狂人日記

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 10月31日
昨日は先輩の家で後輩交えて酒を呑んだために更新できず。いや、何とか帰宅
できたんですけど、酔っ払ってたために更新できなくて……申し訳ない。

さて、昨日帰ってきたもののやはり我が部屋だけ寒いまま。僅かに震えながら
呑み直したんですが、猛烈な眠気が。呑んでる最中は何の問題も無いのですが
一旦呑む行為から離れると(一時間くらい?)酔いが急に回ってくるような感じが
します。そんなわけで電車を乗り過ごすこと、過去幾多にも及ぶ。

そんなわけですから、帰宅後に呑み直しても眠い眠い。しかしパソコンの前で
寝たら凍死とまではまだいかないが、風邪をひくことは必至。軽くサイト巡回を
済ませると、すぐに就寝。入ったばかりの布団はとても冷たかったです。

そして今日、昼頃に起床。寒くて寒くてたまりません。我が部屋の下は仏壇の
ある部屋。とっても寒いです。冷蔵庫クラスの寒さです。そんな部屋の冷気が
我が部屋に伝わる上に、暖房が稼動しない。廊下や便所の方が暖かい。何故に
俺は家族の中で一人南極探検隊みたいなことしなきゃいかんのだ?

そんな現状を我が家を取り仕切っている婆さんに嘆願すると、今日の午後には
暖房屋が来ることになっているとの情報をし入れる。おぉ、やったぞ。

さよなら、寒い部屋。

こんにちは、暖かい部屋。

一時頃には来るかもしれないと訊いたので、急いでメシを食う。それでも30分
以上は時間かけて食ったにもかかわらず、腹を壊す。ぬ〜ん、こういう時は酒を
呑まなければ……いやいや、暖房屋に酔っ払いだと思われるのはイカン。ここは
裂けるチーズでも食ってガマンしようではないか。

三時、まだ我が部屋に暖房屋は現れません。チーズは既に3本目です。部屋が
また寒くなってきました。家の前に不審なワゴン車が停まっています。だけど
ボクはどうする力も金もありません。せめて気分だけでも暖かくなろうとCDを
かけてみたものの、サザンのバラード集を入れっぱなしにしていたために身も
心も寒くなってきました。だがCDを変える気力すらありません……。

寒いのでお茶でも呑もうとチーズ咥えながら部屋を出たら不審なオッサンが。
すぐに暖房屋だと気付くが、歌を口ずさみながらチーズを食ってる姿をモロに
見られてしまい、ちと恥ずかしい思いに。だが彼は救世主。何でも無いような
素振りを見せつつもフレンドリーに接します。相手も笑顔で返してくれます。

部屋に案内し、暖房をいじくるオッサン。その間に世間話を軽く交わす。んで
核心である、故障の原因を訊いてみることに。

「ん〜、わからないねぇ

にゃにぃ、わからねぇだと。って、よく考えればそんなにちょくちょく点検を
しているわけじゃないから、仕方ないか。我が部屋の暖房は家を建てた時から
備え付けられてあったもの。もう十七年くらいにはなります。そりゃあ、当然
老朽化だって激しいでしょう。

だがオッサンは何やら作業を続ける。そうして自信無さげに直ったと。おいおい
大丈夫かよ……。まぁ、ともかくスイッチオン。

フオオオオオオオォ〜……。

あ、暖かい。暖かいよ。直ってるよ。最近感動した中で一番だ。すごいよ、おい。
暖かい風が流れてくるんだぜ。さすがは専門職。さすがはだよ、アンタ。この際
婆さんの息子と俺を間違えてたことを許そう。……そんなに俺って老けて見られる
のかなぁ。まぁ、いいや。ともかく直ったんだ。原因不明のままだが、暖かい
生活が戻ったんだ!

さよなら、寒い部屋!


 10月29日
大変です。大変過ぎて困っています。何と言うかもう、飛行機に乗った時に突然
機長からのアナウンスが入り「いやぁ、もう全然燃料がないんだよね」なーんて
ちょっと茶目っ気たっぷりにアラスカ海の真上で言われるようなものです。

それはラグナが課金されるからかって?

いやいや違いますよ。まぁ、現状問題山積みなのに課金なんかしてどうするんだ
とは俺も思うところですが、最初の3ヶ月は900円。そのくらいは別に払って
痛くない金額です。

それは執筆を手がける作品が増えたからかって?

いやいや、そんなこととは違います。執筆なんてのはまだお仕事じゃないです
から幾らでも好きに書いてもいい範囲。自分の趣味でやってることに大変だと
ヒィヒィ言って大騒ぎすることはありません。

では何かって?

それはね、寒さですよ、寒さ。冬の訪れです。

北国の冬は長く厳しい。もう北海道では雪が降っている地域もあり、本格的な
冬の訪れを感じます。11月になれば札幌にも雪が降り積もっていくでしょう。
今日だって荒れ模様の天気なので寒い寒い。思わず学校休んでしまったくらい
寒いです。あぁ、こんな日が、これより寒い日がこれからずっと続くんだなぁ。
こんにちは冬将軍。

だがそんなに悲観することはありません。寒さに震えるだけを繰り返すだけなら
こんな北国に人は好き好んで住んだりしません。毎年暖房器具に知力を注いでは
寒く厳しい冬を暖かく快適に乗りきろうと人は努力しているのです。

逆に言えば、暖房が無いと限りなく無力です。

そしてその無力さに俺は、いや我が部屋は晒されています。

何で俺の部屋だけ暖房つかねぇんだぁ、こらぁ!

我が部屋は主に冬はファンヒーターによって暖を取ります。コタツはあるものの
パソコンが使えない、背中が寒い、足だけ熱過ぎるなんてあまり役に立たない
ので単なるテーブル状態。

だが、どーいうわけか我が部屋のファンヒーターから温風が送られてこない。
数日前も寒くて暖房を点けようとしたのですが、灯油だかが無いってことで
納得したものの、今日は違います。一階の生活空間は暖かい、二階のリビング
または両親の部屋、妹の部屋、渚が使ってる部屋は暖かい。

俺の部屋は便所や廊下と変わらぬ寒さ

そりゃ確かに俺はロクに働きもせずにひきこもってますよ。日がな一日酒呑んで
ゴロゴロ生きていますよ。でもこれはあんまりじゃねぇか。どういうことだよ。
普通に寒いんだよ、マジで。

「あ〜、前に一階の床を工事した時、あんたの部屋の暖房壊しちゃったみたい」

うわぁ、何故俺の部屋限定なんだよ。悪意としか思えねぇ。こんなに寒いんじゃ
普通に寝るのはもちろん、ビール呑んでてもオナニーしていても寒さに震える
ことに。あぁ、体を暖めなくては……いかん、一箇所だけ摩擦熱を発生させても
体全体が暖かくなるわけじゃない。うわぁ、どうしよう、風邪ひいちゃう。

パソコン様の廃熱が生命線です。


 10月28日
それは日記を書き終えた昨晩のお話。過去に絵をいただき、チャットでもよく
してくれている時浜さんとお話していたんですよ。もちろんチャットで。いや
最近忙しくて顔出せなかったけど、まぁたまにはって感じでね。

んで、一万ヒットおめでとうありがとうなんて月並みな挨拶を交わしていると
ふとした提案が時浜さんの方から持ち出されました。

「一万ヒット企画はエロ小説かエロSS書いて下さいよ」

過去に何度か言っているように、俺はエロが大好きでエロいかもしれないけど
作品としてエロを扱うのが大嫌いってか苦手なんですよ。巧くは言えませんが
作品は自分の妄想空想理想実体験など全てを織り込むのです。エロってのは
俺の中ではある種の仮面。ほぼまったく現実を見詰めてはいないのです。

作品は俺の中では神聖不可侵の領域であり、また架空でありながら現実であり
俺の存在意義と言っちゃあ大げさかもしれませんが、とにかくそういうこと。
えぇい、何かごちゃごちゃになったが、とにかくエロを書くのが嫌いなの。

そんなわけで頼まれても難渋したものの、まぁこれと言った企画もないから一応
引き受けることに。適当にささっと書いて、ジオに注意されない様に気をつけて
表面上だけでも企画完成って形にしてしまえとか考えていたら時浜さんが、

「書いたら挿絵描きますよ」

にゃに?挿絵?え、てことは小説家とかシナリオライターとかになったら一度
やってみよう、やってみたいなぁと考えていた挿絵付きの作品ができるの?
じゃあもうがんばっちゃうよ、かなりマジで

小説がいいか、それともSSが言いかと話し合った結果、SSを四本程度書く
ことに決定。純愛二本、鬼畜二本ってな感じにしてみよう。まぁ、肩肘張らず
特に文法や伏線、完成度なんかを考えず、思いつきだけでささっと書こう。
日々の執筆の休憩って感じでね。おぉっと、決してSS(ショートストーリー
でいいんだよね?)をバカにしてる、軽んじてるってなわけじゃないですよ。
たまには体裁考えない遊びでの執筆もいいかなって思ったんです。

んで、鬼畜(触手がいいってな意見があったのでファンタジー物)から書いて
みたんですが、こりゃ面白い。その昔封印したファンタジー嗜好がムクムクと
復活。それに加えて新鮮さ。エロ本のようなノリで書くのって楽しいかも。
ふーむ、たまにはこういうのもいいもんだねぇ。

ま、挿絵は後で加えるとして、巧く行けば今週中に二本はあがるでしょう。

サイト消滅しないことを願うばかりです。


 10月27日
やりました、一万ヒット達成です!

「おめでとうございます、先生」

いやぁ、ありがとう渚。そしてお祝いの言葉をくれたみなさん、また当サイトを
閲覧して下さっているみなさまには、もう感謝の一言でございます。

サイト開設当初は一万なんて果てしなく遠く、カウンター設置する時もあまり
0が多かったら何だかみっともないからと10万の位までしか設定しなかった
我がサイトも、気付けば頭の0が一つだけ。こんなところで焦るのは嬉しい悩み
なのでしょう。

一万は開設当初からの目標でもあり、また以前ろじぱらで拝見させてもらった
カウンター論という中で一万ヒット台から中堅の仲間入りみたいな記述を見て
以来、俺も大手には無理かもしれんがこのくらいならと目標を立てたものです。
で〜、ひとまずその段階には達成っと。

しかしこのインターネット普及しまくり、サイト持ちが掃いて捨てるほどいる
中では一万くらい大したことはないのかもしれません。現に生来の面倒臭がり
根性のせいで他のサイト管理人さんと活発に交流しているわけでもなく、また
相手のBBSに書き込むこともそう多いわけではありません。(でもちゃんと
拝見させてもらっていますよ)

そんなわけで我がサイトはまだ路傍の石状態。五万くらいになったらまた世界が
変わらないかなぁと思ってます。いやまぁ、結局十万になっても五十万になっても
満足しないだろうし、ネット会のひきこもりのような気もしますし、そもそもそこに
到達するまで俺は存続させられるのかってのが問題です。

で、ここまでは建前のお話。本音としては一万ヒット到達したからBBSなどにも
どわーっと書き込みがあったり、メールがたくさん来たり、お祝いの絵や何かが
送られてきたり、それが女性からだったり、あまつさえその女性が俺のことを
好きでたまらなく、毎夜一人で悶々と眠れぬ夜を過ごしていたり……。

そんなのを期待していたのに、反響が少なくてちょっと悲しかったり……。

そんなわけで半分泣きながら画廊というコンテンツを増やし、TOPをちょっと
変えてみたりしたものの、誰も何も言わない。……あれぇ、おかしいなぁ。

「そんなにすぐには反響なんてきませんよ」

いやまぁそうなんだが、ほら一仕事終えた後とか、何かを達成した後とかって
少なからずも祝福されたいじゃない。え、こんなことばかり言ってたらお祝いを
強要しているみたいだって?その通りだよ。……いや、別にオナニーした後に
褒められても嬉しくはないけどさ……ん、何故サイトのこととそれが関係あるの
かって?何となく思いついた言葉を使いたかったんだよ

う〜ん、まぁ千ヒット到達の時よりもひそやかな一万達成となってしまった気が
するが、陰ながら祝福されてると信じよう。そう思い込もう。そんなわけで
まだまだ未熟な我がサイトでありますが、今後もよろしくお願いします。

……一万ヒット到達企画、どうしよ?


 10月26日
いつもいつも迷うのが、書き出しなんですよ。始めの一歩って迷いますよね。
例えばそれはこんな日記の始まりであったり、小説の出だしであったり、まぁ
何らかの文章の冒頭ですな。無論、文章に限ったことではありませんけどね。

ともかく第一歩は重要なもので、その一歩により今後の印象が大きく変わって
くると思うんですよ。第一印象って大切ですもんね。で、まぁこうした日記は
毎日書いてるので比較的楽な部類。小説も考えるけど、まぁ得意な部類。逆に
苦手な部類としては創作の余地がある公的文書。即ち卒論

いやぁ、教授に序論だけでも書けと言われたものでねぇ。それで今日は土曜日
だからラグナも混んでできないだろうと思って書き始めたわけなんですが……
これがまた書けない書けない。びっくりするほど何も出てこない。

ほら、仮にも文章を一応得意だと自負している俺ですよ。え、面白くないって?
いいじゃないですか、思うだけなら。まぁ、そんなわけで普段文章を書いてない
人にはどこか負けたくないと思うのが人のサガ。褒められるの大好き、貶されるの
大嫌いな俺は「やっぱり物書きって違うねぇ」と言われたい。

だが卒論の書き方など知らない。知らないものは手本を見るに限る。てなわけで
前にもらっておいた昨年度の先輩方の卒論要旨を見て、そこからヒントを得る
ことに。先輩、パクらせていただきます!

そんなわけで拝見。ふむ、出だしは「本稿は〜」「本論は〜」が多いな。しかし
これじゃあ一般ピープルと変わらない。何か違った出だしを考えないといかん。
そんなわけで梅昆布茶を啜りサイト巡回をし、チャットでお喋りすることしばし。
当たり前ですが、そんなことして卒論が書けるはずありません。

仕方なく我が卒論概要を見直し、文句を考えることに。出だしは「本稿は〜」に
でもしておこう。え、オリジナリティがない?いいんだよ、単位もらえれば。さっき
それだとパンピーと変わらないって言ってた?俺は王道が好きなの。

まぁ、一応序論の草稿みたいなものは完成しましたが、こんなんじゃ先が思い
やられます。先が思いやられると言えば我がサイトの未来。人間関係を構築し
維持していくのすら面倒と考え、あまり他のサイトさんと交流がなかったりも
します。うわぁ、最近開拓してねぇよぉ〜。

ネット会でもひきこもりかよぉ〜。


 10月25日
昨日バナーを作り日記を書き終え、いつもお世話になってるチャットの人にその
ことを報告したところ「言えば俺がやってやったのに」と言われ、ちと天を仰ぎ
開いた口が塞がりませんでした。だがまぁ、手直ししてもらうようにお願いする。
俺なんかよりは比較にならないほど画像加工にはすぐれた人です。そんなわけで
手直しをして、再び公開。ありがとう、みみねこさん♪

さて、バナーもひとまず完成。もらった画像はサムネイル化にも成功。明日に
でもそのためのコンテンツを作るとしましょう。おぉ、なんかサイトらしい。

で、これで今日の日記は終わりってことにもなるのでしょうが、それはさすがに
俺としても(きっと)読者としても味気ないでしょう。そんなわけで今日はちと
昔話、そう、俺が初めてエロと出会った時のお話でも。

エロというものを意識する前から恋心のような感情はありました。同時にそれに
対する恥ずかしさのようなものも。だが自分の体や相手の体、ひいてはそういう
行為に対しては何がどうなのかわからないまま、幼少時を過ごしていました。

出会いは唐突でした。そう、あれは小学校二年生、八歳の時でした。

妹や女の従姉妹が多いくせに女と話すことにある種の抵抗を感じていた俺は今も
昔もそう女友達が多い方ではありません。同性の方が多少の無茶を許してくれる
そんな安心感からでしょう。

だがまぁそんな俺にも女友達がいたわけで、クラスでも仲のよい女の子が数人
いたんですよ。と言ってもずっと遊んだり、家に出入りしたりするような仲じゃ
なく、学校で多少お喋りする程度の。

その日もいつもと何ら変わらず、授業が終わったから家にでも帰ってやりかけの
ゲームでもしようかとランドセルに授業道具を仕舞っていたら、その女の子が
おもむろに俺のところに。なんだろう、宿題でも訊きに来たのかな?

「あのさ、すっごいもの見つけちゃったんだ。今日暇だったら一緒に来て」

取りたてて断る用事もなく、またすっごいものとは何かと好奇心を狩りたてられ
大人しくついて行くことに。男は俺だけ、あとはその女の子含めて四人でその
場所へとすぐに向かいました。ふ〜む、何だろうか?

ついた場所は工事現場。資材や機械があるものの、人はいない。周囲の木々を
切り倒して宅地造成の最中だったのでしょう。やけに埃っぽいのを覚えてます。
こんなところに一体何があるのだろう、秘密基地(当時空き地や深い草むらなど
見つけては自分たちで開拓し、そう呼んでいた)の新しい場所なのだろうか?
そんなことを考えていたらその女の子が少し錆びたアルミ製の一斗缶をどこか
から持ってきました。

その中にあったのはエロ本。どうやらこの工事現場に落ちていたみたいです。
しかしこれが一体どういう本なのかさっぱりわからない。何やら妖しい雰囲気は
わかるのだが……意を決して見てみることに。

開いたページには黒いラバーマスクを被った男が、三角木馬にまたがわされて
両手を縛られている女を鞭やら何やらで責めている場面。どこか地下室のような
薄ぐらい場所。何をしているのか、一体これが何なのかわからないけど、何故か
先を読みたく、徐々にページを進めていく。

ページの端々、または中には外に放置していたために青虫がたくさん張りついて
いましたが、そんなものは大して気にならない。それよりも今まで体験したこと
ないハードSMの倒錯世界に目を奪われていく。泣き叫び、許しを乞うけれども
男は無慈悲に責めたてる。女は嫌がるものの、次第に恍惚とした表情に。

……なんだろう、この不思議な感覚は。

それまでにない興奮が俺の体を駆け巡るのがはっきりと感じました。と同時に
これがエロスというもの、大人の世界なのだと漠然とわかりました。だが幼い
俺はその感情に戸惑うばかり。何故隣にいる女の子に触りたくなるのか。何故
この本と同じようなことをしてみたいと思うのか……。

興奮は体にも現れ、股間が痛いほど膨らんでいるのにびっくり。何故だろう?
どうしてこうなってるのだろう?そしてどうしてこんなに興奮していくのか?
様々な疑問が渦巻き、また自分の感情をこれ以上抑止できなくなり、俺はまだ
エロ本を読む女の子達を残して、帰宅することに。

それ以降は坂道を転げ落ちるようにエロの世界に走り、知識を吸収し、今に至る。
あぁ、今でも夏になる一歩手前のあの埃臭い匂いを嗅ぐと思い出します。

これが我がファーストコンタクト物語。


 10月24日
非常に下世話なことかもしれませんが、我がサイトもそろそろ一万ヒット到達。
繰り返し言っているような気もしますが、やはりサイト運営している身としては
カウンターがくるくる回ったりカウンターの桁が上がると嬉しいもの。地道に
やってきた自分をみなさまが評価してくれる気分になりますし、誰しも目に見える
形での評価は欲するところ。カウンターの数字は顕著な一例です。

だが数字ばかり追い求めて中身が伴わないのはいけないこと。ようやく五桁の
世界に到達するのです。何かこちらからも考え、よりよいサイトを作りたいもの
です。しかし一体何をしよう……。

ラグナやってカレーコロッケ食ってビール呑んでごろごろしていたところでは
到底よりよいサイトなどできません。しかしサイトのリニューアルったっても
ソースを急激にいじくれるほど俺は知識があるわけでもなく、また絵を描こう
にもマウス&ペイントで綺麗な絵が描けるほど器用でもありません。

だけど何かしたい。途方に暮れながら梅昆布茶を啜り、ぼんやりしながらいつもの
チャットに入ったら、テキストエディタを教えてくれた恩人が。その人もサイトを
リニューアルするらしく、作りかけのサイトを見せてもらったところ、これがまた
綺麗。こういうがんばりなどを見ると、やる気が湧きます。そうそう、こういう
やる気って先生から受験の話を聞いたり、友人と就職の話をしていたりなど自分の
進路に関わってくる時に溢れてきますよね。んで、そういうのって家に帰ったら
すぐに忘れてまた日常に戻る。進歩しねぇなぁ。

話を戻しましょう。その恩人とサイトに関する話をしていたら何時の間にか画像
加工の話になったんですよ。いやね、もらった画像を書庫のコンテンツでも作り
保存しようかと前々から考えていたのですが、どうも巧いやり方がわからない。
サムネイル画像(元の画像を切り取ったような、証明写真みたいなやつ)で表示
したいんだが、どうすればいいのかと相談したところ、画像加工フリーソフトを
教えてもらう。さっそくダウンロード。

面倒なのでヘルプなど読まない。いきなり実戦。ある程度は前にエロ画像の簡易
モザイク処理(GMask)を外していたりしたためにわかる。おぉ、なーんだ
切りとって大きさ合わせてリンクできるようにしちゃえば完成じゃないか。

気分よくなり、画像加工で遊ぶことに。書庫作りは後回し。とりあえず遊びで
我がサイトのバナーを作ってみる。以前もらった画像をいじって……あっれ〜
意外に難しいなぁ。縮小したら巧くいかないな。それに文字がぼやける……。

苦心惨憺して、たかが画像をいじるだけで二時間以上かけて一応完成。うーん
ちと横幅が広いが、まぁご愛嬌ってことで。ってか、今の限界です。

TOP絵とバナーは随時募集しています!


 10月23日
昨晩というか今朝も明け方頃にナイトメアZEROを攻略。あなたは調教師の
才能がありますなんて嬉しいんだか嬉しくないんだかの評価をもらい、終了。
そのせいで二発も抜いたからか、はたまた寒かったからか、起きるとちょっと
風邪気味モード。

風邪気味モードと言っても別に熱があるだとか喉が痛いとかそういうのでなく
ただちょっと起きたら息子が起きていなかったり、寒気がしたり、くしゃみを
したり、だるかったりという程度。

ただよく考えてみれば息子が起きなかったのは寝る前に二発抜いたから、寒気が
したのはただ単に寒い日にビール呑んでいたから、くしゃみは二回で止まった
ので、きっと美女にでも噂されていたのでしょう。

しかし風邪が流行っているのは事実。昨日学校に行った時でも結構ゴホゴホと
咳込んでる人は多かったし、また今年の風邪は性質が悪い(コレって毎年風邪が
流行る度に言われているような……)らしく、高熱などが出る模様。

特に仕事もしていなければ学校も週に一度なので風邪をひいてもそんなに大した
社会的ダメージはないのですが、やはり風邪はひきたくない。ひいて得すること
など一つもないですし、かつ俺は座薬が大嫌い

何がキライってあの肛門への挿入感、その後の排便欲求の凄まじさ、眠れない
不快感、嫌悪感、そして男としての敗北感。とにかく大嫌い。注射の方が何倍も
いいです。ってか注射は割と好き(アブナイことはしてませんよ、念のため)。
注射は何だか効きそうな感じ満載ですし、すぐに終わる。

ふっふっふ、注射はいいよなぁ。あんまりにも好きなもんだから、おいちゃんが
ぶっとい注射を打ってやる。え、先生それは何か違うって?何故パンツを下ろす
のかって?何故私はスカートを脱がなきゃいけないのかって?そりゃあ治療の
ために決まってるじゃないか。ほぉら、打ち込んでやるからなぁ。おっと、一つ
言っておくが、この注射は出が悪いから何度も打たなきゃいけないんだ。なに?
痛いのはイヤだって?大丈夫だよ、この注射は魔法の注射。打てば打つほどに
気持ちよくなっていくんだ。ほぉら、そろそろ出るぞ、治療に効果的な良質の
タンパク質がたぁ〜っぷりと出るぞぉ〜!

その後は産婦人科へ行って下さい。


 10月22日
寒さが段々と厳しくなる札幌。こんな日はゴロゴロ家で酒でも呑んでゲームを
していたいのですが、今日は学校に行くことに。一つは教授に卒論の進行状況を
伝えるために。もう一つは部室に行くために。

いやぁ、本当はもう行かないつもりだったのですが、後輩に説得させられたのと
その後輩からイイモノあげると言われたのと、酒を呑んで気分が解放された時
からどうでもいいやとなっていたので、今日はあまり抵抗を感じずに部室へ。

普段通りの部室、以前と変わらぬ人付き合い。あぁ、何だ、考え込み過ぎていた
のは俺だけだったのか。自分が思うほど他人は気にしていないものだなぁ、など
考えつつ部室でまったり過ごす。あぁ、落ち着く。

しばらくダラダラしてから教授のところへ。週に一度の卒論指導の時間。だが
俺は相変わらず卒論は進んでいない。昨晩慌てて30分くらい資料を開いて軽く
まとめた程度。だが教授の前ではもっともらしいことを述べる。全然考えても
いなかったことすらポンポン言う始末。どうしてこんなことが言えるのか自分
でもちょいと不思議。

だがその甲斐あってか、卒論概要に関しては問題ないと言われる。おぉ、本当に
いいのかははなはだ疑問だが、まぁいいということにしておこう。

「じゃ、来週までに序章は完成させてきてね」

そ、そりゃねぇよ教授。え、君は概要を小出しにして話で誤魔化されている気が
するって?あ、あはは、やだなぁ教授……当たりだよ

そんなわけで沈みがちな気分のまま授業も終わろうかというところで我が携帯が
ブルブルと震える。これが深夜一人寂しい女性ならば片思いの相手を想いつつ
バイブモードで振動させつつ秘部にあてがって「うあぁ、こんなことしちゃダメ
なのに……あぁ、やめられないよぉ。うぅ、こんな使い方は……はぁ、ぁうん
……んぁ、いけないのに、彼から電話がかかってきてもぉ、とれないのに……」

なんてえっちな一人遊びをしているかもしれないのになぁ、なんてベタなことは
考えず、教授に一言断ってから電話に出ることに。

「おぅ、これから麻雀するぞ。で、来る前にタバコとジュース買ってきて」

授業中に麻雀の誘い&パシリ電話ですか先輩。まぁ、いいけどね。てなわけで
授業を終えて買い物を済ませると会場となってるサークルの会長の家に。

よぉし、久々の麻雀だ。やるぞぉ。勝つぞぉ。てなわけで勝負開始。前は負けて
しまったからなぁ。今回は少しでも勝っておかないと……。

結果:負け。

うぬぅ、大した負けにはならなかったが、ちと悔しい。やはり毎週何度も勝負
している人々は強いなぁ。ってか、やり過ぎだよ、あんたら。

身も心も肌寒い一日でした。


 10月21日
今日から数週間オヤジが入院することになりました。が、我が家ではもう半ば
年中行事みたいな感覚なので、取り立てて誰かが騒ぐなんてことはありません。
むしろ家にいることの方が短いくらいです。何の感慨も沸きません。

これがドラマとかなら「オヤジぃ〜、元気になれよぉ」とか「うわぁ〜ん。ねぇ
お母さん、お父さん治るんだよね?」
やら「……うっ、ぐすっ」なんて反応も
あるでしょう。そこまで行かずとも陰鬱な気分に間違い無くなり、入院の手伝い
などがあるために、また気分が沈んでるのでいつものような日常が遅れないとか
あるのでしょう。……本当にそうなのだろうか?

まぁ、オヤジのことはいいとして、今日はラグナもできなかったために暇です。
じゃあたまには卒論でも書こうかと思いましたが、何となくパソコンに向かって
ダラダラとサイト巡回したり、チャットでお喋りしていたり。

まぁ、ここまでならただの人です。いや、社会的には劣っているかもしれません。
だが俺は爽やかモテ系サイト管理人。怠惰に見える日常の中でもパワーアップを
計ります。日々是勉強です。

お気付きでしょうか。サイトの文字が前よりも行間が広まったのを。おぉっと
前のと見比べようとしてもダメですよ。だって全部変えちゃったもん。いやね
チャットでお喋りしていたらサイト構成の話になったんですよね。見てもわかる
ように我がサイトは工夫も何もありません。テキストサイト有数の簡易サイト
でしょう。文字の色だって片手で収まる程しか指定できません。装飾はおろか
フレーム(←よくわからない)だってない。

しかしそれでも俺はいいと思っていた。軽くてシンプル。チャラチャラ外面を
飾るだけのサイトよりは、わかりやすく内容で勝負するサイトになろう。など
開設当初から心に誓っていました。例えリニューアルを求められても変えない。
こんなに知識が無くてもできるんだと知らしめたい。そんな思いすら胸に抱き
サイトを立ち上げました。……い、いや、決して無知の言い訳ではないぞ。

だがそんな俺でも一つ大きな問題に頭を悩ませていました。それは行間が狭い
ために文字が見えにくい
。これは問題です。装飾は不必要でも、内容をきちんと
見せるのは我が管理問題。面白くても見にくければ読者は離れる。いかん、だが
どうすればいいのだろうか……。

そんなことを話していたらチャットの話相手がこうすればどうかと手を加えて
くれた我がページを見せてくれました。おぉ、文字がみやすい。行間が離れて
いる。ど、どうすればいいんですか、師匠?!

「ん、スタイルシートを使えばいいんだよ」

……すたいるしぃと?何ですかそれは?初めて聞きましたよ。

説明を受けて何やら便利なもの(htmlタグ)だというのはわかったものの
さてどうすればいいのか皆目見当つきません。手を加えてもらった我が日記の
ソースをみても、どれがなにやらチンプンカンプン。

色々機能をつけてもらったものの、とりあえず行間とポイントの変更を示して
くれたソースを丸ごともらい、コピーして貼りつけ。このくらいは俺も可能。
ほほぉ、ちゃんとなってるなぁ。あ、言っておきますが、自分で作れと言われ
ても無理なので、説明すらできません。ただ、作ってもらったのを貼っただけ
ですから。

で、この日記(10月後半)にくっつけたところでふと思う。これだけじゃなく
全部にくっつけよう。そうだ、小説なんかは見にくさ大爆発だよなぁ。ってな
わけでペタペタ貼っていったんですが、結構面倒臭い。おまけに小説に貼ったら
容量が足りませんとか言われて仕方なく文章ちょこっと削る羽目に。

そんなわけでようやく終えて、恩人にこのことを伝えたら容量不足になるなど
信じられないと。いやぁ、メモ帳ではさすがに限界なのかと訊いたら驚かれる。
テキストエディタだかってのを薦められました。よくわからないので愚直にも
それは何かと訊き返す。アメリカなら「パードン?」ってなとこでしょうか?
んでもらった答えは「超メモ帳みたいなもの」。簡素なお答えありがとう。

えーっと、もしかしてそのテキストエディタだかを使えば小説削らなくても
よかったんですか?え、メモ帳で作るのは古いの?どうなの?

何にも知らない管理人です(汗


 10月20日
禁酒六日目に突入……できませんでした。呑んじゃいました、お酒。解禁です。
えぇ、今日の午前十二時をもって禁酒解禁致しました。

もうガマンできなくなり、十二時と同時に渚に酒は無いかと問い詰め、こんな
こともあろうかとなんてキン肉マンの悪役超人みたいな台詞を言われながらも
以前呑みかけだった酒瓶を出してもらい、ごくっと一杯。

その瞬間、全てが解き放たれました。

頭痛、幻覚、倦怠感、鬱……などの全ての症状、また悩みからの解放。呑む前に
後輩から電話が入り「やめないで下さいよ。絶対部室には来て下さいね」と散々
言われていたのですが、その時は行くとは言ったものの乗り気ではなかったけど
呑んだ途端に悩みからの解放。……あれ、何で俺はサークル辞めたんだ?

何をそんなに悩んでいたんだ?

世界はこんなにも明るいのに、何故俺は暗闇しか見ようとしていなかった?

ただいま、俺。おかえり、俺。

こんなにも俺は酒に人生を捧げていたんだと改めて実感。俺をダメにするのも
また立ち直らせるのも酒。言わば人生の伴侶。失ってから気付く幸せ、大切さ。
大切なものを捨て去り、ガマンするのは屍です。俺は生きている。だから呑む。
深く考えることは無い、これでいいんです。

昨日は桑田佳祐の新曲『素敵な未来を見て欲しい』を聞けたじゃないか。ほら
いい日だ。だがもし酒を呑まなかったら嬉しい気持ちはすぐに消えた。だって
聴いていたのは俺じゃないんだから。酒を呑んでようやく喜べた。これが俺。
酒があれば何でもできる。性欲だって復活だ。やる気も復活だ。

そんなわけでサークルにも顔を出そう。さすがに「会員証返して♪」ってのは
恥ずかしくてできませんが、まぁいつも通りにね。ちなみにまだ今日は呑んで
いませんからね。これからさ。(現在21:30)

さぁーて今日も呑むぞぉ、書くぞぉ、一発どころか二発三発と抜いちゃうぞぉ。
今日も元気だお酒が美味い。呑んでりゃ元気、呑まなきゃ屍。マイ・サンだって
遊びたくてうづうづしています。はっはっは、遊んでやるからなぁ。さぁ息子よ
どのゲームがいい?パパたくさんもらちゃったから何でもいいぞぉ。

容量残っていれば。


 10月19日
禁酒五日目に突入です。もうヤバイです。昨晩は部屋の中に鳥が飛んでるのが
見えました。そんなことあるわけないと思いつつも見えるんだから仕方ない。
同じように何か虫みたいなのも見えますが、放っておくことに。頭痛もひどい
ために、もう日付をまたいだらわかりません。本当は一週間、またはこのサイト
一万ヒット記念に解禁しようかと考えていたのですが……。

そう、我がサイトももうすぐ一万です。5桁です。一万くらいゴロゴロあるでしょう。
掃いて捨てる程あるんでしょうが、何か自分の中では大きな一歩。開設当初は
一万なんて一体いつの話やらなんて思っていたのに、このままでは今月中にも
到達してしまいそうな勢いです。みなさまには感謝!

さて一万到達は自分の力では不毛な到達にしかならず、こんなにわくわくする
のは、みなさまの日頃のご愛顧あってこそ(デパートの宣伝みたいだな)です。
ならば俺も何か応えなくてはいけないかもしれません。そう、いつかやろうと
思っていた一万ヒット達成企画!

しかし一体何をしたらいいのかまったくわかりません。期間限定で目線入れた
俺の顔でもアップしようかと思いつつも、俺はデジカメ使えない。絵も描けない
音楽も配信できない、小説だってほいほい書けるものでもない。

ならばサイトのリニューアルなのでしょうか。いやいやシンプルなデザインは
お気に入りってのは名目で、実は複雑なソースを扱えないだけ。何ですかあの
フレームとかスクリプトって?我がサイトのソース見てもらえればわかると思い
ますが、サルでもできるお手軽さ。ってか、これしか知らない……。

暴露話と言ってもどれから暴露していいものか。質問と言ってもそんなに数が
来るとも思えない。むむむ、そうすると何もできなくなるが、何もやらないのは
寂しい。そんなわけで一応みなさまの案をこちらに応募

とまぁ、ここまで書いてちと疲れました。アルコールによるガス欠はもちろん
昨日久々にエロゲーしたんですよ。折角もらったものをやらないのは失礼だ。
てなわけでナイトメアZEROとかいうタイトルからしていかにも暗く陵辱的な
匂いのプンプンするゲームをインストール。インストール所要時間僅か五秒。
同人ゲームなのだろうか……。

やってみたらシナリオもクソもなく、ただひたすら誘拐してきた年端もいかない
少女を調教するというもの。ゲーム性、音楽、シナリオなどでゲームを決める
人間には正直お勧めできないが、俺にはジャストミート。シンプルイズベスト!
こういうのがやりたかったんだよぉ。

調教って疲れます……。


 10月18日
禁酒四日目に突入です。いい加減もう辛くなってきたので、明日には危ういかも
しれません。それでももう外では呑まないと思いますけどね。コーヒーと麦茶と
タバコでは癒されません。やはり俺はアルコールエンジンだったのだろうか。

今日は雨降り、寒い一日でした。そんな日に学校へ。目的地は部室。サークルで
また本を作っているのですが、その手伝いにではなく退部しに

今まで色々迷惑かけてきた上に先日の大失敗。こんなことで免責になるなんて
思ってはいませんが、一つはけじめを少しでも取りたく、もう一つは俺自身が
居心地悪くなってしまって。いや、迷惑かけたのにのうのうと今まで通りって
ことができなく、またみんなの顔を見れなくなってねぇ。

会長にサークル会員証を返した時に「やめなくてもいいのに……」と言われた
時には切なくなりました。でも、だからと言って一度決めたことを早々撤回する
わけにもいきませんから。

未練はそりゃありますよ。思い出だってありますし、四年もいた場所ですから。
学校の中で一番長くいた場所ですし、様々な出会いもありました。たーっくさん
ありすぎて巧くは言えませんが、ともかく我が大学生活最大の居場所でした。

だからこそもうこれ以上その楽しい場所に迷惑をかけたくないってのが本音かも
しれません。色々考えて、こういう形でしかできなかったもので……。

こういう時に酒を呑みたいと思うものだが、さすがにやめたその日にいきなり
反省忘れて呑むなんて真似はできなく、今日も禁酒。ただ、自己懲罰ってのは
解くきっかけって難しいですよね。よーし、今日からいいかぁ、なんてやると
今までの反省が嘘みたいですし、少しくらいならって形でやるととんでもない
甘えみたいで……きっと俺は後者になりそうですが。

酒呑まない人はそのまま呑まなければいいじゃないと思うんでしょうが、人生の
ほとんどを酒で支えていた人間にしてみれば、それは無理な相談。仕事や趣味や
恋人など支えは人の数ほどあるでしょうが、それが俺は酒だっただけ。いきなり
変えろと言われてもねぇ。呑まない方が不健康になるとも気付きましたし。

少々今日は愚痴っぽくなってしまいました。本来こうした日記でこういうことを
書かないつもりでしたが、今日はさすがに。言いたいことはたくさんありますが
取り止めがなくなりそうなので、この辺で。

明日は晴れるといいなぁ。


 10月17日
禁酒三日目に突入です。何だかぼーっとしてばかりのくせに眠れない。寝ても
すぐに目が覚めてしまい老人のようです。以前は気持ちが落ち着かなかったら
酒呑んですっきりしていたのですが、今ではタバコが増える一方。ぬぅ、これ
ではあまりヘルシー生活な感じじゃないなぁ。酒呑まないと夜中に腹は減るし
かといって食ったら翌日腹壊すし……。

最近性欲が何故か起こらないのでびぎなerさんから折角送ってもらったお宝を
使うことも無く、放置状態。うむむ、これじゃ失礼だ。だがやる気が起こらん。
でも何かしてないと本当にボケ老人みたいだ。

そんなわけでちと現実逃避&何かしようということでラグナ三昧。ゲームして
チャットして……ネット廃人まっしぐら。まぁ、これは前からその兆候があった
から別段気にはなりません。

ただそんな俺を現実に引き戻そうとするヤツが昨日の晩から現れました。くっ
何故にお前は俺を引き戻す。もう少し静かにさせてくれぇ!

ヤツの正体、それはハエ

おっと、ただのハエだと思うなかれ。ヤツはなんと手乗りハエなのだ。それも
かなりしつこいタイプ。払っても払ってもマウスの置いてある右手中指にすっと
停まるんですよ。無論気持ちいいわけがないので必死に追い払う。すると今度は
右足に停まる。脛のあたりでモゾモゾ。うがー!

ハエ叩きでやっつけようと思っても、さすがに自分の体に停まってるのを叩き
たくはありません。パシッと叩いたら潰れる感触が伝わるわけじゃないですか。
虫嫌いなのに、そんなことは……ひいぃ、考えたくもない。

そんなわけでガマンを重ねていたわけですが、ついに耐えられなくなりました。
ヤツは酒の代わり、また日々の生命線である麦茶のクーラーポットの中に侵入
したと思った途端に離脱。うがー、俺の大事な麦茶がぁ〜。

そんなわけでハエ叩きを手に、格闘を始めることに。だがヤツは余程頭がいい
のか、俺の体にまとわりついたり、俺の大事なもの(サザンのポスターやエロゲー
タワーなど)や物の角に停まるため、なかなか叩けません。で、ようやく叩ける
場所に停まったなぁと思うが早いか、また飛び立つ。ぬぅ、風呂入ってるのに
何故俺にこんなに寄ってくるのだろうか……あ、いたぁ、とりゃぁ!

まだ駆除できてません。


 10月16日
禁酒二日目に突入です。二日も酒を呑まないなんてマジで数年振りです。呑み
過ぎで強制的に休肝日を作ったことはあっても、自主的にとは……。また更に
信じられないのが、まだ手元に呑みかけの酒瓶があるにもかかわらず呑もうと
思わないこと。おぉ、なんか俺じゃないみたいだ。

そんなわけで体調もよくなるかと思ってたんですよ。ほら、以前からあれだけ
呑んで呑んで呑みまくって、胃カメラ呑んでもまだ呑んで、医者に止められても
聞く耳もたずってことで呑みまくっては、体をボロボロにしていたわけです。
やめろ、呑むなと散々方々から言われてきました。だが今、やめてます。

結果:体調悪化。

……

…………

………………何故??

やめたってのは酒での失敗が多分にあるのですが、それと共に血も吐いたので
こりゃあ胃に悪過ぎるってなわけでやめたんですよ。昨日から雑炊のような胃に
限りなく優しいものばかり食ってるんですよ。言わばヘルシー生活。メシの量
だって以前の半分。負担などかかるわけもない。ましてや酒も呑んでない。

だが現実は倦怠感、頭痛、胃もたれ、下痢、腹痛、胸焼け、鬱など症状が何も
改善されてません。おかしい。医者は酒をやめれば健康になるよと前の診察で
言っていた。だがどうだ、酒をやめたら更に不健康。オナニーだってする気に
なれません。裸のおねーちゃんが俺を取り囲んでも何の欲情劣情も抱けない。
そんなような気だってします。

酒呑めば精子ってか、男性ホルモンが減るんですよ。呑まなきゃギンギンかつ
ヘルシー生活じゃないんですか?俺は本当に酒で生きていたんですか?これは
学会に発表してもいいんじゃないんですか?え、てことは……。

桐生教授:『アルコールによる生命維持活動理論』によるノーベル賞受賞!

呑めば呑むほど健康になる。酔拳がオリンピック競技になったり、みのもんたに
奨励されたり、赤ら顔が流行したり、ひいては街中に首に酒樽提げた犬が闊歩
したり……。

んなわきゃない!(タモリ風に)