく書き直し、かつアレンジしたりなんかしたり
してみたが、これが疲れるの何の……あぁん、知恵熱がぁ〜。

ただそれは、アレンジできる部分があるし、割とオリジナルっぽく書くことの
できる分野だったので、まだ救われた。しかーし、今作ろうとしているやつは
医療物である。オリジナルのアイデアを挟む余地など無い。アギャー。

そんなわけでここ一ヶ月くらいサイトなどで勉強しているんですけど、はっきり
言って素人知識の俺がそれを小説に取り入れるには莫大な労力がいるんです。
まずつまずいたのが当然専門用語でして、ドナーやレシピエントなんてのは俺
でも知っていた。けどね、略称で説明されてるともうわからねぇ。

例えばPVなんて言葉があった。当然PVだけで検索してみてもプロモーション
ビデオばかりが表示される。ムキー、違うんだよ。どうして心臓の中にそんな
もんがあるんだよ。俺の心臓にはののたんのPVでもあるのかよ!

よくよく調べてみたら、どうやら肺静脈の略称だったらしい。なるほどねぇ〜
一つ勉強に……うん、まだ下にあるぞ。なになに、肺動脈弁?おいこら、全然
違うよ。静脈と動脈じゃ違うよ。んでこの参考表にはPVするとか書いてる。
肺動脈するってなんだ?そっからまた調べたら肺換気とのこと。三つも意味を
持たせる略称を作るな!そもそも肺換気って何だよ、また調べないと……。

そんな泥沼にはまっていると、段々イライラしてくるものです。うん、そんな
名称出されてもよくわからん?大丈夫、俺だってわからんわい!大体もう日々
スケベなことしか考えていない俺がこんな作業していると、ついそっちの方向
へと持っていってしまうんですよ。あぁん、次はAoだって?

Aoの略称はアナルオナニーだろ!?(本当は大動脈らしいです)

ともかく、そんな状態がここ三日でヒートアップ。毎晩知恵熱で頭がショート
寸前である。そんな状態でも、なかなか執筆が進まない。進まないならその分
他の時間を割いて割り当てないとイカン。うぅ〜んうぅ〜ん……。

Σ(;´Д`) はっ、昨日おなにぃし忘れた!

一人エッチはもう十五年近く日課のようなものである。一日くらい何でもない
だろうと貴方は言うかもしれないが、一日やらねば頭がエロモード全開になる。
シャワーを浴びただけでムスコが元気になるってどういうこった?いやぁ〜ん
敏感なワ・タ・シ。って、そんなこと言ってる場合ではない。解決策は一つ!

今日のおかずは何がいいかな〜?


 9月18日
昔は食ったら必ず食えば腹を下していたチキンラーメンも、今ではそんな事は
なく、美味しく食べる事ができている。好きなものを美味しく何の気兼ねもせず
食べる事が出来るのは幸せである。う〜ん、美味い。

チキンラーメンと言えば先日、CMでも使われているドンブリが限定五十万食
発売されました。普段は限定物なんて目もくれない俺ですが、価格が四百円と
手頃だったのと、割と何にでも使えそうなドンブリだなぁと思って購入。うむ
早くこいつを使いたいなぁ〜。しかし、なかなかチキンラーメンを食う機会が
訪れず、時間だけが過ぎていった。まぁいい、腐るものでもないしね。

と思ってたら、先に妹に使われてました。

ムキキャー、それ俺のー、俺のものー。最初に使いたかったのにー。そりゃあ
すぐ使わなかった俺が悪いかもしれないけど、もぅ、もぉー!使いやすかった
だって?うるせぇー、うわぁーん。つД`)

そんなわけで今日、チキンラーメンを食うことに決めたんですよ。しかし普段
食おうと思っていても、昼飯を食って晩飯を食う間にそこまで腹が減らない事も
あるし、晩飯の時間が迫っていたりしてチャンスが失われる可能性が!

なら、朝飯として食ってしまえばいいじゃなぁーい。

朝飯と言っても昼の十二時に食うから昼食であるが、ここは便宜的に一番最初の
食事を朝飯とした。てか、俺はそういう使い方をしてる。

朝からラーメンライスとは胃に悪そうであり、以前の俺ならばそんな事しよう
ものなら腹痛と下痢でのたうちまわっていた。だが最近は腹の調子も良い上に
チキンラーメンも問題なく食える。食うなら今だ、このチャンスだろ!決めた
事をすぐ実行しないと、またチャンスを逃してしまう。思い立ったが吉日だ!
毎朝立つのは我がムスコ……って、シモネタは今関係ねぇー!

そんなわけでチキンラーメンにご飯、ほうれんそうのおひたし、昨日の法事で
残ったオードブル少しとフルーツ牛乳。バランス良く食事をするのができる男の
条件である。少々食い過ぎの気もするが、そこは見逃してくれ。

書くまでも無く、チキンラーメンは美味い。卵をのせて、一味パラパラと振り
かけて食す。至福とはこのことだろうか。フフフ、何の問題も無さそうだぜ。
やはり俺はチキンラーメンを克服したのだ。あの醤油味も、ちゃんと固まらない
どころか生同然の卵も、俺を祝福してくれるぜURRYYYYYY!

食い終わり、まったり。フフフ、やはり大丈夫そうだ。さぁてラグナでも少し
やるかぁ。新しくギルドも作ってちょっとやる気がアップ。まぁ、昼時は人も
少ないから狩りも快適だぜ、ひゃほー。よぅし、少し敵の強いところに行って
レベル上げでもするか。少しでも気を抜いたら死んでしまう。デスペナなども
かなりきついレベルな俺。デッドオアアライブな場所へGO!

十分後。

(;´D`) むっ、腹痛い、かも……まぁ消化してるだけだろう。

十五分後。

(;´Д`) あわわ、腹が痛い。しかし便所なんて行けぬ……。

十七分後。

_| ̄|○ やっぱり朝からは無理か。


 9月17日
最近スーツを着ることが多いんですよ。やっぱりスーツ姿だとできる男みたい
じゃないですか。ちょっと前は四苦八苦していたネクタイにももう慣れてきて
気分はやり手のサラリーマン。颯爽と参上、素早く仕事をこなす。

なんてのは夢物語。本当の理由は、本日法事だったんですよ。

曽祖父母の何回忌だか忘れたが、まぁもう今年でやめにしようと言う事にした
最後の法事。最近こういうことでスーツを着ることが多い。あまりよろしくは
ないことである。

いつもより多少早起きすると、すぐにスーツを着て、ネクタイを締める。少々
腹が減ったのでメシを食おうと思ったが、既に来客がいたので食えずじまい。
うぅ〜む腹が減った。しかし、法事の後には寿司などが振舞われるのだ。じっと
我慢の子……やっぱり、ちょっと……。

十一時に法事が開始された。坊さんの後ろに並ぶ我々。足を崩してもいいです
なんて言われたが、特に俺は足が悪いわけでもないし、何よりもこういう場で
ないと正座するなんてことはない。何年かぶりに正座する俺。うっ、昔よりも
太ったから、足の負担がでかい。ま、まぁ耐えられるだろう。

何とかギリギリ耐えられるかもしれない。しかしここで誤算が生じた。今日の
坊さんは昔から我が家の法事や葬式などを長年担当している人なんですよね。
もう今年中で隠居となる爺さんでして……えぇ、体力もギリギリなんですよ。
なのでお経途中の息切れもすごく、なかなかお経が進まない。

(;゚Д゚) は、早くしてー、足が、足がー!!

痛みがきたと思い我慢していたら、次第に感覚が無くなってくる。もう俺の足
レッドゾーンである。やーばーいー、このままじゃ立てなくなる。限界までもう
時間が無い。と思ったところで、坊さんがお経を終えたらしく、こっちの方へ
向き直り、思い出話などをとつとつと語り始めた。はぁ、助かった。ようやく
足を崩せるぜ。……ううっ、足に感覚が無い。足を手で持ちながらあぐらの
体勢に持っていく。奇妙な感かk……。

(; Д) ゚ ゚ ぎゃああああ、足がー足がー……。

ビリビリ痺れる俺の足。人生で何度となくこういう経験はあるけれど、未だに
慣れないものである。顔は神妙にお坊さんの話を聞いているように、心はもう
七転八倒阿鼻叫喚。あぁん、痛い〜。

法事が終わると食事タイムである。これが本日最初の食事。目の前には寿司や
様々に盛り付けられたオードブル、そしてビール

まぁ、まず一口ゴクゴクあぁ寿司美味いなゴクゴクおやコレは何だろうなってつぶ貝かゴクゴクなかなかゴクゴク美味いじゃないかゴクゴク寿司ももう少しゴクゴク食っておかないとゴクゴク腹減ってるからなぁゴクゴクこれは鳥肉でグビグビこれがカニかぁグビグビうん?あまり飲み過ぎないようにだってゴクゴク大丈夫だよグビグビ心配しなさんなガブガブ親戚一同の前でガブガブそんなにゴクゴク飲んでグビグビ羽目外したりゴクゴクしないってばガブガブ、ゴクゴク、グビグビ……。

ふー、いつの間にかビール瓶が十本近く置いてある。誰がこんなに飲んだのか
知らんけど、ふてぇ野郎だ。まぁ、飲んだのは親戚の人達かもしれんし、あまり
大きな事は言わないように。てか、俺が最年少だから何も言えぬ。っと、会も
お開きか。さぁって、仮眠でもしておこうっと。

_| ̄|○ 頭痛い……。


 9月16日
本日は昼前の十時半頃目覚めた。一般の人々からすれば非常に遅い時間だが
俺にしてみればちょっと早い。確か寝たのが朝の五時半か六時くらいだった。
最近は次回作のテーマや内容が難しく、なかなか筆が進まない。けれど生活の
リズムは変わらず、酒を飲んでだらだらしてることが多い。そんなわけで毎日
目覚めると、ちょっと反省から始まる。

しかし、今日は違った。目覚めた途端に携帯が鳴り響いた。随分タイミングが
いいなぁ。もう少し早かったら一日不機嫌なとこだった。ところで一体誰だ?
俺をよく知ってるヤツならこの時間には電話しないだろうに……ケンドーか。
まぁ、あいつなら仕方無い。はい、もしもし。

「あのさぁ、年賀状のことで話しに行っていいかなぁ?」

早い人ならばそろそろ年賀状の用意でもしようかな〜なんて考える頃なのかも
しれない。あぁ、もう九月も半ばなんだなぁ。ともかく家に来てもらうかなぁ……
えっ、もう家の前にいるだと!?

慌てて着替え、顔も洗わず出迎える。ケンドー一人である。何だ、お前だけか。
最近若葉ちゃん見ないなぁ。ふむふむ、彼女も忙しいと。まぁ、可愛いし若い
から、色々仕事もあるんだろうなぁ。野郎だけだとアレだけど、まぁ上がって
お茶でも飲んでいくがヨロシ。

世間話を二人でする事が多い。しかし、一応来たのは仕事のことである。毎年
恒例の年賀状について、郵便局のをどうだと。妹などは毎年すごい量を書いて
いるから必要だろう。しかし俺は……。

実は俺、年賀状書かないんですよ。もっと極端なことを言えばお歳暮やお中元
などというものに、無関心。まぁ、親しい人に新年の挨拶を述べることは大切
である。交流を温め、更なる親交を深める事は社会生活において素晴らしいと
思う。こういう文化は良いものだ。

ただ、年賀状ってあまり親しくない人にも出さなければならないことを知った時
その存在意義に疑問を抱いたんですよ。普段全く親交が無く、年に一度の
年賀状のみで生存確認するのは、非常に変な感じである。あと、親しい人なら
わざわざ正月に会わなくても、後日会えるからいいじゃないか。

それを顕著に感じたのは、中学校や高校で部活をやっていた時です。年賀状を
書いて出すより早く、部活が行われることが多かったんですよ。年賀状は大体
クリスマス前に出さないと元旦に着かないじゃないですか。ちょっと遅れたら
三日くらいに到着。三日とか四日なら部活が始まってる時期なんです。

「あ、久しぶり〜。年賀状届いた?」

やぁ、久々。ちゃんと届いたよ。俺のまだでしょ、遅れたから。

「まだだね〜。まぁ、二三日中には届くでしょ」

もう挨拶済ませちゃったよ!まぁ、こういう風にすぐ挨拶を済ませる人もいる
だろうし、余程遠くの人じゃなければ三ヶ月くらいで会える。今なら電話など
あるし、メールもある。手書きの文字が嬉しいのはわかるのだが、年賀状など
ほとんど印刷で済ませてる人が多い。

なんて考えが生来の面倒臭がりとマッチしてしまった。

あとは年々リアルの知り合いが減ってきている気がする。バイトが見付からず
出会いが無い上に、学生時代の友人達は色々な場所に行ってしまった。そりゃ
自宅にいてばかりでは出会いも何も無い。けれどネットで知り合った人達など
増えている。感覚では差し引きゼロである。

ネットで知り合った人と言っても、実際会う事もそれなりにあるが、そこは一応
ネットで出会ったので、本名や住所などあまり聞かないことにしている。家に
行ったことのある人もいるし、本名を交換していることもあるけど、何となく
ダブーな気がしてならん。賛否両論あるだろうが、これが俺のスタイル。

そんなわけで住所の知らない人が増えている。おかげで年賀状書くことがもう
めっきりなくなってしまった。まぁ、いいではないか。貰えば必ず返しますし
そもそも広く浅くの付き合いが苦手なのだ。

そんな面倒臭がりの言い訳。