狂人日記

トップページに戻る 過去日記倉庫へ


 11月30日
昨日から降った雪は朝になっても残り、昼頃起きて外を見渡せば銀白の衣装を
世界はまとっていた。あらイヤだわ、もしかしてこのまま根雪になって、春まで
残るのかしら。ちなみに雪を知らない地域の人に解説すれば、根雪とは降った
雪が固まり、地盤みたく残るのだ。その雪の上にどんどん雪が降ったりするので
降雪地域では冬の間、ずっと雪景色である。ちなみに雪が降ったから一面白い
世界になるとは限らず、粉塵や泥などで黒く汚れる事も多々ある。

とまぁ、そんないつも通りの北海道は札幌の冬景色となったんですよ。これで
足りないのは除雪した時に道路脇に寄せられ、うずたかく積み上がった雪山と
冬服泣かせのクソ暑い店内や電車内暖房くらいだ。

さて、だからと言って冬を恐れていては生活できません。今までの生活が雪に
よって大幅に変わること無く生きていかねばならんのです。当然仕事や学校が
ある人は外へ出るでしょう。また主婦だって買い物のために外へ出る。

本日、起きるとすぐプレステを起動してドラクエ8を始めた俺。メシ食いつつ
進めていると母親が車庫の前の除雪をしてくれと頼んできた。断ってゲームを
するのもバカバカしいので、食事を終えるとすぐ除雪。あぁ、まだ雪が少ない
から楽なもんだ。えっ、お次はカーテンの取り替え?お安い御用さ。背が高い
ためにヒョイヒョイやってしまう。うん、次は駅まで送ってくれって?

家人を乗せて駅へと向かう。道路は雪道と言うか、踏み固められて氷道とでも
言った方が正しいだろう。ツルツルテカテカに光っているのだ。日中、僅かに
暖かかったから少々溶けたのが、夕方冷え込んで氷のコーティング完成。ぬぅ
これは危険だ、ゆっくり行こう。

キュキュキュキュキュ〜!!

やっべぇ、いきなり滑った。このままだと曲がり切れず車道に飛び出す危険が
ある、ってか飛び出す。そうなりゃ事故るぜ!えぇい、ブレーキだ!

ガリガリガガガガガリリリガリッ!!

ぎょえー、止まらない!?やばいやばいやばいやばい……止まった。

しばらく冬道を運転していないので、感覚忘れているなぁ。ゆっくり走ろうと
恐る恐る運転する。まぁ、出そうと思ってもみんなゆっくり運転しているので
自ずと安全運転になる。そりゃあスケートリンクの上を走っているようなもの
なので、無茶できないんだけどね。

車も滑れば人も滑る。そのまま買い物に行こうとしたら、危うく転びそうに。
夏靴なのがいけないのかなぁ。今度買わねばならん。まぁ、突然こうした道に
なったため、対応できない人は多いんじゃなかろうか。特にスカートはいてる
女子高生辺りなど、転んだら痛いわパンツ見えるわで散々だろう。だがしかし
そのパンツが俺達男を燃え上がらせる。パンツを見てヒートアップ。そうです
滑るのが怖いなら、溶かせばいいのだ!

つまり女性が道端でパンツを見せる。すると男性が燃え上がる。特に股間など
血液の流れが活発になるので、熱くなりやすい。熱い物と冷たい物が側にあれば
温度を一定にしようという働きが起こる。つまり、股間から発生した熱で空気が
温まり、氷が溶けるかもしれない!名付けてパンツ温暖化現象!一人二人じゃ
効果も薄いだろうが、みんなでやれば一度か二度くらい変わったりするかも?
今時期ならまだその僅かな変化で氷は溶ける。

どんどんパンツ見せて下さい。


 11月29日
昨日の夜中ってか、今日の明け方とでも言った方がいいのかなぁ、まぁそんな
微妙な時間にいつも通り酒飲んでいたんですよ。小説書いているけど、クソも
進まず酒ばっかり進んでね。そうして結構酔っ払ってきて、あぁもう小説書く
気力も無くなってきたな〜と思いつつボケーっとしていたら、何だか体がこう
フラリフラリと揺れた。ありゃ〜、これは飲み過ぎたかなぁ。こんなに自宅で
酔うのも珍しいなぁと思っていたら、寝ていた渚が起き上がると、不安げな顔
して「地震ですよ、先生」って。何を言ってるんだ、寝惚けているのかコイツは
なんて思ったが、一応テレビをつけてみたら……地震だ!バカは俺だ!

これからどんどん寒くなる時期に北海道で家屋倒壊なんて地震が起こったなら
想像を絶する被害となるでしょう。そうです、これから北の地域では寒さとの
厳しい戦いが待っているのです。降り積もる雪、身に染み入る寒さ……。

つーか、もう本日出かけた帰りにすげぇ降ってやがんのね!

いやね、本日は入院した家人のところへ車で向かったんですよ。届ける荷物や
持って帰る荷物など結構重かったので、まぁ手助けせにゃならんと俺が運転を
して向かったんです。自宅から割と遠いし、札幌駅前とか初めて通ったしもう
何だか疲れちゃって。まぁ行きは何事も無かったんですよ。

問題は帰り。病院を出る頃にはもう薄暗くなってきていたんですよ。こりゃあ
なるべく早く帰ろうと思ったが、どんどん雪が降ってきてね。困ったな、でも
まぁ大した事無いだろう。この時期なら降っても当然、そう驚くことじゃない
……なんて思ったのが間違いだった。

もうどんどん家に近付くにつれ、吹雪いてやがんの。前も見えにくいわ、道に
雪が積もってきてるわ、予想を大幅に外れて本降り状態。あわわ、事故をいつ
起こしてもおかしくない。これはあれだ、ちょっと小腹も空いてきたし、一旦
食事がてら店に入るか。

前々から行ってみたかったソバ屋に立ち寄る。席についてソバを注文。う〜ん
美味い。注文したのは納豆ソバなのだが、絶品だ。食い終わった後にはソバ湯
注いで飲むのがいいのだが、ここで失敗を犯してしまった。

_| ̄|○ 納豆入ってるのにソバ湯入れちゃダメだよな。

お湯に納豆は合わないな、おまけにほとんど味の無いお湯だったし。まぁでも
タレを入れなおしてソバ湯飲んで、満足。うひょ〜、美味い。外を見ればもう
吹雪も弱まっている。帰るなら今しかねぇー!

車に乗ったらまた本降り。


 11月28日
ここ最近、自然災害などの影響もあって野菜が例年よりも高いのはみなさんも
御存知でしょう。俺も家計に頭使う立場では無いと言えども、スーパーなどに
行って野菜コーナーを巡れば、その高さに驚かされる。ほうれんそうの御浸し
とか好きなのに、二百円に迫る勢いがあるもんね。気軽に買うのをためらって
しまう。そう、気分的には刺身を買う感じに近い。

こういう野菜高騰で割を食らってるのはベジタリアンを筆頭に、飲食店などで
しょう。それを主食にしてる人はモロに影響ありますし、飲食店でもいつ注文が
来るかわからないため、一定量は毎日仕入れねばならない。

一般家庭ではある程度消費量を制限できるだろうが、それでも野菜はほぼ毎日
摂取すべきものである。肉や魚の栄養分は他の食品からでも摂取できるけれど
野菜の代わりとなると、ちょっと思いつかない。考えついたのがサプリメントだが
食卓に錠剤が並んでいたらイヤだねぇ。味気無い。

俺はベジタリアンと言うわけじゃなく、そこまで野菜が好きな人間じゃないけれど
やはり健康のためにある程度は意識的に摂取してるんですよ。子供の頃はもう
とにかく野菜なんて嫌いだったのだが、今では味覚も変わってそれなりに食す
ようになっている。一食につき、一品は何かしら食うのだ。

しかーし、先述した通り最近は野菜が高い。おかげで以前より野菜を食う事が
自ずと減ってきたんです。場合によっては野菜が切れており、食わない時すら
あるんですよ。そうした状況は我が家だけじゃないはず。そうした野菜高騰の
ニュースを知ってから密かに疑問を抱いていた事があるんですけど、ついにその
疑問が確信に代わったんですよ!

実に数年ぶりに、便秘です。ガスばっかり出やがります。

いやもう、俺が便秘ってすさまじく珍しい事なんですよ。と言うのも汚い話で
申し訳ありませんが、どちらかと言えば下し気味な事が多いんです。もう毎日
五回くらいは便所で下痢の苦痛に耐え忍ぶ日々。当然ケツもよく拭くので痛い
事が多いんです、それが俺の日常だったんです。

だが、昨日からどうも便が出ない。ガスばっかりが出やがる。きっと日本中で
便秘になってる人は増えてるのではなかろうか。いや、間違い無い。食物繊維
不足になってるこの日本、今や便秘症状を抱き始めた人は増えてるはず。特に
こういう状況じゃなくても女性は便秘になりがちなので、きっと困っている。
快食快便健康の証。どっちも過剰になれば体に害を与える。

そこで、困っている女性諸君のために私が無料で浣腸をしてあげよう。

いや、やましい気持ちからではない。一人で浣腸をするのはちょっと、だけど
病院に行ったらお金かかる。そうした板挟みな貴方のため、無償で浣腸をして
あげるだけなのだ。えぇ、別にしている姿を見せろってわけじゃあない。まぁ
俺だってスカトロあまり好きじゃないからねぇ。ただちょーっと、おしりの穴を
注射する時に見ちゃう程度。まぁ、医者に見せるのも俺に見せるのも、結局は
そう変わらないだろう、浣腸するならば。さぁ怖がらず、メールでも掲示板に
でも書き込んで、俺に知らせてくれええええええぇ!!

俺も貴女も共に気持ち良くなるために。


 11月27日
「せんせ、せんせ、そろそろ日記を書く時間ですよ」

うん、そうだね……まぁ、いつかやるよ。

「ほら〜、早くセーブして、日記書いてからまたやりましょうよ」

もうちょっと……教会行ってセーブしたら書くよ。次のレベルまで幾らなのか
訊いてからセーブするよ。

「わかりました……って、あー、船に乗ってイベント進めてるしー!」

うっさいな!どうせ今日はみんなドラクエやってるよ!

そう、本日はドラクエ8の発売日。今やゲーム業界は縮小傾向にあるし、もう
発売日以前に予約を済ませる人も多いので、さして混乱は起こらないでしょう
けど、それでもドラクエの発売ってのはある種のお祭りです。そのお祭りには
子供の頃から参加している俺。当然今回も……今回も……。

いやね、買うには買ったけど、実はあまり乗り気じゃなかったんです。それと
言うのも、前回のドラクエ7ではクリアするのに百時間かかったし、途中から
何を目的としてるのか、どんな話なのかわからなくなった。おまけにゲームに
対してもう情熱が無くなってきている。それに懐古主義と言われても仕方無い
だろうが、昔のゲームの方が楽しい気がするのだ。

しかし、もう惰性で買ってしまっているのかもしれない。今回は親父が買おう
などと言い出してきた。半額出せよとの提案である。正直半額出すのも何だか
もったいない気もしたのだが、こういうのはお祭りの参加費である。

そんなわけで本日、昼頃に起きるなり買いに出かけた。側に売ってた攻略本も
一緒に購入すると、セブンイレブンの抽選ボックスみたいなのからクジを引いて
くれと言われる。クジ運悪いんだよな〜なんて思ってると、店員さんがそっと
俺にこう言った。

もう当たり無いと思うけど、十三枚引いてね」

やる気も何もかも無くなる。考えてみればドラクエと攻略本買った人なら俺と
同じように十三枚引いているんだよな。俺の前に十人購入してるとしたならば
ドラクエ目当ての客だけで百三十枚クジを引いてるわけだ。

そりゃ出ないわ、当たり。

応募券十三枚に早代わり。まぁ元よりクジなどどうでもいいんで、すぐ帰宅し
プレイしてみることに。おぉ、映像が綺麗だなぁ。音楽もなかなかいい。ふむ
ゲーム性も悪くないし、しばらく遊ぶか〜。

やればハマるものでして、気が付けば昼から夕方までドップリやっていたので
もうヘロヘロ。いやね、3Dゲームやってると妙に疲れるんですよ。視覚情報
なんかが多いせいでしょうかね?それでもリアルな描写ではなく、どことなく
アニメチックな描写なので抵抗が少ない。

しかし、ふと思った。ドラクエでもFFでも3Dの女性にはエロが芽生えにくい
気がする。そうなんですよ、友人に人工少女2をやってみないかと言われたが
どうも食指が伸びない。確かに綺麗にできているし、数年前に比べると格段に
技術は向上しているのだが、俺の中の根本はヴァーチャファイター2のパイに
感じたエロスから成長していない。綺麗だが、綺麗だけなままなのだ。しかし
この分野はまだ可能性がある。がんばってもらいたいものだ。技術向上を切に
希望するぜ、俺は!

今日はドラクエの話だったような……。


 11月26日
昨日の妹との会話のワンシーン。運転中、携帯が鳴ったけど出られないために
妹に誰からの着信かと確認させると、どうやら郵便局からで、不在のため荷物
後で配送しますとのことである。

「兄ちゃん何買ったの?エロゲー?」

俺「見くびるな!エロゲーなんて買うか、エロDVDだ!

「あぁ、ごめん。時代の進化に疎かったわ」

結局昨日は忙しくて受け取れなかったけれど、今日こそ大丈夫。ぐえっへっへ
期待も股間もヒートアップ。今日こそようやく入手できるんだとウキウキして
午前中の仕事を終えると、さっそく郵便局に今日は受け取れるので持ってきて
くれと電話する。午後には届けるとの事。やっほい!

そろそろかと思って居間でゴロゴロしていたら、家の電話が鳴った。これだと
思って素早く出る俺。はいもしもし、えぇ桐生ですけど、はい、今から荷物を
代金引換で届けてくれるんですね。えぇ……えっ、ペリカン便?!

はて、おかしいぞ。不在者証書も電話も郵便局が行ったのに、何故ペリカン便が
届けると言うのだろうか。しかし、代金引換で我が家ったら俺のエロDVDしか
思い当たらぬ。とりあえず持ってきてもらえます?

「では今からお伺い致しますね。代金一万七千円です」

( Д) ゚ ゚ い、一万七千円?!

明らかにおかしい。俺が注文した品物の代金は約四千円です。何で倍どころか
四倍以上に跳ね上がってるのだ?慌てて誰宛かと訊けば婆さんの品物だったと
判明。なーんだ、ボッタクリじゃなくてよかった。

って、よくねぇよ!サイフの中にそんなに金無いって!

もう慌ててたまたま近くにいた妹に立て替えてもらう事になり、事無きを得る。
あぁ、びっくりした。まぁその電話の直後にペリカン便から代金引換で品物を
受け取ると、また郵便局員を待つためにゴロゴロ。早くこないかなぁ〜。って
赤い車だ!来たぜ、俺のエロDVDがッ!

はいはい、お届け物ご苦労様です。あっ、ハンコですか?妹よー、ハンコって
どこだー!はいはい、ありがと。あっ、ここですか?あぁ、ここですね。っと
代金は……あれ、金はいいんですか?えっ、これは違う?バカなッ?!

よく見てみればまたも婆さんの荷物である。通販大好きだなぁ。それより俺の
エロDVDはまだかー、まだかー。やや待ってみたが来ないので、メシを作る
事にした。本日は妹と渚のお願いとあって、チャーハン作る事に。何故かよく
しらないが、我がチャーハンは家庭で大人気である。

メシを食い終えまったりしていると、ようやく郵便局の車が登場。いそいそと
玄関に赴き、代金を支払う。丁度一万円札があったのでそれで支払うと、釣り
として新千円札六枚もらった。わーい、新札だー綺麗……って、もうブームは
終わってるんだよ!でもちょっとすげーと思った自分に反省。

ともかく紆余曲折あって、よくやく手に入れたレズ奴隷スク水フェチと言う
二本のエロDVD。だが家人がいる間は見られない。みんなが寝静まればもう
自由に見られるけど、そこまで待てぬ。……そうした悶々とした気持ちのまま
午後の仕事を始める。

時は来たり!家人を色々送ったりしていると、ついに誰も我が部屋に訪れない
ような状況が出来上がった。家にいるのが渚と婆さんと俺だけになったのだ。
婆さんは俺の部屋に来ないし、寝ると言い残した。渚にはもう無条件で入るな
とだけ伝えた。余計な言い訳したところで、既にバレバレなのだ。ムッフッフ
さーてどっちから見ようかな?真剣に考える事五分。この五分は人生について
考えた時間と同義なくらい濃密だった。……よし、レズ奴隷ってのを見よう。
野郎など余計なものはいらん!

部屋の電気を暗くして、ティッシュの用意をして、プレステ2を起動させる。
いやね、我が部屋でDVDを見るならプレステ2なんですよ。ゲームなど最近
プレステでやってない、DVD見るためだけにある。あっ、明日はドラクエ8
発売だから、起動させる事も多くなるな。

閑話休題。スタンバイオーケーとなり、起動させる。さーて、どの女の絡みを
見ようかな。これにするか……あれ、こんなの?絡みが濃厚じゃないし、何より
レズ奴隷と銘打っておきながら全然対等っぽい立場じゃねぇかよ。ちくしょう
別のヤツ……これもかー!何だよ、レズ奴隷と言うから縛ったりもっと嬲ったり
アンアンアンアン喘ぎまくりと思ってたのに……ガッデム!!

寝る前はスク水フェチ見ようっと。


 11月25日
寝ているところを家人が倒れたからと起こされた事から始まった一日。うーん
眠いながらも病院に連れて行って、診察待って、家に帰ったら家人また倒れて
しまい、これはマジで死ぬんじゃないかと思って救急車を呼んで、見送る。

見送った後、やっぱり必要だと言う事で俺も病院に向かう。明日は別の病院に
入院が決まっていた家人だが、別の病気を併発。しょうがないので処置終了まで
待ってから、その入院する病院に連れて行こうとしたら、現在の症状がやばい
から待ってろと言われ、ずーっと待つ。結局、緊急入院することに。やっぱり
身内が瀕死だとイヤなものだが、朝から晩まで運転だの看病だの待機だのして
いたら、疲れる。つか、マジで疲れた。

家人が倒れるのは頻繁にあることで、その事に関してはさして気にしてない。
幾ら毎日ぼーっとしてるからと言っても、病院などで待ってるとイヤな疲れが
溜まる。気疲ればかりの一日。う〜ん、明日も早いし、今日は酒飲んでエロゲ
やったらとっとと寝よう。あぁ、そうそう、明日は不在のため受け取れなかった
品物を受け取らないとイカンな。

明日こそエロDVD受け取らないと!


 11月24日
昨日の日記でちょっと訂正する個所があったので、報告を。サザンの最新曲で
ある愛と欲望の日々のカップリングとしてLONELY WOMANがあると紹介を
したが、あれは嘘でした。カップリングじゃなくて、両A面だったみたい。う〜む
ファンなのにうっかり。申し訳無い。

まぁ、気を取り直して本日の日記でも。あまり頻繁にテレビを見ないんですが
それでも幾つか欠かさず見ているものがあるんですよ。どっちの料理ショーで
あったり、トリビアであったり、ネプリーグであったり、世界丸見えテレビで
あったりと、まぁ様々。その中でも最近注目しているのがあるんです。

それは、愛のエプロン。どんな番組かと申しますと、女性芸能人がお題の料理
二品を作って、男性芸能人や料理学校長の服部先生に試食してもらい、評価を
下すのです。料理は例えばコロッケとあれば、そこにレシピは無い。そこらに
ある材料と経験とセンスによって作る。そのため、凄まじく美味いコロッケが
作られる事もあれば、これはコロッケじゃないだろってものまで出来上がる。
作っている最中、試食の様子などが面白いのだ。

こういう料理番組を見て思うのが、こういう食材で料理を作れたらどんな味が
するのかな〜などと思ってしまう。そんなに頻繁に料理はしないのだが、味に
思いを馳せるのは好きだし、たまに作れば美味いと言われる。しかし作るけど
専門にやってるわけじゃないので、ぱっと作れるものは少ない。そのため例え
素晴らしい食材があったとしても、有用には使えなさそうだ。

しかし、調味料ならどうだろうか。食材は高くても、調味料ならばそれなりの
値段で手に入る。それに専門的なやつじゃなければ、近所のスーパーでも割と
売られている。そもそも調味料なんて醤油や塩、味噌にコショウなどが有名で
あるが、ガラムマサラやパプリカなど、いまいち用途が不明だ。

だからこそ、それを使えばどんな味になるか興味があるのだ。調味料一つにより
料理は味が変わる。本日もチャーハンに粉チーズ入れたら、とてもマイルドに
なって美味かった。普段使う粉チーズですらこれだ、他のは一体どんな!?

先日、近所のスーパーに家族と買い物に行ったんです。まぁ俺は特に買う物も
無くて、運転手兼荷物持ちみたいな役割で。スーパーって色々な物が置いてて
見ているだけでも楽しいんです。その中でも調味料のコーナーが先述した様に
お気に入りで、ふと眺めてしまう。これはどんな料理と合うのか想像を巡らせ
ぼーっと立っていると、母親が隣に来た。

「何か欲しいものあるなら、ついでに買うよ」

想像を巡らすのは楽しいが、料理を作るとなれば別である。以前婆さんが健康に
いいとシナモンを買ってきたけれども、使い方がわからず今も開封した直後の
ままである。そんな失敗はイカン。使うからにはそれがどんな料理に合うのか
知ってから使いたい。けれど、頻繁に料理を作るわけじゃないので調べる事も
面倒だ。あぁん、どうしよう……。

想像ばかりで創造はしません。


 11月23日
どうやら昨日のは出会い系のサクラだった模様。いやね、日記を書き終えた後
友人から出会い系には気を付けるんだよと見せてもらったサイトの中にこれと
まったく同じやつがあったんですよ。名前も発言も一緒。う〜ん、最近のこう
した出会い系は凝ってるなぁ。もう返信はやめたが、未だに自分の事ばかりを
ベラベラ喋ってくる。サクラじゃなくとも、この手のタイプはちと苦手である。
好意的に解釈すれば話題を何とか作ろうとしてる健気さ、悪く言えば人の話を
聞かないバカである。まぁ、どこまで勝手に喋るのかしばし見ておこう。

さて、話は打って変わって、本日はCD買ってきたんですよ。まぁ正確に言う
ならば、家人が買い物に行くと言うんで、そのついでに買ってきてもらったん
ですけどね。本日購入したのはサザンオールスターズの五十枚目のシングルで
ある『愛と欲望の日々』である。

ちょくちょく休止したり再開したりして二十六年やってきたサザンの記念碑と
なる五十枚目のシングル。これだけ長くやってきて売れ続けるってのは想像を
絶する偉業でしょう。産業ロックに身を置き、売れなければ意味が無いと公言
してはばからない桑田佳祐。確かにそうだ、やりたいものをやって売れるのは
最高だが、物事そうそう自分の思いと世間の望む方向は合致しない。やりたい
事をやるには、常にそれが叶う環境を抱き続けていなければならない。何かを
人に伝えるには、人より違った場所でやらなければ大勢に伝わらない。違った
場所とは様々あれど、やはり売れていればそれがやりやすいでしょう。

こういう姿勢に俺は割と憧れている。今の俺は何の力も持たない。社会に対し
発言力も無ければ、サイトの訪問者だって日々五十人くらいだ。そこで例えば
素晴らしい発言をしたって、世の大多数には届かない。けれどこれが日に何千
何万と訪れるような大手サイトだったり、また社会的に認められる立場にでも
なって同じ発言をしたら、影響力が違う。

ある人は俺に言った、偉くなって一体何をしたいの?と。そりゃあ金は欲しい
みんなに褒められたい、女にモテたいなど様々あるけど、やはり自分の考えを
広めたいからだろうか。この世に生まれたからには、生きた証を残したく思う。
ではどうすれば残せるかとなれば、自分の作品や発言で影響を受けた人がもし
生まれれば、それはすごいことじゃなかろうか。

桑田佳祐が真に考えている事はわからないが、ともかく自分がやりたいように
やるには売れなければならないと言い、事実それを成し遂げているのは驚嘆に
値する。売れ筋ばっかり出していれば売れるのは当然だと批難されることとか
あるだろうが、狙って売れるなら俺だってやってるし、みんなやってるだろう。
しかし大多数の人がそうしないのは、やはりそれが難しいからなのだ。

さて今回のシングルの簡単なレビューでも。まずは表題曲である愛と欲望の日々
であるが、ここしばらく続いていた明るく爽やかな路線ではなく、風刺をやや
利かせつつもエロスを盛り込んだお馬鹿な楽曲である。ディスコミュージック
とでも言うのか、ノリの良いリズムに合わせてはしゃぐ歌詞。こういう楽曲を
俺は待っていた。イエローマン以来だろうか、こんな感じの歌は。どこか暗い
エロスを感じさせるが、楽しさが前面にあるので心弾む。

カップリングのLONELY WOMANは表題曲とは打って変わってしんみりと
聴かせる切ないバラードである。失恋し、過ぎ去りし思い出に心馳せる女性に
訪れるクリスマス。けれどそれは寂しいばかりではなく、微かながらも希望を
与えてくれる。もうベタベタなバラードなのだが、俺はこういうの好き。いや
バラードなら何でも良いってわけじゃなく、サザンのバラードの中でも屈指の
逢いたくなった時に君はここにいないに似た感じを受ける。う〜ん、でもよく
聴けば涙のキッスか?まぁ好みの感じである。

ボーナストラックとして海の日ライブで行われたイエローマンとラチエン通りの
シスターが収録となっている。このイエローマン、アコースティック仕立てに
なっているのだが、このアレンジかっこいいわぁ。まぁアコースティック仕立て
なんて言うが、原曲がテクノポップみたいなので今回のもそうした感じは残って
いるのだが……あぁ、これ生で見たかったなぁ。

ラチエン通りのシスターはつい先日、たまたま当時のアルバムを聞いていたので
あの太くてしわがれた声ではなかったことに、年齢を感じてちとガッカリだ。
まぁ当時はあの歌い方をして喉を壊したらしいので、もう無理はできんだろう。
しかしこれ、風俗嬢に恋した男の歌なのだが、よくできてるなぁと感心。

今日の日記にオチは無い、反省。


 11月22日
花に嵐のたとえもあるさ、さよならだけが人生さ。By井伏鱒二

この正確な意味を俺は知らないけど、心に染み入る名句の一つであると思って
います。花も咲き乱れ、嵐のごとく強い印象を与える事がある。それはきっと
散るからこそ美しく、刹那の感傷を強く心に抱かせるからだ。人生もおそらく
同様で、出会いがあれば別れがある。人間最後に体験するのは別れであるのは
間違い無い。だからそれが辛いからと言って、何もかもを避けるよりは誰かに
出会い、綺麗な花のようにその瞬間を楽しもうではないか。こんなとこか?

確かに人生は出会いと別れの連続である。それは物であったり、人であるもの
でして、人は別れる時に痛みを抱く。それは愛しいと思っていれば当然の事で
あり、また今後期待を抱きそうなものとの別離も、心に痛手を受ける。

けれど、出会わなければ何も生まれない。出会わなければよかったのだろうか
なんて問いはナンセンスである。出会った時から経験した様々な感情はその人に
とって糧になる。何も知らずに何も感じずに終わる人生よりも、涙を流しても
挫折しても喜べる可能性ある人生の方がいい。

いやね、数日前にとあるメールが来たんですよ。未承諾広告とか出会い系など
もう邪魔なメールに混じって、妙なメールが一通あったんですよ。出会い系の
それとは違う、でも多分女性からのメール。

どうやらメアドを紛失してしまい、それでも一応送ってみたけれど、どうやら
間違いで俺のとこに送ったらしい。どうもこの手のは巧妙な出会い系の一種で
ないかとすら思うけど、本当に困っているかもしれん。まぁ違うとだけ送って
おいてもいいだろう。どうせ個人情報なんてバラされまくってるんだし。

それから何の音沙汰も無く数日経った。あぁやっぱり出会い系の一種だったか
なんて少々ガッカリしていたが、本日またメールが届いた。おや何だろうか?
何か金でも払えってやつか?

本当にすみませんでした。彼は唯一のメール友達だったんです。もしよければ
なんですけど、友達になってくれませんか?これも何かの縁ですし。

……う〜ん、返信すべきか、このまま終わるべきか。こういうメールから何か
犯罪ってこともありうるし、美人局かもしれん。けれど、そうして疑っていて
ばかりでは何もならん。リアルでもメールでも出会いはいつでもリスクがある
ものだ。踏み出さなければ始まらん。さよならだけが人生だ、そうだろう。

そんなわけで、まぁこれも何かの縁でしょうからこれからお互い知り合うのも
いいですね、なんてメールを送る。送信完了。果たして返事は来るのかな?

なんて思う間も無く、すぐ返事が来た。おや妙に早いな。たまたますぐメール
ボックスでも開ける状態だったのかなと思ってメールを見てみたら、メーラー
デーモン様
である。宛先間違ってるぞボケーと怒られた。

そんなバカな、アドレス打ち込みではなく返信ボタンで送ったのにアドレスが
違っているなど、ありえねぇ。これはメールサーバーの故障かなと何度か送信
してみたものの、何度やってもメーラーデーモン様が参上する。う〜ん、何か
釈然としないけど、まぁいいか。出会い系にしては変である。本当に一般人と
しても妙だ。まぁ日記のネタが一つ出来たからいいかぁ。

なんて思って日記を書いている最中、ふとメールボックスを見たらなんと彼女
からメールが着てるじゃありませんか。どうやらアドレスを変えていた模様。
そりゃあメーラーデーモン様も大活躍するわ。しかし、俺は確かに返事を一度
したことはしたけど、〜君ですかの問いに「いえ、違いますよ」と一言だけしか
答えていない。なのに、今回のメールで本当かどうかわからないが、自己紹介
なんかをされてしまった。知らぬ相手に突然自己紹介。う〜ん、こいつはバカ
なのか、それとも気さくなのか?……えぇい、とにかく数日真偽を確かめるべく
こっちも相手しちゃるー!

少しでも楽しめるならOKだ!


 11月21日
10歳にして菓子に動かされ、20歳にしては恋人に、30歳にして快楽に
40歳にして野心に、50歳にしては貪欲に動かされる。いつになったら
人間はただ知性のみを追って進むようになるのであろうか。Byゲーテ

正に人生の各年代において最も心動かされやすいものを並べ、そうして自分は
一体いつになれば自分を磨く事のため生きられるのか。ある種叶わないと言う
悲しい皮肉すら感じますなぁ。

人間欲求を捨て去る事はできません。欲求は時に向上心を昂ぶらせるパワーと
なることだってあるからなのです。お金が欲しいと思って犯罪を犯すのも、仕事を
一生懸命するも、それはその人次第。別にお金は悪くない。ただ、時にそんな
欲求は理性をかき消し、暴走しかねない。菓子は過食を、恋人は憎悪を、快楽は
堕落を、野心は裏切りを、貪欲は崩壊を引き起こしかねないからだ。

あぁ、人は一体いつになったら知性を求めて生きようとできるのだろうか。俺は
二十四、女色に耽りたい年頃。しかし出会いの無い日々。女の色香に仮初めの
ものでもいいから惑わされ、僅かな間寂しさを忘れようとしても、それは何ら
不思議な事ではないのだ。そうじゃないか、諸君?

えぇ、昨日……ついエロDVD二本注文しちゃった、てへ♪

いやね、昨日日記を書き終える直前メールチェックしたら、エロDVD業者から
メール来てたんですよ。そこで以前スク水エロDVD購入したので、未だに新作
紹介のメールが月に何度か届くんです。いつも一応チェックするけど、何だか
食指が伸びないし、金も無いしでいいや〜と購入を見送っていた。

しかしもう年末、寒い時期でございます。生活の刺激が無い現状打破のために
せめて股間の刺激だけでもとレズいじめとスク水フェチなんて個人的にツボな
二本の購入を決定。合わせて五千円少々。定期収入が無い俺には結構痛い
けど、これでしばら〜く楽しめるなら安いものだ。早く届かないかな〜。

浮かれ気分で注文を終えた後、さぁ日記を書こうとしたら電話が。誰だろうと
思って出てみたら、ギターである。何でも来月の二十三日に帰省するから一緒に
飲みに行こうと。ついでに一緒に連れて来るギターの友人を風俗に連れてって
くれとのことである。考えてみれば、まだ今年風俗行ってないのではないか。
何が悲しくてクリスマス直前に行かねばならんのかわからないけど、ともかく
楽しみだ。しかし男三人で風俗ねぇ。

「ん、俺は行かないよ。のりたまと飲んで、涼と友人を待っててやるから」

……てことはあれか、ギターよ。可愛い彼女がいるお前とのりたまは待ってて
俺がギターの友人を風俗に連れて行けばいいのか、そうなんだな。そうかそうか
だったら風俗行く金を貯めておかないとなぁ……って。

俺は斡旋業者じゃねぇんだぞ!


 11月20日
一日ぼけーっ、昨日も今日もきっと明日もぼけーっ。生きているのかどうかも
判断つかないような日々、だからか、だからなのかあんな事が……。

本日もごろごろしてたんですよ。ゲームをする気力も無く、洗車した後はただ
ぼんやりとエロ画像探していたり、エロ掲示板なんかでレズの体験談なんかを
見ていたんです。三時間くらい。

これじゃあイカンと小説の構想を少し練るけど、やっぱり一度くすぶり始めた
エロ魂は思考をまとめさせない。すぐ中断して、またエロ画像なんかを探して
しまう。あ〜、この乳いいなぁ。こっちは放尿物かぁ〜。

ふと、エロ小説のサイトを発見。ほほぅ、これはすさまじい出来だ。感心する
のと同時に、一気にエロ魂に火が点く。それもそうだ、こっちは三時間焦らされ
続けていたも同然なのだ、そこで真打登場ったらこっちも堪りませんよ。もう
これは一発抜いておくかと思い立ち、ムスコも立ち、夕方だったので寝たフリ
しようと部屋の電気を消して、さぁ快楽の世界へいざ行かん!!

(*'∀`) あ〜、エロいなぁ。そろそろ出そうだ……。

ドダドダドダドダドダドダ……。

この足音は親父?危機意識が浮かび上がるけど、足音は思いの他早いので
焦る。もう少し楽しんでいたかったけれど、そうもいかないようだ。まぁ電気を
消しているから部屋に入ってこないだろうと思うけど、万が一のために処理を
終えておいた方がいい。急いで射精スイッチオン!

ガチャッ「メモ用紙くれないか?」

('A`) ……ガチャ?

Σ('A`) ……ぇ?!

は、入ってきただとッ!?

大ピンチなんてもんじゃない。こっちはムスコをティッシュでくるんでる姿の
ままですよ。えぇ、シャツは着ていたものの、下半身丸出し。もう頼みの綱は
この部屋の薄暗さと背を向けている姿勢しかない。あぁ、でもティッシュ箱が
足元に落ちてる。頼むからこっちに来るなー!

「あれ、どこだ……ここか?」

こっちに来たああああああぁ〜〜〜〜ッ!!

すぐ後ろに立ってる親父、背を向けてティッシュでムスコを抑えてる俺。もう
さっきから俺はこの体勢だ。だってズボンはけないよ、履こうとして僅かでも
腰を浮かせてゴソゴソやってたら、それこそ怪しまれるし……。これはあれか
抜くって選択をした時点で俺の敗北は決まっていたのか?!

何かに気付いた親父はくるりと踵を返し、ようやく入口近くにあったメモ用紙
見付けると、無言で去って行った。……パソコンはまだ消していなかったため
ファンの音が響き渡る室内、一人敗北を知る寸前のシコルスキーみたいな顔で
ムスコを綺麗にしてからズボンを履く俺。完全敗北……。

よく人は見られた時に逆ギレしたりなどすると聞くけど、今回俺は怒るも何も
ただ固まっていた。動けないのだ。一縷の望みにかけて、じっと黙っていた方が
もしかしたらバレないのではないかと考えたのだが、だが……ぐぬぉ〜。

_| ̄|○ノシ 迂闊、迂闊、迂闊ッ!!

これまで一人えっちしてる証拠を何度と無く見付かってはバレていた俺だけど
二十四にして初めて現場を目撃された。それもはっきりと!!なんてこった!
こんなところで敗北を知るとは!ちくしょう、今まで見付かった人の体験談を
見てはゲラゲラ笑っていたのに、今度は俺も向こうの世界の住人か!

今度は見付からないようにシコシコと。


 11月19日
占いが大好きな俺、ふと一昔前に大流行した動物占いなるものをやってみた。
どうも占いとなると姓名判断をしようが占星術だろうが同じように判断される
のは、ちと不思議である。まぁ、自分の占い結果など一貫してるのだろうけど
ペンネームであるこの桐生涼では違うだろうと思うのだが、どうも姓名判断を
しても大体結果が一緒。こ、これはそういう星の下に生まれてるからか?!

ちなみに動物占いは生年月日での判断なので、本名でもペンネームでも
一緒である。俺の結果はオレンジのトラ。以下はおおまかな結果である。

・語り口調が落ち着いていて、悠然とした一種独特な風格を感じさせる。
・警戒心があまり無く、どんな相手でも平等に付き合える開放的な人柄。
・多面的に物事を見れるので、柔軟性があって客観的な判断ができる。
・常に中立であるので、個性を発揮しにくい所がある。
・積極性に欠ける。だが一度受けた仕事への粘り強さはかなりのもの。
・筋の通らない事は社長の意見だろうが譲らない頑固さあり。
・自分に厳しく他人に優しい人。頼まれると嫌と言えず、奉仕精神が強い

まぁ割と自分でも自覚してる性格である。自分の長所は客観的に物事を見れて
例え気に入ってる人でもダメだと思えば賛同しない。頑固な面も強い。警戒心
あまり無いのかよくわからない、割と人見知りするが、一旦その人を知ったら
自分もほとんどをさらけ出す。

さて奉仕精神……俺にそんなものあるのだろうか。厄介事に関わりたくないし
社会活動だってしてない。愛情にだって見返りを求める男だ、見返りも無しに
動く事などしないぜ。

ただ、何もそれだけで奉仕精神が完全に無いのかと言えば、それも違うだろう。
そもそも奉仕精神とは何かと言われれば、相手に尽くす事だと解釈している。
相手は親兄弟であり、恋人であり、友人であり、自分が触れる世界であったり
様々である。その奉仕だって、嫌々やるのは奉仕ではない。それは強制である
からだ。奉仕とはあくまで自分が苦に思わず、それでいて相手が喜ばなければ
ならないと思っている。それが自然にできるかどうかだ。

俺はえっちの時、舐めるのが好きだ。耳や首筋もそう、おっぱいやアソコだって
舐めるのが好きである。と言うより、自分が直接気持ち良くなるのもそうだが
相手が悶える姿を見るのが大好きなのである。俺はスケベだが何連発もする事
などできない。三連発もしたら、ムスコが萎えてしまう。せつないなぁ。

だが女の人は萎えるなんてものがない。理論上は何度でもできる。相手が悶え
官能に陶酔していれば、それは俺の中でのセックスである。だから手や舌など
萎えないものでできるエッチが好きなのである。

「あの〜、つまりそれってお昼からエッチなゲームしてた言い訳ですか?」

……ま、まぁそうとも言えるかな。ほら〜、ゲームのおねーちゃんもそうだし
エロ動画のおねーちゃんも果てる事はあれど、何度でもそのシーンを見れる。
そうした疑似体験で己を奮い立たせ、ムスコも立たせ……。でも俺のところに
不定期に誰か来るから、集中できーん!

勃たせたが抜けなかった昼下がり。


 11月18日
それは一本の電話から始まった。ゲームもせず、音楽もかけずの無音の部屋に
突如響き渡る携帯電話の着信音。半分ぼんやりしていた頭は驚きと共に覚醒し
飛び上がらんばかりの勢いで電話に出る。見慣れぬ番号、はて悪徳業者かな?
訝しみつつもワンコールではないので出てみる。もしもし?

「もしもし、お久しぶり〜。覚えてる?」

聞き覚えのある声だが、電話で判別するのが難しい俺。正直にわからない事を
告げると、彼女は笑って変わらないねと。やはり体裁悪くなり、俺も苦笑して
しまう。申し訳無い気分で一杯だ。

「静江(仮名)だよ。携帯変えたし、教えておこうと思って。最近連絡取り合う
事も減っちゃってたよね。前はよく話していたのに」

大学時代に知り合った彼女とは、昔よく酒を飲んだり電話したりとそれなりの
付き合いをしていたのだが、ここ二年くらいは疎遠になっていた。別に互いに
嫌な出来事があったとか、そう言うわけじゃないんです。ただ何となく僅かに
合う時間が少なくなり、飲みに行く事も減り、電話する事も減って、いつしか
疎遠になっていたのです。

久々に聞いた彼女の声に懐かしいやら嬉しいやら。相手もどうやら同じらしく
近況報告や雑談など、他愛も無い話でも笑い合う。どうしてこうも話し合える
人と疎遠になっていたのだろう、不思議なものである。

彼女は数少ない女友達であり、また俺が自然に接する事のできる人でもある。
女性と接する時なんかは特にそうなのだが、どうも気を遣ってしまう。どうか
して面白い事しようとしたり、また迂闊な事を喋ったらマズイと思うのでそう
気楽になれない。例外としては酒を飲んだ時くらいである。

「なんかこうして話すのも久しぶりだね。また飲みに行こうか」

酒も好きだし、彼女と気楽に話すのも好きな俺は快諾。特に異性ってのを意識
していないが、完全に無いってわけでもない。その距離感が心地良く、二人共
気が合うのかもしれない。今度の酒は楽しみだ、スケベ心抜きにしても楽しみ
である。関係の発展など望んでいない……てのは嘘かもしれない。

「あの〜先生、そろそろ妄想はその辺で……」

あ、こら、渚!言うなよ、そう言う事は。ちくしょう、今日は何もせずただただ
ボケーッと過ごし、家人の要請があれば送り迎えをしてただけの日。面白い話
なんて無いからビックリさせようとしたのにー!

「でも先生、こう言っては何ですけど、わかりやす過ぎますから」

遊びに行く女友達など一人もいねぇ!


 11月17日
医療物の小説に頓挫して再びプロットを作り直している最中なのですが、まぁ
人よりも発想力が無い俺なので、四苦八苦。苦戦するのはいつものことだけど
やっぱりアイデアの出方って一定じゃないんですよ。調子の悪い時は全然出ない
ものですし、良い時は自分でも震えるくらいのものが出てくる。

感情の起伏がある程度なければアイデアも出てきませんが、起伏があり過ぎる
時はやっぱり考えがまとまらないのだ。ほら、嬉しさも悲しさも行き過ぎれば
言葉にならないなんて言うでしょう。なので、ある程度日々の生活においても
自分や他人の感情を注目しておく必要がある。

とまぁ、こういうのはきっと俺だけではなく、他に文章を書いてる人もこんな
感じでしょう。えぇ、感情のコントロールと認識ってのは大事です。だが俺は
もっと大切な要因がある。これが高まれば、より意欲やアイデアが生まれる。
さてそれは一体何か?

それはスケベ心なんですよ。

これは単純に性欲が強まるって事もあるんですが、それとは別に頭の中にエロ
イメージが渦巻いてるって事が増えるんですよ。いや最近は性欲が減退してる
俺でして、ムラムラするけどエロイメージがあまり湧かない事が多い。

基本的に我が行動の根源はスケベ心である。女にモテたい、その股を濡らして
やりたいなどの強い気持ちが俺を動かす。いつしかそれは頭の中にエロイメージ
などが満載されると、強いパワーを生むようになった。

そのため、ネタに詰まったり自分を奮い立たせようとすると、俺はエロゲーや
エロビなどを見たりする。風俗は金が無いのであんま行かない。そういや今年
行ってない気がするなぁ……。

ともかく何を言いたいのかと言いますと、エロが想像力を支えてるって事だ。
いや、想像力のみならず生きる力を。そう、今は目を閉じれば真っ黒な画面に
様々なエロイメージが浮かんでは消えるぜ。あぁ、久々に小説への燃え上がる
意欲が!いいアイデア出そうだぜー!!

「それって、お昼からえっちな画像ばっかり見てた言い訳ですか?」

ば、バカ、失礼な事を言うな渚。そりゃあ昼からエロ画像見てたよ。だけどな
それは単に欲求解消のためでなくて、自らを昂ぶらせるためなんだ。上昇する
ための風なんだよ。エロと言う風を受ける事によって、俺は天高く飛翔するの
だよ。それをお前は単に昼からエロ画像見てたってだけで、何だその目は!

「……でも先生、音楽聞いていた音量でそのままえっちな動画再生しちゃって
すごく慌ててたじゃないですか」

そ、そりゃあ昼だろうが夜だろうが、そういうのは大っぴらにするようなもの
じゃないし、誰か訪問客でも来た時に喘ぎ声が聞こえたら体裁悪いじゃない。
だからだよ、わかれよ!

「あと、えっちな画像表示したまま席を離れないで下さいよ〜。私もそうです
けど、妹さんやお母さんもよく先生のお部屋来るんですから。そう言うことを
するから、後で頭抱えるハメになるんですよ」

腹具合が非常事態だったの!


 11月16日
歌われれば天使の羽と形容され、恋人達にはロマンチックを彩るものとされて
文学などでは銀世界と呼ばれ、とかく様々な世界で純白だとか清浄の証などと
言い表されているヤツが、ヤツがついにその姿を現わし始めた。

そう、雪が降ってきました。

東北や北海道など毎年たくさん降る地域の人間にとっては邪魔以外の何者でも
ない雪が今年も降ってまいりました。いやもう邪魔よ、見てると気が滅入って
くるね。子供の頃は雪が降れば大はしゃぎ、スキーウェアみたいなの着込んで
みんなでワーワー雪遊びに興じていた。

しかし成長するにつれ、除雪や交通の不便さに悩まされるようになってきた。
屋根に積もった雪、玄関前の雪を取り除いたりするのは重労働だし、歩いてて
転ぶ心配だってある。自転車になど乗れないし、乗ったらタイヤに雪が絡んで
歩くより疲れる。車でもツルツル滑るし、道路にうずたかく雪が積み上げられ
天然の雪壁ができる。視界不良、飛び出してくる直前までわからん。

やっぱり幾ら綺麗と言われていても、それは鑑賞してるから美しいのであって
それと共に生活していれば汚い部分だとか嫌な部分ってのも見えてくるのだ。
美人は三日で飽きる、ブスは三日で慣れると申しますが、あれは慣れると言う
よりは諦めないとやってられんと思うのだが、いかがだろうか?

おっと話が全然関係無い方向に行ってしまったな。えっとね、ほら雨に濡れた
景色って昔から慕情を誘う雅な風景として言い伝えられているでしょう。俺も
綺麗だと思う。しかし、雨に濡れた景色、つまり梅雨が半年も続けば嫌な気分に
なってくるんじゃなかろうか?北海道に住む俺に梅雨の経験は無いから好きに
そう言える。つまり、そういうものです。

さて、雪が降るってことは当然寒いってことです。大体氷点下かその付近じゃ
ないと雪になりませんからね。寒さを我慢してもいいことはない。まだ今時期
ならば我慢できなくもないが、今後寒さが厳しくなれば我慢でどうにかできる
レベルじゃなくなる。そんなわけでちょっと寒くなれば暖房を点けるのが寒い
地域に住む人間の特徴だと思ってる。

暖房を点けた部屋ってのは当然暖かい、快適な生活である。しかーし、それは
相対的に暖房の無い所が寒く感じてしまうのだ。廊下だとか便所だとか、一応
暖房設備あるけれど、フル活用する程の寒さではないので、まだ点けてないの
ですよ、その二箇所の暖房を。

廊下はまだいい、問題は便所だ。俺は消臭剤ってのが何となく苦手。そりゃあ
便利だし、他人の家で用を足せば使う。他の人が入った後であまりにも臭いと
使う。でも自分のが臭くても、あまり使わない。何故か?!

窓を開けてるからなのである。

我が家には一階と二階に便所があり、俺は二階の便所を使う。二階の便所は
大抵そういう消臭のため、窓を網戸にしている。多少の雨でも開けっ放しだ。
本日も雪が降っていたけれども、開けっ放し。当然外と温度の変わらぬ便所。
早く用を足さねば凍えてしまうが、こういう時に限ってなかなか出ないし、また
出た後もまだ出そうな気がして、しばらく入ってるハメに。あぁん、閉められ
ないから寒いの何の。北極などで用を足す時に素早くやらねばケツが凍傷になり
酷い時には生命に関わると言う。うわーん、これじゃ寒冷地で死ぬかも!?

サバイバーへの道は遠い。