狂人日記

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 7月15日
自分の親戚に横綱をやってた人がいてビックリした本日。いや、何十年も前の
横綱ですし、当然会ったこともない上に爺さんの叔父さんと言う遠い遠い人で
あるために親戚と呼べるのかよく考えたらわからないが、それでもそんな人が
いたってことは、何だかすげぇと思ってしまう。俺も後々すげーって言われる
人になりたいもんだなぁ。

さて、そんな俺は本日何をしていたかと言いますと、ゴロゴロとラグナをプレイ。
長編小説の感想を聞きたく人に見せようとしても、長いからと読まれなければ
自分の成果がわからずにしょんぼり。だが、ゲームは自分がやっただけ成長を
確かめられる。あぁ、レベルが上がる、金が溜まる〜♪

ただ、やっている最中にふと自分の顔に異変が起こった。最初はさして気にも
留めずにいたのだが、次第にひどくなっていき、集中できなくなっていった。
う〜ん、う〜ん……あぁん、もうダメだ!

('A`) 顔が痒い!

昨日結構汗をかいていたくせに、今日顔を洗うのをサボったためか、妙に顔が
痒い。最初はチクチク痒い程度だったが、次第に痛いくらいに痒くなってきて
ゲームどころじゃなくなった。う〜ん、後で風呂に入るとしても、ちょっと顔でも
洗っておくか。

じゃばじゃばと顔を洗えば、多少スッキリ。しかしまだ違和感がある。うーん
やっぱり不潔なのはイカンなぁ。しかし、顔を洗ってもこれじゃ……。

( ´D`) そうだ、パックをしよう!

思い立ったが吉日。前に妹の部屋から無断で拝借した部分パックを久々にして
みることに。痒い部分は眉の間と目の下の頬、そして鼻。幸いパックは何枚か
あるので、いっぱい貼ってやれ。まずは眉の間に貼ろう。パックは三角なので
丁度貼れそうなのだが、さてどう貼ろう。眉の間に△の尖がってるのを上にして
貼ろうか、それとも▽にして額に広く貼ろうか。

しばらく考えた後で、額はさして痒くないからと△して目の近くまでパックを
貼り付けた。う〜ん、ちょっと目に入りそう。ふと説明書きのところを見たら
目の周りには使わないで下さいと。あわわ、じゃあ剥がさないと!

水につけてすぐ剥がしたため、貼ったところがノリでべったべた。うっへぇ〜
ちゃんと貼り付けていないとこうなるのか。やっぱり額に広く▽の形で貼ろう。
うむ、一つ賢くなったぞ。他には頬や鼻に貼り付けて、しばし待つ。

十分してから剥がすと、それなりに綺麗になった気がした。うむ、スッキリ。
やっぱり清潔なのが爽やかモテ系の証だね。っと、風呂の時間だ。顔パックを
したすぐ後に入るのも、まぁよかろう。パックのゴミみたいのが付いてるかも
しれんからな。風呂に入り、頭を洗ってから顔を洗う。ゴシゴシ……。

ぐぉあ、ヒリヒリするー!


 7月14日
今日こそ久々にラグナでもやろうと起床と共に決心し、パソコン起動。消そう
消そうと思っていたけど、いつかやるだろうと思って消していなかったラグナ
関係のファイルが残っていたために、丁度千五百円残っていたウェブマネーを
ガンホーに払う。うむ、問題無いぜ。

受領完了しましたとメールが届くと、さっそくラグナを起動。久々にモンクで
遊ぼう。そう思っていたら、なかなか画面が変わらない。何でだろうかとよく
画面を見ていたら、しばらく遊んでいなかったためにパッチが山ほど溜まって
いる。時間がかかりそうだったので、メジャーリーグでも見ながら待つ。

しばしメージャーリーガー達のプレーを堪能してからパソコンに戻ると、あら
パッチが落ちてるじゃなーい。ログイン画面へと進めば、おぉ見慣れない画面
じゃないか。前はダンサーの絵がデカデカと載っている、俺にとってちょっと
不快な感じだったのだが、今回のはディフォルメされたキャラが可愛い。よし
やるか!そう意気込んでパスワードを……パスワードを……。

?('A`)? あれ、パスって何だっけ?

確か前に、セキュリティ向上のためだか何だかで、パスワード変更を余儀なく
されたんだった。あれ〜、何だっけなぁ?とりあえずそれまで使っていたのを
打ち込んでみるが、当然パスワードが違いますの文字。

しばし俺が考え付きそうなものを打ち込んだが、やっぱりダメだ。ふとそこで
パスワードには数字も何か入れろと言われたのを思い出し、またもそれっぽい
パスワードを幾つか打ち込んでいたら、ある時からサーバーキャンセルとしか
表示されなくなった。何だよ、またサーバー腐ってるのかよ!

一旦止め、パスがわからなければ変えればいいじゃないかと思い、パスを変更
してきた。これで大丈夫だ。さぁやろうと思い、再びログイン画面へ。新しい
パスワードを打ち込む……サーバーがキャンセルされました。まぁ、こんなの
ベータ1に比べたら軽いぜ。そう思って何度も打ち込むが、何度やってもダメ。
無情なサーバーがキャンセルされましたの文字ばかり。

何か変だと思って、チャットでラグナをやってる友人にパスとIDを教えてちと
入れるかどうか試してもらう。入れなかったら、サーバー自体がダウンしてる
可能性がある。入れたら俺の方で問題がある。

「おーい、普通に入れるぞ。ほれ、スクリーンショット」

送られてきたファイルを受け取ると、正真正銘俺のキャラ。あんれ〜、じゃあ
何で俺は入れないのかと考えて相談してみたら、不正ログインをブロックする
ために、何度かパスワード間違ったらそのIPを遮断するのではと。なるほど
ならしょうが……ダメだって、おい!

何故だか知らないが固定されてる我がIP。そんな登録した覚え無いんだけど
IP遮断されたら折角払った金が無駄になる。それはいかん。友人に何すれば
IP変わるかと聞けば、とりあえず再起動しろと。それがダメなら電話ジャックを
抜け。それでもダメならモデムの電源外して、付け直せ。それすらもダメなら
諦めた方が衛生上いいぞと。簡単に諦めるのは腹立たしい。

1:再起動→当然IP変わらず。失敗。

2:電話のジャックを抜く→やはりIP変わらず。失敗。

3:モデムの電源を外す→ネット接続すら一時できず焦る。

あわわ、電源の入れ方間違ったのか、ネット接続されんぞ。慌ててやり直して
事無きを得たが、やっぱりIP変わってない。もうダメだぁ〜。チャットでそれを
報告。やはり我がパソコンは謎だ。しかし往生際が悪い俺はそれでもラグナを
起動し、ログイン画面でパスワード打ち込み……あれ、入れた

何が原因なのかわからないが、多分一定時間特定IPをブロックする安全対策
なのだろう。ちくしょう、サポートページにそんなこと書いてなかったぞ!
さすが俺の個人情報漏らした会社だ。

ともかくこの度めでたく復帰となりまして、またしばらく遊ぼうかと思ってますわ。
ちなみにサーバーはセス、キャラはモンクを主に。何故女アカなのかだって?
だって可愛くないとモチベーション続かないだろう。昔は男アカだったけれど
飽きてしまったのさ、アハハン。ちなみにこれね。

早々に飽きるか、長くハマるか。


 7月13日
久々にラグナでもやろうかと正午に思い立ったが、今日は火曜日でメンテの日
だったなぁと思い出し、今日は断念したところから一日が始まりました。まぁ
明日からでもいいや。ところでパスって何だったっけか……?

メシを食い終えると今日は真面目にすぐ昼から打ち込み開始。最近本当に自信
喪失気味な私。拠り所である小説も周囲に目も向けていられない気がしており
まぁ、負の連鎖突入モード。そうなるとストレスに極端に弱い胃腸が過剰反応
するものでして、言ってしまえば……ゴロゴロゴロ、あいたたた。

そんなしょんぼりな状態でカタカタ打ち込んでいたら、妹が参上。小説を執筆
していることは当然知られているし、原稿を机に置いているためにペンネーム
だって知られているが、作品を見せたことはない。エロゲーしてるのを見られ
ようが、スク水抱き枕抱きながら寝てるのを見られようが、小説見られるより
マシじゃ。幸い、向こうも見せてなんて言ってきたことは無いので興味は無い
だろうけど、それでも用心のためワードを終了する。

よく妹は俺の部屋に来るが、別段互いに話すことも無く、ただぼけーっとして
いるばかり。時折ちょっと会話をするが、妹は我がベッドでゴロゴロしてるし
俺もネットでニュース見たりフリーセルやってたりと、毒にも薬にもならない
ことをして、時間を潰す。

しかし仲が悪いかと言えばそうでもなく、かなりシンクロ率が高いのも確かだ。
今日もふと小腹が空いたな〜と言えば妹も何か軽く食べたいと言い出してきた。
俺はタコヤキが不意に食いたくなり、妹はアイスが食いたいとか言い出した。
どちらも家に無いので、近所のスーパーまで車で出動……したはいいのだけど
我が服装に問題あり。

いやね、アロハシャツにジーンズはいいと思うんだ。近所だし、買い物もすぐ
終わるし。髪が少々ベタついていたのも許してくれ、この日記書いているのは
風呂入った後だから、ちゃんと体は清潔にしてるつもりだ。でもね、アロハに
革靴
は自分でもどうかと思った。そろそろサンダルの季節だよな、うん。

買い物を滞り無く終え、帰宅するとタコヤキを食う俺。ん、腹痛はどうしたか
だって?どうせ何食っても腹痛くなるんだったら、美味い物食った方がいい。
俺はそんな考えの持ち主である。妹が買ったポテトチップスも食い終え、二人
ぼへーっとしていたら、母がやってきた。

母は綺麗好きであり、ゴミの分別にもマメな人だ。プラスチックゴミとそうじゃ
無いものをより分ける。俺はいまいち区別がつかないのだが、ポテトチップスの
袋もプラスチックゴミに分別らしい。ふぅん。ともかく、タコヤキの紙の部分と
そうでないのをより分けるのを見ていたら、母がタコヤキの紙の上にポテトの
カスを無造作に捨て始めた。勢い良くやったため、カスは紙に収まらず、我が
絨毯の上にバラバラ……って、コラー!

もう少し先を考えてくれ。


 7月12日
おーい渚、チーカマ少しやるよ。ほれ。

「いいんですか?すみません、では……か、からっ、辛い〜

渚に渡したのはハバネロチーカマ。自分が食う前に食わせて、どのくらい辛い
ものかと反応を見てみたのだが、何やらすげー辛そう。いや、でも渚は辛いの
苦手だし、あまり参考にならんな、はっはっは。では、俺も。

( ´D`) パクッ、モグモグ。

( ´D`) ??モグモグ、モグモグ……。

(;´D`) なんだこりゃ、あまり辛くないぞ。

ハバネロと言うからにはすごいものを期待していたのだが、何だ全然辛くない
じゃないか。チーズ部分はピリピリした辛さがあるけれども、カマボコ部分は
辛くない。何でもハバネロって付けばいいってもんじゃないぞ。うーん、これ
だったらスナックやカレーの方がすごかった。いまいちなのに残念。

「何言ってるんですか、辛いですよ。先生は辛党だから平気なんです」

でも食えただろ、それ。少しだけど。カレーの時は匂いでダメだったじゃない。
スナックの時も口に入れたはいいが、吐き出したじゃないか。お前が食えると
言う事は、大した辛くないんだよ。

「人を辛さ判定機にしないでくださいよ〜」

まぁ、ハバネロはガッカリだったがまだあるんだ。次は沖縄県産島唐辛子入り
ソーセージ。島唐辛子ってのはすげー辛くて、俺が沖縄行った時にソーキそば
注文したんだよ。その時にこれをかけると美味しいってのがあり、掛け過ぎて
辛くて食えなくなるとこだった。それが島唐辛子。今度は俺から食おう。

( ´D`) パクッ、モグモグ。

( ´D`) ……あれ?

「どうしたんです、先生?辛いんですか?そうじゃないんですか?」

うん、辛くない。てかこれ、普通のソーセージだ。

「ホントですかぁ?でもピリ辛って書いてますよ」

いや本当だって、少し食ってみろって。俺を信じろ。もし泣くほど辛かったら
明日から一ヶ月間エロゲしないから!

「そ、そこまで言うんでしたら……(もぐもぐ)……あ、ホントだ、そんなに」

ほら言っただろ。やはり俺が辛党だからってわけじゃなく、これはあまり辛く
ないんだ。残りはもらうぞ。もぐもぐ、もぐもぐ……おや、食ってるうちに喉が
熱くなってきた。ハバネロがいきなりくるやつなら、これは後からくるのか。
でも耐えられないって辛さではないし、やっぱりピリ辛程度。

ケツが活火山になりませんように。


 7月11日
オールスターでの新庄のホームスチールにびっくりだぁ、なんて挨拶から入って
みたいと思います。やっぱりこういうお祭り男がいれば違うねぇ。真剣勝負も
当然いいけれど、お祭りならではのものも楽しいもので、新庄のプレーもそう
だけど、五十嵐のストレートもよかった。来年もありますように。

さて、本日は選挙です。世間の政治熱も段々冷めてきているように感じるのは
俺だけでしょうか。政治に無関心てなわけじゃないのですが、公約を果たされて
いるのかどうかよくわからない政党、国民の声を本当に聞いてるのかわからん
国会審議……お恥ずかしい話、俺は各政党の違いもよくわからん。こんなのが
有権者でいいのかなぁ?

それでも一応有権者の義務として、選挙には毎回欠かさず行ってます。内心は
どこ入れても世の中変わらないし、そもそも選挙時期になると選挙カーが凄く
うるさくて堪らないと思ってるので、意欲ってのが無い。惰性で行ってるだけ
かも。まぁ、候補者の顔もよくわからんまま行くのは、さすがにヤバイか?

選挙に行った人ならおわかりでしょうが、投票用紙に記入する時のエンピツは
非常に柔らかい。ただでさえ筆圧が強い俺は、柔らかいと折ってしまいそうで
書きにくいことこの上ない。それにまぁ、読めればいいか〜なんて気分で書く
から、字が汚いの何の。小学生でも書かないような字になって、さすがに投票
ボックスに入れるとき恥ずかしい。

そう、俺は字が下手なのです。小学校高学年くらいから、一向に字が上達して
いないのです。おかげで母親には今日押入れ整理された時に小学校時代のノート
見付けられ、アンタ小学校の時のが上手いんじゃない?とまで言われる始末。
新聞の折り込み広告などで筆ペン講座やボールペン講座などがあれば、今から
でも遅くないから習えと言われるし……うぬぅ〜。

いやね、小説を書くときにはまず原稿用紙と言う紙媒体で書くんですよ。俺が
小説を書き始めたのは十八の秋だったかから。それから今までずっと紙媒体で
書いてきた。原稿用紙換算でおよそ五千枚以上、文字にして二百万文字くらい
書いているのだ。しかーし、クソも字が上手くならん。それどころか年々下手に
なってる気がする。な、何故だぁ〜。

「先生、字を崩して書いてるからじゃないですか?」

それはあるかもしれない。一応読めるくらいだけど、原稿書いている時に字の
綺麗さなんて求めていないし、また素早く書かないと浮かんだアイデアをすぐ
忘れてしまいそうになる。そのクセが染み付いてるので、いざ公共の場で字を
書く時、汚く見える。

う〜ん、本当に字を習った方がいいかもしれん。字を綺麗に書けるってことは
社会生活において大きなアドバンテージを持つ。契約書とかでも綺麗な字だと
やり手に見えるしね。

エッチももっとやりてぇんだが。

ひいぃ〜、そんな目で見ないで。石投げないで。俺が悪かった〜。


 7月10日
本日は日本野球のオールスターです。各球団からファンや監督の推薦によって
スタープレイヤー達が、セントラルとパシフィックの両リーグに分かれて戦うの
です。世間では合併だの一リーグ制だのと縮小傾向に話が進み、選手会などの
意見をオーナー側が聞き入れないと言う、何とも寂しい話ばかり。

オーナー側の話を聞けば他の企業は信用が無いだの何だのと言っていますけど
結局内輪でやっていたいんでしょうね。信用ある企業ってどこだろ?ソニーや
NTTなんかかな?野球チームあるシダックスとか?まぁ、一野球ファンでも
あり、実際昔野球少年だった俺としても、国民の娯楽として定着している野球
と言うものを変な形にして欲しくないなぁ。

日本はスポーツでしか明るさを求められないのか?なんて広告か何かがこんな
フレーズを掲げていたが、実際そういう人は多いと思う。サッカーだって野球
だって相撲だって、ひいきにしてるのが勝てば何となく嬉しい。そのスポーツ
すら暗い話に塗れていたら、いや〜なムードに包まれそうだね。

やっぱり世の中爺さん婆さんが動かしてる事に疑問を持たねばイカンのかも。
政治家だってそういうオーナーとかだって、七十超えたりしている人間が多い
けれど、人間年を取れば判断力が鈍ったり、柔軟性に欠けたりするはず。ヘタ
するとボケるだろうし。若い力が日本を動かす、なんて言っても現状は爺さん
ばかりが動かしているんだよねぇ。政治家やオーナーとか、六十五歳過ぎたら
強制的に定年にならんかね。

自分は大丈夫だと思っていても、年々ある時期を過ぎれば衰えてくるものなの
です。まだ大丈夫、もう少し大丈夫と誤魔化し続けていたら、きっと手に負えぬ
事態へと繋がる事でしょう。

俺なんかそうした能力を発揮する機会なんか無いのでよくわからないけれども
それでも明確にわかることがある。おっ、勘の良い読者はここでまた性欲とか
言うんだろ、ミエミエだよ
なんて思ってるのでしょうが、残念ッ。慌てずよく
聞きなさい。

いや実はね、年齢を重ねると共に、ムスコの起き上がりが悪くなってきたのが
目に見えてわかるんですよ。おぉう、何ですかその同じじゃないかって目は。
怖いから止めて下さい。いや、まぁ聞いてくださいな。

よく男性の勃起状態は掌をパーに広げ、腕と手首を水平にした状態から親指が
十代、人差し指が二十代、中指が三十代……てな風に例えられます。十代の頃
には何を言ってやがる、迷信だと思っていたけど、ふと気付けば確かにあの頃
よりも下がっている。あれれ、確かに十代の頃はムスコが腹を叩いていたのに
今はそんなとこまでいかん。どうしたコラー、二十代はヤリ盛りだぞ。

意思に反した老化に人は為す術を持たないのかも。うーん、エビオス錠なんて
手段もあるが、別に飲まなくてもまだそう困ってないからなぁ。いや、そんな
まだ平気だって気持ちがイカンのかも。どこでおねーちゃんに誘われるかなど
わからないじゃないか。かの板垣恵介もヨーイドンで始めるやつは格闘家じゃ
ないと言ってるじゃないか。いつでも応対できるのが、現代のサバイバー。

それよりこの腹だよなぁ。


 7月9日
昨日あんなに苦戦した動画も、日記アップ後に色々教えてもらって何とか見る
ことができました。えぇ、夢のディスクでしたよ。WINDVDはいいねぇ〜。
導入後、リアルプレイヤーでも見れたのでコーデックも更新されたのかもね。
どうでもいいが、コーデックって意味も俺はよく知らない……。

さて、エロ動画の話をしていると品位を疑われかねないので、日記でも。いや
今日は再びケンドーとその後輩の女の子がやってきた。うーん、やっぱ女の子
にも名前を付けよう。そうだな……まだ免許取って間も無さそうだから若葉で
いいや。女の子らしかろ。

ともかくここ最近何度も来てる彼ら。お喋りはしているけれど、遊びに来てる
わけではない。と言うのも、先日妹を保険に加入させたので、今日は妹を立ち
合わせて確認をしなければならないのだ。ちなみに、本来はそうして本人立ち
合いの元で進めるのだが、俺の時は知らない間に加入されていた。

妹の帰宅後、四人で歓談しながら保険の話を進める。もうほとんど書き終えて
いるために、妹がやることは健康状態のチェックと、ハンコを押すことだけだ。
ものの数分で終えると、少々お喋り。若葉ちゃんには悪いが、高校の時の思い出
話に花を咲かせる。共通の先生とか、俺がエロ本を色々な学生に流してたとか
部活のこととか、俺がエロビを後輩に貸してたとか、学校で起こった事件とか
俺がケンドーに結構エロ本エロビ貸してただとか……。

いかーん、また品位を疑われかねない話じゃないか!

しかし、こういう下ネタも平気な我が妹、何故か受ける若葉ちゃん。妹なんて
どーでもいいのだが、若葉ちゃんに受けるとは。いや、受けるのはいい。ただ
過去こういう話で受けた女性は総じて俺の評価は面白い人止まりにしかならず
ロクなことにならん。まぁ、受けなくてもロクなことにならんのだが……。

しかし、自分の話で面白がってくれるのは嬉しいものでして、俺の中のいらん
芸人根性と言うものが疼くッ。何にせよ、考えてみたら久々に友人が連日我が
家に来るし、女性を我が家に上げるのは……先日後輩来てたか。

しばし歓談した後、ケンドー達は再び職場に戻っていった。すっかり昼寝する
タイミングを逃した俺は、そのまま起きていて夕食に。本当は夕食前に少しでも
寝ておきたかった。と言うのも、数日前から猛烈に腹具合が悪いのだ。

腹痛のまま、夕食に挑む。味噌汁飲んで、ヤキソバ食って、サラダ食って、水
三杯飲んで、味噌汁おかわりして、母親にフルーツ牛乳余ってるからと瓶一本
渡されたので一気飲みし、渚にあさりと野菜のスープがあるけどと言われたので
器一杯飲んで、また水飲んで……あぁん、また腹痛い。何故だ〜。

「水分の取りすぎじゃないんですか?」

おなかタプタプ、けつヒリヒリ。


 7月8日
先日、友人からとある一枚のDVD−ROMを頂きました。おい、これは一体
何だねと訊けば、友人は笑ってこう答えました。

「この中には夢が詰まってるぜ、ボーイ」

大抵そう言って渡されるものと言えば、エロ動画とかです。きっとこの中にも
ご多分に漏れず、エロエロな平面のおねーちゃんが閉じ込められているだろう。
ぬおおおおぉー、早く助けなければ!

そう意気込んでいたが、つい忘れて数日過ぎて、今日その円盤の存在をふっと
思い出した。夢か……最近は夢と言えばエッチしてる夢かエロゲやってる夢と
言った、悶々としたものばっかり。毎日抜いているんだがなぁ。まぁ、今一度
新しい夢を加えても良かろう。さて、再生してみるか。

ディスクの中にはエロそうなタイトル。これは期待が持てるぜ!とりあえずは
リアルプレイヤーで再生……できない?!

ClassFactory は要求されたクラスを提供できません

ま、まぁ、こんなことはよくあることだ。リアルプレイヤーでダメならば奥の
手であり万能選手のDivXプレイヤーにがんばってもらうか。それ!

ClassFactory は要求されたクラスを提供できません

Σ('A`) ば、バカな!?

強敵だ。まぁ、普段の俺ならここで諦めるが、夢のためならがんばらないと。
コーデックを拾ってきて、インスコ。さぁ、これで大丈夫だろう。クックック
てこずらせおって。しかし、最後は私が勝つようにできてるのだ!

ClassFactory は要求されたクラスを提供できません

な、何故ホワイ?うぬぅ、やはりフリーソフトは信用ならんかったか。やはり
ここは元から入っているWINメディアプレイヤー9で勝負だ。天下を制した
マイクロソフトなら行けるだろう。そりゃー!

不明なエラーが検出されました。

_| ̄|○ノシ 俺の敗北、か。


 7月7日
本日は七夕です。幼い頃は結構こうした行事を気にしていたのですが、今では
すっかり無関心。まぁ、幼い頃は織姫と牽牛をロマンチックだと思ったりして
いたし、何よりそうした行事があると美味しいお菓子を食えたからかもしれん。
昔はすごい甘党だったからねぇ。

今になって織姫と牽牛にそうしたロマンを求めることは難しくなってしまって
いる。と言うのも一年に一度しか会えないから、その出会いにロマンティック
みたいなものを見出していた。しかし、その後に待つ別れとまた一年の歳月は
残酷であり、互いの気持ちを考えるととても祝福なんて言ってられん。

それに、幾ら好きでもほぼ永遠に一年に一度だけしか会えないで愛情を保って
いられるものなのだろうか。俺が牽牛なら一年に一度の自分より、もっと会う
ことのできるだろう他の人に織姫を進ませるかもしれん。まぁ、二人はそんな
道を選ばずに愛し合ってるのだから、大したものだ。

やっぱりあれか、一年分を吐き出すからミルキーウェイ(天の川)なんてのが
できるんだろうな。いやー、いいね。俺なんて三回目はあまり出ないしなぁ。
とまぁ、七夕でこの話をしたかっただけなんだよね、てへへ♪

さて今この日記を書いている最中、K−1WORLD MAXと言う中量級のを
見ているのですが、やはり色物ばかりとなってきた無差別級と違ってスピード
パワーそして技術が見ていて面白い。やっぱり鍛えた戦士同士の戦いを見ると
燃えてくる。古来より人間はこうしたものに惹かれているのだろう。

そして俺のケツも燃えている。相変わらず一味唐辛子を味噌汁にかけまくって
いるため、腹具合が悪くなることもある。うむむ、観戦の途中だけども便所に
さっと行ってくるか。CMだ、チャンスだ!ダダダダダ、バタン!

便所に入り、すぐに用を済ませようとする。あぁん、ケツ痛いなぁ。まぁでも
もう終わったんでケツ拭いて……ああああぁ、しまった!

腹痛のため縮こまっていた我がムスコに加えて、早くテレビ見ようと勢い良く
小便を出したため、便座と便器の隙間からはみ出てしまった。なんてこった。
間に合っているのに、ズボンのケツが濡れた悲しさ。嘆いていても試合は先に
進むので、急いでケツと便器を拭いて、着替える。

しかしこういうのは俺だけなのだろうか。女性はこういうこと無いだろうけど
男性はあるだろう。あるって言って。しかしあれだな、これは普段いかなる時
だろうが油断してはいけないってことだ。俺は俺に負けた。はぅん。

でも過去に何度もやってるのよね。


 7月6日
前回(6月29日)の続き
金が無いと四月から嘆き続けてきた俺はもうバイト八連敗。友人や親戚などに
本気で心配されてきてるため、ここらで働いておきたいと思い近所の家具屋に
面接に行ったら、やたら好感触。果たして俺は働けるのか!

本日の十二時少し前、電話が鳴った。昨日はちと久々に打ち込んだために結構
疲れていたのか、グッスリ眠っていたところをこれで起こされる。慌てて起きると
急いで電話を受け取る。はい、もしもし。

「いよー、俺だけど。今日もまた遊びに行っていいかな」

電話の主は昨日やってきた郵便局員の友人。名前をそうだな……昔そいつ剣道
やってたから、ケンドーでいいや。ネーミングが安直なのは、俺が忘れないため
である。ともかく、バイトの合否判定だと思っていた上に、二日連続でこいつに
起こされてしまった。コノヤロ〜。

「まぁまぁ。また女の子連れて行くから」

いつでも来て下さい♪

不快感などどこへやら、いきなり上機嫌に。少ししてから来るとのことなので
その間にメシを済ませ顔を洗っておく。まだかまだかとチラチラ外を気にする
俺は、余程暇なのかもしれない。まぁ、二日続けて職務中来るあいつらの方が
暇なのかも。いやでも、働いてるしなぁ。

昼過ぎ、約束通りケンドーはやってきた。後ろにいるのは昨日と同じ女の子。
うむ、やっぱ可愛いねぇ。ただ、まだよくわからんので名前はまたいずれって
ことで。ともかく上がらせると、何やらケンドーから一通の封筒を渡された。
もしやラブレター?!と思ったが案の定違い、よく見てみれば前回面接受けた
会社からであった。おぉ、結構分厚いぞ。とりあえず開封。

( ´D`) ドキドキ、ドキドキ……。

Σ( ´D`)

('A`) きゅ、九連敗、か……。

もう何もかも信じられない。あんなに好感触だったのに、一体俺のどこが悪い
のだろうか。二桁までもうリーチですよ。やってられんわい。本気で何が選考
基準外なのか、教えて欲しいな。なんかもう、ずっと働けないような気がして
ならない。確かに俺はコンビニや居酒屋系をやりたくない。バイト雑誌見ても
選考から外す。けど、みんなコンビニなら受かると言う。あぁ、お前らはそう
かもしれない、しかし俺なら落ちる。辛い試練の果てに成功があるし、試練は
その人が乗り越えられるものしか現れないのかもしれないが……はぁ。

かなりマジで自信喪失しつつも、折角友人が来てくれたのだから明るく接する
必要がある。色々なバカ話をして互いに笑い合い、気を紛らわす。やがて話は
ちとビジネスのこととなり、保険に入らないかと言われた。

そう言えば俺は保険に入っているのかどうか、知らない。国民保険の加入なら
知っているが、その程度だ。うーむ、なら入っておくかな。これで入れば友人の
初契約となるかもしれないし、何より思い出になる。安いプランのやつを頼み
組んでみる。その前に、俺が本当に保険に入れるのか、調べてもらうことに。
俺の知らないところで加入されてるかもしれないから。いや、でももしもそう
だったら、ドラマだな。知らないとこでなんて……。

「問い合わせてみたら、お前は限度額限界まで加入してるぞ」

Σ('A`) うっそ!?初めて知ったよ……。

何でも詳しく聞いてみれば、入院すれば一日一万五千円も出るらしい。一ヶ月
入院して手術すれば、百万。手術しなくても四十万少々。う〜む、入院してた
方が儲かるってどういうこっちゃ?バイトできないのなら、入院でもした方が
いいかもしれんと本気で思える。痔とか治したいし。死亡保険金などどうでも
いい。死んでから金が入っても、俺は嬉しくないからね。

友人の初契約は別のヤツを紹介し、そいつが入ることになったので問題無し。
今度飲みに行こうねってことで、帰っていった。残った俺は、もう一度自分の
加入している保険の証明書を見詰める。そうか、俺って加入していたんだな。
まぁ酒をガブガブ飲むし、胃腸や心臓も弱いのでかけられていてもおかしくは
無いけど……働けないなら、マジで入院しようかなぁ。

「ダメですよ、先生。そんなこと考えちゃ!」

むっ、渚か。いやでも、どうせ毎日ゴロゴロしてるなら、そうした方がいいんじゃ
なかろうか。病院でも小説は書けるだろうし。どうせ引き篭もってるし。メシは
金が入るとすれば多少我慢してもいいかなぁ。

「病院ではお酒飲めませんよ」

それが問題だよなぁ。


 7月5日
昨日更新が無かったのは、呑みまくってきたからです。申し訳無い。いやもぉ
ここ最近焼肉と酒の組み合わせが多かったせいか、昨日なんて痛風になったし
あぁんイテテテテ……。いや痛風かどうかわからないんですが、とにかく関節
または体の左側が痛いのなんの。筋肉痛の凄いヤツみたいな感じ。

ただ、昨日は親戚の披露宴。痛くても出なければならない。スーツを着用して
メシも食わずに会場へ。まぁ、披露宴のメシでも食えばいいかと思っていたが
何分こういう場所なんて慣れてないものだから、ガツガツ食えない。けれども
酒はジャンジャン注がれるので、ガンガン呑みまくり。

しばらく酒を飲んで披露宴が終わった後、今度はけこやなメンバーで飲み会。
そこではそこそこ食べたけど、やはり居酒屋で腹一杯食うことはない。けれど
やはり俺は酒を腹一杯飲む。そんなわけで体が痛かったにも関わらず、昨日は
ずっと酒飲みっぱなし。うぇ〜っぷ。

なので、今日はちと健康に気を付けようと体を休めることに重点を置こうかと
昨日の晩から思っていた。体を休めるのに一番いい手段はきっと睡眠。睡眠は
万能薬になりえるかもしれん。起きていたら消費するし、余計な物食いそう。
まずは快眠だぜ、Zzz……Zzz……。

「ちょっと起きなさい、アンタの友達来てるわよ!」

そう母親に起こされたのが十時頃。当然いつもなら寝ている時間であり、俺を
少しでも知っている人物ならこんな時間に来たりしない。焦りつつも、突然の
来訪者に怒りが湧く。ったく、誰だよ!

窓から外を見ても、誰もいる気配は無い。郵便局の車が停まってるだけであり
他に車や自転車は無い。あれ、もう中に入ってきてるのか?ともかく着替えて
階下へ降りる。ったく、誰だよこの時間に……あ、お前は!

そこにいたのは高校時代の友人。もうしばらく会っていなかったため、互いに
多少ぎこちなかったが、すぐに当時を思い出しては打ち解ける。いやー、何か
こうがんばって働いてますって感じが……あまりしないな

ともかく立ち話も何なので家に入れることに。すると、友人は後輩もいいかと
言いながら車に向かう。おや、車に誰かいたのか、まぁかまわんけど……って
女だ!おや、可愛いじゃないか。ささ、どうぞ我が家へ。

リビングに通し、お茶を飲みながら近況を報告し合う。話は友人との思い出話
などが中心だけど、視線は彼女へ。まぁ、一応仕事で彼らも来ていることもあり
仕事の話を聞くが、体裁だけである。主に今度飲み行こうよ、また来てくれよ
なんてのが中心。

最後に電話番号とメールアドレス交換して去って行った。いや〜、何か久々な
奴らと会えば楽しくなるね。昔を思い出し、今を共に楽しめる。まぁ、今日の
出会いで一番の収穫が友人の後輩である女の子だ。可愛かったし、楽しそうで
あったし、イヤッホゥ!これから付き合い、突き合いになるかも、げへへ。

「またすぐエッチなこと考えるんですから」

むむっ、いいじゃねぇか渚よ。思うだけならタダだ。可愛いから抱きたいと思う。
これは男性としての本能だ。妄想権を侵害するな!大体あれだぞ、俺を目の
前にして、誰かいい人紹介して下さいって言ったんだぜ。

もう見込みなんてあるかー!


 7月3日
この日記を各時点でもう結構酔ってます。と言うのは明日の披露宴前に親戚で
ちょっと呑もうかということになり、焼肉を食いに行ったんですよ。いや〜、もう
飲んで食って飲んで飲んで……げへへ、もう酔っ払い。

明日は本番である披露宴があるし、その後けこやなメンバーと呑みがあるので
明日の更新は絶望的。てか、今日ももう一杯一杯。あぁん、ここ数日こんなので
ちと心苦しいが、勘弁して下さい。

えーっと、まぁ、我がサイトに求められてることを最後に言っておこうかなぁ。
いや、うちは爽やかモテ系だけど、俺が主張することと読者が求めることって
ものは、必ずしも一致しないもんだからねぇ。

昨日ぷにつまで二発抜いた。


 7月2日
昨日後輩が帰った後にどんどん飲んでしまい、起きたら軽い二日酔い。う〜む
飲酒暦長いくせに一方的に酒に振り回される軟弱な俺。しかしメシが食えない
くらいの二日酔いではなく、まだ食欲がある二日酔い。あー、何を食おうかと
考えていたら、ふといいものがあったことを思い出した。

それはハバネロカレー。数日前に親父が辛い物好きな俺に買ってきてくれたん
ですよ。明日明後日と飲み会が続くため、今日のうちに食ってしまえ。まずは
お湯を沸かし、温めて、それをゴハンの上にドバー。匂いは普通の辛いカレー
みたいな感じだ。では味は?いただきまーすとばかりに、パクリ。

Σ( ゚D゚) か、辛い!!

一口食っただけで、辛いの何の。でも食えないって辛さではなく、辛い中にも
しっかりした美味さがある。つーか、これは美味い。中に入ってる肉や野菜が
しっかりとした旨みを持っており、かつルーもクソ辛いんだけど、辛い物好き
ってな人なら、食えない辛さでもない。どのくらい辛いかと言えば、ココイチ
カレーの五辛くらいなのかもなぁ。

その後、二日酔いの上に本日初の食事だったために、胃の中がえらいことに。
うーん、やめときゃよかったのかなぁ。でも美味かったし……ま、今日は一日
寝ていればいいか……って、ダメじゃん!今日は従兄弟来るんだ!

そう、明後日は親戚の披露宴。なので数年ぶりに会う事に。三日前のことすら
ロクに覚えていない俺なので、数年前に会った従兄弟の顔など覚えていない。
そういや数年前に来たな〜程度。それに、俺もアイツもいい年になった。何と
言うか、他人と会う気分に近いかもなぁ。

夕方頃、その親戚と共に従兄弟がやってきた。従兄弟は兄と弟の兄弟なのだが
兄は忙しくて来れなかったとのこと。弟は俺と同じ日に生まれたので、同い年
である。久々の再会は、やはりどこか互いによそよそしい。何を話せばいいの
だろうかと、互いに探り合ってる感じである。

親戚が帰った後も、従兄弟は残って我が家で食事。実は従兄弟を残すことこそ
今日の来訪に意味が生まれるのだ。従兄弟は音楽ができる。妹も音楽ができる
ために、今回の披露宴でコッソリ演奏してやろうとのこと。

ただこれ急に決まった話の挙句、従兄弟は遠方から来たために何の用意もして
いない。なので急遽妹とセッションしたのだが、俺にできることは何も無い。ただ
横でお茶飲んでタバコ吸ってぼへらぁ〜っと聴いているだけ。

しかし、やっぱ楽器を演奏できるヤツは格好いいな。練習でも、何かすっごく
格好良く見えてくる。おまけに楽しそう。小説書いていても地味だしね。一人
カリカリ書いていても、楽しくねぇもん。我が友人ギターもライブハウスで見た
時はすごく輝いて見えた。俺の方針は間違っていたかも?!

やはりアレだ、音楽は音が鳴る、漫画や絵画は見た瞬間わかる、けれど小説は
結構読まないとわからないし、何より活字読むのって疲れる。俺なんて二時間
以上本を読んでいたら、どんなに面白い話でもイヤになってくるしなぁ。

隣の芝は青く見える、か?


 7月1日
それは数日前のこと、後輩がメッセで話し掛けてきた。何かね、作品の批評を
頼むとかかな?俺のは批評と言うより俺ならどう書くかと言う、俺の書き方を
教えるだけだから、参考にさしてならない気が……。

「桐生さんの家に行っていいですか?メイド服見たいです」

……よく訊いてみると、部員の何名かが俺の家に来たいとのこと。そして女子
部員がメイド服見たい、着たいとのこと。あわよくば焼肉パーティーをしたい
などと言い出した。別に我が家に来るのはいい、焼肉もやろう。でもね、一体
お前らは俺を何だと思ってる?何がメイド服じゃコラー!

「あの〜、酒とエロゲ持って行きますんで〜」

許す、お前らの全てを許す!

そんなわけで本日、続々と後輩が増えて六人もやってきた。とりあえず肉など
購入したので、まずは最初の目的である、女子部員にメイド服を着てもらう。
彼女に私物のメイド服を渡し、野郎はみんな外で待機。何とも情けない光景で
ある。やがて内側からノックされ、ドアを開けると。

わーい、メイドさんだー♪

いや〜、着方を間違っていたので実際は二度着せたのだが、いいものだ。渚と
また違った初々しさ、何度か顔を見合わせていた人物の別の姿って、いいわ。
そうこうしていると、彼女がチャイナドレスを自分で持ってきたために、着て
くれると言う。げへへ、じゃあ早速着替えてくれぇ〜!

またも廊下にたむろする野郎共。何をしてるんだろうかと思うが、それは彼女
だって同じだろう。それでも見たい〜。後輩の可愛さよりコスプレの可愛さを
求める男、桐生。我が人生一片の悔い無し!

わーい、チャイナドレスだー♪

なんかもう満足しながら、外で焼肉パーティー。しかし本日風が冷たいために
みんな寒い寒いと。肉は美味い、ガツガツ食べる。でも寒いから酒が進まない。
美味い、寒い、美味い、寒い……あぁん、寒い〜。

肉を食い終わり、後片付けをすると部屋に戻ってきて、飲み直し。酒はビール
カクテルと普通の酒がある中、親父がもらってきたブランデーがあった。まぁ
みんなそんなに強くないのだが、珍しさもあって多少飲んだ……えぇ、死体が
続々と増えていった。酔い潰れて寝潰れる奴ら多数。うーん、帰れるのかなぁ
なんて思っていたら、ムクムク起き上がってのそのそ帰っていった。

いや〜、楽しかった。みんなでワイワイ騒いで肉食って酒飲むのはいいもんで
心の洗濯になった。しかし、ふと疑問に思う。我が家にはスク水抱き枕がある
けれども、来訪者はみなそれに抱きつく。部屋にいる間、誰かが必ずずーっと
抱き付いてる。確かに気持ちいいけど……。


男臭いよ〜。