狂人日記

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 12月15日
昨日は呑みに行っていたので更新できませんでした、すまぬ。いやぁ、しかし
ちと使い過ぎた。うむむ、年末年始はまだまだ飲み会などがあるって言うのに
呑めば散財。これから必要な飲み会以外はちと控えないといかんなぁ。

話は変わり、もう年の瀬が押し迫ってきましたね。一年早いものです。元日に
一年の計や思いを抱いても、達成できる間も無くまた新年が始まることは多い
でしょう。俺の目標かぁ……何だったかな?

しかし、忘れてはいけないものがあるじゃないですか。大晦日の前に存在する
日本人には切り離せなくなってしまったイベント、クリスマスが!

クリスマス、その言葉を聞くだけで人は甘い一時のために予約を入れたり恋を
求めたり、稼ぎ時だとバイトしたり、同性同士でちょっと自暴自棄なパーティー
してみたり、恨み節を心の中で呟き続けたり、その日はただの水曜日だぜとか
言って涙を流して生活する人や、無関心な人、実に様々です。

諸君、クリスマスまたはイブの予定は決まったかね?


私は決まったぞ。



爽やかモテ系のクリスマスイブ、それは……。





歯医者!

('A`)……世の中、そんなもんだ。

いやね、ようやく本題なのだが、今日歯医者に行ってきたんですよ。歯医者に
行き始めてそろそろ三週間、歯茎も大分よくなってきました。つーか、歯茎が
よくならないと一向に治療が行われないのだ。なので毎回歯磨きの仕方を教わる
俺だが、段々いらいらしてきた。早く治せ、と。

今日は三時半からの診察。すぐに通され、治療が行われる。院長が重要なとこを
やるのだが、それ以外は看護婦さんが行う。今日も違う看護婦さん。上着を脱ぎ
眼鏡を外し、安楽椅子みたいな診察台に座る。あぁ、これに座って倒れていく
のは、毎度死刑囚の気分になる。

「あ〜、ひどい歯茎だね〜。これじゃまだ治療できないわ」

そうしてまた歯磨きの仕方を教わる。歯石を取ってもらう。血がダラダラ出る。
虫歯と歯茎がひどい、歯茎を治さないと治療できません。血が出やすいですね
血液サラサラにする薬でも飲んでいるの?あ〜、お酒ねぇ。口の周り荒れてて
ひどいね〜、ワセリン塗ります。あの、治療は前歯だけとなっていますけれど
全部はやらないんですか?えっ、痛くなかったらやる?なるべく痛くしないよう
やりますけど、無痛は無理ですよ……。

うぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ、毎回同じ事言うな!

この病院にはカルテってのが存在しないのだろうか?何故毎回同じことを言う
のだろうか?毎回毎回違う人があたれば、歯の中が悪いと言うに決まってる!
悪いから歯医者に来ているんだから。悪いのは自分でもわかるけど、そんなに
毎回言わなくてもわかるわ!おまけに今週もやっぱりまだ歯茎が悪いとのことで
治療できず。歯石取っただけ……ふざけてるのか?

三週間、ずっとこれだ。歯茎の健康を促進させる薬って無いのだろうか?いや
それよりも、歯の先端などは別に歯茎関係ないから治療できるような気がする
のだけど、どうしてしないのか?来週治しますって言葉、これでもう二度目だ。
やはり歯医者は信用ならん。おまけに糸楊枝まで売ろうとしてきた。あこぎな
輩だ。意地汚い商売根性だ。とっとと治せ。

政治家と同じくらい信用してません。


 12月13日
文字と言うものは不思議なもので、同じことを書いても手書きと印刷では結構
印象が違うものです。私はどちらかと言えば、ほとんど手書き。キーボードを
叩くスピードは一秒間に一文字より速く、昔に比べたらさほど止まることなく
カタカタ打ち込めますけど、やはり小説などはまず手書き。

そもそも文字を手書きで書くと言う行為に、ちょっと特別な思いを抱いている
私です。どんなものかと言うと、文字は想いを刻む行為だと思っているんです。
直接字の通りにペンを動かし、文にしていく過程は好きです。そんなもんどの
媒体を使っても変わらないだろうと言う人はいるでしょうが、私は手で書くと
スラスラと手が勝手に動き出すことがあるんですよ。想いが意識外にて溢れて
表現する瞬間、それは私の中でパソコンの打ち込みよりも多いです。

手紙なんか、顕著ですよね。あまり貰うことはないけど、手書きのを貰った時
には、嬉しくなりますよね。字が汚いとか色々言って出したくないと言う人など
結構いますが、どんな字でもその人が書いた字であれば、何だか手紙の内容も
よりはっきり心に届く、そんな気がするんですよ。

この時期だと、年賀状がそうですね。パソコンや携帯、電子メールなどが普及
した現代において、手紙を出す機会があるのは懸賞葉書と年賀状くらいかな。
その中でも年賀状は特別多く、普段手紙を書かない人でも年に一度は書くもの
でしょう。

だが、年々家庭用プリンターなどが普及したり、コンビニで印刷が頼めたりと
どんどん印刷年賀状が増えています。後ろ面の賀正とか謹賀新年なんて文字は
当然のこととして、宛名や差出人の氏名住所、果ては挨拶文まで印刷。手書き
文字は無いなんてものも、結構見かけます。

果たしてそれでいいのでしょうか?そんなものは誰が書いたのか、誰が出した
のかすらあやふやで、気持ちも何もこもっておらず、ただ季節柄だから出すか
なんて調子がほとんどでしょう。せめて挨拶文くらいは、一筆手書きで書いて
欲しいものです。印刷のみの年賀状など、何の意味があろうか?

なーんてこの時期よく思うんですよねぇ。今日もカレンダー見ては、あぁもう
そんな時期なんだなぁと思っていたら、ふと婆さんに呼び止められた。

「年賀状の宛名、パソコンで印刷できないかねぇ。バイト代出すから」

やらせていただきます。

なんて引き受けた物の、実は俺、パソコンで葉書を印刷するのは初めてなので
いまいちやり方がわからない。とりあえず一度も使っていなかった筆自慢12を
インストールしてみる。葉書は予備のをもらった。

えぇっと、まずは自分の住所と名前で試すか。宛名と差出人は練習なので一緒
でも問題無し。えーっと、宛名の登録はこれでいいのかなぁ?差出人はこれで
いいのかなぁ?何やらいっぱい書く欄があるけど、住所と郵便番号と名前だけ
あればいいよな。

んで、レイアウトね。えーっと、えーっと……わからん

ダメだよ、OS入れ替えどころかビデオ録画も怪しい俺にまかせちゃ。ヘルプを
見てもよくわからない。ヘルプのヘルプが欲しい。いや、あってもロクに見ずに
やりそうだなぁ。えっと、これをこう……だー、違う!白くなったぞ!くっそーう
バイト代のために何とか覚えないと……手で書けよなぁ、こういうのは。

「先生は年賀状、どうするんですか?」

来た人にだけ手書きで出すタイプです。


 12月12日
卒論の(多分)締め切りがあと十日後に迫っているのに、ここ数日ずっとラグナ
ばっかりやっている私も、危機意識はある。でも危ないと思うのと動き出すと
言うのはまた別な話であって、にんともかんとも。

危機意識と言えば、よくニュースや何かで日本人は危機意識が低いだの何だの
どっかの大学の教授や評論家が言ってますね。それを受けて一般大衆もみんな
評論家のように大丈夫だのダメだの言い合う我が国日本。一億総評論家なんて
言われたりするくらい、みんな事ある毎に論じたがる。

だが、ほとんどの結論が「日本人はダメだな」ってことに帰結します。これは
外国の人達も不思議がることですが、何故自分達をそんなに卑下するのかと。
うーん、まぁ俺は責任を認めようとしない民族性よりは、謝る姿に好感を持ち
卑下したりする国民性の方が好きです。

自分達、または自分を卑下するのには照れやユーモア、または相手を持ち上げ
気をよくさせる一つの方法でもありますが、どうも日本人が日本批判をすると
けなして終わりのパターンにしかならない。改善策も何もなくて、首相が悪い
憲法が悪い、国家が悪い、民族性が悪い……でも、国を変えようとか国を出て
いこうともしないんだよねぇ。

そう、批判が罵倒にしかならなく、物事を改善する意欲が無いとそれは無意味に
衰退させるだけになる。それはいかーん。別に国家レベルの話じゃなくたって
日常生活の中で、意味無く嫌っている、または改善の余地無く嫌っている物は
たくさんあるだろう。

私はハードからソフトまでほぼオールマイティな性癖の持ち主。まぁ、だけど
それはゲームやビデオなどの話であり、実際やれと言われたら躊躇するような
ものだって多いですけどね。

俺はどうも高飛車というか、自信ある女が苦手である。それは俺が自分に自信
無いからとか、どっちかと言えばコントロールしたい方だし、そもそもそんな
タイプの人間は男でも嫌いなのに、ましてや一緒にいる女に我慢できないとか
色々な要因がある。でも、嫌いと言うばかりで好きになろうという、改善策を
見出そうとはしなかった。それではダメだろう。

改善策は色々あれども、視点の変更によりさほど気にならなくなることは多い。
臆病は慎重、乱暴は活発などと小学生の通知票備考欄みたいに考えれば、多少
なんとかなるかも。いや、でも高飛車は寂しがりやとは限らないよな。相手を
小馬鹿にしたり見下したりする奴は確かにいる。けれど、そういう人達も好意を
持たれることはある。不思議だ。性格があぁだと、顔か?体か?

そういうの好きな人、教えて。


 12月11日
去年もそうだったのだが、夏になれば人が増え、冬になれば人が減るのがここ
狂人の檻。う〜ん、更新内容は変わってないような気がするのだが、不思議。
ネット初めて二年になりますが、冬になれば接続者が減るのだろうか?

来客者が冬眠するのかどうか知りませんが、冬はもうごろごろ布団にこもって
いたいですよね。外は寒いし、雪や氷で道は滑りやすくなっていますし、もう
暖かな家で酒呑んでゲームでもして、気ままにした〜い。

そう、最近またラグナロクを始めたことはここでも何度か書きました。しかし
そのラグナにも物足りないものはあります。ネットゲームとは完成しない物語
であるとも言えるでしょうから、不満があって当然。いやぁ、不満の特に多い
ゲームとも称されていますけどね、ラグナ。

だが、ラグナには可愛らしさがある。他のネットゲームもあんな感じのキャラ
などでゲーム作れば集客数結構なものになると思うんだけどねぇ。まぁ、俺が
作れる能力などがないから、勝手なこと言ってるだけですが、そうした個人の
発言から何か動くかもしれない。日記ではあるが、一応誰でも見られるような
ネット配信してるしねぇ、ここも。

そんなわけで、まだまだ制作者の意欲を刺激するという名で妄想を。アメリカ
などの外国向けの絵もそりゃいいけど、やはり日本はアニメーション王国だし
可愛らしい絵で攻めるべきです。大規模ネットゲームの一つの目標は仮想現実
と呼ばれるものにあるでしょう。

つまりゲームの中で人生を体験する。無論ゲームなので、現実ではありえない
ことだってできるわけです。例えばモンスターと戦ったり、仲間と冒険したり
などと言った部分はゲームならでは。

しかし、どんな空想も現実の礎があってこそです。ゲームでも人との出会いは
もちろんのこと商売、制作、釣りなどの生産的趣味、鍛錬、結婚、謀略、死。
様々な要因が我々の追体験を想起させて、熱中させるんだと思います。色々な
人生を仮想体験。おぉ、これぞあるべきゲームの姿!

そう、今ラグナロクでは我が女アコライトがモンクになるため、修行中。素手で
熊を倒そうとがんばっています。それも人生。でも俺は、やはり現実に沿った
ゲームを作って欲しいので、えっちのできる大規模ネットゲームを!

なので、もしも本当にそんなのが出来たら、こうした人生を送りたい。

朝起きて、えっち。つか、ともかくえっち。

腹が減る(食料が減る)と、おもむろに狩りに行く。

狩りの最中の一服として、釣り。ぼーっと川を見る。

狩り終了。蓄えにはならんが、今日分のメシはある。

力尽きるまで、えっち。寝る。

おおおおぉ、こんな生活力の無いゴルゴ13みたいな生活してみてぇ。いやぁ
ちょっとこんな願望あるのかも。日本はアニメーション大国でもあり、世界に
誇れる(?)エロゲー大国。日本のエロは外国でも高評価。いける!

18禁MMO、作って欲しいな〜。


 12月10日
本日は歯医者の日、人生の中で心の乾いた青少年に囲まれるくらい嫌なもので
憂鬱である。もしかしたら最近腹具合が悪いのは、歯医者に通院し始めたから
ではなかろうかと、本気で思う。

前歯や犬歯に詰め物をしてもらい、もう何不自由は無い。が、さすがに詰めた
ものが応急処置なだけに、見栄えが悪い。おまけに前回、さほど痛くなかった
から、ちょっとだけ行こうかという気にもなる。うーん、まぁ一度始めたから
最後まで通院するかぁ。

病院に行った後に学校にでも行こうかな。じゃあカバンでも持っていくか。まぁ
カバンの中には小説と折りたたみ傘、扇子、それと先日叔母の家に行った時に
借りたWindowsXPセット(新品)があったな。XPは出して……。

Σ('A`) ……チーズ。

そうだった、叔母のところに行ったとき、チーズももらったんだった。いやぁ
すっかり忘れていたわ。カバンはこの五日間暖房の近くにあった。無論チーズ
だってそこにあった。……大丈夫だろうか、これ?

とりあえず、誰にも気付かれないように冷蔵庫にこっそり投入しておいてから
歯医者へと向かう。電車に乗ったら、もうチーズのことは忘れた。

治療は腕がいいのか、全然痛くない。むしろ、過去の歯医者通院歴を語ったら
同情されてしまった。うーむ、そんなに悪かったのか、今までの歯医者。だが
腕がよければ俺の悪いところもバシバシ見つかる。虫歯はほぼ全部、おまけに
歯周病、更には上の親知らずが顎関節症を引き起こし、アゴが曲がっていると
言われてもまだ足りない、何か歯を食いしばったりすることが多いらしく、上の
歯がすり減って赤ん坊と同じくらいの大きさしかないらしい。

痛くないし、あまりにもひどいようなので、全部治そうかと思う。いやぁ、まさか
こんなに悪いとはねぇ。結局まだ歯周病がひどいので、肝心の前歯は治療不可。
一体いつになれば治るのやら……ちょっと削ってもらって終了。

学校へ行く前に書店に立ち寄る。スーパーメイドちるみさんの二巻を買おうと
思ったが、売っていない。ただ帰るのも何なので、空想漫画読本三巻を購入。
私は柳田理科雄が好きなのである。

学校へ到着、まっすぐ部室へ。だがすることがない。適当に漫画を読み、後輩と
学食でメシを食い、何だかんだ雑談をしているとおや、九時過ぎてる。こりゃ
長居し過ぎたなと思い、帰った頃には十時半。

……そうだ、チーズはどうなったのだろう?!

急いで二階の居間に行く。二階の居間の冷蔵庫にこっそり入れておいたのだ。
さすがに捨てよう、あれは危険だろう。早く捨てていればよかったと、僅かに
良心の呵責が起こる。誰も食べていませんように……。

銀紙、空箱、満足げな家族の顔。


 12月9日
今日は教授と会う日、火曜日……だけど、先週は風邪ひいて具合が悪かったし
まぁ行ってもいないことが多いので、最近学校に行ってない俺。別に授業って
ほどのものではないし、行っても大したことは無いので、行かずにこの時期は
自宅で論文を進めていた方が有意義なのだが、さすがに何のアドバイスも無い
まま進めてきたら、不安になってきた。

しかし、眠い!昨日は寝る前にちょっと抜こうと思った途端に親父が乱入して
酒をもらいにきたので、ちょっとタイミングを逃し、少し眠い。まさかあんな
時間に、部屋真っ暗だったのに来るとは……って、違う違う、そんな話じゃあ
なくって、学校へ行くかどうかの話だったな。

そう、学校に行っても教授がいないのでは意味がない。行っていなければほぼ
一日潰れたようなものだ。確認をどうするか……そうだ、以前名刺もらったん
だった。えっと、財布のどこら辺にいれたっけなぁ……おっ、もしかしてこれ
かな。どれどれ「先生、ぜひまた来てね☆くるみ」って、これ風俗の名刺じゃ
ねぇかよ。どれどれ、あ、こっちが本物か。

名刺に書かれてあった、我が大学の番号を携帯でかけてみる。実は大学の電話
番号なんて、そうそうかけるものじゃないから、よく知らないのだ。

何度目かのコールの後、事務員が出た。総合受付の人らしく、すぐに学部担当
事務員の方へ電話を取り次いでくれた。寝起きのガラガラ声で教授は今日来る
のかどうか、なるべく明るく丁寧に訊いてみる。

「教授は本日、休講ですね。えぇ、来ませんよ。研究生の方のも全てそうです」

よかった、行かなくて……って、本当にいいのか、俺。完成危ういのに何一つ
指導してもらわなくて、本当にいいのか?一体俺は本当に指導教授なるものが
いるのだろうか?うぅ〜む、そう言えば提出期限すらわからないんだよな。

あの〜、研究生論文の締め切りって、いつなんですかねぇ?

「さぁ、いつなんでしょうねぇ。教授の方は何と言ってました?」

えっ、いや、自分もわからないから事務員に訊け、と。

「こっちもわからないですねぇ」

(;´Д`)……うっそ。

え、ちょっと待ってよ。教授も事務員も締め切りわからないって、どゆこと?
誰も知らないのに、確実に締め切りが存在している。不思議な話だ。けれども
あるからには書かねばいかん。しかし、いつまでに終わらせればいいのか全く
わからないってのは、不安極まりないものである。もうそろそろ締め切りのはず
なのに、わからない。知らないうちに過ぎているかも。うわああああぁ……。
こうなりゃあれだ、冬休み前には完成させておこう。

冬休みっていつからだ?


 12月8日
寒くなってきたなぁと思ったら、雪が積もっていやがる。もうきっと溶けずに
来年の四月頃までしぶとく残ることでしょう。そう、北海道は札幌にもやっと
本格的な冬が到来したと言えるでしょう。

降り積もった雪を見て、身も心も冬モードにギアチェンジ。途端に自分の論文が
ヤバイことに気付く。今まで雪が積もっていなかったから、いまいちカレンダー
見てもまだ余裕かなんて思っていたんですが、いざこうした景色と共に日付を
見てみれば、本気でヤバイと焦る。

え、うっそ、もうこんな時期?!間に合わないよ、まだ半分しかやってないぞ。
なんてこったー、もっと早くからちゃんとやっていれば……。焦っては、毎度
がんばって進めようと思っても、いつの間にかラグナのレベル上げをがんばって
いる俺がいる。ちーがーうー、そうじゃないんだ。

そうだ、絶対にこれはやる気泥棒の仕業だ。俺のやる気をせっせと盗む妖精が
いるに違いねぇ。ちくしょう、早く見つけないと論文も小説も完成しねぇぞ!
ここか!(押入れ)ここか!(机の引き出し)ここかぁ!(ベッドの下)くそぅ
ちょこまか逃げおってぇ〜。

「何やってるんですか、先生?」

むむぅ、そこだ、そこにいるに違いねぇ!(渚のスカートの中)

……(頬押さえながら)えっと、話を戻しましょう。まぁ、日本人は四季の中で
生きる民族であって、その時々の季節で自分たちの時計を合わせているのです。
何が言いたいのかと言えば、道民は雪を見なければいつまでも冬を実感できない
ものなんでしょうなぁってこと。他の地域の方も、それぞれの季節に合わせて
生きているもの、さほど実感は変わらないでしょう。

しかし問題は、冬はロマンチックなエロを味わいにくいということです。例えば
暖かい季節なら、星空の元えっちしたり、川のせせらぎ大地の声に身を任せて
えっちしたり、海辺でえっちしたり、色々なムードが楽しめます。一人身でも
エロゲーなどの世界の中で、様々なシチュエーションを堪能。

けれど冬はどうもやりにくい気がする。雪の中でえっちなどしたら、まず凍死の
可能性が出る。正に昇天、股間の硬直は死後硬直のためか、凍ったためか
性欲のためなのか。やり終えた後に雪を見てもいまいちだし、真冬ならえっち
する前に散々雪を見ているだろうしね、北日本などは。こたつでえっちをする
シチュエーションをたまに漫画で見かけますが、あれは無理じゃないだろうか。
そんなにコタツは高くないし、掘りごたつでも、ねぇ。おまけに上の人が熱くて
たまらないんじゃなかろうか。う〜む、冬はえっちに厳しいかも。

冬はおとなしくひきこもるのが一番か。


 12月7日
晩メシを食っている時、特命リサーチを見ていました。メシ時に見る番組の中で
これは割と頻繁に見るくらい好きなものでして、世の中の謎や疑問、神秘などを
科学的に解明していくってのが好きです。いや、別に俺は現実主義者ってわけで
無く、ただそうした謎を垣間見るのが好きなんです。未だに俺は宇宙人も幽霊も
ネッシーも祟りも迷信も信じていますしね。だってその方が夢があるでしょ。

話を特命リサーチに戻しまして、今日は衝撃の映像ってのを見たんですよね。
何が衝撃なのかと言えば、母体の中の胎児の姿や、血管中のコレステロールや
赤血球などの映像、花の中から花粉採取のミツバチとそれを覗く少年の姿など
実に驚きの映像ばかりでした。無論、鮮明なんですよ。

それを撮ったのは、スウェーデン人の写真家レナート・ニルソン氏という人物。
彼は何やら素晴らしい写真家であり、その胎児を撮りたいと言う情熱から小型
カメラを開発し、現在の内視鏡カメラに役立ったり、彼自身医学の発達に貢献
しているみたいで、エイズウィルスの撮影など、数々の功績を挙げております。
一人の男の情熱が、写真界を、そして世界医学をも発達させる。ブラボー。

大胆な発想力に、独創的な行動、そして類稀な情熱の持ち主である彼は、所謂
天才と呼ばれる一人なのかもしれません。凡人は、幾ら努力しようが才能ある
人物には勝てないものだと、私は思っています。着眼点、感受性、方法論など
凡人とは違いますし、才能ある人が物事始めれば、その片鱗だけですごいとも
思えますからねぇ。

天才の努力には勝てないが、怠けている天才と努力する凡人は同じラインには
並べるとも思っています。持って生まれたものが違っていても、それは土壌の
話であります。豊穣な大地も手間隙かけないと、良い作物はできません。放置
していれば荒れるだけです。逆に例えあまりよくない土地でも、必死に開墾を
進めれば、実りある土地になります。

情熱、我々が失いかけているものではないでしょうか。日々を重ねるにつれて
疲れた体に荷物はそれほど背負えなくなり、徐々に夢を捨てていってしまう。
しかし、夢や趣味、生きがいの放棄をしても、重さなんてさほど変わらないの
ですよ。それがどんな情熱だろうが、自分の、世の中の役に立つのかわからない
じゃないですか!

そこで一人えっちでそのシュミレーションをしてみましょう。

一人えっち程、世の中に貢献しない行為はなかろう。自己性欲処理、誰かの役
などにはまったく貢献しないこの行為を、世界貢献にまで発展させてみせよう
ではありませんか!情熱を持って!

より大きな快楽を求めるため、ダッチワイフに手を出す。

精神の安定も必要と、抱き心地はおろか優しいシーマンのように話す機械開発。

マルチ(HMX‐12)が誕生。お世話もえっちも会話もできるように。

まほろ(V1046−R MAHORO)が誕生。軍事に使われる。

やっぱり女性は壊せないし、おまけに強くてかなわんと、戦争放棄に。

世界平和達成。

素晴らしい、一人の男の快楽追及が、世界平和へと繋がる。先程のニルソン氏
だって、小型カメラの開発技術から始まった。テクノロジーと情熱の融合から
不可能と思われた物事を達成する。今こうして話したことさえ、いずれ誰かが
やるかもしれない。むしろ開発している科学者がいるかもしれない!

メイドは世界を救う!


 12月6日
昨日更新が無かったのは一晩中飲んでいたからさ。メシは美味かったし、酒も
当然美味かった。久々にウィスキーなんぞを飲んだなぁ。その後はカラオケに
行って喉潰すくらい歌って、帰れなくなったので自宅以外の場所で寝る。まぁ
たまにはこんな日もいいだろう。実に楽しかった。

そして今日、飲み過ぎたわけではないのだが、朝方まで騒いでいたために結構
疲れが残っていた。ふと目を覚ましたが、まだ寝たり無い。うーん、もう少し寝て
いよう。やっぱり風邪が治りきっていないんだ。胃がちと辛いかも……。

「おぃ、起きろ。そろそろバイトに行かないとならんぞ」

親父参上。……バイト?何のことだ?ボケたのか、とうとう……。

「今日は俺の姉貴の家のじゅうたんを取り替えるんだろうが」

……おぉ、そうだった!

そう言えば先日、親父から叔母さんの家のじゅうたんを変えるバイトをしないか
なんて言われたんだった。バイト代は金かメシだった。そうか、今日だったか。
うーん、すごく疲れていて眠たいが、約束したからなぁ。行くか。

疲れた体を引きずって叔母さんの家に。そこには叔母さんの友人もいた。うむ
やはり一人や女手ではきついんだろうなぁ。まったりお茶を飲んでから、多少
体が復調したところで働き始める。これと言って重いものは無いが、やっぱり
ガラス食器が詰まった食器棚なんかは重くて……って、最初から中身出せよ!
何で入れたまま動かそうと……こえぇ〜。

二時間程かかって、ようやく終了。割とよくできたために、とても素晴らしく
思えてくるのは小市民の証だろうか。終わったのが昼の三時、腹が減ったけど
メシを食いに行こうにも店が開いていない。焼き肉屋はフットワークがイカン。
腹減った〜、けれどもうみんな焼き肉に目が向いている。

空腹を堪えつつ、ようやく五時に焼き肉を食いに行く。叔母さんお勧めの店。
本当に美味いのかよ〜、そりゃこんだけ腹が減っていれば何だって美味く思う
だろう……マジでうめぇ!

いや、昨日今日と本当に満足。たまにはこんなのもいいよね。今日はゆっくり
休んで、明日から心機一転がんばるか……ん、普通の日記みたいだって?あの
ウナギねっとり乳むっちり(?)なエロトークはどうしたかって?

今日は眠いんですよ、マジで。


 12月4日
まぁ、今日は色々あったので小出しで行かせてもらいます。たまにはいいよね?
そんなわけで、さっそくいってみましょーう。

その1
外出の用事あって、本屋に立ち寄る。ふとスーパーメイドちるみさんの一巻
発見。それまで読んだことは一度も無かったが、メイドと言うジャンルとその
可愛らしい絵柄、何より俺は四コマ漫画が大好きなので購入。帰って読む。うむ
大当たりだ。今度二巻も是非買おう。お勧めである。

その2
先日、友人に保母さんといっしょっ!を借りたが、何と声がでねぇ。この症状は
間違いなくあの人形の館声出ない事件と一緒の症状。BGMは出るけど、何故か
声が出ない。もう声無しのエロゲーには耐えられないんだよ〜。

これはもうサウンドカードが腐っているに違いない。そもそもDirectXが
エラーだと言ってるもん。うむ、やはり古いサウンドカードじゃダメなんだ。
幸い我がマザーボードはオンボード、サウンドカードが無くても音が鳴る。

けれど問題は現在のWin98じゃ動かないってこと。98SE以上のOSじゃ
ないと動作しない。うむむ、OSいじったことなんてねぇぞ、俺。だがしかし
このままじゃ快適なエロゲーライフが育めない。よーし、幸いMeがあるから
これでアップグレードしよう!

で〜、アップグレードしました!サウンドカード入れました!

_| ̄|○ エラー連発します。起動時にどっかつまづいているらしく、このOSでは
このプログラムには対応してません、とか言われる。解決方法わからず。

_| ̄|○ オンボードサウンドに設定しても、鳴りません。何がどうなっている
のか、素人にはさっぱりわからぬ。おまけに再び始めたラグナロクはまだしも
普通に声の出ていた巫女姉妹すら声出なくなった。むきー!

……Meって、アップグレードって何だろう?声が、聞きたいです……。

その3
腹痛や下痢が治まらないどころか、咳まで出てきやがりました。長引いたらちと
困るので、病院にGO!最近病院に行ってなかったしなぁ、病院好きな俺には
ちょいと寂しい日々だった。まぁ、どうせ風邪って言われるんだろうけどね。
なんて思いながら診察室へ。

検温して下さいと言われるが、熱は無い。そもそも風邪をひいても滅多に熱が
出ないのだ。計ってもやっぱり36.3℃。平熱である。むしろ今日は調子が
いいかもしれない。本当にヤバイと病院に行けぬ。

医者とご対面。途端、医者は大きく目を開いて、俺をじっと見る。何だろう?
まさか惚れられた?!やめてくれよ、男、しかもオッサンじゃないか、アンタ。
……って、そんなわけないよな。何だろう、そんなに悪いのか?

「……点滴していく?」

えっ、点滴?!そんなに悪いの、俺?まだ何も言ってないんだけど……。

「顔とか、特に唇とかカラカラだよ。ひどいね、こりゃ」

まさかそんなに言われるまで悪いとは思っていなかったので、ちとビックリ。
ただの風邪ですね、お大事にとか言われて、な〜んだ、って思う予定が、突然
点滴していけ、ひでー脱水症状が見えると言われたからねぇ。おまけに今日は
調子のいい方であって、唇などが乾いているのはいつものことだ。とりあえず
点滴は面倒なのでお断りした。しかし、これでひどい脱水症状ねぇ。

……てことは、俺は毎日ひどい脱水症状なのか?

毎日三リットルは水や麦茶を飲んでいるこの俺が、まだ水分が足りないなんて
バカな!?吸収できていないんだな。うーむ、じゃあガンガン酒を飲もうか!
水分補給だ、体のためだ!

「……お酒呑むから、脱水症状になるんですよ」

それでも酒はやめられぬ。


 12月3日
水曜日は歯医者の日。嫌いな嫌いな、大嫌いな歯医者の日。しかし、一度通院
し始めた以上、通わねばいけません。一応歯に詰め物されたけど、その歯自体
ボロボロ過ぎるのを無理矢理詰めただけなので、すごく汚い。うむむ、これは
さすがに爽やかモテ系とか言えないぞ。

そんなわけで仕方なく行こうと思っていたのだが……やっぱり腹が痛い

でもね、ちょっと聞いてよ。流行に疎い俺が、流行最先端にいるんだぜ。服や
車はおろか、FOMAが北海道で100%普及しているこの時代において、俺の
携帯はauだけどまだcdmaOneだぜ。バックライトは緑、画像って何だい?
モノクロ三和音だぜ、ひゃっほー。服などには吝嗇なので、ありあわせのでも
いいと思い、CDだってロクに買わない、収入のほとんどを酒に費やすダメ人間
そのものの俺だけど、風邪くらいは流行に乗れるぜ!

('A`)なんで風邪だけ……。

ともかく今日は腹痛の上に便所籠城作戦が行われたために、歯医者を断念する
はめに。腹も痛いし大人しくしていようと思ったんですが、最大の敵が出現した。
そいつの名前は、

いや、もう暇、とにかく暇。本日の予定は歯医者に行き、診察を終えたら久々に
ラグナでも復活しようかと思っていたからウェブマネーでも買い、そのまま帰る
のも何だから、部室にでも寄ろうかと思っていたのに、に〜。

ドラクエVはクリアしたし、サンサーラナーガは飽きたし、空想科学読本等は
飽きるほど読んだし、妹から借りたウルフ物語は読み尽くしたし、かと言って
卒論をやる体力は無い。

昔は風邪をひこうが熱が出ようが、暇なら一人えっちに勤しんでいた。風邪を
ひいているくせに一日五回とかしていた。だが、今はそんな元気が無い。いや
ムスコも大人になったから落ち着きが出来てきたのかも……イヤじゃ〜。

そう、昨日酒を飲んだけど、一人えっちはしなかったんですよ。てか、普通に
具合悪くてできなかった。酒を飲んでいて眩暈がして、それでも呑み続けてて
さぁて時間だ、そろそろやろうかと思ったが、ムスコぐったりパパげんなり。
うわぁ〜ん、もう寝る〜。

軟弱者がぁ!(股間に向かって)


 12月2日
今日は教授と会う日である。卒論もいつの間にか序論と一章だけで三十二枚程
書いた(換算は四百字詰め原稿用紙)。あとは目次と二章、三章、終論だけだ。
最低あと十八枚書けばいい。いざとなれば無理矢理終わらせられるだけあって
何とか完成の目処が付いた。さて、学校に行こうかな。

ところが、朝。思いもかけない自体が我が身に降りかかった……。

「先生、起きて下さい。学校行くんですよね?」

(;'A`)……具合悪いし、腹が痛い、とても痛い……。

寝起きで昨日呑んだ酒が悪さしてるのかなぁとも思ったが、一向によくならず
結局今日は寝てることにした。まぁ、寝ていれば治るだろうさ。論文は自宅で
進めていた方が、教授も安心するだろう。うん、きっと知らずうちに飲み過ぎ
だんだろう。ごろごろ。

しかし、昼になっても夕方になっても、ゾーマを倒してやっとドラクエVクリアしても
まったく良くならぬ。それどころか折角ドラクエVをクリアしてエンディング見ている
最中、猛烈な腹痛に襲われ、ベッドの上で悶絶しながら便所に行きたいのを我慢
して見ていた。もしファミコン版じゃなく、スーファミ版だったなら我慢しきれなかった
だろう。危ないところだった。

んで、これを書いている今(現在二十二時)も猛烈な腹痛と頭痛に苛まれている
ために、これにて今日の日記をやめておこう。つーか、普通に辛い。うぅ〜む
季節の変わり目(?)だから風邪ひいたのかなぁ。それとも流行っているのかも
しれんぞ。いやいや、夜中におなにぃしてるからな?もしかしたら禁断の言霊
である「最近風邪ひいてねぇな」を言ってしまったからかも!?

作者急病のためこれにて終了。


 12月1日
いつもいつも思う上に口にするのだが、あっと言う間の一年。光陰矢のごとし
ってなわけで、今年も残すはあと一ヶ月、師走ですよ、エロ漫画家じゃなくて
ラストマンスリー(合ってるのか?)なんですよ。

十二月にもなって雪が積もっていない札幌、ちと妙な光景です。この時期に雨
降ったりするなんて、ありえねぇ。寒くはありけど、布団から出られないとか
そんなレベルではない。暖房点け忘れは絶望へのダイブとか、そんなことなど
まだ無い。う〜ん、いまいち冬らしくないなぁ。

別にこれ以上寒くないとダメだとか、雪が豪快に降っては積もらないとイカン
だとか、そんなわけではない。むしろ寒くなりすぎず、雪も観賞用にちらほら
降ればそれでいいのだ。ただ、ちょっと物足りなくてねぇ……。

そう、この時期の雪が積もり、顔が凍るような寒さと言うものは、もこもこの
コートのようなものです。あぁ、当然女性着用のね。一見すればカワイイ上に
その下の姿を想像したりなどしては楽しめるものの、すぐに厚ぼったく感じて
目を見張ることは無くなるし、体型はわからんし、その下の私服はわからんし
ねぇ。コートだけなら同じようなのがあるから、見た目が一緒てのは辛いな。
大体、高校生の頃だってずっと冬服見ているのは辛くなっていたんだ。二十歳
過ぎた女がそろいも揃って同じような格好は、イヤじゃ。

ただ、冬服も先程ちらと述べた、想像を刺激してくれる良さがある。夏服だと
ダイレクトで眩いバディが拝める反面、あまり見たく無い方々の肌を無駄に見て
しまったり、おっさんなどの汗がいやん。冬は電車などクソ暑いものの、まず
簡単に見えることも無いので妄想が発達、見たくなければ考えなければいいし
汗もダイレクトにつかない。一長一短。

また、雪が降るのには単にはらはら舞うのが綺麗で、女と一緒にいた時にわぁ
綺麗だの、寒いね〜だのと言うだけにあらず。雪は綿では無い、水分が凍って
できているのだ。

なので、自然と冬は濡れた髪の女性が多い。雨ほど雪は傘をささず、多少濡れ
ようがかまわない人は多い。頭に積もった雪をぱぱっと払うけど、濡れた髪は
そのまま。濡れ髪は可愛さ20%アップ。冬はほぼ毎日拝める。おまけに滑って
転ぶ姿にちょっとドキドキ、あわよくばパンツ拝見。

いつの時期もパンツに帰るのです。