狂人日記

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 12月31日
今年もやってまいりました、狂人の檻の一年を振り返る時が。色々ありました
ねぇ、世界各地、身の回りと遠きも近きも騒動の多かった一年。世間は甲子園
アテネ五輪、イラク人質、地震、多い台風、プロ野球スト、イチローの新記録
などなど。さて、その中でどんな一年だったかを、副管理人の佐倉渚と一緒に
振り返りましょうか。

「よろしくお願いします。それでは、一月から順次振り返って行きましょうか。
まずは先生が大ファンな辻希美さんがモー娘。を卒業されたり、携帯を新しく
買い換えたり、研究生論文を提出したり、あと敷地内で自殺者が見付かったり
波乱を含ませる出だしでしたね」

まぁののたんはその後ダブルユーとして精力的に活動してるし、携帯もやっと
三和音からそこそこ性能のいいやつにランクアップよ。論文はラグナの合間に
してたから、雑誌提出は断ったけどね。しかし、自殺者はマジでビビッたな。
いやね、ちょっと土地を貸していて、そこで見知らぬ人が。海とかに行けよ!

「まぁまぁ。それでは二月ですけれども、親知らず抜いたり、敬愛する教授が
御亡くなりになったり、インフルエンザで大変な事になったり、バリウムとか
飲んだり入れたりしましたね。何と言うか、あまりよくなかったですね」

インフルエンザはマジでやばかった、死ぬかと思ったね。バリウムも辛かった
なぁ。何が辛いって、水飲めないのが辛い。教授の事に関しては本当に残念と
しか言えない。先生と心から呼べる人だっただけに、惜しい。

「気を取り直して三月ですが、お馬鹿な事して痛い思いしたり、チャットにて
知り合った方とオフ会してみたり、スクール水着抱き枕が届いたりしましたね」

尿道オナニーやって悲惨な事になったなぁ、小便する時痛くてさぁ。オフ会は
楽しかったね。あぁ、チャットとリアルじゃ全然違うぞとか、まんまだなぁと
思ったりとか。スク水抱き枕に関して言えば、我が家を訪れる人に触られたり
抱かれたりしたせいで、もうフニャフニャだよ、オロロン。

「四月は椅子を買い換えたり、バイトを探し始めたりしましたね。架空請求も
来たりしましたね。でも歯の治療が終わったからいいじゃないですか」

俗に言う社長椅子みたいなのを購入、やっぱり高い椅子はいいね。バイトかぁ
……この頃は息巻いてたが、結局色々受けたものの十一連敗したんだよなぁ。
世知辛い世の中だぜ。歯の治療が終わったのはいいが、やっぱり後で歯医者は
信用ならぬと再確認したよ。

「五月も色々バイトの面接受けましたね。あとは長編小説が完成したり、この
サイトも四万ヒット行ったりもしましたね。小説は手書きのが完成しただけで
これからパソコンに打ち込むのにまた結構な日数かかりましたけど」

受けては落ちての繰り返しに労働意欲も無くなるわな。四万ヒット達成も感慨
深いねぇ。個人の日記をダラダラ書いてるだけなのに。あと、この長編小説は
応募したヤツなので、まだ公開できないのよ。まぁ公開するようになったなら
それは落選と言う悲しい事実。まだ結果発表無いからドキドキよ。

「六月はWのアルバム買ったり、心臓マッサージの練習台になったり、ベッドの
マットを低反発のにしたり、叔母さんの結婚式にも出席しましたね。バイトの
方もまだまだ面接を受けては……」

落ちっぱなし。この辺りから自分はもう社会で役に立たない人間なのだと結構
本気で考え始めてきたね。まぁでも低反発マットは寝心地いいし、結婚式では
従兄弟と久々に会えたし、よかったな。心臓マッサージされた時はビックリ。
生きてる人間にやったら危ないよ、母さんや。それにしても、ののたんの活躍
目を見張るばかりだよ、ほわわん。

「えーっと、次行きますよ。七月は大学の後輩がたくさん遊びに来たり、辛い
カレーにはまったり、高校時代の友人であるケンドーさんと、その同期である
若葉さんと知り合いましたね。あと先祖に横綱がいた事が発覚したり、あとは
個人的なことですが、私の誕生日とか」

家でコスプレショーした挙句にベロベロになったんだよな、みんな。そういや
辛いカレーにもはまってたな、忘れてた。横綱吉葉山に関してはビックリだ。
家系って何があるかわからんねぇ。あとはケンドーと若葉ちゃんなんだけども
最近若葉しゃんとは連絡取ってない。何でもクソ忙しいからとケンドーに言われ
メールも遠慮。うーむ、やはり女は離れていくんだなぁ。

「八月は先生の誕生月。のりたまさんの引越しで地獄を見たり、巨大かき氷を
食べてまた地獄を見かけたり。でも甲子園やオリンピックなどスポーツでかなり
盛り上がりましたよね。あとは資格の勉強を本格的にやり始めたのも、この月
からでしたね。それにしても、今年の猛暑は辛かったです」

本当に起伏の多い月だった。甲子園やオリンピックなど普段はあまり見ないが
今年はドラマが多くてはまったなぁ。それに、暑かったわ。北海道も本州並に
暑くなり、扇風機が役立たず。クーラーなんて我が部屋無いし。あぁ、資格の
勉強はまだやってるよ。バイトもできないが、将来必要な資格だからね。

「九月は台風も多かったですね、停電にもなり、記録的な大風吹きましたし。
また叔父さんのお葬式にも参列したり、今年は冠婚葬祭に縁がありますね。
あっ、そうそう、お風呂が新しくなったんでした。また野球観戦に行ったりと
変化が多い中、一番の出来事と言えば小説応募ですかね?」

台風にはまいった、毎年来てる道外の住人の苦労の一端がわかった気がした。
風呂をリフォームして、快適生活。野球は日ハム戦を見て、盛り上がったなぁ。
正直ちょっとファンになった。まぁ、渚の言う通り、五年ぶりの小説応募って
事件がやはり大きいな。自信作だけに、どうなることやら。

「結果発表まで不安ですよね。さて十月はそれまでサイトを置いていたとこが
仕様変更してしまい、別のとこに移転したんですよね。また、スクール水着を
買ったりと欲望に走れば、心霊現象があったり、酒飲みネット友人とオフ会を
したりと、家にいても外にいても、先生は何かと事件がありますね」

心霊現象はちょくちょくあるからねぇ。いやぁ、それにしてもジオシティーズの
仕様変更は驚いた。パス忘れたから更新できなくなって、今のとこに急遽変更
したんだよね。それより渚、年の最後にスク水また着てくれぇー!

「寒いからイヤですよ〜。気を取り直して十一月、五万ヒット到達に新札入手
したり、またサザンの五十枚目のシングルを買ったりいいこともありましたが
その……一人えっちを家族の方に見付かったりもしましたね」

毎日変わらぬヒット数でやっております。しかし、一人えっちを見られたのは
本当に迂闊だった。ドア閉めて部屋の電気暗くしてたのに、プライバシーって
ものが本当に無いな、俺。今まで他人のそうした体験談聞いてゲラゲラ笑って
いたのに、まさか当事者の立場になるとはな。

「まぁまぁ。いよいよ記憶に新しい十二月はまた心霊現象があったり、暖房が
壊れたりと散々な出来事の中、ドラクエ8をクリアしましたね。また、友達と
えっちなお店行ってはガッカリしたり……色々ありましたね、一年」

頭で思い返したらバイト落ちまくったとか教授が亡くなったとか、久々に小説
応募したとかくらいだったんだが、こうして振り返れば色々あったんだなぁ。
今年は厄年だけあって家庭内でのゴタゴタが例年より並外れてあったから来年
こそはそういう事も少なく、笑って過ごしていたいな。渚は今年どうだった?

「私も今年はちょっと疲れましたけど、でも良い一年でしたよ。楽しく笑って
過ごしてこれたのも、読者のみなさまや先生のおかげです♪」

来年もよろしくお願いします。


 12月30日
大掃除第二弾!今日は昨日やらなかった場所を色々やろうと思います。いやぁ
昨日やったのがパソコン周辺だけなんで、やってない場所の方が多いんですが
まぁ他の場所は割とやりやすいので。あっ、押入れの奥とかはやらないよん。
マジで使わないし、目にも付かないしね。あそこは俺の部屋であるけど、俺の
テリトリーじゃないの。冬服や夏服、昔の思い出などしまってあり、そこを使う
どうこうできるのは母親や渚なのだ。

しかし大掃除よりも大切な事がある。それは正月用の酒の調達。やっぱり酒が
無いと正月気分が九割減だよねぇ。親父も買いに行ったみたいだが、俺も購入
する事に。読者は思うでしょう、どっから酒代が出てくるのかと。えぇ、実は
酒代を親に支給されたんですよ。はっはっは、この年でこんな事されてるなど
恥以外の何物でも無いが、恥じ入る心など酒欲の前ではちっぽけなもの。俺は
それでも飲みたいんだー!

そんなわけで、前々から約束していた酒購入資金を母上からもらう。よぉーし
資金は七千円。自分の酒の他に御神酒も買ってこなければイカンな。あ、肴も
欲しい……少し俺も出して、奮発するか。酒屋にGO!

酒屋についたら見慣れたオッサンが会計をして……親父だ!親父もここで購入
していたのか。まぁ、どうでもいいので自分の酒を選ぶ。御神酒は金粉が入った
やつがいいな。あとは一升二千円の酒を四本くらい買うか。えーっと、酔鯨に
酔心、高清水に……重い。もう一本買おうにも、このままカゴが壊れるんじゃ
ないかと、ちと心配。うーん、まぁ家にも一本あるし、これでいいか。

この時点で七千円消えたが、やっぱり正月だけあって酒を飲む時に何か肴でも
食いたい。普段は酒飲んでも何も食わないけども、正月三が日は朝から晩まで
ダラダラ酒を飲む。となると腹も減るので、何か食いつつ飲みたい。俺は車を
スーパーへ走らせた。

年末だけあって、駐車場は車でビッシリ。うひょー、いつもこうだと景気も良く
なるんだろうなぁ。店内もやっぱり混んでおり、家族連れやカップルが多い。
そんな人込みの中をこそこそしながら肉とか刺身とかを四千円近く買い込む。
結構使ってしまったが、正月くらい豪勢に行かねば一年しけた年になるだろう。
これでいいのだー、帰って掃除だー。

帰宅して掃除。パソコンに比べて他の場所は掃除しやすく、割とサクサク進む
事ができたのだが、いつものごとくダラダラやってたので終わったのは夕方。
明日は掃除機を床にかければ終わりだ。新年迎えられるぜ。さてメシ食うか。
階下に行き、食卓を見て俺は……えぇ、バカな!

Σ( Д) ゚ ゚ も、もしかして大トロ?!

そう、大トロである。実際目にしたのは初めてであり、当然食うのも初めて。
何故大トロがあるかと言えば、親父が漁師の知り合いから入手したとの事だ。
それも結構でかいブロック。本当は明日食おうと思ってたが、あまりにも大きく
このままだと明日食いきれぬから、今日少し食ってしまおうと。あぁ、これが
とてもイヤラシイ事を書いてるとは自覚しています。でもね、俺もテレビとか
雑誌で見て羨ましがっていたものが、目の前にあるのだ。とてつもない金持ち
芸能人などが食う事を許された食材が、目の前にある。おまけに本日解体した
ものらしく、鮮度はバツグン。いっただっきまぁーっす。

甘い。いや、嘘だと思われるが、ふわーっと油が口の中で広がり、くどくない
甘さが口の中に広がる。油の広がり方は、カルビみたいな焼肉食った時の感じ
であるが、あれよりくどくない。触感は食べられるスポンジと言ったら語弊が
あるかもしれないが、うーん、クレープフルーツ食った感触に近いかな。まぁ
あんな感じですよ、中に脂が詰まりまくっているので。醤油につけたら醤油が
脂に弾かれる。あぁ〜、素敵〜♪

人間をダメにする味だわ。


 12月29日
年末です、俺が言わなくても知ってるでしょうが、年末ですねぇ。年末と言えば
仕事納めだとか来年正月の食材を買ったりと色々あるが、やっぱり避けて通る
事ができないのは大掃除。一年の汚れを綺麗にする行事。日々掃除をしても
やらないところはあるもので、そういうところにホコリがゴッソリ溜まる。

気付いたら普段掃除しないところとかもやるんですけど、でもあまりやらない
ですよねぇ。本棚の上とか、見えないからいいか〜なんて思って、たまに掃除
するとすごいことに。ダスキンモップとか、もう目も当てられない状態。

本日はその大掃除の一日目。一日目ってのは、とてもじゃないが自分の部屋と
言うスペースでも、一日じゃ終わらない。テキパキやれば一日で終わるのかも
しれないが、テキパキできる性格じゃないんで、のんびりやることに。

まず部屋を見渡して、一番汚いところはどこかと見てみたら、パソコン周辺で
ある。テーブル周りとか床は渚が掃除したり、自分でもちょくちょく掃除して
いるけど、パソコン周りは誰にも掃除させないし、自分でもエロゲとか色々と
CD−RやDVD−Rなどのディスクが置きっ放し。

置きっ放しだから、当然ホコリが積もる。だけど、こういうものはすぐ使うはず
だと思ってしまうので、なかなか片付けようとかって気分にならない。ふとした
時にやりたいものがあるからねぇ。音楽だったらしばらくの間それだけでいい
けれど、性欲には新鮮さが必要だ。その結果、一年間ほとんど片付けずにいた
ため、ホコリとか山積みなの。ちょくちょく使っていたらホコリも溜まらないかと
お思いの貴方、違うんですよねぇ。大体入れ替えるのが面倒なんでフルインスコ
してしまうから、後でディスクいらないのよ。

だったらその時その時で片付けていればいいんだが、大抵エロゲやりたくなる
時間てのは、もう今すぐ遊んでとムスコが騒ぐ夜中。そんな時に出して、セット
して、起動を確認しつつ片付けて、なんて余裕は悲しいかな、俺には無いの。
そんなわけでどんどんディスクもホコリも積もっていく。積もれば掃除するのも
面倒になる。あぁ、悲惨なるパソコンラック。

ともかく一旦ディスクを別のところに置く事に。するとホコリがモウモウ舞い
げーっほげほ。ダスキンモップは青っぽいホコリがもっさり。うっわーこりゃ
ひでぇ。あぁん、ディスクもバラバラだし、ここもあそこもホコリだらけだ。
ダスキンも汚くなっちゃったなぁ。ホコリ落さないと……。

ダスキンモップのホコリを落すのに俺はパタパタと振り回すんですよ。すごく
早く振り回し、その勢いでホコリを落す。他にもっといい方法があるんだったら
教えて下さい。えぇ、当然家の中でそんな事をしたらゴミを辺りに撒き散らす
だけなので、窓を開けて外に手を出してやるんですよ。

窓って開けたら風が部屋に流れ込むじゃないですか。部屋から外へ吹く事って
無いじゃないですか。だから外に向かってパタパタやれば、部屋の中にホコリ
逆流
。ぐぁー、掃除したのに戻ってくるんじゃゲーッホゲホゲホ

明日には終わるといいな。


 12月28日
俺はいつも大体暇なんですが、みんながみんな暇なわけじゃなく、家人は特に
忙しい模様。夜は割と落ち着くけれど、やっぱり昼間はみんな忙しくて、家を
空ける事が多いんですよね。そのくせ俺は昼頃に起きるために、母親や妹だけ
じゃなく、渚もいないことがあるので、必然的にメシを一人で食う事があるのだ。
お昼のドラマ、愛のソレアを見ながらモグモグ。

一人でメシを食うのはやっぱり切ないけれど、更に切ないのはメシそのものと
言えよう。俺は料理がそこそこできるけれど、面倒なので調理をしたくない
自分で食う時は極力簡単な料理で済ませてしまう。簡単な料理と言えば、まず
ごはんに温めなおした味噌汁、そして……何にしよう?

ここで冷蔵庫を覗くと、まぁそれなりにおかずと呼べるものがある。もらった
イクラとか、もらった正月用のハムとか、納豆とか、バターとか様々である。
イクラは腐らせたら困るから食ってもいいと許可が下りているけれども、ハム
なんかは食ってはいけない。うーん、バター使ってバター醤油ごはんもいいが
それは先日食った。納豆はヘルシーでいいけど、朝食ってネバネバするのは
好きじゃないんだよなぁ。卵かけごはんでもいいけど……。

冷蔵庫を離れ、キッチン近くの引出しを見てみる。おかずになりそうなものは
シーチキンとコンビーフ。シーチキンは昨日、かつおぶしと醤油を和えたのを
とっても美味く食べた。んじゃあ、コンビーフにしようか。

桐生涼の簡単調理教室〜コンビーフ編〜

1:まずコンビーフを開けて、器に移す。(少し深めのやつがいい)

2:そのままレンジで30秒くらい温める(一分でもいいかも)

3:温まったコンビーフをマヨネーズ、醤油、コショウを混ぜつつほぐす。

4:上手く混ざったら、あとはご飯と一緒に食べるだけ。ウマー。

いやぁ、本当はもっと美味い食い方とかあるでしょうが、手軽に作れて美味い
事が決め手である。手軽なだけなら焼くだけとか、そのまま食うって事も有効
だけど、これもなかなか美味いのでお試しあれ。

コンビーフのマヨネーズ醤油和え、一味唐辛子振り掛けた味噌汁、白いご飯に
もずく、フルーツ牛乳。素敵な朝食、食ってるのは午後一時半。満足なりよ。
満足な食事、わけわからん展開の昼ドラ、暇潰しの市民広報の後ろについてる
クロスワードなんかをやったりして、俺の食事は終わった。

部屋に戻り、椅子に座ってぼーっとする。しばらくしたら消化が始まったのか
食ったものにより前日のメシが押し出されたのか、便意が襲ってきた。何度も
便所に行くのは面倒なので、波動砲の要領で便意を充填する。120%なんて
なったら椅子から立てないので、90%くらいまで充填。よぅし、もういいな。
それでは出陣じゃー!ドタドタドタドタ、バタン。……ふぅ〜。スッキリしたぁ。
カラカラカラ……げっ、これじゃ足りない。手元にも無いし、あるのは上か。
見上げればトイレットペーパーが頭上の棚にある。

_| ̄|○ 下半身裸で取る情けなさ。


 12月27日
嵐のような日々が過ぎ去れば、大晦日や前日の大掃除までのこの期間は何だか
ちょっとした空白のような感じがします。当然仕事をしてる人は忙しいですし
勉強や締め切りに追われている人にとっては関係無いかもしれないんですけど
何だか俺はそう感じてしまう。きっとクリスマスと大晦日の間が他のイベント
なんかに比べて間隔が短いから、気が抜けるのかもねぇ。

そんないつも以上に気の抜ける日々だからか、俺もだら〜っと糸の切れた人形
状態である。あぁ、何もやる気がしねぇ。昨日も抜かなかったし、今日も何故
なのかわからんが、ムスコが寝坊してた。せつねぇぜ。小説も全然進まないと
言うか、なーんにも浮かばないし……焦ってもしょうがねぇ、ゴロゴロ。

「ちょっと兄ちゃん、駅まで送ってくれない?」

ゴロゴロしているためか、家の用事をちょくちょく頼まれる。まぁ、ダラダラと
しているよりは家人とは言え、何かの役に立った方がこっちとしても気分いい。
いそいそと支度を済ませ、車を発進させる。最寄の駅へGO!

時刻は既に夕方である。夕方と言えど、すっかり暗いわ寒いわで、運転をする
には難易度の高い時間帯。車に乗り込んだら寒いの何の、うひょー手が冷たい。
ちょっと震えながら車は走り出す。道路は凍ってテッカテカ、ツルツル滑って
少しでもスピード出し過ぎたり、ハンドル操作をミスれば事故になる。

それはどうやら他のドライバーもそうらしく、あまりスピードを出さずに運転を
しているから、自分が遅いのではと言う引け目を感じずに済んだ。けどやはり
滑るわ、車のライトで道が光るわ、う〜む……事故だけは気を付けないと。

そう思っていたら、目の前にパトカーが走っていた。別に悪い事してるわけで
ないが、どうにも警官って苦手だ。普通に走っていたらパトカーの後ろにつく
形となった。あぁ〜、イヤだ。早く別れないかなぁ。

しかしどうもパトカーと俺の進む方向は同じらしく、俺がパトカーを尾行してる
状態に。うひょー、勘弁してくれぇ。けれど考え様によってはパトカーの後ろ
走れば、安全なわけである。周囲に気を付けて、パトカーと接触しないように
……あぁー、赤信号になった直後に直進しちまったー!!

ドキドキしたけれど、別に注意されるとかそういう事は何も無く、パトカーも
我が車も進む。ややあって駅に到着。妹を下ろして、さぁ帰るか……あぁ!

('A`) また同じパトカー前走ってるよぅ。

違うんだ、本当に偶然なんだ、最短で我が家へ帰ろうとしてるだけなんだよ。
決して尾行してるわけじゃあないんだー!しかし今の世の中、そうした意識が
無くとも、不審者と思われかねない。高校生の時に友人と夜中の二時に自転車
こいでいたら、自転車泥棒と間違われて職務質問された覚えがある。自転車を
盗んでいないとわかってもらえたが、酒飲んでる事はバレたんだよなぁ。

なんて思っていたら、やがてパトカーは俺と別方向に進んだ。あぁ、安心だ。
心の渇いた人達と同様に、警察は苦手である。特に最近は不祥事がやたら
目立つから、安心できないしねぇ。嫌な世の中である。っと、家に到着。車から
降りて鍵をかけて、あぁ寒い、家に急がなきゃ。

最後の最後に転ぶとはなぁ。


 12月26日
本日はいたって平穏な一日、えぇ昨日と言う日が今日のパワーをも導入したと
言っても過言じゃないくらいに、昨日はすごかった。泣けた。楽しかったけれど
何と言うか、その……まぁ、時系列に沿ってお話しましょうか。

昼頃起きた俺はメシを食い、ギターの家へと向かった。風呂に入ろうかと言う
予定が急遽飛び出したが、連絡がやや遅れていたために、時間不足で断念との
ことになった。まぁ、いい。どうせ風呂には入ることが確定してるのだ。日に
二度も三度も入るなんて、しずかちゃんじゃあるまいし。ともかく俺とギター
そして本日始めて会ったギターの友人であり、ソープへ一緒に連れてってくれ
なんて頼まれたマロニーと共に札幌の中心部へ。

とりあえずもう一人のギターの友人、モモンガと札幌駅で合流し、俺達一向は
電気屋へ向かう。何でもギターがハードディスク買いたいらしいし、マロニーと
モモンガがノートパソコンを買いたいとのこと。しばらく物色して、ギターが
ハードディスクを購入。マロニーとモモンガのノートパソコンはまた今度との
結論になった。ここまでは割と淡々と時が流れていた。

時計を見れば、そろそろ夕方五時。街はクリスマスムードで、カップルだって
たくさんいる。楽しそうな子連れもいる。ちょっと無理矢理盛り上がってる感
ある男の集団もいる。それら人込みの中、俺とマロニー、モモンガは心に何か
繋がりを感じつつ、戦場へと向かった。

浴場のメリークリスマス!

ギターは行かないといったので、三人で入店。もっと混んでいるかな、ヘタを
したらオッサンと肩寄せあって待つのかと思っていたのだが、そんな事は無く
三人いれば多少時間がずれるが、メチャクチャ待つ事は無いらしい。なるほど
それでは誰が最初に行こうか?

「そういうのは、キャプテンがまず最初に」

えっ、俺いつの間にキャプテンになったの?!まぁいいや、昨日は禁欲もした
から、ちょっとやる気モードだぜ。おっと、呼ばれたな。それじゃ行ってくる!
カーテンをサッと開け、そこに待ってたのはどんな美人かな!?

('A`) ……えっ?

ちょっと待ってくれないか、うん、少しでいいんだ。数秒でいいから頭を整理
する時間をくれ。えーっと、前にもここに来た。いや、ソープと言えばここを
拠点にしてると言っていいほど、ひいきにしてる場所なんだ。女もいい感じの
子が多く、期待もしてた。でもね、何でこんなのと思ったよ。あぁ、悪いとは
思うが俺も客だ、言わせてもらう。

お前、明らかに俺より重いだろ?!

もうね、俺も太ってるよ、七十八キロくらいある。だがこの女、身長は俺より
当然低いのに、八十以上はあるように見える。顔だって化粧で塗り固められて
おり、可愛げが無い。じぇーんじぇんタイプじゃないのよ。うぅ、折角うきうきと
していたのに、これが相手かよぉ。クリスマスに、こんな……。いや、待てよ
もしかしたら喋り上手とか、実は体が綺麗とか、そんなんだろう。そう思って
俺は脱ぎ、彼女の体を見ると……えぇ!?

('A`) マジっすか……。

今まで見てきた中で、最低レベルだ。体で値打ちをつけたりするなんて最低と
言われかねないが、金払って抱くんだ、少しでも綺麗な体の方がいいじゃん。
何が悲しくて黒くてでかい乳輪に、垂れ下がった胸。三段腹なんて可愛らしい
言葉すら当てはまらない肉体。黒いケツ。確かに俺も腹は出てるよ。でもねぇ
これはちょっと……よく雇ったな、こんなの。

ゲンナリしつつも体を洗ってもらう。酒が入ってないからトークが鈍ると言え
俺だってやるからには気持ち良くやりたい。まずは会話で相手を少しでもいい
女だと思うのが大事……なのだが、黙々と体を洗われるだけ。

何かふってくれれば、俺だってがんばれる。俺が何か話題を提供すればいい
だけかもしれないが、まったく気の乗らない女である、どうもがんばれない。
ほら、マラソンとかでもっと速く走りたいのに足が動かないとかってあるじゃ
ないですか。あんな感じ。静かなソープ。う〜ん、お喋りばかりってのも少々
趣が無いけど、これはさすがに……トークも体もダメか。

色々やってもらったさ、ローションでマットプレイとか、咥えてもらうだとか
舐め合うだとか。最後は当然本番もしたさ。でもね、嬉しくない。嬉しくない
だけじゃなく、マジで重い。上で動かれたら、ムスコが痛いの。唯一感心した
悲しい事実が、観音様だけ使い込んで無さそうで綺麗だった。あぁ、せつねぇ。
これはあれだな、流行の言葉で形容するならばクリスマスの俺はこうだ。

全米が泣いた。

とりあえず終わるとマロニーとモモンガと一緒に退店。話を聞けばみんな所謂
ハズレだったらしい。考えてみれば当然である、クリスマスなのだ、可愛い女
には予約がついてるか、休日にしてデートでもしてるのだろう。涙すら凍って
しまいそうな夜風の中でギターとのりたまと合流し、ジンギスカンを食おうと
ビール園に向かう。いい物食って、忘れたい。記憶から消したいー!

ジンギスカンに満足し、その後カラオケでのりたまにキスされたりと、その後は
楽しい宴会であった。特にビール園でのスタッフのおねーちゃんを見ていたら
喋りも顔もスタイルもよくて、ちょっと泣けた……。あー、くっそぅ、次回はもう
こんな事無いだろう。風呂入って気分サッパリするか。おーい渚よ、風呂でも
わかしてくれないか?

「先生、昨日も今日もお風呂ばかり入って、随分綺麗好きなんですねぇ」

涙のメリークリスマス……。


 12月25日
禁欲もしたッ!

禁酒もしたッ!

あとはいい女に当たるのを願うばかりッ!

戦場へ、行ってくる……。


 12月24日
メリーメリークリッスマァーッス♪今日は札幌、雪が降っていたからホワイト
クリスマスさ。イブの夜は大事な人と一緒に、美味しい料理を食べて、素敵な
プレゼントを交換し合い、そっと片寄せ愛の言葉を囁き合う。もう心躍る日に
君も僕もハッピーハッピー、のまのまイェイ!Yeah!!

_| ̄|○ すみません、無理しました。

「別にそんな事しなくても、素直に楽しめばいいじゃないですか」

∩゚Д゚) アーアー聞こえない、聞こえない、何言ってるかわからねぇ。

「そういうのって余計に意識しちゃいますから、逆効果ですよ」

なるほど、渚の言う事も一理ある。確かに逃げよう、目を背けようとしてると
余計にそれを意識してしまう。クリスマスイブだからと必死に気にしないよう
振舞っていると、余計に寂しさを感じてしまう。どうも俺もイブだからと何か
変わったことを書こうとしていたが、そんな事をすれば君も俺も痛いだけだ。
カップルで、アベックで、つがいで、恋人同士で見てる輩は……いいや、もう。
えぇい、とにかく普通に日記を書いてやるー!

小説がロクに書けぬまま酒ばかり飲んでいたせいか、本日起きたのは午後一時
過ぎた頃であった。ありゃ、いつもより寝すぎてしまった。まぁ、どうせ早く起きた
ところで何する予定も無いからいいか。とりあえずメシでも食うか。

「あ、アンタ今起きたの?これからピアノの調律士の人来るからね」

パジャマのまま廊下に出ようとしたら、母が現れ、そう伝えてきた。あらそう
なのか、じゃあとっととメシ食っちゃおう。そうそう、パジャマでうろうろしてる
時に来られたら恥ずかしいから、着替えておこう。なんてのんびりしていたら
ピンポーン……えっ、もう来たの?!

どうやら調律士の人が来たらしい。我が家にはピアノがあるのだが、年に一度
きちんと音を合わせておかないと、いずれピアノに変な癖がついて使えなくなる
恐れがあるとの事。ピアノは高い物だから、おいそれと買い換えられぬ。故に
こうして定期的な調律が必要なのだ。

ピアノの弾けない俺には、そんな事どうでもいい話である。大事なのはメシが
食えるかどうかである。どうやら調律士が帰るまで、俺のメシはおあずけ状態
らしい。確かに髪はボサボサ、起き抜けで顔もボケーッとしているし、何より
いい年した男が昼間にそんな姿で家の中うろうろとしていたら、怪しまれたり
哀れまれたりしてしまう。こんな俺だが世間の目を多少気にする。変わった目で
見られるくらいならば、空腹など我慢じゃ。なに、少しすりゃ帰るさ。

甘かった。最初は起き抜けだし、胃も大分やられているからすぐ食えないため
別にいいやと思っていたが、三十分もすれば胃も割と正常になってきた。だが
まだまだ平気。余裕だぜ。……でも、三十分くらいで終わると思っていたけど
随分かかるんだなぁ……。

一時間しても、まだ階下でポロンポロン音がする。もしかしたら何時間も続く
かもしれない、そんな不安が空腹を助長させる。気晴らしにネットサーフィン
していて、クリスマスイブなのに食事が卵かけご飯だと言う書き込みを見付け
ゲラゲラ笑う。わはは、マスコミに踊らされて高級レストランとは言わないが
せめてもうちょっと何かあるじゃん、わっはっは。別に卵かけご飯が悪いなど
言わないけど、何だかこのギャップに笑いがこみ上げてくる。あーっはっは。
おいおい、俺だって今日……あっ。

_| ̄|○ そういや俺、メシ自体食ってないじゃん。

心に風が吹いた気がしました。


 12月23日
天皇誕生日と言うよりも、本日はクリスマスイブイブとか言った方がみなさん
わかりやすいのではなかろうか。まぁ咄嗟に天皇誕生日って何月何日と質問を
されても俺はパッと出てこないが、クリスマスイブイブはと訊かれれば、あぁ
クリスマスイブの前日だから十二月二十三日と答えられるが、存在意義はちと
違う。前者は畏敬すべき日の誕生日であるが、後者はこじつけである。

そもそもイブって始まりって意味じゃないっすか。いや、よくわからんけれど
アダムとイブのイブからきてると思うんですよ、始まりの女性。そういうとこ
から生誕祭の開始を意味してのクリスマスイブであって、二十五日は生誕祭の
終わりを意味する日……だったはず。

だが、始まりの始まりって何じゃい?もはや哲学的と言うか、本日が祝日故に
乗じて騒いでやれーと言った日である。関係無いんだよ、今日なんて。しかし
どうしてだろう……この不思議な感情……。

_| ̄|○ 数日前から、マジで鬱爆発気味っす。

今年は感覚的に世間でクリスマスムードなるものが盛り上がっていないような
気がする。まぁ外に出ていないから感じないのも当然ちゃ当然だが、それでも
世の中の盛り上がりが欠けている気がしてならぬ。そりゃあ俺はクリスマスを
一緒に過ごすような素敵な女などいねぇし、誘われる事も無い。過去も現在も
そんな事はただの一度も無く……ウルアッパァ!!

生まれてからずっと異性と縁が無いので、そろそろ慣れてきてもいいような気も
するのだが、どうもこの時期は周囲で恋人フィーバーしてるからか切ない気に
なってくる。きっと今年をも振り返るからか、情けない気分になるのだろう。
はー、今年も何も起こらなかったなぁ……。

いいや、きっと俺の知らないところでこっそり美少女プロジェクトが動いてる
かもしれん。ほら、よくドラマとかで一人落ち込んで、でもそれを認めるのは
悲しいから気にしないようにするんだが、結局夜になって現実と向き合う様に
なり、しょんぼりしてそろそろ寝ようかってとこで、ガチャッとドアが開いて
「メリークリスマーッス」と気のある女が参上。うひょ、ハッピー!

まぁ、俺は妄想家じゃないので、さすがに家に来る事は無いだろうとわかって
いるし、電話が鳴らないだろうともわかってる。交友関係が広い方じゃないし
女の知り合いなどほとんどいないしね。突然の参上や電話なんか無理。

しかーし、ネットではどうだろうか?こうしてサイトを開いている以上、不特定
多数の人の目に触れる機会がある。その中には俺に惚れてるヤツがいないとは
ゼロとは言い切れぬ!掲示板ではまた不特定多数の人に、その愛を恋を心無い
書き込みで中傷されるかもしれない。善意あれば悪意ある。悪意に気をつけて
生きていくのが、俺の生き方。

けれどメールは俺に届く。余程じゃない限り、俺にしか読まれぬ。だから俺に
対してどんなに甘い愛や恋の言葉を書き連ねても大丈夫。そうだよ、その愛の
メールが送られるかもしれぬ。恋人達の雰囲気に打ちひしがれ、今年もまただ
なんて絶望していた時、ふとメールが届いているのを知る。なんだ、また業者
からわけわからん広告メールかぁ、なんて削除をしていたら、ふとそれらとは
雰囲気の違うメール。何だろうかと好奇心から見てみる事に。

こんにちは、いつも楽しくサイトを拝見している者です。時に楽しく笑わせて
時に深く考えさせられる、そんな桐生先生のふり幅に心惹かれ始め、こうして
メールを送らせていただきました。それで、日記に書かれていた件での事です
けれど、彼女がいないと言う事でしたね。あっ、すごい失礼な事書いちゃった
かもしれませんね、すみません。でも、それを見てチャンスだって思った私も
いるんです。私も彼氏とかいなくて、寂しくて……それで、もしよければ私と
メールからでも、お付き合いしていただけないでしょうか?いきなりこんな事
言われてもビックリしちゃいますよね。でも、お返事お待ちしてます。

誰かこんなの送ってくれぇー!


 12月22日
前々から気になっている事なのだが、最近特に思う事がある。俺はその分野に
関して専門知識が無いから流れるがままに見過ごしていたのだが、どうも最近
見過ごせない気分になってきたので、ちと書いておこう。

それは男女の関係なんですよ。

男女同権と叫ばれてこの国でも久しく、割と昔から女性の地位向上とか男性と
同等の扱いをと様々な運動が展開されており、それはある程度実を結んでいる
ような気がします。まぁ、職業によってはなりにくい職業などがあったでしょう。
今はこれと言って、そうした職業って無い気もするし、また何気無い付き合い
でも、女性が三歩下がってどうのこうのなんて姿勢は減ってる。

また、女性は男性に比べ一般的に力が弱い。ボディビルの女性や病的な男性
などもいるでしょうが、それらはちょっと除外。同じ社会で生きていればまず
違いは出てくるだろう。だからこそ、守るべき対象として女性をもってくる事
だって、頷ける。救助も女子供が優先されるからね。

でも、レディースデーって何じゃ?メンズデーなんてあまり聞かないぞ。俺は
消費や利用にそこまで差があるようには思わないけどなぁ……まぁ、ブランド
物を多く求めるのは女性だし、女性の方が購買欲はあるのだろう。しかし俺は
納得いかん。どちらか優遇すれば、もう片方から不満が出てもおかしくない。

女性専用車両ってのも謎だ。痴漢から守るための車両らしいが、朝晩の忙しい
時間に女性だけ優先して乗れるってのも、変だ。そんなに不確定な危険が怖い
ならば、公共交通機関を使えないじゃないか。変なオッサンに訳も無く説教を
されたり、ババアに足踏まれて注意したら逆ギレされたり、いきなり他人の事
考えず車内でメシ食う男、化粧し出す女などを我慢してこそじゃないか。あと
電車で男が痴漢冤罪になる事はやたら多いし、ムカツクと女に思われたらもう
それがまかり通りかねない。不意に勃起しかねんから、嬉しいと思いつつ女に
くっつけず、男も満員電車でも危機感を持ってるんだぜぇ!

ここまでは我慢できた。女性保護と言う名目で男性差別が行われている気が
するが、耐えるのも男の役目である。どこぞのコラムで、女の一人客は有益で
あるのに対して、男の一人客はひきこもり系
だと書かれているのにも、ちょい
憤慨したものだが、我慢我慢……するかボケーッ!何でメシ食いに行ってまで
そんな偏見の目で見られないとならないんじゃ!

またジェンダーフリーってのも、納得いかねぇ。男が男らしく、女が女らしくと
言った事を主張すると男女差別となるから、撤廃しようって事らしいのだけど
それってどうなんだろう?ボーイッシュな女ってのは受け入れられているけど
女らしい男には違和感を感じるのではなかろうか。ジェンダーフリーは今もう
同権を主張しているより、男性の弱体化へ動いている気がする

体の違いがある以上、平等はありえぬ。先日、爆笑問題のススメでゴルゴ13の
作者さいとうたかを氏が言っていたが、本当に男が昔から世の中を支配してる
ならば、一般社会でもハーレムなどの力社会ができてたであろうと。まぁ男は
女と違い、生理や出産が無いから仕事に専念でき、女はそれらのため家の仕事
なんかが主な役割なのだろう。

無論、やりたいならば女性も社会に出ればいいし、男も女みたいに振舞ったり
してもいいだろうが、それを社会制度として押し付けるのはいささか不自然に
思う。どっちが偉いと言わないが、あまりにも納得いかんものを振り回してる
ならば、だから〜はダメだと言われても仕方無いなぁ。先述した男の一人客は
ひきこもり系だと言った女性ライターの記事を見た時、男の俺は女性客を有益
だと言うのに、何故男をけなす必要があるのか疑問に思い、だから女はダメだ
なんて考えた。きっと今日の日記でだから男はダメだとか言われるかもしれん
けどね……。

でもこの傾向、加速しそうだなぁ。


 12月21日
今年も残すところ、あと十日です。そう車のラジオで聴いたんですよ。確かに
カレンダー見るまでもなく、この日記の日付を見れば今年もあと僅かだなぁと
頭では理解できるんですが、どうも不思議な感じがする。と言うのも、今年は
まだ何もしていない気がするので、どうもあと僅かだなんて信じられん。俺の
気分ではまだ六月。これからだぜー!

そうは言っても、刻一刻と時は過ぎ去る。きっと俺の周りには時間泥棒がもう
無法地帯のごとくいて、跳梁跋扈してるのかもしれん。やる気泥棒と言い、俺の
周囲にはこういうの多いなぁ。なんて言い訳をしても始まらぬ。言い換えれば
今年はまだ十日ある、できる事をやるべきだ!

と言っても、俺の楽しみは大晦日くらいしかない。大晦日には夕方から寿司を
食って酒飲んで、格闘技見た後にサザンの年越しライブを見るんだ。うん、何
目を背けてる、クリスマスがあるじゃないかだって?ハッ、バカ言うな!この
クソもモテない俺にそんな事をわざわざ訊くかね、君は!なんだい、この時期
彼氏彼女がいないと非国民みたいな言い方しやがって。誰かと一緒にラブラブ
ムードしていなかったり、みんなで楽しくパーティー(含む異性)をしていないと
犬を見るような目つきで見やがって!クリスマス予定無いんだとか言った女に
じゃあ一緒に過ごそうかと言ったら、ちょっと……って、なんじゃそりゃー!
くそぅ、みんなバカにしやがって。……おや、メールだ。

「二十五日、空いてる?」

うひょー、お誘いだ。空いてるよー……って、ギターかよ、激しく野郎だよ!
まぁ帰省するらしいから、飲みに行こうって事なんだろうな。前から約束して
いたからなぁ。しかし、何もクリスマスにしなくても。土曜日のクリスマスは
想像するだに具合悪くなりそうなくらい、カップル、カップル、カップル……
キィアー!!しっとマスク来てー、こっちにも来てー!!

まぁ、親しい友人と飲んだり話したりするのは好きだ。よし参加しようじゃあ
ないか。なぁに、クリスマスでカップル多いだろうが、気にしなければいい。
街全体恋人貸切専用みたくなるが、我慢我慢……。

「それでさぁ、俺の友達連れて行くから、ソープに一緒に行ってやって」

Σ(;´Д`) クリスマスっすよ、兄さん!

いやぁ、以前からギターと飲む約束はしていたし、その友人を風俗に連れてく
約束もしていた。そしてそれは二十三日の予定だった。だがギター達の予定が
ズレたため、二十五しか空いておらず、そうなったらしい。……そりゃしばらく
風俗のお世話になってないし、たまには行くかと俺もウキウキしてるのは事実
だけど、よりにもよってその日かよ。きっとあれだ、こんな会話するんだ!

「今日はクリスマスだね〜、外すごいでしょ」
「すごいね、カップルだらけ。右も左もカップル、カップル」
「いいな〜、私も彼氏欲しいなぁ」
「確かにねぇ。でも、やってることは変わらないだろうさ」
「あはは、そうね。日本で一番エッチする日だもんね〜」

絶対こうだ、間違い無い。むしろ、こんな会話してしまうよ、俺なら。うーむ
しかし世の中でもっともエッチする日なのだ、恋人とするか一夜妻とするかの
違いである。別にそれについては問題無い。ただ、どうもクリスマスに男同士
だったり、男一人で歩いていると蔑まれる視線を浴びる気がしてならん。俺は
一人で外出ていても、そう思う。う〜む、考え過ぎかなぁ。

そういや金、あったかなぁ……。


 12月20日
小説を夜中に書いているのが日課なんですけど、やっぱり集中力ってのが俺に
足りないらしくて、よく別の事をしたりしちゃうんですよ。例えばチャットなどして
他人と話すのはもちろんのこと、フリーセルしたり、サイト巡りしたりと、どうも
ドカーッと集中できない。息抜きとかせずに集中なんてできんし、そうしたからと
言っていいものが書けるってわけでもない。でも少し反省。

まぁ、そんな感じで執筆中に何かかんかの息抜きをしてるわけなんですけれど
最近ちょっと流行ってるのが2chの食文化板を見ることなんです。いやぁ〜
夜に見てはいけないね。腹が減ってしょうがない。カルボナーラ食いたくなる
事もあれば、コンビーフ食いたくなる事もある。ツナ缶ならあるだろうと一人
台所に向かえばそれすら無く、ちくわにマヨネーズ入れて食ったりとかね。

さて、そんな色々な食べ物の中で懐かしい記憶に触れたものがあった。それは
ピザ、それもシェーキーズのピザである。

ピザは好きだ。割とどこのでも食べる。食い放題の店に行ってあったら間違い
無く注文する。その中でもシェーキーズだけは特別なんですよ。初めて食べた
ピザであり、団欒の証拠であり、大人の秘密の入口でもあった。

今から大体二十年くらい前、親父が仕事で遅くなって帰ってくると、大抵その
手にはシェーキーズのピザがあった。薄いピザ生地にパインとかが乗っていて
ちょっと冷たくなりつつあったが、まだ仄かに伸びるチーズがたまらなく美味く
俺にとって最高のご馳走だった。親父が帰ってくるのは十時とか十一時とかで
結構時間のバラつきがあった。当時は俺も幼く、夜はそんなに起きていられず
九時頃には寝たりするんです。健全な生活だなぁ。

ただ、ちょっとがんばって起きていたらピザを食う機会にありつけたんですよ。
夜更かしは当時の俺にとって、大人の秘密を垣間見るのと同義であり、背徳感
にも似たトキメキがあった。そのご褒美として、大人しか食べる事が許されぬ
秘密の食べ物、ピザがあった。だから早寝して、翌日台所にピザの箱なんかが
あった時はもうショックでねぇ……ちょっと親を恨んだりもした。

寝ている時でも、その気配に気付いて起きれば食える事があった。その時には
もう嬉しくてね。大人の仲間入りしたような、子供独特の背伸びを感じながら
笑顔で父や母と食べるピザに心温まった。妹はまだ小さかったから食う機会も
あまり無かったし、参戦する頃には争奪戦だった。今では譲り合ったりするが
当時は幼かったからねぇ。美味いものにかけては取り合いですよ。

やがて親父が色々あって、シェーキーズのピザを買う機会が減ったんですよ。
小学校の三年生くらいには、もう食ってなかったかなぁ。まぁ近所にピザ屋も
進出してきて、わざわざ買って帰らずとも、祝い事などがあればピザを気軽に
頼めるようになってきた。それでも俺の中では、シェーキーズは忘れられない
思い出の味であり、団欒の象徴だった。ピザってみんなで囲んで食うしね。

時は流れ、大学の入学式が終わった時、同じ高校の友人達と帰りに何か食って
帰ろうかとなった。大学に晴れて入学する事のできた高揚から、みんな外食を
して、そんな気分を分かち合いたかったのかもしれん。そこで札幌の中心部に
行って、外食をする場所となったのがシェーキーズだった。

大体十年ぶりくらいに食べるシェーキーズに、俺は感動した。幼い頃にはもう
少し生地が厚いと思っていたら、意外にペラペラで、でも味は記憶のそれらと
ほとんど変わらなかった。高校の思い出話などをしつつ、幼少の頃の記憶にも
思いを馳せる俺。近々また来よう、あの頃と違って食べに来られる行動力や金が
あるんだ。嬉しさばかりが胸に湧いた。

しかしそれから間も無く、シェーキーズは北海道から撤退した。思い出の味は
本当に思い出の彼方に消えた。ようやく再会出来たのに、また俺の前から姿を
消してしまった。消失感、寂寥感など言い知れぬ寂しさにまた包まれた。あぁ
もう一度食べたいけど、もう叶わないんだ……。

だが昨日、たまたまシェーキーズがまだ東京などにあることを知った。本当に
よかった、まだ食べるチャンスはあるんだ。ピザだけ食べに東京に行くなんて
さすがにできないけど、もし行く機会があれば是非食べよう。なぁに、落ち込む
必要は無い。子供の頃と距離が変わらなくなっただけさ。なかなか食べられない
けど、もし食べられたら思い出そう。あの団欒の証拠と言える味を。今はもう
戻らない、あの頃をピザと共に噛み締めて……。

そんな俺のピザストーリー。


 12月19日
最近荒れ模様の札幌でしたが、本日は気持ちいいくらいの天気。家にいたなら
暖房をつけなくても半袖で生活できたくらいでして、たまには空気の入れ替え
でもしようと窓を開ける。ゆるやかな冬の空気が部屋を通り過ぎ、でも寒くは
無い。暑さ寒さが消えたような、春のような一日でした。

ただ、当の俺としては何だか腹具合が悪く、うーんうーんと唸ってる。あれれ
変な物でも食ったかなぁと眉間にしわを寄せ、腹を撫でさすり、ふと外に目を
向ける。変わらない風景だなぁ……ゲッ、知らんおっさんと目が合った!

もしかしてと思ったら案の定、玄関のチャイムが鳴り響いた。目が合ったのに
居留守を使うわけにもいくまい。気難しそうなオッサンだから気が乗らないが
急いで玄関へ赴く。はい、どちら様でしょうか?

「いやさぁ、今知ったんだがXXさんって亡くなったんでしょう?」

どうやらこのオッサン、遠い親戚みたいだが、互いに面識は無い。それで先日
親戚が亡くなったのだが、今知ったために慌てて我が家にきて確認を取りに来た
とのことである。先日と言う言い方をしたが、実際亡くなったのは九月であり
結構な隔たりがある。

「いやぁ〜、誰も教えてくれなくてよ。今知ったんだが、何で誰も……」

そんな事を俺に言われても困るわ!ここで俺が謝るのも何だかおかしい気が
してならないため、はぁ……としか返せぬ。だがオッサン、誰にも知らせてくれ
なかったのが余程ショックなのか、頻りに俺に愚痴る。ひたすら困る俺。

結局この後、何度かうちに来て、その度に同じ事を愚痴って香典を渡してくれ
ないかと頼んで帰っていった。悪い人ではないんだろうが、何となく何故誰も
教えなかったと言うか、そういう付き合いが無かったのかわかったような気が
した。最初は同情してたんだが、何も名前のわからなかった俺にそんな事言う
のもねぇ……親戚付き合いは大変でござる。

そう、俺は親戚付き合いが苦手だ。苦手と言うよりも、どんな繋がりなのかを
よく把握していない上に、相手も俺のことをあまり知らないために互いに困って
しまうと言うのが本当のところである。昔の人と言うか、爺さん婆さん達の世代
では、兄弟姉妹がかなり多い。まぁ、昔は産めよ増やせよだったから、それで
何の問題も無かったのだが、親戚付き合いとなれば別だ。彼らが子を産み、また
その子らが孫を産めば、もう孫の代は関係がわからん。相手も誰それの孫とか
言われても、関係を把握するだけでどんな人かなど次に会えば忘れるさ。

最近は少子化傾向にあると言われ、実際俺も妹しかいないし、従兄弟も兄弟が
いても大抵、二人とか三人くらいだ。また親の代の兄弟姉妹の付き合いは割と
しているため、従兄弟に関してはそれなりに親しい。血縁コミュニティなんて
その程度でいいのだ。

他所はどうなのかわからないが、爺さん婆さん同士だって誰それの孫なんての
さして気にしなかろう。むしろ、余程顔を合わせない限りは他人と変わらん。
だから葬式泥棒と言って、他人の葬式に親戚だと言って潜り込み、泥棒を働く
輩がいるんだ。困ったものである。

だが、今はどうだろう。親の代で兄弟姉妹が多いと言うのは減ってるだろうし
兄弟も大抵二人とかそんなものだ。血縁コミュニティが狭まってると言えよう。
むしろ、従兄弟の付き合いが無い家も多そうだ。北海道に住んでいるからか
はたまた時代が流れたからか、家意識は相当低下してると言えるだろう。

そうしたら街角でナンパした女が実は従姉妹だったとか、結婚する段階で戸籍
見てみたら再従姉妹だったりするかもしれん。そうしたビックリが実際に結構な
数であるんじゃなかろうか?昼ドラに一片の真実。俺としては特別な意識って
ものは無いが、もしもあれば驚きだ。ちょっと違う話で、知り合った人が友人の
兄弟姉妹だったとかも、ビックリしそうだなぁ。

しかし家にいちゃ出会いなど無い。


 12月18日
世の中全体が嫌煙方向へと向かっている中、俺はタバコを吸ってます。けど
ヘビースモーカーってわけじゃなく、日に五本くらい、それも酒を飲んでいる
時にはあまり吸わず、酒を飲んでいない時に口が寂しくなれば吸う程度。

そんなわけでタバコ代とかはさしてかからない。まぁ、そこまでタバコが好き
ってなわけじゃないので、そこまで吸わないと言うのもあるが、タバコ吸った
時にちと体に変調が起こるから数が多くないと言うのもある。

タバコを吸うと俺はゲーゲー、オエオエと吐き気みたいなのを催すんですよ。
ただ本当に吐く事は少ない。まぁこれは食道や胃が荒れているから、タバコの
刺激でそうなるんだと思います。喉が乾燥しがちになるが、そういう時は水か
何か少し飲めばいい。そうです、俺はタバコを吸う時に近くに飲み物を置く。
無い時にはちと辛い。

だがこれはある程度の吐き気を我慢する事ができるし、飲み物があれば結構
症状を抑えることができる。対策があるなら、それらは何とかなる。だがこの
対策でも抑えられない症状が、まだあるんですよ。

俺はタバコを吸うと、涙とか鼻水、屁やクソが出やすくなるんです。

もうあれだね、体中の穴という穴が緩みまくりよ。タバコが副交感神経を刺激
するからか、半分吸うか吸わないかで大抵涙は出るしゲーゲー言う、鼻水など
ジュルジュル言うわ、肛門はガスなのかクソなのかわからず決壊しそうになり
でも何気無い顔をしてタバコを吸う。うむ、傍から見ればバカだな俺。

冷静に考えれば、何でそんな思いまでしてタバコを吸うのか疑問だ。タバコが
癌になりやすいだの体に悪いだのってのは、あまり信じていない。病気になる
人には個人差がある、それに俺は病気になっても何かを恨まないようにしてる。
憎むくらいなら、最初からハマらない。そんなポリシー。

などと書きながら、今またタバコに火をつけた。大きく吸い込み、やや溜めて
吐き出す。一気に体が脱力し、そうしてオエー。やや涙目になったのを手の甲で
拭い、また一服。肛門から何か出そうになるのを抑える。そしてふと気付く。
おぉ、そうだ、この感覚だ。

タバコを吸いたくなるのは、俺の中で緊張をリセットしたいからだ。

日常生活で勉強とかしてたり、運転などが終わったり、何か待ってたりする間
など、自ずと緊張する事が多い。緊張状態は時に集中力の持続となるが、ただ
不必要な時にまで緊張していたら無駄な疲れを生む。これにも個人差があると
思うが、俺はそれをリセットしたいからタバコを吸うのだろう。

執筆時はあまりタバコを吸わない。それは執筆時に酒を飲んでる事が多いため
ゲーゲーやってたら本当に吐きかねないからだ。酒を飲んでいる時にそこまで
吸いたくならず、飲んでない時にタバコによってリラックスしたく思うんだ。多分
こういうのを無意識の自己防衛とでも言うのだろうか。

おっと、ちょい便所行ってきますね。


 12月17日
温泉に行きたい……うん、温泉に行きたい……。

できるならば、女の子と温泉に行きたいぞ。別にどこか秘境って言われている
奥地じゃなく、車で二時間くらいの場所でいい。立派過ぎるところなんて金が
ないから無理だけど、せめて結構いいとこだね〜と言われたいくらいの、まぁ
小綺麗な場所でいい。一泊一万とかの部屋。

豪華な料理はなくてもいい。ふぐだの寿司だのカニだのステーキだの、そんな
立派なものは必要無いんだ。ただ名産品を一品二品食べたい。日記を書いてる
今なら、捕れたての川魚の塩焼きとかがいいなぁ。当然酒はつけてもらいたい。
酒ばかりは我慢せず、たくさん飲みたい。

温泉と言うからには、いい湯に入りたいのが人情だけど、特に景色が絶景じゃ
なくてもいいし、素晴らしい効能なんてのも期待しない。ただ風を感じる事が
できればいい。熱い温泉に温まった体が夜風に撫でられ、足元に冷たさを感じ
何となくほっと一息。これでいい。

女の子と行くからには、やはり風呂は別にしても一緒の部屋でありたい。まぁ
交わる事ができるに超した事は無いが、できなくてもいい。そんなのはいい。
ただ、ただ一つ……女の子の寝巻き姿が見たいんだ!

いやね、もう見たいのよ、女の子の寝姿を。できるならば温泉でも入ってちと
ホカホカしてる体とか、濡れた髪とか見たいのよ。ほら、外に出れば女の子は
いるし、エロ動画とか見ればえっちしてる姿だって見れる。でもね、パジャマ
などの寝巻き姿や風呂上りのホカホカ感なんかはちょっとやそっとじゃお目に
かかれないのよ。エロビはすぐ見れるけど、湯上り姿は簡単に見れぬ。

そりゃあ働いてないから温泉に行く事はできんし、甲斐性が無いから女の子と
どっか行く事もままならぬし、そもそも温泉に誘える女なんていねぇわけで。
だから無いものねだりなのだが、それでも見たい!最近やたらムラムラするし
また思考もそうした方向へ向きがちなのだ。ガス抜きしたいなぁ。

( ゚Д゚) 濡れた女が見たいんじゃ!

思考のエロ化の一例をお話し、今日の日記を締めましょう。先日、妹が自動車
免許を取ったんですよ。それで本日、そのお祝いとしてピザを注文。やっぱり
チーズ大好きな俺としては、ピザも好き。家族みんな満足して平らげる。んで
ピザって手づかみじゃないですか。当然食い終わったら手を洗うんですけれど
匂いってなかなか落ちないのよね。それも食った直後じゃ。まぁ石鹸で洗わず
水洗いだけだからかもしれんが。

俺はクセとしてどちらかの肘を立て、人差し指を横にして鼻の下に持っていき
親指でアゴを支える、言わば思案のポーズをよくやるんです。当然指の匂いに
敏感に気付くわけで、ピザ食ったばかりだとチーズ臭い。普段ならこれで終わり
になる思考展開なのだが、最近よりエロになっている頭では女のアソコみたい
だなぁ
なんて、ふと思ってしまったんですよ。えぇ、家族団欒している居間で
テレビ見ながら、呼吸と同時にエロ思考。いぇあ!

心に吹いた風はせつなさじゃない!


 12月16日
先日からちょくちょく日記で登場している人工少女2と言うエロゲーですけど
現在これに没頭しているんですよ。3Dのエロゲなんて今でもまだキワモノの
部類だろうけど、出始めの頃に比べれば非常に進化している。えっちシーンを
自分で操作できるのもいいですし、自分でキャラメイクできるのも好感を持つ
事が出来る。やはり自分好みのキャラと色々できるってのは愛着が持てる。

何も良い所はえっちシーンばかりではない。手を繋いで散歩したり、水遊びを
したり、星を見たり、着せ替えしたり……あぁ、現実逃避まっしぐら。これは
既存のエロゲの基本路線である第三者の物語を追っていくのではなく、自分で
箱庭を疑似体験できるので、好きなことができる。かわいいのぅ。

人間の欲望によって様々な技術は進歩していく。別に最先端技術がエロゲーに
集まってるってわけじゃなく、別の技術がエロゲなどエロに応用される事とか
多いと思うんですよ。エロゲだとコンピュータ技術、ダッチワイフなどは肌の
素材を人に近付けるためシリコンなどを使ったりとかね。バイブとかも的確に
性感帯を捕らえるために様々な研究がされてるみたいですし。

この人工少女2はまだぎこちない部分はあるが、仮に人工少女10とかになれば
凄い事になりそうだなぁ。マウスとキーボードだけじゃなくて、ヘッドギアを頭に
装着し、股間にオナホールみたいなの付け、ゲームと連動しつつ様々な快楽が
与えられるかもしれん。技術の進歩は年代を重ねるごとに加速していく。この
話が本当に妄想だけってことには、ならんようになるかもなぁ。

いやね、冗談じゃなくて結構マジで望んでいる。先日アシモがまた進化したと
ニュースでやっていたが、メイドロボも生きている間にできるかも。来年とか
再来年には無理だろうが、二十年くらいしたらそれっぽいのができるかも!
二十年したら俺も四十四歳。仮に嫁さんがいたとしても、余程若い子と結婚を
しない限りはオバサンである。ほぼ間違い無く飽きるだろう。結婚してないと
風俗か……なんて考えたら、機械だろうが関係無いぜ!

そもそも性欲なんてじわじわ湧き上がるものじゃなく、突発的に爆発するもの
である。少なくとも、俺はそうだ。寝起き直後からやりたいと思う時もあるし
メシ食ってる最中に思う事もある。ぼーっとしてる時や風呂入ってる時なども
性欲が湧き上がる。突発的に起こるものにいつでも相手が応じるとは限らぬ。
だが、しかーし、機械女ならば関係なかろう!

ビバ妄想パワー!