狂人日記

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 5月14日
我が家の鼻先で、朝から電柱取り付け工事が行われておりました。普段昼まで
グッスリ寝てる俺としては、やはり工事の音は耳障りなのですが、グータラな
野郎の都合など社会生活においては意味が無い。それにこの工事は家の前
にある老朽化した電柱を取り替える作業。役に立つ工事なわけです。

さてその電柱ですけど、我が家の中でも我が部屋の真正面に立っているために
音もダイレクトに響くんですよ。部屋の窓はブラインドをつけているんですけれど
それでも工事の音とか聞こえるわけ。それで、今日は天気が良かったので昼の
十一時にもなれば暖かくなるわけです。部屋締め切ってるしね。むしむしする
部屋に響く工事の音、おまけに酒をそれなりに飲んで寝てるから喉もカラカラ。
うん、普通に不快な目覚めですね。

俺は一度目が覚めると、なかなか二度寝できない。布団の中でスク水抱き枕を
抱きながらうだうだとしていたが、やっぱり眠れないと諦めて起床。その頃は
もうムスコも沈静してるしね。起きたら目をこすりつつ、テーブルの上にある
メガネを装着。あくびしながらパソコンの電源を入れて、起動してる間に窓へ
歩みより、ブラインドの羽を回し、日光を取り入れる。今日は天気良いなぁ。
あー、電柱の作業してる……よくあんな高いとこで仕事できるな。高いとこが
苦手な俺には考えられん。

……はて、何か忘れてる気がするけど、なんだろう?

窓の外を眺めていると、ふと妙な違和感と言いますか不安と言いますか、何か
大切なことを忘れている気になってきました。何かがおかしい、けれどそれが
何なのかわからない。もどかしい気分の中で考える。何だ、心の奥底で非日常
である危険を強く訴えかけられてきている……。

Σ('A`) ぬぁー、外から見えるじゃないか!?

そうです、こっちから相手が見えるってことは、相手からもこっちが見えるの
ですよ。気付けば簡単なこと。しかし我が部屋は二階にあり、普段向こうから
見られることなど無い。いやーん。まぁでも慌てず着替え……って、それだけ
じゃダメだ!不覚ッ!!

慌てて畳んだ布団を元に戻す俺。そう、ベッドにはスク水抱き枕があるのだ。
きぃあー、この年で昼間家にいるのも問題なのに、その上スク水抱き枕なんて
怪しげな物を使ってると知られてはいかーん。昼食時の笑いものにされる〜。
幸い素早く隠したためにバレてないと思うけど……オロロ〜ン。

もうね、こんなのオナニーと一緒ですよ。使ってると知られても……いやいや
知られないのが本当はいいんですけど、でもこうしてここで書けばバレるわけ
です。でもね、使ってるってのはバレてもいいさ。問題は実際にそれが見えたり
使ってる姿をバレたりなんてのは、さすがにイヤン。オナニーだってやってる
こと自体はバレても、まぁお年頃だからね、なんてので済みますけど、実際に
現場を見られるのはイヤでしょ?僕は他人に見られながらすることなんてのは
できん。ナイーブですからね。あ、えっちの最中は別ですよ。

そういや以前とある女とオナニーを見せ合ったことがあるけど、あれは非常に
間抜けだったな。エロ本とかでそういうシチュエーションに興奮したもんだが
実際やるとバカバカしかった覚えがある。ありゃいかん。けど、挿れてるのも
つまらんしなぁ。やっぱ前戯だな。サクランボのへたを素早く結べる俺。でも
最近練習してないな。れろれろれろ……。

「あの〜、先生。感慨に耽っているところすみませんが、お手紙ですよ」

ぬぉ、渚か。あぁ、ありがと。何だろう、俺に手紙なんてサザンか年金払えと
言うやつかな〜……って、バイトの面接受けた会社からだ。どれどれ。

あんたは不採用、アバヨ!(柳沢慎吾風


 5月13日
今日は雨、朝からずっと雨、それも結構降っている。こんな日にも外で仕事を
してる人達は大変だなぁ、なんて電柱取り付け工事をしてる人々を窓の外から
眺めていました。あぁ、怠惰な俺。でもこんな日はまぁいいかな、なんて多少
甘い考えを持ってしまう。

そして外を見てふと思うわけですよ、あぁ俺も高校生とかでは雨に濡れながら
登下校したなぁ、なーんて。まぁ、あの頃は今よりもエネルギッシュ、言わば
若さがあったんでしょう。若さ……。

こんなに雨が降る日ならば学校の傘立てなんか混雑もいいところ、似たような
傘だっていっぱいあるはず。それに悪いヤツは他人の傘とか持っていくしね。
そんなわけで帰る頃には自分の傘が無いヤツだって出てくるわけですよ。あれ
なんで折れた傘しかないんだろう?なんてね。

「あ〜、やられた。傘無くなってる……やっぱり折り畳みにしておけばよかった
のかなぁ。あるのは折れた傘だけ、か。はぁ、しょうがない、これで帰るか」

そんな女子高生が今日、きっと何十人かいたはずなんですよ。例え自分の傘が
百円の代物だとしても、無くなっていたらガッカリ。折れた傘を恨めしそうに
見ながらしぶしぶ手に取り、それで帰るわけです。恥ずかしいけども、びしょ
濡れはイヤだろうから。

「あー、もー、やっぱりダメだこの傘。折れてるし、破れてるし、雨入り放題
じゃない。傘差してるのにびしょびしょ。制服濡れてきたし、クツも下着も。
あ〜ぁ、帰ったらシャワー浴びなきゃ」

壊れた傘では雨をしっかり防げるわけもなく、おまけに結構な雨。どんどんと
濡れていく体、暖かくなってきた北海道もまだこの時期の雨は冷たく、次第に
体も冷えていくわけですよ。びしょっとなってる服の下は鳥肌。

「うぅ〜、寒い。すっかり体冷えちゃってるし、ブラもパンツもびしょびしょ。
家まであと少し。早く帰らなきゃ」

家に帰るなり彼女はすぐに服を脱ぎ捨て、風呂場へ急ぐわけです。風呂場では
冷たい空気が蔓延してるわけで、かつお湯もすぐには出てこない。一人で体を
ちぢこめながらお湯を待つわけです。肌はもう痛いくらいに鳥肌が立っており
乳首なんて可哀想なくらい縮んでいるわけですよ。

「あ痛っ、あ〜、でも気持ちいい〜。すっかり冷えちゃってるなぁ。風邪とか
ひいたら困るからちゃんと温まらないと。こうやって体をこすって……くぁ〜
痛い。痛いけど、何か気持ちいい。あ〜ぁ、乳首もこんなになって……うぅ〜
んぅ、変な感じ。痛いんだけど、暖かくて気持ちいい〜。水流、もうちょっと
強くしてみようかな……うぁ、すごい、これすごい。はぁ、はぁ……風邪とか
ひかないよう、まんべんなくシャワーあてないと。アソコにも……」

冷たくなった体に急に熱いシャワー、体が敏感に反応。徐々に水流を強くして
快楽に体が火照っていく。血流をよくするためのマッサージがどんどん乳房や
股間を中心にさわさわ、もぞもぞ、くにくに、ぷにぷに……。流れ落ちるのは
お湯とは別なものもちょっとずつ流れるわけですよ。風呂場でシャワーオナニー
なんぞに興じる姿は、う〜ん雨の風物詩だね♪

「先生、窓の外見てにやにやしてますけど、何か面白いもの見えるんですか?」

濡れる情景はいいねぇ。


 5月12日
それは昨日のお話、日記も更新し終わったのでコーヒーでも作りに行こうかと
二階の自室を出て、一階の台所へ向かったんですよ。日記を書き終えたら割と
すぐにコーヒーを作り、それを飲み終えてからサイト巡回して、そうして執筆
開始ってのが、俺の流れなんです。別にコーヒーを飲んだから眠くならないと
言うことは無く、まぁプラシーボ効果と言いますか、気休めみたいなもんです。
それにコーヒー好きだしね。

逆にコーヒーが無いと日常のリズムが崩れてしまい、執筆など上手くいかなく
なってしまうんです。それには理由があり、コーヒーのカップが大きいために
俺は三十分以上かけてゆっくり飲む。んで、それから酒を飲んで執筆するので
寝るのは朝の五時過ぎ、大抵六時近い。えっちな時間を割いてもこのくらいに
寝ます。だって七時とかにやってたら、家人が起きてるのでバレる。いやん。
五時六時ならば家人も寝ぼけてるし、部屋に来ないしね。

さて、話が逸れてしまいましたけどコーヒーは私の生活において非常に大きな
ウェイトを占めている。最近は長編がひとまず完成したのでサボっていました
けど、今度また二百枚以下の中篇を書かねばいけない。プロット作らないと。
よーし、気合入れてコーヒーを淹れるか!

コーヒーはインスタントではなくて、豆を挽いたものを詰めてあるやつ。つまり
単純にお湯を注ぐやつではなく、コーヒーフィルターとでも言うのでしょうかね
紙の中に粉を入れて、濾すように淹れるタイプ。んで、砂糖は一本、ミルクは
入れない。とりあえずお湯を沸かしながらテレビを点けて、適当な番組を見つつ
戸棚からカップを取り出し、砂糖やコーヒー粉を取り出したりする。

さて、一通りセットしてお湯も沸いてきたし、よしそろそろフィルターを……
あれ、フィルター……あれ、あれれ、どこだ?どこだ?

Σ('A`) しまった、買い置き無かったんだ!

なんてこったー、すっかり忘れていたよ。前日に無くなったから買わないとと
思っていたんだよ。なのに、なのに、不覚!これではコーヒーを淹れられない。
しょんぼりしながら火を消して、すごすご戻る俺。酒飲んで潰れておやすみ。
ダメ人間まっしぐら。はぁーん。

コーヒーを飲むことにより飲酒する時間が減るので、飲みすぎ抑止にもなる。
それが無くなると、時間的に早々酒を飲む。一度飲んだら休憩なんてのが存在
しない飲み方なので、ほいほい飲んでいく。そんでもって飲むペース変わらず
時間まで飲む。当たり前だけどいつもより酔っ払う。

コーヒーは執筆を円滑に進めるため、飲酒の抑止力となる。酒もコーヒーも俺に
とって大事なもの。無かったらダメなんです。そう、好きな物だけど過ぎたるは
及ばざるになる前に、抑止力がある程度必要。自己統制しつつ好物を嗜むのは
我が薄弱な意思ではできないのだ。

今日、お昼にたまたま我が家から俺以外みんな出掛けたんですよ。これは結構
珍しいことなんですよ。昼の三時にぽつんと一人。ハッハッハ、これはチャンス。
えっ、何がチャンスだって?そりゃあなた、一人えっちターイム。昨日は先述の
通り、酔って早々に寝てしまった。執筆もしないでね。なのでムラムラ。

昼間はムラムラしてもやらない。だって何時俺の部屋に誰かが入ってくるのか
わからないし、誰彼ちょこちょこ入ってくるしね。よーぅし、この時を逃さずに
ムスコと遊ぶしかない。抑止力が無いってのは恐ろしいね。やっぱりスク水の
エロDVDを鑑賞。おほほ〜、いいのぉ〜。

私はムスコと遊ぶときに先にティッシュを出しておくタイプ。その昔に我慢が
できず暴発して以来、つい習慣になってしまっているのだ。そんなわけで膝の
辺りに何枚かティッシュを置いて、ムスコと戯れる。おぉ、ムスコよ、そんな
涙を流して、これに感動してきたか、ほら拭いてやる。

ムスコを少し拭いてやろうとティッシュに手を伸ばしたら、何だか妙な感触が
したので、ふと指先を見てみれば、うぉ、ちっちゃい羽虫!?

慌てることなく摘んでゴミ箱へ捨てたが、もし気付かなかったらそのまま拭いて
いただろう。そうしたら羽虫がムスコの中へ……ひぃあ〜、イヤじゃ〜。特に
毒があるとかって虫じゃないけど、やっぱりいやーん。危なかった。へへへ。
さすがに危機察知能力に優れてるかもしれない俺だ。

あぁ、暖かくなってきたんだなぁ。


 5月11日
先程まで巨人阪神の伝統の一戦に熱狂しておりました。結果としては僅差で
阪神が勝ちましたが、熱い試合でした。打ったり打たれたりの試合で、投手が
両軍ピリッとしませんでしたが、ハラハラしましたわ〜。

しかし、久々に野球で燃えたかもしれない。いや、割と毎回試合が始まったら
ドキドキするけど、やはり伝統の一戦は違う。他も面白いけど、何と言うのか
野球ならばこの試合だ!という決め手みたいなもんです。

話は変わりますけど、昨日親父からプレステ2を返してもらったんですよね。
数ヶ月前に親父が将棋ソフトを中古で買ってきたので、貸してくれないかと。
別に断る理由も無く貸していたんですが、このおかげで俺はDVDを観られなく
なっていたんですよ。我がパソコン様では観られなくてね。

しかし、最近将棋ソフトで遊んでいないみたいなので返してもらった。これで
サザンや桑田佳祐のライブDVDが見れるぜ!ひゃほーぃ♪

「先生、本当にそれだけですか?アレのためだって言ってくださいよ」

うっ、何だね渚、その言い方は。何も無いよ。俺は純粋に音楽をだな……。

「じゃあ何でスクール水着のえっちなDVDが引っ張り出されてるんです?」

うっ、それは……はい、すみません。それを見たいがために返してもらったの
ですよ、ってかいいじゃねぇか、スク水好きなんだから!ずっと見てなかった
上にそろそろ暖かくなってきたからって理由だよ、ムキキャー!

「怒らないで下さいよ〜。ほらほら先生、続き続き」

取り乱してしまい申し訳無い。まぁあれだ、野球ならば巨人阪神が伝統の一戦
などと呼称されるなら、スク水エロDVDは一人えっちのための一枚、そうです
ムスコと遊ぶための決め手みたいなもんですよ!

そんなわけで昨日久々に見たけど、やっぱいいなぁ。何だかもう一着スク水と
エロDVDが欲しくなってきた。そう、これからは夏。でも海には行かない俺も
こういうことで季節を楽しむ。なんて日本人らしい雅なエロを楽しむのかしら
自分でも驚き。あぁ、誰か着てくれ〜。貸してあげるから!

最近メイド服より優先度高いです。


 5月10日
昨日一昨日と花見で飲んだりして疲れていて、えぇと、あの……はい、ごめん
なさい、しばらく更新してませんでした。一昨日はけこやなメンバーで花見を
したんですが、何と俺はドライバー。おかげで酒が飲めず、悶々とした時間を
過ごしたために帰宅してから飲みまくり。昨日は大学のサークルの花見に招待
させられ、若い奴らと一緒に酒を飲んだりなどしていたら、帰宅してちょっと
仮眠しようと思っていたら朝までグッスリ。

桜?そういやあったような無かったような……まぁ、いいんですよ。元々花見
なんてのは桜と女性の美しさを競わせる遊戯の一つだったんです。そのために
女性は艶やかな衣装で身を包み、男性は桜と女性を鑑賞しつつ酒を嗜むと言う
優雅な精神を現代に引き継いだ私は、故事通りに花見を楽しんでいました。

「結局、お酒飲んで女性を見ていたんですね?」

うっ……見も蓋も無いけど、つまりはそういうことです。便所に行けば後ろで
順番を待っているおねーちゃんを見ては、あぁ股間にきゅっと力を入れてるん
だろうなぁ、列の真中辺りなんてもじもじさせて、たまらんね、なーんて一人
妄想してたけど、でも、あの、その……楽しかったよ、花見。

そんな連日のお花見も終わった今日、私は日本経済の歯車の一つとなるための
活動をしてまいりました。そう、バイトの面接です。

過去散々ここで働くのが大嫌いと申してましたが、そんなワガママを言える程
資金力も無くなってきたので、やっぱり働かなければいけないと思ったんです。
んで、先日の日記にあるようにつくよんに教えてもらった職場へ電話をかけて
面接日を今日行うことになったんですよ。

面接日は本日午後四時から。しかし昨日から緊張しっぱなしの俺は行く前から
ヘロヘロモード。いや、マジで小心者なんで面接とかダメなんですよ。今より
少し若い頃も運動部なんかで大会に参加したこともよくあったんですが、直前
まで凄まじい緊張をしていましてねぇ、まるでハムレットの生きるべきか死ぬ
べきか、それが問題だ。
みたいな雰囲気。でも実際本番になれば緊張すれども
落ち着けるタイプ。が、がんばるぞぉ〜。

帰宅途中のつくよんに偶然発見されると、面接会場の場所を聞き出す。うぬぅ
労働者の懸命な雰囲気に劣等感を抱きつつ、そこへ向かう。警備員に怪しまれ
ないよう用件を伝え、事務所へ向かう。この時点で半袖を着てきたにも関わらず
汗がタラタラ流れ落ちる。そういや先日友人の家で体脂肪率を計ったんです。
高校の時は一桁だった。さて今はどうかなと思ったら、何と34%。なにー!?
これはあれか、俺の体の三分の一が脂肪ってことか、おーのー!やっぱ運動も
せずに酒ばっか飲んでいるからだ。昔から汗かきやすかったけど、当時は体質
だからなんて言い訳できた。今はデブだからと言い訳できーん。

閑話休題、事務所へ着いた俺は担当の人に会うと、小さな会議場らしき場所に
案内され、座らされる。面接担当は不遜な態度のおっさん。まぁ、上の立場の
人だから仕方無い。履歴書を見せ、何故ここを受けたのかなんてアンケートを
やらされ、そうして質問タイム……の前におっさんがハッキリと。

「えっと君ね、落ちるわ」

Σ('A`) へっ、もう不採用決定?!

訊けばもうこの応募に五人受けているらしく、採用は一人だけ。つまり確率と
して落ちる覚悟はしなよってことらしいのだが、いきなり言われるとやる気が
大幅ダウン。しかし、ここで負けてはいけない。何とか爽やかスマイルを展開
させて、質疑応答を繰り返す。曰く年金は払ってるのか、この時間で本当に
いいのか、肉体労働だけど場合によっちゃレジ打ってもらうよ、などなど。

一通り終わったので今度はこちらから車通勤はできるかと訊いてみた。いやね
近所と言っても自転車で通勤するとなるとそれなりの時間がかかる。おまけに
業務は夜からなのでバスも無くなる。なので車通勤できるかと訊いたんですが
それは可能だとのこと。おぉ、やったー!

「でもね、駐車料金毎月三千円払ってね。我々もそうしてるんだ」

な、なんだってー?!バイトも社員もそこで勤めていて駐車料金を請求される
のか?おいおいボビー、そりゃないぜ。普通ほら、社員なんかはタダってのが
相場だろうに……私のお給料一ヶ月で五万六千円程度らしい。週五日の四時間
労働でね。そっから三千円は痛いよ、マジで。

すごくガックリしつつも笑顔で応対していると、これからちょっとテストをするからと
言われた。はてテストって何だろう?ドキドキしながら待っていると、差し出された
紙に漢字の読み書きと社会生活についての穴埋め問題、そして敬語に書き換え
なさいって問題が五十点分のテスト用紙。十分で解いて下さいと言われた。

はっはっはっはっは、余裕だぜベイベー。これでも小説を書いている人間だ。
漢字の読み書きなんてお茶の子さいさい、穴埋めも余裕、敬語はちと不安だが
そう間違っていないはず。ささっと終わらせる俺。

十分経過したらおっさん再登場。これで帰れると思ったら、もう一枚紙を俺に
差し出してきた。いっぱい数字が書かれている。よく紙を見れば基準を千とし
数字の分だけ引いた答えを書けと書いてある。まさか、まさかっ!

「これを三分で、できるだけ答えてね」

暗算だと!?自慢じゃないが俺は数学大嫌いで、暗算はとっても苦手。そんで
最近は計算なんてしていなかった。だってそうでしょ、買い物でも三百二十円
の商品と四百八十三円の商品、さて幾ら出すったら千円出すもん。ぬっはぁー
ヤバイぞ俺、せめて半分は答えたいなぁ。

しかし途中から引き算の法則を思い出してスラスラとペースが上がり、あと少し
ってなところで、はい終了。お疲れ様でしたと挨拶を交わし、面接会場を後に
する。そうして再びつくよんと合流、家まで車で送ってやることに。

車中、面接のことを色々話していたら、ふとつくよんが、

「そういや昨日、桐生さんのことでその担当の人と話したんだ。知り合いだと
言ったからさ。そしたら担当の人が、コイツは何をやってるんだって訊かれた
から、夢を追ってますって答えてあげたよ」

よく言った!普段天然のつくよんだからサラリと無職でゴロゴロ就職活動など
してませんと答えられるかと思ったら、よくやった。できる子サンクス。

「でも担当の人それを聞いて、夢は叶わないから夢って言うんだけどなって」

……いや、確かにそうかもしれん。おっさんだってハゲる前は色々あったかも
しれない。俺もいい年だ、まだ色々できると言っても世間的な常識から就職を
決めている年齢でもある。まだフラフラしてるってのはどうかと思ったのだと
我が身を案じてくれているんだろう。そう好意的に解釈しておく。けど、人の
夢を叶わないだのなんだのとケチつける輩は人としてどうかと思う

やる気ゼロに限りなく近いです。


 5月7日
貯金も四桁になり、飲み会が続いたので資金難になってしまいました。あぁん
飲み過ぎだな。酒以外で金を使うことなんてほとんど無い。あぁ、タバコとか
買うな、でもそんなもんだ。タバコはあまり吸わないからのぅ。まぁ、こんな状況
なんで労働大嫌いな俺もヤバくなってきた。

そんなわけでバイト情報誌を購入。ぐだぐだと見てみるけど、やはり好条件の
職場が無い。ちくしょう、金額はさして問題にしてないのに何故だ。やっぱり
家の近くか交通の便が良くて、かつ昼から労働ってのがワガママなのか?!

なかなか無いもんだねぇと思いつつ、とりあえず近所のスーパー二件くらいに
場所を絞る。うーむ、職種はレジとか売り場になったが、妥協しよう。本当は
レジなんてホールスタッフと同じくらいやりたくない職種だが、あまり食わず
嫌いをしていては決まらぬ。何事も経験が必要。そうだよ、エッチだって子供
時代には……うん、好きだった。食わず嫌いなんて無かった、てへ♪

ともかくそんなことをチャットで話していたら、つくよんが怒り出した。へっ
何で怒ってるの?ホワァ〜イ?

「桐生さん、私が働いてるとこ受けたんじゃなかったの?!」

そうだったー!てか、すまんありゃ嘘だ。先日ちと冗談で話したのだが、真に
受けていたらしい。つくよんは近所のスーパーで働いており、別職種を受けた
なんてことを言ったのだ。はっはっは、許せ。だけど、そこのバイト募集って
バイト情報誌に無かった。なら働けないじゃな〜い、ベイベー。

「募集してるよ。何なら情報見てこようか?」

イィ〜ヤッッホォォウゥゥ、持つべきものは働いてる友人!

おぉ、心の友と書いて心友よ、さっそく見てきてくださいお願いします。俺は
その間に別のとこの面接でもやってる……へっ、ダメ?へいボス、了解っす。
あぁん、バイト情報誌無駄になってもうた。いや、そんなことはない。もしも
これを買ってこなかったら職の話にならんかった。即ちこんな展開にもならず
結局無職街道驀進だったはず。まぁ、よしとしよう。

ってのが、昨日のお話。長い前フリですわねぇ。んで今日になって色々と見て
きてもらったんですが、あら結構募集してる職種多いのね。色々と提示される
職種を見ながら吟味する。ふ〜む、どれがいいかなぁ。

そんなわけで一応決まり、これから履歴書を書こうと思うんですけど、あれを
書く時っていっつも困るんですよ。まず学歴の場所。何年入学だの卒業だのと
覚えていないのが困りものだ。あと、得意な科目とか書く欄があるけど、俺の
得意科目は世界史だった。肉体労働と世界史、何の役に立つのか?レジ打ちと
国語、何の役に?!謎な欄である。

自覚してる性格とかってのもあるが、長所を自分では把握できないし、言うの
なんて自慢しいみたいなのでイヤン。クラブ活動で得た物は何となくわかる。
志望の動機もよくわかる。さて謎なのは特技の欄である。

特技……世の中でこれを持ってる人間は数多かれど、実際に仕事で使える特技
なんてそう無いのではなかろうか?ちなみに私の特技は股間に挟んだバナナを
手を使わずに食えるのと、親指の間接がグルリと半回転すること。うん、これ
特技じゃなくて宴会芸だよね。

そんなわけで近々また働きそうです。


 5月6日
さて、正真正銘最後の日がやってまいりました。最後と言ってもとうとう貯金
マイナスになったとか、スク水抱き枕が壊れたとか、そういうことではない。
長く付き合っていたヤツとのお別れの日がやってきたんですよ。

「あれ、先生。特にお付き合いしてる人っていませんでしたよね?」

くっ、反論する気にもなれんし、反論できないのが悲しいところだ。いやまぁ
ヤツと言っても人間ではない。組織、と言った方が正しいな。そう、俺はやっと
あの組織から脱却できるのだ……。

「先生、歯医者って言えばいいじゃないですか。話進めましょうよ〜」

バラすなよ!ちっくしょう、これで五十行くらい稼ごうとしたのに……そうです
今日で歯医者最終日。前回はマウスピースを忘れてしまったがためにもう一度
行くハメになったが、今回は大丈夫。昨日の時点でカバンの中に入れておいた
から忘れる心配無し!三度目の正直と言うが、三度になる前に間違いを修正。
これぞできる爽やかモテ系、HAHAHA。

今日の歯医者は夕方からなので、それまでは家でゴロゴロ。しかし外出すると
わかっているといまいち落ち着かないもので、どことなくソワソワ。それでも
日光を浴びたりして久々にビタミンDを生成してから歯医者へGO!

歯医者に到着すると、そんなに待たずに俺の番になった。診察台に寝かされて
マウスピースの装着をし、微調整をする。問題無し。あぁ、今日はこれでもう
終わるのかなと思っていたら、ふと歯医者さんが俺の顔を覗き込む。

「最近どこか具合悪かったですか?」

はっ?そんなに具合悪そうに見えるのかな?う〜ん、具合悪いとかそうでもない
とかってのはイマイチよくわからん。ほら、疲れやすい人は注意とかってよく
言われてるけど、疲れってのは比べられるもんじゃないからねぇ。とりあえず
特に何でもないと伝える俺。

「あ〜、ではもっとブラッシングをしっかりしてくださいね」

話の内容がよくわからなかったので聞き返せば、どうやら歯茎の状態なんかが
よくなかったようで、唾液もサラサラではなくネト〜っとしていたのは、口の中の
状態が悪い証拠らしい。体調不良だとそうなることもあるけど、そうでなければ
ブラッシング不足とのこと。割と磨いてるつもりなのに、専門家が見ればそう
でもなく見えるんだなぁ。

ただ、あまりにも汚いだの酷いだの言われると、ちょっとムッとしたりする。
あ〜ぁ、何でこんな小汚いゴミみたいな口の中をみなければならないんだ
そう思われてるように感じるのは俺の被害妄想か、それとも我慢が足りない
のだろうか。カルシウムは毎日フルーツ牛乳飲んで補給してるんだけどな。
う〜む、コーヒー牛乳じゃないとダメなのかねぇ?

最後に痛いウォータージェットで歯を洗って出血すると、会計タイム。今日が
最終日で、次は定期検診の四ヵ月後とのこと。しばらくおさらば、ひゃほー。
んで、今日はお幾らでございましょうか、お姉ちゃんよ?

「あ、そうそう、月初めの診察なので保険証はお持ちでしょうか?」

( ゚Д゚)……は?

歯医者に通い始めて五ヶ月、今まで一度も月初めに保険証の提示を求められた
ことなんてありませんでした。まぁ、受付のねーちゃんが変わったからと言う
理由が大きいかもしれん。と言うのも以前の受付のねーちゃんは婆さんと仲が
よく、同じ家族である俺にも信頼があったので、その辺の管理に融通が利いて
いたのかもしれない。しかし今のねーちゃんはダメだ。当然持っているわけも
無いので、その旨を伝えた。

「あ、では次回マウスピースと共にお持ちしてきて下さいませ」

……あの、次回って四ヶ月後なんですが、それでもいいの?あ、いいのね。

忘れる可能性MAXです。


 5月5日
とっても天気が良い本日。まったりゴロゴロしつつも、たまには太陽の光でも
浴びてビタミンDでも生成しようかと日向ぼっこしていたら、母親に呼ばれた。
はいはい、何でございましょ?

「これからアンタの礼服買いに行くから、支度して」

Σ('A`) はっ、何で?!

「アンタ太ったから礼服着られないでしょ。一着くらい持っておかないと」

そうなのである。実は俺、礼服が無いのだ。言ってしまえば礼服どころかスーツ
すらない。スーツどころかネクタイやシャツなども無い。所謂ダメ人間である。
さすがに今後これでは不味いと思われ、礼服の一着くらい買ってやると母親に
言われたのだ。何とも情けない限りである。

さすがにこればかりは必要な物なので、断れない。近所の西友で本日安売りを
していると言うことなので買いに行く。まぁ、スーパーで買おうが紳士服店で
買おうが、バカみたいに高い礼服じゃないのでどこも同じだろう。スポンサー
には文句を言えないし、言える立場で無いからなぁ。

今日は子供の日だからか、セールの日だからか店内は結構な盛況。我々は
真っ直ぐ紳士服コーナーへ向かい、どれにしようかと探す。ここで問題なのは
値段ももちろんそうだが、一番大切なのはウェストサイズ。私のサイズは何と
92もある。あはははは、あははは、桐生さんってふとぉ〜い。ムスコさんも
もっと太かったらすんごいのにねぇ〜、'`,、('∀`)'`,、

_| ̄|○ 話を戻しますね、うん。

えっと、私の身長が180センチなんですが、その背丈のやつが見付かっても
ウェストサイズが合わない。くそぅ、腹がちょっぴり出た人間に優しくない服だ。
なのでウェストサイズ優先で探せば、185のやつしかない。う〜ん、ちょっと
大きそうだけど、これしかないのだから仕方無い。我が腹を恨めしく眺めつつ
試着室に入って試着してみれば、おや丁度良いじゃないか……足の長さ以外。
いや、そりゃ大きめに作ってあるもんだろうし、185のやつだからデカイけど
何故こんなにも敗北感が……おろろん。

とりあえず裾上げしてもらって解決。ネクタイはサクッと決まって、シャツを
選ぶ。言われたサイズを基準にシャツを探す。しかーし、どうしても首周りと
腕の長さのサイズが食い違う。とりあえず腕が長かったり短かったりするのは
不味いので首周りで妥協したいのだが、一センチ大きいか小さいかのサイズ
しか無いのだ。微妙なラインだが、ちと悩む。

俺は首に何か巻いたり、ピッタリくっつくのが大嫌いなので大きい方がいいの
だが、母や婆さんは店員は余裕を持って言ってくれたサイズなのだからあまり
大きいとブカブカになっていけないと言う。ただ、小さいと窮屈で、更に首に
何か巻くのがイヤになる。店の中で結構マジになる我々。店員は苦笑い。

結局俺が着るからと言う事で無理矢理押し切り、一センチ大きいのを購入して
終了。後は個人的に春物のシャツを購入し、ラーメン食ってから帰宅。そして
さっそく例のシャツを試着してみると……おぉ、丁度良い!

やはり大は小を兼ねるんです。服を買うときは少し大きめくらいがいいんです。
着ていて窮屈にならないのがいいんですよ。ピチピチするやつってのは何だか
合わない。ゆったり着こなせるのがいいんですよ、服ってのは!

まぁ、太った言い訳だけどね。


 5月4日
それは風呂に入っていた時の出来事。のんびり湯船に浸かった後、髪を洗って
いたんですよ。わしゃわしゃと泡立つシャンプー、抜け落ちる髪、切ない俺の
ハート……。まぁでも、洗うのは気持ちいい。洗われるのも気持ちいい……って
今はそういう話じゃねぇ。

んでまぁ、髪を洗っていたらですね、ふと右耳にゴボボっとこもった音がして
聞こえにくくなったんですよ。えぇ、水が入ったんです。

別に命に関わる大事件でもなければ、日常的に起こり得ることなのでみなさん
どうでもいいことだなぁ、おいとか思われるかもしれませんが、ちょっと待って
ください。そりゃ別にどうでもよいことかもしれないが、やっぱり耳に水とか
入ったらイヤじゃないですか。もどかしくゴボゴボ音がなってて、鼻詰まりの
ような感覚が耳で……うわあああぁ、は、早く出さなきゃ!

とりあえずまずやるのが、指を突っ込んで水を掻き出そうとする行為。しかし
当然奥に侵入した水を掻き出せるはずも無く、それどころか水と指の間にある
空気が指を入れたことにより奥へ進み、その結果より水が中へ入る。あぁ〜ん
しまった、これは自爆技だ。でも、ついついやっちまう。

次にやるのが、手のひらを耳に押し当てて、空気を外へと引っ張り出す方法。
ぴっとりと手のひらを耳に押し当ててから手のひらを引くと、耳の空気が外へ
引っ張られます。この勢いを利用して水を空気と一緒に引きずりだしてやろう
ってのが本作戦なのです。空気圧を利用した知的な解決方法!

しかしこれも結局は役立たず。多少引っ張り出されても、また手のひらを押し
当てたら水が中に流れ込む。しまった、これじゃダメか。ならば最後の手段に
して、最高の効力を持つあの奥義を使うしかない。

最終奥義、それは水の入った耳を下に向けながらぴょんぴょんと飛び跳ねる。
うむ、奥義でも何でもなく、みんな普通はこれだよねぇ。俺もやったんですよ
全裸でぴょんぴょん跳ねている姿はかなりマヌケだが、しょうがない。すぐに
あの熱い水が流れる感覚と共に耳の中スッキリになるだろう。

しかーし、いつになっても水は出てこない。いや、少し出たのかもしれないが
あの熱い感覚が無い。何か不完全燃焼。うわああぁ、ムズムズするけど、どう
しようもできない。なんたる無力!人類はどんなに進化しても水一滴にこうも
苦戦するものなのかぁ!?

風呂から上り、ドライヤーで髪を乾かしていたらほろりと出てきて万事解決。
あぁよかったなと思い、手を洗う俺。いやね、習慣で風呂から上がったら軽く
手を洗うんですよ。んで、洗い終わった後に親父と野球の話を少しして、そう
こうしていたらメシができたと言われたので、台所へ行こうとしたら。

('A`)あれ、俺って手を洗ったっけな?

洗ったような気もするし、洗っていない気もする。こういう時はもう一度洗う
方を選択するのが俺。バシャバシャと洗い、タオルで手を拭くと、あらやはり
しっとりと濡れている。なんたることだ、もうボケてきたか?!やはり刺激の
無い生活の弊害かしらん。エロの刺激も不足してるしなぁ。

過去の失敗はとっとと忘れたいのに。


 5月3日
はろーえぶりばでー、みなさん元気でしょうか、私はこの三日間珍しく外出に
続く外出で少々疲れてしまいました。パソコンにもあまり触れておらず、現在
少々文字を打つのに戸惑いがち。すごいな、三日で鈍くなるのか。俺のデータ
保管能力は情けない限りだ。情けないと言えばついさっきパソコン立ち上げた
途端にやたら重いな〜と思っていたら、なんとウィルスメールが二件も。

なんともせつない書き出しとなりましたが、まぁめげてはいけないな。今日の
出来事ももちろんだが、昨日一昨日の話もちらりと書いておこう。あぁ、でも
飲酒の日々だったので、あまり覚えていないようなそうでもないような……。
えぇい、とにかく見るんだ、ほぅ〜ら、ひゃっはー。

一昨日、俺は昼過ぎに親戚の家に行った。今年親戚が結婚するから親睦
深めようってなわけで、みんなで酒でも飲もうと。別に異存があるわけも無く
俺は親父と親戚の家で酒を飲みまくった。うひょー、メシも肴も酒も美味い。
みんなで和気藹々として、いい宴会だなぁ。朝まで飲むかな、あはは〜。

_| ̄|○ うおええぇ〜。

うん、普通に飲み過ぎた。飲んでいて、あらこれはヤバイかなと思って便所に
ふらりと行って、出してきた。あぁもったいねぇ。もう飲めないなと判断した俺は
布団へGO!あっと言う間に眠りに落ちる。

翌日、朝食を親戚の家で食べると、帰宅せずそのままギターの家に行く。この
ゴールデンウィークでギターが帰省してるってことなので、会おうとなったの
ですよ、奥さんお嬢ちゃん旦那さん。着替えずのファッションは爽やかモテ系
らしからぬ行為だが、まぁ仕方無い。どうせ女はいない。

昼前にギターの家に到着すると、二人で昼飯を食いに行こうという流れになり
陽気な五月の少し肌寒い風を浴びながらテクテクとメシ屋へ向かう。けれども
俺は少々大切なことを忘れてた。今日は天気の良い連休の一日。当然どこ
行っても混んでる。ラーメンを食おうとしたらやたら混んでいた。うーむ、人気
ラーメン屋なので仕方無い、じゃあ蕎麦でも……って、定休日かよ!あーもー
じゃあ回転寿司屋でもって、ここも混んでる。餃子でも食うかな……ウボァー
ここも今日は休業日かよ!ち、ちっくしょー、じゃあトンカツだ!

普段引き篭もっていて運動していない俺は結構な距離を歩いたために疲れた。
なんかあれだな、この文章って英文の例題みたいな感じだな。あぁ、すまねぇ
意味は無いんだ。話を戻そう。昼飯を滞りなく食った我々は再びギターの家に
舞い戻り、ゴロゴロする。

おっとそうだ、知ってる人は知っているかもしれないけれど、「僧衣」ってのを
検索して一番上にくるやつ、結構面白いですぜ。まぁ、正直エロネタなために
そういうのが嫌いな人は検索するなよベイベー。自己責任でGO!

ギターにそれを見せて楽しんでいたら、のりたまがやってきた。エロビアやら
僧衣やらで盛り上がる我々はバカ中学生のノリ。しかし我々もやはり成長した
らしく、色々な悩みがあったりするもんでござんす。それらを話し合って真剣に
考えたり、バカやったり、エロビアに感心したり、酒飲んでバイオハザードを
プレイして結構驚いたり、有意義な一日でした。男ばっかだったけど。

その翌日、今日ですね。寝ていたらつくよんからのメールで叩き起こされる。
何でも今日の花見には来るのかい、と。今日はけこやなメンバーで花見の予定
……だったのだが、外を見れば結構な雨。おまけにクソ寒い。その上、メール
もらった時にはまだギターの家にいた。そう、二日も帰っていない。すっごく
面倒だったが、とりあえず来いと言われるので参加表明。まぁ、まず帰宅して
から最終決定すると連絡し、とりあえず帰宅。

顔を洗い歯を磨き、髪も洗ってサッパリ。メシ食って体力回復。はぅん、もう
眠気の限界。やっぱり寝るわとメール送ったら、今日は素敵な髪型にしたから
見ないと損だよ
、とつくよんから返信される。あははは、こんな子供だましで
俺が動くとでも思ったのか、小童めが。

「次はXX駅〜、XX駅〜」

あぁそうさ、動いたよ!

まぁ、前々からこの集まりには出席すると言ってたし、実際楽しみでもあった
ために、さすがにサボれない。地下鉄に乗って最寄の駅に行こうとしたら途中
人身事故に遭遇するあたり、さすが俺。何か俺が地下鉄乗っていたら結構な
確率でこういうことがあって困る。地下鉄を降りてけこやなメンバーに迎えに
来てもらい、友人の家にGO!

……行ったらなんか宴会が終わったかのようなマッタリムード。おいこらこの
酔っ払いどもが、早いよ酒飲むの。えっ、桐生さんも飲むかって?えっへっへ
こりゃあすみませんねぇ、おっとっと……プッハァ〜、美味い。あぁ、やはり
昼酒は贅沢だねぇ。いいもんだよ。そんなわけで酒飲みながらモノポリーとか
やりつつ、時間は過ぎて行ったのでした。

えっ、この三日で何か得たものはあるかって?HAHAHA、もちろんあるよ
トミー。この三日は忘れられぬ思い出となるが、その中でも今日得た物が
俺の心を奪い去ったよ。それは何かって?

パピヨンマスク欲しいなぁ。