狂人日記

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 12月31日
今年も色々ありましたなぁ。世界的な事から身近なことまで実に様々。そんな
一年を今日は振り返ってみたいと思います。って、大きなニュースはニュース
サイトがたくさん取り上げられているでしょうから、俺の一年を渚と共に。

一月は俺がようやく自宅にネット回線を繋いだんですよ。

「サイトができる前ですね。あの頃の先生は色々大変な時期でしたから、少し
でもネットをして気を紛れさせていましたね」

そうだなぁ。あの頃は鬱病大爆発だったからなぁ。ネットでイヤな気分を結構
紛らわしていたな。それも高校時代からの友人でありネット師匠のけこやなさん
あってのことだ。

「二月からこのサイト開設ですね。沖縄旅行もしたり充実した時でしたね」

そうだな。でもけこやなさんにホームページ作成ソフトの使い方を訊こうかと
したら「男ならメモ帳で作れ」と言われたり、沖縄では酔っ払いに絡まれたり
楽しかったけど事件も多かったなぁ。

「三月からはラグナロクを始めましたね」

あぁ、本当に寝食を忘れてやっていたな。今もやっているけど、あの頃は本当
サル状態。まぁ、この頃からネットの知り合いも増えてきたんだよなぁ。

「四月は先生が四年生に進級したり、まほろまてぃっくにはまったり、酔った
勢いでキーボード割ったりと色々ありましたね」

うむ、自称ネカマ(後に女性と判明)とネット結婚しては十分しないうちに離婚
したりと、おバカなこともしたなぁ。

「むぅ……そんなことしているから五月にはその人といざこざが起こって泥沼に
なるんですよ」

まったくだ。ほんのちょっとのすれ違いがねぇ。ま、それ以外はブロック崩しや
サークルでソフトボールに興じていたり、オヤジが泥棒捕まえたとかあったな。

「六月はウィルスメールに四苦八苦したり、ワールドカップ観戦最中に火事に
なりかかったり、食中毒になりかけたと思ったら胃カメラ飲んだり、先生が敬愛
する桑田佳祐の新曲「東京」が出たり、メイド服を買って着ちゃったり、コロが
家族の一員になったりと、実に様々でしたね」

……う、う〜む、そうだなぁ。ただ、誤解無い様にいっておくけど、メイド服は
シャレで着ただけで、決してそんな趣味は無いんだぁ!

「えへへ、わかりましたよ。七月はCPUのファンが回っていなかったことに
初めて気付いたり、洞爺湖にサークルのみなさんで旅行したり初めてサイトに
小説を置いたりしましたね」

渚の誕生日もあったねぇ。

「誕生日と言えば八月は先生の誕生月ですね。あとはファミコン本体を買ったり
謎の絶叫が聞こえたり、かき氷を食べて酷い目にあったり、住基ネットを停止
してもらったりしましたね」

沖縄旅行一緒に行った奴等二人して彼女自慢したり、オナニー傭兵と呼んでいた
やつに彼女ができたり……にゃろう!思い出すだけで腹が立つ。

「まぁまぁ。九月は室蘭旅行したりしましたが、よくお腹壊していましたね」

腹の具合はいつも悪いけど、あの時期はひどかったな。だが、九月は桑田佳祐の
新アルバム「ROCK AND ROLL HERO」発売が嬉しかった。

「十月は先生がお酒の失敗でサークル辞めちゃったんですよね。自主的に禁酒
したり……」

まぁ、悪いのは俺だしね。だがこのサイトが一万ヒット到達したから、それ程
悲観すべき月ではなかったような。ま、思い返すのは今でもイヤだけど。

「十一月はお父さんが事故で車を全壊させたり、先生が免許を取りに行ったり
車にまつわる事件が多い中、先生が応募した作品が採用されたんですよね」

某音楽関係の会社がオーディオドラマ作るからって募集したのに応募したら一発
採用。驚いたなぁ。あとは桑田佳祐のベスト「TOP OF THE POPS」
発売かな。

「そして十二月。仮免を取ったり卒論を提出して卒業が確定したり、桑田佳祐の
ライブに行ったり何度も忘年会をしたり……そういえば昨日も忘年会でしたね」

うん、昨日はいたちさんが北海道にいたんで、いつもお世話になってるチャット
メンバーと呑んだんだ。少々ハメ外して……反省。朝起きたらメガネが見つからず
焦った、焦った……。何で机の引き出しにあったんだろう?

「あまり呑み過ぎちゃダメですからね」

わかってるんだけどねぇ。ま、今年も色々あった。来年も渚共々ここにいます
から、みなさまよろしくお願いします。

来年もいい年にしましょう!


 12月29日
今日は高校時代の部活の仲間同士での忘年会。一体何度年を忘れればいいか
わからんし、お前いつも忘れてばかりだろうと言われそうだが、ともかく今日は
おさそいがあったんですよ。

いやぁ、誘いは数日前にあったんですが、正直乗り気じゃなかった。挙句に今日
その連絡の電話で起こされたので不機嫌。面倒だ。どうせ呑むなら家でも可能。
何か適当なこと言って断ろう。外は寒いし。

「呑める人がいないんだよ、来いよ」

う〜む、実はそう言われると断れない。仕方ない、年に一度か二度の集まりだ。
家にいてもいつものようにラグナをしてるか執筆してるか寝てるかオナニーの
毎日だ。ここは爽やかモテ系らしく外へ出よう。

だが集合時間は夕方七時。電話で起こされたのが昼の十二時。寝直すには
時間が無いし、だらだら過ごすには約束時間があってせわしない。う〜む
どうしたもんか……。

おっ、ギターの家に行って時間潰そう。

待ち合わせ場所とギターの家はとっても近い。なわけでギターの家に急遽来訪。
バイオハザード0をやって時間を潰してから向かう。

待ち時間のほんのちょこっと遅れて行く。いっつも約束時間通りかその少し前に
行っても待ちぼうけをくうので5分オーバーでいいくらいだろう。なんて思って
行ってみたが、やはり遅刻者は多い。にゃろう、とっとと来いよ。

結局時間になったので幹事が来ないまま始めることに。いやぁ、やっぱりみんな
そう変わらないね。何だか安心しつつ呑んでいると幹事ともう一人参上。合計
七人で呑むことに。はっはっは、メシは美味いし酒も美味い。今日は楽しい酒だ。
久々にいい酒呑んだ気分だぁ!

ただ、久々にお酒の弱い人達と呑んだために、酔う人が続出。しかも女。うむ
ヘロヘロに酔った女はいいものだ。話していて楽しい。酔ってない女はガード
あって少々苦手だが、酔えば本性。さらけ出して会話してくれると楽しい〜♪

しかし、いつもアホみたいに強い人(含む女)と呑んでいるせいで普通の強さの
人と呑んでいても「ありゃ、もうベロベロ?」と思ってしまう。それが普通のはず
なにに……はっ、これが中毒?普通じゃもう満足できないのか??

思えば昔、自分と相手と一緒に呑んで先に潰れてはいけない。自分は酒が好き
だから、相手の倍呑むならば三倍強ければ問題無い。ましてや女より弱いのは
自分が納得しないとガンガン呑んで強くなろうとした。今やそれはある程度の
成功を為し、同年代の周囲の人よりは多少なりとも強いと思えるようになった。
まぁ、酒呑む分失敗は多いけど。

だが、何か違うと感じてしまった。


 12月28日
それは朝メシ(昼の一時に食っても最初に食うのは朝メシと定義)での出来事。
山芋があったので摩り下ろしてとろろにさせ、これだけだと何なのでキムチも
一緒に食うことに。実は久々のキムチである。

醤油とタマゴの黄身を絡めたとろろと一緒にキムチを食うとなんともマイルドな
味になって美味いのだ。最初にキムチを食って辛さを堪能、次にとろろを食って
口の中でキムチと一緒に食う。う〜む、美味い。至高の一品である。

だが、今日食うのは何か違う。いつもとは違う味。とろろだけを食う。美味い。
キムチだけを食う。美味い。一緒に食う。何か違う。何が違うのかわからんまま
ガツガツ食う。完食。美味かった、さーてタバコでも吸うか。

食後の一服を堪能していたら、急に胃の中のものが込み上がって来たので急遽
便所へダッシュ。ちょびっと出す。ぐへぇ、何じゃこりゃあ?!

一体何がいけないというのか。考えられるのは三つ。

1:天狗舞山廃仕込が美味いからと昨日呑み過ぎただけ。
2:こりゃあメシが悪かったに決まってる。
3:いつものことだ、気にするな。

全部当てはまっていそうな気もするが、ちと考えてみた。まず1。いい酒が手に
入ったんで確かに割と呑んだ。しかし5合しか呑んでいないため、吐く程って
までにはいかない。却下。

では2のメシ。何が悪かったのだろうか。お歳暮に貰ったハムを勝手に焼いて
食ったのがいけなかったのだろうか。それとも山芋だろうか。キムチだろうか
……あっ、このキムチ、賞味期限10日過ぎてる!

きっと犯人はこやつに違いねェ。ん、3はどうしたかって?いや、何となく毎日
吐くのも腹が立つので、犯人を決めたかっただけなんだ。って、まぁ話を戻そう
もう胃の中のものは戻さないぞ。

世の中には賞味期限と消費期限の二種類があります。前者は美味しく食べられる
期間、後者は傷心正銘食ってもいい期間。賞味期限は過ぎても別にいいんですが
消費期限越えたものは食ったら危ないよってこと。今回は10日過ぎたものの
食っても死にはしないってもんでしょうが、それでも、ねぇ。夏に生卵を割って
つい二時間放置したものを食ったら食中毒になりかけ、病院へ行ったら胃カメラ
飲んだことがあるだけにイヤンな感じ。

幸い今日は便所と結婚までは行かなかったが、交際はしました。しかし部屋に
いる時以外は便所にいることの方が多い。うーん、だから便所にはキッチンや
ベッドと同じような淫猥さを感じるのだろうか。不浄なる場所での猥褻行為。
排泄場所で排泄するのは当然なり。そんなことを以前女友達に言いました。

当たり前だがイヤがられました。


 12月27日
とても寒い目覚めからスタートする。布団にタオルケットの装備で寝ていても
妙に寒い。起きたのはいつも通り昼。規則正しい。でも寒い。外を見てみると
すごい雪。うっはぁ〜、こりゃ30cmくらい降ったなぁ。

子供ははしゃぐだろうが、大人にとって雪とは邪魔なもの。特に毎年毎年苦戦
させられる住民にとってはいらないと思うのだが、降らないとそれはそれで何か
寂しく思ったり。いやねぇ。

まぁ、そんなことはどうでもいいとして、そろそろ年の瀬。一年ももう終わり
です。あっと言う間ですねぇ、一年。歳月を重ねる度に短く思いますよ。んで
楽しかったこともあれば悔いもある。まとめは大晦日にやるとして、今日はちと
心残りだったことを紹介したい。

振り返ってみれば今年は割といい年でした。だがその中でも悔やまれるのが
たった一つだけあるんですよ。あぁ、欲しかった。買いたかった。でも高くて
手が出せなかった。

欲しかったなぁ、メイド服。(商品はこちら

ん、お前はもうドンキホーテでメイド服を買った挙句に着ただろうって?あぁん
わかっていらっしゃらない。ありゃニセモノの中でもランクは下。上記のもそら
本物とは言えないだろうが、これはランク上。フルセットで三万五千八百円も
するんですよ。

欲しかった。働くのはイヤながらもこっそりと金を貯めていた。しかし届かない。
買えなかった。買っても飾るだけのもの。そんなものに大金を払うのに躊躇して
しまった俺はもしかしたらメイド好き失格なのかもしれん。うおぉ、全国百万人の
同朋達よ、俺は「メイド好き同盟」(あるのか?)にも所属せずにこのような失態
すら犯してしまった軟弱者なのだぁ、許してくれぇ。

んなわけで鬼に笑われるかもしれんが新年の目標はメイド服NEWを買うことに
決定。燃え(萌え?)上がるやる気、下降する世間の評判。いいんだ、俺は俺の
信じた道を突っ走る。そして見つける。

着てくれる女性を!


 12月26日
それは今年最後の自動車学校でのこと。運転する前が最も緊張するんですけど
一旦運転してしまえば少しは落ち着く俺。だけどやはり冬の凍った路上を運転
していると緊張するもので、何かと緊張を収めようとするものです。

よーっく俺がやるのは考え込むようなポーズで右手を口元に当てるんですけど
これは運転中できない。そんなわけで大きく息を吐いたり、教官とお喋りしたり
口の中を舐めまわしたりと、色々するんですよ。落ち着きないなぁ。

今日もそんなわけで運転中に舌で歯を舐めていたわけなんですが、何か違和感が
あるんですよ。おかしい、何かが妙だ。だが今は運転中。口の確認なんてしたら
事故を起こしてしまう。でも、気になって仕方ない。うぉ〜、集中できーん!

運転が終盤に差し掛かったところで、妙な違和感が前歯の裏にあると気付く。
よーく舌を這わせてみると、妙な隙間が。しかも、ちょっとでかい。あんれぇ
もしかして虫歯か?

虫歯にしちゃあ痛くない。じゃあこりゃ何だ?急いで帰宅だ。確認作業だ。

触ってみれば確かに大きな穴がある。自分じゃ見れないので、渚に見てもらう。
なぁ、どーなってるの?

「穴、開いてますよ。虫歯じゃないんですか?」

うん、もうこりゃ穴だ。それ以外に何とも言えない。痛くない穴。前歯の隙間と
貫通している穴。水をそこに押し当てればピューって出てきた妙な穴。

普通ならとりあえず歯医者にとのことでしょうが、俺はとにかく歯医者が嫌い。
幼い頃は逃げ出す俺を歯医者がゴムホースで寝台に縛り付けて猿ぐつわ噛ませて
無理矢理治療しやがったし、親知らず抜いた時も「メス」とか人の耳もとで言い
やがった挙句に「……あっ」とか言うし、「痛かったら手を上げて下さいね〜」
言われたんで痛くなって手を上げたら「はい、もう終わるからね。邪魔だよ〜」
ぬがー、歯医者なんて思い出したくもねぇ。

看護婦さんの指は好きですよ。


 12月25日
すまん、本当にごめん。俺は諸君の期待には何も応えられないチキンハートな
男なんだ。今日がクリスマスなのに教習車を使って教官が来る前に暴走しては
カップル達にどかーんとアタックとか、札幌駅からのホワイトイルミネーション
などの電飾をブッタ切ったり、裸になって「毛よしこの夜じゃあ!」と叫びつつ
各家庭に侵入したり、そんなことはできないんだ。

普通に教習所に行って、普通に運転してきた。これだけなんだ。

おおおおおぉ、そんな目で俺を見るなぁ。石を投げるなぁ。ごめんよぉ。俺も
街を歩く度にイライラするさ。あぁ、当然だろう。だけど俺、最近ひきこもり
……じゃなくて、自宅で集中作業(ムスコいじり)や瞑想(寝る)をしていたから
外界に興味を失いつつあり、ロクな下準備もせずに「あれ、明日イヴ?」なんて
冗談みたいなマジ時間感覚の喪失をしてしまい、忘れていたんだ

何かしたかったんだよ、本音を言えば。ほら、サイト開く前に色んなテキスト
サイトを閲覧してみればクリスマスだのバレンタインだのに何か企画をしては
どかーっと盛り上がってるじゃないですか。モテませんとか言って。あれって
楽しいんですよね。一人身が集まってパーティーやって「はっはっは、やっぱり
モテねぇよなぁ。くそぉ、カップルめ」
とか言って。

またはクリスマス一人身オフとかやったりよぉ。いいよなぁ……ってあれ、何か
最初の趣旨とずれてきたな。話を戻そう。えぇとね、とにかく何かしたかった。
だが、直前までクリスマスを忘れていた&元気が無かった。

くぅ……不覚である。くそぉ、笑えよ。そこのディスプレイの前でイチャイチャ
しながらケーキ食ってスパークリングワイン呑んでここ見て「おい、ちょっとここ
見てみろよ」
「なーに?」「コイツ、ケーキ屋とテキストサイトは客の掻き入れ時の
クリスマスだってのに、なんもしてねぇぜ」
とか言ってるんだろぉ!

おい、そこで一人で「けっ、クリスマスだって?今日はただの水曜日だろ。コイツ
何一人で大騒ぎしてるんだ、みっともない。落ち着けよ」
とか言ってる奴。ちと
こっち来い!……あのぉ、日本酒しかないんですが、一杯いかが?

い、いかーん。気弱になってる。この妙な雰囲気に飲まれている。いいともの
クリスマス特大号見ながら書いているからだ。このまんまじゃオチつけられん。
う〜ん、じゃあ、あれだ。今日はクリスマス。だから俺も……。

セルフ『ホワイト』な性……聖夜を!


 12月24日
昼頃起床、何か調子が悪い。

でも今日も自動車学校。カレーを食って元気を出す。

食ってる最中に猛烈な腹痛&貧血&左目の視力が極端に落ちる。

これはマズイ。今日は自動車学校を休むことに。

ぐてぇ〜。

ほんの少し体力回復したので、酒(日本酒)を買いに行く。

まだ調子が悪いので仮眠を。

起きて晩飯。

今に至る。

こうして今日も何事も無い一日が過ぎて……。

「先生、先生待ってくださいよ」

ぬ、なんだ渚。折角オチつけようと思ったのに。

「早いですよ先生。それにオチてませんよ

早いっていうなー。そりゃたまってる時とか直前に燃えまくってる時は早いかも
しれんが、俺だってがんばってるんだよ。堪えようと思ってもこればっかりは
コントロールできなくてねぇ。で、一回出たら回復時間もかかるようになって
きたし……。

「な、何を言ってるんですか」

ん、猥談じゃないのか?

「違いますよ。今日はクリスマスイヴじゃないですか。だからこのサイトでも
何か面白いことするのかなぁって思ったんですよ」

何で俺がそんなことしなきゃいかんのだ?

「え、何でって……ほら、この時期は他のサイトさんも色々企画を立てるじゃ
ないですか。だから先生も何か考えているのかと」

全然。昔は確かにクリスマスに対して僻んでいた。毎年毎年家族と食卓を囲む
度に「お前は何でこんなとこでメシ食ってるんだ?」と言われてきた。いや言葉
だけじゃねぇ、目が語っていた。反論できない俺を面白がっていた。近年それが
憐れみに変わってきた。街を歩けばグリーンピースに怒られそうな電飾、店に
入れば変わりばえの無いクリスマスソング。メディアに触れればクリスマス特集
盛んになっており、一人身は非国民だと言わんばかりの雰囲気。恥ずかしげも
無いカップルが横行闊歩する姿に憤怒と嫉妬の炎を燃やしたさ。しっと神に祈り
しっとマスク三号にでもなろうかと本気で思っていた。

だがね、べーつにどーだっていーやーって気になってきたんだ。んなもん知った
こっちゃねぇ。外でイチャイチャして「わぁ、雪だ。ホワイトクリスマスだね」
なーんて言ってるカップルは風邪ひきゃいいとか、あとでベッドで雪じゃない
白いものを彼氏がぶっかけよーが、どーだっていいのさ。

ただな、一つ今になって心残りがある。それは……。

「それは?」

今日風俗行ってればおまけあったかも。

「……先生」

ん、何だ渚。どーかしたのか?

「めっ!」


 12月23日
昨日の疲れが残っているのか、今日はもう一日中眠くて眠くて仕方ないです。
昼過ぎまで寝て、メシ食ったらまた寝て、起きて風呂入って晩飯食ったらまた
寝て……いい加減寝過ぎだとは思うんですが、まだ眠い。

おまけに体は筋肉痛。ちょっとライブではしゃいできたからって、一体どんだけ
俺は運動不足だってんだ。まぁ、確かに最近は自動車学校のおかげで定期的に
外出しているものの、それでも運動不足は甚だしい。オナニーしていたって何の
解決にもなりゃしない。

おーい、渚ぁ〜。手伝って欲しいことがあるんだが。

「エッチなことならダメですよ」

……うーむ、どうしたもんか。最近の精力減退は運動不足も絡んできていると
思うんですよ。運動してた頃はそりゃもうフルマラソン走った後でも三発くらい
抜けたが、運動しなくなった最近はめっきりダメになってしまった。日に二発
抜けば次の日ちとお疲れモード。いかーん、まだこれでも22だ。普段はよく
自分でもオッサン呼ばわりしているが、ムスコはまだそう呼ばせないぞ!

お手軽にできる精力増強は色々あるが、結局は刺激。ただ過去に刺激を追及し
過ぎて色んな失敗をしている。尿道に綿棒突っ込んで小便する時に地獄の痛みを
味わったり、キンカン塗って悶絶したり、何か忘れたがケツに突っ込んで痔に
なったり、……まぁ、今よりも性欲旺盛な頃は色々試したものです。

ただ最近はそんなことをせず、安易な方法にばかり頼ってしまう。そりゃ刺激に
慣れるってもんだ。人生日々是挑戦。だけど何をどうやればいいのか。発想が
貧困な俺にはいいアイデアが思い浮かばない。求む、あなたの刺激的な遊び!
来るわきゃないと思うがこちらをクリック

で、もし女性から来たらどうしよう。送るってことは自分の方法の暴露となる
わけですから、きっと「あぁ、桐生先生が困ってる。私にできることは……あ
アレを教えてあげよう。で、でも、教えたら私がこうやって楽しんでると思われ
ちゃう。いやらしい子だと思われちゃう。……あぁ、ダメ。こんなこと考えて
たら濡れてきちゃう。あ、そうだ、今先生の事を考えてオナニーしてますって
メール送れば、先生きっと喜ぶかも。私と同じ時間に私のえっちな姿を想像して
……あぁ、もうダメっ」
ってなるんですよ。そうなんですよ!

もっと刺激を!


 12月22日
今日は待ちに待った桑田佳祐ライブツアーin札幌ドーム。思えば六月に会員
優先ってことでチケットを入手し、気にはしていたが半ば忘れかけていたこの
ライブ。だが当日にもなればさすがにドキドキです。

行くにあたって何をすべきか。髪を切ろう。もさもさした頭ではライブに集中
できんだろう。そんなわけで妹に髪を切ってもらう。チキチキとよくがんばって
切ってくれているのだが、切ってる最中に「あっ」とか言うのはすげぇ怖いんです
けど……。まぁ、サッパリしたんでよしとするか。

髪を切ったところで札幌ドームへと向かう。札幌駅から地下鉄に乗ろうとする
ところから、妙に人が多くなる。イヤな予感は得てして当たるもので、大通に
ついた頃から鮨詰め状態。ぐぉ〜、狭い〜。こんなラッシュすげぇ久々だよ。
日々運動不足極まりない俺には辛過ぎる……。

ドームについた頃にはヘトヘト。メシを食おうとしたが、どこも混んでいるか
ほぼ売り切れ状態。しかし何も食わないと腹が減る。万全の状態にしてないと
ライブの最中にバテてしまう。なわけで一人フランクフルトをもそもそと食う。
周りを見渡せばみんな友人とかカップルとか夫婦とか親子連ればかり。あれぇ
一人って少ないの?俺は去年二枚取ろうとしたらことごとく外れたので、今回
単身来てみたんだが……肩身せま〜い

だがそんな心配はライブが始まれば関係無くなった。ステージにスタッフが登場
して最終確認しては会場から「ウワァ〜!」、会場が暗くなっても「ウワァ〜!」
そして演奏が始まり、桑田佳祐が登場した時にはもう絶頂ですよ、奥さん。俺が
尊敬して止まないあの桑田が、豆粒ほどの大きさだが確かに見える。そこにいて
歌っている。痺れるゥ、憧れるゥ!

ライブの最中は立ちっぱなし&手拍子&歌によってのアクションなど、観客も
ある種のリズム隊となってライブを盛り上げる。疲れる。しかも札幌ドームの
スタンド席は傾斜が急なので、落ちそうで怖い。しかしノってしまえばそんな
ことは頭から抜け落ちる。盛り上がるのなんの、知ってる曲がライブ仕様となり
新鮮なんですよ。

ただ、ドームは声や音が篭る。何か桑田の声も楽曲も微妙に違う。でも慣れる
のが不思議なもんでございまして、いつしかこれがオリジナルなんじゃないかと
思えてくる。ド迫力。なんてーか、もうね、非常に申し訳無いんだが実はあまり
覚えていないの。盛り上がった、感動した、すごかった。だが、詳細は覚えて
いない。幾ら思い出そうとしても断片がフラッシュバックするだけ。

ただ、すごく記憶に残っているのは、燃えたこと。いやぁ、すげぇライブだった
から燃えたよ。特にアンコール前のラストである「質量とエネルギーの等価性」って
曲では曲自体が盛り上がる上にバカバカ花火を上げたり、火を吹き上げたりなど
パフョーマンスも盛りだくさん。いやぁ〜、燃えた燃えた。セットも燃えた
演出かと思ったら、本当に燃えていやがんの。

曲のラストでドカーンと演出して、暗転。桑田達が一旦ステージから引き上げて
アンコールの準備をしている最中、まだ何か燃えている。最初は演出の消し忘れ
かと思っていたんですが、煙はモクモク出るわ、いつまで経っても消えないわ。
スタッフも慌てて消火活動。セットのボヤでよかったです。大惨事はまっぴら
ごめんよ。

その後は無事に終わり、満足の行くライブを堪能できました。ただ、日々の運動
不足のせいですんげぇ疲れたぁ〜。この日記書いているのもやっとです。だけど
これは心地よい疲れ。不快じゃないです。本当によかった。今年最大の思い出に
なりました。

また会いたいな、桑田佳祐。


 12月21日
卒論を出し終えた俺にはまだやらねばならぬことが残っています。そう、それは
免許の取得。先週金曜日に仮免取ったはいいものの、今週は卒論関係で忙しく
なかなか教習所に行けなかったんですよ。んで、今日一週間ぶりに教習所へ。

この時期になると当たり前なんですが、路面は凍ってます。あるところは鏡の
ように、あるところは氷の砂利道のように、またあるところは掃除をし忘れた
冷凍庫のようにガッタガタになっており、そりゃあもうとんでもない悪路面。
教習所へ行く前から不安になってきます。

大抵学科→運転→学科の計三時間が俺のペースなんですが、まぁ学科は割愛。
いや、メチャメチャ真面目に受けている&事件なんて起ころうはずがないんで
書かない。ま、よく二人や三人、ひでぇ時はサシで授業したりします。

で、運転の時間。取り合えず仮免許を受け取り、車の助手席に座って教官を待つ
ことに。路上に出れる人は運転席で待つんですが、まぁ最初はそうしろと。そら
そうだ。教習所内と路上は勝手が違う。いきなり走って事故にでもあったならば
目も当てられません。

そうこうしているうちに教官が来る。何故マニュアル車で免許を取ろうとして
いるのに今日はオートマ車なのか疑問に思いつつも、ボンネットを開けて内部の
説明や点検のし方を学ぶ。ふむ、こんなのすぐに忘れそうだ。

説明はものの十分で終了。あとは何をするのだろうか。整備のし方だろうか?

「じゃ、路上出るから運転して」

……へ?いきなりですか?

ははぁ、だからオートマなのか。マニュアルよかオートマの方が運転するのは
簡単だから、最初路上の勝手を学ぶにはオートマがいいってことね。……でも
かなり怖ぇ〜。車が走ってるよぉ(当たり前)。歩行者がいるよぉ(そらそうだ)。
ま、まぁこれは予測の範疇内。がんばれ俺。教官と話しながらも集中して楽しい
教習タイムとするんだ!

そんな決意は一般道に出て30メートルもして挫折。先程述べた様に路面がもう
ツルツルのガタガタ。言うなればスケートリンクと砂利道を混ぜたような感じ。
ともかく滑る滑る、凍った轍(タイヤの通り跡)でハンドルを取られて右へ左へ
フラフラしそうになる。車線が雪や氷でまったく見えない。道路の端は雪が山に
なっていて、左へ寄れば雪山へガリガリ、右へ寄れば対向車にガリガリとなって
しまう。おぉ〜う、ヘルプ〜。

会話をしながら運転していたが、こりゃ思ったより大変だ。何がヤバイかって
ブレーキ利かないのと、発進の時にスリップするんですよ。こりゃもう初めての
路上教習(略してはじろじょ?)には焦る焦る。こんなんマニュアルで運転なぞ
したらトラブルしまくるなぁ。ってか、他の車早過ぎるんだよ。こっちは教官
乗ってるかかわらず40km出したら滑ってしゃーないのに、どーして60km
とか出せるんですか?夏道と変わらないの?

なんかどっと疲れながら教習所へ戻ることに成功。ほっと安堵したのも束の間で
すぐに教官の声が響く。

「じゃあ、ここにバックで入れて」

女の教官だったらエロ妄想爆発なんですが、相手は男。素直に従う……って
俺バックの切り返しを一度もしたことねぇぞ!焦りつつも恐る恐る指示通りに
やってみる。成功。今日の技能合格ハンコ押してもらった瞬間、魂が抜け出て
しまいそうでした。

は〜るよ〜、遠きは〜るよ〜♪


 12月20日
今日はラグナで新ダンジョン実装の日……なんですが、俺は卒論提出日のため
仕方なく学校へ向かう。ったく、目次の作り直しなんてさせるからなぁ、もぉ。
ブツブツ心の中で文句言いながら、差し替え原稿を持って教授の部屋へGO!

四時から暇になるからと教授は言ってたが、卒論の締め切りが今日の四時まで。
まぁ、でも一応卒論は提出しているんで俺には無問題。勝手に教授が差し替えて
くれるさ。ってか、教授じゃないと差し替えられない。

約束場所には時間前に行動する俺は十分前から教授の部屋の前で待機。同じく
三年のゼミ生が用事があるらしく待っている。ふーむ、まぁあの教授のことだから
多少遅刻してくるだろう。

四時……………まぁ、今ようやく授業が終わったから、焦るのはよくない。

四時十分………教授も年だし、ゆっくり歩いているんだろう。

四時二十分……遅いな。コーヒーでも飲んでるのか?

四時半…………ボケて帰ったのか??今日来るって伝えただろうに、ったく。

イライラしながら待ち続け、ようやく来たのは四時四十分。遅い。何をしてたか
訊く気にもなれず、そそくさと差し替え原稿とプレゼントを渡す。喜ぶ教授の
顔を見ると、さすがに少し許せる気分になれた。いいもんだねぇ、こういうの。
高かったけど、贈った甲斐があったよ。

「で、これは卒業へのワイロかい?」

ぎっくぅ……はは、まさか(半分本当ですけど)そんなことないですよ。

「はっはっは、わかってる。いや、本当にありがとう」

いえいえ、こちらこそ。あとは卒論の口述試験が上手く行けばいいなぁ。

「あぁ、心配するな。もう合格のハンコ押したから

……はぁ?もうって、まだ試験してないじゃないですか。

「だって、ハンコ押すの(担当教員)だから」

教授〜、大好きだぁ〜!!

いやね、一見裏取引のように見えるかもしれませんが、何やら卒論やゼミ生に
不合格だの最高ランクだのをつけないと、後で何故ちゃんと指導しなかったか
詰問されるわけらしいんですよ。そりゃそうだ。生徒の不合格=自分の指導不足
ってなるよなぁ。ほほぉ、なるほどね。まぁ、そんなことはいいんだ。

卒業決定ですよ!


 12月19日
えぇと、昨日は外で呑んでいたので更新できませんでした。そんなわけで今日は
昨日の顛末を絡めてお話いたしましょう。

昨日は俺と後輩のカラテマンと先輩での忘年会。当初はもっと参加者がいたとの
ことですが、いざ呑んでみりゃ三人だけ。主催者に人望が無いのか、はたまた
酒癖の悪い我々がいるからか、だーれも来やしねぇ。不平を言いつつ鴨鍋を食い
酒を呑む。酒が入ればある程度のことはどーでもよくなる我々。鍋食ったらすぐ
帰ろうと思っていたのですが、そのままずるずると先輩の家へ。

「ボウズ(後輩)、留年(先輩)、引きこもり(俺)、みな平等に価値が無い!」

なんかの映画のセリフのパロディとして我が口をついたこの言葉。あまりにも
核心を突きすぎていて、でも言い返せなくてただ笑うばかり。男三人での呑み
会は決して楽しいものではない。くつろげるが、楽しくは無い。一通り呑んだら
そのまま床に就寝。

起きれば二日酔い。後輩は一足先に帰った模様。あぁ、もさもさした髪がとても
ウザイ。昨日髪切りたかったんだけど、予約いっぱいだったんだよなぁ。

なんて思いつつも二日酔いに苛まれ、昼まで先輩の家でゴロゴロ過ごす。最近
酒に弱くなってしまったみたいだ。いかんなぁ、これが加齢の表れだろう……
おえっぷ。吐きはしないが、気持ち悪い。微妙な体調で学校へ。

学校に着くと卒論を提出した後で教授に「目次作り直せよ」とありがたいお言葉を
いただく。まぁ、目次だけならすぐに終わる。終わるけど……ここにきて修正
かよぉ〜!

まぁ、だけど教授にはお世話になった。こんなダメな俺の卒論を見捨てずに指導
してくださった。てなわけで、もう一人のゼミ生と一緒に感謝の意を込めて教授に
てぶくろを贈ることにした。いやね、前にてぶくろが破けてると言ってたもので
なら我々が買ってあげようと。

しかしてぶくろなんてスーパーのカゴにまとめて入ってるやつ以外、買ったこと
無い。さすがにそんなもんプレゼントできないので、紳士服売り場へ。二日酔いで
髪はボサボサ、ヒゲも伸びている浮浪者みたいな俺にはデパートは眩しかった。
すっかり気圧されつつも品定め。

高いね、てぶくろ。今回買ったのは5000円のやつだった。痛い出費である。
一万円のやつとか一体何が違うんでしょうね。俺には全部同じに見えるよ。あと
レジはどこかと店員さんに訊くと、懇切丁寧にその場で会計、包装などしてくれ
何だかあまりにも丁寧にされるので逆に悪い気分になってくる。ち、違うんだ
俺はあなたに頭を下げられるような人間じゃないんだ。やめろぉ、やめてくれ!
そんなに頭を下げるな、畏まるなぁ!!

デパートに完全敗北しました。


 12月17日
卒論がひとまず完成したため、今日は久々に大学へ行く。その前にまだバンプの
「K」を入手していないのでCDショップへ足を運ぶ。すぐに見つかるといいな
なんて思っていたのだが、これが大きな誤算だった。俺は忘れていたのだ。

クリスマスシーズンだと言うことを!

なんか妙にカップル達がムカツクなぁと思っていたんですよ。何で街中の装飾が
きらびやかなのかなぁ、木が地下街にあるのかなぁと本気でわからなかったん
ですよ。で、CDショップに入ったところでようやく謎が解けた。

もうマライヤだのレノンだのユーミンだの山下達郎だのの冬の聞き飽きた名曲が
エンドレスに鳴り響いている。うがーっ、うっさーい。おいそこのカップル達よ
イチャイチャしながらクリスマス特集コーナーにいるんじゃねぇと大人げない
怒りを胸に抱き、その場にいることがままならず撤退。すまん、俺はこの場では
無力極まりないのだ。

学校へ着き、時間があったので部室へ向かう。が、鍵がかかっていて入れない。
顔パスで鍵をもらうこともできるが、今はもう部員ではないのでそれはマズイ。
仕方ないと思ってタバコに火を点けようとしたが、ライターがガス欠。近くの
人に火を借りようとしたが、誰も持ってない。ついてねぇ。

しばらくして部員が来る。中に入ったはいいものの、誰もライター持ってない。
どこを探してもライターが無い。きー。することも無いので今日はあまり遅刻を
しないように教授の部屋へGO!

そこでは先にもう一人の女の子が卒論指導を受けていた。この子と俺が教授の
受け持ちなのだ。さて、その子が終わるまで待つが、かなりチェックが入って
いて時間がかかる。ねむ〜い。しまった、もう少しどこかで時間を潰しておけば
よかったなぁ。あーぁ、こういう時間を貯金できればなぁ。そうしたら夜中に
小説書き終えた後、たーっぷり陵辱エロゲーでもやるのに。昨日久々にやった
コレクターでもしたいなぁ。なんか久々に陵辱ゲーしたが、心がスカッとした
なぁ。……リアルじゃやらんけどね。あんな泣いて抵抗されたら萎えそうだ。

「……君、桐生君」

は、はい、なんでございましょうか?!

ボケッとしていたら教授に何時の間にか呼ばれている。何か考え事でもしていた
のかと訊かれたが、答えられるはずねぇ。気を取り直して俺の番。卒論を渡して
チェックしてもらう。

中略。まぁ、いい出来だと言われOKサインをもらう。安堵する間もなく教授は
「メシを食いに行こう。おごるよ」と。お、おいおい、前回もそうだったけれど
もしかして教授、チェックしてねぇだろ。腹減ってるから切り上げただけだろ。
……とは心にしまい、メシを食わせてくれる人はいい人だと言うことでご馳走に
なる。店は前回行った洋食屋。今日もスパゲティ。当たり前だが味に文句など
あるはずねぇ。堪能させていただきました。

そ、そういや卒論提出し忘れた!


 12月16日
それは昨晩のこと。日記を書き終えラグナもし、さて酒呑んで執筆だと思って
立ち上がった途端……ビシィ!

ぉおぅ……。

胸から背中にかけて刃物で刺されたような痛みが走る。息が詰まる。軽い眩暈が
起こりその場に座ろうとするが、痛くて座ることすらできない。あぁ、とっても
久々の感触だ……。

いやね、ちょいと昔から不整脈持ちなんですよ。とゆーか、家系的に心臓が弱い
ものでして、たまになるんですよ。んで、きっと今回もそうなのかと思い自分で
脈を取る。1分間で……えっ、120?!

大体人間は安静にしていて1分間で60〜80くらいのもんです。マラソンの
高橋尚子は38くらいのはず。こりゃまぁ特別な例として、俺も昔マラソンを
やっていた頃は54くらいでした。まぁ、心肺活動が強いと一回でたくさんの
血液を送れるために少なくてすむんですよ。でも死に掛けの人が少なかったら
危険なのはみなさんご承知の通り。当たり前だが早くてもヤバイ。

脈なんて興奮していたり酒を呑んでいたりなどで幾らでも変わるもの。だけど
何かイヤな血液の流れを……言うなればドリュッって聞こえたんですよ。おぉ
もしかしてコレステロールの溜まり過ぎ?

とにもかくにも人間、外部の痛みには耐えられるが内部の痛みには滅法弱いもの
でして、こうした痛みが走ると何もできん。どっかの政治家じゃないですが痛みに
耐えているしかありません。あー、酒でも呑んでゆっくりしてよ。

んで、今日。酒呑んで一発抜いて寝たおかげか回復。はっはっは、昨日は久々に
驚いたなぁ。焦らせやがってよぉ。

気を抜いて犬夜叉見ながらメシ食っていたら、再発。ぐはぁ、やべぇ……。

薬を呑んで今に至るが、あまり治ってる様には思えない。うむむ、こりゃきっと
疲れかストレスでもたまってるのかな。しかし、このままじゃマズイ。もしも
ムスコと戯れている最中に特大の発作により動けなくなったら、助けすら呼べ
ない。いや、最悪死んでしまったら死後硬直したムスコを天に向けながら昇天。
うっひゃぁ、シャレにならん。末代までの恥だ。線香じゃなくてエロ本を供え
られてしまう。ここは我慢だ。今日はしねぇぞ。だが我慢し過ぎで逝っちゃうと
元も子も無い。あぁ、困ったなぁ。

今日のネタは何にしよう。