狂人日記

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 7月31日
昨日更新が無かったのは飲んできたからです、申し訳無い。いやね、連日札幌
だって猛暑のあおりを食らって、暑いんですよ。もう数年ぶりに真夏日が続き
暑さに耐性の無くなっていた札幌市民はあづーいあづーいと。当然俺も多分に
漏れず、へばっていたら先輩から飲みに行かないかとの電話が。

最初はビアガーデンに行こうと言われたが、一杯二杯飲むだけと言うので反対
して、居酒屋へ行く事にした。いやね、一杯二杯だけってそんなために暑い日
外に出たくない。そんなわけで居酒屋に行って、先輩と色々な話をして飲んで
いたわけなんですけど。

何でみんな俺のバイトのことを心配するの?

いや、心配してくれるのは嬉しいよ。俺もよくネタにしてるし、完全に無視を
されるとしょんぼりする。しかし、本気で心配相談モードになられると、俺も
マジでヤバイ気分になってきて、落ち込むのよね。いやもう、ここまできたら
失恋したくらい痛いわけで、笑い話にでもしないとキツイ。でも十連敗なんて
そうそう無い事だろうし、そういう目で見られるのも仕方無いんだろうな。

そんなわけで昨日は飲んできたため、早々に寝たのだ。おかげで今日は珍しく
早起き。奇跡の七時起き。こんなに早起きしたのはいつ以来だろうか自分でも
覚えていない。あぁ、起床してからの朝日とはこんなに清々しいものか。

朝飯を食い、今日も暑くなることを知ると、ぐったりする。しかし夏は暑くないと
物足りないのも事実。昨日も電車に乗ってたら、花火大会やビアガーデンへと
向かうおねーちゃん達が結構いて、嬉しかった。夏ならではだ。また、電車も
冷房がいまいち効果がわからないくらい暑く、おかげで汗の匂いなんかも堪能
させていただきました。

北海道の夏は他と比べて過ごし易いと言われているのは、他所より気温が低い
せいも当然あるでしょうが、湿気が少ないと言うのもポイントが高い。暑いが
カラッとした暑さであり、粘りつくような暑さではない。

去年東京へ行って感じたのが暑いのは元より、粘りつくような暑さに辟易した。
なんか湯気をもわ〜っとあてられている暑さ。気持ち良く汗が流れず、すごく
辛かった思い出がある。それに比べれば、湿度の低い北海道は暑くても、まだ
過ごしやす……過ごし……あれ?

なんかじっとり粘りつく暑さだ。あんれぇ〜、おかしいぞ。カラッとした暑さが
売りなのに、どうしてこんなにジメジメする暑さなんだろう。もぉ〜、ジメジメ
して暑いだなんて、そんなものは女のパンツの中だけでいいんだ!って
何だこの音は。外から聞こえ……うぉ?!

スコールか、この雨は!?


 7月29日
あーっはっはっは、いやぁ、俺すげぇ。やっぱりここぞって時の期待は裏切る
事の無い男、桐生。あひゃひゃひゃひゃ、ブラボー、おぉ、ブラボー!

バイト採用十連敗決定!

いやぁ、とうとう二桁ですよ奥さんお嬢ちゃん。負けっぱなしの俺もすげぇな。
肉体労働しか受かってないよ、今まで。そこまでガテン系な容姿じゃないんだ
けど、自分の評価と世間の評価は違うからねぇ。そんな俺に乾杯!

確かドラえもんにこんな話があった。のび太がドラえもんに快挙だ!と言って
テストを見せた。ドラえもんは何点取れたのかと訊くと、答案にはデカデカと
0の文字が。何が一体快挙なのかと訊けば、これが十回目(回数うろ覚え)の
0点なのだと言う。呆れるけれども、ドラえもんとのび太はささやかな祝宴を
上げたって話。

なんかもう、三十分前になったら電話鳴るなとか思っていたもんね。ある種の
快挙を見てみたいってのと、やっぱり電話応対は苦手分野なので、受かっても
気が重かったてのがある。でもね、そりゃ受からないとヤバイんだよ。そんな
事は俺も重々承知しているんだ。あまり突っ込まないで!

六時になった途端に、どこかほっとしてしまったのは秘密だ。もうこの時点で
今日書く日記が浮かんだものだ。と同時に、やっぱり俺はダメなんだなぁとも
思えて、すぐ不貞寝。もぉ〜、やってられーん。

とうとうこれで二桁連敗。バイトですらこれだ、就職になったら五十連敗とか
して、完全に腐りそうだ。いやでもね、逆に清々しい。のび太の気持ちが俺に
わかるもん。

学生時代、友人とこんなことを話した事がある。真剣に勉強をして百点を取る
事よりも、真剣に勉強をして0点を取る方が難しいのではないかと。もちろん
設問に全部真面目に答え、何かしら解答を書けば何点か取れる可能性があると
思うからだ。

俺も決してふざけて面接に挑んでいるわけではない。真剣に取り組んで本気で
受かろうと思って臨んでいる。けれど十連敗。何が悪いのかと考えるのももう
バカバカしく、ある意味自分がすげぇ〜と思う。これが達観か。

「あの〜、先生。あまり考えない方がよろしいですよ。思い込み過ぎていつも
悪い方向へ考えがちになっちゃうじゃないですか。だから……」

今日はパーッと飲むかぁ。


 7月28日
今日は保険の話をしにケンドーと若葉ちゃんが来たのですが、別にこれと言って
大した事は無かった。それでどんな日記を書こうかなぁ、なんてことを今日も
暑い我が部屋の中でパソコンに向かっている今、今まさに事件が!

今日は日中暑いので、夕方まで網戸にしていたんです。そうして夕方に仮眠を
取って、風呂だと起こされたのが夕方七時半。起きた時にはもう外は暗くなり
すっかり夜。夜と言えば昼間目立たなかった虫が発生してくる。ここで慌てて
電気を点けて窓を閉めるのは素人だ。電気を点ければ虫が寄ってくる。ふっと
目を覚ますなりすぐに窓へ行き、網戸を上げると素早く窓を閉めた。はっはー
素早い状況判断を瞬時にできる俺ってカッコイー。

そこで風呂に入りに行き、メシを食い、さぁて日記でも書こうかとパソコンに
向かった途端、ふと画面に何がいる。おや、何だろうと思った瞬間、そいつは
パッと飛びやがった。ぬぉ、コノヤロー!

そいつの正体は小さい羽虫。蛾の一種なのか、鱗粉を撒き散らす。体長は
一センチ以下ってところだ。取るに足らない虫、けれどどっから来たのか何者
なのかわからない正体不明の生物。ぬ〜、体に触れたら折角風呂に入ったのに
汚れるし、同様に部屋の中を飛び回られてもイヤン、パソコンのファンなどに
入ったりでもしたら、目も当てられない事態になる。

しょうがないから掴まえようとするけれど、小さい虫ほどよく動き回る。いやもう
一つ所に落ち着かないで、あっちへフラフラ、こっちへフラフラと飛び回る。あと
小さいってことは見失いやすい。ふと目を離せばどこへ行ったかわからなくなり
不安で一杯。もし気付かずに首の後ろや胸の隙間、はたまたズボンの隙間から
侵入されたり、布団の中に侵入されたり……いやあああああぁ〜。

普通の羽虫なら指で押し潰せばいいのだが、ヤツは鱗粉なんて武器を持ち
素手では戦いたくない。ちくしょう、攻撃と防御を兼ね備えた狡猾なヤツだ。
こっちもティッシュを掴み、反撃態勢を取る。どこだ、どこにいる……。

別にそこまで虫が嫌いなわけではないし、羽虫一匹いるからと言って寝られぬ
くらい神経質でも無いけど、ほら、さっきも言ったじゃない、そういう虫には
光に群がる習性があると。執筆を終え、エロゲをしようとする時間はもう朝方
である。下手をすると誰か起きてくる。そうでなくとも、我が部屋には誰かが
よく入ってくる。電気を点けていたらなおさら。朝方電気を消していればその
心配も減るだろう。なので、部屋の電気を消してエロゲをする。

朝方と言えども、まだ暗いわけでして、そうした部屋の中で唯一明るい場所が
パソコンになるわけです。虫は光に寄るけど、光にベッタリくっつくわけじゃ
なく、その周囲を飛び回る。となると光源であるパソコンの側にいる俺に虫が
くっつく可能性が高い。当然、ムスコにも。こいつはいけねぇや。

なので結構真剣に探す。どこだ、さっきはパソコンの近くに……壁?!くそぅ
出し抜かれたか。だが場所がわかれば……なにーぃ、飛びやがった!!だけど
これはチャンスだ。羽を休めた時、その時こそが捕獲のチャンス。壁から奴は
フラフラとテーブルへ……ここだぁ!取った、やったぞ!はっはっは、やはり
最後には俺が勝つのよ。アリーヴェデルチ、羽虫。

二匹いただとぅ!?


 7月27日
昨日更新しなかったのは飲んできたからです、いやぁ申し訳無い。昨日飲んだ
面子ってのが、親父と妹。家族で飲みに行くのは非常に珍しい俺。まぁ、ただ
パーッと飲むだけではなく、かなり込み入った家の事情やら何やらを教わる。
う〜ん、いずれぶち当たる問題だが、荷が重いなぁ……。

さて心機一転、本日はまた面接があったんですよ。今度は事務でもやろうかと
大型家電量販店の面接へ。えぇ、当然スーツでございます。履歴書は前日既に
書き終えていたので、余裕を持っての出発。爽やかモテ系は時間も余裕。ふっ
スーツも決まってるぜ!(アジャスター付き)

時間に余裕を持って店の前に到着。とりあえず警備員さんに入店許可を貰って
中へ入る。たくさんあるエレベーターの中から指定されたものに乗り、店へ。
う〜ん、事務所もでかいなぁ。受付の人に面接に来た者ですと伝えると、すぐ
側にあった椅子に座らされ、待たせられる。クーラーは効いているが、すごく
汗かきな上に面接なので上着を着てきたから、暑い暑い。扇子でパタパタ扇ぐ
事もはばかられたので、じっと我慢。

程無くして担当者が現れると、面接する場へと通される。椅子に座り、履歴書
提出。ここまでは問題無い。志望動機を訊かれるが、これも問題無い。事務の
業務内容にデータ入力とあったので、普段パソコンに触れているので力を発揮
できそうだとか何だとか、当り障りの無い事だ。

「ところで、以前はどのようなお仕事をされていましたか?」

……この質問をされると、落される気がしまくるのは気のせいか?以前倉庫内
整理やビル解体の仕事など短期の肉体労働に勤しんでいたと答える。はっはー
俺が面接官なら何でそんなヤツがここ受けるんだ?って思うね。

「当業務におきましてはデータ入力の他に、電話応対などもあります」

電話応対。業務経験は当然無い上に、日常生活においてもこれは嫌いだ。その
理由はいたって簡単、電話で相手の声が聞き取りにくいからだ。う〜む、この
苦手なものを一日どのくらいやるんですか?へっ、一人で百件以上!?

「メーカーさんから、当然クレームをつけるお客様まで多様であり、また時に
突然怒鳴られることもあります。そういった精神の強さは大丈夫でしょうか?」

怒鳴られて平気なヤツなんているのか?大体電話応対が嫌いな理由に、そんな
クレーマーもいるからだろうってのもある。そもそもすごく小心者な俺が突然
怒鳴られでもしたら、ずーっと引きずる人間。しかし、俺は面接に来ているのだ。
できませんとか、イヤですなんて言葉は家に置いてきた。空元気でもYesと
答えておく。あぁ、でもイヤだなぁ〜……。

木曜日に電話がなければ不採用らしい。あったら採用。しかし、受かれば毎日
ネクタイ締めての仕事。小説家を目指す理由の一つに、ネクタイを締めないで
済みそうだからってのがあるくらい、イヤ。はぅ〜ん、なんてこった。

帰宅前に、本屋に立ち寄って二冊購入。いやぁ、前から欲しかったんだよね。
入手するとすぐに帰宅して、包みを開ける。げへへ、やっぱりこの絵は最高だ。
中身も申し分無いぜ、ひゃっほー。

「先生何を読んで……あー、スティールボールランじゃないですか!

そう、天才荒木飛呂彦がジョジョ第六部のあとに連載を始めたSBRをようやく
買ってきたんですよ。俺はジョジョ大好きてか、荒木作品が好き。渚も最初は
嫌がっていたが、俺の影響で好きになった模様。いや〜、これ面白い、マジで
面白い。買ってない人は買うんだな、ニョホホ。

あぁ、シャーリーも買えばよかった。


 7月25日
いや〜、昨日はクソ暑い上に二十七時間テレビをずっと見ていたため、久々に
執筆お休み。体調不良でも外で飲んだわけでもないが、まぁたまにはいいさ。
いやしかし、久々にこんなにテレビ見たなぁ。なかなか面白かった。たま〜に
こうして日常生活と世間とをリンクさせておかないと、ロクなことを考えない。
ふたりはプリキュアのキャストをおすぎとピーコだったらどうかとか、エロゲの
主人公を内藤様、ヒロインをオンドゥル語使いとか……。ちなみにアニメとか
まったく見ないので、当然プリキュアも話に聞いただけの知識。

そんな日々何を吸収しているのかわからない俺でも、人一倍眠気はある。あぁ
天下御免の役立たず。今日も二十七時間テレビを見終えると、ふと眠くなって
きたので、ベッドでうとうとしていたんですよ。仮眠してから日記書いて執筆を
しようかな〜、なんて。

そこに突然鳴り響く電話。うぉ、普段鳴らないくせにこんな時に鳴るんじゃね。
慌てて電話を取れば、妹が駅まで迎えに来て欲しいとのこと。まぁ、いいか。
承諾し、時間まで寝るには間が無かったので、一服でもしようかとタバコに火を
点けて、ぷはぁ〜。酒に比べたらタバコはあまり吸わない。一日平均五本とか
そんなものだが、軽い気分転換の時に吸う。

ただ、気管支がちょっと弱っているからか吸っていたらオエッとなる。苦しく
ないし、むせているわけではないのだが、これはうっとうしい。あと、タバコ
吸っていたらリラックスし過ぎるからか、妙にクソをしたくなる。

んで、迎えに行く前に吸った一服が腹を刺激したらしく、急に腹具合が……。
う〜む、出すもの出したけど、まだ痛いし、出そうだなぁ。けれどもそろそろ
出発しないと遅れてしまうかも。とりあえず痛み止めと下痢止め飲んでGO!
霧の中を駆け抜ける小心者ドライバー。

運転をしていると、すぐにまた腹痛の波がきた。ぬおぉ、けどまだ我慢できる
から、運転を続けるぜ。こういうのはちょっとしたら……ほら、収まったぞ。
ふふふ、このまま快適な運転は……はぅあ、また波が!ビッグウェーブに汗が
出る、肛門に痺れが走る走る、がんばれ括約筋、負けたらこのままクラッシュ
するかもしれんぞ、うおおおおおぉ!

ちょっと時間が早かったので、コンビニに立ち寄る。やや波が収まりかけてた
けれど、まだ予断を許さない状況。とりあえずコンビニに寄ったのは便所に行く
ためではない、バイト雑誌を買うためだ。つーか、和式便器のコンビニでもう
ケツに爆弾抱えてるような俺が迂闊に用を足すと、悲惨な状況になるかもな。
うむ、すぐに帰ってすればいいんだ。じっと我慢の子、桐生。

駅に到着したけど、少々早かったために妹の姿はまだ無かった。早く帰りたい
時に限ってこうなのは、運命の仕様かもしれない。焦ってもすぐ到着する事は
無いので、心に余裕を持たせるためにバイト雑誌でも読んで……あぁ、やっぱ
こういう関連の職を次は……履歴書書くの……妹はまだかぁ〜!!

ほどなくして妹参上、すぐに車に乗せて帰路へと着く。でも安全運転、違反は
しない。帰宅するとマッハで便所へGO、スッキリ爽やか。はぁ〜、安心したら
一服したくなってきたな。シュボ……ふ〜ぅ。

ダダダダダ、バタン!


 7月24日
暑くて……何も……やる気が……しません……。

本日の札幌の気温は三十四度。札幌では何年かぶりの暑さに見舞われました。
何だよ、北海道は涼しいんじゃないのかよ、避暑地じゃないのかよ。いやもぉ
東京とかそっちの暑い地域と一緒じゃないかよ。ごろごろごろ、あーつーい。
ごろごろごろ、あーづーいー、とーけーるー。

「確かに暑いですけど、ビール飲んだら余計暑いですよ」

フフフ、甘いぞ渚、暑いどころかかなりの量のソーメンを食った直後に飲んだ
から、暑さと相俟って吐きそうなんだ。うげぇ〜、でももう一本飲むか。もぅ
暑くて飲まなきゃやってらんねぇよ。大体アレだぞ、気温は三十四度だけども
俺の部屋は四十度って表示されてるぞ。

「先生の部屋って一番暑い場所ですよね」

そうなんだよ。ドア開けても窓開けても、ドアの先に窓が無くて壁があるから
風が通らない。そのくせパソコン様の廃熱があるので、暑い暑い。ビールとか
そりゃ最初の一口は冷たくて美味しいよ、ソーメンだってそうよ。でも、何も
一口でなんて飲めないのよ。飲み終える頃にはすっかりぬるくなってるんだ。
ビール呑んだことのある人ならわかるだろうが、ぬるいビールって最悪だな。
最初の美味しさ以上に最後の不快感が上回るんだからな、もぉ〜。

「飲まなきゃいいじゃないですか、文句言うんでしたら」

でもね、暑い日に飲むビールってのは格別なんだよ。考えても見ろ、あまりに
暑いと働く気はおろか、遊ぶ気も、えっちなことする気にもなれないじゃない。
幾ら俺が汗と唾液を絡める濃厚なえっちが好きでも、暑いと動く気が起きぬ。
そりゃ相手にも少しくらい動いてもらうが、う〜ん……って、何で俺は真剣に
考えているんだよ!

「さまぁ〜ずの三村みたいなツッコミですね」

しょうがないじゃないか、これ書いてる最中に二十七時間テレビ見てさまぁ〜ず
出ていたんだから。引きずられ易いんだよ、俺は。もぉ〜、だったら俺の好きな
カンニングっぽくやるぞ。

「……おしりを出すくらいじゃ、もうインパクト無いですよ」

うっ、確かに。けつを出す以上のことをよく書いているし、おまけに文字だと
インパクトも何も無いなぁ。インパクトねぇ……じゃあ、今日は暑いし最後に
どかーんとインパクトあることでも言うか。いやね、俺は体が固いんですけど
宴会芸究極奥義として、顔が股間につくんですよ。もうぺったりと。

これは結構昔からできまして、中高生くらいの時からできたと記憶してます。
ただ、完成したのは高校生の終わり頃。そして中高生頃と言えば今よりも性欲
なんかが比較にならないくらい強かった時代。えぇ、当然魔が差して咥えよう
とか考えて、やろうとしましたよ

前のめりに転んだけどね。


 7月23日
ぬぁ〜、暑いあーつーいー。本日の札幌は三十度。去年は確か三十度を越えて
いなかったはずなので、二年ぶりかもしれない暑さ。いや、去年は東京でその
暑さを体験しているし、また三十度以上の暑さも度々経験しているけど、もう
それでも暑い。うわ〜ん。

さんじゅうどぉ?ハッ、こっちは連日三十五度越えてるぜとか暑さの話をしたら
必ず東京方面の人にこんなこと言われるんですが、暑いものはしょうがないじゃ
ないか。大体四十度がスゲーとか言うが、暑いだけなら中東の方が暑い。要は
感じている人間の差であり、札幌在住の俺からすれば今日は充分暑い!

しかしまぁ、三十度をあまり越えなくて物足りない夏をここ何年か感じていたのは
事実。やはり暑くない夏は物足りないぜ。例え今日が三十度越えするのを忘れて
いて辛口カレー食って発泡酒飲んで余計に暑い思いをしてもだ。

「明日も暑いみたいですよ。今日と同じくらいらしいです」

……やっぱり、快適な夏がいいなぁ。

久々にこんなに暑くなったので、やっぱりダラけてしまいがちになるのは人の
サガ。俺も上半身裸で汗を流しつつのハーフパンツ姿で生活。執筆しようかと
思ったがイマイチやる気が起こらず、ラグナを起動していたらばパソコン様が
ガンガン廃熱しやがりますので、クソ暑い。あぁん、慣れるまで大変。……っと
電話だ。誰だこのクソ暑い時に電話かけてくるヤツは?

「おぅ、俺だ。今大丈夫か、会えるか?」

電話の主はケンドーだ。別に暇だし会う事はできるけど……なんかステレオで
音声が聞こえる。俺の携帯電話はいつの間にそんな高機能に?と思ったが携帯
電話にステレオ機能はありえない。あり、外から何か……もう来てるし!

慌てて着替えを済ませ、会いに行く。若葉ちゃんも一緒だ。最近来ないなぁ〜
やっぱ契約取ったらどうでもいいのかなぁと少し思っていたが、何やら本当に
忙しくてこれなかっただけらしい。う〜む、こんな日は大変だなぁ。

大体ボーっとしてるだけでも汗ダラダラ、おかげで汗臭い俺なのに、働いてる
人達は更に汗をかいていることだろう。女性は男性に比べてあまり体臭がしない
気もするが、それでもこんな日はムンムンムレムレだろう。げへへ、ズボンや
スカートの中は結構な匂いがしているに違いない。大丈夫、別に変な事は多分
しないから、ちょぉっとその匂いを嗅がせてくれないか。

「むぅ〜、そういうことばかり言ってると女の人が寄ってきませんよ」

いやまぁ、そうかもしれないけど、こういうのいつも言ってることじゃない。
何だか今日はやけに絡もうとするな。何かあったのか、渚?

「だってほら、今日は……ねぇ、アノ日ですよ、先生」

あぁ、生理か?

違いますよ!もぉ〜」

わかってるって、そんなにむくれるな。今日は大切な日だよな。ミュージック
ステーションにサザンとののたんが出ていたし、アリゾナの魔法でもサザンが
出ていて……わぁ、わかったわかった、真面目にやります。

誕生日おめでとう、渚。


 7月22日
また今日も爺さんの見舞いに行ってきたが、辛気臭い話になるのでカットだ。
見舞いはイヤだねぇ、行く側にも来られる側にもなりたくないものだ。健康が
一番かもしれん。つーか、色々ガタがあるけれど、これだけ毎日酒を飲んでて
血液検査で異常無しな俺。結構丈夫なのかも。

さて、他人の心配よりも自分の心配。久々にバイト情報誌を買ってきたんです。
九連敗なんてある意味ヤバイ人リーチをかけてしまってる俺は半ばイヤになり
探すのを中断していたが、やはり金が無いのは痛い。金が無ければ風俗に行く
ことも、外でぱーっと飲むことも、欲しいものを買うこともできん。当たり前だけど
その当たり前から逃げたくなったのも事実。

ようやく少し気持ちが上向きになってきたので、職探し再開。まぁ、本格的に
探すのは来週頭からで、今週はどんな職を探そうかと言う方向性だけを決める
ための、まぁ下調べみたいなもんです。

友人に話しても原因不明で落ち続ける俺。これは店側と俺の間に悪循環が生じて
いるに違いない。つまりこういうことだ。

俺側の主張
バイトに落ちまくってるので職を選ぶ立場で無くなってきている。なのでもう
誰で儲かりそうなイメージのある皿洗いなど選ぶ。雑務でもいいぜ。

店側の主張
大学卒業して研究生やり終えた人が何でいきなりバイト?就職を探すんじゃ?
本当にこの賃金でいいのか?う〜ん、いずれこの人は他にいいところ見付けて
どっか行きそう。危険な人より安全な学生や主婦層にしておこう。

そんな流れを繰り返してきた俺。ならば俺が考えてるこりゃ受からないだろう
なんて思っているところの方が、意外に受かったりするかもしれんなと考えを
変えてみたんですよ。事務とかそういうの。

もちろん受からない日々が続くかもしれない。失業率は高いし、ニュースでも
正社員より非正社員の方が多いって会社も結構あるみたいだし。まぁ、世の中
悪いからダメだ!なんて叫んでしまうと終わりなので、もう一度奮起。けれども
あと六連敗、つまり十五連敗目になったらまた萎えてしまうかも。

これだけじゃクソつまらない愚痴の垂れ流しなので、狂人日記らしい我が悲しき
思い出を暴露
して今日は終わろう。

萎えると言えば我がムスコ。コイツは本当に俺の言う事を聞かず、どうでもいい
時に自己主張したり、肝心な時に萎えたりワガママだ。気持ちではまだ行くぞ〜
ガンガン行こうぜと思っていても、眠る時がある。困ったものだ。

あれは確か大学生の時、友人としこたま酒を飲んだ後に風俗に行ったんです。
酒を飲んでも元気になれる我がムスコ、酒を飲めば更に長持ちする我がムスコ。
六十分分コースだとして、大体二十分は風呂に入ったり雑談したりするために
四十分戦える力があればいい。四十分など短いので、そこまでじっくり濃厚な
ことはできない。当然回復時間など無い

幾ら酒飲んで長持ちするとは言え、外で飲んでいるために結構な量を飲酒して
しまっているので、一度カメハメ波をぶっ放せばチャージに時間がかかるの。
そして長持ちしてるとは言え、相手はプロの技を持っている。そりゃ上手い人
下手な人といるが、上手い人だとそんなに持たない。嬉しいけど(´・ω・`)。

んで、ここからなんですけど、前戯でぶっ放せば本番の体力がギリギリあるか
無いかとなってしまう。そして男は一度パワー全開になっても、すぐ失われる
ことが多々ある……のは俺だけじゃないよね?まぁ、話を進め、僅かな回復を
済ませるとさぁ本番。相手の中に侵入、こっちもそこから更なるパワー充填を
試みるけれど、その時酒を飲み過ぎていたり体調が悪かったりすれば……。

_| ̄|○ 中で萎えるなよ。


 7月21日
本日はサザンオールスターズの新曲発売日。ファンクラブにも所属している俺
ですが、ウッカリ忘れそうになったのは君と僕の秘密だぞ。まぁ、思い出した
からOKとして、話を進めましょう。

さて四十九枚目となった今作は「君こそスターだ」と「夢に消えたジュリア」の
両A面、カップリングには「DOLL」と三曲構成となっておりまして、結構な
聴きごたえがあるかも。君こそスターだはトヨタの、ジュリアはJALのCM
として流れていたので、聴いた事のある方も多いはず。まぁ、毎回恒例みたい
ですが、ちょっと曲の感想などを。

君こそスターだ
オリンピックの応援歌としての位置付けにあるこの曲は、バリバリの前向きな
曲ではなく、どちらかと言えばサザンらしい失恋から立ち直り、前を向こうと
する曲です。実はこういう前向きな曲ってサザンには少ないかも。まぁ、皆が
イメージする夏のサザンらしい一曲。ただ、波乗りジョニーから続くいかにも
王道っぽいから、実はちとマンネリを感じるかも。しばらくこういう路線とか
続いたからねぇ。えぇ、でもいい曲ですよ。

夢に消えたジュリア
グループサウンズを意識して作られたこの曲は、近年だとホテルパシフィック
みたいな路線である。こういう良い意味での雑があるのは個人的に結構好き。
また現実世界とは違った、どことなく童話のような雰囲気を持つ場所が舞台と
言うのが、より深みを与えてくれる。君こそスターだが明るい方向へ向かう曲
ならば、ジュリアは暗い方向へと向かう曲。しかし桑田ソロの東京より暗くは
なく、どこかギラついている感じがするのはやはりGS風味が多分に含まれて
いるからだろう。

DOLL
五年前に曲だけは作ってあり、歌詞を今回入れたと言うこの曲は、しばら〜く
サザンには無かった感じですごく新鮮に思える。五年前と言えばクソも売れず
桑田がガッカリしたイエローマンの時代か。確かにあの時代はこんな感じのが
多かったかも。曲調はじめっとした薄暗さを持つファンキーな感じか?上手く
説明しにくいなぁ。物悲しいダークな歌詞の世界に吸い込まていく曲である。
サザンで言えばパラダイスやゆけ!!力道山みたいな感じかも。かなり久々に
出会った曲調だけに、これは手放しで褒めたい。

とまぁ、よくわからん感想になりましたが、今回の三曲はライトファンからコア
ファンまで幅広く楽しめる作りとなっているため、かなりいい。シングルなら
ここ何年かでソロ含め一位か二位を争う出来かもしれん。まぁ、そりゃ発売日
当日にこんなこと書いているのだから、冷静ではないかも。

次はアルバム。最後に出したのが六年前のさくらか。出して無さ過ぎ。ベスト
アルバムの方がリリースしてるって、どういうことだ。まぁ、桑田は聞き分け
られない音にまでこだわって作るから、遅くなるらしいから仕方無い。完成度
高いアルバムを期待している。まちくたびれた〜。

ちなみにこのCDを買ったときにくじ引きをしたんですよ。ステッカーの端に
当たりかどうかってシールに書いてあるんです。フフフ、こういうくじに連敗
街道まっしぐらな俺。しかし、今回はTシャツは無理かもしれないが、うちわ
ならば当たる確率だって高いはず。つか、ほとんどうちわだろう。もらえない
よりはマシだ。いっくぜー……これだぁ!

_| ̄|○ うちわすら……。


 7月20日
ダダダダダダダダダ、バタン。ズルッ……カラカラ、フキフキ……ドジャー。
( ´D`)=3 ふぅ〜、すっきりした。でもまだ……。

おっと、こいつぁ恥ずかしいところを見られちまった。いや〜、腹具合がちと
よろしくなくてですね、急いでいたんですよ。切羽詰る前に行けばいいけれど
区切りのいいところまで作業を終えてから行きたいじゃないですか。まぁ作業
なんて格好付けてしまったが、やってたのはラグナなんだけどね。

まぁ、そんなわけで体調の悪い日だったんですよ。でもまぁ、こんなことよく
あるもので、今更騒ぎはしない。なので再びラグナをやろうとしたら、部屋の
ドア方向に気配を感じた。ムムッ、何奴?……なんだ、渚かぁ。

「むぅ、折角いいもの持ってきたのに〜」

そう言われ渚を見てみれば、右手にスーパーブルー、左手に冷醸が。発泡酒と
呼ばれるものが、何故ここに?よくわからないが、下手に理由を聞き出そうと
して不機嫌になられては困る。ありがたく貰っておこう。

「どっちらか一本ですからね。どっちがいいですか?」

別にどっちでもいいのだが、前にスーパーブルーを飲んだので今日は冷醸でも
飲むか。えぇ、昼間から酒飲んでラグナやってとダメ人間全開モード。あはは
これが堕落の味か、なかなか悪くねぇぜ、ヒャッホーイ!

それでまぁ、飲み終えての感想なんですけど、正直よくわからん

酒は好きだが、そこまで詳しくないからなのか、はたまたいつもボケーっとして
飲んでいるからなのか、味の違いがわからん。と言うか、発泡酒の味の区別が
つく人っているんだろうか?夏仕様はどれもこれも同じ味。ラベルだけ別にして
中身は全社一緒だと言われても信じそうだ。なんだかなぁ。

う〜む、違いのわからない男、桐生。こんなんじゃネスカフェのCMに出る事
なんてできないなぁ。違いがわからないと言えば、コーヒーもよくわからん。
いや、美味い奴は美味いけど、何が美味いのかよく言い表せないんだよね。
人生いかにぼけーっと生きてるかってことが露呈されちまう。よぅし、今後は
しっかりと区別をつけるメリハリある生活を目指そう。違いがわからないって
ことは俺のみならず、対象に対しても失礼だしな。

しかし、闇雲にそうしようとしても必ず挫折してしまうものです。こういうものは
やはり興味のあるものの区別をしっかりと付け、そうして徐々に様々な対象の
区別を付けられるようにすれば、違いのわかる男の称号が与えられるのです。
よし、とばかりに決心した俺はこんなところで勉強したりしてみる。ふむふむ
なるほどね。確かにこれは違いがわかる。しかし、だ。どれが優れているかと
問われたら……う〜ん、難しい。

いやほら、夏だしさぁ。


 7月19日
OKブラザー&シスターズ、本日の日記の前に入る前にちょっとラグナの話を
させてくれ。いやね、昨日一昨日あたりからコンロンダンジョンに篭り始めて
金を稼いでいたら、結構金が入ってきたんで、ここは戦う時のために少しでも
強くなろうとシルクハットをマイモンクに買ってやろうとしたんだが、露店の
商品は高くて高くて。しかし、材料集めて作れば安く作れると発覚。レア運が
無く、転売もしない俺なので少しでも安い方がいいとばかりに、材料を集めて
回ったんだ。そうして本日の夕方、ようやく完成!ヒャホー。

うん、そんなわけで今日もほぼ一日中ラグナ漬。いやね、今週からまた職でも
探さないといけないかなぁ、手始めにバイト雑誌でも買うかと思ったが、まだ
肩はひどく痛かったし、腹も下していたので断念した根性無しの俺に乾杯。

この日記を書いている今は大分良くなったから、安心して下さい。と言っても
読者の中にはそれでも俺を心配して、かつその中には女性読者がいたりしつつ
その上俺に好意を持ってくれている人がいないとは言い切れないじゃないか。

えぇ、桐生先生の左肩ってそんなに痛いの?どうしよ〜、左肩が痛いのは心臓
とかが悪いと痛くなるんだよね、確か。どうしよう、何かしてあげたいけれど
先生のお家わからないし、電話で励ます事もできない。もしわかったら絶対に
私が看病してあげるのに〜。それも先生が好きなスクール水着とか巫女服とか
メイド服とかで、恥ずかしいけどがんばっちゃうのに〜。

なんて人がいるかもしれない、ゼロとは言い切れない。おぉう、しかしここは
ネットの海。迂闊に晒せばどんな人にどんな利用をされるか、わかったもんじゃ
ない。しかーし、諦めるな少女達よ。ネットにはメールと言う物がある。この
文明の利器を使えば貴方のちょっぴりドキドキでいや〜んな画像も送れるぞ。
それに俺はMSNメッセもやってる。メールアドレスがまんまメッセのアドレス
なので、ライブカメラを使えば動画でいや〜ん。さぁ、どうだ!

わぁ、そっか、メールかぁ。じゃあ、気に入るかどうかわからないけど、うん
先生を元気付けるために私の画像でも添付しよっと。どんなのがいいかなぁ〜
元気出して下さいね♪なんて書いている紙を持って普通の格好で写すのがいい
かもしれないけど……えぇい、もう夏だし暑いし、スクール水着でも着ちゃえ。
そして、私と先生だけのサイトを用意して、そこでもっと親密に。いつか必ず
お会いして、一杯喋って、お酒とかも飲んで……そして、やっぱり夜は二人で
一緒に寝て……やだっ、濡れてきちゃった(///)

なんてな、おい!いや〜、今日からのメールが楽しみだな、こりゃ。大丈夫だ
そこの君、容姿に多少自信が無かろうが、体に自信が無かろうが、俺は出来る
限り受け止めようじゃあないか。先日、リアルふたなり動画を見て、これなら
俺でも大丈夫っぽいぞと考えたくらい性に対しては寛容だ。うん、ただの変態
かもしれんが、そんな俺を許せ。

な〜んてことを考えていたら、メールが届いているのに気付いた。おや、この
日記を書く前にメールだなんて、そうか、我が読者は俺の心なんてお見通しと
言うわけか。ハハハ、まいったねこりゃ。え〜っと、三通か。一つ目は未承諾
広告……削除。二つ目はエロDVDの新作案内……保留。三つ目は……。

ヽ(`Д´)ノ ウィルスかよ!


 7月18日
左肩が痛い、とっても痛い。うぬぅ〜、なんじゃこりゃ?昨日久々に二時間の
運転をした疲れが残っているのか?それとも知らないうちに疲労が蓄積されて
いるのだろうか?ともかく痛〜い。

「そんなに痛いんですか?じゃあ、揉んであげますよ」

おぉ、頼むよ渚。おぉう、きっくぅ〜……てか、いでででで!ぎゃー!

「せ、先生。すっごく固いですよ。バンバンじゃないですか」

くぉう、やっぱそうか。いや、自分でもこってるかな〜とは思っていたんだが
やっぱり他人から見てもそうか。あだだ、いでぇ〜。確かにバンバンだ。でも
ムスコは毎日ビンビンよん♪

「……また下ネタですか」

いいじゃないか。あだだだだ、本当に痛いな。あまり同じところ揉み続けると
悪いかもしれないな。もっと下を揉んでくれ。

「あ、はい。ここら辺ですか?背中も張ってますね〜」

おぉう、そこも気持ちいいけど、もっと下だ。

「もっと下って、腰ですか?ここも固いですね。座ってばかりいるからですよ」

ぐぅお、いってぇ〜。でも、もうちょい下、そして裏側も固くなっているぞ。
早く揉んで〜、揉みさすってくれぇ〜。

「……(ツボをぐいっ)」

_| ̄|○ あぁん、痛いよぅ。


 7月17日
私には二人の爺さんがいます。一人は同じ家に住んでいたけれども、脳梗塞で
倒れてしまい近所の病院で入院している爺さん。もう一人は同じ札幌だけども
我が家から車で一時間くらいのところに住んでいるのです。

その話はちと置いといて、昨日母親から爺さんの見舞いに行かないかと言われ
俺もしばらく見舞いに行ってないからたまには行くかと決心。いやね、見舞い
行きたくないんですよ
。ぐったりとパジャマを着て寝転がっている人が俺らを
見たら嬉々として起き上がり、元気かどうかなんて会話をするが、病院なので
他の患者に迷惑がかかるかもしれない。ほら、見舞いにあまりこない患者とか
そう言うの見ていたら羨ましく、寂しい気分になりそうじゃないですか。

それに、身内や友人知人がそこまで弱っている姿を見るのはイヤだし、相手も
見せるのはイヤじゃなかろうか?まぁ、着てくれたら嬉しいのだろうが。まぁ
そんな理由で見舞いには行かないが、さすがにたまには顔を出そうと。

そして本日支度をしていたら、今日見舞いに行くのは近所の病院にいる爺さん
ではなく、離れた方の爺さんの見舞いだと知り驚く。なんだと、この暑い日に
一時間かけて行くのか……いや、実際大した事無い距離なのかもしれないけど
見舞いがイヤだし出不精な俺はテンションダウン。うーん、まぁでも、車ならば
クーラー効くし、運転も親父がするだろうからいいか。

「お父さんは行かないわよ。だから、電車でね」

Σ('A`) な、なんだってー!?

土曜日の昼、おまけに札幌にしては暑い日。そんな日に電車に乗って行くのは
イヤじゃ。しかしもう支度を済ませてしまった。仕方無い、俺が運転しよう!
どうせ出るなら快適に!それを認めないと俺は行かないぜ!

別に反対される事も無く、母と妹と婆さんを乗せて出発。バックは苦手だけども
他はそこそこ運転技術を身に付けつつある俺。ただ俺は道が覚えるのが非常に
苦手で、何度通っても覚えられない。なので、妹にナビをしてもらう。オロロ〜ン
カーナビあるのにね、一応。

しばらく運転していたら、パラパラと雨が降ってきた。俺が決心を固めて外出
したらいつもこうだ!気にせず運転していたら、次第に強まる雨。やがて豪雨。
おまけに……ぐぁ〜、腹痛い〜、便所いきたーい!

しかしあと少しで着く。病院には当然便所がある。降り続ける雨、混んでいる
道路、限界近い肛門括約筋。負けるな、負けたら恥晒し以上に人として、家族
として終わりだ。あぁん、道間違えた〜。

それでも何とか病院に着くと、腹痛は治まった。うぬぅ、まぁいいか。病室へ
行くと爺さんが寝ていたが、俺らに気付くなり起き上がる。この爺さんはその
昔相撲取りであり、また従兄弟に横綱吉葉山を持つ人物。しかし、俺にそんな
能力は無く、せいぜいぼよんと出た腹が似てるくらいか?

見舞いは十分かそこらで終わった。帰る頃には雨もほとんど止み、のんびりと
帰路へ着く。腹痛も無ければ渋滞も無い。帰るなり早速氷結を飲んで、運転の
疲れを癒す。はぁ〜、眠くなってきた。でも今日はK−1がある。あの曙がまた
出るみたいだ。戦いには期待などしていないが、まぁ見てみたい。眠らずちと
起きているかな。

_| ̄|○ 寝ていればよかった。


 7月16日
本日は札幌の豊平川で花火大会があるのです。今日は夏らしく、札幌にしては
暑い一日なので、花火日和と言っても過言ではありません。浴衣に身を包んだ
女性が歩く姿は夏の風物詩の一つであり、また男性もそうした女性を連れ花火
大会まで出店を見て回り、楽しく歓談したりすることは普段のデートと違って
趣があるものです。

そうして夜も更けてきた頃に軽快な爆発音がこだまする。皆が空を見上げれば
色鮮やかな花火が夜空を彩り始める。赤、白、緑などの火花は夜空が青から黒
へと変わり、それが時間によって様々な顔を見せる。一時とも同じものは無い
花火に人はじっと見詰めてしまう。

そうして夜風が頬を撫でたとき、ふと男は隣にいた大切な人を思い出す。花火
にはそんな魔力があるのかもしれない。花火が瞬く度に彼女の顔も輝く。さて
どちらを注目すればいいのだろうかと考え交互に見ていたら、彼女と目が合い
どちらからともなく微笑みを交わし、花火大会の後の事を考える。

そう、花火大会にはロマンスが潜んでいるのです。初めて二人で買い物に行く
よりも、初めて花火大会に行った方が急接近できるのです。外出すると言う点
では同じなのに、ただ夜空の花火を見るだけでやましいことはしないのに!

え、俺?花火大会行ってたら日記なんて書いていませんよ。'`,、('∀`)'`,、

つーか、今日妹が浴衣を着ていたのを見て、花火大会だと思い出したくらいの
俺が、そんなロマンスを演出できるわけがない。うん、普通にラグナやってて
わーい今日は稼げたぞー、なんて喜んでいたくらいだ。もっとがんばれ俺!

さて、妹が花火大会に行くとのことなので、何か餞別でもやろうかと思った俺。
普通なら三千円くらい渡して、これで美味いもの食って来いとか言うのですが
生憎俺はそこまで立派ではない。むしろ無職。だが、何か無いものかと部屋を
見渡し見付けたのが、ウィズユーカードと呼ばれるオレンジカードの地下鉄版
二百六十円分。まぁ、一区間くらい乗れるだろう。どうせ俺はあまり外出など
しないし、あげちゃえ。

「えっ、本当にくれるの?!うわ〜、ありがと〜♪」

( ´D`) おぉ、結構喜んでくれた。やはり喜ばれると嬉しいものだなぁ。

「いや、本当に、すっごく嬉しい。こんなにもらっていいの?」

( ´D`) こんなにって、まぁ今まで端数の何十円のやつばかりあげたから
      そう思われても不思議じゃないか。

「あ〜、すっごい嬉しい。本当にありがとう。兄ちゃんに感謝感謝だわ」

(;´D`) あの〜、二百六十円でそこまで喜ばれると、余程今まで甲斐性が
      無かったみたいで……やめて、そんなすごい大金あげたわけじゃ
      ないのに、そんなに喜ばないで!お前今年二十一になるんだろ!
      俺より金あるだろ!やめろよ、恥ずかしいなぁ。

悪意が無いだけに、いや〜ん。