狂人日記

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 3月31日
眠いです。春眠暁を覚えずと申しますが、朝寝て昼起きる私の生活リズムでは
メシを食い終えたら大体眠い。はて、疲れることなんてやってないのにこうも
眠くなるのは、やっぱり季節柄なんでしょうかね。それとも悪夢ばかりみてる
から、どこか追い詰められている部分でもあるのかな。あー、でも今日はもう
昼からずっと、久々に金田一少年の事件簿を読み返してたからだな。

昔、社会現象までになったこの漫画は賛否両論あれども、なかなか良い出来と
思ってしまうのだ。トリックはほとんど、どっかの推理小説で読んだようなものが
多いし、殺人犯は大抵親を殺されただの、恋人を以前殺されただのの復讐劇の
オンパレードだし、また冷静に読んでいると矛盾点やおいおいそんなトリック
無理だろ〜なんてツッコミが山ほどあるが、これは面白い漫画だった。

推理漫画と言えば読者も主人公と同じように一応誰が犯人かを推理して読んで
いくものですが、金田一少年の犯人を当てるのは非常に難しかった。誰が犯人
かを当てるなんてことは、大抵話の最初から仲の良い人か大人しそうな人だと
目星をつけていればどうにもなるが、その証拠となるトリックを解明するのは
不可能に近かった。故にこいつかもしれないけど、本当に犯人なのかな〜など
不確定要素が多く、後期にはもうストーリーを追うことしかできなくなってて
ぶっちゃけラストの犯人の自供しか興味が無くなっていた。

復讐は何も生み出さず、やれば不幸になるだけ。これが金田一少年の中で
一貫してきたテーマです。うむ、まったくだ。恨みを抱いて何か事を成しても
それは後味の悪さをどこかに残してしまう。そこに至らざるを得ない事情とか
わかるけれども、だからと言って許されることではないのですよ。

話は変わって、先日妹がスク水抱き枕を触っていたんですよ。触ったり寝たり
するのは何ら問題無し。つーか、妹は自室あるくせに、よく俺の部屋に来ては
ベッドでゴロゴロしやがる。ちくしょう、俺のサンクチュアリを!

それでも一応兄なので、気にせず俺はパソコンをいじる。適当にネットしたり
しながら妹と会話。話すことなんて他愛も無い世間話である。

「しかしこれ、伸びるねー」

パソコンに集中していたが、妹の声で振り返ると、妹はスク水抱き枕の水着の
部分を指先で摘んでいた。へー、やっぱスク水って伸縮性に富んでるんだな。
以前送られてきたのはあまり伸び……って、ちょっと待て!

てめぇこの野郎、俺の大事なスク水抱き枕が破けたらどうすんじゃボケが!もし乱暴に扱って壊れたら弁償しろよ。無論、お前の名前で買うからな。お前これ、っかー、もう、ドアホ!もう入手できないかもしれないんだぞ。それをお前は……物の価値がわからんやつだな!

かなりマジになる俺。すぐに妹はやめて、俺もそれ以上は何も言わずにまたも
ボケーっとパソコンいじりながら世間話を再開したが、どうも収まらん。うぬぅ
これは妹の部屋にある何かで同じ事をするしかねぇ。そう思った俺は妹がいない
隙にこっそり部屋に侵入。さて、何をしようかな?

破壊活動はさすがにやらない。しかし、目に見えて何かしてやりたい。しばし
考えながら部屋を見渡していたら、布団が目に入った。ほぅ、ふっくらとした
布団じゃないか。ふーむ、これはダイビングして押し潰してやるしかないな。
ペシャンコの布団で寝るがヨロシ!とーぅ!

ドボォ……うぐぁ。な、何だ?!

布団の中には靴の空き箱が。くそぅ、片付けている最中だったのか。いってぇ
靴の箱って固いよ。って、うひょ!妹よ、いつから見てた!?なにぃ、これは
俺に対してのトラップだと?小癪なマネをしやがって……。あいてて。

復讐は何も生み出さないんですよ。


 3月30日
茶褐色の小便は血尿の疑いありらしいですよ、そこのボーイズ&ガールズ。
昨日チャットでそんな話になってね、ビックリしましたよ。そんな色の小便など
三日に一度くらいのハイペースで出てますがな。う〜ん、それは本当に血尿?
何にせよ病弱だなぁ、ワシ。でも酒は控えられないねぇ〜。

まぁ、そんなことはどうでもいいとして、今日はまたまた近所の銭湯に行って
きた
んですよ。ここ最近多いのは婆さんの腕のリハビリとか言ってるけれども
本当は風呂を沸かすのが面倒なだけなんじゃなかろうか?まぁ、気分転換には
いいもんだ。ちと執筆が詰まり気味だし、サウナでも入って悪い汗でも出して
スッキリするかぁ。

三時半に我が家を出発。雨がしとしと降っている中を車で向かう。雨の日には
例え車だろうが電車だろうが外出するのはイヤだけど、決まったことに文句は
言えない。銭湯に到着すると、入浴券買ってスタコラ男湯に入る。銭湯なんて
年寄りしか来ない。何のロマンも無い。

のんびり泡風呂につかっていると、何やらお子様の声がする。どうやら爺さんが
孫を連れてきているらしい。お風呂場で老人達のアイドルと化しているみたい
だが、俺には関係無い。泡風呂からサウナへGO!

サウナは十分少々いた。汗がダラダラ。少し痩せるかな〜なんて淡い希望抱き
ながら我慢。しかし、サウナって痩せるものなのだろうか?汗かいても風呂を
上がると水飲むよね。サウナで出る汗がすごかろうと、コップ二杯分も出ない
気がするのだが……気は心かな?

サウナから出ると、体を洗うことにする。まずは汗を流してから、頭を洗う。
とりあえず濡らして、シャンプーを……おいおい、俺の横にその爺さんと孫が
来ちゃったよ。他に空いてる場所など幾らでもあるのにねぇ。まぁ、いいか。
孫が歌ってる、爺さんが洗ってやってる。俺は無視して頭を洗うことに専念。
しかし、銭湯で洗うのって、やりにくいんだよね。

「これこれ、ゆうこ(仮名)や。そんなにはしゃぐと転ぶぞ」

そうか、ゆうこって……えっ、女の子?!

思わずチラリと目をやれば、確かに髪を縛っている女の子。うひょー、思わぬ
ところで幼女フラグ発生?!な〜んてロリコンな人は喜ぶのかもしれないけど
生憎俺はそんな三歳児には興味ナッシン。あと十五年したらいいけどね。

女の子は歌いながら体を洗っている。俺は頭を洗い終えて体を洗う。うぅ〜む
幾ら幼女だろうと、やはり女。なんとなくイヤン。おまけにもし、ふと何かの
はずみでムスコが大きくなったりでもしたら、通報されるかもしれない。気分
転換を交番でやるハメになったら、イヤじゃ。ロリコン犯罪未然に防ぐ、とか
翌日の朝刊に載ったら実名ですよ。だが、こればかりはコントロールできない
から、かなり別の意味でドキドキしながら体を洗う。

ふと、先日購入した水泳授業ってスク水抱き枕のおまけであるゲームに、そう
言えばこんな三歳児くらいのキャラがいたなぁ、なんてのを思い出す。何度も
言うけれど、俺はエロゲーやってるがあまりにも幼女には興味無いし、現実と
ゲームの区別くらいつく。隣の幼女見てそういやこんなキャラいたなぁ、って
思い出したところで、そいつにハァハァすることは無い。

そう、あのゲームやたらロリばっかりだったな。あと異常巨乳。普通の体型が
いいのになぁ。あー、でもあのシーンは多少エロかったかも……って、ダメだ
今そんなことを考えてムスコが目覚めたりでもしたら、取り返しがつかんぞ!
落ち着け俺、体を洗え、湯船につかれ、そして出ろ!

ムスコは反応せずに済みました。


 3月29日
昨日今日と我等が阪神タイガースが、メジャーリーガーであるデビルレイズと
ヤンキースの二球団と試合をして、デビルレイズとは同点に、ヤンキースには
勝利を収めました。うひょー、阪神強い。投手陣に課題が残るものの、守備や
攻撃面に関しては充分及第点。いやぁ、今年もいっちゃいますか?うふふ♪

さて、その試合は昼過ぎに日テレでやっていたんですよね。生中継じゃなくて
録画放送。新聞でそれを知った時から嫌な予感はしていたんですが、案の定と
でも言うか何と言うか、場面が飛んだりして萎え。深夜のスポーツニュースで
やっているダイジェスト版を長くした感じ。野球見てる気がしねーなぁ、など
思っていたけど、それよりひどかったのが巨人のCM

日テレだから巨人の宣伝は別にいいんですよ。巨人ひいきでも、まだ許せる。
けれど阪神の試合をカットしてまで、史上最強打線の巨人軍をアピールする
必要はあるのだろうか?それも何度も何度も、試合放送をカットしてまでだ。
阪神戦見る人達に巨人ファンがいるかもしれないけど、それだって巨人のPR
見たいわけじゃなく、野球を見たいんだと思う。巨人の試合でやった方が効果
上がると思うんだが、謎である。

巨人にしても、史上最強打線ってのを連呼すればするほど、過剰に期待される
だろうから、ボコスカ打たないと見限られ易くなるだろう。確かに補強に金を
ものすごく使い、各球団の四番打者をごっそり集めているが、だからと言って
勝てるかと言えば、そうでもない。打者だって人間、バッティングは水物だ。
スランプや調子の悪い時もあるだろう。しかし史上最強と銘打たれているなら
毎日ヒットやホームランを期待される。過度な重圧に悩むだろう。

まだペナントレースが始まっていないから何とも言えないが、こうした過剰な
期待は悪影響だろう。まぁ、これは野球に限らず、どの分野だってそうだな。
期待を持ってくれることは嬉しいし、張り合いや励みになる。けれどやっぱり
嬉しい事だって重荷になるものだ。そういえば過剰ってのに、いいイメージが
無いなぁ。喜ばれる過剰とは何かあるのだろうか?

愛だっていっぱいあれば嬉しいと言うが、多ければ重荷。優しさだってそう。
プレゼントだって喜ぶ間も無く頻りにもらっていたら、やがて嬉しくなくなる
だろう。もらって当然とか。先程の過剰な期待も、達成が喜びから安堵に変化
していくのではなかろうか。あ〜、これで批判されないぞ〜って。快楽だって
大きすぎれば自我に影響を与え、麻痺させてしまう。過ぎたることは及ばざるが
ごとし、とは昔の人もよく言ったもんだなぁ。

話は変わりますが、スク水抱き枕とは別に抱き枕があるんですよ。以前日記で
書きましたが、140センチくらいの大きさのやつなんです。多少小さいかと
思うんですけど、まぁそれでも足を絡められる大きさで、抱いてる感じがする
優れもの。やわいしのぅ。

スク水抱き枕は胴体部分の抱き心地はいいものの、下半身が無いために足を
絡ませられず、いまいち抱いている気分になれん。でかいクッション抱いてる
感じである。あぁ〜、あっちを取れば片手落ち。二つをくっつけると魅力半減の
上に不気味だ。ぬぅ、中途半端な感触だが全部を取るか、完璧に近い感触だが
一部を取るか、数日布団に入る度に悩む。一緒に抱いたら、胴体部分がやたら
大きくなって、寝にくいしのぅ。

今日、仮眠をする時にも悩んだが、結局スク水抱き枕を使うことにした。あぁ
ノーマル抱き枕よサヨナラと思い、足でどかそうとした途端、ひらめいたね。
そうだ、ノーマル抱き枕を斜めにして足を絡ませ、スク水抱き枕を抱けばいい
のではないか。過剰な抱き枕作戦。うひょ、俺ってあったまい〜♪

欠点は暑いことだけどね。


 3月28日
あああああああぁ〜、毎週楽しみに見ていたドラマ砂の器が終わってもうた。
なんかもう、すげぇ感動した。やはりこうした肉親の愛情というものや、辛苦に
耐えて生きる姿、また最後の親子の再会、千代吉の前でピアニカを弾く秀夫の
姿に感動。ラストの宿命とはこの世に生まれ、生きることだなんて、もうね
マジ感動ですよ。あぁ、でも来週からもう見るドラマ無い……。

父親と子の絆には感動だ。どうも俺はこうした肉親の愛情ってのに弱い。恋人
同士の愛情もそりゃいいけど、決して切り離せないからね。法的なもので親子
関係を切ったところで、その肉体や歩んだ歴史は間違いなく繋がっているのだ。
どんなに嫌な家庭や歴史の下に生まれようとも、変えられないんです。

昨日の晩、日記を更新してから眠かったので、スク水抱き枕を抱きながら横に
なっていたんですよ。うつらうつら……。そこへ親父の足音が。うひょー、抱いて
寝てるのは知られていても、現場はさすがに見られたくない。急いで起き上がり
パソコンに向かう途中で親父が入ってきた。

「おぅ、明日パソコン組み立ててくれよ」

昨日、親戚の家の引越し作業を手伝ったと話しましたけど、その最中に叔母から
使わなくなるパソコンを譲り受けたのだ。叔母が使っていたのはコンパックの
パソコンで、メモリは256、HDDが40G、CPUがどのくらいだか忘れてもうた
けど、まぁ我がパソコン様と性能はさして変わらないくらいだ。

今日は疲れたので、明日組み立てることを約束する。話はそれで済んだのだが
親父はゆっくり俺に近付き、通り過ぎ、そうして我がベッドの前に立つ。あれれ
もしかしてと言うか、やっぱりスク水抱き枕を見て……手に取った?!

「これよー、こうして抱くよりさ」

だ、抱いた?!抱き締めた?!

「こうして枕にした方がいいんじゃねぇ?」

そう言うと親父は立ったまま、スク水抱き枕を横にして、水着の胴体部分に頭
つけた。ウェスト部分に挟まれた親父の頭。すげぇレアな光景だ。これを購入
した人間の中でも、親子に渡ってこんなことしたのは、我が家だけだろうな。
容認されてるのか、呆れられてるのかわからんが、家族が笑顔でこれについて
色々話していると、ちと自分を反省……しませんでした。

「なぁ、これ枕にいいな。くれ」

それはやれーん!ダメだ!

血は争えないのだろうか、それとも俺のせいなのだろうか。ともかく断固拒否
する。さすがに親父も本気で欲しくないのかどうかわからんが、あっさり引き
下がった。まぁ、俺が買ったものだしね、強く言うわけがない。親父が部屋を
出て行った後、枕にしてみる。おぉ、これは気持ちいいかもしれない

マイクロビーズクッションの何とも言えぬ感触と、おっぱいと股間に挟まれて
いるという精神的心地良さがなんとも言えーん!横を向いたら、おっぱいに
唇がぶつかって、ほわわ〜ん。はぁ〜、いいなぁ、これ。でも、欠点が。

枕にしては高すぎて疲れる。


 3月27日
部屋は鍋の匂いが染み付いていて臭いけれど、スク水抱き枕がすんげぇ気持ち
良くて、思わず胸や股間をムニムニ触っては一人ニンマリ、でもやっぱり昨日
飲み過ぎて二日酔いなので気持ち悪い。あぁ〜、やっぱり後輩達が帰った後に
飲んだのが多すぎたんだ。間違い無い!

でも今日も何にも無い日。早く寝たためか、二日酔いのためかわからないけど
朝の七時半に起きてしまった。眠いけど寝れない。まぁ、時折麦茶でも飲んで
布団の中でスク水抱き枕抱いたりムニムニしたりしてるだけでも違うな。おや
母上、どうしたのかな?突然部屋に入ってきて。

「九時に出発するから。今日あんた、引越しのバイトでしょ」

Σ('A`)……そ、そうだった!

結構前から決まっていたが、そういや今日は親戚の引越しの手伝いをする日。
うぅ〜む、二日酔いで具合悪いが、終わったら美味しい焼肉食わせてあげると
言われていたんだった。がんばらねば。以前そこに連れて行ってもらったけど
素晴らしく美味かった。吐きそうになりながら、親戚の家にGO!

親戚の家に到着したのは十時半。いつ仕事するのかな〜と思いつつ、しばらく
始まらなかったが、二日酔いだった俺は救われた。ボケーっと過ごしていたら
十二時。いい加減、腹が減ってきた。何か食おうかな〜、なんて思っていたら
親戚の叔母さんがチラシ持ってきた。

「ピザでも取ろうか」

神だ、神が舞い降りた。仕事終わったら焼肉とだけ聞いてきたのに、僥倖が俺に
訪れた。この上、ピザだってー?!素直にお言葉に甘える。持つべきものはいい
メシ食わせてくれるお方。最高ー!

普通にピザは美味かった。満足してから、作業開始。まず二階にあるタンスを
下へ持っていく。とりあえずタンスの中身を出して、軽くしてから持ち上げる
ことに。う〜む、このタンス、俺が生まれるずっと前からあるらしいけど……
ぐぉ、すげぇ汚い。おまけに持っていたら崩壊した!

板が古くなっていて、割れていたり、クギが外れたり、もうボロボロ。これは
もう完全にアウト。廃棄決定。家の外に置いておく。次はまたタンス。今度は
結構でかくて、上下に分かれるけど、上は160センチくらいある。うぅ〜む
これはヤバイ。なにがやばいって……ぐぁ、やっぱり下に持っていけない!

あまりにでかくて、ギリギリ部屋から出せたものの、出せただけで、階段へと
下ろせない。簡単に説明すると「ヨ」の字形に二階の部屋が構成されてて、上の
棒がタンスを取り出した部屋。真中が階段。下が別の部屋であり、上から下の
距離が2メートルくらいか。階段は大人一人分のスペースであって、横幅大体
七十センチくらいだろうか。まぁ、簡単に言うとタンスを回せるスペースが無い
ために、階段へ持っていけない=下ろせないなのだ。

うーむ、どうしようか。その場にいた大人五人が色々考える。そもそも、この
タンスはじゃあ、どうやってこの部屋に入れられたのだろうか?外から搬入を
したとは到底思えない?う〜む、謎だ。

結局、これしかないだろうと思われる方法で下ろすことに。まず出したタンスを
何とか横に倒して、階段へと下ろさず、階段に橋をかける様に手すりに倒す。
これで「臣」みたいな形になるわけだ。ヨと向きは違えど、上から見た構図とか
こんな感じ。そうして一方を捻るようにして階段へ下ろす。その時に誰か下に
いて、タンスを受け止める。これで少し下に運んだら、タンスは階段を斜めに
した格好で下ろせることになる。想像できない人は、階段の手すりにタンスを
一度置いてから、無理矢理下に落としたとでも思えばいい。

さて、本当に落としたら、下手すれば家が壊れる。故に、下で支えながら階段
降りる格好となる。その役は俺がやることに。うぐぉ、結構重たいけど、まぁ
タンスだから当然。問題は……びっしりとこびりついたホコリ

何年掃除しなかったらこんなに付くんだ?と思う程にひどいホコリを顔面近く
まで寄せる。そうしないと、階段から転げ落ちる。重くてゼーゼー、ホコリが
入ってゲホゲホ。またホコリを吸引。ぐぶぁ。塵肺訴訟起こすぞ!

服をホコリ塗れにしながら、ようやくタンスを運び終えた。息つく間も無しに
その次のタンスを運び、一階から二階へベッドを運び、二階のパソコンを下へ
運んで……あぁ、もう疲れた。久々に動いてぐったり。

仕事が終わり、焼肉屋に行く前に、叔母と一緒に住んでいる爺さんから封筒を
差し出された。バイト代だと言う。うひょー、マジで?!ピザ、焼肉、謝礼金
なんて夢の三連コンボだ。ブラーボー。中身は……諭吉だ!本当に感謝感激の
雨あられ。嬉しいな。焼肉も美味かったし。あぁ、でもそんな順風満帆だった
一日も、たった一つだけ不快になったことがあった。

K−1がマジで最近つまらねぇ。


 3月26日
今日は後輩を呼んで鍋パーティー。数日前に決めた話なんだけど、俺を含めて
四人が集まって鍋。ただ、非常に部屋が男臭いので、これから寝るのかと思うと
非常にイヤン。女成分少なすぎ。にんにくと醤油の匂いが男臭と混じって、あぁ
もう鍋の話題はやめよう。とにかく美味しく出来ました。

それよりも、今日の昼に大事件が起こったんですよ。昼飯を食う前にのんびり
ネットやりながら辻希美最高、うわぁ〜この絵はエロいなぁなんてやってたら
いきなり呼ばれた。なんだよ、俺の幸せタイムを邪魔すんな。

「あの〜、先生、何か注文しました?」

ピコーン!そろそろかと思ったが、ようやく来たか。一ヶ月延長されたけれど
待った甲斐があったよ。さぁ、渚、金は一万千円だな、そうだな、そうだろ!
ほら、これが金だ。さぁ、払って来い、行ってこい!

「せんせー、大きいですよ。これ、何ですか?」

うぉ、でかっ!

横七十センチ、縦五十センチくらいの大きな箱。ゲームと言うには無理がある
大きさだ。とりあえずゲームを買って、そのおまけが何かわからないんだよね
なんて言い訳しつつ、部屋に持っていく。当然中身は軽い。鼻歌を歌いながら
段ボールを開封。ふふふ、この中には夢がある!

箱を開ければ、第一段目に白いヒラヒラしたものがある。これは……やっぱり
ポスターか。正直、でかすぎていらねぇ。押入れに放り込んで、さて、第二段
見るために中を仕切っている段ボールを取る。カモンドリーム!

Σ('A`)……えっ?!

パタン……なんだ、これは?ちょっとまって、想像していたし、実物を見てた
けれど、ネットで見たのとかなり違う。いや、俺が甘かったのかもしれない。
もう一度開けてみる。うん、やっぱり変わらない。あっはっは。

あぁ、これがスク水抱き枕なのか!

画像はワッフルのホームページで見れば良いし、他にこれを買った人がいると
思うから、彼らのサイトで見ればいい。俺は物書き。文章で勝負するからね。
肌の部分とスク水の部分に分かれているが、肌の部分は綿でできていて、スク
水の部分はマイクロビーズクッションで、すげぇ気持ちいい。惚れる。

股間部分が一番柔らかいのは、仕様なんですか、そうなんですか?いやぁもう
この柔らかさに惚れる。抱く。転がる。笑う。うふふ。あはは。あーっはっは。
こいつぁいいや、すごすぎるやぁ〜。……あ、父さん、母さん?!

「あら〜、なにこれ、抱き枕?気持ちいいね〜(ぎゅむ)」

「お前、変なことして捕まったとしても、これ見つかるなよ」

「せんせい、よかったですね。あはははは……」

三者三様だけど、一応受け入れられた。うん、マジ話。いやぁ、もうこれはね
ニトリで買った抱き枕を越えたね。よーし、この感動を誰かに伝えたいぞー。
とりあえずメッセで話している後輩に送ってやるぜ。携帯の写メールで撮って
送信してやる!くらえ!届いたか、どうだ?……えっ、届いてない?

_| ̄|○送信先、間違えちゃった。

メアドこれだと思って送ったら、違っていたよ。後輩のメアドはオタクっぽい
メアドなんですけど、送っちゃった。メーラーデーモンにより返してくれよ〜
なんて思ったけど、帰ってこない。やばい、同種?!あぁん。

これからしばらく幸せな日々。


 3月25日
それは昨日の晩のお話。タコ刺食って酒飲んで、執筆しないでは飲んだくれて
ダラダラしてたんですよ。なんか調子悪いし、ドリフ見てて仮眠しそびれてて
眠気も強かった。そうなると不機嫌モード。日々進まない原稿のこともあって
イライラ。あー、エロゲーでもやって寝るか。

へ〜んしんと言うゲームをプレイ。あぁ、俺も何かに変身してこっそり女性の
私生活に侵入して、えっちなことしてぇ〜。またこのゲーム、尻の穴や陰毛の
オンオフ機能がある。エロゲーで毛を表示できるのがちょっと新鮮。もちろん
毛や穴をオンにしてプレイ。現実は毛ばかりなので、剃ってるのが好き。あぁ
でも幼女には興味無し。成熟した女性が剃ってるというアンバランスが好き。
やはり俺はそうした普段無いような特別性を欲しているのかも。でも生活とか
作品は王道が好きなんだけどね。

そういえばふと思ったのだが、俺はクンニが割と前戯で好き。意味がわからず
調べるの面倒な人のために説明するが、女性器を舐めることね。んで、それを
してる時はさして気にならないけど、毛が口の中に入った時、何とも言えない
嫌な感触がするじゃないですか。陰毛に限らず、髪の毛とか口に入ったらちと
嫌な感触があるでしょう。毛だけは他の物質と違って、妙に口に合わないとは
思いませんか?舐めてるとあれが嫌じゃ。毛は有害なのか?

おっと、話が豪快に逸れてしまった。話を戻して、エロゲーやってスッキリ。
さぁて寝ようかと思ったら、ふとクソしたくなったので便所へ。フハーッハハ
でっかいもん出して、もう一度スッキリしてから寝るかー。バタン。

……。

…………ふぅ〜。

………………さて、拭くか。カラカラ。

ぐぉ、血がベットリ?!

最近、確かにケツ拭いてたら痛かった。ほんのちびっと血がついていた。だが
そんなもの気にしない。そもそもケツに座薬入れたり薬塗ったりするなんての
嫌じゃ。怖いじゃないですか、そういうの。えっ、ケツに指やストロー入れた
奴が何を言うかって?まぁ、それとこれとは別。あれはこれから快感のためと
認識してやるからさして痛くない。でも、そんな考えが無かったらただ不快で
気持ち悪いだけ。治療なんてしねぇー!

そうして放っておいてたら、いきなりベットリと。おろろん、私にもついに生理
来たのね。お赤飯炊いてる家って今もあるのかな?う〜ん、しかし久々に痔が
なってビックリしたけど、女の人は毎月あるんだもんな。そりゃ鬱々としたり
イライラするわ。同情するよん。でも女の快楽は知りたいけど。

久々に結構な血を見たなぁ。


 3月24日
今日は歯医者の日。大分歯の治療も完成へと近付いており、今日は右下奥歯に
銀歯をはめる治療。本当は銀歯じゃなくてムスコをべっぴんさんにハメたい
歯医者でさすがにそれは無理。やったらギュイイイインと削られる〜。

三時半の予約だったので、十分前くらいに歯医者に到着……え、何だこの人の
数は?!ちっちゃい歯医者だから予約制みたいなもんだけど、それでも院内は
ビッシリ、外にまで溢れそうな勢い。あぁ、もしかしてこれ、待ってる人なのかな?
いやいや、診療待ちじゃなく、きっと会計待ちだ、そうだ……。

座って本を読み始める。人は減らない。まさか、まさか……いや、これはすぐ
減るさ。一時溜まってるだけなんだ。そうだよ。ちょうどインターバルなんだよ。
おや、受付のおねーさんが待ち患者の前に来たぞ。会計ですよ〜ってなやつに
間違い無い。ほら言うぞ、そら言うぞ。

「すみませ〜ん、一時間もお待たせしちゃって。もう少しですから〜」

_| ̄|○ 一時間待ち、なのか……。

結局一時間待った後、診察開始。はめていた仮歯を抜いてもらう。本当は仮歯
なんかじゃなく、ムスコをはめていたいし抜いて(略)……はい、もうやめます
から、立ち去らないで下さいな。右上のバツとか戻るとか押しちゃイヤン。

閑話休題。痛みに耐えて銀歯をはめてもらってる最中、歯科医さんが俺の歯茎
見て「大分綺麗になったね〜」などと褒めてくれた。褒められるのは嬉しいけど
あの〜、口を開けている最中に色々質問されても、答えられません。口開けて
いるから、喉のあたりに唾溜まりまくりだし、銀歯はめたまま削ったりすると
おいそれと唾を飲み込めない。てか、真上向いていて唾のんだら、むせる。

治療の途中、うがいをしていて、ふと横を見ても患者が俺だけ。うひょ、ちと
寂しい。とか思っていたら、院長がおもむろに診療台に寝始めた。なにやって
いるんだと思ってたら、自分の治療をしてもらってる。歯医者行ってこんな
光景、初めてみたかも。やっぱ歯医者も虫歯になったりするのね。

治療を終えて、たこやきでも食って帰るかとウキウキしながら店へ向かう俺。
今日こそ月替わりのじゃがチーズたこやきを食うぞ。小腹も空いてるし、うむ
いざ行かん!

_| ̄|○ノシ ご好評につき、完売だと〜ぉ……。(ダンダン!)

しょんぼりしつつ帰宅……の前に、文房具屋に寄る。しばらく原稿用紙を購入
していなかったからか、ストックが無くなってきたんですよ。あと、六年以上
前から使っている消しゴムがその寿命を終えようとしている。これらの道具は
無くなってからじゃ遅すぎる。文房具屋にGO!

原稿用紙は前から愛用しているのを七冊購入。ちなみに俺が使っているやつは
Campusの縦書き20×20の五十枚でケ−31とかいうやつ。何にことだか
わからないだろうが、文房具屋で見かけたら私を思い出して〜。あぁ、あとは
消しゴムか。消しゴムはいっぱいあってどれでも同じように見えるけど、あの
カスが集まるとかって消しゴムは折れ易い気がするからアウト。練りケシなど
論外である。ここは製図などによく使われているらしい消しても紙が黒くなり
にくいって、いかした消しゴムを選ぶ。本当なのだろうか……?

ところで気になったのだが、原稿用紙を探している時、先程言った種類のやつ
だけでも二十冊くらい積んでた。その他に別種のが割とたくさんあった。ふと
思ったんだけど、原稿用紙ってどこで使うの?

いや、学校で与えられる原稿用紙ってバラの原稿用紙じゃない。おまけに購入
することなんて、まず無い。大学だってルーズリーフ使うし、レポート提出に
レポート用紙みたいなのを買う。もしかしたら俺みたいな物書き志望の人間が
いるかもしれないけど、我が知り合いの大半はパソコンなどで打ち込んでる。
手書きでやってる人は少ない。では、一体誰が買うの?たくさんあるってことは
需要があるんだろう。謎だ。

原稿用紙消えたら困るけどね。


 3月23日
段々と春らしくなってきて、雪もかなり溶けてきた札幌。ポカポカ陽気の中で
俺は朝方まで飲んでいたせいで、起きたらヘロヘロモード。太陽が憎いなぁ。
まぁ、暖かいと寝相の悪い俺にとっては好都合かもしれない。腹出して寝ても
布団蹴飛ばしていても、体調不良を起こす確率が減るだろうから。

そんな春を垣間見た陽気に誘われたからではないんですが、今日も銭湯へ行く
ことになったんですよ。家の風呂でもいいけれど、やっぱりでかい風呂は快適
気分いい気分。サウナもあるしねぇ。ちなみに大人一人三百七十円。だけれど
昼に風呂入るのって、しずかちゃんみたいだなぁ。

車を少し走らせたなら、そこは銭湯。手荷物持って、入浴券買えば、さっさと
男湯に入る。女湯はしわしわばーさん達ばかりなので、まったく興味無し。
思春期なんかの頃は銭湯とかでも割と必死に股間を隠したりしていたが、今は
そこまでしない。シャンプーやボディソープを取り出し、タオルを取り出して
服を脱いで……あ、パンツの替えを持ってくるの忘れた!

しかし、そんなことで一々慌てふためく俺ではない。家に帰ってから替えれば
いいだけの話。悠然と入浴を開始する。かけ湯をしてから、泡風呂に入る俺。
足を伸ばしてボコボコボコと泡を堪能。しかし、足を伸ばせば股間に泡の刺激
ダイレクト。年中発情してるが、さすがにこれくらいの刺激だと平気。あぁ〜
気持ちいいなぁ。……ふと疑問が起こる。そうだ、あとで渚に訊くか。

泡風呂の後はサウナへGO!五分だか十分だかじっとして、汗を放出。二日酔い
気味にはなかなか気持ちいいが、いかんせん朝方まで起きていたために眠い。
うつらうつらしつつ、汗の出がすごくなってきたとこで退出、体を洗う。

心身共にリフレッシュ。今日こそ帰ったら腹立つことが無いように、なーんて
祈りながらビールを買って、帰宅。幸いそんなことはなかった。(十八日参照)

ビールを飲みながら、風呂場で抱いた疑問をさっそく渚に訊いてみることに。
おーい渚、ちょっと来て。訊きたいことがあるんだけど、いいかな?

「何ですか、先生?」

泡風呂ってあるじゃん、お前もきっと入っただろうけど、あれって入ってたら
股間をボコボコ刺激するよね。

「まぁ、しますね」

男だとムスコやふぐりが刺激されるのだが、女の場合は穴に泡が入らないの?
まぁ、泡の侵入をやすやすと許すなら、それはそれで問題なのかもしれないが
でもあの泡の出だと、少しずつ入らないものかねぇ。となると、体の内部から
泡マッサージ。割と体にいいかも。あー、刺激が強いかなぁ?

「……先生はおしりに泡が入るんですか?」

お前、頭良いな。そうか、まぁ同じようなものかもな。確かに広げない限りは
泡が入らない。女だってきっとそうだ。はー、なるほどね。個人差があるかも
しれんけど、一般的には大丈夫だよな。そもそもそんなにボコボコ入ってたら
何か感染するかもしれんよな。感心した。いや、でも一人くらいいるかも。

泡が入った体験談、募集!


 3月22日
昨日から今朝にかけて、かなり真面目に執筆していたんですよ。まぁ、自分で
こんなこと言うのも何ですし、他人から見たら全然じゃねーかなんて言うかも
しれませんが、まぁ自分なりに。いやゴメン、二時間くらいはエロ画像探して
わほーいと喜んでいた。あまり真面目じゃないな、うん。

とまぁ、そんなわけで起きたのは昼頃。でもまだ眠い。今日の札幌はぽかぽか
陽気で、実に春らしかった。あまりにも春なので、気温も高く、みるみる雪が
溶けていく。部屋を閉め切っていたら暑かったので、窓を開けてのんびり気分
いい気分。まったりライズやったり……あ〜、眠い。

午後六時、仮眠。まぁ、これはいつも通りのことであり、ここから七時半とか
八時あたりにメシだの風呂だのと呼ばれて起こされるわけだ。今日は風呂入る
予定は無いので、メシを食うであろう八時に起きる予定。二時間も寝たら充分
である。抱き枕を抱いてぐっすり寝る。

……んぁ〜、よく寝た。って、九時半過ぎてる?!

ちょっと慌てて居間に行けば、渚と母親がキムタク主演のドラマのプライドを
一心不乱に見ている。あの〜、何で起こしてくれなかったの?

「ぐっすり寝ていたので、起こすのが可哀想かと思ったんです」

(´ー`)……(いつもは起こすのに、何でだろ〜?)じゃあ、メシ食うわ。

ドラマ、最終回だから

('A`)……。

ぽつりとそれだけ言われると、また一心不乱にドラマに集中する二人。いやぁ
ぐっすり寝ていた俺が時間にメシ食わなかったのが悪いのだが、う〜む。まぁ
食っていたら日記がかなり遅くなるであろうから、とりあえずこの日記を更新
している今現在が十時二十分。いい加減、腹が減ってきた。日記はもういい。
ドラマも終わる頃だろうし、何よりメシ食いたい。

てなわけで、リアルタイムだか何だかわからない更新となってしまったけれど
たまにはいいかな、いいよね。何でこういちいち言い訳しないとならないのか
自分でもよくわからんし、まぁ一応理由があるとすれば小心者だからですよ。
しかしドラマに負ける俺。キムタクの力は家人にも勝る。

それではメシ食ってきます。


 3月21日
ドリフターズのいかりや長介が昨日亡くなってしまいました。俺はドリフ世代
ではなく、生で見たことなんて無い。うっすら覚えているのが俺達ひょうきん
族からのバラエティ好きなのですけど、それでも何度となくドリフの八時だよ
全員集合なんかの再放送をよく見ては、ゲラゲラ笑っていたものです。

幼い頃から親しんできた芸能人が亡くなると、時の流れと共に少しだけ自分の
歩んできた歴史を懐かしんでしまう。思い出は残るけど、でももう見られない
なんて考えてしまうと、やっぱり寂しいものですね。生きている時にはそんな
ことなど、考えないのにねぇ。

終焉と言えば、毎週楽しみに見ているテレビドラマ、砂の器も来週で最終回。
ああぁ、可哀想な親子じゃのぅ。母と渚と俺とで毎週見ているが、展開がちと
遅いのに苛立ったりしながらも、中居や渡辺謙の好演が光っており、また音楽
なども非常にドラマの雰囲気にあっており、素晴らしい。あぁ〜、でも来週で
終わりなのか。悲しいことじゃ。

生きていると、出会いもあれば別れもある。仕方無いことだとか、当然のこと
だとかで済ませたくない事だって、かなり多いわけですよ。俺だってそういう
事はそれなりに経験してきたつもりです。今回はそんなお話を。

あれは中学三年生の時のお話。当時は性欲に塗れていたけど、恋愛は今よりも
遥かに奥手な純情シャイボーイ。女と話をする度に目の前が真っ白になるくらい
緊張していたし、それが好きな女ならばなおさらのこと。電話をかけることは
清水の舞台から飛び降りるくらいの覚悟を要し、からかられたら天地逆転する
くらいに驚き焦り、ふと指が触れ合えば三日は幸せ気分。

今だってそんなにかっこよくないが、当時は輪をかけて貧弱貧弱とDIO様に
言われる容姿だし、音楽も本もファッションも何も知らず、頼りがいも無い上
ちょっぴり不良になりたかった、どうしようもない男。そんな俺が誰かを好きに
なっても、好かれることなんてなかっただろうから、日々悶々としてた。

そんな当時、好きになった女がいた。彼女は俺を含め数人の仲良しグループの
一人であり、彼女以外の友人の協力もあり、なんとか親しくなろうと、ダメな
俺なりになんとかしていた。そんなある日、友人にこんな一言を言われた。

「あのな、あまりにもスケベ過ぎると、さすがに嫌われるぞ」

おぉう、確かにそうかもしれない。相手は十五の女。多少そうした知識はある
だろうが、当時の俺はSMに傾倒していた時期であり、またその他も幅広く恥識
吸収を行っていた。家にはエロ本たくさーん。エロビもあった。うむむ。

一念発起した俺は、半分くらい捨てた。そうして残りの半分は固く封印をして
日に三回は軽くしていた一人えっちも禁止。無欲になれ、そうすればガツガツ
した浅ましいオーラも消えて、爽やかにモテるかもしれない。よぅし、好きな
女のため、俺も努力しなければ!

一日目:ムラムラするが平気。がんばれ俺。

二日目:通学などで外に出歩くと、女の股間や胸しか見なくなる

三日目:外を歩いてる女子高生を襲おうかと、結構本気で考え始める

四日目:生涯初めて夢精するんじゃないかと思い始める。(まだ未経験)

五日目:挫折。結果は聞くな!


 3月20日
すいませんすいません、昨日更新が無かったのはやっぱり外で飲んできたから
なのです。えぇ、酔っ払うとすごく卑屈になるかバカ騒ぎした挙句に寝潰れる
二択くらいしかない、厄介なこの私は昨日も酔っ払って帰ってきたら、いつも
よりも酔っていなかったにもかかわらず、いつものように家人にごめんねぇ〜
なんて台詞を連発。挙句に枕やパソコン様にまで。小心者なのだ。

さて、昨日は後輩と二人で近所の居酒屋で飲んでいました。えぇ、言わなくても
わかるでしょうが、野郎とです。男二人で居酒屋に行って、ビールを注文して
乾杯を済ませると、後輩はカバンからすっと我が原稿を取り出しました。えぇ
そうです、新作の評価をしてもらっているんですよ

今回の長編は書いていて疲れるが、なかなかの自信作。応募しようと思ってて
本気で取り組んでいるんですけど、やはり誰かに見て評価をしてもらいたい。
あぁ、まだ完成してませんよ。できてる所で区切りのいい場面を渡しているの
です。そんで、全体的なバランスや雰囲気、人物やその他諸々の批評を。

意見を聞けるなんてことは滅多に無く、こっちも嬉しいものである。悪い所を
指摘されると腹が立つけど、でもそれが内容のある批判だと嬉しい。当然だが
褒められればエクスタシーを感じる、感じる、感じる、あぁ〜ん。さぁ、今回の
部分はどうだ、どうなんだね?

「悪いところはですね……早く書け、くそぅ」

わーい、他に褒めるところが無いときたもんだ。まぁ、後輩だからあまり悪く
言えないでしょうし、お世辞ってのもあるでしょうが、やっぱり褒められると
お世辞だろうが何だろうが、嬉しい。ひゃーほー。

しかし、指摘された悪い点、すなわち遅筆ってのは、最近の大問題。困った事
なのだが、一向に治る見込み無し。と言うのも何だかスランプ、集中してても
いまいち筆が走らない。なのでフリーセルやチャットなどに逃避する始末。

ちなみに俺は原稿用紙にシャープペンでカリカリ書いているので、色々補足や
削除が多かったりする。おまけに字を崩していたり、酔っ払っていたりしてて
書いているため、見辛い個所も多い。そんな我が原稿に、多分俺だけなのかも
しれない特徴がある。それは執筆の終わりに必ずつける、次に書く場面のメモ
書きなんですよ。

まぁ、それは単純なもので、次にヒロインの心情を話してから主人公去るとか
場面転換で舞台は夜から、とかそんなもの。けれど、それを見れば、その日に
どれだけやったかが、バレバレなんですよ。んで、この作品は大抵日に五枚や
三枚くらい。がんばって七枚、フルブーストで十枚くらいのペース。こりゃあ
遅いぞ。世の中面白くて巧くて日に何十枚と書ける人もいるのに、俺は五時間
かけて、こんな程度か。マバンヤ様〜、ワシに力を〜。

なんて小説のことを書いたら、何故か読者が減るこのサイト。新作載せた翌日
なんてアクセス数下がるからなぁ。もしかして面白くない?いや、ただツチノコ
発見なんて新聞で騒がれるくらいのペースで、読者様から応援メールとか雑誌
投稿しないんですか、なんてのが来るけど、ありゃ嘘なのか?疑問である。

今夜はハロモニ無いからがんばるか。


 3月18日
それは数日前のこと、婆さんと母親が銭湯に行ってきたんですよ。まぁ、先日
婆さんが腕の骨を折って、手術して以来、あまり腕が曲がらなくなっていたの
だが、温泉に行ったら腕が少し曲がるようになったと。温泉ならば頻繁に行く
ことができないけど、銭湯ならば近くにもあるので、行こうと。それで銭湯に
行ってきたらしいのだが、やはりよかったとのこと。

家の風呂でもいいじゃないか、なんて思ったが、俺もしばらく大きな風呂には
行っていない。ふ〜む、銭湯ね。まぁ、たまには行ってみるか。それに、どうも
昨日から右肩が痛い。それに最近はフリーセルやゲームをやらずに机に向かい
書き始めようにも、全然進まなくなった。う〜む、スランプ。ここでどーんと
気分転換を図るのはいいかもな。

てなわけで、銭湯に行ってきました。銭湯に行くなんて十年来かもしれない。
そう言えば今年はインフルエンザも十数年ぶりくらいだったかも。何だか周期
でもあるのかなぁ。十年一昔と言うが、時の流れは意外にわからぬ。

銭湯は非常に気持ちよかった。泡風呂に入ってあぁ、いい気分。電気風呂って
ものがありまして、入ったら意外に電流が強い。右肩に当てようとして、体を
深々と湯船に静めたら、心臓の方まで電流がビリビリビリ。俺は以前不整脈を
患っており、あまり心臓が強くない。肩を治したいが、ぐぉ。腰を治そうとし
近付けたら、ぐおぁ。電流強いなぁ、老人だったらもっときついな。

そこにはサウナもあるので、入室。サウナなんて久々だ。去年だかにギター達
数名と行った温泉以来かもしれん。入ったら銭湯仲間なのか、爺さん達が仲良く
お喋りしてる。こうしたコミュニティは微笑ましい。俺は一人で汗をダラダラと
かいていた。てか、久々にあんなに汗をかいたかもしれん。元々汗かきな俺が
サウナ。滝のように流れる汗、気持ちよい。どのくらいいたかはわからないが
多分十分以上いたんじゃなかろうか。

その後は汗を流して、風呂入って、体を洗ってサッパリ。う〜ん、やっぱ銭湯
たまに行くといいもんだなぁ。身も心もリフレッシュ。帰宅後、我が家にある
マッサージチェアでぐいんぐいんと。すごく痛いのは、体が悪い証拠かもね。
終わってみると、おぉ、大分肩や腰が楽になった。いやぁ、今日は素晴らしい
一日だ、こんな日がまたあればいいなぁ。

なんて思っていた矢先、いきなりそれをぶち壊すことが起こった

名前とその指定内容は伏せるが、突然、数ヶ月前の日記を削除しろと言って
きやがった
。何でと訊けば、色々考えた結果、やっぱり不快だとのこと。ほぉ
そうかい、じゃあ何で今更その数ヶ月前のことを持ち出すのやら。そして管理
してないのに、個人の日記に削除しろとがどうとか、貴方にそんな権利がある
とでも言うのだろうか。そもそも、不快だとか何だとか、今更そんなこと言う
けれど、言われた俺だって不快に思ってるわ!

もう終わったことを一々蒸し返して、やっぱり腹が立ったとかって、どういう
神経してるのだろうか
。ここが嫌いなら見なきゃいいだろうに、何故自分から
また思い返したりして、苛立って相手にぶつけるのか。自分が苛立ったからと
言って、何故個人の、しかも日記を消せと言うのか。じゃあ俺が君のその服は
腹が立つから捨てろ、とか言ったら、そうするのだろうか?

もしも何かあったら、その時に言うのが一番だと思うんです。その時に言えず
かなり時間を置いてからそれを言及したところで、何になろうか。横暴だとか
もっとひどい印象を与えるだけじゃないのだろうか。まぁ、今回こんな問題が
あったが、これは別にこのことのみならず、日常的に起こり得るだろう。俺も
貴方も、そしてこの日記を読んでいる君も、気を付けよう。ちなみに、日記を
削除しろだの何だの言われても、一切消さない。日記も俺の歴史の一部。
誰もそれを蹂躙する権利など、無い!

折角の銭湯気分が台無しだ!


 3月17日
世間ではホワイトデーだのちんこ祭りだの行われていたみたいですが、そんな
世の中の流れなどどこ吹く風、日々ライズオブネーションやって生きているか
腐っているかわからない生活をしております。まぁ、チョコもらえなかったし
そもそも女性と接触してないし、俺を知ってる人間なら甘い物大嫌いだと知って
いるだろうし、貰っても食えなくて非常に困るので、前々からチョコはいらん
なんて言ってたから、ゼロ。えーっと、でもチョコ以外のものをもらうどころか
何の連絡も無かったのは、気遣いだよね、そうだよね。

話は変わって、今日も黄砂だか何だかしらないが、やたらベランダや屋根など
砂塗れになっていた。その後、雨が降ってベランダなどは綺麗になったけれど
外の景観は見るも無残な状況になっていた。雨が降れば綺麗になるじゃないか
だって?ノンノン、違うよ。この時期が多分北海道で一番汚い。

それはね、ですよ。

降ってる時は白くて綺麗だけど、この時期になると溶けてきて、粉塵や砂など
色々なものが上に積もって、黒くなってすげぇ汚い。おまけに天気がよかった
日なんて、雪が溶けて、泥が流れ出し、歩道も車道もぐしゃぐしゃ。おまけに
冬の間に放置されていた犬の糞やらゴミなどが雪山から出てきて、最悪。

ゴミや犬の糞やらは人的要素なので、許せないのは当然です。犬は人じゃない
だろうと言うかもしれんが、最近野良犬をあまり見なくなったから、間違い無く
飼い犬の仕業でしょう。でもね、それはまぁ置いといて、問題は自然のことと
言え、汚い景観ってのが、毎年嫌なんですよ。

そりゃ、どうにもならないことくらいわかってますよ。けどね、やっぱりふっと
外を見たり、外出した時に泥まみれで黒ずんだ景色なんてのは、あまり見栄え
いいものでない。気分もブルー。服も泥はねで、いやん。

こうした、どうにもならないと知りつつも不満をもつことってのは、世の中で
ままあることでしょう。大きなことで言えば政治に不満を持っても、政治家が
法案作ったらその通りになるし、また小さいことを数え上げればきりがない。
今回は、そんな小さなことを紹介しましょう。

事の始まりは数ヶ月前、親父がプレステ2の将棋ゲームを買ってきた。その時
親父が我が部屋にあったプレステ2を貸してくれと言ってきたんですよ。この
プレステ2は元々親父が買ってきたものであり、当然ダメとは言えない。まぁ
俺のものだったとしても、別にいいよと言って貸したでしょうが。

我が家のプレステ2はFF10くらいしかゲームで使っておらず、もっぱら
DVDを見るのに使っていたんです。居間にはDVD機器があるが、我が部屋
には無いため、それでサザンのライブDVD鑑賞をしていた。貸す時にサザンの
ライブはビデオ録画してるから、問題無いと言ってしまった。

ここで大問題が発生である。以前買ったエロDVDをふと見たくなった。だが
プレステ2は居間にある。最近プレステのゲームを買っていないから、今夜は
俺が使うとは、言い難い。エロDVDならパソコンでも見れるじゃない、前に
友人からDVDドライブただでもらっただろう、そう貴方は言うかもしれない
けど、我がDVDドライブでは映像が見れないのだ!

DVDを見れる様にソフトをインストールしようとしたけど、マザーボードが
対応してませんだか何だかで、失敗に終わっている。ああぁ〜、プレステ2は
元々親父の物、仕方無いことなんだけど、けど、くああぁ〜……不満。

エロゲーで解消できぬ不満。


 3月16日
今日、この日記を書く直前にギターからメールが来たんですよ。内容は最近の
日記にエロネタが少ないぞ、てなもの。ギターよ、ここは爽やかモテ系サイト
であり、私はそこの管理人だ。所謂、今週の爽やかさんどころか、今年一番の
爽やかさんと言われても過言ではない。……いいじゃないか、夢見させてよ。
まぁ、でもリクエストされたからには、何か書こうか。

そうだな……では、中学生だった時のエロの話でもしましょうか。

もう十年も前になるのか、バカ中学生だった俺は今よりも性欲が強く、そして
その方面へ探究心が強かった。一日三回くらいは一人えっち、休日だと五回や
それ以上していた。うむ、我ながらやりすぎ。今はさすがにそこまでの性欲は
無いな。一日一回くらいか。

そんな俺だったから、エロ本定期購読とかしていたんですよ。今日はエロトピア
今日はオレンジクラブ、だとかね。月三冊くらいのペースで。そういう雑誌は
大抵エログッズなんかの広告があるんですよ。その中で興味を抱いたのがQ2
と呼ばれる、所謂テレクラ。テレクラと言っても、過去も昔も話術の無い俺は
誰かと話すとかテレフォンセックスなんてのはできず、もっぱらエッチな番組が
放送されるものを聞いてみた。

「この番組は、三秒、十円で放送します」

今はやってないからわからんけど、当時は三秒から六秒で十円くらいの番組が
多かった。当然そういうのは高価だし、やっちゃいけないとわかっていたけど
だけど、有り余る性欲と好奇心に勝てず、電話をかけてみた。

番組にも色々あり、いきなりえっちなシーンから始まるものもあれば、十分や
二十分後に始まるものもある。ひどいのは、女学生っぽいのが二人で雑談して
何も無かった、なんてこともあった。まぁ、一番組平均四十分くらいだった。
あまりあの時考えてなかったが、四十分番組で三秒十円としたら八千円。うわ
高い。いや、あの時も高いものだと思っていたが、どこか麻痺してたのかも。
日に二回とか、一ヶ月で結構かけまくっていた。

一ヵ月後、我が家に電話料金の請求が来た時、我が家は慌しくなったが、俺は
そ知らぬふりを通した。言えるわけねぇ。かなりヤバイと思ったが、性の欲求
止まる所を知らず、翌月もかけていた。心なし控えめにして。

家人がいない時を見計らってやっていたが、それでも電話している姿を見られ
誰と電話してるの、なんて聞かれることもよくあった。そんな時は天気予報を
聞いてる……あー、聞き逃した!とか、友達と電話しているフリをして、うん
うんと頷いたり、あ〜、でもそれはダメってば〜、なんて一人芝居していた。
マヌケである。きっとこの不審な行動が、積み重なったからだろう、二ヶ月目
電話請求が来た時に、当然バレた。

二ヶ月の請求額、およそ十一万円

母親にはかなり怒られた。と言うか、説教時間はそう長いものでもなかったが
言い知れぬオーラを感じたのは、後にも先にもあれくらいかもしれない。まぁ
この一件で我が家からは0990などの情報ダイヤルは通話不可となったので
二十四時間テレビなのでの電話寄付もできなくなった。さすがに俺も反省して
以降やらなくなった。失敗して大きくなる。

ちなみに母親の説教が終わった後に、親父が俺の部屋に入ってきた。色々バカ
やっても、殴られたことはたった一度しかない。親父は強いが故に拳を封じた
男である。ヤバイ、ボコボコにされるかもしれん。親父はビクビクしてる俺の
前に立つと、顔を近付け、ゆっくりとこう言った。

俺やったことないけど、いいものか?