いやね、ちょっと聞いてくださいよ。昨日は割と久々に完全執筆休業日なんて
決め込んでいたんですよ。外で飲んできたり、クソも書けずに休みも同然とか
そういうのはちょくちょくあるんですが、初めから決めて休むのはあまり無い。
あぁ、やらねばならんと思っているのと、完全休養だとわかっているのとでは
心の余裕が違うなぁ。酒も安酒だけど美味いし。
しかしいつもより酒を控え、麦茶を飲みつつ友人とネットマージャンに興じて
いた。そう、完全休養ってことは、割と早め（午前四時くらい）から性欲解消が
できる。最近悶々としてたからなぁ。飲み過ぎて酔い潰れ、結局そのまま寝て
しまったら再びムラムラした日々を……いやじゃああああぁ。
そんなわけでスッキリ二発堪能してから就寝。やたらグッスリ眠れて気分爽快
すかっと爽やかお目覚め……あ、そんなでもないか、でもまぁ、良い目覚め。
昼飯にサンドイッチ食ってまったｒ……うぐぉあ、腹痛い。
('A`)昨日は酒を控えたのに、何故？
そう、いつも腹を痛くしたり壊したりしたら家人から酒の飲み過ぎだと嫌味を
言われるんですが、逆にあまり酒を飲まないと調子悪くなるんですよ。これは
慣れない事をやったら体がおかしくなるって証明だ。今日はしっかり飲もう。
世間ではゴールデンウィーク突入だの何だのと騒いでいるから、それに乗じて
俺もたくさん飲んじまえ、うえっへっへっへ。
ゴールデンウィーク、子供の頃は運動部に所属していたために休日にもなれば
部活やら何やらに狩り出され、休めないどころかヘトヘトになる悪夢の週間。
小学生から高校までそうした日々だったので、大人になったら日曜日や連休は
きっちり休めるぜと思っていたら、まさか毎日が日曜日になるとは俺も思って
いなかったよ、コンチクショウ。
しかしそんな毎日開店休業状態で引き篭もりっぽい俺でもゴールデンウィークは
予定が入っているんですよ。何て言うのかな、こう爽やかモテ系は家でひっそり
していても世間が黙っていないとでも言うのかな。明日から三日間引っ張り蛸
ですよ。まいったなぁ。
５月１日：親戚の結婚前祝で飲む。帰宅せずに朝までＧＯ。
５月２日：親戚の家から帰省してきたギターとのりたまと会う。やはり飲む。
５月３日：昼からけこやなメンバーと会って花見予定。
えぇ、これを見て何となく想像がつくでしょうが、出費がかさみますね。一日は
まぁ親戚が出すだろうが、二日三日とお金に翼が生えて消えていく。硬貨には
足が生えて走り去られる。預金残高が携帯代を引き落とされれば四桁となって
しまう俺は仮にこの三日を過ごせたとしても、今後何もできなくなる。今まで
ヤバイヤバイと言ってきたが、本格的にヤバくなってきた。あぁん。
まぁ、二日間くらい日記休むかも。
それで、昼頃起床したらやっぱりムスコがやたら元気なわけですよ。昼間には
あまり執筆しないから、かまってやることもできるのだが、昼間は我が部屋に
人の出入りがそこそこあり、落ち着いてできん。ムスコは最近ムラムラしてて
徐々に我が心を侵略していく。もう少しだ、もう少しで物語が一段落するから
そうしたら、いっぱいかまってやるからー。
それで昨日、ようやく完成しそうだったんですよ。その場面を書いたら、後は
エピローグを書くだけ。それは決まっているので、実質その直前の場面を完成
させれば完成したようなもの。えぇい、がんばって書いてやるー！
そう意気込んでがんばってみたが、おや意外なとこでつまづいた。うぬぬぅ〜
ここは大切な場面だからしっかり考えないと。そうこうしていたら、結構酒が
回ってきた。このままでは予定通り終わらん。困った、何が困ったかと言えば
その場面を考えるのと同時に、どんどんムスコが俺の心を侵食してきた。あぁ
ムラムラする、次第に考えることができなくなってきた。
我慢の限界が訪れました。三日も我慢したのは俺の中で快挙。でも、もう無理
です。自分で自分を褒めたい。本当はやり終えてから思い切りやろうかと考えて
いたけど、このままじゃ何も考えられん。誰だ、俺に媚薬を盛ったのは！
(*ﾟД)＝３ よ、よし、ちょっとスッキリしてからするか……。
執筆を中断し、秘密のフォルダを開いてオカズを探す。よーし、今日はこれに
するか。とりあえずティッシュが無かったので、補充に向かう。よ、よーしもう
これで準備万端。後は電気消して、少し酒の入ったコップを……ぐぁ、しまった
こぼしちまった。なんてこったー、ティッシュでふきふき。さーて、もういいな。
ハァハァ、もう我慢できん。ヘッドフォンをして……ぎゃー、力入れすぎたのか
ポッキリ折れたー！ああああぁ、もういい、いいや。音量絞って……。
(*´∀｀)……ウフフ、アハハ。
いや、スッキリ。何で我慢してたんだろう。ごめんね、ムスコよ。さーて今日
抜いたから、起きてから悶々としたり、日中ムラムラハァハァすることも無い
だろう。そう思って就寝。久々にぐっすり。そして今日。
_ﾄ￣|○ 考えが甘かったか……。
いやいや、でも日常生活の中でショックを受けることは多々あるもので、俺も
平穏無事に過ごしたいのに何故かそうした場面に出くわすことが多い。うーむ
俺が小心者だからそう感じるだけか？だから先日この日記を見ている後輩に
チャーハンのこと書いたら、つまらんと言われるんだ。おいおい、面白いも何も
俺の日常じゃ。俺は普通に生きてるだけなのにー！
まぁ、ここまでショックショックと言ってきたからには、今日の日記のネタも
お気付きでしょう。そう、ショックを受けた出来事です。
ショックを受けることは、大まかに分けて二種類あると思うんですよ。それは
思いがけないショック、言わば外的要因。そうして、自分のせいでショックを
受けてしまう内的要因。例えば高橋克巳がボウズになっていてビックリしたのは
外的要因、自分の体重が増えていて愕然としたのは内的要因となります。
いやね、ふと地下鉄に乗った時、すげぇ混んでいたんですよね。混んでいたと
言っても身動き一つ取れないってわけじゃなくて、普通に相手と体が密着する
くらいの混雑ぶり。うーん、混雑電車は嫌じゃあ〜。ただでさえ俺は汗かきで
迷惑かけそうだからなぁ。ま、ジャケット着てるからそれは平気か。
ぎゅうぎゅうと後ろから押されて、電車のドアが閉まった時には前にいる人と
密着状態。って、前の人、顔は見えないが美人そうな女性。あぁ、いい匂いが
するなぁ〜、なんて思っていたらふとある事に気付いたんですよ。後ろから
押されたため、俺の体勢はやや後ろに反り気味。えぇ、想像したらすぐわかる
でしょうが、俺は意図せず股間を押し付けてる状態。電車が揺れる度に股間を
ぐいぐい押し付けてしまう。やばーい、訴えられるー？！
これは嬉しいけどイカーンと判断した俺はやや体を前傾にして、股間を離す。
すると普通はどうなるでしょうか。俺の胸が当たりますよね。違ったんですよ。
腹がね、こう相手の背中に密着。相手も熱いのか、それとも俺も熱かったからか
密着してる腹が熱い。あぁ〜、見知らぬ人とぬくもりを共有。エロティック。
って、違う、よく考えれば何で胸じゃなく腹が、腹が？！
なんてこった、互いに顔を見られていないけど、この人には俺の中年ビール腹
バレバレ。ショックだ。いや、確かに日々ごろごろしてるから腹も出るけれど
でもそれをはっきりとわかれるのは、恥ずかしい。いやん。
これからどんどん暖かくなっていきます。当然薄着になっていくわけで、今は
ジャケットだシャツだと着ていてそうはバレないんですけど、次第にこの腹が
出ていることが白日の下に晒されるんだ。うわあああぁ〜、恥ずかしいけれど
この腹はなかなか引っ込まない。
ダブダブしたＴシャツを買わねば！
長かった、ここまでまさか歯医者に通院するとは思っていなかった。だけども
一応歯が治ってよかったなぁ。なんて思いつつメシ食っていたら、あらいやだ
のんびりしすぎたみたいだ、このままのペースだと遅刻してしまうじゃない。
急いで身支度をして、財布をポケットに入れ、時計つけて……へっくしゅん。
くぁ〜、鼻がムズムズするなぁ。チーン。
Σ('A`)ゲゲーッ、鼻血？！
このクソ忙しい最中に突然の鼻血。慌てて鼻栓をティッシュで作る。うぅ〜ん
さすがにこの格好のまま外には出られぬ。そう言えば昨晩も、逆の鼻の穴から
鼻血が出た。そんなに俺は血の気が多いのだろうか？まぁ、最近ケガしてない
上に、レバ刺し食うこと多かったからかなぁ。あぁ、時間が……。
すぐに鼻血が止まったために、何とか遅れず電車に乗れそうだと判断した俺は
急いで家を飛び出した。駅への道すがら冷蔵庫からアミノ式のペットボトルを
持ってくるの忘れたー！とちょっと後悔。いやね、俺は喉が渇きやすいんです。
だからいつでも潤せるために、そういうのが欲しいけど……まぁ、いいかぁ。
喉が渇いたらジュース買おう。遅刻はイカーン！
何とか電車に乗り込むことに成功。ゆったり座って電車に揺られる。そろそろ
札幌に着くかと言う頃、ふと不吉な事実に気付いた。認めたくない、けれども
事実は事実として受け止めなければいけない。俺はそっとカバンの中に手を入れ
ガサゴソと漁る。後輩に渡す書きかけ原稿、飲み屋の割引券、メイド喫茶から
持ってきたマッチ、扇子……すーっと不吉な事実が体を支配するように落ちて
くる。なんてこった。
('A`)……マウスピース、忘れた。
ああああああぁ、しまったわい。もうね、出る直前までは覚えていたんだよ。
今日はこれが必要だって。でもね、全部鼻血が悪いんだ。あの時流れた血液は
同時に俺の記憶をも流してしまっていたんだ。迂闊、迂闊ッ！迂闊ッ！！
案の定、歯医者に言って忘れたことを伝えると、非常にガックリされてしまい
「今日はそれが無いと何もできないよ。君の次に必要な物なのに〜」とか言われ
折角来たのだからと歯の掃除だけしてもらい、診察券に次は忘れないようにと
備考欄にしっかりくっきりと書かれてしまった。しょぼーん。
それから大学に顔出して少し遊んできて、さて帰ろうかと思っていたら後輩に
喫茶店でも行きましょうかと誘われた。先輩と話したいことがあるんで、少し
どこかに寄りましょうって、おおおおぉ、俺ってモテモテ！！惜しむらくはこの
後輩が男だと言うのが悲しいんだけどね……。
適当な喫茶店でいいかと言っていたのに、何故かメイド喫茶に辿り着くあたり
俺は何かに飢えているのかもしれん。メイドに魂を引かれた男。さっそく俺は
今まで食いたくても食えなかったパストラミビーフセットを注文。うまーい！
しかしこれ、食いにくいなぁ。まぁ、いいけどね。
メイド喫茶もたまにはいいなぁ。
それはＦＦ３をやってた時の出来事、親父が俺の部屋にやってきたんですよ。
親父はゲームをやってる俺に、何かパソコンのゲームを貸してくれと言って
きたんですよ。と言っても俺の手元にあるのはエロゲーばっかり。さすがに
それは貸せないし、やらないだろうからマージャンか将棋のフリーソフトを
渡そうと思って、ダウンロードしてやったんですよ。
ダウンロードを終えて、フロッピーにゲームを入れると親父のパソコンにそれを
移してやる。これで問題無し、そう思っていたんですが何故かインスコできず
デバイスエラーが出る。な、何故だ？おかしいなーと思いつつ、そのゲームの
動作説明テキストを読んでみた。
本ゲームはＤｉｒｅｃｔＸ７以上が必要です。
もしやと思って親父のパソコンを見てみたら、バージョン６しか入っていない。
何だ、じゃあすぐに問題解決できるなと思った俺はマイクロソフトのサイトで
バージョン９ｂをダウンロード。幸いフロッピーに収まるサイズだった。
再び親父のパソコンのとこへ行くと、ＤｉｒｅｃｔＸの最新バージョンをインスコ
してやる。が、またも問題発生。バージョン９ｂは起動ファイルこそ落とせる
けれど、インスコするためにはネット回線が必要らしい。親父のパソコンには
回線が無い。困った。どうすべきだ。それ以前のバージョンは配布されてない
から、このままではＤｉｒｅｃｔＸをインスコできん……。
Σ('A`)そうだ、あれなら！でも、いいのか俺……。
踵を返し、急いで部屋に戻った俺は乱雑に置かれたゲームの中から一枚を手に
した。そう、エロゲーの人形の館だ。エロゲーにはよくインスコ画面でゲームとは
また別に、ＤｉｒｅｃｔＸのインスコもできるようになってる。ふっと思い出したゲームが
それだったわけ。しかし、こういう発想しかできない俺はどうなんだろうかと少し
反省。しょんぼり。
親父のパソコンにＣＤを入れると、すぐにインスコ画面が出てきた。メイドが
パンツ見せて欲情してるインスコ画面。幾らそういうゲームをやっていたりと
知られていても、ちょっと恥ずかしいわ。親父は黙っている。見て見ぬ振りと
言うよりは、何をしてるのかよくわからないし、ともかくゲームができるなら
いいやとでも言った顔つき。俺も戸惑うことなく、インスコ開始。
思った通りだ。ＤｉｒｅｃｔＸは正常にインスコされ、マージャンゲームもできる
ようになった。さすがにエロゲーはインスコしない。一件落着……なのかな？
いや、深く考えないようにしておこうか。ただ、これで思い出したことが一つ
あった。忘れていたよ、トニー。
久々に人形の館でもやるかな。
まぁ、今日の日中はＦＦ３ばっかりやって、冷蔵庫にあった銀河高原ビールの
微妙な味に苦笑してただけなので、さして書くことが無い。困った。あと他に
今日やったことったら……あぁ、そういや久々にチャーハン作ったな。
かなり好評な我がチャーハン、ＦＦ３やってたら作ってくれと渚に頼まれる。
正直面倒なのだが、たまにはいいかなと台所へ。こう見えても俺、料理は割と
得意でして、味見せずともそれなりに作れる。ただ、非常に面倒臭がりのため
滅多に料理はしない。チャーハンはあまり汚れないし、フライパンでゴハンを
クルクル回すのが楽しいから作っていて好きだ。それに、多少味付けがバラけ
ようが、それなりに食えるものになると言う点も大きい。
緊急公開、桐生の美味しいチャーハンの作り方！
「……先生、書くことないからって、またそんな。だって先生、いつも味見を
してませんし、適当にやればいいって……あぅ、いたい〜」
お前、そんなネタバレをやる前から言うな。えぇい、確かに適当に作っている
けれども、やり方とかコツとか言われないとわからないってことは多々ある。
わかってる人はスルーすればいい、わからなければ参考に。では、いくよ。
用意するもの：たまねぎ、ハム（お好みの量でみじんぎり）、卵１つ
ゴハン（好きなだけ）、味塩コショウ、醤油、中華がらベース
ごま油、後は好きな具を適当に。
１：まずフライパンにごま油をぐるりと垂らし、ひたすら加熱。油をフライパン
全体に移動させる。それをしないと、後でゴハンなどが張り付く。危険だ。
慌てず騒がず、煙がフライパンから立ち昇るくらいまで加熱。
見た感じ、ちょっと黒っぽく、これは体に悪いくらい濃いかもしれないなぁと
思うかもしれないが、食ってみればあら意外、多少しょっぱいが飽きない味に
仕上がっている。おかずいらずの味付け。卵でしょっぱさが緩和されるのだ。
家庭用コンロだと完全にパラパラにはならないだろうが、べちょっとしなけりゃ
合格点。どうしてもパラパラにしたいなら、卵を入れてしばらくしたくらいに
もう一つの加熱したフライパンに移し変えればいいだろうが、面倒である。
さぁ、暇な時にレッツトライ！
さて、長編小説も大詰めに差し掛かってきています。とっとと書き上げないと
地獄の打ち込みと推敲、校正作業が終わらないので、気合を入れてやらねば。
メシ食ったらやろうと決心しつつも、メシ食ってる最中はネットサーフィンでＧＯ。
ゆっくりメシ食いつつダラダラとＦＦやドラクエについての記事を見る。
ＦＦもドラクエもどんどん進化していって、華麗なグラフィック、荘厳な音楽に
豊富なアニメーション、個人的には非常に邪魔なムービーなど盛りだくさんに
なっていってるのですが、何か物足りない。子供の頃は娯楽の幅が狭かったし
見る世界全てが新しく見えていたから楽しく感じていたのかもしれないけれど
それとは違う、何だろう、何が不満なんだ俺は？
そうだ、難易度だ！最近のやつは総じて簡単なんだ！
ドラクエ２ならロンダルキアのダンジョン、３ならネクロゴンド、ＦＦ１ならラスダンに
沼の洞窟や氷の洞窟、幻想水滸伝ではルカ戦などでかなり苦戦した。しかーし
今そこまで苦労したってことなどなく、せいぜいＦＦ１０の動く床などに戸惑った
くらいだ。サクサクとストーリーを見せるため戦闘が簡単になってる。
しかーし、去年ＦＦ１と２をプレステのリメイク版でやったが、意外に簡単だと
感じた。おかしい、子供の頃はもっと苦労した気がする。確かに当時は攻略本
など無くて、今回は攻略サイト見ながらやったからかもしれんけど、それでも
こんなに手応えが無かったかなぁ？
不思議に思って色々なサイトで情報を見ると、おやぁリメイク版の方が簡単に
なってるという意見が大半、てかほとんど。そうかぁ、リメイクされて難しく
なるってのはほとんど無いみたいだな。まぁ、昔はゲームバランスが破綻して
いて、それが当然だったからなぁ。ドラクエ２だってロンダルキア入る前まで
しかバランスチェックしてなかったみたいだし。
あぁ、久々に昔の難易度で、かつ攻略サイト見ないで裏技も使わないでゲーム
してみたい。そう思った俺はＦＦ３をプレイすることにした。ＦＦはかなりの数を
リメイクしたりインターナショナル版として再販してるが、不思議と３はどれにも
リメイクされていない。よぅし、プレイしてみるか。
意気揚々とプレイ開始。懐かしい音楽、素晴らしいドット絵。いやぁ、いい。
童心に返ってしばらくプレイしていたのだが……難しいぞ、これ。
金は割とサクサク溜まるし、装備もそのおかげで町につけば新しい武具に買い
替えられるのだが、それでも何故か敵が強い。何だこれは、序盤にバシバシと
毒を食らう、ちょっとでもレベルが低いとザコに全力使わないとならない上に
逃げようとしたら大ダメージくらう。うぬぬ、きついぜ。よぅし、本気でこのＦＦ３に
取り組んでやる！ぬおおおおおぉー！
執筆？あぁ、うん……ははは。
ほんともう、今日はダメだ。テレビ点けたら阪神がボロ負けモードになってて
イライラ。エース井川まさかの大崩にはショックだ。昼間はライズやってから
執筆しようと思ったら弱いと思っていた敵に負けて、やる気消失。新作原稿の
打ち込みを任せていた相手からは、字が読みにくいから打てないと言われるし
便所入ったら足痺れるし、挙句の果てに晩飯作るからと言われ、腹減っていて
できあがるの待ってたら、何だか犬の世話の方を優先されるし。
おいこら、ちょっと待て。俺は犬以下か！？あのバカ犬の方が俺より優先度が
高いのか？メシくらい自分で作れとか言われそうだが、何だか釈然としない。
けれど、どこにも怒りのやり場は無いし、結局自分の中で溜めるだけ。うぬぅ
昨日原稿の執筆がかなりはかどって上機嫌だっただけに、余計腹が立つ。
こんな時はストレス解消のために何かすればいいんでしょうが、生憎俺の解消
方法と言えば飲酒くらいのものだ。怒りが迷走してるために誰かに話すことも
できないし、そもそもこんなこと話しても迷惑なだけだろう。はー、タバコでも
吸って気分転換……って、タバコも残り少ないし！
まぁ、あまり愚痴を言っても折角ここを見てくれている人には申し訳無いので
話題を変えましょうか。
さっきヤフーニュースを見ていたら、これから電子書籍が増えることについて
特集記事みたいなのがあって読んでいたんですよ。紙による本が誕生してもう
数百年。活版印刷を発明したグーテンベルグのおかげにより、書店などで販売
されている現在の本の基礎が出来ました。印刷技術はどんどん進化し、そして
レイアウトの多様化、大量印刷、軽量化などなど様々な発展をしてきました。
我々が気に留めない本の形式や歴史も、便利だからこそ。
そんな本の歴史が変わると言うのです。それは紙を使わない電子書籍。
電子書籍はもう色々と出回っており、例えばＣＤ−Ｒなどに書き込まれた辞典
などがそうで、何十冊もある分厚い百科事典に比べてＣＤ−Ｒだったら数枚で
収まり、コンパクト。またインターネットで本のデータだけを借りたり購入を
したりすることで、読むことも可能のようです。
また、近未来予想などのテレビ番組では、電子ニュースペーパーと言った物も
開発されているらしく、実際は紙で無いんですが、紙のように薄く、かつ強度
ある素材で、インターネット配信されているニュース情報を取り込み、購読が
可能と言った、まぁネットニュースの進化版ですな。
無駄な資源を作らず、素早く情報を入手できる点で、これは評価されるべき
ものですし、また今後そうなっていくのでしょうが、俺はどうも気が乗らない。
と言うのも、パソコンで小説を読む気になれないのだ。
世の中にネット小説ってのは結構あるもんで、俺もたまに他人のを見たりする
ことがあるんですが、どんなレイアウトでも読みにくい。それは単にレイアウト
だけの問題ではなく、パソコンで長時間文字を見るのがイヤなのだ。
ほら、パソコンってチカチカ光るじゃないですか。ただでさえ小説読む時には
じっくり考えながら読み進めるのに、これじゃあ余計に目が疲れる。日記とか
でも、あまり長いのは読みにくいし、それでも小説に比べたら微々たる量です
けど文庫で五百頁もある小説を読むのは苦痛だ。これはもしかしたら俺が紙の
媒体で小説を読んでも二時間くらいでイヤになるからかもしれませんけれども
やっぱり紙で読むのがいい。京極夏彦クラスになると、目がどうにかなるかも
しれん。あぁ、でも俺も三百頁の小説などをアップしてるな。
まぁ、あとこれは書き手の問題かもしれないけど、一つの形として手元に残して
もらいたいんですよ。折角書き上げた小説なんかがデータで保管されていたら
寂しい。本棚を見て、その作家の小説が並んでるってのは、読者も作者も結構
嬉しいものだと思うのですが、時代はどうなっていくんでしょうねぇ。
紙の文化は廃れないで欲しい。
ドキドキしながら開けてみると、緑色のカードと手紙が入っていた。何だろう
このカードは？ひとまずそれは置いといて、手紙らしきものを見てみる。ふむ
俺の免許番号と住所と氏名と……無事故無違反無し！
そう、一年間無事故無違反の証明書です。若草色のカードは安全運転者の
証拠。まぁ、あれですよ、日記でギュオオオオーンだのギャリリリーンだの
ゆかり車みたいに書いているけど、あっはっは、あんなことそうそうないよ。
そうそう無いから日記に書くんですよ。優良安全運転ドライバー桐生！
いやぁ、でも最近あまり頻繁に運転してないんですけどね。免許持ったらこの
引きこもり賢者の隠遁生活からもっと外へ行くものかと思っていましたけれど
やはり俺は俺、変わりません。酒かタバコも家人が出かけるついでに金を渡し
買ってきてもらうようになってきたウルトラ自堕落生活。
そんな変化の無い生活にも、変化を与える時期がとうとうやってきましたよ。
その変化を与えるきっかけは火曜日に話がさかのぼります。火曜日と言ったら
歯医者の日。えぇ、歯医者に行ってきたんですよ。そこでマウスピースの様な
ものをもらう。ちくしょう、もう終わりだと思っていたのにまた来週に調整を
したいから来てくれって、もぉ〜、もぉ〜。
おっと、話を戻してマウスピースのことでも。何だか俺は悲惨な程に歯が擦り
減っているらしく、その上アゴがずれている。それを防いだり矯正するために
マウスピースのように歯形のガードを貰ったのだが、思っていたのと違ったん
ですよ。いや、予想外、存外。
マウスピースって言うと、ボクシングなどの格闘技で歯が折れないようにする
道具で、それは付けた事無いけどイメージとしてゴム製の柔らかいものだとか
思っていたんですよね。あまり柔らかすぎても効果無いだろうし、固かったら
歯が簡単に折れてしまう。なので、固いゴムみたいなのかなぁと。
そしたら歯医者からもらったマウスピースって全然違っていて、やたら固いの
なんの。色は薄黄色みたいで、石みたいに硬い。カッチカチ。う〜ん、これを
付けるのは気が進まないけど、これに五千円もかかったんだ。付けるかぁ。
これは上の歯にセットするもので、何だか入れる時に入れ歯を入れてる気分。
あぁ、二十三にして入れ歯体験は切ないものがある。しかしこれ、入れ慣れて
いないためか、すごくイヤンな感じ。う〜ん、やはり人体に異物はイカンなぁ。
あるがままの体がいい。入れ歯をヤダと言ってる老人の気持ちが少しわかった
気がしました。はぁ〜、しばらくこれ付けるのか。
ポリデント買うのか俺？！
さて、そんないいことがあれば、悪いこともあるってもんです。こうした運命の
バランスは必ずある。禍福はあざなえる縄の如し。後で考えりゃ人生の調味料
アクセントとして考えられるが、その当時としちゃ起こって欲しくないもの。あぁ
いやだいやだ。何でこんなことが起こるのやら。
いやね、パソコンを起動したんですよ。んでネットサーフィンを色々しながら
ちょっとした二日酔いのためにボーっとしていたら、何だかネット接続が重く
感じられた。おまけにパソコン様がカリカリと仰ってる。うーん、経験上では
ノートン先生がウィルス定義の更新をしてるんだ。なーんだ、だったら慌てず
騒がず気にせずでいいじゃないか。ハハ〜ン、ンフフ〜ン♪
「ＬｏｖｅＬｅｔｔｅｒＡウィルスを検出して、削除しました」
( Д) ﾟ ﾟ ウィルスあったの？！
いやぁ、ビックリですよ。今までノートン先生がウィルスチェックしてくれても
問題無いぜボーイと言ってくれたり、またこのウィルスもＯＳ入れ替えてから
ノートン先生入れた時、駆除してもらってたはず。ぬぉ〜、どこから侵入して
きやがった？あな恐ろしや。
いやいや、これで自動駆除されたと信じたい。ウィルスはいやずら。自衛手段
皆無であり、対策なんてノートン先生にまかせっきり。ノートン先生が見つけ
られないものは、俺にもわからん。さて、気を取り直してネットサーフィンを
再開するか。……おや、メールがきてる。
三通……多いな。なんだろう？って、スパムメールばっかりかよ！一通は何か
ありきたりな業者からで、二通目がメアド変えました〜って女性からのメール
なのだが、こんな女知らないし、それにアドレスが怪しげだ。メアドじゃない
アドレスが紹介されてる。絶対に罠だ！そして最後のメール、これが一番謎の
メールだった。知らない人だし、いかがわしさ全開なのでちと晒そう。
どーも♪はじめまして彩菜です♪←ちなみに「あ・や・な」って読みます♪
地域掲示板で貴方のアドレス乗ってたからメールしてんけど（^^ゞ急にメー
ルして「何事？」って思うかもしれへんけど、彩菜と会ってデートしてみま
せんか？こういう出会いでドキドキ体感してみたいから。。。彩菜の感でい
い人って勝手に思っても〜てるし♪あー、ちなみに23歳にもなって派遣会社
でのんびり働いてま〜す(゜ー゜;A ほら、なんとなく寂しい時期ってヤツや
から(-"-;A 迷惑かもやけどお暇な時間、彩菜にちょ〜だい♪いつでもええか
ら気軽に連絡してなぁ〜、待ってんで〜♪ ☆彩菜☆
えーっと、どっから突っ込めばいいんだ？まず、地域掲示板ってどこだよ！？
使ったことねぇぞ、そんなとこ。そして何故そこで俺のメアドが晒されてる？
本当に何事？だわ。そうして言い方などから関西圏の人だろうか。会えないわ！
しかし、マチルダさんといい、俺は関西圏の人に好かれ易いのか？何かそんな
オーラでもあるの？
まぁ、幾ら女性の出会いを求めている俺でもさすがにこうした出会いはイヤン
である。思いっきりサクラの匂いがプンプンするぜー！怪しいにも程がある。
いや、もしかしたら今はこうしたのが主流なのか？思っていたよりもずーっと
俺は古いのか。うーんうーん、しかしこういうのはもうやらーん。
せめて札幌在住で！
しかし、久々にエロい夢を見た気がする。昔はよく見ていたけど、最近あまり
見ていなかったからなぁ。ちなみに俺は夢の中で「これは夢だ！俺は酒飲んで
寝たはずなのに、こんな場所にいるわけない！」とかたまに気付くので、こう
したエロい夢では割と好き勝手にできることもあるし、ヤバくなったら意識を
集中させて起きたり、都合のいいように夢を書き換えたりもできるんですよ。
正に役に立たない特技！おまけに時々しか発動しない。
まぁ実際は六人いても全部相手できる程の連射能力も体力も無いかもしれん。
悲しいなぁ。フルパワーでムスコががんばれる回数も減ったしなぁ。おかしい
こう日々鍛錬してるのに……って、労働基準法違反かもしれん。おかげでもう
ドラクエ風に言うとこんな感じ。
おおムスコよ 萎えてしまうとは何事だ そなたに再び機械を与えよう
('A`)……休ませて
もうこれはどういうことだよ、あんだけ朝起たら元気で、日中ボーっとしてても
元気になって、昼寝の直前直後で元気なのに、朝方に執筆やめてから、さーて
やろうか。……って、何故に一回戦で満足しちゃうんだ？！どこいったんだよ
あの日中の燃え滾るエナジーは。やっぱりしこたま酒飲んでからやるのがダメ
なのか？でも飲酒かエロかったら飲酒だし、かと言って飲まない時間にやれば
見つかる確率格段上昇！それはさすがにイヤンなり。
まぁ、世の中にはこのように、もっとしたいんだけど叶わないてなことが結構
あるもんなんです。それは時間的な制限があったり、金銭や体力、または立場
であったりなどなど。もっと飲みたいのに金が無い、もっと抱き合っていたい
のに夜明けが近い、あぁ貴方が奥さんいなければ私もっとこうして課長さんと
一緒にいられるのに〜、とかね。
けれど、こうした制限があるからこそ、その中でいかに有意義にやろうかとか
考えるわけです。何もかも自由てのは、大草原一人ぼっちみたいなものでして
どこに行けばいいのか迷うんですよ。普段何かに縛られてこそ、その合間にある
休息や娯楽がすごく楽しかったりするんです。たまにだからこそ、その良い物が
何倍にも素晴らしく感じるんですよ。
えぇ、昨日久々に久保田の紅寿を飲んだんです。
普段一升千円のパック酒を飲んでいたんですが、ふとしたことで入手したんで
飲んだら、これがまた美味いの何の。俺は酒好きだが、同じ銘柄をずっと飲み
続けるタイプなので、そんなに多くの酒は知らない。だがその中でもこの酒は
俺の中で極上のレベル。あぁ、美味い。パック酒と比べて悪いけど、レベルが
段違い。人間をダメにしそうな味だ。
けれど、このもらいものの紅寿は７２０ｍｌ。しかも親父と半々にして飲んで
いるために一人当たりコップ二杯少々にしかならん。うぅ、もうちょい飲んで
たい。けど、この限りある酒だからこそ美味しいわけで……。
夢の終わりはあっけないもの。
「どうしたんですか、先生？何か悩み事でも？」
悩み事、うん、まぁそうかも。う〜ん、う〜ん……。
「先生、もしよければ話してくれませんか。何かできることあるかもしれません
から。一人で悩んでいる姿を見てると、私も……」
でもなぁ、言ってどうにかなる問題じゃないからなぁ。こればっかりは渚でも
無理だろう。うぬぬぅ〜。
「言って下さいよ、先生。そうやっていても、わからないじゃないですか！」
興奮するなよ。あぁ、わかった、じゃあ言うよ。いやね、歯が痛いんだ。
「ふぇ、歯ですか？でももう治療は全部終わったじゃないですか」
だからおかしーなって言ってるんだよ。あいててて。いや、確かに歯医者では
全ての治療が終わった。後は火曜日だかに行って、マウスピースをもらったら
それで終わりだ。虫歯はあるだけ全部直した。歯周病もほぼ完治。でも、ここ
三日前くらいから左右の奥歯、それも上の歯が痛くてたまらんのだ。
「左右の上の奥歯って、今年になって親知らず抜いたとこですよね？」
うむ。でも親知らずを抜いた場所が痛いかと言えば、そうでもない。その手前に
ある奥歯が痛いの。それも左右同時じゃなく、右だけが痛くなったり、そうかと
思えば左だけが痛くなったり、あぁん。ちくしょう、あの痛みに堪えて歯医者
通っていたのに、余計に痛くなるなんてバカな！
「バイキンでも入ったんですかね〜？」
わからんなぁ。でも両方痛いってことは、両方やられた？！いやいや、だけど
どっちか使わなかったらメシ食えないからなぁ。まぁ、放っておけばどうにか
なるからいいだろうが……いや、原因がわかった気がする。
「ふぇ、それは何です？」
歯医者で治療して、しこたま削ったり銀歯に差し替えられたりしたんだよね。
それがまだ慣れていないんだろう。そういうことにしておく、歯医者嫌いだし
もう削られたくない。
「でも、もし悪かったら早めに治療した方がいいですよ」
やだ。いいか、歯医者行ったら必ず言われるんだよ、歯が磨り減って酷いと。
虫歯は治っても、これは治らないらしい。だってお前だって歯を食い縛ったり
すること、あるだろ？何かを耐えるときとか、そうするだろ。それをもうあの
歯医者共はするなと言うんだ。もう俺に耐えるなと。
「考えすぎですよ……ところで、何をそんなに毎日耐えてるんです？」
うーんと、体が痛い時、急な便意を我慢する時、フリーセルで負けた時、暇な
時にライズやって負けた時、考え事してる時、ニュース見てる時、熱い風呂に
入る時、今日はどのエロネタで解消しようかなと迷ってる時、それでやったは
いいが意外に早く終わりそうで、おっとこりゃイカン、こんなに早く終わると
もったいねぇ、コオオオオオォ、耐えろムスコ！てな時とか……あれ、渚は？
おーい、まだ先があるんだ、聞けよ人の話を！ちっくしょう！
そうしてまた歯が磨り減る。
将棋と出会ったのは小学生の時です。と言っても当時は駒の動かし方すらよく
知らず、もっぱら回り将棋や挟み将棋、崩し将棋など本来の遊び方から外れた
ところで楽しんでいました。
中学生の時にしばらく離れていた将棋に再び触れることとなった。そこで駒の
動かし方をようやく覚える。確かこの頃、結構はまっていた気がする。動かし
方を知ったからか、友人達と対戦しまくっていた。無論、ネットなんてものは
無く、将棋板でだ。ただし、本当に駒の動かし方を知ったくらいのヘボであり
時たま「あれ、銀って横行けなかったっけ？」なんてレベル。
高校生になってしばらく触らなかったが、受験勉強に取り組み始めた三年生の
十月頃から、再び本格的にはまりだした。当時クラス中の男子が将棋ブームに
はまってしまい、将棋板やポケットゲームのマグネット将棋を持ってくる者や
ノートにマス目を書いて、紙の駒で遊ぶ者など様々だった。そう言えば将棋を
指してる途中に、告白して一週間待たされた女に「ごめん」と一言だけ言われて
本気で目の前が真っ暗になった覚えがある。もう将棋どころじゃなかったなぁ。
今となっては懐かしい思い出だが、もう一度体験したいと思わない。
おっと、話が逸れたな。そうそう、その時期に詰め将棋はもちろん、友人達と
結構対戦していたんですよ。受験勉強で学校に残っているんじゃなく、将棋を
指すために居残り。いや、一応受験勉強みたいなこともやってたよ。友人達と
問題を出し合ったり、教えたり教えられたりして。あの頃が一番勉強楽しいと
思えたなぁ。生まれて初めてもっと勉強したいって思っていたもん。
そういう中での息抜きとして将棋をやってたが、先生に見つかってよく怒られも
しました。受験生が将棋に熱中するんじゃねぇ！とね。今は温厚なギターだって
当時はキレキャラに暴走キャラだったから、俺が将棋でボロ勝ちしたら、突然
将棋板ひっくり返したりしたなぁ。色々な意味で熱かった。
さて、長々と将棋とそれにまつわる思い出を書いてきましたが、将棋ってこう
実生活にも応用できると思うんです。例えば先々の相手の行動や思考を読んで
それを踏まえた上でこっちが有利に働くような訓練とかね。小説の構成とかを
考えたり、また相手にどう接するかと考えたりもできます。便利なり！
ところで将棋には千日手というものがあります。将棋を知らない方に少し説明
しますと、こっちも相手もループのように延々と同じ手順を繰り返す事です。
例えば、相手が俺の王様を倒そう駒を下に。俺がそれを防ごうと上に逃げる。
そしたら相手が駒を上に。俺が下に。以下この繰り返し。終わりません。
私の恋はいつも千日手です。（トリビアの高橋克実風
書いている最中は、もう自分で何十回何百回とその物語を思い返しながら執筆
しているので、飽きてイヤになってくることが多いんですよ。やっている最中
おぉ、俺ってすげー！なんてこともあるが、基本は進まねぇ〜、ばっかり。んで
気分は砂漠を旅している気分。いや、プロットと言う名の地図があるからそこ
まで曖昧な旅じゃないな。う〜ん、旅で説明しにくいな。よし、これだ。学校
生活みたいなもんで、通学してる間はイヤイヤなのだが、時に目立ったり良い
こともあったりする、てな感じ。
それでですね、いつも長編を書いていて起こることなんですが、終わりが見えて
きたら、あんなにも書くのがイヤだったものなのに、急に終わらせたくなくなって
くるんですよ。
おっと、誤解しないで下さい。書くのがイヤってのは、作品が面白く無いとか
嫌いってわけじゃない。嫌いってより、辛い感じ。体育系部活動の練習みたい
だと思って。そして、終わらせたくないって気持ちは、卒業に似ているのだ。
または毎週楽しみにしていたドラマが来週で終わるみたいな感覚。楽しみだと
思う反面、来週が来て欲しくない〜。俺もね、そんなにホイホイとネタが出る
人間じゃないので、また面白いと思える新作を作るのが怖いのかもしれない。
もしくは、我が子のようであり、ライバルのようでもあるものが消えるような
喪失感の辛さを知ってるからなのかも。
ただ、ここで立ち止まっていては先に進めません。完結させ、推敲を重ねつつ
磨いて磨いて、素晴らしい作品に昇華しなければいけません。続けたい、そう
終わり際に思いつつ、キッチリ終わらせないと成長できないんです！
これってでも、えっちと一緒ですよねぇ。
始める前はめっちゃ興奮してる俺がいるんですよ。今回はこうしてやろうとか
色々とシュミレーションしたりなんかしちゃってね。けれどいざ行為に及ぶと
どっか冷静になっちゃってる俺がいるのよ。あれれ〜、さっきまでの燃え盛る
エナジーやリビドーはどこへ行ったの？帰ってこいよ〜、なんてね。
でもそりゃ俺だって男ですから、どんどん行為が進めばそりゃ興奮してきたり
するわけですよ。ムッハー、相手の気持ちよさそうな顔に興奮ゲージがグングン
上昇。自分の興奮は性感よりも相手の喘ぎで上昇する俺。みなぎってきたぜ！
ここか、ここか、ここがえぇんか、ん？（実際あまりそんなこと言いません）
でもね、もっともっと続けていたいけど、終わりがどうしても迫るわけ。あぁ
終わらせたくない。途中でちょっと面倒だな〜、なんて思ったりもするけれど
いざこうして終わりが見えると、まだ続けたい、まだまだやりたいんじゃ〜。
しかし俺もそんなにバカみたいな回数もうできない。ちっくしょー！
勃て、勃つんだムスコよ！