狂人日記

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 2月15日
それは昨日の晩(今朝の四時頃)、友人からスクール水着の画像集をもらった。
その中ですさまじく気に入ったゲームの絵を見つける。うぉ、この肉質溢れる
エロい絵は最近とんと見なくなった。すばらしく卑猥。萌え特化ではないエロス
ここに濃縮したり!

だが絵だけでは作者の名前も何のゲームかもわからない。検索のしようが無い。
もらった友人も画像集として入手したためにわからない。あぁ、だが諦めるには
惜しい。ここまで心を揺さぶられたのはそう無い。何だこれは。知りたい!

他の友人にその絵を渡したりして、その作者がおかのはじめだと知る。そして
彼が手がけた他の絵も見てみる。うっは〜、こりゃいい。一度何かに惚れると
猛烈に好きになる俺。一気に虜となる。ある種、敬愛すら覚える。

友人のおかげでNANAMIワンダーランドとなないろ☆デイドリームがその
作家の手がけたエロゲーであり、俺がこうなるに至った絵があるとのこと。
あぁ、持つべきものは友人である。はぁ〜、はぁ〜。

そして今日、男の買い物をすることに決定!

メシを食い、とっとと駅へ向かう。その前に時間があったのでCD屋へ行くと
何とずっと探していたバンプのアルバム『THE LIVING DEAD』を発見。
ひょ〜、ついてるなぁ。幸先良く感じながら札幌中心部へと向かう。

店は友人に教えてもらったので迷わずに進む。徐々に減る人。だがかまわない。
進むべき道の先には希望があるのだ。っと、ここか。階段を上り、すりガラスの
ドアを開けて入店。おぉ、あるわあるわエロゲーが。

しかしこれだけあると、どこに何があるのかわからない。さすが中古屋。一筋
縄では行きそうにないな。ん、店員に聞けと?まぁ、待て。他に掘り出し物が
あるかもしれないではないか。なのでじっくりと探すことに。

しかし、見つからない。挫折して他のエロゲーを物色し始める。うーむ、この
陵辱物もいいなぁ。おっと、こっちも……いかんいかん、探さないと……あ!

諦めかけた俺の目の前に、突き出た二本のソフト、目当てのソフト!

すげぇ、これはマジで何かに導かれているとしか思えない。迷わず二本共購入
する。二本で5000円。こうなると金銭感覚は麻痺する。惜しくも何とも無い
のが不思議だ。いやぁ、いい買い物したなぁ。

ニコニコしながらエロゲー屋を後にする二十二歳男性。うっふっふ〜。何だか
気分がいい。歓喜とはこういうことを指すのだろう。じゃあ、本屋にでも行き
ついでにその人のエロ本でも買うか。

程なくして本屋に到着。暑い。店員が半袖で活動できる温度なので、クソ暑い。
とっとと買い物を済ませてしまおう。……あれ、なんて名前だっけ?

えーと、最初が「あ」だったような……ありのひろし。ふむ、絵柄がいいから
これでいいか。あれ、ありのひろしの本なら持っていたような……まぁいいか。
さて買うもの買ったし精算……おぉ、これは岸和田博士の科学的愛情。ずっと
探していたものが、ここに。だが全巻買える金は無い。ふむ、ここはその上の
棚にある玄人のひとりごと七巻でも買って置こう。精算〜。

ここの本屋は二階が漫画コーナー。一階は文庫本などが並べられてある。階段を
降りていると岩波文庫コーナーが目に入る。ふむ、今読んでいる太宰もそろそろ
読み終える。次は津軽通信でも買って置こう。

買い物を済ませて帰宅し、エロ本で一発抜いたあとで、ありのひろしではなく
おかのはじめだと思い出す。……まぁ、いいか。これはこれでいいのだ。あぁ
今日はついていた。男の買い物もこれで終わり。さて風呂に入るか。

ジャボン(右足を風呂桶につっこむ)

……。

…………うあぁ。

ぎゃああああああぁ、あちぃ〜。

な、なにこの熱さ。シャレにならねぇ。水でうめてない?いや、バカな。渚に
限ってそんな初歩的なミスは……。いや、きっと俺の体が冷え切っているから
そう感じるんだ。少し水を足して……うがぁ、それでも熱い。熱いってか痛い。
体の末端が爆発しそうな程に熱い、痛い。もっと水を足そうか?いや、これは
きっと慣れれば平気になるんだ。後の人が入ったらぬるいと思うかもしれない
から、ここは我慢だ!

体をヒリヒリ真っ赤にさせ、渚に異常に風呂が熱かったことを伝える。

「えっ、そんなに熱かったですか?あれぇ、水入れ忘れたのかなぁ?」

その後、渚も入ったが、やはり熱かったらしい。どうやら本当に水を入れずに
お湯だけの風呂だったらしい。くそぉ、何で無意味に熱湯コマーシャルせねば
いかんのだ。宣伝することなんてねぇよ。

それでも今日はいい日だった。


 2月14日
無駄に早起きをすると調子が悪いので昨日は安定剤を呑んで寝たのですが
これがばっちり効いたのか今日は快眠。薬って素晴らしいなぁ。いや、こんな
薬に頼って安眠を獲得するのは何か間違っているなぁ……。

昼過ぎにごろごろしながらラグナをやっていたら、渚が我が部屋にやってきて
掃除を始めました。別に普通の光景。気にせずラグナをやり続ける。エロ本を
置いてある場所も掃除される。気にしなーい。が、ふと、そう本当に何気無く
あることに気が付く。

パソコン、汚いなぁ……。

我がパソコンは側面を熱がこもらない様にと外しているんですよ。そんなわけで
中は無防備。幾ら埃が入らないように置いているとはいえ、積もります。うーむ
試しに息を吹きかけてみるか。……どぅわっ、すんげぇ埃が舞った!こうなりゃ
掃除機だ。渚、掃除機貸せ。

一通り掃除機をつっこんで埃を取ったものの、何か不安が残る。うーむ、電源
切って、ちゃんと見てみようか。てなわけで、ただの複雑な箱となった本体を
床に置いて見てみる。うっわぁ〜、こりゃすげぇ。埃だらけ。そう、例えると
すれば、数年掃除していないエアコンのフィルター状態

その中でも最もシャレにならないのがファンの部分。CPUの部分はもう埃が
堆積しており、ファンが回っていない状態。そう、こんな感じ。

┏━━━━━┓
┃  ファン.  ┃
┗━━━━━┛
│埃│埃│埃│
│埃│埃│埃│
│塊│塊│塊│←取り除けない壁
┏━━━━━┓
┃  CPU   ┃
┗━━━━━┛

上記の様に埃がぎっしり詰まっていて、容易には掃除できない。CPUを取り
外して掃除すればいいのでしょうが、どう外したらいいのかわからない。仕方
無いので綿棒と耳かきで埃をある程度ほじくって、掃除機をフルパワーにして
吸い出す。焦げたのかしらないが、焦げ茶色い埃の塊が出るわ出るわ……。

他のファンも息を吹きかけたり、同じ事をしたりと何度も繰り返す。ひっくり
返しては叩き、また息を吹きかけたり、掃除機を押し当てたり……ふむ、まぁ
いいだろう。よっし、電源オン!

シュオオオオオオォ〜ン……ブルルルルルン。

うるさい。ファンが回ってるのはよくわかるが、それまで回っていなかった(?)
からか、妙にうるさく思う。きー。だが、放っておけばきっと火事になってたかも
しれない。う〜む、我慢しなければいかんのぉ。

ん、何かから頑なに逃げていないかって?いやいや諸君、そんなことはなよ。
確かに俺はもらえない。一個ももらえない。ひきこもりだしね。でも、マジで
悲観していない。だって俺、甘いもの食えないもん。他人が甘味物食っている
だけで具合が悪くなるくらい。もらったところで処理に困る。

だから、ここは甘い食べ物なんかじゃなく、甘い痴態を俺にくれぇ。メイド服
着ながらオナニーしているとか、巫女服着ながら淫らに肌を見せているとか
スクール水着着ながらおしっこしちゃったとか、そういうのをココに送っては
くれないかね?無論、中身があってもOK!当然、女に限る!

甘い夢くらい、いいじゃねぇか!


 2月13日
最近グッスリ眠れません。この頃は夜中の一時から朝の四時半くらいまで執筆
してから五時半くらいまでゴロゴロし、それから寝るんですよ。あー、今日も何も
してないくせに疲れたなぁって。

以前はそのくらいの時間に寝ると昼の十二時くらいには起きていたんです。まぁ
六時間くらい寝てスッキリと。だが最近は九時半起床。三時間半しか寝ていない
ことになります。これはイカン。体がボロボロになっちまう。だけど二度寝って
のができない。あぁん、仕方ない、起きるかぁ……あー、ダルイ。

とまぁ今日もそんな感じでの目覚め。忙しくないくせに快眠できないのは何か
釈然としない。まぁ、メシでも食って落ち着こう。ぼんやりしていたせいでもう
すぐ昼飯。おーい、メシ作って〜。

「これから外食ですよ」

渚の話を聞けば、今日は爺さんの誕生日とのこと。そんなもんすっかり忘れて
いた。ってか、爺さんの年って幾つだったっけ?……まぁ、いい。外食ならば
美味いものが食える。ひゃっほー。

すぐに支度をして、近所の和食ファミレスへ向かう。天丼なんて食ったのはいつ
いらいだろうか。美味い。酒も美味い。これは七時間振りくらいだ。感慨なんて
ないけど、やはり美味いものは美味い。ふー、食った食った。

帰宅途中に電気屋に寄り、マウスを購入。1000円で買った銀色に光るニクイ
奴。いやぁ、それまで使っていたマウスはホイールの部分が壊れていて勝手に
グルングルンと動くんですよ、暴走するんですよ。普段は動かないくせに。

いつか買い変えようと思っていたんで、今回の買い物はよかったよかった。さぁ
接続っと……よし、完成。しかし、この壊れたマウス、どうしようか?

1.そのまま捨てる。

2.誰かにあげる。

3.室伏広治(注:ハンマー投げの選手。首が太い。おっはよー)になってみる。

ただ捨てるのがもったいないので悩んでいる。1はパス。誰かにあげるのがいい
けど、こんな壊れたもの使う人がいるとは思えない。2もパスだ。よし、じゃあ3の
室伏だ。ハンマー投げのようにどっかの空き地にブン投げてこよう。

ストレッチをしてから上着を着て、不用になったマウスを持って外出しようと
したら渚に呼び止められる。曰く、どこに行くのかと。

室伏になるんだ。俺はマウス投げ世界記録を打ち立ててくる!

「ヘンなとこに捨てちゃダメです。それに氷の上でグルグル回ったら転びますよ。
誰かにぶつかるかもしれません。はい、私が捨てておきますから」

ミッション失敗!


 2月12日
昨日も話しましたが、メガネの右側レンズの上端に損傷があるんですよ。多分
一昨日何かがあったのでしょうが、酔って記憶を無くしていないので、どこか
ぶつけたなんてことはないんですよ。う〜ん、おっかしいなぁ。

別に見る分には支障は無いんですが、これが原因でいつ全損するかわからない
です。もしかしたらあと少しの衝撃でバラバラとか。おぉう、それはすっごく困る。
メガネ無いとほぼ何も見えない上に、メガネは高い。

そんなわけでメガネ屋へと向かう。最近はもう運転生活。車社会の一員となり
公道を走る。う〜む、快適。いいのぉ。でもやっぱりまだ恐怖はある。走って
いる最中、後ろや隣にトラック来るなぁ〜、怖いんだよぉ!

メガネ屋に到着し、店員に事情を話す。ふっふっふ、俺は一年間無料保証証が
あるのだ。多少の傷でも無料期間に直しておくのが賢い男。さぁ、直してくれ。
タダで。あーっと、その前に原因はなんだ?

「これは接着部分のヒビですね。上から強い力で圧迫したらこうなるんですよ」

つまりメガネのレンズの部分を上下から縦に圧迫したから、フレームとレンズの
境界の一部にヒビが入った模様。メガネ拭く時に押さえるが、さすがに割れる
までは俺も押さない。う〜む、依然謎のままだ。まぁいい。直してくれ。

「レンズは別途料金なんですよね〜」

な、何を言ってんだ。ここに一年間無料って書いて……あっ?!

一年間、フレーム損傷に限り無料で直します。

幸いこの程度では壊れる心配は無いようなので、礼を言ってから退店。この後
特に用事も無いので帰宅。バックで車庫入れに挑戦してみる。実は今日乗った
車はオヤジの車。それまで乗っていた車の倍の馬力はあるので、軽くアクセル
踏んでもビューンと発進。その上、この車の車庫は狭い。狭い上に曲がってる
ので入れにくい。だが、これを乗り越えないといかん。がんばろう。ゆっくり
ゆっくりバック。ハンドルの切り替えしを間違うが、すぐ修正。よしよし……
うん、止まった??

どうやら氷で段差ができている模様。仕方ないのでもう少しアクセルを踏むが
まだ下がらない。う〜む、怖い。もうちょっと踏んで……ギュオオン!

ぎゃああああぁ、慌ててブレーキ。あぶねぇあぶねぇ、もう少しで擦るところ
だった。後ろボコボコにするとこだった。だがこれでは俺が出られない。もう
少し車を真っ直ぐにしよう。そのためには前に一旦出して、それから調整。

かる〜く、アクセルふみっ。
 ↓
(氷の段差の弾みがつく)
 ↓
ギュオオオオオオオォン!
 ↓
ぎゃああああああああぁ、前の壁にぶつかるうぅぅぅぅぅぅ!!!
 ↓
キキイイイイイイィ〜〜〜!!

あと30cm。それで車もろとも俺も怪我してたかもしれない。恐るべし車庫。
普通にバックはできるが、この特殊地形の車庫は無理だ。大人しく頭から入れて
事無きを得る。あ〜、焦ったぁ〜。

夜、晩飯を食いながらテレビを見る。力の限りにゴーゴゴーで催眠術で眠った
パワーを引き出すとかいうのをやっており、ボブ・サップでもないのにリンゴを
催眠術と潜在能力の融合により砕いているのを見る。ふーむ、すげぇ。だけど
リンゴってそんなに固いのだろうか。

気になったので冷蔵庫からおもむろにリンゴを取り出す。ふむ、固い。片手で
挑戦してみる。爪を立てれば簡単そうなので、立てずに握る。無理。指の力に
自信があるが、これは割れない。じゃあ両手ならどうだろう。リンゴを両手で
挟み、左右から押してみる。ふんっ!

ぐぐぐぐぐぅ〜……グシャ!

おおおおぉ、割れた。へぇ〜、俺でも割れるんだ〜。

「先生、食べ物で遊んじゃダメですよ」

リンゴは美味しかったです。


 2月11日
すみません、すみません、昨日も呑んできたので更新できませんでした。いや
昨日は去年の今頃に沖縄旅行に行った親友のギターとのりたま(このあだ名に
まったく意味は無い)と、のりたまの彼女で呑みに行ったんですよ。のりたまが
彼女さんと雪祭り見に埼玉から来るから、夜に呑もうと。

ギターは以前にその彼女さんとは会っているが、俺は初顔合わせ。ちょっぴり
ドキドキしつつも待ち合わせ場所にギターと向かう。え〜っと、どこにいるの
かなぁ……あ、のりたまだ。えっ、てことは隣のが彼女さん?!

普通に美人さんじゃないっすか。

人として相手のパートナーを褒めるが、心の中ではそうでもねぇなぁって思う
ことはあります。でもね、この人はネタにできーん。はー、いいのぉ。

ともかく呑み屋に向かう。彼女さんはここを読んでるとのことなので、ここは
一発期待に応えてススキノ交番の前でケツでも出してやろうかと結構マジ
考えたが、さすがにギターとのりたまと青い服のオジサンに怒られそうなので
やめる。俺だって命は惜しい。

俺は初対面の人と話すのがとっても苦手。なもんで大人しく酒呑んでメシでも
食っていようとしたが、誰もそれを許してはくれない。あぁん、人の頭や頬を
ペチペチ叩くな。ネタを振るな。俺は芸人じゃないんだ。爽やかモテ系なんだ。
あぁ、だがなんだろう。笑ってもらえると、気持ちいい〜♪

二次会はカラオケである。よぉし、ここはしっとりと歌って彼女さんに好印象を
与えておこう。っと、そのためにはギャップが必要だ。ネタなのだが、得意な
歌……山口百恵の「ひと夏の経験」でも歌っておくか。そんで何曲か歌って盛り
上がってきてから、しっとり歌えばかっこいい〜ってなるぜぇ、えっへっへ。

シャレで歌ったこの曲が、その日の誰よりも最高得点。ぐっはー、もうこれから
何を歌ってもダメだぁ〜。あぁん、しっとりサザン歌ってもダメだ。困ったぞ。
こういう時はえーと、えーと……。

バカになれ!

突然心に天啓のようにこだましたイノキの声。よーし、バカになろう。えぇい
ダンスダーンス!呑めや騒げや祭りだ祭り〜。

そんなわけで宴を終え、今日になる。起きてメガネを拭いていると、どうしても
落ちない汚れを発見。ごしごし……落ちない。ごしごしごしごし……落ちない。
あんれぇ、よく見てみたら上端にヒビがある。ぶつけた覚えは無い。そもそも
ヒビ入る程ぶつけたら怪我してるものだが、怪我は無い。昨日の記憶はしっかり
ある。謎だ、怪奇だ、MMRの出番だ!

奇妙な現象はこれだけではなかった。妹がたまたま部屋にいたが、気にせずに
メールを開き、以前もらった小説の感想を読んでいたら、スピーカーから謎の
声が聞こえる。アラビア語だか何だかよくわからん男の声が30秒程。えっと
何これ?パソコンに混線ってあるの?こえーよ、こえーよ。

我が家は謎の怪奇現象が多々ある。けど、こんな幽霊だか宇宙人だかわからん
謎の言語を聞かされると、やっぱり怖いのよ。混線?監視?大宇宙からの指令?
何これ?メガネのヒビと何か関係あるの?ひいいいいいぃ〜。

助けてキバヤシ!


 2月9日
更新が飛び飛びで申し訳ありません。昨日も外で後輩と呑んでいたもので更新
できませんでした。いやぁ、最近日本酒一升くらい呑んだら酔ってしまうのは
酒に弱くなってきたのかなぁ……。

さて、それは置いておいて、今日は記念日なのですよ。一体なんの記念日かと?
うふふ、アレですよ、アレ。

祝・サイト開設一周年!

いやぁ、今日をもちましてここ、狂人の檻がサイト開設一周年を迎えました。
これもみなさまの日頃のご愛顧の賜物です。ありがとうございます。

当初は右も左もまったくわからず、ホームページなんて日本語打ち込んで、後は
作成ソフトみたいなやつを使ってボタン一つでできるんじゃないのかと思って
いたのですが、いざ作る時にはメモ帳と数種類のタグだけ。今もそう詳しいって
わけじゃありませんが、本当に最初は何をどうすればいいのかわからずに悪戦
苦闘の連続。しかもロクな向上心も無いときたもんだ。

だが回数を重ねるにつれ、更新に慣れてきたり、HIT数も増えてくると少し
余裕が出てくるもの。最近じゃ更新してないエロゲーレビューのコンテンツを
作ったり、公開予定の無かった小説を置いたり、拙いながらもこうして今の
形になってきました。

「おめでとうございます、先生」

おう、ありがとう渚。いやぁ、やっぱりこうして祝ってくれると嬉しいな。

「ありがとうございます。でも先生、祝ってもらおうって考えちゃダメですよ」

えっ、や、やだなぁ。一周年記念で誰かバナーとか絵とか祝福メールとかBBS
書き込みとか下着(使用済み若い女物)とかくれないかなぁなんて思ってないよ。
1000HITや一万HIT到達時より、一周年の今の方が長くやってるから誰か何か
くれないかなぁなんてマジになんか考えてないよ。この機に乗じて告白しちゃお
なんて女性が現れないかなぁなんて考えてないさ。本当だよ、本当だってばさ。
別にせがんだりしないよ。これ見よがしにメールボックス開いたり、BBSを
チェックしたりなんてしないさ。ガッカリするだけの現実から目を背けるわけ
じゃないんだ。本当だって。つーか、一周年に今日気付いたんだよ!

「わ、わかりましたよ。でも、本当によかったですね」

うむ、継続する力をくれたのはみんなのおかげであり、それは嬉しい。だけど
不思議と何の感慨も湧かないなぁ。だって、たかが一年やっただけで、それは
全然偉いってわけじゃないしねぇ。うーむ、今になって何で一周年のことなど
今日の日記の題材にしてしまったんだろう。こう、季節柄スキーウェアとその
中の蒸れ蒸れ具合についてでも書けばよかったかなぁ。

「……そういうの、いつも書いていませんか?」

い、いつもだとぉ、失敬な。そりゃ下ネタはちょっぴり多いけど、ここの方針は
爽やかモテ系。車の話題から小説の話題、果てはコーヒーなんかもするのさ。
婦女子だってここを見ているのだ。えっちなのはいけませんと某メイドも言って
おるだろう。……ぬっ、な、なんだその訝しげな眼差しは。違う、違うってば。
そりゃ日がな一日ゴロゴロしてるからネタもなく、下ネタに逃げることはある
かもしれないけど、でもな……あぁん、もう何を言ってるんだろう。

これからもよろしくお願いします。


 2月7日
喪に伏せよ。今から114年前に英雄、ジョナサン=ジョースターがDIOとの
死闘の果てに死亡したのだ。我々はこの偉大な英雄のために黙祷を捧げる
べきである。……ん、俺のことはどうしたかって?

慌てなさんな、ちゃんと書きますよ。えぇ、今日は昨日失敗した学科試験の再
試験日である。そんなわけで朝早くから起きるのだが、体が早起きに慣れてきた
のか、それほど苦にはならない。メシ食って試験場へと向かう。

昨日落ちたくせに何一つ勉強せずに家では呑んでいたため、全然自信は無い。
そんなわけで試験が始まるまで教科書や問題集を開いてちょいと勉強をする。
この時点で二度落ちたらネタになるかなぁなんて思っている自分と、いやいや
さすがに何度も落ちたらバカバカしいと思う自分が葛藤していたのは君と僕の
秘密にしておきましょう。

今日の席は窓側の後ろ。暖房が暑い。昨日の体調だったらまず間違い無く吐いて
いたかもしれない。ぼんやりしていると試験官が昨日の要領で問題を配布したり
するが、ここは一度経験しているから慣れたもの。イヤな慣れである。

試験開始。昨日よりは頭がはっきりしているからじっくり問題を考えることが
できる。その上、昨日より簡単だ。これは錯覚でも何でもなく、本当に簡単な
問題のように思われた。が、問題の二割がバイクについて。くっはー、そりゃ
幾らバイクの特性を知っておけというのには納得するが、これは多いだろ。

だがまぁ、ものの三十分もかからずに終え、見直しを何度かした後に試験終了。
自信はあったが、胸に不安がこびりついている。結果を知るまでは安心しては
いけないのだ。

一時間ほど読書をしながら時間を潰していると、発表の時間が迫ったので電光
掲示板の前に行く。我が番号は119。妹の誕生日と一緒なのは何か運命めいた
ものを感じる。まぁ、思い過ごしなんだろうけどね。

ドキドキしながら、そう、本当にドキドキしながら掲示板を見詰める。昨日は
こんなに緊張しなかった。なまじ自信があると、落ちた時のショックが大きい
から、どうか落ちないようにと緊張するものなのだろう。正直、昨日は諦めが
大きかったからなぁ。……っと、アナウンスだ。発表するらしい。

……117・118・119・120……

あった。俺の番号があった。飛び交う歓喜の中で俺は小さく笑って拳を握った。
そしてそのまま食堂へ。合格者はこの後、免許を作るための手続きと、その間
講習を受けなければならないので、四時近くまで拘束されるのだ。

免許の写真を撮ったり、つまらない講習を聞いたりしていると免許が完成した。
あぁ、これで俺もとうとうドライバー。国家資格取得の瞬間である。これでもう
酒を呑もうとした時に無いことに気付いても自転車走らせなくてもいいんだぁ。
ちょっとした買い物が気軽にできるんだ。あぁ、よかった。

二十二歳にして免許取りました!


 2月6日
昨日は卒業論文口述試験。そんなわけで朝早くから大学へ行く。2つのゼミの
合同でやるのだが、何故か我々のグループは公開されることになる。くっそぉ
余計なことするんじゃねぇよ、教授。

他人の論文なんて聞いてもさっぱりわからない。だがまぁ、すぐに終わったので
よしとしよう。その後、六時まで暇を潰してから我々のゼミで追い出しコンパを
決行。無論俺は追い出される側の人間。呑み会費用はタダである。

中華料理に舌鼓を打ちながら、酒を呑む。あぁ、美味い。目の前で教授が卒論の
ことを話しているが、まったく耳に入らない。こんなとこに来てまでそんな話を
するなと毎回思うのだが、言い出せない俺はチキンハート。

滞りなく一次会が終了。さて二次会だと思ったら人がほとんどいねぇ。明日は
自動車の最終学科試験だから俺も帰ろうかと思ったが、後輩を残して帰るのも
味気ない話である。近くのバーへ行く。

カクテル三杯目から明日のことがどうでもよくなり、どんどん呑む。それまで
あまり後輩とは話す機会がなかったのだが、この機会に打ち解ける。やっぱり
酒呑んでこうして長くいないとわからないものである。

帰宅途中、酔っ払って未だに接点のあるネカマさんに電話する。何と元は男で
あって、性転換したとのことが発覚。いや、うろ覚えなんだが、取っただとか
何だとかの話をしていたから、多分そうであろう。んで、帰宅して酒をコップ
一杯呑んだところで記憶を無くす……。

そして今日、凄まじい二日酔い。布団から起き上がれない。だが今日は学科の
最終試験。行かなければならないのだ。必死にメシを食う。吐く。出発直前まで
寝る。頭が痛いの、具合が悪いのよぉ〜。

フラフラになりながら試験場に到着。痛みは大分治まってきたものの、猛烈な
眠気に襲われる。朦朧としながら視力検査を終え、試験会場へ。えぇと、俺の
席は……一番前の真ん中?!

着席し、時間まで問題集を開く。ふむ、まだ覚えている。余裕だな。だがまぁ
ぼんやりと目を通しておこう。ぽつぽつ問題を解いていると時間になったので
教官の指示に従い、試験を開始する。

……ムズイ。

いや、もう普通に難しいのだ。教習所でもらった問題集、模擬試験よりも更に
難しいのだ。曖昧な問題が溢れる。いかなる場合って、どこまでの範疇なんだ?
運転する前には前後左右等の確認をするかってあるが、確か下も確認しなければ
ならないはずだが、この等には下も含まれているのか??

考える程に二日酔いが響く、眠い。もしかしたら酒臭いかもしれない。あぁん
もう全然自信湧かない。これはヤバイぞ。

試験を終え、一時間後に電工掲示板に合格者が発表された。俺の名前は無い
多少がっかりしたが、さほどでもない。うーん、俺は何点だったんだろうか?
そんなことを考えて落ちた人の集合場に行く。次回のための資料を受け取った
時に、名前の横に何か書かれていた。

88点。

合格点が90点以上である。ん、88?

あと二点だったのかよぉ!?


 2月4日
晴れ。爽やかな陽光が眩しい今日は我が自動車学校での卒業検定日。なわけで
普段は昼まで寝ている俺も、朝七時に起床。生活リズムがこの時点で崩壊して
しまい、眠い。やる気が起こらない。しかし今日は行かねばならぬ。

普段俺はメシ食うのに一時間はかけてゆっくり食う。特に日の始めの食事なら
食う前に一時間近く間を置き、それから食うのである。そうしないと胃が弱い
ために消化不良を起こしてしまう。更に緊張には極端に弱い俺。ただ外出する
だけでも体調が坂を転げ落ちる様に悪くなるのだ。

もう一度言おう、今日は卒業検定。メシはとっとと食わないとならない。その
上、頭ではいつも通り運転すればいいだけだなんて余裕があるのだが、どうも
体がストレスをバシバシ感じている。出発前から嘔吐に腹下しとひでぇ状態。
うーん、俺ってデリケートなんだなぁ。

教習所に着くと今日乗る車と同乗者、それに教官が記された紙が貼ってある。
男三人か。何て思ってのんびりしていても体は反応。腹を下す。よかった、家
出る前に下痢止め呑んできて。……しかし暇だ。八時四十分までに来いと紙に
書かれていたのに、一向に何も呼ばれない。早く運転させろ。無駄に一時間も
待たせるなぁ〜!

ようやく今日の説明が行われ、運転となる。俺の他には同乗者が二人。教官が
一人で、俺は二番目に運転することに。最初の人が運転開始。正直言って同じ
レベルの人が運転するのって怖い。また、運転中に相手の失敗が目に付くので
心の中にいやらしい余裕が生まれる。はっはっは、次は俺か。

いきなり直進するところをウインカーつけっぱなしで走りそうになる。

くっはー、こりゃイカン。気を取り直して運転する。道は雪と氷でガタガタ。
おまけに所々工事していやがんの。邪魔だぁ〜。俺の試験日に合わせて工事を
しているんじゃないのか?いつもしてねぇくせに!

滞りなく終了。次の人に交代する。が、次の人は交差点の先頭で数度エンスト。
また赤信号無視と、緊張を超えた失敗を繰り返す。うはぁ、こりゃ落ちたなぁ。
なんて思っていたら教習所に帰還。バックの試験をすることに。

一人目は難無く成功。俺も成功。さて、次の人に交代しようと思っていたら突然
教官が「はい、終了」と。……サヨナラ、三番目の人。次がんばれよ。

運転が終わると教官からアドバイスをもらう。俺へのアドバイスは特に問題は
無いけど、慢心しないようにとのこと。おぉ、これはもらったか!?

またも長い時間待たされた後、合格発表。見事合格合格合格!

ひゃっほう、合格だぁ。こうなると世界が途端に明るくなる。教官に凄まじい
感謝の念が溢れ出す。学校が愛しくなってくる。何もかもが許せるようになる
から不思議である。あとは木曜日に学科を受ければ免許取得成功となる。

およそ二ヶ月間の教習所生活。初めて車にドライバーとして乗ったときに感じた
20kmの恐怖。ギア変え忘れ。教官からの叱咤。半クラッチできないために
坂道発進でのエンスト連発。仮免取得試験の不安。路上運転の恐怖。歩行者を
ひきそうになったり、ブレーキとアクセル踏み間違えたこともあった。

だが晴れて俺は教習所を卒業。学科試験突破すれば初心者ドライバーです。もう
これからはいつ不意に人を怪我させるかもしれません。気を引き締めていこう。
……なんてのはちょいと気が早いかな。

とりあえずおめでとう、俺。


 2月3日
今日は我が自動車学校生活最後の教習、最後の見極めである。長い道程で
あったが、今日の講習で終わりだ。張り切るぞぉ……って、また外は雪かよぉ。
ここまでくれば何か運命めいたものを感じてしまう。俺は天候に恵まれないんだ
なぁ、ちっくしょう。

だが今日は運転できないほどではない。がんばって教習所に行き、路上を走り
教習所内でバックや縦列駐車の練習をもう一度行う。うむ、四日振りの運転で
あったが、すんなりと成功。教官にもこれなら大丈夫だろうと太鼓判。

調子に乗って学科の模擬試験も受けてみる。余裕で合格。ん、なんだ、これなら
いけるんじゃないだろうか。はっはっは。そう言えば仮免の時よりも不思議と緊張
しないんだよなぁ。明日は早い、今日はしっかりと早寝しなくては。

話は変わって、今日は節分である。毎年家の中に豆まきをしていたが、今年は
しないみたいである。まぁ、幾ら拾いやすい落花生を投げていたといえ、結構
汚れるものである。掃除が面倒だったからであろうか。

年の数だけ豆を食べるというのも、ついつい食い過ぎてしまう。あぁ、こうして
伝統ってのは徐々に失われて行くのだなぁ。なんて感じながら豆をぽりぽりと
食う。少々湿気ていて、あまり美味くなかったのは秘密だ。

鬼を払う儀式としての豆まきであるが、鬼と言えば男性を連想するのではない
だろうか。女の鬼ってあまりイメージが湧かない。ふむ、鬼に豆か。

「鬼は〜、外。鬼は〜、外ぉ!」

「はっはっは。そんなもんじゃ効かないぞぉ。んんぅ〜、もう打つ手なしかぁ?
だったらこの鬼の角をお前の福袋に挿れてやるぞぉ。豆が無いならお前の
その豆でも使ったらどうだぁ。ほれぇ、ほれぇ」

「あぁ……やめてぇ、それは違……ぅ……」

「なぁ〜にが違うのかわからんなぁ。折角俺が親切に儀式を終える手伝いをして
やろうとしているだけじゃないか。どぉれ、お前のは小豆か?それとも黒豆か?
俺が鑑定してやろう。うりゃあ!」

「いやあああぁ、やめてぇ。そ、そんな……い、いや、いやぁ、そんなところ
まで見ないでぇ〜」

「おやおや、これはこれは何とも食べ応えのあるお豆じゃないか。ん、やめて
だって?はっはっは、止めてと言われて止めるヤツがどこにいるぅ?大丈夫だ
外に出すからよぉ。鬼は外って言うだろぉ〜。ん、もしかしたらお前には福に
なるかもなぁ。ほぉら、福はお前の内にぃ〜」

こんなの、三流エロ漫画だってやらねぇ。


 2月2日
昨日の更新がなかったのは外で呑んできたからです。すっかり更新しない翌日の
挨拶となってしまったが、致し方ない。いや、昨日は大学の先輩と呑みに行った
のだが、初めは三人で呑む予定。それじゃあ少ないと思いつつ少し早めに学校へ
行って部員を適当につれて行こうと思ったが、部室が閉まっている。

呑み会開始は六時予定。到着が三時半。仕方ないので本を読んで時間を
潰していると、ふと先輩がこの近くに家を借りていることに気付く。電話して
来てもらえば、部室で寝れる。もしくは先輩の家にそのまま行ってしまえ!

……何度かけても通話中。

切ない。周囲に人はいない。ぽつんと太宰を読み耽る。面白いなぁ。あはは。
……あぁ、虚しい。気付けば五時。そもそも今日はどこで集まって、どこで呑む
のかすら決まっていない。電話だ!……まだ話し中かよ!

ようやく電話が繋がったのが五時四十五分。しかも今はちょいと遠い実家にいる
から三十分遅れるとのこと。おまけにサシ呑みに変更。あぁ、何で俺はわざわざ
自宅から出てきたんだろう、そんな疑問すら浮かぶ。

ただ、呑めばすっかりそんなことを忘れる。焼き鳥食って酒呑んで満足しながら
帰宅し、また呑み直す。あぁ、このために俺は生きているのだ。

起床。二日酔いはまったくない。爽やかな目覚めである。メシを食おうと思って
いたら、俺に小包が届いてると教えられる。開けてみれば以前注文した桑田佳祐
ライブツアーの時のグッズ。Tシャツとパンフレットとピック三点セットである。
すっかり忘れていた。そういえば注文していたんだったなぁ。

「幸福の便りとは待ってる時には決して来ないものだ。全然あてにしていない時
不意にやってくる」とは昨日読んでいた太宰の小説の一節であるが、正にこれで
ある。僥倖に胸弾ませつつ小躍りしているとパソコンラックに足の小指をぶつけ
悶絶。ぐっはぁ〜〜〜〜、痛い。つい体を屈めたらタンスに頭をぶつけてしまう
なんてコントみたいなことをやってしまう。バカか、俺は。

ともかく明日からは忙しい、気を引き締めなければならない。試験ばかりだ。
早起きばかりだ。あぁ、いやだ。妙な不安が胸を締め付ける。よぉし、ここは
アルコールパワーで乗り切ろう!

深酒もできないんだよなぁ。