狂人日記

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 8月31日
本日は歯の定期検診の日。以前治療が終わってから四ヵ月後に検診を行うと
言われていたが、歯医者が嫌いな俺は手紙を受け取ってから二週間くらい連絡
していなかった。俺の歯医者嫌いは筋金入りであり、改善されることはない。
痛いのみならず、数々の仕打ちに恨みがある。

それでも行かねばならぬ。一応通っていた歯医者は今までと違い、多少の信頼
などを寄せられるようになっていた場所。昼過ぎに予約をしているため、まぁ
のんびりメシでも食って……おや渚、何だねその封筒は?おや、これはこの前
面接をしてきたバイト先の会社じゃないか。ははーん、結果かな?

_| ̄|○ じゅ、十一連敗か……。

何が、何が悪いと言うのだ。打ち込みと校正業務である中で俺はそのどちらも
経験があり、その場にいたバイト志願者の中でもパソコン経験などは勝ってた
だろうし、受け答えにも無礼など無かったはず。我がスキルを生かせる場所に
応募してもこれでは……俺は本当にこの社会に必要とされてないのかも。

敗戦は志気を下げる。勝てそうな戦いに負け続けていると、次第に戦意を喪失
してしまい、立ち上がりたくなくなるものだ。読者諸氏はこれを甘えだと罵るかも
しれないけど、う〜む、世間ではあまり落ちないとされてるバイトだし。自分は
十一連敗以上したと言う人がいれば、挙手して欲しいもんだ。

嫌な歯医者に行く前に大打撃。気持ちは台風接近の空模様と一緒。だがここで
不貞腐れて歯医者に行かないわけにもイカン。とりあえず歯医者へ向かう。

歯医者につくとすぐに診療台に連れて行かれる。まぁ、本日は定期検診なので
歯の掃除くらいだ。どうせ汚い汚いと言われるんだろうと思っていたら、ははは
案の定言われた。自覚してることを言われると身に堪える。歯医者曰く三十分
くらい磨けとのこと。世の中三十分も歯を磨いている人がどれくらいいようか?
五分じゃ足りないのかねぇ?溜め息までつかれたしな、俺。

ともかく歯の掃除をしてもらっていると、虫歯があると言われた。ほらここだ
なんて言われて、金属の尖ったやつでガリガリ削る。別に痛くも何ともなくて
気付かなかったのだが、こうガリガリ削られると余計悪化しそうな気がする。
この行為が歯医者の中でも苦々しいものの一つである。

「虫歯がありますが、治療しますか?今ならすぐ終わりますよ」

別に痛くも無い歯を治療しなくてもよかろう。それに今日は検診で訪れたので
あって、治療するなんて思ってもいない。てか歯医者嫌いだし、NO!

「でも、早いうちに治した方がいいですよ。痛くなってからじゃ遅いですし」

歯医者の常套文句である。親切心からなのだろうが、嫌なものは嫌だ。

「でも、早めに治さないと。いずれ治す個所でしょうし」

余計なお世話である。親切心が、段々この辺で厄介に思える。

「でも……早期ならすぐ終わりますし……」

こいつは俺の返事が聞こえないのだろうか?それとも歯を治す事に変質的趣味
でもあるのだろうか?職業意識からの親切かもしれんが、客の言う事を聞かず
治療をしようとする姿勢はどうかと思う。

「治せる時にしっかり治しておいた方がいいですよ」

いくら治療と言えど、金を払うのはこっちである。善意でタダでやってくれる
ならば治療してもらおうかと思うけど、俺は今日検診だけだと思って来てる。
と言うか、人の話を聞かないやつは人間的に大嫌いだ。うーむ、ここまで来ると
押し売りとなんら変わらない気がしてきた。治療なんてするか!

「でも、これならば一度か二度で終わると思いますし、やった方が」

この商業主義の豚野郎!!やらないと言っているのにしつこいぞ!お前は俺の言葉がわからないのか?金払わないと言ったら、どうせやらないのだろう?!そこまでしつこく勧めるのは俺のサイフを狙っていると思われても仕方ないぞ。何が歯医者だクソったれ。やっぱり歯医者など世の中で信用が置けない職業だ!!

さすがに怒鳴り散らすわけにもいかず、我慢するが眉間にしわが走っていたの
だろう。相手も一瞬言葉に詰まったみたいだ。はー、これでようやく終わる。
あまり争いごとをしたくないため普段は穏便になろうと心掛けているが、この
時ばかりはさすがに癪に障った。

「……ですが、すぐ終わると思いますので」

勝手にしやがれ!!

もう抵抗するのもバカらしくなった。好きなようにどうぞと素っ気無く答えると
相手は謝りつつ、治療を開始。謝るなら最初からやるな、この馬鹿!やっぱり
歯医者など信用ならん。痛かったら手を上げてと言われたが、上げても治療が
続かないだろう。どうせもうすぐだ、我慢しろとか言い出すし。昔から歯医者に
対してロクな目に遭ってきていない。幼い頃は縛られるし、麻酔をしてくれと
頼んでも聞き入れられないし、今回は無理矢理の治療だ。

一ヶ月ごとに来てくれと頼まれたが、さすがにムッとして嫌ですと一言。もう
どこの歯医者だろうと信用ならん。それでも四ヶ月検診にはまた来いと。本来
ならば憎まれ口の一つ叩いて二度と行かないが、家族も利用しているのでそう
話の種になるようなことはしてはいかん。ぐっと堪えるが、イライラ。

帰宅途中、CDショップに立ち寄る。当たり前だがCDを買おうとね。いやね
実は今月二枚目なんですよ。そもそも俺がサザン以外でCD買うのは珍しい事
でして、余程好きなやつのしか買わない。先日買ったのがそのうちの一つである
バンプのユグドラシル。そして本日購入を決めたのがWのあぁ、いいな。

あぁ、癒されるなぁ。


 8月30日
本日を持ちまして、ラグナでモンクがレベル90を達成。高レベルの証である
古代アクセサリーを装備。う〜ん、よくここまでやったなぁ。あとはちょっと
まったり気長にやらんと取得経験値の多さに萎えてしまう。

本日を持ちまして、三国無双3で蜀をクリアする。そうしてその後の呂布でも
クリア。今はちょこちょことアイテム集めたりしつつ、やっぱりハマってる。
無双でハッスルハッスル!

本日を持ちまして、横山光輝三国志を一通り読み返す。やはり群雄割拠の時代
にはロマンがある。まぁ、実際俺は農民とか平民とかにしかなれず、搾取される
側なので、実際には起こって欲しくないけどね。

そんな一日を送っていたら、母が我が部屋にやってきた。何か用かね?

「いつまでもゲームばかりしてるんじゃありません!」

……こんな台詞で怒られたの、一体いつ以来だろうか。まぁ、一日中と言っても
過言ではないくらいゲームばっかやってるからなぁ。うむ、これではいかん。
さすがに渚もちょっとお怒りモード入ってる。

そんなわけでちょっと真面目な生活に戻ろうかと考えてみた。では何が真面目な
日常なのだろうか。労働は運悪く見付からないままだ。ならば宅建の勉強とか
小説の執筆だろうか。うん、まぁ一応生産的な活動だから、ゲームやってるより
マシに見えるだろうなぁ。

しかし、ちとゲームやり過ぎて疲れたのは事実。仮眠してからがんばるかぁ。
起床後の計画を立てつつ、仮眠。いつもはさほど寝ないのだが、晩メシ食った
直後に寝たため、眠りが少々深かったようだ。一時間半くらい寝てしまった。
おっとイカン、計画が崩れてしま……う……。

思ったよりゲーム疲れな俺。


 8月29日
いつもは夜の九時か遅くても十時頃から日記を書き始め、十一時にはアップを
するんですが、本日の日記は十一時に書き始め開始。別に外に出てもいない上
のっぴきならぬ事情があったわけでもないんです。本を読んでいただけ。

何の本かと申せば、横山光輝三国志

いやね、先日から三国無双3を始めたんですが、どうにも蜀で南蛮を攻略する
ことができず、連敗を重ねているんですよ。ぬぬぅ、南蛮軍がこんなに強いと
思っていなかった。漫画ではあっさり七回掴まえたような記憶があったんだが
我が蜀はクリアできぬ。孔明って偉大なんだなぁ(違

まぁ、普通に考えれば俺の腕が足りていないとか、軍勢の不備なのだろうけど
でもまた最初から何てやりたくねぇ。とりあえずこのままクリアしよう。しかーし
このままでは一向にクリアできず、いたずらに精神効率を悪くするだけだ。

そこで考えたのが、実際の三国志に学ぼうと。いや、横山光輝三国志は正史で
ない上に漫画である。元になっているのも三国志演戯であり、実際とは違った
物語であるだろう。でもまぁ、そこまで無茶苦茶違っていないだろうし、何らかの
ヒントでもあればいいかと、何気無く読み始めたんですよ。

ここでちょっと俺と三国志の出会いを紹介しましょうか。

俺が三国志と出会ったのは十年以上も前、小学校四年生か五年生の頃だった。
その頃は色々な伝記等を読み漁り、年間三百冊くらい読んでいたかもしれぬ。
まぁ、三百冊と言っても同じ物を何度も読んだし、主に漫画歴史書とかそんな
感じのものだった。図書カードの記憶から換算したのでうろ覚えなのだけれど
ともかく当時はたくさん本を読んでいた。

伝記に強く惹かれた理由は、偉人の偉業に触れる事により自分もいつかこんな
風になりたいと思っていたし、純粋にそのすごさに感動していた。失敗を重ね
時に挫折し、時に罵られつつも努力を重ね、そうして才能の歯車に合致させて
あっと言わせる偉業を成し遂げる。なかなかできないことである。

そんな子供だった俺がふと本屋で興味を惹かれたのが、横山光輝三国志だ。
だって、本屋に六十冊並んでいるんですよ。当時は確かこち亀もゴルゴも百冊
突破など夢の話で、この三国志がすさまじい巻数を誇っていた。まずそこから
驚かされ、背表紙を見てみると中国の歴史だと判断し、興味を惹かれた。

一冊買い始めたら最後まで揃えたくなるのは昔からのクセ。これを買うと言う
ことは六十冊揃えると言うことを意味していた。う〜む。数日真剣に悩んだが
意を決して買うことにした。とりあえず三冊購入。うふふ、どんな武将がいて
どんな偉業を成し遂げるんだろう?ドキドキしながら読んでた俺。ほぅ、この
物語の主人公は劉備と言うのか。

えっ、お茶買って怒られてる?!

何だこれは!俺はどんな偉業があるのかとドキドキしてたし、勇猛果敢な戦いを
期待していたのに……。すんげぇ失望したけど、とりあえず三冊買ったために
読み進めていたら、なるほど劉備ってのが成り上がっていくストーリーなのかと
納得。ちょっと面白さを知り、どんどん買い、段々面白くなっていき、最後は
もう感情移入しまくり。大ハマりした。

何度も読み返していたが、ちと最近は読んでいなかった。そんなわけで久々に
本日読み返してみた。南蛮攻略戦から読んだが、気付けばその先まで読んだし
読み終えたらまた初めから読み返し、今の時間に。

一つのものに熱中すると、他のものは全く見えなくなる。これが執筆など仕事
関係に向けば猛烈な効率を上げるが、遊びなどに向けば寝食忘れて没頭。うむ
極端だなぁ。まぁ、これは数日続きそうだ。

さぁって、今日も無双でハッスル!


 8月28日
ゲームにハマってしまいました。いや、昔はかなりのゲームをやっていたし
今でも嫌いじゃない。だがまぁ、やる数は激減したな。今なんてフリーセルと
ラグナしかしてないからねぇ。あっ、エロゲがあったか。うん、そのくらい。
こうなったのはいつからだろう、ちと思い出せない。

世界が広がって他に楽しむべきものが増えたと言うより、何だか魅力を見出せ
なくなってきた。俺は所謂ファミコン世代でして、家庭用ゲーム機と共に人生
歩んできたと言っても過言ではない。物心ついて、世の中に自分と言うものを
はっきり認識した時にはもうファミコンはあった。

ファミコンに慣れて、一つ成長した小学校高学年の頃、スーパーファミコンが
世の中に登場した。当然俺や友人達は親にねだって買ってもらい、熱中した。
きっとこの頃から外で遊ばない子供達ってのが社会現象化したのかも。

中学生の時、サターンとプレステが出た。しかしこの頃、ポリゴンと言う物に
猛烈な嫌悪感を抱いていた。だって、すっげぇ汚いんだもん。もう角張ってて
表示バグが多くて見辛くて……しかし、それでも次世代ゲーム機を俺達は歓迎
した。まず俺はサターンを買ったが、FF7がプレステで発売される事を知り
プレステを買った。先見の明が無かったんだろうなぁ。

それからはゲームと言うより、映像の歴史かもしれない。FF7ではポリゴンで
驚いたと言うよりも、ムービーで驚かされた。バイオハザードでポリゴンでの
完成形を見たような気がした。何もかもがリアルになっていく。

あぁ、そうだ、それでイヤになったんだ。何だか気軽さと言うのが無くなった
気がしたのかもしれない。そしてゲームに飽きがきた。あまりやらなくなった
人間は俺だけじゃないみたいで、今現在ゲーム業界は縮小傾向にあるらしい。
う〜ん、すごいと面白いは違うんだよなぁと改めて認識。

そんなゲーム離れした俺に再び火を点けたもの、それは真三国無双3

いやこれ、買ったわけじゃなく、先日後輩が貸してくれたんですよ。発売から
結構日が経ってるし、俺もちょっとだけ以前遊んだ事あるので、今更と言えば
それまでなのだが、やってみりゃこれがかなり面白い。やはり面白いと評価を
されているものには、確かな面白さがあるんだなぁ。

知ってる方も多いだろうが、ゲームとしてはファイナルファイトみたいな乱戦
アクションゲーム。ひたすら敵を倒しまくり、ボスを倒すなどの条件を満たし
次のステージへと進んでいく。それだけではなく、使用キャラがどんどん強く
なっていく育成システムもあるので、結構ハマってしまった。

ゲームにあまり考え事をしないため、俺の基本は所謂ガチャプレイと呼ばれる
ボタンを何となく連打して、強引に力押ししていくスタイルなんです。そんな
プレイではきっと難しいモードなどはクリアできないんでしょうが、いいんだ
楽しいから。格闘ゲームもそう。ボタン何度押して必殺技に繋げて、コンボを
どんどん決めるなんて事は出来ず、とにかくゴリ押し。ガードなんてしない。
斬って斬って斬りまくる。あぁ、爽快感。

一つのものに熱中すると、それしか見えなくなるのが我が性格。何となく昨日
借りたからにはやらなきゃなぁなんて思って始めたら、メシを食うことも執筆
することも忘れてプレイ。あひゃー、楽しいなぁ。

「ダメですよ先生、ちゃんと書かないと」

なんて渚の声も聞こえない。ラグナも昨日今日はほとんどやってない。新作の
プロットも停滞。宅建の勉強も停滞。うん、まるで小学生みたいに全てを忘れ
はまってる。一段落つけばいいのだが、それまではずっとやり続けるだろう。
現在蜀の関羽を使っているのだが、早くクリアしないと!

日記もこれが限界。よしやろう!


 8月27日
昨日バイト雑誌を買ってきて、電話をし、本日面接の運びとなったわけです。
職務経験は絶望的に少ない俺ですが、面接なら人並みに行ってきた。だが未だ
面接前日や当日になったら緊張しまくり。喉が渇く、腹が下る、ビバ小心者!
……いや、小心者は誇るべきもんじゃねぇな。

ともかく本日は面接日。受ける会社はIT関連の会社であり、業務は打ち込みと
その校正作業。打ち込みは毎日やっているし、自己流ながらブラインドタッチ
もどきができる。校正作業は大学時代、サークル活動でかなり覚えた。つーか
そこで編集長として君臨していたしなぁ。

業務内容だけで言えば、これ以上無いくらい適職である。ふふふ、今回こそは
受かるぜ。っと、支度をせねばイカン。遅刻なんて持っての外だしな。やはり
IT関連会社だし、履歴書の写真もスーツ姿なので、スーツでバシッと。うむ
できるビジネスマーンみたいだ。ヒゲも剃って、顔も洗って、いざ出陣!

仕事場には行った事が無いが、住所とビルの名前がわかればすぐに……って
もしかしてこのでかいビルがそう?!おぉ、綺麗だし立派なビルだ。いやはや
スーツ姿でよかったなぁ。のこのこ侵入し、エレベーターで目的の階へ。

しかしこの会社、受付らしき場所が無い。つか、受付に人がいない。受付だと
思われる場所に内線電話が置いているだけで、無人。うぅ〜む、面接開始まで
あと十五分。内線電話を使うべきか?しかし人事課らしき番号が載ってない。
あぁん、困った。困った時は人に訊けばいい。だーれかいないかなぁ?

ふと若いおねーちゃん発見。声を掛けようとしたら、相手も俺の方をおっかな
びっくりの表情で見て、同時に発声。

「あの〜、受付……貴方もですか?!」

どうやら彼女は俺と同じバイトの面接に着たらしいが、これまた同じく受付の
場所を見付けられずに困惑していたらしい。困ったものである。しばらく二人
社員らしき人を探し、何とか発見。履歴書を渡して、二人は面接室に案内され
……えっ、一緒に面接すんの?!

どう見ても面接ブース室である。椅子が四つあるけど、まさか四人も来るわけ
無かろう。俺は端に座ると、彼女は俺の隣に。えぇ、一つ間隔を空けないの?
ちょっとドキドキ。あぁん、面接前の緊張で汗かいてるのに、これじゃあ更に
汗が流れてしまう。互いに緊張するが、互いに何か話し掛けようとする。

だが、周囲から仕事の音がカタカタ聞こえるし、面接前だからか二三言で会話
終了。こういうところが俺の情けないところだな、しょんぼり。しばらく待って
いたら、また一人やってきた。俺より確実に年上な女性。女だらけだ。しかし
スーツは俺だけ。あんれぇ……いや、俺は間違っていない。立派な会社だから
スーツ。間違ってないぞ、俺。

面接担当官も女性二名、おまけに私服でした。

えぇ、この会社内でスーツは俺だけっぽい。

ぬうぅ、まぁいい。面接開始だ。まず俺からで、何故就職活動をしていないのか
など、余計なお世話だという質問をくらう。いいじゃないか、もー。資格取得の
ために勉強中ですと、本当だけど半分嘘をつくと、その資格は何か、将来俺が
やりたいことは何か、どう役立つのかなどなどの質問攻め。そこまで訊いて一体
何になるんだ?とりあえず答えておく。

「わが社でも資格取得のため入社する人は多いんですが、辞める人も多くて」

('A`) これって拒絶してるー?!

なにこれ、資格を取得しようとしたらダメなのか?!とりあえず必死に自分は
物事を最後までやり抜くとアピール。ここで終わってたまるか。その後、過去の
職歴や期間などを言わされ、マイナスポイントが加算されていく。あぁ、もう
ジリ貧だ……くっ、ここもダメなのか?

「ところで、大学ではサークル活動などされていたんでしょうか?」

( ´D`)b 来たぜ、俺のアピールタイムがぁ!

ここで反撃開始とばかり、大学時代に編集作業を行い、編集長であったことや
打ち込み、校正業務が完全素人ではないことをアピール。これは大きいはず。
経験者みたいなものだからなぁ。その後も質問を何とか受け答えて、俺の番は
終了となる。全員終わるまで待っていなければならないので、他の二人の応答も
じっと聞く事に。次は初めに会った若い女性である。

俺よりやや短い時間で質問は終了の運びとなった。まぁ、彼女は若いし、接客
経験もあるし、あまり訊く事はないのかもしれんなぁ。なーんて考えていたら
最後の最後に俺をびっくりさせる質問をされていた。

「もし我が社とご縁があれば、いつから働けますか?」

Σ('A`) その質問されてないぞ、俺!


 8月26日
人生に必要なのは勇気、想像力、そして少しのお金だ。Byチャップリン

これはかの名作ライムライトの主人公カルベロの台詞です。いや、身に染みる
台詞だ。勇気がなければ決断できず、前に進めない。想像力が無ければ未来の
意欲を抱けない。そうしてやはり人間生きるためには金が必要だ。

金が無くても愛を生むことは出来るが、金が無くては愛は続かない。この世で
金で買えないものは五つくらいだなんて話を以前どこかで聞いたんです。確か
その一つが愛。知的生物として必要なものでしょうね。それすら、金が無いと
続かない。社会の中で生きるには金が必要なんです。

勇気は人よりも無い俺。何か一つでも自信のつくことがあれば、変わるのでは
ないかと思っている。まぁ、今は何も無い状態だからなぁ。想像力……小説の
発想力などは人より劣っているだろうが、妄想力なら人よりありそうだ。うむ
スケベなことしか働かない頭。そして少しの金……あひゃ、少しも無い!

無職、パラサイトシングル、半ば引き篭もり……社会的な不名誉をどかーんと
背負っている現状、さすがに鈍い俺でも危機感を抱く。まだ小説の夢を諦めて
いない俺はせめてバイトだけでも!……なんて思い続け、十連敗

さすがにへこんでしばらく探していなかったが、新作の小説も完成したために
また探し始めようかとも。そんなわけでバイト雑誌を買ってきたんですよね。
どんな仕事にしようかなぁ。って、履歴書は……まだ一枚あるな。写真はまだ
あったかなぁ……(ごそごそ)……スーツ着てる写真が一枚。

スーツ着てる写真の履歴書なら、事務職がいいかなぁと思ってその線の仕事を
探す。なるべく昼からのやつがいいなぁ。もっと希望を言えば電話応対とかは
あまりないのが……えっ、マジであったか!

ちょうど希望とマッチするのがあったので、すぐ電話。勤務条件など幾つかの
質問をした後、明日面接の運びとなった。よし、さっそく履歴書を書くか。

履歴書を書く時、当然ボールペンで書く。だが、俺はボールペンで物を書くのが
とっても苦手なんですよ。と言うのも、ペンを握る時に普通は中指を下にして
親指と人差し指で挟むのが一般的でしょうが、俺は一番下に薬指を使う。故に
ペンを四本の指で持つ。中指と人差し指を並べ、親指を使う。

これだとペンが寝るんですよ。大体ペンの角度が四十五度くらい。エンピツや
マジックならさして問題にならないが、ボールペンだとペンが寝すぎている為
インクがデロデロ漏れてくるんです。無駄に筆圧が強いのも一因かも。

こまめにペン先を拭き取るが、やはりどこか汚い。あぁん、字も汚いのにな。
履歴書を書き終えるとそうしたことでちょっとガッカリ。

あぁ、そうだ。話は変わるが先日、すげぇガッカリな事件が。俺は小説を書く
時にサザンを主なBGMにしてるんです。ただ、一晩中コンポを起動してたら
熱でCDがいかれるかもしれん。なので、三時間か四時間くらい聴いたら一旦
コンポを止めて、サザンのビデオやDVDを見るんです。まぁ、見ると言うが
ほとんど音だけですわ。

ビデオには様々なものがあり、民放やWOWOWなどで放送された市販されて
いないものから、市販されているライブビデオまで。市販されているのは結構
高く、ものによっては一万円とかする。放送したのを録画したビデオは、今後
入手できないものが多い。貴重なものなのだ。

先日、いつものようにビデオを見ようとしたらギジャジャジャヤなんて奇妙な
音がした。慌てて取り出すと……て、テープがビロビロに飛び出してる。まぁ
古くなっていたし、これはDVDで再販されてるから……でも、一万くらいは
したんだよなぁ、うぅ……_| ̄|○。

翌日、気を取り直して別のビデオをセットする。今度のテープは先日録画した
サザンのビデオクリップ集。貴重なものである。テープもそんなに古くないし
今回は大丈夫だろう。ピッ……ギジャジャジャジャ、ギャー!!

_| ̄|○ ビデオデッキの問題か?!


 8月25日
新作小説を応募する前に色々な感想を頂いている最中なのですが、概ね好評
でして、ちょっと自信を得ている今日この頃。やっぱり一年以上かけた作品が
褒められるのは感慨無量です。よぉし、この勢いでいい結果がでますように。
そして次の作品もがんばるぜ。

そんなわけで次の作品のプロットを作っている最中なのですが、全然進まずに
悪戦苦闘。ぬぅ〜、以前はもっとサクサク書いて、プロットなどすぐに終わって
いたはずなのに。確かに以前からかなり細かく作っていたが、最近は特に時間
かかるようになってきた。

と言うのも、褒められると今まで以上に下手なものが書けない。次回作が最高
傑作であるべきだ。そんな意識がどんどん強まってきているからか、作る度に
考え込む時間が増えていく。特に俺は発想力が無いから尚更だ。う〜む。

話は変わるが、俺はスケベだ。家にいても外に出ても、スケベなことを考えて
いますし、またそうしたことを探している。特に家では寝る前に一人えっちを
することは日課である
。一日でも欠かせば翌日は悶々。はぁーん。

だが、たまにこなせない時だってあるんですよ。それは飲み過ぎて帰ってきた
時なんかが顕著ですが、まぁつまり酒をたくさん飲んだ時ですね。人間は酒を
少量摂取すると気分が開放的になり、スケベな気分になったりする。けれども
大量に摂取すると、具合が悪くなったり体の機能が上手く働かなくなったりも
します。ダイレクトに響くのが、ムスコ。えぇ、寝てしまう。こらー、起きろ!!
折角時間を取って遊んでやろうとしてるじゃないか!

話を戻し、小説を書いている最中に俺は酒を飲む。適度なアルコールの刺激が
考えをまとめたり、ストレスを軽減してくれる。けれど執筆が難航したりすれば
自ずとどんどん飲んでしまい、酔っ払ってくる。

そんなわけで、執筆をやめる時は大体考えをまとめられないくらい酔っ払った
時なんです。考えをまとめられないくらい飲むと、もう疲れも相俟って意識が
モーロー。当然眠くてたまらない上にムスコもおやすみモードである。微妙な
バランスを保って毎晩ムスコと遊んでいるのだが、昨日は久々に寝る事を優先
してしまった。

そうなると翌日目覚めたときから悶々モンモン。むむぅ、このまま一日を送ると
ストレスも子種も溜めっぱなし。よし、抜こう。目覚めてから実に十秒以内の
考えである。思い立ったが吉日。ムスコも勃ってるから丁度いい。

「あ、兄ちゃんおはよー」

くっ、しまった。寝る前に部屋のドアを開けっ放しにしていたから丸見えだ。
さすがに見られてまでやる程、俺は強くない。ムスコをなだめ、とりあえずは
我慢することに。まぁ、メシ食った後にでもやろう。

飯を食ってしばらくし、よしそろそろいいかと思ってエロ画像を見て集中開始。
よぉし、パワーが溜まってきたぞ。そろそろだな、もう身も心もバースト寸前。
やるなら今だ、よし行くぜー!

「おぅ、今日はイチロー打ったか?」

お、親父……。ティッシュを取りに行こうとした正にその時、親父参上。ぬぅ
これじゃあ出来ないじゃないか。息子の成長したムスコなど、見せられるか!
ここも諦める。ぬぬぅ、もっと後でやろう……(´・ω・`)。

今晩こそは!!


 8月24日
今まで逃げていたが、やはりいつまでも逃げていられるほど現実は優しくない
ものです。きちんと目を背けず立ち向かわないと問題は解決されず、悪化して
いくばかり。あぁ、しかし去年で終わりにしようとしていたのに、まさか今年も
これをしにいくとは……。

「せんせー、ちゃんと年金手帳持ちましたか?」

そう、今年も年金の免除申請へ行かねばならん。理由は所得の少なさ。いやぁ
年間何十万だっかたかな、それ以下の所得なら免除扱いになるのである。この
免除申請をしておかないと、未納扱いになり将来もらえなくなる。まぁ、将来も
年金制度があるのか疑問だが、国民の義務である以上は払わないと。

いや、払えないから区役所に行くんだけどね。

そんなわけで昼過ぎ、区役所に行く。年金を払えないほど年間収入をこの年で
稼げないのはダメ人間の証明でもあるだろう。健康なのにね。今年はちゃんと
そんなことにはならないようにと春から仕事探してたのになぁ、トホホ。

区役所の年金課で応対してくれたのは、今年入ったかのような若い兄さんだ。
多分俺より年下。うぅ、目の前の人は公務員。それよりきっと年上な俺は年金
免除申請者。とりあえず確認のためと年金手帳を見せて、収入を確認。これで
あとは書類に名前と住所などを書くだけだと思っていたら……。

「あの、一応どのくらいの収入があったのか、教えていただけませんか?」

_| ̄|○ に、にじゅうまんちょっと、です……

うわあああぁ、もう逃げたい、現実から逃げたい!窪塚ダイブしてぇ。あぁん
生きててすみません。本当にどっか雇ってくれるとこないもんかなぁ。来年は
こんな日記書きたくないけど……去年も言ってたかも、俺。

無事申請が終わると、待ち合わせをしていた後輩と合流し、落ち着いて話せる
場所へ向かう。新作小説の応募前に後輩にも見てもらい、感想や誤字脱字など
指摘してもらおうと。まぁ、評判は上々、誤字は多々。う〜む、IMEの変換は
たまにとんでもないのが唐突に現れるからなぁ。まぁ、脱字はこっちのミスで
あるんだけどね。月末までには応募したい。

後輩と一頻り話を終えると、何となくつくよんの職場の近くにきていたために
カレーでも食おうかとメールをしてみる。カレーが苦手なつくよん。当然俺は
拒否されるものだと思っていたので、とっとと帰ってビールでも飲もうかなと
考えていたのだが。

「いいよ、行こうか」

な、何だってー?!バカな、カレーと言っただけで攻撃されるのに。ともかく
仕事の終わったつくよんと合流したけれども、互いに腹が減っていない事実に
気付く。うむむ、まさかOKと言われるなんて思ってなかったからなぁ。

腹も減っていないし、他に誰も捕まらなかったので本日は帰ることに。何故か
つくよんの家の方へ一緒に行く。まぁ、どうせ暇だし、体を動かすのはいい事
である。のんびりと雑談しながら歩いていると、いつしかチキンラーメンの話題
になった。いやね、すごく欲しいのよ、限定五十万食のドンブリが。CMでも
お馴染みの陶器のドンブリ。欲しくて欲しくてたまらない。

しかし、近所では売ってない。そんな話をしていたら、ふとスーパーが見えた
ので二人で入店。欲しいものは買えない時によく見付かり、入手できる体勢が
整った時に見付からないものだ。この店ではあるかな〜?

無い、どこにも無い。うぅ、売ってない。あるのは袋タイプとカップタイプのみ。
いらないよこんなの、欲しいのは陶器のやつなのー!ちょっとしょんぼりして
いたら、つくよんがまじまじとカップタイプを見ている。どうしたの?

「いやこれ、かやくって書いてあるよね。てことは、具が?!」

通常の袋タイプにはかやくなんてものは無い。麺のみが入ってる。もしも具が
欲しければ自分で調達せねばならん。しかし、これはどうだ。かやくが入ってる
じゃないか。チキンラーメンのくせに!そんなわけで、二人で購入。そうして
別れ、俺は帰宅した。

まだ食ってません。


 8月23日
先日酔っ払ってアプローチをかけたものの、上手くかわされてしまったけれど
こういうのはいつものことなので、さほど気にしていなかったら何と昨日あの
幸せを掴んだなすカレーさんから表彰される。そんなわけで、そこから飛んで
きた初めての方も多いでしょう。どうも、失恋の数が年齢と同数まであと1つと
迫ってる桐生です。ほんと、ある種諦めの気分。

しかし、失恋して日々の生活の刺激になったからまぁいいかぁ〜、なんて多少
考えていたら、アクセス数にびっくり。これが文中リンクの力なのか?!いや
この日記を書く直前に確認したら本日144人。以前後輩にいたずらで田代砲
ぶっ放されたのを抜かせば、過去最高の伸び率かもしれん。

こんなんだったら失恋もいいかなぁなんて少し考えたが、あまり失恋してると
ただでさえ少ない女性の知り合いがゼロになってしまうので、こりゃイカン。
まぁ、職も金も無いから甲斐性も無い今の俺には女などいらん。……こういう
潔いところに世の女性はもっと俺を好きになるべきだと思うのだが、いかが?

モテるためには内面を磨くのはもっともだが、当然外面だって重要です。いや
外面を磨いておくのは何もモテるためだけではなく、社会的な信用にも関わる
ことでしょう。身なりの汚い人より、清潔な人の方が信頼を置かれがちです。
そんなわけで俺もモテないが信頼を置かれる人物にはなりたいと……前フリが
長くなったが、えぇ、散髪しに行っただけです。

いやね、髪が伸びてきたんですよ。当たり前か、散髪しに行くんだし。長さと
しては別に道行く男性の平均くらいですが、先日バイトの面接で襟足が見えて
いないとダメだなんてことを言われた。そこは厳しいとこだったからなるほど
なんて納得していたが、襟足なんて刈り上げないとすぐ見えなくなるのでは?
まぁ、耳にかかると長いと思う俺は近日また面接を受けなければならん。面接
にて清潔感を与えるため、散髪でもしようかと床屋へGO!

散髪をするとサッパリするためか、心無しやり手に感じるのは俺だけかなぁ?
新しい服を着る、散髪するなんかはお手軽リフレッシュだ。今までの自分とは
違った、新しい自分を手に入れた感覚になる。床屋に行った日はどこにも行く
事無く帰宅。頭も心も軽いぜ。

帰宅して自室に戻り、ふと机の上を見てみると宅建の参考書。これは俺がこの
資格を取ろうかと以前ケンドーに話したところ、本日床屋に行く前に持ってきて
くれたのだ。持つべきものは役立つ友人である。ケンドーも将来を見据え色々
がんばってるみたいだが、俺もがんばるかぁ。

勉強すると簡単に言っても、俺はこの分野の事を全く知らない。資格の優位性
だって、せいぜい不動産会社に有利かなぁ、なんてものくらいだ。試験は毎年
十月に行われるみたいだが、今年はさすがに無理なので来年の試験を見据え
がんばることにしよう。そう意気込んでページを開いた。

巻頭の紹介文だけで満足した俺。


 8月22日
昼頃起きて、ラグナロクを開始。起床と同時にパソコンを起動し、午前は人が
少ないからサクサク狩れるぜなんて思いながら一日を始めるのが俺のスタイル。
うん、すっかりダメ人間まっしぐら。

そんな変わり映えのない一日のスタートでしたが、今日は違った。時計を確認
しつつ狩りをして、その時間を迎える少し前に狩りを終了。そうしてテレビを
点けて……観るものは夏の甲子園決勝戦、駒大苫小牧VS済美戦

野球は割と好きで、プロ野球はテレビでもよく観るけれど、高校野球はあまり
観ない俺。何故かと言われてもよくわからない。プロ野球には無い躍動感とか
一試合にかける想いの強さは高校野球の方があると思うのだが……きっと毎年
頻繁に見れるチームってのが無いからだ。ひいきにできんから、感情移入とか
しにくい。そんな理由なんだろうなぁ。

今回は北海道勢と言う事もあり、駒大苫小牧を応援していたけど、これだって
初戦から応援していたわけじゃない。こりゃあ負けるだろうと言う強豪高にも
打ち勝ち、その度に驚かされ、やっと応援し始めたのは昨日の準決勝からです。
北海道勢として初の決勝進出なるかと言う試合で、見事に打ち勝った姿は正に
圧巻の一言でした。

そして迎えた本日の済美高校。春の甲子園優勝高と実力も前評判も上々です。
駒大苫小牧は言い様の無い重圧とも戦っていたのかもしれない。北海道勢初の
優勝となるか、春夏連覇となるか。観る前から期待は否応無く高まっていた。
そしてプレイボールが甲子園で宣告された。

緊張と疲れと怪我からか、駒大苫小牧のエースは実力を発揮できないまますぐ
マウンドを降りた。そうして済美がリードを広げ、このまま行くのか……、やはり
出場できただけで精一杯だったのか、なんて思ってしまった。このまま大量の
得点を許して、凡戦のまま終わるんじゃなかろうか……。

しかし決勝まで残った高校はまぐれなんかではなく、本物だった。打たれては
打ち返し、点数を取られては取り返す。済美もそれは同じで、気が付けば史上
稀に見る面白い決勝戦になっていた。

こんなに熱中した甲子園観戦は初めてかもしれない。食い入るようにテレビを
見詰め、ワンアウトやワンヒットに熱狂、歓声、落胆……。そうして長い高校
野球甲子園決勝史上最高の乱打戦を制したのは、駒大苫小牧高校。スコアは
13−10であった。

いやぁ〜、母校でもないのに興奮したね。何かオリンピック熱も冷めちゃった
気がする。プロ野球なんて興味を失ってる。そのくらい感動した。俺も小学校
中学校と野球をやっていたが、集団競技で実力を発揮できるのか不安になって
しまったのと、その頃は特に体の成長途中で運動に肉体がついていかず、万年
補欠みたいなもので、あまり思い出したくないけど、そうした事もあって今の
自分がきっといる。まぁ、挫折した俺と違って甲子園に出るまでやり続けては
実際に優勝する駒大苫小牧は素晴らしい。感動した夏だ。

そんな球児達に負けてはいけない。俺も体を引き締めるため筋トレを先日から
開始してるのだ。少しずつだが、無理なくスリムボディ。ふふふっ、こういう
隠れた努力に女はもっと惚れてもいいと思う。

しかし昨日、足上げ腹筋をやってしまったため、昨日からずっと腹筋が痛い。
う〜む、ただの筋肉痛ではなくヤバイ痛さだ。やはり日々運動してなかったのに
無理してやったからかなぁ。今日は腹筋お休みにしておこう。

でも2kg痩せたんだよね。


 8月21日
昨日更新が無かったのは、飲んできたから以上にリアルでやばい事情があった
からです、申し訳無い。いやね、昨日はネット上で知り合った人達との飲み会
だったんですよ。初めて会う人もいたけど、段々と打ち解けてきて、いやぁ〜
楽しいなぁなんて思っていたら突然電話が鳴った……。

「警察ですけど、桐生涼さんですね」

Σ('A`) け、警察ぅ〜!?

楽しい飲み会の最中に警察と電話をする俺。詳しい事はさすがに書けないけど
俺には関係無い出来事で、質問される。ともかく俺は飲み会を中断し、帰宅。
あぁん、これからってとこだったのに俺を巻き込むんじゃねぇ!

かなりむしゃくしゃして、でもすんげぇへこんで酒を飲む。はー、平穏な生活が
欲しい。自分のことでも精一杯なのに、俺に関係無い問題がここ最近ドカドカ
舞い込んでくるのは何でだろう?そんな中サイト巡りをしていたら。

なすカレーさんに彼女ができただとぅ?!

なんてことだ、非モテの星だと思っていたのにとうとう……幸せを掴んだか!
ここで酒も入っていた俺の中で何かが切れたのだろう。気付いたら若葉ちゃんに
電話をしていた俺がいた。

むしゃくしゃしてアプローチをかけてみた。
「私にはもったいない人ですよ〜」なんて上手くかわされた。
今はあまり後悔していない。

はっはっは、やはり俺はこんなものだ。まぁ、これでまた小説に専念できる。
強がりでも何でもなく、自分を確認できたからよしとしよう。しかし、何だか
やるせなく不貞寝。なんだかなぁ〜。

そして本日、周囲のゴタゴタは収まらず何だかブルー。自分のことだけに専心
したいがそうもいかず、あぁん胃が痛いよ。しかし今日は親戚の家で冷蔵庫を
運ばねばならん。肉体労働か、これもまた最近多い気がするなぁ。

昼過ぎに親戚の家に行き、夏の甲子園史上初の北海道勢決勝進出を決めた
駒大苫小牧高校の熱戦に興奮。オリンピック、甲子園、イチローの活躍とこの
夏は面白いなぁ……さて、冷蔵庫を運ぶか。

冷蔵庫はそう大きなものでなく、かつ叔父さんと二人で運んだためすぐに終了。
はっはっは、これで焼肉が食えるんだから楽なもんだぜ。おや、叔父さん一体
その封筒はなんだい?

それはバイト代。えええぇ〜、焼肉のみならず金まで?!さすがに断ったけど
いいから受け取れと押し切られ、受理。う〜ん、冷蔵庫一個で焼肉とバイト代
かぁ……叔父さん、叔母さん、一つだけ言わせて下さい。

毎日冷蔵庫運ばせて下さい!


 8月19日
一日中、まぁ朝から夕方まで働くと小説を書けない人間だと自覚しているので
なるべく半日、昼から夕方くらいで働きたいなぁなんて思っている次第です。
これはワガママなのだろうか?それとも何か目的がある上での決断なので良い
ことなのだろうか?それはまぁ、各人の判断に任せるとしましょう。

しかし、半日働くといっても労働である。特に俺は肉体労働しかしたことない
ために、半日でもヘロヘロになってしまう。体力が無いと言えばそれまでだが
労働なんてきっとこんなもんなんだろうなぁ、なんて感覚がある。家業だって
手伝ったことはあれど、肉体労働。……あれ、根っからそうなのか、俺?

肉体労働ばかりやっていたから体力ありまくりなのかと言われれば、そんな事
全く無い。むしろ、今では一般人以下の体力である。そりゃそうだ、一日中
座ってばかり、パソコンか机の前にしかいなく、歩く事すらほとんど無い。

これではイカーン。このままでは一日中どころか、半日働くことだってできん
つーか働けないだけでなく、無職のデブなんてイヤじゃ。もしこのまま運良く
どこかに働けたとしても、バテバテになること必至。肉体労働ではなく接客や
調理でも汗ダラダラ息ゼーゼー、足はガクガクとなり、客に対し醜い姿を晒して
しまうだろう。と言うか、仕事にならーん!

どうせ職を見付けられないからと言って、ダラダラとラグナばかりやっている
よりも、多少自分を磨いた方がいいのかなぁなんて考え始めた今日この頃だ。
いつまでも腐っていられん。もしかしたら、自分では真剣に面接を受けている
つもりでも、どこか内側からダメなオーラを出してるのかも?

なんてのは建前で、腹が出てきたらモテないから痩せようと。

そんなわけでして、ラグナに飽きた昼下がり、ふと鉄アレイを持ち始める俺。
決してオリンピックに触発されたからではないぞ。まずは大胸筋を鍛えようと
鉄アレイを上げ下げ、クイックイッ。左右三十回程で終了。とりあえずあまり
初日からやり始めると長続きしないので、このくらいだ。

次はスクワットを同じ回数。フンッフンッ。そうして腹筋。足を地面に着けず
足上げ腹筋がいいが、特に腹筋背筋は衰えているので誰かに手伝って貰う
ことにする。えーっと、渚はいねぇから……おーい、妹よ、手伝ってくれ。

妹に足を押さえてもらい、腹筋開始。いぃ〜っち、にぃ〜ぃい、さぁ〜っん……
ぐっはぁ、十五回でバテたぁ〜。こんなに俺は衰えていたのか。だが、ここで
止めるわけにはイカン。息も絶え絶え、腹筋プルプルしつつ三十回終了。あぁ
いい運動したなぁ〜。

「ちゃんと背筋もやらないと腰痛になるよ」

確かにその通りなのだが……えぇい、やるか。いっくぜぇ!気合充分、苦手の
背筋を一気に終える。よぅし妹よ、もういいよ。あとは腕立てをやって今日の
筋トレを終えるか。手をついて……うっ、重い。い、いぃ〜っち……。

五回でバテました。


 8月18日
暑い暑いとうだっていたのも遠い昔かのように、段々涼しくなってきた北海道。
未だに職も見付からず、日々ラグナばかりやって引き篭もっている俺ですけど
本日は外へ出たんですよ。フフフ、脱引き篭もり宣言!

いや、外に出るのは当たり前の事なんでしょうが、用事がないとどこにも行き
たがらない俺。家から出るなと言われてもさして苦にならぬ。でもね、やはり
外に出て日差しを浴び、風を受けていると気持ちいいもんです。しかし気持ち
良いとわかっていても、出るまでが面倒なのよねん。

そんな俺を外へ出した本日の用事は麻雀。いやね、一応できるんですよ麻雀。
でも点数数えられないし、役だって全部知ってるわけじゃないヘボレベルだが
一応できるので、たま〜に呼ばれる。ふむ、たまにはやるかぁ。

昼過ぎに迎えに来てもらい、友人宅へ向かう。みんなそこまでレベルは離れて
おらず、また当然何か賭ける事も無く、まったりのんびりジャラジャラと。夏の
昼下がりに男四人で麻雀なんて、うらぶれた大学生みたいだ。まぁ、大学生の
頃は気楽だった。ほんの数年前の、いや正確には去年のことなのだが、なんだ
ろうなぁ、一体何をしてるんだろうねぇ俺は……。

まぁ、そんなことも今日は勝ったからよしとしよう。本当はまだやりたかった
けれど、今日はちょっと夜から妹に荷物を運んでくれと頼まれていたので残念
だが、友人宅から帰宅。ちょっぴり仮眠して、荷物運びに備える。

いやね、何となく昨日筋トレでもして体でも鍛え始めようかなぁなんて漠然と
思っていたので、丁度いい。まぁ、荷物と言っても大したなかろう。初日から
やり過ぎてバテて、翌日からもう何もしたくないってよりマシだ。

外がすっかり暗くなった頃、妹から運んでくれと頼まれた。はっはっは、兄に
任せなさ、い……へ?ちょっと待て、何だこの荷物の多さは!

いや、実際にはそこまで多いって程では無かったのだが、ちょっと予想をして
いなかった量だったので、面食らってしまった。まぁ、運べないこともないし
これも筋トレと思ってがんばるか。よいしょぉ!!

荷物は十分くらいで運び終えた。しかし、その十分で汗をかいて息切れ。ぬぅ
力はまだ多少あるが、持久力が無い。アルバイトでお前は力仕事に向いてると
言われ続けているが、普段動いていないだけにダメかもしれん。体格はいいが
見掛け倒しである。あぁん、これじゃあ力仕事どころか普通の立ち仕事だって
やばいぞぅ。

ちょっと運動するかぁ。


 8月17日
昨日更新できなかったのは友人と一晩中いたからなんです、申し訳無い。いや
金の無い時に限って誘いがドカドカ入るもので、嬉しいやら何やらちと複雑な
心模様である。まぁ、誘われる事は嬉しいんだけどね。

さて、昨日一緒にいた友人と言うのが高校時代からの親友である、のりたまと
ギターの二人。うむ、女っ気無し。しかし俺と違って二人はモテる。のりたま
なんぞ、美人の彼女までいるしな。まぁ、彼女がいたからと言ってあまり僻む
なんてことは、よくないことだ。親友の幸せを祝福しつつ、一緒に楽しむのが
大人であり、友情であり、爽やかモテ系の証拠だ。こんなところに世の女性は
もっと惚れてもいいと思うんだが、いかがかしらん?

三人が集結したのが夕方と言うよりも、もう夜。外は暗くなり始め、腹の虫も
騒ぎ始める時間である。まぁ、メシでも食いに行くかと言う事になり、三人は
近所のイタリア風ファミレスへ向かう。実はその店、初めて行ったんですよ。
昔からそこで別の友人が働いていたし、かつイタリアンは好きなために行って
みたいとずっと思っていたが、なかなか行く機会が無かった。おっし、じゃあ
この機会に行ってみるか。

そんなわけでファミレスへ向かい、席につく。パスタ大好きな俺なので、結構
期待をしてしまう。どれがいいかなぁ〜、やはり定番のカルボナーラかなぁ?
それともペペロンチーノ?ボンゴレか?いやいや、ここは何となく目に付いた
店員一押しの和風カルボナーラにしてみよう。ギターも決まったみたいだな。
のりたまは……決まったみたいだが、メールしてやがる。彼女さんかな。もぅ
困っちゃうね。まぁ、ギターよ、互いに彼女いない同士仲良くしようぜ。

「それが俺……数日前に彼女ができたんだ

Σ( D) ゚ ゚ な、なんだってー?!

ま、マジっすか?!いや、ギターは細身だががっしりしており、更にはそこそこ
いい男である。誠実だし、その名の通りギターやってるし、モテる要素たっぷり
だけど……いや、おめでとう。うむ、さっきも言ったじゃないか。友人の幸せを
祝ってやるのが友情であり、爽やかモテ系だと。まぁギターよ、怒らないから
彼女さんの写真を見せてみなさい。いいから、大丈夫だって。

( ´D`)ノ口 どれどれ……。

Σ( ゚A゚)ノ口 え?ちょっと、おい、ギター……。

メチャクチャ可愛いじゃないかこの野郎!

なんだよ、モデルみてぇじゃないか。すんごい美人じゃねぇか。うへぇ、いや
もう……何だろうな。のりたまの彼女は美人系だが可愛らしく、気立ても良い。
ギターの彼女は会った事無いのでどんな人かわからないが、ともかく美人だ。
う〜む、昔ほど彼女欲しいなんて思わなくなったけど、こういう幸せに触れて
しまうと、ちと羨ましくもある。……って、この状況は二年前と同じだ。あの
時も二人の幸せに触れ、何か無性に腹が立ってブチ切れたんだった。

しかし、俺ももう二十四です。あの頃よりちょこっと進歩した。と言うよりメシが
きたので、逃げ道がある。幸せボーイ達をさばきつつ、メシに集中するかぁ。
……って、これ、非常に微妙そうだ。なんか四時間くらい放置したうどん
見間違えそうだ。う〜む、しかし見た目がアレでも、美味しい料理はこの世に
たくさんある。とりあえず、いただきます。

……。

…………。

………………不味い

なんじゃこりゃ!まんま四時間放置したうどんじゃねぇのか?!麺はガビガビ
天カスは噛んだらガリッって音がするくらい固い。不味い!キー、大失敗だ。
俺だけかと思ったら、どうやらみんな不味いらしい。メシ屋で外したらずっと
ブルーである。あぁん、しょんぼり。

その後、カラオケしたり酒飲んで話したりオリンピックみたりして、のりたまの
新居で男三人雑魚寝。朝方帰ったのであった。

しかし、今日になってもまだ昨日のメシ屋のことに腹が立っていた。うぬぅ〜
このモヤモヤを誰にぶつけるべきか。そうだ、若葉ちゃんに話すか。あの子なら
わかってくれるだろう。そんな思いでメールをしてみたら。

「あそこに行ったんですかぁ。ハズレが無いと思ったんですけどアンラッキー
でしたねぇ」

作り手の問題か……。