狂人日記

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 7月14日
昨日クーラーがガンガン効いた部屋で裸になっていたからか、ちと風邪気味です。
「借銭は友を失う」なんてゲーテも言ってるのに、ソープのために借銭して、かつ
風邪をひいたなんて……爽やかモテ系サイト管理人らしくありません

あぁ、喉が痛い。これから夏、大好きな季節なのにいきなり風邪をひいたまま
突入することはできません。これはしっかりと治さないといけません。しかし
俺、薬ばかり呑んでいるような……。これは逆にマズイのでは?

しかし呑まないと治らない。どうしようかと考えた結果、やはり酒を呑んで
治すことにしました。いや、ただ呑みたいからじゃないんですよ、言い訳じゃ
ないですよ、ここは仕方なく体を治すために呑むんですから。ほら、卵酒って
あるじゃないですか。かの横山大観だって瀕死の時に酒を呑んで全快したって
くらいです。酒は病気の時にいいんですよ。

そんなわけでビールを買いに行きました。行き先は近くの大型スーパーに決定。
ただビールを買うのも何なので、少し店内を散策。ほぉ、最近は冷凍食品の数が
すごいなぁ。おや、この調味料いいなぁ。ふーん、なるほどねぇ。

って俺はを買いに来たんだった。とっとと買って帰ろ……ん、白身魚のフライ
美味そうだな。そうだ、たまにはエビ天でも買うかぁ。おっ、このチーズは結構
美味そうだから、これも買うか。そう、これは薬を呑むために必要なものなんだ。
だって薬は苦いですから。

さて、買うもの買ったことだし帰るかぁ……。

ザァァー

うげぇ、すごい雨だ。こりゃ止みそうにないなぁ。ぬぅ、仕方ない、ここは
急いで帰るとするかぁ。あぁ、冷たい。すぐにパンツまで濡れ濡れになって
しまった。でも濡れてるのは俺だけじゃない。きっとこの近くで俺と同じ様に
傘がなくて濡れている女の子がいるはず。「あぁ、どうしよう、下着ももう
ベチャベチャだよぉ。あっ、自転車がガタンって揺れる度に濡れたパンツが
勢いよくサドルに当たって……何だかえっちな気分。くしょ、くしょって
感じて、それがまた……もぉ、こんなこと考えていたらダメだよ。あーあ
早く帰ってシャワー浴びよう」
なんて女の子が……ハーックション。

ようやく帰って着替え、外を見てみたら晴れてる。ちっくしょう、あの雨は
何だったんだ?狙いすましたように降るなんて、ついてないなぁ。まぁ、早く
薬でも呑むか。

あぁ、美味い。つまみが、ビールが美味い。呑んで体を早く治さないと。よし
腹痛いのが治まってきたぞぉ。喉の痛みも無くなってきた。これぞ呑めば呑む
ほど治っていく魔法の薬……。ん、ちと眠くなったから一眠りするか。

当たり前ですが、寝れば魔法の薬が呑めません。呑まないと魔法が持続しません。
そんなわけで起きた途端に頭痛、喉の痛み……。

また魔法をかけなおさないと。


 7月13日
今日は久々に本州から帰ってきたという友人と一緒に呑みにいきました。

いやぁ、金はあまり無いものの行かないのは不義理です。だからってわけでも
ないのですが、やはり呑みに行くのはいいものです。そんなわけで行き付けの
呑み屋へ。

今日は何だか胃の調子がよくなかったからか、いつものようには呑めません
でした。うむむ、おかしいなぁ、一時間半でビール一杯と日本酒五合かぁ。
あ、あれ、友人はもう酔ってるみたいだ。あまり呑んでいないのに、仕方ない
なぁ……。

友人の提言でどこか遊べるところへ行こうと。異存はなかったので俺達は店を
出ることに。さて、どこへ行こうか。

俺:「カラオケはどうだ?」

友人:「う〜ん、いいねぇ。でも、まかせる」

俺:「じゃあ、ボーリングはどうだ?」

友人:「う〜ん、いいねぇ。でも、まかせる」

俺:「……じゃあ、ソープにでも行くか?」

友人:「今日はお前にまかせるよ。あぁ、もう酔ってるなぁ、俺……」

そんなわけで酔った友人を連れて風俗へ。ん、何故に風俗かって?だって俺は
まかされたんですから。それにたまには店のおねーちゃんと遊びたいですし
それに友人が貸してくれるって言っていたので。

そんなわけでソープへ。まかせると言ってた友人も店の前に来ると怖気づいて
渋ってます。だが、どこでもいいと行ったのは友人。俺は目で力強く説得すると
店の中へ。友人も無論付いて来ます。

待合室で待ってる時間、俺はのんびりテレビ見ていましたが、横では友人が
こういう店は初めてらしいのでガチガチです。隅っこで「怖いなぁ、おい」
とか言って震えています。何をそんなに怖がる必要があるのかわからない程
怖がっています。

話し合いの結果、俺が先に行くことに。お相手のおねーちゃんは結構美人です。
まぁ、詳細を書くとえっちなサイトみたいなので割愛しますが、なかなかに
有意義な時間でした。

あ、いや、これだけは言わせて下さいよ。ほら、そんな目で見る前に俺の言い分を
聞いて下さいよ。あのですね、今日はとても暑かったんですよ。で、出掛ける前に
シャワー浴びたんですが、やはり酒呑んだら汗かいちゃったんですよ。それで
ベタベタしていたのがイヤだったので、ちょっと汗を流そうと……。

汗以外のものが流れましたけど(爆


 7月12日
前回胃カメラを呑んだ時にもらった薬がすっかり無くなっていたにもかかわらず
そのまま放っていたら、また最近腹が痛くてたまらなくなって、仕方なく病院へ
行くことにしました。

「ストレスとお酒は体に溜めないように」なんてことを言われて薬をもらう。
所要時間十分かかってません。近所で腕も人柄もよくて早い。結構いい病院
です。いや、俺、病院が結構好きなんですよ。ナース目的じゃなく、なんだか
注射されたり診察されたりして「あぁ、疲れた」なんて自分が好きなんですよ。

そんな話はどうでもいいとして、病院から薬をもらうと一路エロ本探しに近所の
コンビニなどを探します。いやぁ、前は割と近くに中規模の書店があったんですが
潰れてなくなってしまったんですよ。で、仕方なくコンビニへ。

児童ポルノ法案のせいか青少年保護の目的か、最近は我が近所にあるコンビニの
エロ本ラインナップが目に見えて質も量も低下しています。エロ本自体置いて
いない店もあるくらいです。あってもエロくないエロ本ばかりです。ダメだ!
こんなのじゃムスコが喜んでくれない。あの頃、中学生時代の俺ならばどんな
ものでもオナニーできたが、今は脳内エロ司令部が選択なんて余計な知恵を
つけてしまったからか、中途半端なものじゃダメなんですよ……。

そのくせ諦めきれずに寄ったゲオで見た漫画本を立ち読みしていた一見すると
地味なポニーテール女子高生(推定一年生)の夜の秘密の一人遊びを勝手に
想像していた俺。「あぁ、こんなことママに見つかったらきっと怒られちゃう。
ううん、マミやナオミだってきっと私のこと違った目で見るようになるかも
しれない。……んっ、でも、止められない。こんないけないことしている私が
もしかしたら本当の私なのかも……やぁあ、もうこんなに濡れてる。いつもは
怖くてできなかったけど、指、挿れてみようかなぁ……」
なんてこと夜な夜な
しているかもしれないかと思うと、こんなに真面目そうな娘でももしかしたら
……って、そういう本探さなきゃ。

しかし見つからない。ちくしょう、この熱い昂ぶりをどうすればいいんだ?!
新作が欲しい。ビデオでも本でもいいから……ん、そうだ!

考えてみれば我が家の近くにはエロ自販機があるじゃないですか。時刻は四時。
高校生が帰る時刻ですが気にしなければ大丈夫。そう、エロ自販機じゃなくて
書店だと思えば恥ずかしくもなんともありません。さぁ、いざ行かん。

自転車を走らせ、自販機まであと少し。ん〜、女子高生ものかなぁ。それとも
SMかなぁ。放尿なんかもいいなぁ。夏だからスクール水着ってのが一番だ。
あぁ、楽しみだ。

さて、そろそろ曲がろうか……ん、うるせぇな、誰だよクラクション鳴らされて
いる間抜けなドライバーは……。

「よう、涼。今病院から帰るとこなのか?」

なにぃ、親父?!間抜けは俺だったのかぁ?!

幾ら買ってることがバレたとしても、家族に買ってる現場を見られるのは流石に
恥ずかしいです。ほら、俺はナイーブなんで。てなわけで断念!

過去の遺産に頼ることにします。


 7月11日
朝から土砂降りの雨です。きっと、いや、間違いなく台風の影響でしょう。風こそ
なかったものの、とにかく雨。そしてちょっと肌寒い。

そんな天気なので病院に行くのを止めて、家でゴロゴロ。あぁ〜、何もする気が
起きない。でも、まぁこんな日は外出する奴を可哀想に思いながらぼんやりする
のも悪くはないなぁ。コロとでも遊ぶか……ん、誰か来たのか?

「桐生さん、来たぞ」

こんな土砂降りの日に自転車に乗って現れたのはけこやなさん。幾ら家が近い
からと言っても気合の入ったことをしてくれます。だが、そもそも何故こんな
日に来たんだい?何か切羽詰まったことでもあったのかい?

「いやぁ、AOC(エイジ・オブ・エンパイア2)早くやってもらいたくて」

最近(とゆーか結構前)からよく行くチャット仲間同士で対戦していたんですが
どうも人数が八人にならないと面白くないので、俺にも覚えてもらおうと前から
言われていたんですが、まさかこんな雨の日に来るとは……。

まぁ、最初は操作方法も何もわかりませんから一通りやってもらうことに。
当然ですが、手馴れているので解説されてもさっぱりわかりません。サクサク
進んでいきます。うむむ、こりゃやはり自分でやらねばイカンなぁ。

とゆーわけで普段なら絶対にやらないチュートリアルをやって覚えることに。
最初はバカにしているのかと思うんですが、これが最後になっていくとズブの
初心者の俺には結構な難しさに。横でアドバイスをもらわないとチュートリアル
すらクリアできなかったでしょう。

ようやく全てクリアし、ほっと一息ついたところでけこやなさんが、

「まぁ、対戦で最初の五十戦は負けまくるけど、気にするなよ」

……またネットゲーム廃人に逆戻りですか。ようやくラグナロクに飽きてきた
ので遠ざかっていたのに、また……。うむむ、練習合わせたら洒落にならない
時間をつぎ込むことは必至。でも面白いからいいか。

二人でなんだかんだと遊んで過ごしていたら腹が減ったのでピザを食うことに。
久々のピザはとても美味かった。腹も膨れた。満足した。

だが、ヒゲにピザがついたんでしょうね。息する度に、

チーズ臭いです。


 7月10日
今日は天気がよかったのでデートをしていました。と言ってもオシャレな店を
知らないし、またそういうのがキライな俺と彼女は近所の店をブラブラしながら
お喋り。初夏の日差しも、まだ一時の涼風で和らぎます。

心の安らぎ、うららかな日。だが……。

ドスッ!

ぐぇ……。

「お兄ちゃん、起きて〜」

……人が気持ちよく寝ていたところに妹がフライングボディアタック。折角
いい夢見ていたのに台無しです。ってか、何するんだコノヤロウ?!

「チャーハン作って。おなか空いたからさぁ」

聞けば授業は午前中に終わり、帰ってきたら誰もいない。で、気持ちよく寝て
いる俺にちょっとムッっときたらしく、攻撃。そしてメシを作ってもらおうと
思ったらしいんですが、普通に起こせ、愚妹よ!

仕方なく二人前のチャーハンを作ることに。まぁ、得意料理ですから調理も
手馴れたもので、あっと言う間に完成。ついでにサラダでも作ろうかと思い
野菜を切ったりして盛りつけ、ゆで卵作ってサラダも完成。さて、食うか。

「ごちそうさま。すっごく美味しかったよ」

……ごちそうさま?

見ると皿は綺麗さっぱりに空。チャーハンは残っていません。普段は茶碗に半分
しかゴハンがなくても残すような奴なのに、細身の女のくせにどこにチャーハン
隠しやがったんだ?ってか、俺のメシは?!

もう一度作るのも面倒だったので俺はお茶漬け。あぁ、ちくしょう。

食い終えると暇です。ゲームをする気力も何もないです。ビールも生憎ありま
せん。外は雨だからというわけでもなく、昼間はあまり動きたくありません。
かと言ってすぐにまた寝るのも何だかもったいない。そこで、

リンクページでも改装してみるか。

以前友人からもらったタグ表を取り出し、それを参考に見やすく作ってみようと
思ったものの、さっぱり意味不明です。使い慣れていないタグはダメです。どこに
どう打ち込めばいいのか見当もつきません。

そこで知り合いのリンクページを参照することに。で、ふと目に付いたのが
いたちさんのSnowFlake。ちとソースを拝見して、プリントを確認
すれば、きっとわかることでしょう。

えーっと……おぉ、これをここに当てはめれば表みたいになるんだ。ん、これは
なんだろう?……わからないのはパス!えぇっと、次は……。

てな具合で一応完成。これを期にちとリンクも整理ってことでいくつか削除
しましたが、その審査基準は秘密です♪
(いや、ちゃんと巡回はしてますよ、残ったとこも、そうでないとこも)

まぁ、一応完成報告と言う形で、教えてもらった友人に報告。

「桐生さん、もうちょいかっこよく作ろうよ」

これが今の限界です(汗


 7月9日
何と来週から我が大学は夏休みに入るらしいです。あまり学校に行っていない
俺の耳には昨日一昨日までそんな情報はなかったので驚きです。幾ら普段授業が
ないから夏休みも今も変わらないだろうと思われても、やはり違うものです。

夏休みに入るんでしたら卒論のためのゼミを二週連続でサボっていたツケを
払っておかなければなりません。そんなわけで今まで調べた資料をまとめたり
して、今日のゼミに挑んだんですよ。

こんなに意欲的に授業に出るなんて久々です。よーし、今日は先生とたくさん
卒論について話そう。ってか、丁度行き詰まっていたとこだから夏休みに入る
前に聞いておかないとヤバいんだよなぁ。

学校に着いた時間が丁度授業開始時間でした。だけど来るまでに少し疲れた
ので、部室で一服。積まれていた「笑うせぇるすまん」を読みふけり、後輩と
お喋りして……さて、行くか(40分遅刻)。

えーと、教室はここだったな。

ガチャ。

……

…………あれ?教室間違ったかな?

教室の中には見知らぬ学生が数人。先生の姿はありません。見慣れた生徒なんて
一人もいません。まさかあの先生が40分で授業を終えるはずがありません。
そんなわけで何事かとキョトンとしていると、室内の学生が俺に挨拶してくる
じゃないですか。無論面識の無い学生ですよ。彼は挨拶を済ませると出し抜けに
俺に向かって、

「あ、俺ら卒業生じゃないですから、写真はいいです」

……はっ?

何を言ってるんだ君達は?

写真って何だ?

混乱しながらふと我が身を見てみれば、ジーパンに白いTシャツ、その上に
釣りにでも行きそうな感じのベスト、黒い大きめのカバン、そしてヒゲ面。
そういえばこんな格好の卒業写真などを撮るカメラマンがウチの学校にいた
なぁ……って、もしかして俺、その人に間違われたの?だってあの人は白髪の
年の頃50歳のオッサンですよ。え、間違われた?

ちょっと悲しくなってそそくさと教室を出た俺は、一路教授室に。ここならば
先生に会える。会わないと俺の卒論がヤバイ。

教授室には鍵がかかっていました。まぁ、どこかメシでも食いにいったのかと
思いつつ、先生の行動を知らせるプレートに目を遣ると、

『出張』

……えっ、出張?!

不意に頭に浮かんだのは三週間前の先生との会話。

先生:「いやぁ、今度学会の関係で韓国に行くことになってねぇ」

俺:「あ、いいですねぇ。お土産よろしくお願いしますよ」

何にもよくねぇ!ってか、韓国に行ってるんだったらそりゃ学校のどこを探し
ても見つかるわけないよなぁ……。

先生、せめて美味いキムチ下さいね(涙


 7月8日
今日は後輩が退院したということで急遽呑みに行くことに決定しました。

いやぁ、金なんて無いんですけど、この後輩にはたくさんエロゲーを貸して
もらたり、パソコンの不具合を治してもらったりと恩を数えきれないほど受けて
いるので、付き合ってやろうと。まぁ、それだけじゃなく、呑める人間がこの
後輩を含めて数少ないものですから。

そんなわけで数人引き連れて呑み屋に行ったんですが、いやぁ、たまに何人かと
呑むといいもんですねぇ。あまり話をこちらから積極的にしなくても楽しいもの
ですねぇ。

しかし酒に慣れていない後輩は次第に潰れていきます。こちらがいつもの調子で
呑んでいても、やはり吐いたりうつ伏したり……。まぁ、一歩間違ったら俺も
こんな調子になるんであまり言えません。ってか、わかってるからこそ優しい
対応をしてあげます。

で、呑みもいい感じで終わって帰宅途中に馴染みの友人(遠方)に久々に電話
したんですよ。この友人は沖縄旅行に一緒に行ったくらいの親友。あぁ、最近
元気にしているかなぁ……。

「もしもし、俺だけど元気?」

「お、久々だな。元気だよ(後ろで女声で「あはは、だ〜れ〜?」)」

……プチッ(通話を切断)。

さ、さ〜て、気を取り直して別の親友に……。

「やぁ、俺だ。元気か?」

「う〜ん、まぁ元気だけど、最近高校生に好かれちゃってね……」

プチッ(強制通話切断)。

酒じゃなくて、女で酔わせて〜。


 7月7日
今日は七夕です。だからと言っていいことは何もありませんでした。むしろ
悪いこと(自分が)がねぇ……。あぁ、胃が痛い。助けて俺の織姫様〜。

確かに昨日ちょっと呑み過ぎました。いやぁ、勝利の美酒は美味いものでして
ガンガン呑んでしまい、軽い二日酔い。でもビール呑みながら札幌国際ハーフ
マラソンを見ていたら治ってしまいました。

さて、そのハーフマラソンなんですが、地元札幌でやってるだけあって、テレビに
映る建物など見たことある馴染みのものばかり。そこを世界のトップランナーが
疾走して行く様を見るのは、やはり何かドキドキします。

今は昼から酒呑んでゴロゴロしている俺も昔はマラソンランナー。フルマラソンも
ハーフマラソンも走ったことがあります(そのことが部活の顧問にバレてすごく
怒られたことがありますけど……)。まぁ、タイムはヘボかったんですが、今は
いい記念です。

マラソンと言えば給水。あれって見ていてカッコイイですよね。颯爽と走り
ながら給水ポイントでガッと紙コップを掴み、二口三口呑んだあとには頭や
足に残りをかけて、ポイッっと投げ捨てる。アナタも一度はやってみたいと
思ったことあるでしょう?

でもね、あれすごく難しいんですよ。まず走りながら紙コップで水なんて呑め
ませんから。何回かやってようやく慣れましたが、最初の時は要領がわからない
ものですから急にコップを傾けてしまい、鼻に水が入ってしまい、すごく苦しい
思いをしました。

それから頭や足に水をかけたんですが、その日(初マラソン)はすごく寒い日
だったので、後で風邪ひきました。足もそんなことしたために肉離れを起こし
ました。……少し考えれば寒い日に水かぶるなんて自殺行為だってわかるもの
なんですけど……やってみたかったんですよ!

いい想い出になりましたけどね。左足が肉離れ起こして紫色になったばかりか
倍くらい腫れたこと(それでも完走した)や、別のマラソンで途中心臓が苦しく
なってコース途中に設置されていた医療テントを覗いたら誰もいなくて結局
完走したこととか、レース前にみぞれが降って、凍死しかけたこととか色々
ありますが、やはり一番の想い出は目の前を走っていたのが、

織田無道だと気付いた時です。


 7月6日
大体三日で一升空けてしまうペースで毎晩日本酒を呑んでいる俺ですが、先日
ディスプレイを買ってしまったがために金がありません。金が無いと酒が呑め
ません。酒が呑めないと死んでしまいます。かといって労働は極力したくない
ワガママな性質。

だが、残りの酒は一合。一升瓶にちょっとしかありません。

これでは今晩にでも干からびてしまいます。干からびなくても、かなり苦しい
思いを味わってしまいます。イカン、何とかせねば。だが金は無い……。

どうやって酒を工面しようか考えながらメシを食っていると、母親がいきなり
ニコニコしながら俺のところへやってきました。

「涼、ボーリングにでも行こうか」

ふむ、悪くない。たまには体を動かすのもいいだろう。まぁ、軽く投げて運動
不足を解消……ん、まてよ、これは使えるかも。

俺:「なぁ、2ゲームでハンデ110やるから、勝ったら酒買ってくれ」

母:「いいよ。でも負けたらアンタ、風呂掃除ね」

交渉成立。これで負けるわけにはいかなくなりました。勝てば一升です。今日
呑めるか呑めないかはこの勝負にかかっています。ちなみにこの会話を聞いて
いた爺さんも自分に勝てば酒を買ってやるといいましたが、爺さんは洒落じゃ
済まされないくらい強いので、諦めモード。

そんなわけで、家族内賭けボーリング大会の始まりです。

負けられない。その想いはすさまじく強く、家を出る前にこの勝利を確実な
ものにするために俺は親父からビールを一本もらい、呑んでから挑みました。
無論勝ったら親父に少し酒を分けるという条件で。

呑まなければ何もできない俺ですが、呑んだらパワーを発揮します。序盤から
飛ばしてガンガン攻めていきます。呑んだおかげで、ストライクのポイントが
ハッキリ見えるので、ストライクやスペアの嵐です。

対して爺さんや母さんは不調のようで、スコアが伸びません。結局1ゲーム目は
俺が178の大勝。もはや酒はもらったようなもんです。

だが、これで爺さんに火を点けてしまったらしく、2ゲーム目でいきなり爺さんは
フォース(四連続ストライク)を出す始末。母さんももう100差つけられている
からなのか、信じられない好投を見せます。ヤ、ヤバイ、酒がぁ……。

だが俺とて負けてはいられません。勝たなければ地獄が待っています。そんな
わけで爺さんを追いかけつつ、母さんを引き離しにかかります。

9フレーム目の時点で母親への勝利は確定。爺さんには17ピン差です。これで
次の10フレーム目でいきなりストライクを取られたら負け確定です。爺さんも
やるもので、ストライクこそ逃したものの、スペアを取って差は36に。

だが俺は9フレーム目にスペアを取っている。逆転の可能性はあるんだ。

てりゃ!

ゴロゴロゴロゴロ……。

……いけ!

…………よしっ!

………………おおおおっ!

スカーッン!!(ストライク)

(ユ〜オン、マイ、デェ〜ステニィ〜)←ゴールデンボールのテーマ。

逆転成功です。あとの2投もそつなくこなし、スペア。結果173で俺の勝利。
いやぁ、こんなに調子のいい日はなかなかありません。さすがアルコールパワー。
酒がかかっていると、呑んでいると違います。

手元には二升酒〜♪

気が付けばもう6日。今のところ何とも無いのでKlezウィルスは駆除成功みたいです。


 7月5日
パソコンが直ってとりあえず一安心。ってなわけで今日は先日からやりかけだった
LoveLetter(エロゲー)をひたすらやっていました。

いや、これエロじゃない18禁みたいなもんですよ。エロもあるが、とにかく
残虐。でも話が面白い。ってなわけでパソコン壊れていた間にできなかった
残りのシナリオを一気にクリア。うぅ、久々に面白いゲームだったなぁ。

記憶が鮮明の時に詳細を残しておこうと思い立ち、久々にレビューを更新。ただ
これ一つだけ更新ってのも味気ないので、もう一つ追加しようとビールを呑み
ながら作業。いやぁ、パソコン直って少し浮かれているのかも。

気分よくレビューも書き終え、一眠りしようかと思いベッドへ。あぁ、起きたら
晩メシ食って、日記更新して、酒呑んで執筆して……あっ!

明日って、6日だよなぁ。

いつもならそんなこと気にしません。カレンダーを見ても予定は入っていません。
ですが、我が脳内カレンダーにはちゃんと明日は大事な意味を持つ日なのです。
それは何かと言いますと、Klezウィルス発症の日

あああぁ、困りましたよ。幾らオンラインスキャンやノートン先生のウィルス
スキャンをかけてもウィルスは検出されませんって出ていても不安です。これは
バックアップを取っておくべきでしょう。

でも、全部コピーしたらウィルスも一緒にコピーしてしまうかも。ってか、全部
コピーするには時間が無い。えぇっと、とりあえずエロ画像に、エロゲーの
セーブデータに、ホームページのフォルダに……あぁ、どれからやろうかなぁ。

まてよ、こう言う時こそ冷静にならなければ。よし、消去法で必要なファイルを
コピーすることにしよう。

エロゲーのセーブデータは全て見終えたのでいらないかも。脳内メモリーに
しっかりと記憶されているからなぁ。エロ画像は後輩達に全て送ったから後で
回収すればいいし、ラグナロクのファイルもデータはサーバーに保管されて
いるから、後でクライアント落し直せばいいし……。

あれ、ってことはサイトのデータ(1350バイト)だけ?

ってことで、あんなに大騒ぎしたのにフロッピー一枚に楽々収まってしまいました。
あぁ、でも願わくば発症しないのが何よりです。

明日の結果をお楽しみに♪


 7月4日
ここ10日くらい前からパソコンをずっと起動させていると、次第に画面が
ちらついて、最後には見えなくなるっていう謎の現象が起こっていたんですよ。
で、ここ数日は更にひどくなっていくばかり。

ウィルスは駆除できたのに、この不具合はなんだろうかと考えた結果、もしか
したらグラフィックボードが壊れてしまったのかと思い当たりました。いやね
我がパソコン内部は掃除しないからホコリが溜まってすごいんですよ。たまに
掃除したらもう……。そんなわけで掃除しようかなと、グラフィックボードを
取り外してホコリを除去。凄まじい量のホコリが取れました。

そしてグラフィックボードをはめて、起動してみようとしたら……。

映らない。

あ、あれ、とうとう破滅しちゃったんですか。全く何も映らないんですけど。
今まではブレまくって最終的には画面がメチャクチャになってもBIOS画面
くらいは出たのに……。そ、そういえば汗ばんだ手で触ったから壊してしまった
かもしれない。あぁ……。

と言うのが7月2日の日記を書き終えた直後の事態。そして3日の日に安物の
グラフィックボードを買って、取りつけてみたものの、やはり何の反応も示して
くれない。

あぁ、ってことはディスプレイなのかなぁ。初めてパソコンを購入した7年前の
面影を残しているのはこいつだけなのに、とうとうガタがきたのかぁ……。

そして今日、友人達とディスプレイを買いに出かけました。金は手持ちが全く
なかったので、婆さんから借銭することに。手に入れたのは二万円。これなら
結構いいのが買えそうです。

そんなわけでポイントカードのポイントもフル活用して17インチのやつを
買いました。今までは15インチだったので、かなりでかく見えます。

帰宅し、友人達と一緒に組み立て……たのに、まだ画面に何も映らない。いよいよ
パソコン本体の買い替えなのかと絶望感が我が身を苛んでいたら、

ガチャ。

「桐生さん、グラフィックボードちゃんと刺さってないじゃないか」

ぐはぁ、そんなオチかよぉ。

ってか、普通に間抜けです。あぁ、でもよかった。これでようやく画面が正常に
表示された。ん、何だ、何故みんなして危ないバカを見るような目で俺を見て
いるんだ?

「桐生さん、CPUのファン回ってない(汗

……えっ?!

よく見たら本当に回っていません。ってことは約一年間ずっとファン無しで
ネットゲームやったり何だりしていたってことですか。セルロンだったから
よかったようなものの、アスロンだったら……火を吹いていたでしょう。

7年目の初心者です(恥


 7月2日
昨日更新できなかったのは、外で呑み過ぎたためです。いやぁ、前に先輩に
1000円貸したんですよ。そうしたら呑みをおごってやると言われたので
給料の出た先輩とサシで呑みに行ったんですよ。

その店は普通よりも少し場末の酒場の様相を呈していたんですが、日本酒など
かなり豊富に揃っている店でした。ただ、少し高い。だが今日の俺はおごられる
立場で、かつ先輩も気にせず呑めと言っておられる。じゃあ遠慮無く呑もうと
思い、普段呑めないような地酒を二人でカパカパ呑みながら互いの作品について
価値観について、書き方についてなど実に有意義な時間を過ごしました。

甘エビ食って酒呑み、馬刺食って酒を呑み、まぐろのなかおち食っては酒を
呑み、二人して割と酔ったところで退店。会計は先輩にまかせてあるので俺は
外で待つことに。

出てきた先輩の顔には落胆や不安などの色が濃く浮かんでいました。きっと
値段のことだろうと思い、幾らしたのかと訊くと何と一万七千円。メシは
さほど食っていなかったので、呑みだけで一万三千円くらい。よくもまぁ呑んだ
ものです。

俺「ごちそうさまでした。またおごって下さいね」

先輩「うるせぇ!」

そんな別れをして、帰路に着く俺。だが……。

やっぱり寝過ごしちゃったぁ(涙

気が付けば終点。そしてもう電車は走っていません。歩いて帰れる距離では
ないですし、無論そんなタクシー代もない。ってか、カプセルホテル宿泊も
800円じゃ無理でしょう。路上で寝たらそれこそ危ない。

そんなわけで親父に迎えに来てもらうことに。そうしてようやく帰れたものの
かなり酔っていたために、すぐ気絶するように就寝。

起きると軽い二日酔いです。頭が痛いので、とりあえず味噌汁でも飲もうと
階段を降り、犬の前を通り過ぎようとしたら母親が、

「コロ、コロ、そんなに吼えるとうるさいでしょ」

何だ、コロって。また犬でも飼ったのか?

だが見まわしてもシロしかいません。母親にコロって何だと訊くと、母親は
こともなげに昨日妹が改名したんだと言い放つじゃないですか。

やはり名前はどうでもいいみたいです。