狂人日記

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 10月30日
寒くなってくると閲覧者がガタ落ちしていく狂人の檻へようこそ。何故なのか
二年以上やっていて未だにわからないのですが、寒いシーズンになってくると
それに呼応して閲覧者が減っていく。春になってまた暖かくなり始めてきたら
閲覧者が増える。夏にピークが訪れる。うちの読者は冬眠でもするのか?

それとも寒くなってくると、俺が面白くなくなってくるのだろうか?はて年中
家にいて酒呑んでエロゲやってる俺に、そこまで変化があるのだろうか?
何もかもが謎だらけだ。何か気付かない変化でもあるのだろうか……?

まぁ、冬が近付くにつれ、人は何故かしら感傷的になってしまうもの。寒さが
ぬくもりを意識させ、常に誰か側に感じられないと不安になるのかもしれん。
それは何も恋人との愛情のみならず、自分自身のぬくもりすらも遠くに感じて
しまうからなのかもしれません。

自分自身のぬくもり……別に体温のことではなく、情熱のことかもしれません。
夏になれば誰もが何かしらの期待を抱き、自分の中にあるパワー以上のもので
世の中を感じ、この時期くらいになると我が身を通り過ぎる風も冷たくなって
きて、ふと自分のパワーがゼロ近くなっていることに気付く。暮れや年明けは
イベントがあり活気が何かしらあるからまた立ち上がるけど、今の時期は特に
何も無く、休むには丁度いいのかもしれません。

そう、情熱と肉体の休む時期なのかもしれません。

けれど、そうかと言って納得できない問題だってあるんですよ。幾らそうした
時期だからと言っても、前に進まなければならない時だって人生山ほどある。
別に偉そうな事を言うわけじゃない。小説が進まないからこんな事を言ってる
わけでもない!

最近一人えっちがイマイチな気がする。

ぬおおおおおおぉ、訪れてはいけない永遠のマンネリズム。そりゃあやらない
なんて人もいるかもしれないさ。週に片手で数えるくらいって人もいるだろう。
けどね、やっぱりサボったら一日中なんか落ち着かないの。無視できるもので
ないわけで、気付けば股間に意識が集中してる。きゃー。そんなわけで毎晩の
日課は欠かさないのだが、何だかイマイチだと思える。刺激を、もっと刺激を
俺にくれえええええええぇ!

立ち止まってはいけないのである!


 10月29日
呑ま呑まイェイ!……いや、ごめんなさい。何を急に言い出したかと申すなら
最近各所を賑わせてるマイヤヒーにちとはまっていましてねぇ。事の始まりは
先日後輩と呑んだ時に何だか変な三人組がマイヤヒーとかってバカなダンスと
共に歌ってる
と話をされた。世界中に変な三人組は山ほどいるだろう、その時
には愛想笑いと適当な相槌だけで話を切り上げたが、後日偶然いつものように
サイト巡回してたらなすカレーさんのとこで動画を見付け、後輩の話をやっと
理解した。うん、バカだこの動画。げらげらげらげら。

局所的なものかと思ったら、結構これ有名らしく、計らずともまた無知を披露
してしまった。いやね、ちと昨日からまた新しいネットゲーム始めたんです。
その名もMaster of Epicって言うゲーム。

これもまた先日、友人から教えてもらったんです。何でもかんでも友人からの
情報ばかり、少しは自発的に世の中に触れるべきだ俺は。いやいや、そんな事
どうでもいいとして、まぁ友人もやるとか言ってたし、こうした3Dネゲーもやって
みるかと思い、始める事にした。……いや、動機はただ萌えグラフィックな上に
下着姿やスク水姿にもなれるとかあったんで、それだけなんだ。

ともかく、1Gなんてバカみたいなサイズのクライアントを落す。我が回線は
このご時世1Mも出ないってか、出てもその半分なのでパソコン様を稼動した
まんま寝てた。トラック走っていても寝れるが、パソコンのファンの音って何か
耳障りだよねぇ。割と静音のやつなのだが、フゥーンって音が蚊を連想させる
からだろうか?

ともかくクライアントを入手した。さぁインスコするぜーと思ったら、空き容量が
足りないと言われた。何故だ、インスコする場所は充分な空き容量があるのに
何故インスコできないんだと思ったら、どうやら解凍するためにTEMPフォルダ
ある場所の空きが2G以上必要とのこと。うーん、ともかく何とか空き容量を
増やしてみたが、やっぱりインスコできん。もう少し空き容量増やせばいいの
かもしれないが、これ以上はプログラムフォルダ消さないとイカン

しょうがないので友人に教えてもらい、TEMPフォルダを移動させる。よしよし
今度はしっかり解凍できて、インスコもできた。今度はIDと言うゲームをする
ために必要な番号を取得せねばいかん。このゲームをやるために、まず管理
しているところのIDを入手した後、ゲームIDを取得しなければならんのだよ。
2つのIDがあって、ようやくゲームができるのだ。えぇ、管理会社のIDは割と
スンナリ入手できました。

問題はゲームIDである。どうやら口コミでかなり広まったらしく、ゲームをやろう
とする人が多いため、なかなかIDが取れぬ。IDを取得するために、規約に同意
しますかってボタンがあるのだが、押したら混雑のためページが表示されずに
またやり直しとなる。つまりだ。

同意しますか?

同意します(クリック)

ページを表示できません(404エラー)

ふりだしに戻る

同意させろおおおおぉ!!ちくしょう、幾らやっても同意を受け入れられぬ。
こうなりゃ直接ハドソン本社に行って、同意させて下さいと頼んだ方が早いの
ではないかとすら考えた。まぁ、焦ってもしょうがねぇ。ここはゲームをやる
前に軽く勉強でもしておくかと、2chMoEスレを見ていたら……。

呑ま呑ま呑まイェイ!


 10月28日
昨日更新が無かったのは呑んできたからです。いやぁ、昨日は酒豪オフと言う
名目の飲み会でして、2ch酒板で知り合った人達との飲み会。何度か一緒に
呑んだ事のあるメンバーでして、俺よりもみんな年上。みんなと言っても三人
なので、まぁ少人数での飲み会だったんですよ。

前回はちょっとゴタゴタがありまして、早々に解散と言う残念な結果となったの
ですが、今回はそんな事が無いように祈りつつ集合場所へ向かう。集合場所に
時間丁度に着いたら、既に待たれていた。アイヤ、しまった。しかし遅刻では
ないので、まぁいいか。一次会の店は俺が幹事、店として選んだのは日本酒が
メインの居酒屋。普段ならあまり行かない、ちょっといい店だ。

新潟地震の影響で久保田がかなりの痛手をこうむったが、この店ではまだ酒を
置いてあった。うっひょー、ブラボー。メシも美味ければ酒も美味い。美味しく
メシや酒を楽しめると、人生の彩りが増す。ぷっはぁ〜。

居酒屋に行ったら俺は大抵、イカの一夜干しを頼むんですよ。刺身でのイカは
あまり好きじゃないのだが、一夜干しみたいにサッと焼いたのは大好きなので
メニューにあれば注文してしまう。当然昨日も注文したんですよ。

イカの一夜干しを注文したら、大抵一匹焼かれたのがマヨネーズなどと一緒に
出てくるんです。けどね、その店で注文したら七輪がドドーンと置かれたのだ。
あれ、焼肉なんて頼んだっけと面食らっていたら、生イカが置かれた。あれれ
刺身頼んだっけ……もしや、自分で焼くのか?!

とりあえず焼いてみる。ふむ、まぁ半生くらいでいいだろうと焼きつつ、酒を
呑んで談話。そろそろいい感じになったかな……げげっ、焦げてる?!やばい
思った以上に火力が強い。炭火は本当に地獄だぜ、フハーッハッハッハー!

適度に一次会を切り上げ、二次会の店へ。二次会の店はマジでおしゃれなバー
である。いや、どんだけお洒落かと言うと、オールバックのマスターがとても
ダンディーな声で世間話を切り出してきたくらいだ。メニューが黒皮の手帳に
見慣れぬ酒の名前がびっちり。薄暗い店内に流れる素敵なメロディはこんなに
薄汚れた俺を素敵な世界へ連れて行く。

とにかく何か飲もうとメニューを見るが、どれも高い。全部四桁。まぁこんな
いい感じの店ならそのくらいするかと思いつつ、ドキドキ。だってボトルでも
ないのに五千円とかあるんですよ。俺もジャックダニエルをストレートで注文
したのだが、ほっそいグラスに三センチくらい入ったので千円。正直とっても
美味いのだが、全然呑んだ気がしない。匂いを嗅いでいる間に消えてる感じが
するのだ。うわーん、まだそこまで酒をのんびり嗜むより、がっつり呑みたい
俺なのに、生殺しじゃああああああああああぁ〜。

帰宅し、とりあえず飲みなおそうとのものもを呑んでみた。のものもとは一升
千円くらいの、呑んできた酒にくらべたらとっても安酒。えぇ、いい酒の後に
安酒を飲んだので、一気に酔っ払った。ベロンベロンである。これは帰宅した
安心感から酔いが回ったとも言える。げへへ、べろんべろ〜ん。

朝起きたらほんのり二日酔いモード。


 10月26日
北海道ではもう雪の降ってる地域もあるみたいで、札幌でも今日明日には雪が
降るみたいです
。あぁん、雪が降らないと道民は冬が訪れたような気がせずに
何だかモヤモヤするものですが、降ったら降ったでゲンナリしてしまう。まぁ
たまに見れば綺麗だが、いつも見てれば邪魔なだけ。

特に交通の便が悪くなってしまうのは、いかんともしがたい。歩いたら転ぶ危険
だってあるし、自転車は乗れない。いや、無理矢理乗ることも可能だが、もしも
そうしてしまうと遅いわ、転んで大惨事になりかねないわ、散々な目に。

バスや電車だって止まってしまう。札幌を走るJRは冬に暖房をガンガン入れる
ためにクソ暑くなる。そりゃそうだろ、こっちはコートとか着込んでいるのにも
かかわらず、人の多い電車で暖房なんてガンガン入れたら暑くてたまらねぇ。
時に雪のため二時間とか閉じ込められることもあるが、もう暑くて具合が悪く
なったりもする。JR職員は暖房についてもっと考えるべきだ。

話が逸れたが、やはり最も困るのが車である。自転車が庶民の足だとするなら
車は大人の足と言えなくも無い。大体一つの家庭に一台はあるくらい、現代の
社会には普及していると言っても過言では無いでしょう。じゃなきゃ、あんなに
道路は混まないだろうしね。

雪が降れば視界も悪くなるわ、車線も減るわ、滑って事故を起こしやすいわと
ドライバーにとっていいことなど一つも無いんじゃなかろうか。特に初心者や
道外から来て冬道に慣れていないドライバーにとって、それはもう死と隣合わせ
でしょう。交通事故が多いのも、頷けるなぁ。

さて、我が家ではほとんどの人が自動車免許を所持しています。まぁ、免許は
あっても困らないもの、運転をすることは勿論、身分証明書としても使えるので
学生でなくなった者が所持する社会許可証みたいな感じでしょうか。大抵の人は
持っているしね、免許。

俺も去年の二月に免許を取得。本当は取りたくなかったが、半ば無理矢理取得
させられたのだ。まぁ、今後は俺が家を支えねばならないのに、免許の一つも
持っていなかったら不便だろうしねぇ。ちなみに渚も同じくらいの時期に取得
している。そんなわけで、我が家で免許を持ってないのが妹だけなのだ。

妹は昔から免許を取ると公言していたが、何だかんだと忙しかったので、結局
未だ取得していない。妹もいい年だし、そろそろ雪も降る。降ったら初心者に
厳しい路面となるし、またのんびりしていれば卒業した高校生などが冬休みを
利用して取得にかかるため、取りにくくなってしまう。

「お兄ちゃんから、妹に取るよう言ってくれないかな?」

前々から家人にそう言われていた俺。まぁ、俺としても取っておくに超した事
無いと思うようになった。取るのは賛成であるし、本人もイヤではなさそう。
しかし妹はどうも動き出そうとしない。よーっし、こうなったら今日免許所に
行って、願書もらってこようぜ!

妹を車に乗せて自動車学校へGO!。願書を取ってくるのに時間はかからない
ので、俺は妹を下ろすと待つことにした。しかし、通路で待つのは交通があまり
無いとは言え、やっぱりよくない。うむ、駐車場もあるし、そこに停めておく事に
しようかな。

バックで入れるか……ガラガラだし。

普段えっちのバックは好きだけど車のバックは苦手な俺。感覚が未だに掴めず
失敗が多い。失敗が多いからやらないという悪循環なのだが、まぁ、こういう
機会に練習がてらやるのもいいなと思い、やってみる。

ピピーピピーピピー(むむっ、線の真上に止まってしまった。こりゃイカン)

グオオオオン(これで真っ直ぐかな?このまま後ろに下がればいいだろう)

ピピーピピーピピー(……あれれ、なんか斜めになってる?!)

俺も再入校しようかな……。


 10月25日
クソも小説が進まないので一人えっちの時間を無くして昨日ってか、今朝方に
書いていたのですが、やっぱり全然進まない。あんれぇ〜、どうして今回のは
こうも進まないのだろう。こりゃあ苦戦間違い無いな。

そんなわけでパワーを一日分充填して本日を迎えたわけですが、思ったより
ムラムラせずに起床。あんれぇ、いつもならムスコも元気、頭はピンクでもう
ハァハァ。おい渚、ちょっと裸になってえっちなポーズの一つでもしろと本気
とも冗談ともつかない言葉でも投げ掛けるのだが、本日はそんなこともなし。
うぅ〜む、衰えなのか?それとも日々のオナニーライフにマンネリ到来?

いつまでもそんなことを考えていたって、仕方が無い。マンネリ打破のために
大きく二つの方法があると思う。それを考えねばならぬ。その二つの方法とは
一つに新たな刺激を与えること、もう一つは自分の中で忘れかけた刺激を
復活させることである。

新しい刺激とは言葉そのままでして、例えば未だ魅力を感じない性癖に触れて
みるようなもの。色々な物に触れてきた俺だが、未だに熟女とホモの世界には
入れない。あとディープなスカトロか。うぅ〜ん、こうした世界に理解を示した上
入り込むならば、そりゃあ世界は広がるかもしれないが……。

もう一つの忘れかけた刺激の復活とは、まぁ説明するよりも図で示した方が簡単
かもしれないので、ちょっと説明してみましょうか。色々あるけれど、今回は俺の
中でブームになった制服の流れを。

  ブルマーとかセーラー服←─┐
   ↓               │
  スクール水着          │
   ↓               │
  巫女服             │
   ↓               │
  メイド服             │
   └──────────┘    エンドレスループ
 

ブラウザによってはかなり汚く見えて何のことかわからないかもしれないけど
まぁこんな感じに、ブルセラ・スク水・巫女服・メイド服と俺の中では幼い頃
からブームのループがなされているのです。当然性癖もこういう流れがあって
然るべき。じゃあ、今燃えているものから少し遠ざかっている刺激とは何か?
風の強い昼下がりに考えてみた。

そうだ、最近女の一人エッチってのに燃えてないかも。

動画では見てたが、そういやゲームでそういうシーンから最近遠ざかっていた
かもしれん。思い立ったが吉日、ちとそういうゲームを探してみる。うぅ〜ん
ちゃんと整理しておけばよかった、なかなかそれっぽいのが見当たらないぞ。
借りっ放しのゲームとかあるし……おや、なんだろこれ?

生恥……こんなエロゲーいつ入手したっけ?とりあえずインスコしてプレイ。
むむっ、このゲームに回想モードってのはないのか。チッ、利用価値半減だ。
それでもきっとやったことがないだろうからと進めてみる。ふぅむ、どうやら
主人公が出会い系サイトに登録して、家族の女とやっちゃおうって話か。

一時間くらいプレイしたとこで、エラーが起きた。なんだとぅ、ロクにエッチ
シーンも見てないのに。しょうがない、公式のサポートから修正ファイルでも
ダウンロードしてくるか。つまらんゲームだが、ちゃんとしたエッチシーンの
一つくらい見ておかないとな。

公式もう無いのかよ!


 10月24日
気付いた方は気付いたでしょう、気付かなかった方はもう検証しようも無いと
思いますが、実はトップページをちょっと変えてもらいました。気付けば我が
サイトもそろそろ五万ヒットになります。ここで思い切って掲示板の変更でも
しようかと思っていたけど、何と借りようと思ってた掲示板ツールがサイトを
借りているサーバーでは使えないことが発覚。もう少し難しい言い方をすれば
CGIは使えないのですよ、サイト借りてる現状のサーバーじゃ。

しかしまぁ何か区切りのいいとこで気分転換したいと友人に話したら、トップ
ページを変更しないかと言われたんですよ。しかしデザインを変更しようにも
咄嗟にいいアイデアは出てこないし、俺はシンプルなデザインが大好きなので
大幅な変更はしたくない。でもまぁ折角やってくれるなら、前々から気になって
いた、説明文のフキダシ位置を変えてもらおう。

トップページにて例えば狂人日記の上にカーソルを置くと、説明文が出る様に
なっていたのは御存知でしょうか。それがウィンドウの大きさやカーソルの位置
などによって見えなかったり、見えにくかったりとしていたんですよ。うぅーん
だったらいっそ中央にドカーンと置いてしまえと友人に頼み、変更したんです。
まぁ、我がサイトを見てデザインを語る人は極めて稀だと思うので、こんなので
勘弁して下さい。中身は……生暖かい目で見てて下さい。

さて本日の出来事に移りましょう。

本日は太陽の光も気持ち良く、風もゆるやかな非常にまったりとした一日。あぁ
札幌はこんなに気持ちいいのに、新潟では地震で大変なんだなぁと考えたりした
けれど、対岸の火事を本気でどうこう思えず、のんびりラグナをプレイ。だが
開始十分で敵になられて萎える。

「涼、ちょっと暇なら洗車してくれないかなぁ?」

母親の頼みに快諾する俺。まぁ暇だし、ラグナで萎えたし、天気がいいために
洗車も悪くない。着替えてさっそくやり始める。洗車をしていて気付いたのだが
どうもハエと雪虫が多い。他の地域に住んでいる方はもしかしたらしらないかも
知れないので一応説明しておきますが、雪虫ってのは小さな羽虫の一種でして
背中に雪のような綿みたいなのがあるんですよ。だもんで、雪虫が飛んでると
まるで雪が舞うように見えるからそう名付けられたのが一つ。

もう一つの理由は、雪虫が飛び始めると雪がもうすぐ降るって警告からきてる
かもしれません。雪虫が飛び始めて一ヶ月もしたら、本物の雪が降り始めるし
ねぇ。あぁん、また雪のシーズンかぁ……。

洗車をしながらトンボに向かって放水する。コノヤロー、俺に相方とのえっちを
見せ付けやがって
。虫まで俺に自慢するか、コラー!人の目の前を合体しつつ
すいすい飛んで……あっち行け幸せ野郎め!

洗車を追えて部屋に入ると、暑かったので窓を開ける。またパソコンに向かい
ラグナをやろうとしたら、ハエが飛んでいるのに気付く。うーん、邪魔だな。
しかし俺は今シーズン結構ハエを叩いてきた男、貴様など一瞬よ。てりゃあ!
パシーン!……ふっ、決まったな……って、ぬぉあ!?

机の裏側に落ちちゃったよ。

壁で叩いたら、死体が机の後ろにポトリ。手を伸ばしても届かないし、掃除機
使おうにも結局机を動かさねばならず、あぁんだけどやるしかないとガタガタ
机を動かし、ガーガー掃除機で吸い取り……死して手を煩わせるとはやるな!
しかしそろそろ冬になるってのに、まだハエがいるのか。困ったものである。
おっと三時半も過ぎれば寒くなってきた。窓でも閉めるか……ぎゃあ!!

網戸にはハエが五匹以上くっついていた。

な、なんだこりゃ?!いつから俺の部屋はハエに狙われていたんだ?!そりゃ
一分の隙も無いくらい綺麗清潔な部屋だとは言えないけど、ゴミは落ちてないし
掃除も割とやってる方だ。食ったものを処分しないから匂いもひどいって程で
ないし、むしろお香を焚いたりするので、たまにいい匂い。しかし一体……。
ともかくこのままでは窓を閉められない。閉めるために網戸を開けたらハエが
ガンガン侵略開始してしまう。気分はコスモタイガー迎え撃つ白色彗星帝国。
ぬぅ、こやつらをどうしてくれよう……。

我が部屋は二階にあるので、外からの攻撃は難しい。かと言って網戸を迂闊に
開けたら五匹以上のハエと格闘するハメに。ここは内側から外へ何らかの攻撃を
しなければならん……渚、フマキラー持ってこい!!

空中に分散されてしまうためにイマイチ効果は弱い気がしたけれど、それでも
噴射し続けているとハエがポトポト落ちたり、逃げたりしていった。フハハハ
これが人間様の力だ、わかったか!……ゲーッホゲホゲホ。

窓も網戸もフマキラーだらけに。


 10月23日
昨日更新が無かったのは呑んできたからなのです、申し訳無い。うん、久々に
この謝辞文句を使った気がするぜ。いやね、昨日は大学時代にお世話になった
先輩が就職をする事になったので、そのお祝い飲み会だったんですよ。

集まったのは俺を含めての八名。俺にとって先輩や後輩など、様々な年代から
祝われる事になった先輩に我々は祝福を……と言うよりは、何か最近みんなで
集まってないから呑もうぜーって感じであった気がする。そこまで就職祝いを
していたってわけじゃないが、まぁこのくらいでいいのかもしれん。

俺も久々にこうした飲み会に参加できたこともあり、何だか楽しい。酒も普段
家で飲むよりたくさん呑んだので、酔っ払ってしまった。ついまたうけるため
後輩の男とチューしてしまったりね。うん、こんなことばっかりやるから俺は
モテないんだ。未来の幸福より目先の笑いを選ぶ男よ!

まぁ人と会って酒を呑めば、普段家で飲むよりもたくさん呑んでしまう。だが
こうして呑むのは久々だったがために、どうも呑めなくなった気がする。ちと
寂しいなぁ。大酒呑みってのは恥ずかしいながらも、俺を表現する言葉の一つ
だと自負しているし、周囲も俺ならたくさん飲んで当然みたいに思ってるかも
しれん。良かれども悪かれども、その期待に応えないとイカンだろう。

そして本日、二日酔いにならずに起床。うん、まぁそこまで無茶苦茶飲んだって
わけじゃなかったので、割と快適な目覚め。しかし昨日の酒がまったく残って
いないかと言われれば、素直に頷けない。やっぱりちょっと頭がふわ〜ん。

普段ならこのまま昼寝したりラグナやったりして時間を潰すのだが、本日はそう
するわけにはいかない。何故だって?本日は友人と温泉に行く約束をしたのだ!
いやね、先日友人から温泉の入浴タダ券があるので行かないかと誘われたんで
行く事にしたんですよ。温泉なんてもう一年以上行ってない。近場でも何でも
いいから、ゆ〜っくりつかってリフレッシュしたいのよ、俺だって。

昼頃、友人が車で迎えに来てくれたので、乗車。総勢四名で郊外にある入浴場
へと向かう。初めはのんびりしながら向かっていたが、途中で道を間違ってる
事に気付く。うぉ、戻ってるんじゃねーの?!こらー、そっちじゃねぇ。地図を
回しながら指定するなー!

それでも何とか温泉に辿り着いた我々。外は雨模様で寒いの何の。あぁ、もう
雪が降るかもしれない。だって、車を走らせてる最中に雨粒がフロントガラスで
凍ったからねぇ。うひー、さっそく風呂入るかー。

行った場所はえにわの湯と言う場所で、もちろん俺は初めて行く場所である。
フロントでタオルと浴衣を借りて、浴場へ向かう。脱衣すると、すぐに浴場へ
向かう。うむ、なかなかいい場所じゃないか。まずは体を軽く洗う事に。俺は
温泉だろうがメガネを外して入るので、よく文字が見えない。そして見えない
と言う時には、得てして先入観でものを見てしまう。

えぇ、頭を洗おうとしたらなんか冷たいんですよ。温泉場によってシャワーが
そこまで熱くない場所もある。けど、これはぬるいってか冷たい。なんだ壊れて
いるのかなぁ……と思ったら、温度が三十二度になってやがる。なんだと?!
さっきまで人がいた形跡があったから温かい設定にしてあると思っていたのに
こんなに冷たくなってたとは……何事も確認が大事である、へくしゅ!

のんびり湯船につかっていたら、子供の声が聞こえる。まぁ家族連れも多いと
思うし……あれ、女の子じゃないか。まぁ別にそんな幼女には浴場でも欲情を
しないけど、もしも元気になったら犯罪者予備軍としてアウト。いやーん。

幸いちっとも元気になる事無く、温泉を楽しめた。いやいや、リフレッシュは
したよ。この場合の元気ってのはムスコのことであり、健全な読者は当然俺の
言わんとしてることをわかっていただろうから、こうして余計な事を言わずとも
通じているだろう。通じているのにわざわざムスコがどうのこうのと言うから
あぁ意識してるのねと思われ、結局あぁん、こんなことばっかり言ってるから
モテないとわかってるけど、やめられない俺がカァワァウィウィ〜♪

えぇ、温泉はいいものである。


 10月21日
最近妙な夢ばかり見るんですよ。えぇ、いい夢と言うよりは悪夢に近いのかも
しれない。まぁその日によって多少違うのですが、最近多いのが車の夢です。
車と言っても快適なドライブってわけではなく、大体決まってブレーキが故障
していて、幾ら踏み込んでも動いていてしまうって夢なのです。

昔から見る夢で多いのが車が故障して事故、高いところから落下、誰かに
追われて恐怖の中逃げる、昔の記憶の中でミスをする、そして誰かとえっちを
するものが多い。多いと言うより、もうこれは八割くらいの割合を占めている。
うーむ、えっちしてる夢以外はロクなものないな。

夢とは過去の体験などが様々に組み合わさって見ると小学生の時に本で見たと
記憶しています。それは何も自分が直接体験したことばかりではなく、映画や
小説、または人からの伝聞や自分の妄想などが夢のパーツとなるのです。そりゃ
そうだ、俺は死んだ事無いのに死ぬ夢とかもたまに見るしねぇ。

しかし、そんな科学的な説明だけじゃ納得できない俺がいるのも確か。記憶が
眠っている時に適当に組み合わさった映画を見てるってだけじゃ、ユングなど
こうまで大成しなかったでしょう。古来から夢は吉凶の知らせとされてきた。
現代でも夢は深層心理の現れや、警告などと言われている。予知夢などはまぁ
説明できないが、きっと何らかの予兆を深層心理で感じてるのかもしれんな。
そんなわけで、ちょっと調べてみました。

車の故障(ブレーキが壊れる)
気力の消耗や体力的に無理をしていることの現れ。
高いところからの落下
体の成長と心の不調和が原因。健康状態の急な変化や仕事の挫折の予兆。
恐怖の中追い駆けられる
現実の危機が訪れてる。肉体的、精神的な拘束。
過去の体験のミス(謝ることが多いので、謝るで検索)
人間関係の後退を暗示。がんばらないと現状維持も難しい。
自分が死ぬ
自分が周囲からどう見られているかという不安。
セックスをする(不特定の人と)
不特定多数との異性との交友、愛情の無いセックスの警告。

不思議なのは家でゴロゴロしててゲームばかりやってる人間が、どうしてこう
疲れてる暗示ばっかり出るのだろうか。うーん、気付かない間にストレスでも
感じているのかなぁ?

しかしここで注目したいのは、不特定の人とセックスをする暗示です。異性と
交友したり、愛の無いセックスなどと一般的にはあまり良くないような書き方を
されているが、なんだ異性とえっちできるんじゃねーか、俺。

そりゃあ恋人とえっちするのはいいものです。けど、別に恋人とじゃなくても
いいじゃねぇかと俺は思う。そこまでえっちに神聖な意味を求めていないので
できればいいかぁと。これってモテモテの暗示?!

まぁ、夢占いは解釈やその場の状況などで幾らでも変わるだろうから、一概に
これだと断定したりすることはできません。今回のだって、もしかしたら違う
解釈がほとんどかもしれない。けれどまぁ、もしかしたら誰かとえっちができる
かもしれないとわかった時点で、今回は希望を持てる。いぇーい。

「でも先生、いつも家にいたら無理じゃないんですか?」

いや、まぁ、その、あれだ……ほら、たまに外に出て交友することもあるし。

「先生、外に出たら呑み潰れるまで呑むじゃないですか」

ムスコも寝たら無理だよねぇ。


 10月20日
外にあまり出ることが無い桐生です。えぇ、別に人が怖いとか外の世界に俺を
狙ってる人がいるとかそういうわけではなく、単に出るのが面倒。目的が何か
あるんだったらそりゃ出ますが、用事も無いのに動き回るのはイヤである。

そんなわけで毎日家にいるんですよ。えぇ、家にずーっといてもさして苦痛に
感じないどころか、家にいた方がやることがある。小説や将来の勉強、家族の
悩み相談やネットサーフィンなどなど。

けれど家にいるからと言っても、そうずっとがんばれるわけでない。昼間など
ぼーっとしていたり、ゲームに興じてる事が多い。小説や勉強だって長時間に
渡ってできてるわけではなく、いつも本当ならもう少しやらんとなぁ〜なんて
罪悪感すら抱くくらいやってない。ならやれば解決するだろうと言われるかも
しれませんが、それができてればもっと大きな人物になってるだろうなぁ。

まぁそんなダメ人間は割と睡眠時間を多目に取っている。合計して一日八時間
くらいだろうか。合計と言うのは、仮眠を夕方から夜にかけて二時間くらいは
取ってるからだ。夜の天才は昼の凡人、なんて言葉があるらしいですが、俺は
やはり夜に小説を書く方がはかどる。夜にフルパワーを出すため、仮眠は必須
なのである。

一日八時間寝るのは若い人にしては寝過ぎかもしれませんが、まぁ一般的には
健康に良いとされている睡眠時間だろう。それは問題無い。はーい、ここで注目
するべき個所は「それは」ってことである。それは大丈夫だとしたら、どれが
問題なのかって意味を同時に持つのである。なんて日本語のテクニックをちと
学校の授業っぽく披露してみたが、やっぱりやらなければよかったかもなぁと
後悔。まぁ本題に移ります、はい。

えぇ、八時間寝ることによって問題が生じてるんです。それは何かと訊かれる
ならば、私は迷わず寝具と答えましょう。

寝具、いわゆるベッドだとか布団だとか枕だとかの総称ですね。いやね、俺は
寝てる時にすげー汗をかくんですよ。例えば昼寝したとしたら、起きた時には
もう着ているものべしゃべしゃ。水でもかけられたのかと錯覚してしまうくらい
なんですよ。はぁん、この時期は風邪ひきやすいぜ。

そんなわけでよくシーツや枕カバーを取り替えたりします。日が出ている時は
布団を干したりして、快適な睡眠時間を過ごすようにしてる。睡眠が悪いなら
もう一日どんよりしますしね。

先日、仮眠する前に枕カバーを取り替えることになったんです。渚が布団カバー
などを取り替えてる間に、枕カバーくらいは俺が取り替えることにしている。
シーツを取り替えるとき、当然枕はそこからどける。俺の寝床はベッドなので
少し高さがある。なので、枕をどかせば地面にある程度の高さから落ちる事に
なるのは、想像つきますね。

「せんせー、枕カバー取り替えてくださいね」

ドンッ!

……ドンッ?

あれれ、枕ってこんなに重いものだっけ?ドンッとか音のするものだっけか?
何でこんな鈍器みたいな音がするんだ。こんな重いものを修学旅行の時に投げ
たりしてたら、大怪我するじゃねーか!

我が枕はテンピュール枕と言って、低反発枕なのですよ。普通の枕より重くて
購入当時から多少寝た時に硬いな〜と思っていたが、寝てみるとすーっと沈み
心地良い眠りに導いてくれる素敵アイテムなのです。なので、重量感は前から
あるとわかっていた。

けれど、どうもこれは購入当時より重くなってるのは間違い無い。きっと寝汗
などを充分に吸って、重くなってるに違いない
。あぁん、こりゃイカン。こう
硬さが増していると、知らない間に寝心地が悪くなっていて、疲れるようになる
かもしれん。あぶねぇ、快適さの名前に隠された罠だ!

そんなわけで二三日、機会があれば積極的に日干ししてみた。やはり日光により
殺菌してもらい、また余計な水分を飛ばして元の快適な枕に戻さないと、何の
ために高い枕を買ったのかわからん。ふかふかにな〜れ。

元の硬さってどのくらいだっけ?


 10月19日
「お兄ちゃん、お兄ちゃん、二十分前だよ」

実は昨日、妹がケーキバイキングに友達と行くんで駅まで送ってくれと頼まれ
ていたのですよ。別に送る事くらい問題無い。けれど十時頃に送ってと言われ
ちょっとゲンナリ。いつもより一時間早く起きなければならぬため、こうして妹に
二十分前くらいに起こしてくれと頼んでいたのである。だが……。

頭が痛いいいいいいいぃ〜……。

なんだこの尋常じゃない痛みは、起きるどころか目も開けられぬ。数日前から
頭痛がするようになっていたけれど、こんなビッグウェーブ初めてでいやん。
風邪でもひいたのだろうか?それとも昨日夜中に友人と電話で話していて、つい
酒を呑みすぎたからだろうか?呑みすぎたと言っても一升呑んだわけではなく
ちょっとコップ一杯か二杯多めに呑んだだけである。

「お兄ちゃん、十分前だよー」

あと十分したら運転しなければならない。ともかく目を覚まそうと体を起こし
お茶を飲み、がんばって頭をすっきりさせようとしたが……ダメだ。すっごく
頭が痛い、たまんねぇ〜。目もロクに開かず、意識も朦朧。うーん、これじゃ
運転したら事故ってしまう。渚ー、送ってってやってくれー……バターン。

昼過ぎまで寝ていたが、どうにも頭痛が治まらぬ。うむむ、呑みすぎとは何か
違う感覚だ。起きていても寝ていても収まらん。頭痛薬でも飲んでみるかな。
しかし、頭が痛いのは困りものである。考える事すらできなくなる。

人間、考えられなくなると人生が色褪せてしまう。単純な刺激をそのまま人は
受け取っているのではなく、その刺激に想像やそれまでの体験を重ねていると
俺は思うのです。例えば温泉に入っているとしましょう。そりゃ風呂に入れば
当然気持ちいいわけです、心地良いお湯の刺激が体を反応させるから。けれど
きっとそれだけではなく、お湯に浸かる事により過去の楽しい記憶を想起させ
また自分が思い描く桃源郷に心を馳せるからなのでしょう。

えぇ、昨日呑み過ぎてすぐ寝たために、ムスコがかまってとうるさかったのだ。
頭が痛いけど、何故か股間は元気。けれど頭痛がひどくて抜くどころではない。
そんなことしようと考えるのもアホなのだが、やっぱりムラムラする。う〜ん
薬が効いて収まったら、やろうかなぁ……。

完全に頭痛が治まることは無かったが、それでも大分良くなった。よし、この
タイミングを逃してはならぬ。ここから薬が切れてきたら、また頭痛が酷くて
集中できん。よーっし、エロゲー起動じゃああああ!

人形の館を起動。うむ、やはり殿堂入りのソフトは違うな。当然ムラムラよ!
さぁてやるかなぁと思った途端、またも頭痛がひどくなる。ぐぅお〜、何故?
こりゃイカンと思って終了させ、しばらく時間をおいて回復。再び起動する。
おぉう、えぇ乳してるなぁ……あんぎゃー、まただ、また頭痛だ!

エロゲーはそりゃ見た目からしてエロい。最近のは声も入っていて、よりエロく
なっている。けれど、やはりそうしたものは単純刺激。エロゲーをやりながら
頭の中で自分好みに再構築しつつ、そのエロを堪能してるのだろう。そりゃあ
ムスコだってなーんも考えずしごけば、臨界突破するさ。けれど、それをより
楽しむために様々な想像を肉体反応に合わせて抱く事で、よりよいエロが体験
できるのではなかろうか?

別に一人えっちじゃなく、セックスでも一緒だろう。目の前の女をただ抱いても
なーんにも考えなければ、つまらない。相手の反応を見つつ、どう思ってるか
都合良く考えてこそ、色々盛り上がるのです。この場合の都合良くってことは
相手を思いやらないとかそういうのじゃなく、きっと相手も気持ちいいだろう
なんて多少ポジティブに考える事である。別に演戯されていても、気付かない
ならば真実としか映らない。どうせ騙すなら最後まで騙してくれー。その方が
俺も幸せなままである、ひゃほー。

あぁ、今晩はできるかなぁ。


 10月18日
こんのおおおおおぉ、クリフトこらああああああぁ!!てめぇはザキばっかり
使うんじゃねぇ!何のためにスクルトを覚えてるんだ?そのスクルトは二章で
忘れたのか?!どうしていのちをだいじにって作戦でベホイミ使わないんだ?
だーかーらー、ザキをボスに使うなこのボケー!

はぁはぁ……取り乱してしまって申し訳無い。いやね、ファミコン版ドラクエ4
なんてのを久々にやってるんですけど、やっぱり勝手に戦うAIシステムはダメ
だってことを再認識。こっちは強敵が出たらスクルトやルカナンなどを使って
優勢に戦闘を運びたいのに、使ってくれないことが多々あって困る。やっぱり
子供の頃に憤慨していたものは、大人になってからも分かり合えなかった。

とまぁ、暇でダメなマイライフ。本日もぼへら〜っとしていたら、電話が突然
鳴り出した。誰だと思って出てみたら、ケンドーからである。何でも昼休みに
我が家でメシを食わせてくれと。食わせろと言っても俺が振舞うわけでなくて
ハンバーガー買って行くから、場所だけ貸してくれと。う〜む、またケンドー
だけか。若葉ちゃんでもいねぇと楽しくないが、まぁよかろう。

昼過ぎ、ケンドーがやってきた。良いMことモスバーガー持参である。ちなみに
悪いMとはマクドナルド、美味くない上に客を舐めきってる。まぁそんな評価
などはどうでもよい、大事なのはケンドーがモスのチーズバーガーを買ってきて
くれたことである。俺はチーズが好きなのだ、ほぼどんなものでも。

さてメシを食いながらケンドーと今日も雑談を交わしていたが、どうも毎回の
ことなんだが、こいつと話したことをロクに覚えていない。別にどうでもいい
なんて思っておらず、喋っている時は楽しいのだが別れてからさて何を話したか
思い出そうとしても、いまいち思い出せぬ。

二時間近くケンドーと話してから、彼は仕事がまだあるからと戻っていった。
ヤツもいっぱしの社会人、忙しいのは当然である。俺はと言うと、ドラクエを
再びプレイ。うぬぅ〜、二回目のバルザック強いなぁ。クリフトのせいで尚更
そう思うよ。くそぅ、レベル上げるか。

「せんせー、いいもの買ってきましたよー。占いとか好きですよね、はい」

買い物に出ていた渚がそう言って一冊の本を俺に渡してきた。珍しい。しかし
一体何だろうかと思って見てみたら、Drコパの2005年の風水の本

確かに占いは好きだ、大好きだ。タロット、姓名鑑定、占星術、血液型占いや
星座占い、果ては手相などの類まで大好きである。占いで行動を決めたりする
と言うよりも、占いによって自分を知りたいのかもしれない。タロットなどは
未来の自分をおおまかに知り、姓名鑑定などでは現在の自分などを知る。俺は
常に俺を知っておきたい。最後に残るのは自分への信頼なのだから。

そんな俺だけど、風水には全く手を出してない。と言うのも、風水ってものは
ある種の宗教みたいだと思ってる。だって色を変えたり物を変えたりしたら運気
アップだなんて、にわかに信じられない。いや、占い全体がにわかに信じられる
ものじゃないけど、それでもがんばれば成功すると言う方が、占いとしては
ダメだろうが、信憑性がある。

しかし折角買ってきてくれたものだ、一応読んでおくことにこしたことは無い
だろう。えーっと、俺は二黒土星だから……ふむ、チャレンジすることにより
豊かになるのか。忙しい年になりそうだな、こりゃ。まぁ来年はかなり忙しい
だろうと予測していたので、これは問題無し。じゃあ風水と言えば色や物など
行動とは他の何かによって運気が変動するものだと思ってる。

普段から接するものを重視すれば、自ずと全体の運気も上がるはず。やっぱり
日常欠かさないったら、食事だろう。どれ、ラッキーフードは旬の食材かぁ。
まぁその時期に一番美味しい物食べるのが、やはりいいのかもしれん。

どれどれ、各月で何がいいんだ……?とりあえず色々あるけれど、多くランク
されてるものを列挙してみるか。

一位:六ヵ月分……パスタ・豆腐・寿司・ステーキ
二位:五ヵ月分……ピザ・すき焼き
三位:四ヵ月分……天丼・ポテト料理

上位は金のかかる食い物多いな。


 10月17日
何かよくわからないんですけど、最近結構な数のウィルスメールが届きます
以前ウィルスに感染してた時は自分で自分に送ったりしていたので一日に百通
以上来たりしたものです。当然友人にも勝手に送信してしまい、その時に我が
エロ画像などを散々ばらまいたりして迷惑をかけることとなった。懐かしくも
恥ずかしい思い出である。

そんなわけで一日十通くらいウィルスメールが届いたりすると、もしかしたら
自分が感染してるんじゃないかと疑ってしまうんですよ。一応ウィルスバスター
オンラインやノートン先生の御力を借りてみる。ノートン先生、僕のパソコン
感染してますか?

(#`Д) 感染してないが、ウィルスメール多すぎだボケー!!

うーむ、とりあえず感染はしていなかったみたいで何より。しかしこうも毎日
ウィルスメールが届くと、いつか感染しそうでイヤン。幸い、ノートン先生が
危ないメールを弾いてくれたり警告してくれるので、大丈夫だが……。

こういうので何か画期的な対策ある人、情報プリーズ!

とまぁ、対策を人任せにしておいて、話を進めよう。いやね、言ってしまえば
ウィルスメールが届こうが感染しなければどうでもいいのよ。そりゃあ来たら
嫌な気分になるけど、この嫌な気分てのはいつか感染するかもしれない不安に
よるものかもしれん。気分的には毎日ガラスケースの中にある蜂の巣を見るのと
さして変わらないかもしれないな。刺されなきゃ怖くない、感染しなきゃ怖く
無い、けれど見ていてあまり気分の良いものではない。

また、幾ら削除してくれたりするとは言え、届く事自体にガッカリすることは
嫌なもんです。と言うのも、普段俺のところにメールは来ない。知人から来る
ことなんて皆無である。あるったら未承諾広告、ヤフーや以前ネットで買った
エロDVDなどのメールマガジンくらいのものである。別にこんなの来たって
大した気にしてない。削除削除っと。

そんなわけで、こうしたどうでもいいメールは日々届くけど、気にせず削除。
うん、何事もこればっかりだと楽である。しかし世の中、こうした邪魔なもの
ばかり届くわけではない。たま〜にだが、必要なものも届くのだ。

それは小説の感想だったり応募結果だったり、また友人からごく稀に来る近況
報告やネット友人などの業務連絡だったりする。そうしたどこか待ち望んでる
先方達から届くと、あぁ一人じゃないんだなぁと寂しい安堵を覚えるのです。
うん、もう少し人脈増やすべきかもしれんわ、俺。

そして何より、まだ何故か届かない女性からの告白メール!今か今かと一人
待っているけれど、来るのはウィルスメールばっかり。おかしいなぁ。世の中
ネゲットとか言ってネットで知り合った人と付き合ったり突き合ったりする事
だってあると言うのに、俺にはそんな素振りすらない!都市伝説か?うぅ〜む
もしそうでないとしたら、きっと恥ずかしがってるに違ぇねぇ!

桐生先生っていつもあんなこと書いているけれど、きっとそれはサービス精神
からのもので、何とか私達を楽しませようとしてくれてるんだわ。そういう人
……私、好きだな。そしてあぁいう人の支えになってあげたい。だって、毎日
面白おかしいばかりでなく、きっと辛い事だってあるはずだもの。……決めた。
私のこの想いをメールに託そう。顔も見たことの無い人だけど、大丈夫。私の
こういう予感って外れないのよね。でも、もし出したとしてもウィルスメールに
紛れちゃったら、一緒に捨てられるかも。折角出してそんなことになったなら
私……うん、もう少し様子見しよう。

こんなことがあるかもすれない、万が一あるかもしれない、ゼロとは言えない!
ムキキャー、このウィルスメールめ、俺の恋路を邪魔するか!あぁん、そこな
お嬢さん方、大丈夫ですよ。ちゃーんと確認してから削除してるので。だから
安心してメールプリィィィィィィィズ!

来るのは出会い系メールばっか……。


 10月16日
こんにちは、友人の娘に惚れられたかもしれない桐生です。相手は九歳。うん
現代の光源氏になれるかもしれない……って、なんでじゃー!犯罪じゃんか。
もぉー、普通に妙齢の女性から好かれることは無いのか、俺は。妙齢と言うが
十五歳から二十七、八歳くらいがいいなぁ。夢から覚めなさい?!

んまぁそんなわけで、昨日は友人と夜中に電話で話していたんですよ。執筆は
あまり進まなかったけど、別にいいんだ。たまにはこういうこともいいだろう。
それに久々に原稿用紙に書くので、週明けまで調子が戻らないだろうし。

酒を飲んで色々電話で話し合っていたら、四時近くなったので電話を切った。
う〜ん、電話してる最中に結構酒呑んだし、こりゃあもう書けないかもなぁ。
まとまらない状態で書いてもロクなことにならん。どうせ書き直す羽目になる
だろうし、そんなのは二度手間だ。だったら寝よう。

布団に潜り込み、眠りの世界へ入ろうとする。はー、段々寒くなってきたから
そろそろ暖房も考えないとならんなぁ。布団の中にタオルケットを入れるのも
いいけど、あまりモコモコにすると重くて疲れそうだしなぁ。まぁ、そんなの
起きてから考えればいいか。……ウトウト。

ワンワンワンワンワンワン……ワンワンワンワン!

毎朝四時半頃になると、我が家の犬が吠え始める。犬種はサモエドなので体も
かなり大きくて、幼少期に爺さんがしつけを曖昧にしたのと、朝方から活動を
させてたため、遊べとか糞尿の処理をしろだのと吠える。去勢したくせに凄い
声で吠えまくる。パワフルな犬である。毎朝毎朝吠えるので、まぁ多少は慣れた
ものではあるが、やっぱりイライラしてくる。

ワンワンワンワンワンワンワンワンワン!!

おかげで家人は早くから起こされるし、この時間寝る俺にはうるさい。うーむ
前々から何とか制裁を与えようと思っていたが、もう我慢ならねぇ。一発二発
ぶっ叩いてでも黙らせてやる、ゴルァー!!

「だ、ダメですよ先生。落ち着いてくださいよ」

いーや、止めるな渚。もう我慢ならねぇ。ワガママ放題に吠えまくる犬に対し
俺がしつけてきてやる。あの野郎、人が大人しくしていたら毎朝狂ったように
吠えやがって。迷惑なんだよ!

怒り心頭で俺はサンダルをつっかけ、手頃な棒を探したが見当たらない。ちっ
なんてこった。しかしこのまま引き下がるなんて選択肢は存在しない。うーぬ
何か無いかなぁ……スリッパ発見。まぁ手ぶらよりいいだろう。のしのし俺は
外へ出て、犬の前に立つ。

犬は俺を見た途端、吠えるのを止めた。かと言ってじゃれようともせず、何か
危機を察知したみたいにやや怯えた瞳で見てくる。そりゃそうだ、こっちはもう
これから眠るところであんなに吠えられたのだ、本気で睨む。そして威嚇のため
犬の鼻先に二度スリッパを本気で振り下ろす。当てはしない。

てめぇ、ちっとは静かにしろ……。

殺気マンマンの瞳でそう呟くと、犬の鼻先に蹴りを決める。当てたら出血する
だろうし、そんなことになったら寝る前に家族と一悶着ありそうなので、また
空振りに留めておく。この間、一切吠える事無く犬は黙ってた。あぁ、これで
ゆっくり寝れる。俺は犬から遠ざかり、家の中へと入った。

ワン、ワンワンワン……ワンワンワンワンワン!

俺の姿が見えなくなったと思いきや、また吠え始める。そりゃあ言ってる事が
伝わるわけなどない。けれど、俺の雰囲気から犬も動物的危機を察知するかも
しれないと期待を持ったのだが、どうやらダメだったみたいだ。俺は怒り心頭
モードで再び犬のところへ行く。やっぱり俺を見るなり黙る。尻尾も振らずに
警戒とも怯えともつかない目で俺を見てる。

てめぇ……次はわかってるよな……。

本当は大声で怒鳴り散らそうかと思ったが、まだ寝てる家人もいる。犬よりも
うるさければ本末転倒なので、またも低く、しかしはっきりと言い放つ。例え
犬とは言え、本気で睨みつけることは少ない。しばしそこにいたけど、一向に
吠え出す気配は感じられず、再び家の中に戻る。吠え声はしない。あぁこれで
快適な睡眠を得られる……。

ワンワンワン、ワンワンワンワン!

それまでよりは幾分か控え目だが、また吠え始めやがった。ここまで頭が悪い
とは思わなかった。三度犬の前に立つ。心配したのか婆さんや渚が側にいたが
かまわぬ。手を出さないと言い、再び睨みつける。同時に拳を握り、ゆっくり
振り上げる。今度は言葉も出さず、長居もしない。ただもう本当に次は無いと
雰囲気と目で伝える。しょんぼり犬が頭を垂れたので、俺は部屋へ戻った。

起きたら家人に感謝されました。