狂人日記

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 11月15日
_| ̄|○ うぅ、もうダメだ。しばらく立ち直れない……。

「先生……元気出して下さいよ。まだ終わったわけじゃないですから」

_| ̄|○ 終わったよ!もう、終わったんだ……ちくしょう。

「諦めるにはまだ早いですよ。早く結果を知りたい気持ちもわかりますけれど
審査には時間がかかるんですよ。また今月名前が無かったからと言って全てを
諦め、絶望するには早いです。審査したら必ず結果用紙が届くんですから、その
紙が届くまでは」

('A`) ……へ?何を言ってるんだお前は?

「えっ、あの、小説の審査結果に名前が無かった事ですよね?」

('A`)=3 何だ、その事か……。

「そ、その事って、かなり重大な事じゃないですか!」

('A`) いやね、確かに今月も名前が無かった事にがっかりしたよ。でもお前の
    言う通り、結果の紙が来るまでわからんから、半ば諦めてる。そりゃあ
    あと三ヶ月以内に届くらしいが、いつなのかわからん怖さはあるがね。

「ふぇ、じゃあ先生は一体何にそこまで悲しんでいたんです?」

つД`) フリーセル四十八連勝でストップしたんだ!

「……そんな事でそこまで悲しまなくても」

(゚Д゚) そんな事とはなんだ!新記録達成して、これなら五十連勝行けるか?
    なんて思ってたのに、なのに……うぅ。

「三時間以上もずっとしていたら、集中力も衰えますってば」

つД`) 何より悲しかったのが、四十八連勝したのに勝率が1%も変化無し。
     そりゃあもう二千三百戦くらいしてるから、おいそれと上がらないと
     わかってるけど、もうショックでねぇ。

いやもうガッカリですよ、マジで。そんな昨晩のお話。それはさておき、本日は
ケンドーがまた来て商談したり、雑談したりとしたけど、そんなことはどうでも
いいのだ。俺は本日もフリーセルと同じくらいあることにはまってた。

それはグーグルのイメージ検索!

イメージ検索は何かと簡単に説明すれば、その単語が使用されてる画像などが
小さく出てくるんですよ。まぁ、やればわかる。当然エロ単語で検索したなら
エロ画像が出てくるのです。あぁ、どうして他にエロサイトを知っていて、かつ
エロゲーやエロ動画などがあるのに、こんなものにはまるのだろう。

まるで小学生などがエロサイトの利用法などわからずに、こっそり覗き見てる
かのようだ。あぁ、でもそうした回帰に懐かしさを覚えてるのかもしれない。
どうやら俺は贅沢になってたのかもしれんなぁ。

エロ飽食も現代病か?


 11月14日
甘党か辛党かどっちかと訊かれれば、俺は迷わず辛党と言うでしょう。けれど
そこまで辛さに強いわけではなくて、相対的に見て甘党よりは辛党って程度。
高校生くらいまでは大の甘党でして、ようかん何本も一気に食えるくらい甘い
ものが好きだった。あんこなども大好きで、家人が温泉に行ってくると言えば
必ず温泉饅頭を買ってきてもらい、一人でその日のうちに二十個とか食べてた
くらいです。

大学に入って、本格的に酒を呑むようになってから俺は甘い物が一切食えなく
なった。それまでの甘い物好きが嘘の様に、ピタリと食べなくなった。いいや
自ら食べないならまだしも、甘い物を見るのも嫌、匂いを嗅ぐのも嫌になって
しまい、ついには他人が甘い物を食ってる姿を見るのも嫌になった。あれだけ
好物だったあんこやようかんなど嫌悪の対象、果物もアウト。和食の煮物など
甘い料理だってダメになった。

甘い物に嫌な思い出があったと言う訳でなく、人は成長するにつれて味覚って
変わるのだと思うんですよ。俺も段々甘い物が食えなくなってきたし、あれ程
大好きだった脂っこいものが食えなくなってきた、けれど逆に焼き魚など昔は
食えなかったのに今は割と好きな物になった、なんてことがある。

話を戻しましょう。俺は今どっちかと言えば辛党です。だがそれは辛さ全般に
まんべんなく強いってわけじゃない。甘党だって饅頭は好きだけどケーキとか
洋菓子は苦手って人がいるように、辛党だってそう。俺は一味など唐辛子系の
辛さはそれなりだけど、わさびのような辛さはそこまで強くない

昔、寿司を食う時には必ずわさびを抜いていた。どうしてもダメな時はネタを
どかし、わさびのついたシャリを除去してから食っていた。中学の終わりくらい
まで全然ダメで、高校になってから徐々に食えるようになった。今は刺身など
普通にわさび入れて食うけど、それでもそんなにたくさんは食えない。

いやね、今日は父方の爺さんと妹の誕生日が割と近いこともありまして寿司を
注文したんですよ。祝い事と言えば外食か寿司かピザなのだが、爺さんがもう
足腰弱っていたりするため外食は却下、ピザもあまり好きじゃないため寿司に
したんです。先日結婚した父の姉夫婦と一緒に寿司。

妹はわさびが苦手なので、わさび抜きの寿司を注文。他はみんな普通の寿司。
昼時だけあって、非常に美味そうに見える寿司。よぅし、いっただきまーっす。
最初は何を食うかな〜?ヒラメにするか。

(´ー`) う〜ん、美味。美味いなぁ……ぁ?

Σ(゚Д゚) か、辛〜〜〜〜〜〜ッ!!!

ぐうぅおおぅ、辛い辛いから〜い。ツーンときたぁ。もう一発目からきついの
何ので涙。悶える俺の姿を見て、笑う家人。ちくしょう、お茶を飲もうとした
けれど、熱くて飲めない。う〜ん、やはり俺はまだわさびに慣れてないのか。
他の家人も寿司に箸をつける。パクッ。

妹以外、みんな涙。


 11月13日
「先生〜、そろそろ支度できましたか?」

あぁ、できているよ。あとはジャンバー着たりするだけだから。あー、でももう
ちょっと待ってくれ。今忙しいんだ。

「遅れますよ、先生。一体何をしてるんです?」

いやまぁ、あと少しだけ時間をくれ。って、おわっ!

「……お昼からえっちなサイト見てるし。もぉー、床屋に遅れますよ」

そう、前回の床屋から二ヵ月半経った今、髪がもっさりしてきて邪魔になった
ために、散髪することにしたのだ。しかし、出発する前になかなか良いエロ絵
サイトを発見し、つい熱中。予約時間に遅れるとこだった。危ない危ない。

まぁ何とか時間ピッタリに到着すると、すぐ始めてもらった。みなさんはどう
なのか知りませんが、床屋とか髪を切ってもらったりしている間にお喋りなど
するんですよ、俺は。いやほら、どっちも黙って、ただじっと店内に流れてる
有線を聴いていても、何だか気まずいじゃないですか。

特に俺は長年通っているため、今日は黙ってるってわけにはいかん。そういう
ために普段から何を話そうかな〜なんて考えているんですが、そうそう共通の
ネタなんてない。多分店長も何か話題を振ろうとするのだが、やはり二ヶ月に
一度会うくらいでは、そうそう細かい事も知らない。

しかし話題ってのはどこにでも転がっているものでして、本日はペット談義
花を咲かせる事ができたんです。まぁ俺は動物全般がそう好きな方では無いの
だが、特に犬が嫌いである。幼少の頃に何度も追い駆けられる事がありまして
そのトラウマってのがあり、またあの犬の性質ってのが嫌いである。

ほら、犬って顔とか舐めてきたりするでしょ。それもベロベロと。あれがもう
イヤなのだ。室内犬でもイヤなのに、家の外で飼っていると何を食ったのかも
わからない舌でベロベロ舐められたら、いい気分がしねぇ。おまけに犬は己の
排便をたまに食うから、もう不衛生極まりない。そこが可愛いじゃないかなど
犬好きの人は言うだろうが、俺はムツゴロウさんじゃねぇ!

そんなこんなで散髪を済ませ、スッキリ。まぁいつもの髪型です。いやね俺も
たまには気分転換で髪型変えたいと思うのよ。しかし長髪は邪魔臭くてダメ。
ならばそこそこ短い髪で何かやればいいのだが、俺のつむじは人より後ろ側に
あるので、ある一定ライン以上切ると、髪が飛び跳ねるのだ。当然店長もその
事をよく知ってる。

「どんな髪型にします?と言いますけど、何かありますかねぇ」

「う〜ん……とっても短くするか、長くするかしないと無理だねぇ」

まぁ、髪型を変えたところで毎日セットできるかと言えば甚だ疑問なので別に
現状で困ってるわけではない。ともかく散髪後に貰ったコーヒーを飲み終える
なり、退店。また二ヵ月後に。

さて、散髪を終えたら恒例の本屋でエロ本巡り。幾らネットでエロ画像などが
見られると言えども、書店でこれと思うものを探して買うと、愛着も違うぜ。
そうした気分を求めに、本日の性欲を晴らすために書店に入り、エロ本を探す。
どーれがいいかな〜?

ちと話は変わりますが、本日は腹具合があまりよろしくなかった。それに加え
俺は書店に入ると何故か便意を催す。これは割と多いみたいで、一説によれば
インクの匂いが便意を誘発させるだの、ぱっと風景を見た時に膨大な情報が
あると便意を催すだの、まぁ諸説紛々。どれが正しいのかよくわからないけど
確実に言える事は、書店にはそうした力があるってこと。

エロ本探しは断念して帰宅(涙


 11月12日
どうにもさえない天気の日。雨はしとしと空はどんより、風も寒ければ景気も
悪い。どうにも最近の我が気分と一緒である。いやね、ちょっとまたゴタゴタ
している上に、応募した小説の結果が気になり、だからか医療物の小説を執筆
しようとしたが知識不足のため断念。そのために作ったプロットは凍結と言う
名の事実上破棄。新しいプロット作り始めているが、難航。

どうにも運気が低迷してるのかもしれん。大いなるマンネリズムの渦に飲まれ
どんどんと悪い方向に流されてる気がする。俺は運命ってのを強く信じるけど
それは黙って寝転がっていて訪れるなど思ってない。死ぬ時なんてのはきっと
予め決まっている。けど、何か自力で行って彩りを与えないと、生きていても
つまらんだけである。

さて彩りでてっとり早いのが、異性との交流であろう。好みの異性とお喋りを
したり愛を囁き合ってはイチャイチャしたりすると、そりゃ活力も出るもの。
しかし女性の知り合いが両手で数えるくらいしかいない上に、連絡を取ったり
して何かするなんて人は一人もいない。まぁ、この辺は何もしてない俺が悪い
けれど、それにしてもお寒い結果である。

えぇーい、何も女だけが人生じゃねぇ。他に何かあるさ!

決して強がりと言う無かれ、わかっていても言わないのが大人である。とまぁ
そんな言い訳はどうでもいいとして、本日はちょっと外に出る機会が多かった。
どこか遊びに行った?ノンノン。デート?チッチッチ。仕事?アーハン。

いやね、本日は家人を送ったり迎えに行ったりすることが多かったんですよ。
おかげでゲームなどほとんどせず、ちょこちょこ外出。まぁ移動距離は大した
事無いんですけど、どうにも外の空気に触れると気分も違ってくるものでして
普段物欲が無い俺も、買い物しようかな〜って気になってくる。

いややっぱり俺だってそれなりの物欲はある。色々な商品を見ていれば、あぁ
これいいなぁとは思うが、先立つ物が無ければ何もできん。逆に言えばあれば
使ってしまうので、カードなどは極力持たないようにしてる。

しかーし、本日バイト代が入った。ちと家業の手伝いみたいなことして、その
報酬である。新一万円札にダブル感動しつつ、店に行ったものだからムラッと
物欲が目覚めた。あぁ、昔から欲しかったKUWATA BANDのライブDVD
でも買うかとCDショップに家人を送ったついでに立ち寄った。

お目当てのものを手に取り、店員に差し出す。可愛くて若いおねーちゃんなら
いいなぁと思ってたが、若いけどかなり太ってるねーちゃん。まぁ、女性鑑賞
しに来たわけでもないのでどうでもいいが、察しろ。そんなわけで金を払うと
「当店のカードはございませんか?」と言われた。

そうそうCDなど買うこともないので、財布のどの辺にしまったかなど覚えて
いない。ごそごそ探してこれだ!と思ったら他店のカード。うん、恥ずかしい
とかそんなレベルじゃなくて、失礼だよね。ややあってその店のを発見。

「あっ、こちらポイント溜まってますので割引させていただきますね」

おや、いつの間にそんなカードあったかなと思ったが、そう言えば以前妹だか
誰かから貰った気もする。まぁいいや、割引ならラッキー。他にも中途半端に
溜まってたカードがあったので、それに押してもらう。

「本当はこのカード、期限切れていますけど、おまけですよ」

……これって、特別さぁびす?

きたあああああぁ、爽やかモテ系本領発揮!?

なにこれ、こんなの人生で滅多に無い。これって俺がかっこいいからだよね
そうだよね、夢くらい見させてよね。おぉう、よく見ればふっくらしているのも
つぶらな瞳も、可愛らしい声も素敵なお嬢さんじゃないか。いよっ、素敵ね♪
このことを妹にウキウキ気分で話してみた。どうだい、俺ってかっこいい?

苦笑と哀れみの視線に涙。


 11月11日
きっと同年代の男性に比べて俺はオシャレと言うものに疎いでしょう。流行や
廃りなどどこ吹く風で、自分の着たい服装を手ごろな値段でごく稀に買っては
ウキウキしたりする程度。流行色や柄なんてのも気にせず、大抵黒か青ばかり
着ている。いやほら、その二色って無難だしねぇ。

服装にも気を遣わなければ、身だしなみにもさして気を遣わない。無精ひげを
よく生やしているし、髪型だって地味である。昔は茶色などにしたこともあった
けれど、今は真っ黒。まぁすごくサラサラなのが自慢ってだけで、特に手入れ
しているわけではない。

エステなんて論外である。整形も俺はしたいなど思わないし、眉毛だって細く
整えたりもしない。もっと言えば、女の人でもあまり化粧してるのは好きじゃ
ないので、男性の化粧も首をかしげてしまう。いやね、ちょっとするくらいの
化粧ならいいさ。ただ過度にやられると部族の戦化粧にしか見えない。未だに
アイシャドーってその良さがわからんのは、俺だけだろうか?

やっぱり人間普通に生活していればそこまで無理せずとも美しいままさ。まぁ
俺くらいになると人間性から美しさが染み出てるから、肌もツルツル。いやぁ
美を求めるのはまだまだよ。美が寄ってくるくらいじゃないとね。何て言うの
かな、俺なら汗は男の香水だと言えるね!道具に頼るなんて未熟よ!

「せんせ〜、肌水無くなっていたので、メンズ肌水っての買ってきましたよ」

……ごめん、道具に頼ってた。いやね、他には何もしてないし、肌水も外出や
風呂上りくらいくらいに使うくらいなんです。これも別にオシャレ目的だとか
肌を綺麗に保つって明確な目的があるわけじゃなく、数年前くらいに何となく
使ったのが始まりで、まぁ惰性で使い続けているだけ。正直、効果があるのか
どうかなどわからんし、あるなんて思ってない。気休め程度ですねぇ。

気休めなのにスプレータイプでシュッシュシュッシュするので、もう残り僅か
だったんです。そんなわけでまぁ新しいの買ってくるよう頼み、肌水のメンズ
タイプを入手。ミントの香りがするなんて、爽やかモテ系の俺にピッタリじゃ
あーりませんか。

本日、風呂に入ってサッパリした俺はドライヤーで髪を乾かしていた。一頻り
乾かしてから階下にメシでも食いに行こうと思ったら、ふと肌水が目に入った。
ふぅむ、折角買ってきてくれたし使ってみるかな。

以前のスプレータイプとは違い、どうやらある程度手のひらに出して使うやつ
らしい。正直化粧道具など詳しくないので、どのくらい出るのかわからない。
イメージとしてはちょびっとずつしか出ないだろうと思い、とりあえず逆さに
して二度振ってみた。

ドバッドドドッ。

うおぁ、結構出るじゃねぇか。くぼめた手のひらに満杯状態。これをどう使う
べきなのか数秒見詰めていたが、やはり両手に塗ってから顔に塗るべきだと
考え、左手に溜まってた肌水に右手をそっと乗せたら……。

決壊してベッチャベチャ。


 11月10日
家に毎日いる俺なので、自然と家の雑務処理にあたることが多いんですよね。
例えば害虫駆除(主にハエ叩き)、運転手(家人の送り迎え)、荷物運搬(主に
米袋とか重いヤツ)、カウンセラー(愚痴聞きや仲裁)などなど。

そんな俺の本日の役職は大工。

いやね、本日も昼頃に起きてゲームやっていたら母親が棚を作ってくれと俺に
言ってきたんですよ。我が家には玄関に新聞を置いたり牛乳瓶を置いたりなど
する台があるんですけど、それが無駄に大きいために掃除もしづらくちょっと
不便なんですよ。あとは爺さんが廃材で作ったため、いまいち小汚く見えると
言うのが、婆さんに不満としてあったらしい。

そんなわけで近所のホームセンターから組み立て式の棚を買ってきたんです。
棚と言っても吊り下げ式のやつではなく、カラーボックスみたいなやつでして
長方形の箱の真中に仕切りがあるタイプの簡素な物だ。作り方も各所をネジで
留めるだけで、いたって簡単。さーって、メシも食ったし作るか。

ただネジを留めるだけ、たったそれだけの行為なのに俺はゼーゼー。あんれぇ
なんでこれしきのことで、俺は軽い息切れしてるんだ?う〜ん、そりゃ最近は
一人えっちとかも日に一回したら疲労感を覚えるようになったから、体力無い
なぁなんて思ってたが……でゅ、デュークウォーキングゥ〜!!

新しい物を作ったからには、古いものを撤去しなければならない。先程述べた
爺さんが作った台ってのは鋼鉄製。しかもでかいので一人で運ぶのは難しい。
引きずったらドッガンギャガラガガガとかって音がしたし、近所迷惑である。
母親と物置に運ぶ。えいさっ、ほいさっ!

二人して軽くヘバった後、今度は婆さんに喪中の葉書を印刷してくれと頼まれ
職業を印刷士にチェーンジ。いやね、先日叔父さんが亡くなったので婆さんの
方は喪中にしなければならん。あっ、俺は関係無いよ。と言っても年賀状など
毎年来ないんだけどね、住所あまり教えてないから。

裏面は定型文が印刷されているが、送る相手へは通常手で書いたりしなければ
ならない。いつもは字の綺麗な母が書いていたのだが、何十枚も書くのはやはり
手間である。そこでプリンターを操作できる俺に去年から年賀状などの宛名を
印刷したりしてるのだ。

年賀状の宛先を流用すれば楽だったのだが、生憎消えてしまっていたのでまた
打ち込みなおし。面倒だが、バイト代が出るのでカタカタ。打ち込んで間も無く
ケンドーから電話がかかってきた。今から来るとのこと。かもぉ〜ん。

ケンドーと雑談タイム。今回は食事について。いやぁ、俺はおしゃれな店など
行かないものでして、あまりマナーと言うのを詳しく知らないんですよ。俺も
一応世間では大人としての年齢に組み込まれてるが、子供程度の知識しかない
ために、困る事が多い。知らずにそう言う店に行って恥をかいたり、周囲から
そう言う目で見られるのもイヤだしねぇ。

でも、そういうのって気になることは気になる。それに失敗するなら今だろう。
二十代での失敗は笑い話だ、三十代四十代で同じ事やったら哀れまれるかも。
それじゃあと今度二人でスーツでも着て、ホテルのランチでも食いに行く約束
なんかを取り決める。実は俺、ホテルでランチなんて旅行でしかしたことない
ために、どうなるかドキドキである。

場末の酒場が似合う俺だがいいの?


 11月9日
我が家の風呂桶の中には手すりと言うか、取っ手があるんですよ。何も邪魔な
物ってわけじゃなくて、それを使えば楽々立てると言ったバリアフリーを考えた
物なんですよ。老人にもなれば足腰も弱まる、自力で立つにはツルツルしてて
何の手掛かりもないと立ちにくい。そこでこの取っ手なんですよ!

その取っ手なんですが、風呂桶についてるってことで木材ではないんですよ。
そう、ステンレスだか何だか知らないが、とにかく金属でできており、これが
ピカピカなもんですから、顔とか映るんですよ。ただ、鏡とは違って平面じゃ
なくて流線型なんですよ。卵型みたいな金属の取っ手、とでも言えばイメージ
しやすいだろうか。そんなわけでして、見る位置によっては顔が大きくなったり
小さくなったり、横幅がすごくなってデブに見えたり……。

_| ̄|○ いや、現実で太ってるな、俺。

いやね、その流線型の取っ手を見て苦笑した後、湯船に浸かって自分の腹とか
見てみたら、ぶよんと出てるわけよ。そりゃあ昨日今日になって出た腹じゃない
から見慣れているけど、やっぱりイヤン。家族に太ってるとか言われるのはもう
飽きた、廃人になった爺さんを笑わせるのに腹出して相撲取りだとか言うのは
卒業すべきだ、渚に重いとか言われるのだってもういいんだよー!

しかし、今まで何度かちょこっと運動や筋トレなどをしてきたけど、いっつも
気付けばやらなくなっている。これまでに室内自転車、粗食、カプサイシンに
筋トレなどやってきたが、継続してるのは毎日味噌汁に一味をドカドカ入れて
いるカプサイシンパワーくらいである。

食事制限などのダイエットはそりゃあ効果あるかもしれないが、やはり運動を
しなければ不健康に痩せていくものでしょう。特に出歩いたりしない俺なので
一人よりも筋力や体力の低下が激しそう。日々筋力を維持してるったら右手の
筋力くらい
じゃないのかねぇ。

そんなわけで性懲りも無く、運動をすることにした。しかし外は寒いし家人は
何だかんだと忙しかったりするので、ソロプレイしなければならん。おまけに
無茶をしないレベルでがんばれて、かつ腹を重点的に引き締める運動……。

そうだ、デュークウォーキングだ!

デューク更家と言えばCMなんかでも御馴染みの手を上げて体をねじらせつつ
歩くウォーキングドクターと言われてる人。歩いて立ち居振舞いを美しく見せ
かつダイエットなんかの効果もある歩き方を実践してるけど、本人は歩くのが
好きじゃないとか言う不思議な人でもある。ともかく、彼は痩せている。なら
多少なりとも真似すれば俺も痩せるかも!

そんなわけで家の中でデュークウォーキングを実践。部屋では体をねじったり
する、所謂エアロビみたいな運動もやってみることに。部屋でクネクネ、廊下
なんかでもクネクネ。手を上に伸ばして、背筋を伸ばして……。

電灯ガシャーン。


 11月8日
普段あまりやらないけれど、たまにやると猛烈に熱中するものとかって誰しも
幾つかはあると思うんですよ。例えば耳掃除。賛否両論あると思いますが俺は
毎日耳掃除をしない。顔や歯と違って日々の生活で他人にそこまで見える部分
ではないし、数日サボったって特に支障が出るわけでもない。

そんなわけで、そろそろやろうと思った時には耳がムズムズしてきた時。俺の
耳垢はカサカサしてるために綿棒ではなく、竹の耳掻きでコリコリとやるけど
見えないし、乾燥しまくってるからか硬くて、つい力が入る。それに耳にある
痒みを全て取ろうとするものだから、大体いつも出血したりする。

硬いな〜ってのはもしかしたら耳の一部なのかもしれない。もしくはいっつも
出血してしまい、何か変に硬質化してしまったカサブタなのかもしれん。だが
やめられん。たま〜にやるもんだから、つい労力と時間を必要以上に使う。

それよりも更に労力を使うたまにがあるんですよ。

それはマウス掃除ッ!!

いやね、ほんとたま〜にやるんですよ、ふと思い出したように。本日もMoE
昼過ぎに一時中断して、ふとサイト巡りなどをしていた。マウスなどを使って
開いたり閉じたり、ページ移動したり……おや、なんかゴリゴリ言うな。

何気無くマウスを裏返してみると、あら〜なんか裏側にゴミがへばりついてる
じゃないか。コリコリ爪でこそげ落す。うむ、ついでなんでマウスの中の掃除も
しちゃうかと、パカリと開けて、丸い球を取り出す。

最新のマウスってのはよくわからないが、俺が使ってるのはそこそこ安物の奴
なのでゴミが溜まりやすい。内部のローラーを見てみれば、あ〜ぁ結構ゴミが
へばりついてるよ。縦に爪で取ろうと思ってもローラーが回転するため、横に
向かってゴミを爪で削っていく。しかしローラーの回りは良い。

おまけにゴミがへばりついてるため、なかなか落ちないんですよね。これって
画期的な方法ってあるのだろうか?何分無知な俺にはその画期的な方法と
言うのがわからないので、地道にコリコリ、コロコロ、コリコリ、コロコロ……と
悪戦苦闘。中は見づらく、かつやりにくいので、気付けば一時間経ってた

どうせ指を入れてクニクニやるならば、おねーちゃん相手にやりたいものだ。
そう言えば最近風俗に行ってない。まぁ金が無いから仕方無いけれども、それ
以上に問題なのがこのぽよんと出た腹絞り粕のような体力

あぁん、このままではイカン。俺の行動原理は総じてスケベが基本であるので
それが叶わないかもしれないとなると、人生の否定になってしまう。家人にも
運動しろと言われてるし、よーっし、散歩ぐらいはやるかー!

もう外はすっかり寒いのね。


 11月7日
ゲ、ゲ、ゲゲゲのゲー 昼はのんびりお散歩だ♪
楽しいな、楽しいな、おばけにゃ会社も 仕事もなんにもない♪

う〜む、俺のことか?いや、俺は散歩すらもしないな、それ以下だぜ。いや〜
昨日桑田佳祐のラジオでゲゲゲの鬼太郎のこの主題歌を聞いていて、ふと俺の
事かもしれないと密かに頭を抱えた午後十一時。あぁ、生きててすみません。
なんて太宰治みたいな事言ってしまったが、まだまだ俺は世の中のエロスって
ものを味わい尽くしていないので、がんばるぜぇー。

さてそんな事はどうでもいいとして、本日はラーメンを食いに行ったんですよ。
いやね、なんか知らないけどそう決まっていたみたいなのよ。親父は用事ある
から行かないらしく、婆さん、母親、妹、渚に俺の五人で食いに行く。

食いに行ったのが午後三時。いやね、俺はゲームやっててメシ食うの忘れてた
からなんだが、家人もついつい食いそびれていたらしくて、みんなメシ食って
いなかったのだ。時の流れに支配されん、これが我々と言わんばかりなのだが
実はみんな腹減っていた。だったら何か軽く食っていればいいのに。

まぁそれでもメシ時間外しているからガラガラだろうと思ったけど、あんらまぁ
予想に反して結構いるじゃないか。一時は味が落ちていたその店だが、今では
すっかり味を取り戻し、また繁盛気味なのだ。加えて本日は日曜日。駐車場を
遠目から見た時はヤバイかな〜と思ったが、さすがは三時、待つ事無く入店を
果たし、すんなりと座れた。

みんな塩ラーメンのハーフとチャーシュー丼を注文。いや、みんなってのは嘘
だな。俺は醤油ラーメンとチャーシュー丼。注文を済ませ、何だかんだと雑談
していると、割とすぐテーブルに料理が並べられた。コショウ、にんにく、ゴマ
唐辛子など、あるもの全部を振りかける俺。美味いラーメンなら何をかけても
美味いんじゃ。さて、いっただきまーっす。

「せんせー、チャーシューあげますよ」
「ほれ、このチャーシューも食べな」婆さん
「兄ちゃん、ノリあげる」
「ゴハン少しあげる」母親

普通のセットを頼んだはずなのに、いきなりボリュームが増える。そうなのだ
家人とメシを食いに行くとこういう事が頻繁に起こる。何だか知らないけれど
自分の食えない量を注文しては、俺に渡してくる。特にその傾向が強いのは
婆さんである。戦争を経験しているからか、俺にもっと食って欲しいと思って
いるのだろうし、また何でも俺は美味いと言ってメシ食うから面白いのかも。
おかげでドカドカとメシが俺のとこに集まるのだ。

こうなると注文前に自分の注文する量ってのをこっそり計算しておかなければ
大変な事態に陥ってしまう。うかつに腹が減っているからと言って大盛りなど
頼むと、特盛りとなってしまう。そこまで大食いではない俺、当然普段ならば
食えない量になることも多々ある。けれど、俺は店で残すってのが大嫌いだ。
折角金払って作ってもらったもの残すのは、どっちも気分が悪い。

そんなわけで気合と根性で食いまくる。あぁん、ほらもう婆さん追加するな!
ってか、俺に渡すだけ渡して会計しようとしないでくれ!もっとじっと座って
いなさい。あぁん、足を外側に出すなー、落ち着いて食えないじゃないかよ。
そりゃ俺は食うの遅いさ。でもね、これだけあれば当然遅くなるよ。

帰りの運転も当然俺。最近我が家のドライバーとしての義務である。ヘッポコ
だけどね。ヘッポコであり初心者であるので、交通ルールは守る。シートベルト
だって装着……ぐぇ。

う、産まれる、口から産まれる〜。


 11月6日
昨日更新が無かったのは飲んできたためです、申し訳無い。いやね、昨日の晩
突然ケンドーから電話がかかってきてメシを食いに行かないかと誘われたので
一緒に焼肉屋へと行ってきたんですよ。前から約束していたので、まぁいい。
待ち合わせの焼肉屋へGO!ふふっ、久々の焼肉だぜぇー。

_| ̄|○ に、肉の脂が受け付け無い……。

何だ、一体どういう事だ?悪い肉じゃないんだ、むしろいい肉なんだよ。肉に
綺麗なサシっていう脂が入っていて、美味そうなんだ。いい匂いがしたんだ。
けどれ、どういうことだか美味く感じない。と言うか辛い。肉独特の脂が口の
中で拒絶反応を起こす。う、うぅ〜ん、もうオッサンか俺は。

一人でレバ刺食ったりユッケ食ったりしながら酒を飲む。ケンドーは飲めない
ので、お茶。う〜ん、身勝手なワシ。でもまぁ、酒を前にしたら親友だろうが
女だろうが歯止めが利かない。許せ。

そこそこ飲んだ後でケンドーと一緒にダーツをやることに。俺も以前一度だけ
やったことがあるだけの素人。ケンドーも初めて。だがまぁ、とにかく高得点
だせば勝ちってことにしてプレイしてみる。なかなか楽しい、いや、かなーり
楽しい。ていっ、それっ、おっし真中当たったー!!

('A`) 本日、猛烈な筋肉痛。

ぐぬぬぉぁ〜、バカなぁ〜。たった一時間、百投くらいしただけなのに背中が
猛烈に痛い。寝ていてその激痛で目覚め、ゲゲッもしかして心臓かどこか内臓
器官が悪いのかと思ったが、ふと昨日を思い出せば、もしかしたら筋肉痛かと
思い当たり、納得と同時に情けなくなった。これしきのことで……俺の体って
そんなになまっていたんだなぁ。

そんなわけで、てなこともないけど本日ぼけーっと過ごす。湿布貼ってもらい
ゴロゴロ。家人に普段から運動しないからこうなるんだ、もっと運動しないと
本当に病気になるぞ、腹も出てみっともないなどと言われる。うわーん、もう
言われ放題。しかし動き出そうとしない怠け者の俺。

まぁ、そんな感じで部屋にいたら、ふと時計が止まってる事に気付いた。ふむ
電池でも取り替えるかと交換してみたけれども、一向に動き出そうとしない。
我が部屋には腕時計、置き時計、パソコン、携帯など時を刻む物は割と多くある
けれど、やはり掛け時計が無いと落ち着かない。うーん、もう十年以上も昔の
ものだし、何度か落ちた事もあるから壊れたんだろうなぁ。

そうそう頻繁に買い換えるものでも無いし、時計を買いに行く事に決めた俺。
どうせ買うならば日付とかも表示されるヤツがいい。こうして日々家にいると
今日が何日なのかわからなくなってしまうのだ。いかに世の中から断絶してる
かってのがわかるでしょう。てへへ♪

五千円くらいの立派な時計を買ってきた。本来は一万五千円くらいのやつだが
何か値下げされていたのだ。帰宅して電池をセット。さーって日付などの設定
しなく……ぬぉ、針が凄い勢いで回ってるー!?

そう、この時計は電波を受信して、自動的に日付や時間を合わせてくれるのだ。
最近の時計は高性能なんだなぁと感心。新しい調度品は気分のリフレッシュと
なる。うふふ、気分いいなぁ〜。……っと、歴代の時計の穴、結構目立つな。
一応隠したけど、角度によっては目立つ。困ったなぁ。

前の穴、塞がないと……。


 11月4日
五万ヒット記念と言う事で、新作小説を二本アップしました。看病のススメと
貴方に託す最後の祈りって短編です。まぁどっちも本当に短く、あっと言う間に
読み終わってしまう。だって二つ合わせて四千文字無いしねぇ。あぁ、やる気
無いのかと言われそうだけど……う〜ん、最近小説が書けなくてねぇ。新たな
長編を書き始めたものの、幾らも書かないうちにスランプに陥ったのですよ。
少し休めば脱出するかもしれないけど、まぁ感覚を忘れないように、またその
長編とは違った感じの小説を書いて気晴らししようとね。

と言ってもここに来る読者で小説を楽しみにしてる人はごく小数だろうと判断
してるので、小説の話はここまで。さて日記の本題に参りましょう。

先日から妹が自動車学校に通い始めたんです。色々わからないことや不安に
なる事も多いみたいで、まぁそんな時によくアドバイスしたりするんですよ
俺も免許を取ってまだ二年経っていませんし、それに通ってるところは俺が前
通っていたのと同じところなのでね。

まぁ免許に関してはちょっと先輩なので、俺自身ヘボドライバーながらも色々
教えたりするんですよ。あの先生は優しい、この先生は厳しい。今日はここを
やるだろうから、予めこれを覚えておけばいいとかね。何だかこうしていると
俺も勉強している気分になってくるもので、やっぱりもう少しは運転が上手に
ならないとな〜なんて思うんですよ。

昔は俺もよくどこかへ行ったり帰ったりするのに、家人の運転する車に乗せて
もらっていたんですが、今では俺が家人を送り迎えする事が多い。そりゃ俺も
外に出ると酒を飲むことが多いので今でも送り迎えしてもらうことは多いけど
家人も年を取った、俺も育った。今は家にいることが多い俺なので、そうして
家人のドライバーになる事が多いんですよ。

今日も妹を教習所まで送りに行ったんですよ。まぁ家にいても昼間はゲームを
してるだけなので、それには何の問題も無い。定期的に外に出るのはいい事と
思う。スイスイ運転して妹を送り届け、どこにも寄らずにまっすぐ帰る。

帰宅すれば当然車を車庫に入れる。俺はバックで入れるのが苦手なので、常に
前から入れるのだ。当然今日も前から……入れれねぇー!!旋回して入ろうと
したのに、前にトレーラーが止まっていて前から突っ込むにはちょっと無理。
いや無理ってわけじゃないけれど、ちょこちょこ切り返して前から入れるのは
見られてるだろうからちょっと恥ずかしい。

ここは、練習の意味も兼ねてバックで入れるしかない!

普段乗っている車は修理に出しており、乗ってる車は台車である。やや小さく
今流行のコンパクトな感じの車である。小回りが効くのでバックしやすいけど
何分台車である、もし車庫入れに失敗してこすったりでもしたら大変な事に!
あわわ、でもやるしかない……。

えーっと、まずハンドルをこっちに切って……こっからまっすぐに……うおぁ
切りすぎたー!えっと一回止まり、ハンドルをこっちに……逆だー!!やばい
泥沼だ。と、ともかく一旦前に出て。ハンドルを切りなおして……あわわこの
ままじゃギリギリ過ぎて俺が降りられない!もう一度前に出て、ハンドルを少し
切って……う、う〜ん、まだちょっと寄ってる気もするが、まぁいいだろ。

人間やればできるもので、何とか成功。うぉー、先日スーパーでバックの練習
しようとしたら線のど真ん中に止まって、ハンドル何度も切り間違え、やがて
恥ずかしくなってそのまま前の空いてるスペースに駐車して母親に何やってる
のかと突っ込まれた俺が成功したよ。

帰宅してウキウキ気分でまたネットゲームを始める俺。のんびりとゲームして
いたらまた家人が送ってくれと頼まれた。ささっと送り、帰宅。今度もバックの
練習をしようと何度もハンドルを切り返し、成功。うむ、上達してるな。よし
またゲームだとプレイ。しばらくしたら今度は迎えに来てくれと言われたので
迎えに行く俺。さーて車庫入れだ。

暗かったので頭から入れました。


 11月3日
例え人にはどうってこと無いかもしれない、またはこの人ならそんな事は無い
だろうと思われていても、当人にしてみれば恥ずかしいって物事は結構あると
俺は思うのです。えぇ〜こんなのが恥ずかしいの?だとか、あの人がこんなに
些細な事を恥ずかしがるの?なんてのを知ったら軽いショックを覚えるかも。
まぁ意外性ってやつですね。

それとは別に共通した恥ずかしい出来事ってのもあるでしょう。誰もが認める
恥ずかしい出来事。そうした出来事は憐れみと共に笑いへと変わったりもする
ものでしょう。

驚きと恥ずかしい失敗、この二つはきっと相手を笑わせるための最大のツボと
俺は思っています。まぁわかっていても、なかなかそうした事が起こらないし
物語を作ろうにも既に自分が一から十まで構成を作ってしまうとそれが本当に
楽しいかどうかわからなくなってくるジレンマ。

余談だが、最近どうも本題に入るまでの調子が悪い。う〜ん、やっぱり小説が
スムーズに書けないでいるからかなぁ。何だか全体的にバイオリズムが下降線
気味な気がするのだが……まぁ、やるしかないな。

えーっと、何だっけな……そう、きっと驚かれるだろうことね。いやね、ここで
告白しますが、俺はおっぱいだとか言うのすら恥ずかしいんですよ。そりゃ
俺はかなりの変態だと自覚している。除夜の鐘ですら俺の煩悩吹き飛ばせない
くらいのスケベであり変態だ。しかーし、何だか照れ臭い。

おまけにエッチの最中などで体位を言ったり、局部を俗称で呼んだりするのも
何だか冷める。素の俺がどうもそうした名称に気恥ずかしさを覚えてしまう。
だたまぁ言えないってわけじゃなく、言う時にはどこかポルノ映画監督の様な
役作りを自分でしてしまっている。なので猥談やエロに没頭してる時なんかは
割と平気だが、困るのは日常生活でそういう話が出た時だ。

えぇ、おっぱいと言うのが恥ずかしかったので乳房と言ったら、そっちの方が
なんかエロい
と言われました。くっ、俗称は恥ずかしいからもう少しちゃんと
した言い方で言ったのに、なんてこった……。

あぁ、そして今日部屋で一人無駄毛処理をしてたんです。無駄毛と言っても別に
すね毛や腋毛を処理していたわけではない、鼻毛を抜いていたのだ。ほら鼻毛
って無かったらホコリなどが大量流入するからあった方がいいと言われてるが
実際はみ出ていたらすっごく情けないじゃない。あぁこうした身だしなみにも
気を使えないんだな〜って思われるじゃない。俺は思うね!

そんなわけで鏡の前で抜いてたんですよ。毛抜きなんてハイソな物など使わず
爪と爪に挟んで、くいっと。それでね、鼻毛を抜く時って誰もが顔を歪めて抜く
ものだと思うんですよ。なるべく鼻の穴を広げ、あぁここが伸びてるなぁ〜など
思ったところを摘み、一気に抜く。入口近辺は抜いたらとっても痛いので涙が
出てくる。鼻を広げ、半分涙目で処理する俺。

家人に見られる恥ずかしさったらね。


 11月2日
昨日の日記でどうせ祝われないだろうなんて書いたところ、結構な人から実に
様々な方法で五万ヒットおめでとうと祝辞を言われた俺。なんだ、俺も捨てた
ものじゃねぇなぁ。ほんのりやさぐれ気味で成果をアピールすることによって
人様に僅かな心配をかけて祝辞を無理矢理もらう我が狡猾さ、と言うか策士と
しての頭の回転にもう少し世の女性は俺に対して股間を濡らすべきだと思うの
だが、いかがだろうか?

「……先生、調子に乗りすぎたらダメですよ」

はい、すみません。いやぁ小市民なものでして、何かあったらすぐ舞い上がり
周囲にあまり美しくないニヤケ面を晒してしまうんですよね。何かを達成する
事とか、世に出たものをいち早く入手したりなんかしてすげぇ〜とか言われたり
まぁ、そうした輝ける時ってのに慣れていない。

ここからが本題です。

昨日、妹とちとコンビニで買い物したんですよ。俺が運転していた上に、もう
買うものは決まっていたので、妹に買ってくるよう一万円札を渡したんです。
いや本当はおでん買うくらい小銭か千円札でも渡せばいいんだろうけど、生憎
サイフには一万円札と五十円くらいしか無かった。まぁ買ってきてくれるのを
待ってるかと、俺は車内でのんびり待機。

数分して妹が戻ってきた。ちゃんと釣り返せよと言ったところ、何だか驚いた
ような、笑顔のような何とも言えぬ表情で俺を見る。なんだ、お前のおやつも
俺の金で買ったのか?まぁいい。早く渡せ。

「じゃーん、新五千円札ー!

おぉ、これが従来の新渡戸稲造モデルの五千円札ではなく、新しい樋口一葉が
モデルとなった五千円札なのか……。まぁ知らない人はいないだろうから一応
物忘れ激しい未来の俺に言っておくが、昨日からお札が新しくなったんです。
千円札は夏目漱石から野口英世に、五千円札は新渡戸稲造から樋口一葉に
また一万円札は同じく福沢諭吉のままだが、裏のデザインが変わったのだ。

昨日流通開始したものをいきなり手に入れた俺は家族に自慢、渚に自慢した後
うっわー新札って綺麗だなぁ〜と無闇に透かしたり、樋口一葉の顔をじっくりと
見たり、プリズムっぽいところの角度を変えてはキラキラさせて……。

バカか、俺は!

バカバカ、二十四にもなってお札一枚で子供みたいにベタベタ触ったりじっと
見たりするんじゃない。あぁ、でもまだそんなに札幌なんかには流通してない
だろうし、しばらく持っていて友人に見せたりしよーっと。

本日、車のオイル交換だの買い物だのがあるため俺は外出した。免許を取って
はや一年半。未だにガソリン入れるのに慌てふためくし、バックはできないし
おまけにオイル交換なんて初めてである。まぁ何事も経験だ。っと、そうそう
親父よ、もう酒無いんだろ?買ってきてやろうか?

「あー、んじゃ頼むわ。でも一万円札しかないから、後で返せよ」

借りた金をいつまでも持ってるのは気が引ける。おまけにサイフの中に入れて
おくと、ごっちゃになってわからなくなる。俺はすぐにレシート捨てるからねぇ。
まぁ買う酒の大体の値段はわかってる。千円だ。てことは、俺が九千円返せば
いいだけじゃないか。よし、今返そう!

新五千円札は親父のものに。


 11月1日
昨日更新が無かったのは呑んできたからです、申し訳無い。まぁ、いつも通り
けこやなメンバーと言う、地元のネット友達との酒宴でして、なかなか楽しい
一夜を過ごしてまいりました。相変わらずカメラを向けられると面白いことを
やらなきゃいかーんと思い、でもやっぱり俺もシラフだと恥ずかしいわけでして
酒を呑んで呑んで酔っ払う。何だか知らないが、昨日の宴席ではみんな何故か
普通に談話していた気がして、けこやなメンバー飲み会では珍しく酒に没頭を
していた。酒宴が切り上がるとゲーセンにでも行こうって流れになったけれど
俺は早々に帰ることにした。酔ってたしね。

そして本日、二日酔いオフライン

いや、二日酔いってわけじゃないんだけど、もう起きたら酒臭いの。ビックリ
したね。具合が悪いだとかそういうことは無いんだが、すっげー酒臭いのよ。
自分の発した酒気にむせて、換気をすればさむーい。今日スゲー寒い。あぁん
朝からてんやわんや。愚かよのぅ。

「あの〜先生、大事な事忘れてませんか?」

なんだ渚、これから今日は廃車にする車を引き取ってもらおうとしたが車庫の
シャッターが壊れていて、かなり苦戦した話を延々書こうと思っていたところ
なのに、話の腰を折るな。

「すみません……でも」

わかったわかった、大事な事はちゃんと書くつもりだったよ。あれだろ、昨日
酔っ払って若葉ちゃんにメールしたら「呑んだくれですね〜(^-^)」って返信が
あったことだろう。いやぁ、久々にメールしたらこれだ。確か前回も酔っ払い
状態でメールした気がする。うんもうダメ人間まっしぐら。しかし呑んだくれ
なんて言われると軽蔑されまくってる気がするね。なんかもうちょいいい言葉
ないものかねぇ?……まぁ、事実だから受け止めなければならんのだが。

「でもその後、体の心配してくれてたじゃないですか……って、違います!」

心配されると人の優しさが身に染み入るねぇ。ところで渚よ、何が違うと言う
のかね。俺の箸の持ち方か?ペンの持ち方か?ボーリングの投げ方か?

「そう言うことじゃなくて、本日五万ヒット達成したじゃないですか」

あぁ、なんだそのことか。

「なんだって……先生、五万ヒットですよ。おめでとうございます!特に役立つ
ようなニュースサイトでもなく、個人日記でこれってなかなかじゃないですか。
……なんで先生、そんなにテンション低いんですか?」

いやね、俺だってサイトを立ち上げた時に五万なんていつの出来事だろうって
考えたくらい遠い数字だったよ。十万ヒットあれば大手っぽいぞ。その半分の
五万ヒットあれば、ふらって寄ってくれた人もここはなかなかのサイトかな
期待外れにさせなくて済むと思ってたよ。でもね、渚よーく聞け。

きっとみんなスルーしてる。

なんかほら、絵師サイトだと記念の絵を贈ったり贈られたりして活気があるじゃ
ないか。情報サイト同士なら、互いにニュースにし合える。しかーし、俺には
何がある?今まで何かサイト上でリクエストして反応あったことがあったか?
絵やバナーを過去にもらったのは、チャットで直接お願いしたからだ!

そんなわけで五万ヒット行ったけど、何のリクエストも無いだろうから勝手に
決めてしまえ。そうだな、久々に短編でもいいから小説をアップするかなぁ。
リクエストしたところで、有効な数が来る前に六万ヒット行きそうだしねぇ。
まぁ、いつもと変わらずのんび〜りやっていくよ。

五万ヒットおめでとう俺!