狂人日記

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 5月31日
_| ̄|○ 腰が痛くて、痛くて、文字を打つのも限界……。

_| ̄|○ 本当に更新できん……折角きてくれたのに、申し訳無い。

今日の日記は腰痛のため、お休み。


 5月30日
祝、四万ヒット達成!

「おめでとうございます、先生」

まぁ二万ヒットの頃からまったく人数変わっていない様な気がするので、同じ
ペースで記念カウント増やしている気がする。ともあれ、こうしてこんな僻地
サイトが四万もいったなんて感謝ですわ、はい。

記念カウントで恒例なのが、何かしようってことなんですけど、今回はこれと
言って何も思い付かなかった。だから募集したのに、ゼロだったしな。掲示板
には何も無く、メールはスパムメールばっか。しくしく。記念に絵か何かでも
もらおうかと考えたが、そうしたスキル持ってる人とあんま親交が無い。また
あっても頼めぬ。くぅ、自力で何とかするべきか。

考えたのが、短編小説でも書こうかなと。丁度短編用のストックがあった上に
気分転換がわりにでも、ってね。しかし、たまたまあったストックがあま〜い
恋愛小説。うーん、幾らなんでもこういうのばっか書いていたら飽きられる。
やめやめ、小説はやめたー。

次に思い付いたのが、パピヨンマスクをして、スク水抱き枕と写真集「のの」を
抱きながら写真を撮り、公開しようかと思った。けど、残念ながらデジカメが
無い。うーむ、残念。これもアウトか。

自分にできることってのは意外と少ないものでして、こうなりゃ久々にエロゲ
レビューでもと考えた。実は我がサイト、エロゲーレビューを見ていたついでに
日記見てハマりましたなんて人が割といる。うーむ、顧客増加のために書いて
みるか。一年ぶりくらいか。

久々にレビューを書いてみようと思ったが、結構忘れているソフトが多い事に
気付く。うーん、それなりにやったんだが、レビューできるくらい覚えて無い
のが悲しいところだ。しょうがない、覚えているところから書くか。

カタカタとエロ画像見ながら打ち込んでいたら、母親に呼ばれる。何でしょうと
呼ばれて台所に行けば、カレーを作ってくれと言われる。なにぃー、何で俺が
メシ作らなければならんのじゃ!渚が作るもんだろ!

「あんただって何か仕事しなきゃダメよ。覚えなさい」

「先生お料理上手なんですから、食べさせて下さいよ〜」

何だか巧く丸め込まれ、カレーを作るハメに。ニンニクとタマネギ炒めてから
にんじん、じゃがいも、肉を……って普通にカレーの作り方書いても面白くも
何とも無いので割愛。まぁ、結構美味くできましたよ。

しかし、四万ヒットか。二年半で到達と言うのは遅い方かもしれないが、まぁ
そこまで数字を気にしていないから別にいいか。ともかく次は五万ヒットでも
目指してのんびり、しっかり更新していきますんで、よろしくお願いします。
あぁ、エロゲーレビューももう少し増やさないとな。

たまには小説も見てくれよ!


 5月29日
肥後随喜(芋茎)と言うものをご存知でしょうか?

読み方は「ひごずいき」と言い、原材料はハスイモの茎です。それを乾燥させて
紐状にした物を編んで、男性器の形に模したり、また複雑に絡み合ったわっか
などを男性器につける、まぁ江戸時代から伝わる大人のおもちゃです。これは
そのまま道具としての使用はもちろんのこと、お湯または水に浸すと柔らかく
なったり、ぬるぬるするために媚薬としての効用も高いのです。

もう少し解説させてもらいますと、熊本の特産品である肥後随喜は細川家から
将軍徳川家へ参勤交代のお土産として献上されていたとのこと。そして大人の
おもちゃのみならず、大阪では出産のある家へ見舞い品として送る風習もあった
とのこと。また食しても芋の茎なのでそれなりとのことです。

大人のおもちゃとしての解説に戻りますけど、先程媚薬としての効果もあると
言いましたが、掻痒性成分サポニンと言う、まぁ痒み成分がじわじわ出てくる
から膣や亀頭にむず痒さを覚え、快感を生じさせるのです。へっ、痒みが快感
なんかになるわけないって?はっはっは、甘いよ。痒いのをかかないと何とも
言えないもどかしさが起こるでしょう。そこで、ゆっくり掻いたら気持ちいい
そうです、痒みを結合の摩擦で解消。これが快楽へと変わる。ちなみに俺は昔
長芋をすったやつをちょっとムスコに塗ったことがある。痒みが快楽へ変化を
してよかったが、いかんせん皮を剥いたばかりの頃だったので痒みが強過ぎた
ために、悲惨なことになった。

しかし長年使われているから、肥後随喜の痒みはバランスが取れているのだと
思います。いや、俺はこれ使ったことないから、想像でしかない。ただ我々が
アダルトグッズだと思い込んでいるのは、その殆どが厚生大臣の認可を通って
いないため、器具機械に分類されている。ちなみに認可を通ったものは性具と
して扱われ、衛生用品として分類される。肥後随喜は薬局でも売られているので
後者に分類できるだろう。そしてこれは、伝統工芸品でもある。

さて、ここまで真面目に肥後随喜の話をさせてもらいましたが、みなさん大体
おわかりになったでしょうか。食べてよし、使ってよしの一品。すごいですね
文化の発展は猥褻と共に歩んできているのです。どう、ちょっとどんなものか
欲しくなったでしょ?

それでですね、もしこれで興味が持った方がいたら使用感想を教えて欲しいの
ですよ。えぇ、後学のために。掲示板に書くのが恥ずかしい方はメールで頼み
ますよぉ〜。そしてもし、もしよければ使い終わった随喜を俺に送ってくれ!
えぇ、そのまま捨ててバレたら恥ずかしいでしょう。どうせ捨てるならば俺が
食べる!これぞ究極のリサイクル。どっちも幸せ、ひゃほーい。

下の口の後は上の口で食す!


 5月28日
昨晩カタカタと小説の打ち込みをしていたら、右手が痺れる感覚を覚えまして
う〜んゲームのやりすぎか、おなにぃのし過ぎかなぁなんて楽観視していたら
悪化する痺れと共に、激痛が。ぐおぅあ、痛ぇ〜〜〜〜〜〜!!

これは腱鞘炎だろうか。おかしいなぁ、ロクに打ち込みやってないのに。って
やっべー、真実を言ってしまった。いやね、昨日も原稿用紙三枚分くらいしか
打ち込んでいないのよ。文字数にして千二百ちょっと。それでもう何だか手が
痛くて打ち込めないのよ。もう弱体化が著しいなぁ。毎日こうして日記だとか
チャットでキーボードをカタカタ打っているんですけど、ねぇ。

だがそれも一晩寝て、そこそこ回復した。まだ不安は残るけれど、一応無理を
しなければ大丈夫。よーし、メシ食ったら昨日の分もしっかり打ち込みをして
早く完成させるかぁ。……おや母よ、どうしたんだい?

「あのさー、ゴハン食べたらちょっと仕事してくれない?」

仕事の内容を聞けば、家庭菜園での業務とのこと。もっと詳しく言えば、豆や
何やらを育てるために竹を刺すんですが、その竹を縛ってまとめねばならない。
つまり、竹が一本だと上手くつるが絡まず成長しないから、複数本の竹を縛り
ちょっとしたアーチと言うか、テントの骨組みと言うか、ともかく三角錐の様な
形を作らねばならないんですよ。

そんで、その縛るところが高いほどよく育つとのことで、背が高くて若い上に
無職な俺がタダメシ食ってるんじゃねぇよ、てなこと。逆らうわけにもいかず
素直に承諾する。ちなみに話は逸れるが、この日記書いている今も、前に
受けたバイトの面接から連絡が無いので、また落ちたくさい。しくしく。

食事を終えると、さっそく仕事に取り掛かる。竹をまとめて縛るだけだ、簡単
極まりない。しかし高いところで縛らなければならないために、台が必要だ。
辺りを見回し、それらしいもの……あった。けど、これって大丈夫か?

見付けたのはプラスチック製のちょっと丈夫そうなカゴ。少しヒビが入ってる
けれど、普通の人が乗っても平気そう。しかし私は体重が75kg少々あるので
下手すれば壊れる。うーむ、乗るなら端の方に乗らねばイカンな。

母と作業開始。ビニール紐を切って俺に渡して、母は向かい側の竹を俺に
寄せる。俺は自分側の竹と向こうの竹を束ね、頑丈に縛る。楽な仕事だなと
思っていたのも束の間、すぐ手足の筋肉が疲労でプルプル震え始める

考えてみれば当然のことで、端に足をかけているのでやや大股になる。それに
目一杯体を伸ばし、目線よりやや高いかそれくらいで紐を結ぶのだから、手も
伸ばしている。おまけにあまり豆側に寄ると、苗を潰してしまうのでやや離れ
作業しなければならぬ。ムッハー、きっつー。

地震のごとく震える手足、悲鳴をあげる手首。でも実際には一時間弱くらいの
作業時間。うぅ、体力も筋力も衰える一方だ。こうなりゃいざって時に、何も
できずに死にかけの野生動物のごとく見捨てられちまう。とりあえず、この腹
から何とかしよう。まるでトドだしなぁ。

そんなわけで無理せず引き締めようと思い立った俺は、テレビジョンに載って
いた、大きく体を水平方向にねじって、七秒間止めてから戻す。これを何度か
繰り返せばおなかスッキリなんてダイエット方法を見付けた。よーし、これだ
無理せず痩せてやる。

ぐいっ……ゴキン!


 5月27日
寝具にはそこそこ金をかける私。抱き枕やスク水抱き枕、そうして低反発性の
テンピュール枕など……って、枕ばっかだな。まぁ、寝るって行為は人間誰も
避けられることができないだけに、重要視してるわけですよ。そして寝るって
ことは体力の回復にもなる。悪い寝具を使っていたら、時間を使って疲れると
言う、かなりもったいない事に。

モーニング娘。が出演していた映画ナマタマゴで、人間は一日大体八時間寝ると
したら、一生で二十年くらい寝ることになるらしい。うひょー、意外に寝るもんだ
なぁ。ゲーテだったか誰だったか、若い時の昼寝は人生の激しい無駄だと言って
いたが、確かにそうかもしれない。ただでさえ二十年寝るのに、昼寝までする
ならば、どんだけ寝続けるのよと。おまけに若い時は無茶ができるし、様々な
可能性を最も手に入れやすい時期。寝てる場合じゃなーい!

けど、最初に言ったように誰しも睡眠からは逃れられないし、寝なければ体に
悪い。だからこそ、せめて有意義な睡眠にすべく、寝具に気を使うわけであり
そのためには……おい、母よ、渚よ、何で俺のベッドで寝てる?

「アンタのベッド、すっごく硬いね。畳の上で寝てるみたい」

「あ、やっぱり硬いですよね。先生、このくらいのが好きなのだとばかり」

……へっ、そんなに硬いの?

「硬い、すごく硬い。これじゃー、疲れるわ」

う〜ん、本人はそこまで気にしていなかったけど、そこまでみんなに硬い硬い
言われると、本当に寝心地の悪いベッドに思えてきた。あまり人の意見に耳を
傾けない俺だけど、散々言われるとそうなのかなぁなんて気弱になってくる。
うーん、しかしベッドのマット高いから買い換えられないしなぁ。

他人の意見によって自分の気持ちが変わることは、そう珍しいことでは無い。
昔から頑固な所がある俺だけど、そういう経験は人並みにあります。そういや
以前、と言っても結構前になりますが、大学に入って恋愛小説を書いたことが
あるんですよ。

今でこそ自分の小説もそこそこと思っているんですが、まぁこれは主観なので
あまりあてにならない。今も恋愛小説書くしね。んで、当時もまぁまぁの出来
かなぁなんて思っていたんですよ。実体験こそ皆無に近い俺だけど、他の小説
マンガ、ゲーム、ドラマなどで仕入れた知識をアレンジして書き上げ、友人に
見せてみた。

そうしたらもう、こんなのありえねーよとか言われるわけですよ。書き慣れて
いないからそう言われるのかと思って指摘されたとこを見たら、そこだけ自分の
実体験をありのまま書いた部分だったんですよ。そうしたらもう、ありえない
ってのが自分の歴史なわけで、俺としてはそうかなぁ?なんて思うわけ。けど
普通こんな考え方しねーよ、おかしいよって。

最初は反論していたものの、次第にそうかなぁなんて思えてきてね。それじゃ
俺の考え方ってのは他の人からすればありえないんだなぁと。うーん、小説を
書く時に俺は自分がもしその場面に実際いたらどうするかと考えるんですけど
その時導き出した答え、つまり自分の考えを否定されると人として間違ってる
気分になってきてねぇ。何がおかしいんだろうなぁ。

あ、気付かないからモテないのか!


 5月26日
おぉ、どんどん人が増える、どんどんビルが大きくなっていく〜。昨日始めた
セガサターンのTheTowerに大ハマり。気分は大経営者、でも傍から見れば
盆栽を眺めてる老人状態。だが、そのまったり感がいい。

そんなわけで昨日十時間もやっていたんですよ。次第にでかくなるビル、結構
わがままな住人達、それでもようやく経営が軌道に乗ってきたんです。よーし
酒も結構飲んだし、小説の打ち込みもそこそこ進んだし、今日はもうセーブを
して寝るかぁ。俺はしっかり拡張セーブデータにセーブして、電源を切った。
えぇ、もうぐっすり気持ち良く寝られましたよ。夢の中でもビル作っていたし
そのビルの上でムフフなことも……いや〜ん♪

起きると、すぐ起動。さぁて、今日も大きくしちゃうぜー。えーっと、セーブ
したのは拡張セーブデータっと。

建設中のビルはありません。

な、なにぃ?!どういうことだ、セーブデータが無いだと?バカな、しっかり
俺はセーブしたぞ。ちっくしょう、寝惚けていたのかなぁ。

マジでへこみつつ、でも仕方が無いのでもう一度やり直すことに。しかしふと
気になることが。もう一度セーブし、電源を切る。そうして電源を点け直して
もう一度ロードしてみる……やっぱりダメだぁあぁあああぁ〜

やはりもうサターンは壊れていたのか。ふふ、しばらく起動してなかったから
忘れていたよ。あはは、ダメだぁ〜。でも一旦火が点いたら、すごく欲する俺
なので、どうにかこうにかやりたくなる。ぬぅ〜、しょうがない、近所のゲオ
にでも行ってくるか。金無いから、千円くらいでプレステ版かパソコン版とか
売っていればいいなぁ〜。

ゲオに到着した俺は、まずプレステコーナーへ行く。う〜ん、シュミレーション
ゲームだろうな、こういうの。しかし、無いな。まぁ、古いゲームだし、元々
そんなに人気があった覚えも無いしなぁ。しょうがない、パソコン版のとこを
見てみるか。

パソコンコーナーにはエロゲもあったはず。もし良さそうなエロゲがあったら
今度買おうかな。ちなみに、この場合の良いエロゲってのは、ストーリーとか
音楽とかそんなのはどうでもいい、エロだけを追求したエロゲである。……って
脱線してしまった。TheTowerはどこかな〜?

_| ̄|○ 無い、どこにも無い……もうダメなのか。

中古屋にも無ければ、入手不可能なのか。ファミコンのシャドウゲイトなんか
三本もあったのに、ちくしょう。帰宅してチャットでそのことを伝える。くそぅ〜
やりたい時に中古屋に無いのは酷いよ、ドラえも〜ん。

「あぁ、俺パソコン版持ってるから、あげるか?」

おおおおぉ、持つべきものは友人。何でも昔持っていてやってたが、もう今は
全然やってないから、くれるとのこと。アンタ、最高やぁ〜。早速入手すると
狂ったように建設。しかしバグがある。うーん、ネットでもそう書いてあった
けど、まぁパッチ当てればいいだろう。

古過ぎてパッチ当たらない。


 5月25日
ぽちぽちと小説を打ち込む私。まだまだ全然終わる気配を見せず、へこたれて
しまいそうです。あぁ、もしこれがダメだったらどうしよう。それを考えると恐ろしく
何もかもがバカらしくなってしまう。うーむ、あまり気負い過ぎずやっていくしか
ないなぁ。

そんなわけで気分転換をしながら進めているんですよ。フリーセルをやったり
チャットでお喋りしたり、ネットサーフィンしたりと。しかし、フリーセルに少々
飽きつつあり、またチャットもそうそう相手だって暇ではなかろうし、俺も話す
ネタが無いと辛い。話題の無い男だからなぁ。

そんなわけで、これと言った気分転換の方法も無く悶々とした日々を過ごして
いたんですよ。まぁ、探せば色々あるんですが、あまり熱中するものだと逆に
気分転換の域を超えて、執筆が進まなくなる。困った。

今日もそうしてカタカタ打ち込んでいながらネットサーフィンしていたら、ふと
TheTowerのことについて話してる掲示板を発見。あー、懐かしいなぁ。これ
すごく難しくて、昔挫折したんだよな。おっと、知らない人のために少しだけ
解説すると、まぁシムシティが街造りだとしたら、これはビルを作るゲーム。
テナントなどを入れて人を増やし、ビルのグレードを高めていくのだ。色々な
機種で発売されているが、俺が持っているのはセガサターン版。

あまりの懐かしさに、再びやりたくなった俺はサターンを引っ張り出す。すぐ
起動。おぉ、懐かしいデモ画面だ。さっそくゲーム開始。もう何をどうすれば
いいのかすっかり忘れているので、初めて買ったみたいに新鮮。でもうろ覚え
であるから、懐かしい発見にワクワク。

一昨日あたりからシムシティやりたくて、でも見付からなくて悶々としていた
ところに、これだ。おまけにこういう育成物は好きで、放っておいても進んで
いくから、執筆の妨げにもならぬ。適度に動かし、育っていくのを見ていると
楽しい気分になれる。あぁ、大きくなっていく快感

大きくなると言えば、今朝ムスコの元気がよすぎて目覚めてしまった。いやね
最終奥義ドリーミングショットではなくて、背伸びし過ぎてイテテテテ〜って感じ。
くそぅ、昨日しっかり処理してから寝たのに、何故こんなに元気だ。やっぱり
一発では物足りなかったか。しかし二発目って連続でやると、どうもムスコが
へたれがちだ。しっかりしやがれ、俺が寝てる時に起きるな。ワガママな奴だ。
しかしまぁ、若い証拠と考えればいいかなと前向きに。

しかし、以前何かの本で読んだことがあるけれど、座りっぱなしや運動不足は
ムスコによくないらしい。何でも圧迫されたり、適度な運動の刺激を与えたり
しないとダメになるらしい。いやーん。今は若さと持ち前の性欲で大丈夫っぽい
けど、それに安心していたらいずれ寝たきりに……あああぁ〜。

「落ち着いてください、先生。大丈夫ですってば」

何を根拠にお前は大丈夫と言うんだ、渚よ。あれか、昼寝とかした時にお前の
背中やケツにぶつかるからか?それとも俺の朝勃ちを見てるからか?よぅーし
何だったらお前で訓練させやがれ、さぁ脱げ、そら脱げ、早く脱げ!

「……あ、あの、失礼します(///)」

ちっ、逃げおったか。まぁいい。俺はTheTowerの続きでもやるか……って
昨日のふぐひれ酒を片付けていなかった。そう、これ昨日の晩酌で飲んだけど
あわや大爆発するかもしれなかったんだよなぁ。

このふぐひれ酒ってのは、底を押せば中で石灰と反応水が化学反応を起こして
すさまじい熱を生み出す。そのために五分程で熱燗になるのだが、これがまた
熱いのなんの、缶が触れないのよ。んで、中で温まったために缶が膨らんでて
今にも爆発しそう。ひぃ〜、これがもし爆発したら、火傷するわ周囲は酒臭く
なるわ、パソコンやプレステ壊れるかもしれんわで、大損害確定。

タオルを使ったり、根性出したりで何とか開封。美味しく飲むことができたが
飲んでいる最中、ふと缶に書かれている注意書きが眼に入った。

注:底を押したら少し開封しないと、危険です。

……こういう缶の注意書きって、よくわからないよね。つぶつぶオレンジとか
振らずに開けて、それから失敗を後悔することとか、よくあるでしょう。もう
これは何とかしたいものだ。しかし、他のものならばあまり失敗をしないのに
何故缶だけこうも失敗するのか。これは缶=飲むという図式が出来上がって
いるために、また缶を振ることや押すことのパターンが少ないために、注意が
できなくなってしまうのだろう。

恋は振られっぱなしだけどね。


 5月24日
雷鳴が鳴り響き、五月雨が降る札幌のどこかで、一人の男が食後にじっとある
ものを凝視しておりました。それはふぐひれ酒。日本酒の中に河豚のヒレが
入っており、缶の底を押せば石灰が反応水と交わり、熱燗になると言う優れ物
である。男は彼の父親に日々酒を分け与えていたため、本日お礼として貰った
ものなのだ。

男は迷っていた。飲むべきか、飲まざるべきかと。ハムレットを彷彿とさせる
ように悩んでいるものの、その実、飲んだら太る、でも飲みたいという平日の
昼間に考えるような内容ではない。しかし、大の酒好きである男にとってこの
目の前にある酒は非常に魅力的。

言い忘れていたけど、この男は小説を書いている。彼は執筆のスタイルとして
飲酒しながら書くのだ。飲まなくてもそれなりに書けるが、飲んだ方が気分が
良くなるので、進みも速い。男は小説に詰まり気味でいた。一刻も早く小説を
完成させたく思っているが、不完全なまま終わらせたくはない。

けれども、昼から酒を飲むことは男の倫理観からすれば、限り無く外れている。
いや、何も男だけのではなく、世間一般の常識からしても、無職の男が昼酒に
興じる姿は醜い。おまけにそろそろ年金更新の時期だが、去年この男は規定額
まで稼いでいないので、また免除申請するつもりだ。どうしようもない。

「……晩の楽しみにするか」

苦渋の決断で男はふぐひれ酒を諦めると、窓の外へ目を向けた。雨はいつしか
上がっており、ゆるやかな陽光が雲間から差し込んできている。それを見て男は
不意に運動でもしようかと思い立った。しかし、運動と言っても一人でできる事は
限られている。とりあえずストレッチでもと、男は椅子から立ち上がり大きく伸びを
しながら背を反らした。

ゴキッ。

当然背中から響く音、うずくまる男。普段の運動不足を象徴するような響きに
男は挫折しかけたが、気を取り直してストレッチを始める。その後、筋トレを
軽くやり、意味も無く中段正拳突きの練習を始める。慣れない事をしたからか
それとも体力が無いからか、男は十分も経たないうちに満足し、再びパソコン
へと向かった。

パソコンで色々なサイトを見ていると、男はモーニング娘。に関するサイトに
流れ着いた。そこで彼が大好きな辻希美が出演していたラジオ番組が聞けると
知り、さっそく聞くことに。もう一年以上前の放送である。しかし男は大満足
頻りで、始終顔がにやけっぱなしでいた。

男が特に何度も聞き直していた部分は、辻が仮想デートでの台詞を言う場面で
あり、照れ屋の彼女がなかなか言えなくて悶えているのを想像し、自身も一人
パソコンの前で悶えていた。傍から見ると可哀想な人だが、読者諸氏は多少の
軽蔑と哀れみを抱きつつも、生暖かく見守っていて欲しい。

「んいぃ〜、あー、はぁ〜……恥ずかしい〜、も〜ダメ。ダメダメ(///)」

リピートを何度もする。何度聞き直しても男の頬は緩んだままだ。そうこうして
いるうちに、彼の家で住み込みのメイドとして働いている女が入室してきた。
廊下までこの放送が聞こえていたらしい。男は少しボリュームを絞り、彼女の
訝しげな視線から目を逸らす。

「どうしたんです?別に消さなくてもいいですよ」

「あぁ、そう。……あのさ、ちょっと頼みがあるんだが、いいかな?」

「はい、何ですか?私にできることなら」

「この、ののたんが恥ずかしがる声を、真似してくれ

女は突然の申し出に、眉を顰めた。しかし男の猛烈な懇願にやがて折れ、やや
しぶしぶながらも真似をすることを承諾した。男は女に何度も何度も聞かせて
覚えさせる。女も次第に演技に熱が帯びるようになってきていた。

「んいぃ〜、あー、はぁ〜……恥ずかしい〜、も〜ダメ。ダメダメ(///)」

「んいぃ〜、はー、んやぁ〜……これ、本当に恥ずかしいですよ〜(///)」

「ハァ━━━━━━;´Д`━━━━━━ン!!!!」

男の小説は進まなかった。


 5月23日
今日の阪神の劇的な勝利に興奮冷めやらぬまま日記を書きたく思います。いや
逆転に次ぐ逆転の果て、赤星がサヨナラタイムリー。素晴らしい、素晴らしいよ
阪神タイガース。イイイィヤァァッホッオオォウウッ!!

「せ、先生、興奮しすぎです。少し落ち着いてください」

そ、そうだな渚。ゼーハーゼーハー……うん、よし。いやぁ、しかし巨人阪神の
戦いってのはやっぱ燃えます。俺はアンチ巨人であり、阪神ファン。けれども
親父が昔からの巨人ファン。なのでテレビで巨人阪神の伝統の一戦があったら
二人して力入りまくり。どっちか喜ぶと、どっちかガッカリ。天秤の様に一喜
一憂しながら野球観戦したりしまう。

親父と野球を観る時は二階のリビングなんです。まぁ、そこは親父のテリトリー
みたいなもの。もちろん人が常にいれば、何か起こる可能性は高く、俺だって
思い出の一つや二つある。今日みたく、二人で何かを観戦してると、尚更。

親父と何か観戦することは多く、野球にバレー、K−1やプライド、ボクシング
など様々です。特に格闘技を観戦していると、昔武術をやっていた親父は血が
騒ぐのか、何かと過去の思い出を語ってきたり、攻撃や防御についての解説を
したりします。俺自身は武術などさっぱりできないものの、格闘技観戦や親父
からの解説により、それなりに覚えることとなった。

あれは中学生の時だろうか。親父と俺で柔道観戦をしていたんですよ。そんで
色々解説をしてもらっていると、授業で柔道を習ったんだと俺が話した。まぁ
所詮体育の授業なので、基本的なことしか知らない。

すると、親父は俺が教えてやると言い出してきた。柔道も経験があるらしい。
よく覚えていないが、多分少々酔っ払っていたのかもしれない。俺も俺でよし
教えてもらおうじゃないかと、ソファから立ち上がり、組み始める。腕相撲も
そうなのだが、組んだら大体の実力ってのがわかるもので、あぁ、勝てないな
こりゃなんて思いつつも、俺も若かったので、何とかしてやろうと気合を入れ
攻めた。

けれどやっぱり中学生の体育の授業レベル、白帯では勝てない。幾ら攻めても
びくともしない。機嫌が良くなる親父。まだまだ俺は強いなーと言わんばかり
である。悔しいが技術的なレベルでは月とスッポンだ。

「いいか、攻めってのはこうやるんだ」

そう言うが早いか、スッと俺の懐に入り……世界が回った

ズダダーン!!

背負い投げをまともに食らった俺は、そのままテーブルにまっさかさまに落下。
幸い親父が服を引っ張ったので頭からの落下は無かったが、それでも痛いのは
変わらない。しばし悶絶していたら、母親登場。二人とも怒られた。

今ではもうそんなことは無くなったけど、それでも二人して白熱しながら試合を
観戦することは多い。特に格闘技を観ていると、眠っている闘争本能のような
ものが燃え上がる。昔はK−1観ていてよくそうなったけど、最近はただ巨体が
ぶつかり合うだけの競技、反則、納得のいかないレフェリングに不完全燃焼な
ことが多い。あぁ〜、俺を燃やしてくれ、熱くさせてくれ!

ついでに股間も熱くさせて〜。


 5月22日
みなさんは日々人の目を気にして生きていますか?

多かれ少なかれ他人からの視線と言うものを意識して人は生きているものだと
思います。ただ、それが極端に少なければ自己中心的な行動に走り、電車入口
などに座ったり、人込みで歩きタバコしたりなどなど社会生活をエゴによって
壊しかねない。迷惑ですねぇ。

逆に他人の視線を気にし過ぎると、人前で何もできなくなってしまう。誰かと
話をすることはおろか、失敗ばかりを恐れるようになり、やがてノイローゼに
なってしまうかもしれない。こいつもイカン。

そんなわけで他人の目への意識と言うものはそれなりの意識を抱きつつ、あまり
考え過ぎないと言うバランスが必要なんですよ。例えば近所を散歩する時にも
起き抜けでぼーっとしたまま、顔も歯も洗わず、汚れのひどい服装とかってのは
よくない。化粧しろ、スーツ着て歩けとは言わないが、それなりに見られても
差し支えない格好が良いでしょう。他人の目を意識しなくなると美は逃げるし
人格だって地に付くでしょう。

一旦この話を置いておいて、今日ちょっと買い物に行ってきたんですよ。いや
実は今夜の日本酒の残りが心許無くて、コップ一杯二杯くらいしか無いだろう
なんて判断。うーむ、足りない。しょうがない、親父の酒を今日は少し貰うと
するか。おーい、親父ー。

「おぅ、いいとこきたな。酒買ってきてくれないか?」

('A`)……親父も無いの?

「あとコップ二杯くらいしか無いんだよ。金やるから、頼むよ」

ちくしょう、同じ状態だったってわけか。あぁ、仕方無い、わかった俺がちと
買ってこよう。とりあえず眠かったので、一眠り。しかし電話がかかってきた
ために一時間も眠れなかった。くそぅ、二度寝できんし、買いに行くか。

この時の状態としては、買い物に行くのを決める前に家で仕事をしたため歯を
磨いていたけど、今日は風呂に入るからと顔を洗うのをサボっていた。そうさ
昨日風呂入ってなかったから、髪はフケが浮かんでる。服装はハーフパンツに
アロハシャツ。う〜ん、これではいけない。

とりあえず着替える。ハーフパンツでは寒いので、ジーンズに。アロハは……
面倒だ、上着を着たらわからんだろう。靴下履いて、格好はこれでよし。髪が
少し乱れてるな。梳かしていくかな……あぉう、梳かしたら余計にフケが出て
くる。う〜ん、酒買って帰るだけだし、移動は車だし、まぁいいか。

とりあえずスーパーへ車を走らせる。コンビニよりも、スーパーで買った方が
少し安い。駐車場に車を停めて、スーパーの中へ。まっすぐ酒コーナーへ俺は
進む。親父に頼まれたのが一リットルの酒。俺が買うのは三リットルの酒であり
合計四リットル。別にさして気にならない。酒コーナーでそれらを手にすると
レジに並ぶ。夕食前だけあり、少々混雑してる。まぁ、用事も無いからいいけど
待つってのはいやなもんですわぁ。

ふと、視線を感じた。お、ビール売りのおねーちゃんが俺を見ている。ハハン
俺の格好良さに見とれたかな?疲れている体だろうが、俺を見て元気に。俺は
股間を元気にしちゃうよー♪おや、おばちゃんも何だか俺を見てるぞ。ほほぅ
俺はマダムキラーでもある?でも少々上過ぎていや〜ん。あんれぇ、そちらの
男性も?!ウホッ、いい男ですかー?!

そこでようやく気付いた。みんな買い物篭の中に色々な物を入れている。俺は
四リットルの酒を抱えているだけ。はっ、こんな大酒だけ抱えた男なんてのは
見るからにダメ人間っぽい。いやぁ〜、他人の視線が痛い。そんな蔑んだ目で
俺を見るなー、うわぁ〜ん。

三リットルならよかったのかな?


 5月21日
そろそろ我がサイトも四万ヒットです。さて何をしようかと考え中。と言うけども
何の案も無いのが実情。何かあるかなぁ?もし何かやって欲しい、なーんての
あったらメールでも掲示板でも書いてくだされ。もしも何も書かれなかったら
……久々にエロゲーレビューでも更新しようかなぁ。

さて話を変えまして、今日も雨。このサイトで雨と書いたらエロ小説もどきが
かなりの確率で登場します。もう飽きたでしょ?おっと、言わなくても大丈夫
ですよ。うんうん、飽きましたね。そんなマンネリを打開し様と、今日は雨に
まつわる思い出でも。

あれは高校生の時のお話。今でこそ自堕落ブヨブヨな生活を送っている私だが
当時はバリバリのスポーツマン。陸上部の長距離なんかをやっていたんです。
決して走るのはそう速くはなかったし、大会とかも中の下くらいなもんでした。
けど、あの頃は何か燃えていたね。苦しみを分かち合える仲間に、自分を鍛錬
することの楽しさ、達成感、そして女子部員。いやぁ、女子部員ってのは大事
ですよ。へこたれそうになっても、ここをがんばればもしかしたら、なーんて
妄想して懸命になれるんですもん。えぇ、ずっと妄想で終わりましたよ

ともかく、あの日も空模様が悪かったんですよ。そう、あれは地方大会の日。
よっぽどの雨ではない限り、当然大会は開催されるわけです。男女先輩後輩を
含んだ我々は雨が降らないように祈っていたんです。

けれど、雨は無情にもぽつりぽつりと。陸上競技場をフルに使い、大会は開催
されていますが、雨が降り続けばできない競技とかあるわけです。例えば俗に
フィールド競技と呼ばれている、棒高跳び、走り幅跳び、高飛びとかね。まぁ
これらは泥だらけになったり、怪我する確率が高まるからでしょう。

またもう少し説明すると、陸上大会ってのは一日フルに使うんですよ。事前に
監督やコーチ、マネージャーが選手登録を済ませてくれているとは言え、競技
種目が多いですからね。朝の七時には競技場に行って、自分達の場所取りなど
から始まって、終わるのは夕方四時とか五時とか。複数種目出る選手も決して
珍しくないために、競技時間は割とばらけている。おまけに準決勝第一第二や
決勝なんて仕組みになってまして、勝ったらまた走らなければいけない。まぁ
この辺は連休だと翌日に繰越なんてことにもなりますけどね。

話を戻しましょう。私が走る競技は午後からでした。朝から調子を崩していた
空模様も、俺が走る頃には結構な雨脚に。しかし、もうここまできたら中止に
ならないのが悲しいところです。走るしかありません。ウォームアップをして
筋肉をほぐし、ユニフォームに着替える。陸上競技を見たことある人なら想像
しやすいでしょうが、あれってすげーペラペラ。何も着けてないんじゃないか
なんて思うくらい。パンツもそう。あの陸上ユニフォームの下ってはかない人
結構いるしね。俺ははいてたけど。

レース開始です。今も昔も変わらないが、本番直前まで緊張しまくるんです。
もう腹とか下しまくり。落ち着いていられないの。けど、いざ本番が始まれば
割とリラックス。もうやるしかないからと、覚悟決めているんですよ。でもね
覚悟は決めていても、走っている最中はずーっと棄権したいな〜なんて考えて
走ってるんです。えぇ、どんなに応援されてもね

だけど、応援されると嬉しいもので、やっぱいいとこ見せようと思うんですよ。
あー、けれど正直なとこを話せば、お前がやれよなんて考えちゃう。ダメ人間
ですな。がんばれーってのが一番腹立つ応援。無責任ですよね、がんばれって。
なんだかとりあえずがんばれって言っておけばいいかな〜って、そう勘ぐって
しまう。でも応援されないとイヤン。

頭も朦朧となり、けれど走るのをやめず、次第に何で走っているのかわからず
哲学的なことを考え出す。あぁ、俺はこのまま走っていて一体何だと言うのだ
ろうか、苦しみの果てに何を見出したいのか、自主的に苦しむ俺はバカなのか
どうなのか、なんてね。それでもラスト一週になればもう死に物狂いで走って
ゴールに飛び込む。全力を振り絞るために、しばらくぶっ倒れるもんね。

ややしばらく落ち着いてからユニフォームの上を脱ぎ、シャツに着替える。下も
取り替えたいが、脱ぐ気にはなれん。ともかくジャージやウィンドブレーカー等
着て、風邪ひかないようにしつつ、仲間の応援に勤しむ。

長く一緒にいれば、淡い恋心を抱くもので、俺もある女性に恋をしてたわけ
疲れた体だが、必死に応援。声が枯れるくらい応援するわけですよ。けれども
疲れていると集中力が乱れるわけです。

この雨の中、濡れて寒そうだな。もう下着もぐちょぐちょだろうし、アソコも
しっとり冷たくなってるだろうなぁ。乳首だって寒さで勃ってるだろう。あぁ
当然寒くても汗かくだろうから、もう汗と雨でぐちゃぐちゃ。苦しそうな顔を
してるけど、えっちの時もあんな顔するのかなぁ……。

あれ、またエロ話だ。


 5月20日
バイト雑誌をまた買ってきた。最近の日記はこれ関係ばっかりだなぁ、読者は
どう思っているのだろうか、なんて勘ぐったりもしますが、日々クソも書く事
無いから許してくだされ。

バイト雑誌を買ってからぼんやりと決める。やっぱり条件に合う仕事が無くて
少々諦めた感じの目で探す。またどれも無いんだろうなぁ、なんて思ってたら
おや、皿洗いのバイトがあるじゃないか。どれどれ、土日祝日のみのバイト。
う〜ん、金額にして三万か。本当に小遣い程度の金しかならんが、今はどんな
金でも欲しい。とりあえず電話して、本日面接の約束を取り付けた。

さて面接まで暇な俺はジャージに着替え、大工仕事に従事することに。いやね
ちょっと家の物置が壊れたんですよ。そんで雪とか入りまくり。プロパンとか
あるので、もしかしたら壊れるかもしれなくなる。それはイカンと壊れた所に
木の板を打ち付けることに。

適当な木の板を見付けてきて、ガンガン打ち付ける。周囲に響き渡る音。耳は
キンキン。釘打つだけで疲れる俺。本当に運動不足だなぁ。しっかし、久々に
大工仕事したよ。何年ぶりに釘打ったんだろうか。

アロハシャツ着てのんびりしていたら面接の時間が迫ってきた。急いで着替え
面接会場へGO。やっぱり自宅からそう遠くない場所にバイト先を決めていた
ために時間には余裕があった。アルバイトの面接に来た者だと告げると、すぐ
面接会場、てか普通に一般客が入る部屋だ。まぁ、まだ開店して間も無い時間
だし、平日だしね。

程無くして面接官がやってきた。年は俺より少し上っぽい男性と、年が同じか
一つ上かくらいの女性。随分若い面接官だなぁと思いつつも、履歴書を渡す。
履歴書を見た面接官から、ほぉ〜なんて感心したような溜め息。まぁ、確かに
大卒で研究生までやってる人間が就職活動もせずにバイトの面接に来ているの
だから不思議に思われるかもしれん。もしかしたら、その辺もバイト不採用の
原因なのかもしれない。

ところで不思議だったのが、履歴書の俺の写真を見るなり、男性が女性にねぇ
これタイプ?
みたいなことを言ってて、女性が照れていた。これは何だ、俺は
からかわれてるのか?俺は面接に来てるんだぞ、ゴルァ。真面目モードでこう
言う対応されるとムッとする。……けど、これって俺モテモテって証拠?

年頃の女性に、タイプじゃないかと言われて照れられる俺。もしバイトが採用
されなくても、もう何だか勝った気分。おぉっと、話を戻しましょう。とりあえず
皿洗いをしたことがあるかとか訊かれたり、最近スポーツをしてますか、力は
ありますか等。皿洗いはやったことあるし、綺麗好きだから苦にならないとは
思う。スポーツはやってねぇ、力は……普通くらいか?

んで、もう一度言うがこの仕事は土日祝日くらいである。他には何かしてない
のかと訊かれるが、他に職が無いんだから仕方無い。ただ、面接落ちまくって
いるとは言えないし、自分のやりたいことがあるからなんですと言う。

「あのぉ、突っ込んだこと訊きますが、何をしたいんですか?」

ぐぁ、面接時にこの質問が一番困る。つか、普段小説を書いてるとは言わない
から、ちと恥ずかしい。別に恥ずかしいことしてるわけじゃないけど、ねぇ。
とりあえず答えておいたら話が弾むからいいんだけど。一般の人って小説とか
書いてるのって変に思うでしょうよ。昔、テレビ番組のサクラのバイトで空き
時間におねーちゃんと飲んでいて、普段何してるのかと訊かれたので小説とか
書いていると言ったら、うわ〜オタクなの?と訊かれて怒った覚えがある。
あれ以来、あまり知らない人には言わないようにしてるんだけど……。

ともかく終始なごやかムードであり、かつ諦めない性格を伝えられたのでまぁ
今回の面接はいい感触であった。けどまぁ、これで面接官に小説を書いてると
伝えたのは三度目。知らない人は一応すごいねーと言う。社交辞令だ。そんで
俺を知ってる人はエロ小説ばっか書いてると言う。予想通りだ。うーん、世間
一般ではロクなイメージ無いなぁ、やっぱ。音楽とかやってますとかだと結構
格好良いとか言われるんだろうな。劇団とかも。絵もそうか。運動部をずっと
やっていてもモテなかったから小説書き始めたんだが……。

イメージ戦略大失敗してるな。


 5月19日
今日の夕方、四時から五時に電話が来ればバイト採用決定。そんなわけでもう
四時から携帯電話に気を取られる日でしたよ。えぇ、万全を期して三時半には
一発抜いておいたしね。あぁ、無駄なエネルギー。しかし抜かないと溜まって
暴発してしまう。それに、そういう回路にスイッチするとエロいことばっかり
考えてしまい、何も手がつかなくなる。

そんな状態で電話がかかってきたら、開口一番におっぱーいなんて言いそう。
イカン、そんなのでは受かっても即断られてしまう。あわわ〜、スッキリして
おかないと。いかなる万事に備えておくのが現代を生きるサバイバー。しかし
サバイバーはこんなにぶよっとしてない。悲しいなぁ。

そんなわけで四時少し前から電話を待っていたんです。ど、どういう風に受け
答えすればいいのかなぁ。声は枯れていないだろうか。噛まずに話せるかな。
あぁ、緊張するわぁ〜。(フリーセルやりながら)

桐生は電話を待っている。

しかし、電話は鳴らなかった!

……何だかあれだね、こうポコポコ落ちているとちょっと自分ってのを考えて
しまいますね。いや、一体何が悪いんだろうね。顔?声?経験?履歴書とか?
うーん、やっぱり俺は肉体労働しか仕事が無いのだろうか。

あぁん、ちっくしょう、もう今日は酒飲んでやる。タバコ吸ってやる。エロゲや
エロビも見てやる。スクール水着だって、メイド服だって触ってやる、愛でて
やるー。うわーん、俺の何が悪いってんだよー!!

「落ち着いてください、先生。荒れちゃダメです、それに」

うぬぅ、渚か。お前に俺の何がわかる。久々に録音された自分の声を聞いて
あんれぇ俺の声ってこんなに低くて、かつ面白く無い声だっけなぁなんて少々
がっかりした俺の気持ちがわかるか!ちっきしょう、エロ画像探してやる!

「落ち着いて下さいよ。自棄になっても何もいいことなんて無いですってば。
それに、それら一連の行動は先生の普段の行動じゃないですか」

……そうだよな。うん、悪かった渚。自棄になってはイカンよな。

自棄と言えば俺も以前は結構あったので、それなりに思い出があるんですよ。
誰でもあるのは、子供の頃に親や兄弟姉妹に対して怒った時に手元にある本を
投げたりすることね。あぁいう時って何で物投げるんでしょうねぇ。やり場の
無い怒りを自分の力じゃどうにもできないから、投げるって行為に置き換えて
いるんでしょうね。俺も小さい時にはやりましたよ。

でもね、あれで一人になった時って後で片付けるよね。あの寂しさと切なさに
また泣いたりね。バラバラになった漫画などにまた腹が立つけど、怒りの力が
もうほとんど失われたりしていて、黙々と。あぁいう時に自棄になっても何も
いいことなんて無いなぁ、なんて感じることが成長。

字は成長しない私です。


 5月18日
朝、友人のメールによって起こされる。いや、正確には十一時だったんで友人
だって起きていると思っていたんでしょうけどね。普段は仕方無いなぁと俺も
納得しながらしぶしぶ起きるんですが、今日はいい夢見ていたのでちと不機嫌。
えっ、夢の内容?昔好きだった女とえっちしてる夢ですよ。

起きたからには二度寝できない私。なら小説の打ち込みでもやろうかな、など
思ったが、ふと原稿の隣に置いてあるバイト雑誌に目が行く。そうだ、雑誌を
買ったからにはと一応決めておいたんだった。けれど、決めたと言うか候補に
上がったのが一つしかなかった。うーん、ワガママなのかなぁ。

ともかくその決めた場所が目に入ったので、電話をかけようとする。しかーし
ただでさえ声が低い私、起き抜けは更に低い。地獄の底から響く声とかになって
いるので、これで電話は不味いだろう。三十分くらい待ってから電話をかける。
はい、アルバイト希望です、えぇ……へ、面接今日ですか?あ、大丈夫です。
それでは三時頃にお伺いしますね。それでは。

ふーむ、今日は四時過ぎから友人と遊ぶ約束してるけど、バイト先は近所だし
三十分くらいで終わるだろう。はっはっは、何の問題も……あった。しまった
履歴書無かったんだ!

現在十二時。メシも食っていなければ、履歴書も無い。慌てて近所のスーパー
まで車を走らせ、履歴書を買ってくる。履歴書を必死に書き、写真をペタリ。
メシを食い終えれば一時半。おぉ、時間に余裕がある。さすが爽やかモテ系
俺だ。でも心では小鹿のようにプルプル震えている小心者。

時間になったので面接にGO。今回は百円ショップのバイトの面接。十分前に
到着した俺はそこらにいた店員に面接に来た者だと伝えると、すぐ事務所へと
案内された。中年女性が面接官。椅子に座り、履歴書を見せる。

「店内業務全般をやってもらうんですが、レジの経験はありますか?」

いえ、ありません。

「では、接客の経験はありますか?」

いえ、ありません。

「アルバイトの経験は、ありますか?」

えぇ、あります。肉体労働ばかりでしたけど。

そうなのだ。考えてみれば接客やレジが嫌いと言うかきっと無理だろうと俺が
避けてきたため、肉体労働しかやってきていない。なのに今回は接客メインの
バイトを選んでしまった。何故って?家から近いから。

後は休みのことやシフトのこと、土日出られるかみたいなことを聞かされ終了
……って、ちょっと待って下さいよ、まだ三分くらいしか経ってない。これは
もう落ちたってことか?それともこの人の説明ってこんなもんか?話すべき事
自体が少ないのか?!

明日の夕方に電話がなれば採用とのこと。うーん、ちょっと金も場所もいいし
時間も早い時なら九時半からなので、まだがんばれそう。受かればいいなぁ。
しかし二十三にもなって接客やレジ打ちをしたこと無いのは問題なのだろうか。
まぁ、店内業務の欄にディスプレイとかって書かれていて、本当にそれが何か
知らなかった俺はパソコン操作かと思った。要は商品の陳列などらしいんだが
う〜ん、社会的一般知識が欠乏してるなぁ。

そろそろ収入がないと、ぴんちっ。


 5月17日
小説の打ち込みは前半部分、全面改訂くらいの書き直しをしているために全然
進まないわ、朝から曇っていて寒いわ、昼起きたら麦茶が無くてしょんぼりな
一日のスタートになったり、昨日二発抜いたからちょっぴり気だるい余韻がまだ
残っていたりなど、あまりよい一日の始まりではなかった。

しかしもっと悲しかったのが、飲みに行こうと友人に誘われたが行けない程の
財政難。酒好きの俺が行かないんですよ、賢明な読者ならわかるでしょうよ。
金が無いと友人に伝えて、じゃあ来週はどうだと訊かれてもやっぱり断るしか
無いんです。うぅ、せつねぇ。すまん友人よ。

そんなわけで月曜日はバイト雑誌を買いに行く日。やるからには、気に入った
職業があればいいなと願いつつ、支度をして車に乗り込む。空からはぽつぽつ
雨が降り始めてきていたのであった……。(下条アトムの声で)

そろそろ免許更新が近付いてる私、運転はそれなりに慣れたつもりだ。バック
できないけどねー。まぁ、これは巨人の木佐貫投手も苦手つーかできないとか
話を聞いたので……言い訳にも何にもならんな。ともかく、まず向かったのは
先日つくよんから教えてもらったスーパーのアルバイト情報。詳細を確認しに
GOGO!あー、しかしマフラー壊れてるからうるさいし、ブレーキの効きも
甘くなってるし、後部座席の鍵がオートで開閉しないし、乗っていて怖い車に
なってしまったなぁ。

途中一回ひんやりしたが、まぁ大したことは無い。難なくスーパーに到着した。
えーっと、アルバイト募集は……これか。って、アルバイトってよりもパートと
しての募集じゃないか。店内に入って従業員を確認すれば、働く奥様が沢山。
うーん、無理っぽい。まぁ、いいや。次は近所の大型スーパーでアルバイト雑誌
でも買って帰るか。そんなわけで再び俺は車に乗り込んだ。

このスーパーから我が家へ行くには一つ難関がある。それは右折である。いや
ただの右折だったらできるよ、幾ら俺でもできるさ。でも、ここの右折はちょいと
厄介で、左側に道が二本あり、右側には一本。おまけに左には転落防止の壁が
ある坂道なので、すげぇ左側からの車が見えにくい。おまけに今日は雨。

少し前に車を出し、左右の車を確認……してる最中に、左からバスがこっちへ
曲がろうとしている。しかし、俺が少し前に出すぎたのか、曲がれなくて困って
いる様子。おい、何とかしやがれと言うバスの運ちゃんの視線に、悩む。よし
ここは少しバックしよう。と、ここで不意に教習所時代を思い出した。

あれはそう、教習所内のコースを走っていた時のこと。停止線よりも前に車が
出てしまったので、こりゃイカンと少しバックしようとしたら教官にもんの凄〜く
怒られた。一般道路でバックなんてするな、事故るだろうが!

回想終了。そうだ、ここは一般道。バックはいけない。そんなわけで左側に車を
動かす。ギリギリのラインで何とかバスをやり過ごす。ふ〜、これで安心だ。
おや、バスの後ろにいる車が止まってくれている。はは〜ん、優しい人もいる
もんだなぁ。お言葉に甘えて先に行かせてもらいまひょ。そんなわけで左側の
車の流れはOK。気を付けるは右側からのみ。

右側は信号が変わったため、どんどん車が来る。うーむ、こりゃ行けそうにも
無いかな。でも左の車はまだ止まってこっちを見てる。これは早く行けよボケ
なんて合図なのだろうか。うぅ、右側で行けそうなタイミングは……ここだ!
今しか無い!

車を少し前に出したが、右側から結構なスピードで危険と書かれた小型運輸車が
やってきた。結構って程でもなかったかも。まぁ、とにかくこのタイミングでは危険
だと思い、ブレーキを踏もうとしたら……ずるっ。(アクセルに滑った音)



ギュオオオオオン……キキキキキィー!!



間一髪、マジでギリギリ!

小型運輸車は急ブレーキかけたが止まることなく走り去って行った。と言うか
止まれなかったんだろう。止まってた車は目を剥いてこっちを見ている。もう
俺はと言うと、冷や汗ダラダラ心臓バクバク、おまけにいたたまれなくなって
すぐさま右折すると近所のスーパーへと向かった。いや、こうして文章で説明
してもイマイチ伝わらないだろうが、あとほんの一瞬でもどっちかのブレーキ
タイミングが遅れていたらぶつかってた。つか、向こうが運んでいたのは多分
ガソリン。もしぶつかって引火したら大惨事。間違い無く死んでたね。

これ書いている今も、思い出したらぞっとする。はー、もう桐生車かゆかり車
かって話ですよ。別に暴走運転してるわけじゃないんだが、どういうわけだか
危険が迫る。特に多いのがブレーキとアクセル踏み間違え。そろそろ事故るか
誰か轢きそうだ。俺の近くに寄るなー!

あ、履歴書買い忘れた。


 5月16日
昨日更新が無かったのは飲んできたからです、すみません。いや、そんなには
飲んでこなかった上に九時過ぎ帰宅と、日記を書けたのかもしれませんけれど
一度規定値を超えると、文章がまとまらんのです。そう、小学生の作文状態。
うっ、そりゃ普段の日記もあまりレベルは変わらないかもしれませんが、まぁ
許してくださいな。昨日の飲み会は長編完成記念飲み会だったんですから。

そう、ようやく完成した長編も、まだパソコンに打ち込んでいない。これから
大体原稿用紙五百枚分を打ち込まなければイカン。あぁ、面倒。しかし千里の
道も一歩から。コツコツやってりゃいずれ終わりが見えるだろう。さて、ちと
真面目にがんばるか。とりあえず応募形式は定められてないが、縦書きの
原稿用紙設定で打ち込むか。

ワードを開き、縦書き設定を……どこですりゃいいんだ?色々見てみるがよく
わからん。困った時はネット検索。ふむふむ、書式のボタンに縦横書き設定が
あるのね。さっそくもう一度ワードを開くが……無い、そんなもんどこ探せど
見付からない。くっ、何故だ、エザード教えてくれッ!

調べた結果、どうやら俺のバージョンのワードでは縦書きにできないらしい。
ちくしょう、どうすればいいんだ……。そこでふと目に付いたのがOffice2000
だかってソフトの中にワードが入っており、それならば使えると。おや、これ
もしかして以前何の役に立つのか不明とか言って、使わずじまいだったソフト
じゃないか。何がどこで役に立つのかなんて、わからんもんだね。

いそいそとインスコ、完了。そしてワードを開けば、アイヤちゃんと縦書きに
できるアルネ。何だかこれだけで達成感が生じた。おっと、イカン。ここから
本番なんだ。とりあえず原稿用紙を広げ、カタカタ打ち込む。もう書き上がって
いるのでサクサク進むだろうと思っていたら、大間違い。結構書き直し個所が
多い。うぇ〜ん、クソも進まない。

気分転換にネットでエロ画像でも見る。そういや昨日はかなり酔っ払ったため
ムスコにかまってやれなかった。おかげでムスコが遊べとうるさい。こらぁー
我慢しやがれ。俺だってお前と遊んでやりたい。しかし、俺の部屋はいつでも
誰か入ってくる危険がある。夜中まで待て。それまでエロ画像でも見てれ!

ちょっとのつもりが、ずっと見るハメに。ハァハァ。こりゃたまらん。おぅあ
これもいいのぅ。く〜、いいねぇ。

「先生ー、お茶が……打ち込みやってないで、えっちなの見てるし……」

ぬぉ、渚。いや、これは、ほら……息抜き。いやそりゃ抜きたいのは別のヤツ
だけど、それが叶わないからこうして見るだけで我慢。でも見てるとどんどん
我慢ができなくなるのも困りもの。っておい渚、なんだその露骨に呆れた顔を
しおって。あぁ、こらちょっと待てー……バタン。

今日の収穫は二十枚の画像でした。